スーパービュー踊り子で行きは東京から向かったのよ。



わざわざ行きの交通機関から書くのは、個室を取ったからなんだ。



2両あるグリーンのうち、4人スペースの個室を予約しておいた。



もちろん2人で利用。



内側から鍵はかからないけどカーテンが通路側にもあって、窓のカーテンも閉めてしまえば完全な密室の出来上がり。



彼女には個室のことは伏せておいたから、当然のように大はしゃぐ。






「すご~い!」の連発。






向かい合わせに座って、電車もそろそろと出発。



私が東京側、彼女が熱海側に座って、長い旅行がスタートした。



窓の外はまだ都会のありふれた風景。



通路側だけカーテン閉めて、行き先を内緒にしたまま電車は進む。



2週間ぶりに逢うので、積もった話をしながらたまに視線が絡まる。



指も絡まる。



沈黙も混ざる。



決まっていつも冷たい彼女の手を取り、ますはキスでも・・・。



ガチャリと音がして、彼女と同年代と覚しき乗務員さんが登場。



おしぼりと無料の飲み物のオーダーを取りに来た彼女は気まずそうに要件だけ済ますと退出した。






飲み物が来て、2人きりの誰にも邪魔されない時間がようやく訪れる。





ここは車中だと思うとなぜか興奮する。



横浜を越えたあたりで彼女が突然、座席移動。



なんと私の隣に。



思わず彼女の首に手を回して軽くキス。



旅行中の100回は越えるキスの1回目は横浜を少し過ぎた辺りだった。






スーパービュー踊り子の個室数は知らないが、隣からは4人組らしきグループの陽気な声が時折漏れてくる。



その隣でいちゃつこうとしてることに私も興奮気味で、愚息も恥ずかしながら反応してしまう。



彼女とは手を繋ぎながら、これから向かう温泉(個室は露天風呂付き)について説明しながら電車は進む。



大磯に着く頃だったかな、日差しが眩しいから閉めようと、窓のカーテンを引いた。



これで完全に密室になったわけだ。






「中で何をしててもわからないね」






笑いながら言うと、彼女も一瞬妖しい表情を浮かべた。



それまでに彼女とは当然大人の関係は何度もあったが、旅行は初めて。



いつもと違った新鮮な感覚だった。



この時の彼女の表情は期待と恥じらいとが混ざったようなものだった。



一回り以上年の離れた私の前では、彼女は極めて従順で、軽いSM的プレイも経験済みだった。



もちろん私がSで、彼女がM。






次第にキスも濃厚なものになっていった。



何度かお互いの唇を貪りあった後、私の唇は彼女の口元に別れを告げて、頬から耳へと移動した。



弱点の耳たぶを軽く噛んだり、耳の穴に舌をすぼめて出し入れしたり、吐息を吹きかけたり・・・。



明らかに彼女の性感も高まってきて、瞳が濡れ、いつもはベッドで見せる表情がそこにはあった。



耳元で、小さくかつきっぱりとした口調で言った。






「誰も見ていないから◯子を電車内でいっぱい虐めてあげるよ」






この言葉で彼女にもスイッチが入ったみたいだった。






この日の彼女は厚手の生地のチェック柄のワンピースを着ていた。



膝くらいの長さで生足。



一気に下から攻め込むことも出来たが、まずは上半身から。



私は右手を彼女の背中に回して、ファスナーを下ろした。



ブラジャーのラインに沿って指を這わせて、前に回ってブラの下から乳首を探り当てて、2本の指で摘んだ。



次第に硬くなり、ますますとろんとしてきた彼女は、かすれた小さな声をあげて反応してきた。



それから右手は直接、左手は服の上から、彼女のブラジャーをずらして上に押し上げた。



同時にホックを外してあげた。



そしと服の上から乳房を弄んだ服の上から乳首を摘んだり、わざと服で擦ったり、彼女はその度に身体をくねらせ感じている。






「ダメッ・・・」






そう言いながら、言葉とは裏腹に目で誘ってくる。






「もう濡れているんだろう?」






耳元で呟くが、何も言わない彼女に、「じゃあ直接調べてみるか」と声を掛けてみる。



左手を膝から中へ、太ももを撫でるように指先を奥へ動かすと、恥ずかしさで少し抵抗してくる。






「下はダメ・・・誰かに見つかっちゃうから・・・」






左手の指で太ももを前後になぞりながら、右手はおっぱいを揉みながら・・・。






「じゃあ、やめようか、そのかわり、しゃぶってもらおうかな」






私もすっかり勃起していて、彼女の手を取って確認させた。






「早くして欲しい。窮屈だから早くここから出してって言ってるよ」






