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業務上背任、便宜供与、不正融資、強要、セクハラ、贈収賄









会社のWEB関係の仕事を数社に出していたんだけど、その中に女の子の社長がいた。

麻耶ちゃんとしておこう。

25歳で170cmくらい。

学生時代に仲間数人で立ち上げた会社の代表。

ちょっと好き嫌いがあって、背も高く気が強く自己主張もある変わった子。

若くして社長をするだけに、少し普通ではない。

可愛いけど、敬遠する男も多いと思う。

それに彼氏がいると公言していた。



仕事は女性ばかりで可愛く作ってくれる。

俺より若いのに、よほどしっかりしている。



別にひいきもしていなかったし関係も至って普通。

麻耶の会社の取引は、こちらにしてみれば大した額ではない。

車の話で気があったくらいかな。

ちょうど彼女が車を探している時に、

俺が勧めた車に買ってくれたりなど話が合った。



で、いつの頃からか深刻そうになってきた。

話を聞くと大口がなくなるらしい。



調子のいい時に買ったお洒落な輸入車は、今はローンを組んで支払いが苦しいとか。

上手くいっていた頃は良かったが、金回りが悪くなると人が離れてゆく。

ボーナスも減額していて、仲間だった会社の人間関係も悪くなり始めた。

いつも明るく前向きなので、愚痴も混ざった雑談は意外だった。

そして、随意契約で長期契約を頼まれた。

随意といってもこっちは民間企業なんだけどね。

麻耶はかなり切羽詰っている。



これまでの契約は半年更新で合見積とって決めていたが、実は半年毎に稟議を上げるのも面倒だったりもする。

同情を誘った手かもしれないが、契約更新時の合見積で麻耶の会社が取れるように価格調整をした。

背任だと思っていたが、面倒な更新の度に見積もりを取る手間も省ける。

もともと麻耶の会社に出す契約分だ。

契約先がかわったら、一から説明しないといけない。



稟議書いて3年更新に変えた。

契約額だけ見ると麻耶にとって大きな契約になる。

印紙の額がいつもと違った。

まあ、支払いは3ヶ月なのでこれまでと変わらない。

あと、個人的に融資をした。

麻耶の車は法人所有だったのを、麻耶の個人所有に変えて高く買い取る。

会社の自己資本を増やすために迂回したような形になる。

原価償却やローンの支払いなどを心配をして車に乗るのって嫌なものだ。





車が好きな俺は、かわいそうな気がしてローンの残金を出したくなった。

金利も付かず、どうせ今すぐに使う予定もない。

これはさすがに断られた。



車好きということで話をする。

最終的に車のためにということで説得した。

ローン残金は80万くらいのようだったが、100万振り込んだ。

20万でオイルやらタイヤやら買うよう勧めた。

それまでの人生で一番熱意のある行動だった思う。



麻耶から何度も礼を言われた。

契約の件については、麻耶もしてはいけないことをしている自覚はある。

ただ、彼女の会社には後がない。

少人数なので、麻耶は制作もなんでもしているようだ。

休日もあんまりないらしい。

儲けが出ている頃は休みなく働いても楽しいが、

給料が下がるなかでの残業は辛いだろう。

せめて車にのる時間だけも、楽しければいいという話をしたら麻耶は言葉に詰まっていた。

麻耶自身、役員報酬を減額していて月によっては生活費ギリギリだったりと大変そうだった。



ベンチャーといっても零細企業。

俺は忙しくても暇でも、定額の給料貰っている。

出てくる文句は、有給が取り辛いというくらい。

幸せな悩みだ。



麻耶には他の会社をいくつか紹介してあげるよといいつつ、

雰囲気がよかったので「手見せて」と言ってみる。



「はい」と目の前で開いてきたので、「ちょっといい?」と返事を確認せずに、

人差し指と中指をまとめて強めに握った。



「うっ」



と声が漏れる。

これ、疲れた時に人にされると気持ちいいものだ。

セクハラかもしれないが、今の麻耶には断れないだろう。

順番に二本ずつ指を握った後は一本ずつ握り、最後に指先を強めに摘まむ。



「反対の手」と言ったら、素直に出してきた。



その日はそれで終わり。



「すっきりしました」だって。



しばらくして、紹介した他社からも契約が取れたようだった。

営業経験のない俺にはきっかけを作っただけで、何もしてない気がしたが、

めちゃめちゃ感謝された。



お礼に食事に誘われたが断った。

俺は接待される覚えはないし、つまらないことで会社に便宜供与を疑われたくない。

小心者の俺にしては、今回の契約に関して十分危ない橋を渡ったつもりだ。



バレないように他社には件数を増やし小口の仕事を主にした。

