24歳になる娘が、「結婚したいの」と申し訳なさそうに言ってきた。



バツイチで52歳の俺を1人にしたくなかったのだろう。



でも俺は、離婚以来10年間、職場のパートさんを摘まみ食いしたりして、そこそこヨロシクやっていたから、娘の結婚に反対する気はなかった。






後日、俺たちは両家で顔を合わせたが、相手の家もバツイチの母子家庭だったが、思わず相手の母親と見つめ合ってしまった。






「もしかして・・・ヒロシ君・・・」






「ツグミちゃん・・・」






中学のときの同級生だった。



ツグミは大人しくて目立たない女の子だったが、卵形ののっぺりした顔が幼気で可愛かったから、ちょっと恋心を抱いていたことがあった。



52歳になったツグミにもその面影があり、清純そうな可愛さが残っていて、俺はいい年をしてときめいてしまった。






「お父さんたち同級生だったんだ。ツグミさんって可愛らしい女性ね」






「中学の時は、大人しくて目立たない子だったな」






「ふーん・・・ちゃんと覚えてるんだ。お父さん、ツグミさんのこと、どう思う?」






「どう思うって、再会したばかりでよくわからないよ」








そんな会話はツグミ母子の間でも交わされたようで、子供たちの結婚話が進む中、子供たちから俺とツグミの再婚が提案された。






再会して8ヶ月、子供たちが結婚し、俺たちは再婚した。



俺の家の方が広いから、これから家族が増える子供たち夫婦が住んで、ツグミの家に俺が移るとことになった。






その日、28歳と25歳の若夫婦と、53歳同士の再婚夫婦が新婚初夜を迎えた。



若夫婦はとっくに男女の契りを交わしていただろうが、俺とツグミは初めての夜だった。






パジャマ姿で布団に座り・・・。






「ヒロシ君・・・私達、夫婦になっちゃったね。これからもよろしくね」






「53歳で新婚かあ・・・。しかもツグミちゃんとだもんな・・・」






「私は、ヒロシ君の奥さんになれて嬉しいよ」






「ツグミちゃん・・・」






「夫婦になったんだから、ちゃんはやめて・・・」






「ツグミ・・・」






53歳には見えない幼顔のツグミだったが、やはり成熟した大人の女、落ち着いた身のこなしで俺に寄り添った。



そっと抱き締めると、女の艶めかしい香りが仄かに匂い立った。



ほつれ毛がうなじにそよぎ、色香が漂った。



ツグミの肌は色めき立ち、ほんのりと上気していた。






「ツグミ・・・夫婦の営み、するか?」






ツグミはコクリと頷き、「私・・・15年ぶりなの・・・」と恥ずかしそうにパジャマを脱いでいった。



やや華奢だが、ガリガリではない可愛らしい体だった。



俺も全裸になると、53歳にして最近ないほどの勃起をしている男根に、ツグミを欲していたことを思い知った。






「ヒロシ君・・・大きいのね・・・」






あの純情で大人しいツグミが俺の男根を見て、一瞬女の表情になった。



抱き寄せて、お互いの体温を肌で感じ合いながら初めてのキスを交わした。



温かい肌と舌のざらつきを堪能しながら唾液を交換した。



ツグミを押し倒し、足を開かせて至福の女陰に口をつけた。



しっとりとした陰毛の下には、ねっとりと湿り気を絶やさない女陰があった。



広げると、53歳とは思えぬほど綺麗な女唇が割れた。



15年間愛されることのなかった女核に吸い付き、舌先で撫でた。






「ハアァ・・・」






たまらず漏れた吐息にツグミの女を感じた。



トロトロと女穴から溢れる淫蜜の艶香に噎せ返った。






「生で入れるよ・・・」






「そのまま中に出しても大丈夫・・・終わったから・・・」






「そうか・・・じゃあツグミの中に俺の遺伝子を注ぐよ」






「頂戴、ヒロシ君の遺伝子・・・」






妖艶な女穴にずっぽり嵌めた。






「アァン・・・アハァ・・・アアッ・・・アァン・・・」






色っぽい鳴き声を聞きながら、幼気で可愛かった小柄なセーラー服姿のツグミを思い出した。






(あのツグミを、俺は今、喘がせている・・・)






そう思ったら、たまらなかった。



吸い尽くすような女穴に男根を囚われ、ひたすら突姦を繰り返した。






「ツグミ、上になって自由に腰を使って」






騎乗位にすると、ツグミは恥ずかしそうな素振りを見せたが、腰を持って下から揺さぶってやると女穴の中で暴れた男根にたまらずツグミの腰が動き出した。



15年ぶりの男根にツグミは激しく燃え盛り、淫乱な舞を披露してくれた。



あの物静かなツグミが、純情で地味な女の子だったツグミが、腰をクイクイさせて淫らな声でヨガリまくっている・・・。



信じ難い光景に興奮した。



騎乗位でイキ狂ったツグミが俺に倒れ込んできた。



抱き締めてやった後、正常位になってツグミの女穴を抉るように突いた。






「ア~、また、またイッちゃう・・・」






ジュブジュブといやらしい音を立てながら悦楽の淫蜜を滴らして仰け反り、ツグミはシーツを握り締めた。






「ツグミ・・・イクぞ!」






ドクドクドクドク・・・。






「ヒロシ君・・・ヒロシ君の熱い精液・・・」






再婚してから、ツグミはフルタイムからパートタイムに仕事を替え、家事に重点を置くようになった。



本当は専業主婦になって欲しかったが、ツグミの勤務先も、ベテランのツグミにいきなり辞められると困るらしく仕方なかった。



俺たちは毎日のように営み、ツグミの女穴に精液を注ぎ込んだ。



再婚して5年が過ぎた今、間もなく2人目の孫が生まれようとするが、それでも週3、4回は営みを続けている。






「ヒロシ君・・・中学の頃、好きだったんだよ」






「俺もさ。ツグミ、地味だったけど可愛かったもんな・・・今でも可愛いけどね」






58歳の夫婦が40年越しの恋を実らせた。