とりあえずスペックってやつを。






俺:当時16歳、高校1年。



身長168センチ、体重50キロ。



可相我門に似てるって言われてた。



マンションの909号室。






相手(サエ):当時17歳、高校2年。



身長155センチくらい、体重40キロくらい(あくまでも予想)。



細身だけどDかEカップ。



顔はモーニング娘の田中れいな似。



中学の時は俺の1つ上で一番権力を持ってたっぽい。



高校には行ってない。



マンションの910号室。






その時まで挨拶くらいしかしたことがなかった。



俺のマンションは9階建て、各階ごとに10部屋ある。



L字型になっていて、1~5号室と6~10号室でちょうど半分の所にエレベーターがある。



サエの部屋は俺の隣だが、俺よりエレベーターから離れているので通学時などにサエの部屋の前は通ることがなかった。



でも夜になると、隣からは大勢の笑い声や、よくわからないHIPHOPなどが聞こえた。



サエの家庭は母子家庭でお母さんと2人暮らしなので溜まり場になってたっぽい。



母親は夜のお仕事に行ってるみたいだったし。



ちなみに俺の部屋は外の廊下側だったので、常に窓は閉めっぱなしだった。



隣に溜まるヤンキーに見られるのが嫌だったからだ。






夏休みのある日だった。



俺は夏休み中の短期で入ってたバイトを終えて帰ってきた。



工場での作業で、朝早く(5時くらい)から10時まで働いてクタクタだった。



汗をかきながら自転車を漕ぎ、やっとの思いで家に着き、エレベーターまで行く。



するとそこに張り紙が・・・。






『定期点検のため2時間ほどエレベーターを停止します』






運がないと思いながらも、マンションに住んでいたらよくあることなので素直に我慢した。



階段はL字の端に2つ、1号室と10号室の隣にある。



汗ですごいことになりそうだったが、いつも仕事が終わってからシャワーを浴びるので気にせずダッシュで階段を上がった。



もちろん近い10号室側の階段だ。



ダッシュで階段を上っていくと、8階くらいでうるさいHIPHOPが聞こえてきた。



間違いない、サエの部屋からだ。



階段を上がるスピードを落とした。



きっとまた溜まっているんだろう。



音の大きさからして窓も開いている。






(こっちを見られたら嫌だな。目を合わせないようにしよう)






そんなことを考えていたらすぐに9階に着いた。



するとおかしな声(?)が聞こえてきた。






「んもーももおー!」って感じだった。






女の人が口を抑えられて叫んでる感じ。



嫌な予感がした。



HIPHOPを聴いて楽しんでいる声じゃない。



俺は急いでサエの部屋の前に行った。






ちなみにサエって呼んでますが、普段は「サエさん」って言ってます。



なんかサザエさんみたいなので、皆さんが萎えないようにサエにしました。






部屋の前まで行くと異様な光景だった。



畳半分くらいの窓からはタバコの真っ白な煙がモクモクと出ていた。



その中に見えたのは裸のサエと見知らぬ裸の男2人。



奥にもう1人いた気はするが覚えていない。



裸のサエは布団の上で獣のように四つん這いになり、茶髪の男にバックから突かれていた。



口はもう1人の坊主の男のモノで塞がれている。



最初に俺に気づいたのはサエだった。



バックから突かれるリズムと同じリズムでしゃぶっていたチンコに苦しそうに喘ぎながらもこちらを見て笑っていた。



汗でベタベタになっている髪がすごくエロかった。



しかし、マンション中に響く声で俺は我に返った。






「おい!!」






バックから突いている裸の男がこちらに気づいた。



俺はテンパってその場から逃げた。



わざわざ反対にある階段へ走った。



部屋に帰ると待ち伏せされてそうなので、とりあえず漫画喫茶へ逃げ込むことにした。



漫画喫茶で何杯もジュースを飲んだ。



それでも落ち着かなかった。



その時はヤンキーに追われる恐怖感と、初めて見た他人のセックスが3Pだったことに対する興奮でいっぱいいっぱいだった。



その時童貞ではなかったが経験も少ないし、あんなアブノーマルプレイはしたことがない。



ましてや隣でその行為が行なわれてるなんて思いもしなかった。



もうどうしていいかわからなくなり、携帯の電源を切り、必★にPCでソリティアをしていた。



ソリティアにも疲れ、5時間くらいソファーで寝た。



起きたら夜の10時くらいで、所持金を越えそうだったので急いで店を出た。






(もう大丈夫かな?)