あんまり美味しくないだろうが、額は2割弱の減といったところだろうか。

仮に4社あったとして2割減になれば、その減った分が麻耶の会社に入っている訳だ。

疑ってみれば怪しい。

ただ、もともと発注は均等ではないし、件数もバラバラ。

グレーだけど決定的なことはない。



それより、麻耶の会社が解散したり自己破産する方が目覚めが悪い。

期待はしてないが、俺の貸した分がなくなっても困る。

別の機会に麻耶だけ誘うことにした。割り勘ということで。



6月頃だったとおもう。

割り勘での飲み会の席。

個室で話をしていたが、酒もかなり入ったので俺もエロくなった。

それまでに手のマッサージは数回している。

親指の付け根が気持ちいいようだ。

特に抵抗もなく、麻耶の手を一通りマッサージした後におしぼりで指を拭いた。



そして俺は麻耶の指をくわえた。



「キャっ」と短い悲鳴と思いっきり手を引くが予想していたので両手で手首を握って離さない。



「汚いよ」、

「やめて下さい」



そんなこと言われても、ぐっと掴んで離さず無視。

指先から根本の方まで舐めたり噛んだりしていると、

抵抗がなくなってきた。

上目遣いで麻耶の顔を覗くと、目を逸らす。



カワイイ。



顔は真っ赤。

息もハァハァいってる。



口を離して、丁寧におしぼりで拭いた。



「反対」



「え?、するんですか?」



といいつつ、反対の手を素直に出してくる。

高い身長に比例した大きい手が嫌いだと聞いたことあった。

その細い指を丁寧に舐める。

肘裏から手を這わせて二の腕辺りの袖から手を入れて、肩口まで侵入する。



ビクビクと震えが伝わってくる。

鳥肌がものすごい。

ブラかキャミか、肩紐を指で確認する。



女の華奢な肩が大好きな俺は、何度も撫でた。

肩甲骨や首元の辺りまで手を伸ばす。

脇や胸の方には手を入れない。

細くて長い体を小動物のように縮こまらせる。

ゾクゾクが止まらないのだろう。

蚊の泣くような悲鳴のタイミングでビクビクと震える体。



「服が伸びます…」



泣きそうな声が帰ってきたので、袖から手を出した。

腕を胸の前で交差して縮こまり、

蔑んだ涙目で俺を見つめてくる。

俺に舐められた手は、しっかりとグーで握られている。

少し震えているようにも見える。



マジで勃った。

瞳がキラキラと輝いて見えた。



「なんでこんなことするのですか?」



「俺も何かあってもいいじゃない?」



しばらくの沈黙すると、雰囲気が元に戻った。

あんまり覚えてないけど、会計して解散。

麻耶も許してくれたのか、なかったことにされた。

強気で押せば、最後までできたと思う。

麻耶には年下の彼氏がいると聞いていたので、俺はイタズラのつもりだった。

このくらいいいよね。



7月に入って打ち合わせの後、ボーナスを前に「景気いい?」みたいな話になると俯く。

仕事は取れたが入金の都合、ボーナス満額回答どころか遅らせるつもりのようだった。

そもそも麻耶の会社に満額回答があるかどうかわからない。

仕事は取れてきているのにボーナスを遅らすことで、社員のモチベーションの低下を気にしていた。

それ以上に、家賃の更新や設備更新などが集中してやってきたらしい。

いつものなら大したことない額だけど、苦しい時にさらに追い討ちを掛けてくる。

少額だが銀行に借りた分の金利も恨めしいようだ。

そして、肝心な時に貸してくれない。



その日は暑い日で、麻耶は珍しくパンツスーツではなかった。

立っていると膝上まであるスカートも座れば膝上15cmくらい。

後から聞いたら、エアコンを控えている為だった。

細い太ももを見ると、この前のことを思い出す。

精子脳ってあるんだね。

その日、家に帰ると頭がいっぱいになった。



そして、思わず電話した。

チンコ握りながら麻耶の声を聞く。



「○○さん(麻耶の苗字)の会社に個人的に融資できる?」

「え?してくれたら嬉しいですけど、そんなことしてくれる人いるんですか?」



パッと声が明るくなるが、

俺は下心しかない。



「200万ほど、俺からだけど」



「え?悪いですよ。そんなに大丈夫ですか?」



麻耶の軽い声。

でも俺は言葉がでなかった。



勢いで電話したけど、何を言えばいいか分からない。

長い沈黙のあと、ほんとに絞り出すような声が出たと思う。



「お金は週末に俺の部屋で渡したいんだけど…」



頭の中は真っ白。

のどはカラカラ。



雰囲気から麻耶は察したと思う。

返事はない。



「あ、なかったことにしていいから」



俺は無理に返事したと思う。

というか、あんまり覚えてない。

声もひっくり返っていたかも。



「え?、でも悪いですよ」



「いや、そんなのじゃないから」



何が『そんなのじゃないから』だ?



