私(美保)は先日、学生時代から付き合っていた亮に別れを告げた。
亮は短大に入学してから、今現在私が保母の職業に就くまでの2年と少し付き合った相手で、私の初めての交際相手であり、初めてセックスした相手でもある。
最近、社会人になった私が大学生の亮を幼く感じていたのは確かだが、それは別れの直接の原因ではなかった。
別れの原因はそれとは関係のないところで私に新しい恋人、いやパートナーができたからである。
私は亮と別れる数週間前、亮の部屋で亮と一緒に洋モノのAVを観ていた。
そこには無修正の黒人男性のペニスが白人女性のヴァギナに窮屈そうに突き刺さっており、ペニスは白人女性の中に収まりきらない部分がほとんどだった。
その白人女性は、身長が149センチと小柄な私と比べれば随分と大柄であるはずなのに、画面の中では恐ろしく巨大な黒いペニスとのコントラストにより、まるで子供のように小さく見えた。
ビデオはいつものように興奮した亮に押し倒されることによりほんの数分しか見ることができなかったし、私自身その巨大なペニスに特別な感情を抱いたわけではなく、もう随分と長い間変わっていない、いつも通りの流れのセックスに私は十分満足していた・・・はずだった。
それから数日後、私は高校時代の悪友と飲んでいた。
その日の私は社会人になってからのストレスと明日から保育園の夏休みという開放感からか、飲めない酒をかなりのハイペースで飲んでおり、かなり酔っていた。
そしてひょんなことからセックスの話題になり、何の気なしに私は先日観たビデオのことを話題にした。
「黒人さんのって凄いよねー、びっくりしちゃったよー」
悪友の理沙はしばらく私の話を大人しく聞いていたが、悪戯っぽくニヤリとすると、「じゃあ黒人のはホントに大きいのか確かめに行こう!」と言い出した。
さすがに酔っているとは言え、貞操観念が高い、と言うよりも男性を亮しか知らず、初心な私がその誘いに乗るはずもなかった。
しかし理沙は私の断わりを無視して続けた。
「んーそっか、残念、でもアレが大きいかどうかは別として黒人の人って面白いよ。私、この間ちょっとしたきっかけで友達になったんだ。夜行性の奴だし、これから誘って一緒に飲んでみよっか?」
そう言うと私の返事を聞かずに理沙は携帯で片言の日本語と片言の英語で楽しそうに喋り出した。
「ちょうど近くで飲んでて、あと15分くらいでこっちに来るってさ。この狭い居酒屋じゃあいつらには窮屈だろうから外で待ち合わせしたよ、行こっ」
そう言うと理沙はさっさと会計を済ませて店の外に出てしまった。
こうなったら私はもう理沙について行くしかないのが学生の時からのパターンなのだ。
(まぁ理沙が良い人って言うんだから大丈夫だよね・・・)
私も理沙の後に続いて店を出て、待ち合わせ場所のビルの前に向かった。
待ち合わせの時刻ちょうどに現れた2人の男はどちらも身長が190センチはあるであろう大男だった。
しかし片方の男こそ鋭い表情の男だったが、片方の男の顔は何となく愛嬌のある人懐っこい顔をしていて、どんな人が来るのかドキドキしていた私もホッと胸を撫で下ろした。
4人は2人の黒人男性の行きつけだという洒落たショットバーに入った。
亮とのデートはいつも居酒屋かファミレスだった私はその洒落た雰囲気に少し気後れした。
それを察したのか、鋭い顔をした方の男(ウィル)が、「大丈夫?もう随分と酔ってるんじゃないの?それに君は子供だろ?お酒なんて飲んで良いのかい?」と流暢とは言えない日本語で話しかけてきた。
「大丈夫。それにこう見えても私は24歳で立派に成人してます!」
「そうか、それは失礼なことを言ったね。じゃあお詫びに一杯奢るよ。24歳の立派なレディに相応しいのをね」
そう言うとウィルはバーテンに、「いつものやつを」と注文した。
「美味しいー、それに飲みやすい」
出て来たカクテルは飲み口こそ甘く飲みやすいがアルコール量は半端ではなく、それを知らずに2杯3杯と飲めば酒の強い人間でも前後不覚に陥るようなものだった。
私はそんなことは知らずに勧められるがままにそれらのカクテルを4杯、5杯と空にしていった。
理沙の方も愛嬌のある顔の方の男(ケビン)に勧められるまま同じようなペースで飲んでいた。
2時間も経った頃、私と理沙は自分の足では立てない状態に陥っており、判断能力も著しく落ちていた。
「ウィルとケビンの部屋で休んで行きなよ」という言葉を遠くに聞きながら、記憶の無いままウィルのマンションに運び込まれていた。
(ん・・・、ここどこ?確か理沙と飲んでて、その後・・・ん・・・とりあえず今って何時くらい?)