そう信じ、こっそり帰ることにした。



エレベーターから降り、静かに部屋に近づいた。



音楽も声も聞こえない。






(誰もいない!)






そう安心して俺は我が家に帰った。



部屋に入り、そのままベッドに寝転んだ。



安心したせいか、また眠りに就いた。



次の日はバイトがない日だったので朝方までぐっすり寝た。



その後、しばらくは何もなかった。



ただ、サエの喘ぐ姿を思い出してはオナニーをした。






それから2週間経ったくらいかな。



俺がバイト終わった後にシャワーを浴びようかと服を脱いでる時だった。






コンコンコン!






俺の部屋の窓を誰かが叩いてる。



これは友人がよくすることなので誰か遊びに来たのかと思い、何も気にせず窓を開けた。



もちろん服は着直した。



さすがに友人でも恥ずかしい年頃だったからだ。



誰かなと思いつつ窓を開けると、そこにはサエがいた。






「急にごめんねー!入るよー!」






真顔でそう言うと靴を脱ぎ、窓を乗り越えて入ってきた。



俺はいきなりのことに対応しきれず、ただポカーンとしていた。



サエは靴を裏返しにして椅子の上に置くと・・・。






「あのさー、こないだのこと誰かに喋った?」






一番触れたくないことを恥ずかしがりもせずに聞いてきた。






「いや・・・誰にも言ってないよ。それに絶対誰にも言わないよ!」






俺が正直に答えると、タバコに火をつけながら「いい子いい子。ごめんねー、怖がらせちゃって!」と言い、ニヤニヤしながら見つめてきた。



俺はその笑顔に萌えるというより、恐怖を感じた。



関わるとろくなことがないのは目に見えていた。






「俺、絶対言わないんで!もういいですか?俺、今から風呂入るんで。あとこの部屋禁煙なんです」






うまい言い訳を考えたと、その時は思った。



それに割と冷静に言えたと思う。



しかし、甘くはなかった。






「あー禁煙?じゃあアタシの部屋に来な。喫煙だから。今、誰もいないし、お風呂も貸すよ」






「でも・・・」






言い返す隙もなくサエは窓を開け、靴を外に置き、部屋を出る準備をしていた。






(もう何をされるかわからない)






そう覚悟を決め、俺は玄関から外に出た。



サエは俺が逃げないように外で待っていて、俺が外に出たのを確認すると黙って自分の家に入っていった。



俺もトボトボとついて行った。






サエの部屋に入ると独特の匂いがした。



タバコと香水が混じった匂いが、夏特有のジメジメによって部屋いっぱいに充満していた。



サエは床に敷いたままの布団を2つに畳むと、「ここに座って」と言った。



★でも呼ばれるんじゃないかとビクビクしながら座った。



俺が黙ってるとサエから喋りだした。






「あの人達ね、先輩なんだー!遊びに来て無理やり犯されちゃった!」






「そ、そうなんですか・・・」






「まぁ途中からアタシもスイッチ入っちゃったけど♪」






ニヤニヤしながらサエは喋るが、俺には理解できない世界だった。






「本当に誰にも言わないんで!見たこと全部忘れるんで!」






そう言い、俺は立ち上がり帰ろうとした。



しかし簡単には許してくれないらしく、サエも立ち上がり俺の腕を掴む。






「待てよ!座れ!」






男として情けないが、怖くてその場に座った。






「ケンちゃん、忘れるって言うけど、ホントに忘れられるのかなぁ?」






またニヤニヤしてる。



今度は下を向いている俺の顔を覗きこんでくる。



ダボダボのTシャツから黒と紫のブラに包まれた真っ白な乳房が見えた。



よく覚えてないが、乳首は見えてなかったと思う。



不覚にも勃起してしまった。






「あれれ~?勃起してるけど、どうしてかなぁ?思い出したのかなぁ?」






そう言いながらズボンの上からチンコを撫でてくる。



作業着は薄地で刺激がかなり強かった。






「ごめんなさい!」






俺はもう無理だった。



混乱して泣きそうだった。



そんな顔をしている俺を見て気を遣ったのか・・・。






「じゃあ今からゲームしよっか?ケンちゃんは『ハイ』しか言っちゃ駄目だから!」






その時はよく意味が判らなかった。






「なんで?」と聞いても・・・。






「ブー!『ハイ』しか言っちゃ駄目!ルール守れたら今回のことは許してあげる!」






「ハイ・・・」






もうどうにでもなれと思い、ゲームのルール通り返事をした。






「んじゃゲームスタート!」






そう言うと止めていた手を再び動かしだした。



俺のチンコは収まることはなく、むしろさっきまでより硬くなっていた。






「もうズボンパンパンだねぇ~。脱がして欲しい?」






「え、駄目ですよ!」






サエが睨んでくる・・・。






(そうだ、ルールを守るってこういうことか・・・)