そんなやりとりがあった気がする。



最後は、

「しばらく待ってください」

だった。

はっきりと何するかは言わず、

会話は探るようで少なく受け答えの間は沈黙ばかり。



通話時間は10分32秒。

この画面はよく覚えている。



電話を切ってから、ベッドに潜って深く考え込んだ。

会社を運営するには少ないけど、麻耶の会社はこれで当分は乗り切れるだろう。

麻耶が俺からの電話のことを誰かに話すと、俺の口から契約のことが漏れるかもしれない。

俺は、はっきりと麻耶を抱きたいとは言っていない。

麻耶が断って、失うものは俺の信用だけだ。

表面上は大人の対応をしてくれるだろう。



次の日の夜に電話があった。

画面の出た麻耶の名前を見て、心臓をわし掴みにされた。

短い挨拶のあと、いつものように会話が続かない。



「…どうするの?」



「いつ行けばいいですか?」



きた!



「土曜日の9時。早いかな、遅れても大丈夫だけど。現金で用意しておくよ」



「はい。あの…ありがとうございます」



俺のことを軽蔑しているような感じはなく、

ホントに感謝しているようだ。



「大丈夫?何するか、わかっているよね?」



「はい、大丈夫ですよ」



アハハと軽く笑いそうなくらいの、余裕があった。

開き直ったのか。

今回の会話は短かった。



週末までに定期を解約して、土曜日を迎える。

駐車場は空けておいた。

時間ぴったり9時に、独特の低いエンジン音がして、俺は部屋を出た。



ドアが開いてバッグを片手に出てくる麻耶。

片方の肩が大きく露出した淡い色のサマーニットの下には濃い色のタンクトップ。

デニムのショーパンから伸びる脚は白くて細い。

初めて見る私服だった思う。

隠れ巨乳なのか、補正なのか。



「この服、昨日、買いました」



部屋に入って第一声。

嬉しそうな笑顔で話し始めた。

部屋に入って狭い机に100円の紙パックのお茶。

横には封筒に入れた万券200枚がスタンバイOK。

すごい光景だ。



「昨日、みんなにボーナス出して、5時に解散してバーゲンに行きました」



「もうお金、無くなりました。だから、絶対に今日は○○(俺)さんのところに来ないとダメだったんです」



俺の口からは「へー」とか「そうなんだ」しか答えてない。



目の前には麻耶の白くて華奢な肩。

よく見るとサマーニットは透け感が強く、下に着たタンクトップも胸元まで大きく空いていて谷間がチラチラと見える。



「少なかったのですが、ボーナスを出せてみんな喜んでましたよ」



「ふーん」



「私も久々に自由に買い物できて嬉しかった。ありがとうございます」



「そうなんだ」



「閉店時間までいたんですよ」



ずっとこんな感じ。

いつになく饒舌だったけど、一通り喋ると沈黙した。



一方的に喋っていたのは、緊張していたからか。

お互いお茶ばかり飲み始める。



俺は200万の入った封筒を麻耶の前に持っていた。



「ありがとうございます」



両手に持って頭を下げる。

麻耶は俺をじっとみてる。



たぶん、覚悟はできるのだろう。

目が本気だし。



でもね。

目の前に付き合ってもいない彼氏のいる女がいて、顔見知りというにはもっと親しくて、仕事を頼む関係で。

実際に手の届く距離にいて、ガバって押したおせる?



かわしいし、好きじゃないと言えば嘘になる。



頑張って会社を切り盛りしてる子が、お金で買われちゃう。

すごくかわいそうになってきた。

でも、抱きたい。

いただきま?す、としたいけどそこで食べたら自分の品位もおちる。



そんな葛藤。



ここまでくるために、いろいろ考えたけど、実際どうすればいいかわかんない。

生身の女の子を前にして俺は何にもできない。



初めて風俗に行って嬢を目の前にするとこんな感じなんだろうか。

風俗いったことないけど。



チキンな俺を見つめてくる麻耶は、少し余裕が出てきたのだろう。



「何もしないのですか?帰っていいですか?」



「ん?、まだ明るいし…。あ、お金は貸すだけだよ」



「大丈夫、働いて返しますよ」



全然、ダメ。

普通の会話している。

お金を使い切って追い込んで行動する麻耶と、頭の中で考えてばかりで手が出ない俺。

学生ベンチャー出身の社長と、民営化した会社のヒラ総務。

時計を見ると9時20分。



とりあえず、麻耶の横に並んで抱きよせた。

最初は緊張に体を固くさせたけど、こっちを見る。

「ベッドでしませんか」

ムードもないけど、二人で服脱いでベッドに入った。

ミントの色(?)、薄い緑に黒いレースの入った下着。

シャワー入ってきたと、無理に笑う。

キスは顔を背けられ、胸触ろうとしたら手を掴まれた。



「早くして…」



体を固くさせて緊張が伝わってくる。

それに俺もガチガチになってるけど、前戯をさせてくれないので少しさみしい。

下着を脱がそうとすると、カーテンを閉めるように言われて、麻耶は薄い夏布団の中に入る。

俺も全部脱いで布団に入ると麻耶も全部脱いでいた。

ゆっくりと麻耶の力のこもった脚を開いて股に割り込むけど、手を下の方に持っていくと捕まえられる。

早く終わらせたいようだけど、いきなり入れれるのか?