朦朧とする意識の中で時計を探そうと目を開けた瞬間、私の目に飛び込んできたのは2人の屈強な黒人男に抱かれる親友、理沙の姿であった。
理沙は椅子に座ったウィルの上でウィルと同じ方向を向く形で跨がっており、その股間では、あのビデオのそれよりも遥かにに巨大で黒いペニスが、ビデオの白人女性よりも華奢で小さな理沙の性器に深々と突き刺さっていた。
私の方を向いている理沙の顔はだらしなく口を開き、目の焦点は定まっておらず、時々「アッアッ」と呻き声か喘ぎ声かわからない言葉を発するだけだった。
その光景はビデオなどとは比べ物にならない程おぞましく、醜悪なものだった。
「いゃーっ!」
思わず私は悲鳴を上げた。
それを聞いたウィルが口を開いた。
「お、もう片方のビッチもお目覚めみたいだぜ。良かったなケビン、お前はあっちのビッチを気に入ってたもんな」
「あぁ、リサも良いけど、あっちの方が俺はそそるね」
そう言うと2人は私の方に視線を移しニヤリと笑った。
「じゃあどうする?さっきからリサはもうイッちまって全然反応しないぜ?放っておいて、すぐあっち喰っちまうか?」
「いや、何でもリサの話だとミホは黒人がどんだけデカいのか知りたいらしいから、よーく見せてやろうぜ、黒人のコックがどんだけデカいのかを」
「OK」
そう言うとウィルはもうほとんど意識のない理沙の体を子供におしっこをさせるように持ち上げた。
同時に今まで理沙の中に収まっていたウィルのペニスがズルりと理沙の中から姿を現した。
そして栓を抜かれた理沙の性器からはウィルとケビンの夥しい量の精液がどろりと流れ出た。
「HA!こりゃ凄ぇな、妊娠しちまうんじゃないか?リサは?」
「ケビン、お前の方が1回多く出してんだから責任取ってやれよ」
理沙を抱えたウィルが笑いながら言った。
ウィルに抱えられた理沙は私の目の前まで来ても虚ろな表情のままで、恐ろしく巨大なウィルのペニスが進入した瞬間、ほんの少し小さな声で呻いた。
高校時代は身長も170センチ近くあり、水泳をで引き締まった小麦色の体で、女子校ということもあり下級生の女の子から何度か告白され、私の中では亮よりも男らしいイメージだった理沙も、ウィルの腕の中ではとても小さく、そして白く見える。
ウィルは理沙の体を上下に動かした。
おしっこの体勢のまま挿入された理沙の性器はウィルのペニスを受け入れるが為のように異常なほどに濡れていた。
「ミホ見えるかい?どうだい黒人さんのチンポは?もうすぐミホのプッシーにもこれをぶち込んでやるぜ」
「いや・・・いやー!」
恐怖に駆られ、その場から逃げ出そうとした瞬間、ケビンの手が私の腕を掴んだ。
「逃げられるわけないだろ?」
「ウィル、さっさと済ませちまえよ、ミホが待ちくたびれちまうぞ」
「OK」
ウィルはそう言うとニカッと笑い、理沙の体を物凄いスピードで上下に持ち上げたり下ろしたりし始めた。
まるでそこに理沙の体はなく、自分の右手だけでマスタベーションを行っているかのようだった。
理沙の肉壁は引き千切れそうなほどにウィルのペニスに絡みついていた。
私の耳にはウィルのペニスと濡れた理沙の性器が擦れるヌルリヌルリという音と、理沙の鈍い喘き声だけが届いていた。
そして一気にウィルの動きが速くなった瞬間、ウィルの巨大なペニスが理沙の中で爆ぜた。
「ふぅ・・・」
そう言うとウィルはペニスを引き抜き理沙の体を床に置いた。
理沙はピクリとも動かない。
まるで理沙の周りだけ時間が止まったかのようだ。
ただ理沙の性器から流れ出る大量の精子だけが時間が止まってはいないことを示していた。