「ハイ・・・」






「よろしい♪」






そう言うとズボンのチャックを開け、パンツごと脱がされた。






「うわー、チンカスいっぱい付いてるよ~(笑)綺麗にしなくちゃね」






しまった!仕事が終わってから風呂に入ってない。






「ごめんなさい!自分で拭きます!」






すごく恥ずかしかった。



脱がされた時点でかなり恥ずかしかったが、これは★にたいくらい恥ずかしかった。






「アタシに綺麗にして欲しいの?」






「いや!汚い・・・ハイ・・・」






睨まれたことでルールを思い出した。



もう本当に★んでしまいたかった。



サエは舌の先を使い、器用にカリに溜まったチンカスを取った。



快感で我慢汁が出てるのがわかった。



チンコがはち切れそうだった。



サエはニコっと笑うと、近くにあった灰皿にペッと唾を吐いた。



チンカスを吐き捨てたかったのだろう。



サエはもう一度ニコッと笑い、また俺のチンコに手を戻した。



我慢汁を親指でチンコ全体に馴染ませ、尿道の入り口を押さえつけてきた。






「血管すごい出てるよ~、興奮してるのかなぁ?」






「ハイ・・・」






「チンカスは取れたけど、まだ汗が残ってるかな?もっと綺麗にして欲しい?」






「ハイ・・・」






俺が返事をする前にサエは俺のチンコに舌を這わせていた。



裏筋を玉から先端に向かってゆっくりと・・・。



このまま舌で丁寧に舐めてくれるのかと思った時だった。






ニュルッ・・・ジュポッ!ジュポッ!ジュポッ!






先端まで行った口がそのまま俺のチンコを咥え込んだ。



激しい音を立てながら俺のチンコを根元まで咥える。



すごいスピードで上下に動かすので、たまにサエの喉の奥に当たり、「んん!!」と声にならない声を出す。



10分くらいだろうか、止まることなくずっと咥えている。



俺は放心状態になり、されるがままの状態だった。






ジュルルルル・・・ニュポッ!






急にサエがフェラをやめた。



サエの口元と俺のチンコの根元には泡だった唾液がべっとりと付いている。






「なんでイカないの?気持ちよくないの?」






「ごめんなさい・・・緊張して・・・でも気持ちよかった!」






「・・・ちょっと待ってて」






そう言いながらサエは脱ぎ始めた。



なんの躊躇いもなくパンツまで脱いだ。



しかし驚くことにそのパンツを俺のチンコに近づけてきた。



何をしだすのか、まったく予想がつかなかった。



サエは自分のパンツをひっくり返した。



黒い生地に紫の刺繍が入ったパンツだった。



そのパンツの裏側を俺に見せてくる。






「見て~。こんなに濡れてんの、アタシ。ローションないからこれ使うね」






(使う?どういうこと?)






不思議に思い、観察していた。



サエは慣れた手つきでパンツの濡れている部分でチンコを包む。



そしてそのまま擦りだした。



正直痛かった。



それに気づいたのか、サエはパンツをもう一度股間に持っていき、マンコに擦り付けていた。



その時、サエは少し息が荒くなっていた。



そして愛液をたっぷり染み込ませたパンツで、もう一度俺のチンコを擦る。



今度は痛くなかった。



むしろ今まで感じたことのない感覚だった。



擦り始めて少し経った。



もう俺はすぐにでもイキそうだった。



ただ、勿体ないと思ってイクのを我慢した。



その時・・・タララ~ラララララ~・・・トランスが流れた。



サエの携帯だ。






「もっし~?あー?マジ?ありえんくね?・・・」






俺のチンコから手を離し、電話に必★になるサエ。



しばらく電話をして、困った顔で俺を見る。






「ごめん、ちょっと色々あって出かける。2時間くらいで帰ってくるから待ってて」






「え?いや、悪いから帰るよ!」






「まだゲーム続いてんだけど?」






「・・・ハイ」






サエは新しいパンツとブラを持ってきて着替え、小走りで外に出かけていった。



俺はサエの部屋で1人ポツンと取り残された。



無音の中、虚しく服を着た。






<続く>