濡れているかどうかもわからない。

どうすればいいの?

正常位の姿勢で、ゴムを装着したモノの先端を麻耶の股間あたりにツンツンしまくって探る。

そのうち、入口に行き着き、さらにつつく。

横向いて目を合わさないマグロ状態の麻耶もクリに当たると、息を漏らすような声を出した。

疲れてくると、麻耶に覆いかぶさって休憩。

かなり時間が経ってきて、いつの間にか濡れてきて入口が開き、俺の先がピッタリとはまった。

それまで眠っていたような感じだったのに、

強めに当てると「あっ」とびっくりしたように声を上げて、俺の方を見る。

俺はすぐに抜いて、濡れた先を強めに入れた。

ググッと狭い中を分けいって1/3程入って抜く。

結構狭い。

道を作るように、浅目に数回突いて再び奥を目指す。



奥に入るたびに、のけぞって小さめに声を上げる。

強い締め付けで早く動かすとイキそうになる。

ずっと抱きしめていたいので、ゆっくり動いた。



動かしていると、麻耶の中はヌルヌルになってきて締めつけを感じなくなる。

余裕が出てきても、イクのがもったいないので、早くは動かなかった。

170の女を抱きしめたことが初めてで、大きくて肉体を感じた。

柔道で寝技しているような感じかな。



息が早くなってきて、逃げようとする麻耶を脇の下から手を入れて肩を掴む。

懇願するような目で見つめられても、無視して強めに奥まで入れた。

そのまま、数回突くと大きめの声をあげながら、脚を上げてビクビクする。

脚が下がってきて、苦しそうな声に変わってきたので、ペースを落としてキス。

今度は抵抗させることなく、舌を絡ませてグチュグチュのディープキス。

上下で濡れていやらしい。

また動き出すと、今度は麻耶の反応が強くなった。



「まだですか?」



「まだ…かな」



「もう、ダメです…ぅ、アッアッアァァ!!」



と、2回目の脚が上がる。



締めてるけど、濡れすぎて抵抗感が全然ない。



ビクビクが収まらない麻耶の脚を肩に乗せて、腰を浮かせる。



麻耶の驚いた顔が、すぐに歪んだ。

「うあっ、あっあっあ」

苦しそうな麻耶がかわいそうになって、少し早めに動かす。

「もう、終わるから」



「う、うん」



髪も化粧もボロボロになっていた。

マグロだったけど、それがよかった。



イった瞬間から、俺はまたゆっくり動いて奥まで突いた。

俺の動きに合わせて、声にならない息を吐き出す。

麻耶の中の熱さを感じながら、ゴム中出しを十分味わった。



「すごい汗!!」



俺の額から落ちた汗は、麻耶の体に数滴かかっていたが、

背中を触られて驚かれた。

ぐったりした、麻耶を寝かせると一言。



「…おもちゃにされた」



とつぶやいてそのまま寝てしまった。



時計を見ると、10時半。

一眠りして11時すぎ。

麻耶を起こして、近くの店に昼食に誘う。

返すとこれで終わりになるのがイヤだ。



部屋から出ると日差しが強く、さっきまでセックスしていることが信じられなかった。



店ではグラスでビールを頼み、さらに二人で安いワインを開ける。



帰りに手を繋いで、遠回りして公園のベンチに座る。

酔った勢いで、そこでいろいろエロトークをした。

年下の彼氏のセックスより、俺に指を舐められ時の方が気持ちよかったこと。

この人とはセックスすると確信したこと。

ゆっくりは初めてだったこと。

さっきは何回もイってしまったこと。



そんなこと話していると、今すぐ入れたくなる。



「入れるだけでいいから、出さないから生でいれさせて」



酔っているから、ノリノリで麻耶も頷く。

周りから見えない屋根のついた展望台のみたいなところに入る。

ベンチに座り、ショーパン脱いで座位で挿入。

麻耶の濡れまくった中に、一気に入る。



「ゴム付けないの、初めてですよ」



「俺も」



みたいな会話しながら、無理にブラを外して初めて思いのままに触った。



「したいです、したい。早くしたい」



盛り上がってきた麻耶。

昼から酔っ払いになり、子供のように二人で走って帰った。

昼から飲んで幸せな時間。。

走ってさらに酔いが回って、途中からゴムを忘れて、めちゃめちゃな2回戦になってしまった。



騎乗位で両手をラブつなぎしながら