こう口にすると、彼女は妖しい笑みを一瞬浮かべて私のズボンのファスナーに手をかけた。



勢いよく解き放たれた私のあそこはもうカチカチ。



◯子はいきなり咥えたりせず、舌で亀頭全体を舐め回してくる。



私が、「こっちを見てご覧」と言うと彼女がこちらを見てはにかむ。



私のガマン汁が彼女の口元からだらんと糸を引く。






「美味しい・・・」と言いながらまた一心にしゃぶり始める。






小田原に電車は到着した。






「カーテン、開けようか?」






窓のカーテンは左右に引くタイプだった。



左手を延ばして開ける素振りを見せると、「ダメだよぉ」と言いながらもスリルを楽しんでいる感じ。



根元まで咥えて舌を動かしたり、裏筋を舐めたり・・・フェラ好きな彼女は手を使わず、口と舌だけで奉仕してくれる。



私もカーテンを全開にする気持ちはさらさらなく、ちらっと顔一つ分くらい開けると、眩しい光と一緒に海が見えた。






「あっ、海だ!」






彼女もおしゃぶりを止めて外の光る海を見た。



窓際の私の席を替わってあげた。



彼女の背中ははだけ、私の股間はいきり立ったまま、変な間だ。



所在無げにちょっとした時間が過ぎたが、ラッキーなことにトンネルが続いた。



トンネルを理由に、またキスや身体を愛撫し始めた。






「お返ししないといけないな、◯子に」






窓側に移動した彼女の下半身は外からは位置的にほとんど見えない。



私も窓の外を見るようなふりをして身体を移動させて、右手を太ももの奥へ忍ばせていった。



明らかに布地越しにも湿っているのがわかった。



指先で敏感な部分をつつくと甘い吐息と色っぽい押し★したような声が漏れた。



パンツの横から人差し指を入れて上の方から下へなぞると、濡れた陰毛の感触と湿地帯が彼女の紐パンは呆気なく私にその結び目を解かれ、2枚の布きれになった。






「これ預かっておくからね。何だか湿っていない?」






私のスーツのポケットに納めた。






「少し脚を広げてごらん」






素直に指示に従う彼女。



指先がぬかるみでぴちゃぴちゃ音を立てて遊び始める。



彼女は必★に声を出さずに耐えようとしているけど、鳴咽が漏れてくる。



たまに隣の団体の笑い声が聞こえてくるから、大声を出したら隣に筒抜けなんだろう。



ぬかるみの奥へ中指をズブリと差し込むと、彼女の声が大きく高くなった。



仕方なくキスで口を封じて、それから指ピストン白い本気汁が指にまとわりつき、私の指先はふやけて愛液まみれになった。






「こんなになってるよ・・・いけないこだなぁ、ここは電車の中だよ」






言葉で虐めながら、おまんこの中とクリトリスを交互に弄っていると、「だめぇ、出ちゃうぅ・・・」という声と同時に大量の液体が吹き出した。



さらさらして無臭で、これが潮吹きというやつか。



私の手にかかり、シートには明らかな染みが出来た。






「いけないなぁ、たっぷりお仕置きをしないと!」






取り出したハンカチで自分の手とシートを拭いて、努めて冷静にそう言った。






「お漏らしをした子供みたいだな」






私は鞄の中に入れてあるローターを取り出すべきか少し悩んでいた。



電車は伊東に間もなく着くようだ。



急にすぐ外が騒がしくなり、どうやら隣の個室の乗客達が降りるらしい。



鍵のかからぬ扉を1枚挟んだだけの状態。



ワンピの裾をわざと上まで捲って・・・。






「お仕置きだから、ドア開けようか?」






彼女は2度目の潮を吹いて、「イクぅ~」と小さく押し★した声で泣いて、私の腕を掴んだ。






「自分だけイッたな!旅館で絶対にお仕置きだからね」






にっこりと微笑む私に、「はい・・・」と素直な彼女。






「それと、明日までノーパンだからね」






下車する伊豆高言が近づいた。



何事もなかったかのように身繕いをして、個室をあとにした。



彼女のシートには目立つ染みがあった。



そしてノーパンのまま駅のホールに降り立った。



降りる直前、若い女性の乗務員に告げる。






「すみません、シートに飲み物を少しだけどこぼしてしまいました」






彼女は澄ました顔をしている。



さっきまでアンアン恥ずかしい声を上げていたのに、そして染みの張本人なのに・・・。






駅からはタクシーで宿まで向かう。



ノーパンのせいか動きが少しぎこちない。



いたずら心がもたげたが、車の中では運転手と景気や温泉の質の話に終始した。






<続く>