アルコールが残り、その上恐怖で正常な判断ができない私でも妊娠の二文字が頭を過った。
しかも理沙はこれまでに2人の精液を数回、その体内に受け入れているのだ。
「さて、今日の主役の登場だ。存分に確認して行ってくれよ、黒人さんのチンポの大きさを」
ウィルはすでに3回も射精したはずなのに全くその逞しさを失っていないペニスを見せつけるように私に言った。
「いやぁー!!」
私は恐怖に駆られて叫んだ。
2人の股間にそそり立つ2本の巨大なペニスも、2人の巨大な体躯も、そして彼等に犯されたら間違いなく妊娠してしまうであろう事実も、その全てが私に恐怖として襲い掛かった。
「いや、いや、いやぁ・・・」
私は必★にケビンの手を振りほどこうとした。
しかし私の力でケビンの手を振りほどけるはずもなく、逆にケビンの太い腕に簡単に体を引き寄せられてしまった。
「ミホ、何も怖がることはないんだよ?君は眠っていたから分からないかも知れないけど、リサだって最初は少し脅えていたけど、ほんの少ししたら物凄く悦び始めたんだ。まるで盛りのついた雌猫みたいにね。君もちょっと我慢すればすぐにそうなるさ。な、ウィル?」
「あぁ、リサはとても可愛い子猫ちゃんだったぜ。俺達のコックが欲しい欲しいってニャーニャー鳴いてたからな」
ケビンとウィルは下卑た笑みを浮かべながら私を頭のてっぺんからつま先まで舐め回すように眺め始めた。
私の美しい黒髪も、黒く潤む瞳も、白く透き通るような肌も、膨らみかけの少女の様な乳房も、全てが2人の黒人の性欲を高ぶらせるための条件を満たしていた。
「なぁミホ、君はホントに素敵だよ。君みたいな女性をゲイシャガールって言うんだろうな」
そう言うとケビンはさっきまで万力のような力で私の腕を掴んでいた手を私の顔に移し、優しく髪を撫でた。
そしてその手に再び力を込め、私の顔を自分の顔の方に持っていった。
「んんっ」
ケビンの分厚い唇が自分の薄い唇に重ねられた時、私は思わず呻き、その唇を剥がそうとした。
しかし私の顔は顔と同じくらいの大きさはあろうかというケビンの手によってがっちりと押さえ付けられている。
私が顔を動かせないのを良いことに、ケビンはさらに私の口の中を己の舌によって犯し始めた。
ケビンの舌はまるで別の生き物のように私の口の中を動き回り、蛇が獲物を捕えるようしにして私の舌を絡め取っていった。
ケビンによって頭部をしっかり押さえられている私には外部の音は全く聞こえず、己の口内で発生する舌と舌が絡みあう音、唾液が口内に流れ込んでくる音だけが私の頭の中に響いた。
ジュル・・・ピチャ・・・ジュ・・・レロ・・・。
ケビンのキスは執拗に続いた。
私の感覚は、触覚は舌が運んでくるケビンの舌の感覚、聴覚は舌と舌とが絡み合う音、嗅覚は黒人独特の体臭、そして視覚にはケビンの鋭い目だけが映っていた。
ただでさえ異常なこの状況の中、五感を奪われた状態で私がいつまでも冷静な状態でいられるわけがなかった。
そしてそれはケビンがキスをし始めてから20分ほどが経った時に訪れた。
「ハァ・・・ッ・・・」
私自身は気付いていないかもしれないが、確かにそれは雌が雄を受け入れる時の合図だった。
もちろんケビンとウィルがその合図を見のがす筈はなく、ケビンと私のキスシーンをビールを片手に眺めていたウィルがビールをテーブルの上に置き、私の横に腰を下ろした。
そして私の首筋に舌を這わせ始めた。
<続く>
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