「初めてなんでしょ?私の中に出して!!」



と胸を揺らしながら言われた時は、もうすぐイケた。



「彼より、うますぎる」と自分からいうので、

「愛する彼氏とどこが違う?」って聞いたら、

不快感だして悔しそうに睨まれた。



この視線が好きだった。



さらに酒のんで、ナマ中出しを繰り返して…。



二人で翌日に反省しつつ、麻耶は月曜日にアフターピルを買いにいった。



以来すっかり頭の中がピンクになってしまった麻耶。

定時上がりの俺が、麻耶の部屋に住んで世話するようになった。

個人に貸した金は、麻耶の車に乗り放題となって、うやむやになった。

麻耶の会社に貸した分は、株主ということになっている。

2回戦は恋人のセックスになってしまったので、最初のセックスの方が印象に強い。

詳細はあんまり覚えてないけど、こんな感じだったと思う。



支援ありがとう。

前置きが長すぎて、エロが少なかった。

麻耶の長身で隠れ巨乳で気が強い部分が全然表現できなかった。



金の感覚が全然違うんだよね。

返すつもりはあるので、心配はしてないが、

配当というか利子は体とプレイで返してもらっている。

年下の彼氏と別れる時にいろいろあったり、

言葉でいじめたら反応が面白かったりなどあるけどね。



最初の時の感じは最初しかなかった。

これは麻耶も同じで、指舐めた時の興奮は人生で最高潮だったらしい。



つづき。



土曜日は午後から起きていればセックスしていた。

一通りの体位でして、

暑くて汗が止まらないので、一回終わるとシャワーに入っていた。

二人で入っているときに、麻耶がトイレに行きたいと言ってきたが強く断る。



「こんなことまでしないといけないのですか?」



少し怒ったけど、すぐに諦めて俯いて座る。

シャワー出しながらだったからか、透明で匂いも無い。

たくさん飲んだ後だったので、大量に出していた。

じっと見ていることに気付いてるので、真っ赤な顔して耐えていた。

上から目線で、できるっていいよね。

ナマのセックスに二人でハマって、「これが本当なんだ?」とか言われたり。



日曜の朝日を浴びると、お互い後悔と反省。

麻耶は仕事があるので帰った。

妊娠が不安なので、俺がネット調べてメールを送った。



これで終わりでも仕方ないと思ったのだが…。

一人になると考える時間ばかりになる。

麻耶とは考え方がかなり違う。

積極的だし、友達も多そうだ。

見た目がいいし、男もすぐに声をかける。

麻耶の方もすぐに仲良くなる。

マイミクが215で、一回の一言のつぶやきにコメントが50は入る麻耶と、

14人のマイミク相手に、長々とコメントに苦しむ日記を書いている俺。

1/215になりたくないので、麻耶とはマイミクではない。

住む世界も違うと、感じられた。



過去の楽しそうなコメントみたり、営業で面白い経営者がいた話を思い出して、

俺以外にも枕しているんじゃないのかと、中学生並の一人相撲的な嫉妬をしたり。



それに彼氏がいる。



しばらくは、あんまり気分が良くなかった。

麻耶とは仕事がなければ連絡も会うこともないし、メールしようかと思ったけど結局送らず。

途中まで書いて何回も消した。



一週間が長い。

さらに次の週の半ば頃から連絡とって、週末に食事。

世間話をしつつ距離が近づいたので、膝で腿に触れるとニヤっと笑ったので、

OKだと気づきそのままホテルへ。



途中、知人や友人の話が出たとき、麻耶は友達は少ないという。

「嘘つけ」って思ったが、感覚が違うのだろう。

起業家の集まりや社長繋がりなどあったりするが、調子のいい話ばかりで、

ピンチの時は「頑張れ!!」で、あとは自分で何とかしろってこと。



「○○さんみたいに、たくさんお金出してくれて助けてくれた人はいませんでした」



彼氏は使い物にならず、

彼氏に出すことはあっても払ってもらうことはないとか。

歳下の彼氏は3月に大学卒業だが、まだ就活中(この時8月前)。

もしダメだったら雇って欲しいと遠まわしに言われてる。

元々、彼氏とのデートなどはほとんど麻耶持ちらしい。

麻耶が車を買った時も、

「俺が乗るなら、アウディがよかったなあ」

と、言れてちょっとムカついたようだ。

俺もムカついた。

そのうち、自分で買ってもらえると思っているのか?

俺はドイツ車好きは嫌いだ。

それに麻耶も洗脳中だ。



麻耶が年下好きな理由は、自分の言うことを聞いてくれるかららしい。

コントロールできるということ。



「同級生の男って子供っぽいのにプライドがあります。それなら年下の方がいいです」



俺、麻耶の2つ上。



「年上は、なんか面倒かな」



ということで、俺はダメなのか。

自己破産が頭にチラついた今回のピンチになっても彼氏には通じず。

気持ちは離れている。



風呂に入るときに楽しく脱がしてみた。

背中をチンコを押し付けるように洗うと、お礼に胸に泡を付けて俺の体を洗ってくれた。

向かいあって風呂に入って、指をマッサージしながら舐めると目がトロンとなってきた。

姿勢を変えて後ろから抱きしめて、耳を舐めたり噛んだり。

お湯に浮く胸の先が立っているのがわかった。

尖った乳首をつまむと、ビクッと体を震わせて、声を出す。



「びっくりさせないでください」



振り返って、キスされた。



「入れて欲しいです」



俺のを握ってくる。

さっきからずっと硬くなった棒を麻耶の体に押し付けている。



「ここで、少し入れていい?」



前回のこともあるから、ナマで入れたいけどダメだろう。

でも、一回くらいナマを味わいたい。



「どういうことですか?」



「ここにゴムないけど、ちょっとだけ入れたい」



「大丈夫ですよ。薬飲んでますから」



マジか?!

前回のこともあってピルを飲み始めたようだ。

速攻で一緒に湯船から立ち上がって、キス。

麻耶の体を後ろに向けて壁に手をつかせた。

腰を掴んで、先をお尻の方から着いて入口を探る、

入口に当てからは、ゆっくりと挿入した。



「うっ、あああん」



麻耶も我慢せずに大きめの声を出す。



ナマってすごいね。

濡れていると、ほとんど抵抗なく入っていく。

今回はお互い飲んでないので、はっきりわかった。

ゆっくりと入口から奥まで長いストロークで突いて、麻耶を味わった。



濡れた髪を下に垂らして揺らす。

後ろから手に余る胸を包むように触っていると、抵抗された。



「触らないで!!集中できなくなるので…、腰掴んでください」



思いっきり、腰を掴んで打ちつけた。



「あん、あん、あん!」



胸を触れないのは残念だけど、いいこと言ってくれる。



一回止まって様子見る。



「大丈夫?」



「うん。このくらいなら、優しくしなくて、いいですよ」



風呂場に響く麻耶の声。

汗か、お湯か、分からない水滴を麻耶の背中に何滴もこぼした。

170あるので腰の位置が高い。

俺と10cmしか違わないのに、感じてくるとつま先立ちになるので、

抜けそうになる。

斜め上に向かって突くが、イマイチなので麻耶の脚を開かせてた。



「え?」って振り向いた麻耶の腰を落とし、ちょうどいい位置で突いた。



「あぁぁん!!!、あっ、あっ、あっ」



仰け反って今日一番の大きな声出した。

俺も調子が出てきて、パンパンを濡れた体同士がぶつかる音を響かせて突く。

10分もせず、最後まで一気にいってしまった。

麻耶は下向いたり仰け反ったり、髪を振り乱して大声上げていた。



もちろん、最後は生中出し。

抜くと崩れるように、床に座り込んだ。



きれいに洗って出たあとに、ベッドに向かう。



「彼とは、ゴムつけないでしたの?」



「してません」



きっぱりと答える。



「そうなの?」



「○○さんとは、なんか違うじゃないですか?それにこの前から、セックスしてませんから」



「ふーん」



俺に気を使っているのか、ホントなのかわからない。

気にはなるが、俺の方が問題あるだろう。

たくさん彼氏とのこと聞いて、麻耶の罪悪感が強くなっても困る。



「この前のどうだった?」



「すごい緊張しました。私が協力しないのに入ってきて…。違うなって思いました」



入れるときに手を使わずに入れた男は初めてで、それも毎回そうしてくるので、モノに先に目でもついているかと思ったようだ。



「あとは、余裕かな。俺さんって、私の反応を確認して次に何かするじゃないですか。指を舐めてきた時もね」



それに優しさを感じつつ、観察されてる恥ずかしさと怖さが少しあるようだ。



「最初に入ってきて、すぐに今までしてきたエッチで気持ちよさの最高点までいったんですよ。もうどこまでいくんだろうって思っちゃいました」



う?ん。

最高に褒められてる。



「で、最後に脚を上げさせられて、体を曲げて上から突かれて…。クシャクシャ、ポイってされたような気がしました」



「優しくなくてごめんね」



「違います。優しかったですよ。それと、今までと全然違うエッチでした」



酔ったあとは、とにかく気持ちよかったくらいで、あまり覚えてないらしい。

たぶん、覚えているけど、話したくないようだった。



しゃべりながら、俺は麻耶のバスローブの中に手を入れて胸の周りを触っていた。



「ぁっ…、やっぱり、すごいですね」



「何が?」



「私、胸を触られると、くすぐったいのです。なんか知ってるみたい」



さっき、風呂場で胸の先を触るなと言われたので、触ってないだけだ。



彼氏はすぐ触ってくるらしい。

この胸なら、気持ちはわかる。

麻耶の身長は大きいので、それほど大きくないように見えるが、胸単体でみると十分にでかい。



キスしながらバスローブを脱がしつつ、左手を麻耶の右の脇の下から腰に回す。

麻耶の左手首を掴み、背中に回すように腰の上に持ってきた。

開いた右手で、麻耶の大きめ乳首を強めにつまむ。



「ん??、んッ、んっ。はあ、はあ?」



掴んだ左手に力がこもるが、俺もグッと掴んだ。

唇を離して見つめてくる。

真っ赤な顔で、恥ずかしそう。



「ああん」



今度は、反対の乳首を唇でつまむ。



右手を唇で交互につまむと、いつものようにビクビクと体を震わせて、大声を上げてくれた。



そのうち、抵抗も強くなってきたので、開放する。

肩で息をする麻耶が、涙目になっていた。



「いじめないでください」



「くすぐったかった?」



「…上手い人ってすごいです。何されても気持ちいいです」



特別なことをしているつもりはないのだけど…。

今までの男が適当だと助かる。

感想は、

「胸の先に電気が流れて、頭の中に火花が散りました」

だって。



乳首の弱い麻耶は少し痛くなったようなので、胸は終わりにした。

脚を開いて、クリを舐めようとすると激しく抵抗。



「洗ってきますから!!」



しっかり濡れていて、それを舐められのがイヤなようだ。

クリの周りから舐めて、吸ったりすると、吐息を漏らす。



「すごい…気持ちいい…」



激しく舐めず、焦らすように舐め回した。



「ああん…」



脚が浮きそうになると、緩める。

洗った方も十分に濡れてきたので、指を入れた。



「あっ、あっ、あっ、ふぅ?ん」



脚が一気に上がる。

指の早さを早めると、息使いだけが早くなってきた。

口を離して麻耶の方を見ると、シーツを掴む手の力の入り方が普通ではなかった。

薄く開ける目が可愛い。

俺は再び舐めだして、指を早く動かす。



「はっ、はっ、はぁっ、っく」



と、色気のない息使いだけが聞こえてくる。



ひときわ脚が上がったあと、「くはっ」と一段を色気のない声をだして、横に逃げるように倒れた。

あまりに息の仕方が早いので、肩を触ると、すごい勢いで払いのけられた。



「無理、無理、無理!!触らないで!!」



敬語もなく普段の喋り方のようだった。



落ち着いたころに起こす。

「ジェットコースターがゆっくりと上がっていって、一番高いとこについたら、突き落とされて○にました」

とか、言ってたような気がする。



すっかりS心に火が着いた俺は、さらに麻耶を攻めた。

部屋を真っ暗にしてソファにM字にして座らせる。

真っ暗にしつつも目隠しして、手首も後ろで縛った。



口移しでウィスキーを飲ませ、クリを撫でたり乳首を舐めたり。

麻耶も最初は怖がっていたが、朦朧としてきて、身をゆだねてきた。

指を入れながら、早く動かしたりゆっくり動かしながらいろんなことを聞き出した。

あんまり書くわけにいかないし、それほど経験があるわけでもなかった。



確かにこの前のから彼氏とはしていないようだ。

彼氏と会ったとき、生理だといってフェラで済ませたらしい。



指を俺に舐められたあと、一人すると相当気持ち良かった。

さらにセックスをしたくなって彼氏としたら、やはりいつもより気持ちよかった。

ただし、俺とは比べ物にならなかった。

中学のときに付き合った年上の彼氏に、暴力的に胸を揉まれて年上が嫌いになったようだ。

これが黒歴史で、大学になって自分と同じくらいの身長の年下を狙いだすことになったとか。

あと、性欲の薄そうな男が良かったらしい。

俺もそう見えたようだ。



4、5回イった麻耶を、開放するとそのまま寝てしまった。

次の日に確認すると、聞き出したこともあんまり覚えてないようだった。



8月も後半に入った平日、夕方くらいから麻耶とメールした。

彼氏とは盆を挟んで就活などで会ってないようだ。



麻耶は仕事が好きなので、休みの日も仕事をすることが多い。

夏なので海の話などでたりするが、行ける時間はないようだった。

時間が空いて23時前にメールがきた。



「会いたいけど、ダメですか?」



もう、すぐに車に乗って麻耶のアパートの場所を聞いて向かった。

向かっている途中に、「平日に無理言ってしまいました。帰ってください」なんて着たけど、無視。

到着メールを入れたら、「ゴメンナサイ」って返信があった。



玄関から出てきた麻耶は、最初に謝ってきた。

緩いTシャツに、ハーフパンツ。

間違いなく部屋着。

石鹸のいい匂いがする。



部屋はキレイで、テーブルの上にはグラスがあった。

会話もなく、キスして脱がす。

さっきの、海の話を思い出して、水着を麻耶に着てもらうように頼んだ。



下は短いパンツタイプ。スポーティなお姉さんみたい。

長い脚に似合っている。

反対に胸の露出は少ない。

昨年、これで彼氏と海に行ったと思うと嫉妬する。

聞くと彼氏と二人で選んだとか。



ムカついてきたので、虐めたくなってきた。



「彼氏とするようにやってよ」



少し驚いたようだったけど、麻耶は断らない。



「寝てください」



裸でベッドに横たわる俺の脚を開き、フェラを始めた。

麻耶からの初フェラ。

最初にマグロだったから、自分からは何もしないと思っていただけに、ショックだった。

そのまま数分して十分に立ってくると、俺の上体を起こす。



「入れていいですよ」



「それだけ?」



思わず聞き直した。



「ホントです。私から入れることもありますけど」



なんだよ、それを先に言って欲しかった。

で、騎乗位に挑戦しようと思ったが、その前にフェラを頼む。

特別気持ちよくもなかったけど、ビジュアルが良かった。

頑張ってしていると、髪が気になるのかゴムで留める。

いつもと違って見えてきて、盛り上がってきた。

さらに、ポニーテールをリクエストすると、もう危なくなってきた。

俺は仁王立ちになって、ポニテ水着の麻耶を見下ろす。



もう満足だ。

あとはどこに出すかだ。

顔は嫌だし、口もなんか好きではない。

彼氏に嫉妬していたので、一緒に選んだという水着を汚すことにした。

イク寸前に、口からだして胸元に向かって精子をぶちまけた。

勢いでブラをめくってパッドの中に擦り付けるように出した。



「どうしたのですか?」



「一緒に海にいった彼氏に嫉妬した」



正直に答える。



「それで汚したくなった」



意外そうな顔していた。

話を変える。



「彼氏はフェラでどこに出すの?」



「えっ?どういう意味ですか?」



「口とか?」



「いや、ほとんどないです」



一回したら終わりなので、フェラはセックスの前の立たせる行為のようだった。

口の中に出されたことはあるようだけど、生理の時くらいらしい。



「のんだことは?」



「絶対無理です!!」



そう言った麻耶は、悲しそうだった。

次は飲まされると思ったのだろう。

察しがいいけど、無理はさせたくなかった。



「あっ」



ブラを拭いているときに、麻耶が小さく声を出した。

涙目になって謝ってきた。



「ごめんなさい」



生理になって、今日は終わり。



「無理言って来てもらったのに、生理が来そうなのは分かっていたのに、ごめんなさい」



着替えて部屋着に戻った麻耶は何回も謝ってきた。

生理前のここ数日は、眠くて、落ち込んで、大変だったようだ。

仕事は順調だけど、彼氏のことで悩みがいっぱい。



話だけを聞いていると彼氏は相当弱そうな奴に思えてくる。

実際は、普通の学生だと思う。

麻耶の基準が高すぎる。



彼氏のことは社会人になるまで面倒をみたいようだ。

でも、セックスはもうできない。

最後の方は泣きながら話していた。



「ごめんなさい。こういうとき、女は嫌です」



お腹をさすって欲しいと言われたので、後ろから抱きしめて撫でた。



「いつもひどいの?」



「今回はピル飲んだので、ひどくありません。いつもはこの世の終わりかと思ってしまいます。ありがとうございます」



こっちが、ありがとうございますだろう。

ご馳走様かな。



落ち着いてきた麻耶が、俺のを握ってくれた。

密着していたので、気づかれているとは思っていたが。



「楽になりました」



そういって、またフェラが始まった。

麻耶は真剣たが、それほどうまくないし二回目なのでイケそうにない。



最後は自分の手で握って動かし、先だけ口に入れて出した。

そんなにでなかったと思う。

口にだしてから、麻耶は少し動きを止めた。



「飲みましたよ」



嫌そうな顔だった。



「無理しなくていいのに」



「いいです。私が悪いから」



そのまま一緒に寝て、早朝に俺は帰った。



朝にメールで「上の口も、下の口も中出しごっくんしたね」

と、送ったら怒りの絵文字だけの返信がきた。

そのあと、

「○○さんだけですよ」とメールがきて、

出社直前に、一人でしてしまった。



その夜、やっぱり悔しくて、麻耶と海に行きたくなって計画を練った。



八月の終わりの金曜の夜にドライブに誘った。

遅い食事とかで、海岸に着いたのは夜中。



事前に海に行くとは言ってなかったが、すでに水着は俺が通販で買っていたものを渡した。

麻耶が彼氏と行った海に着ていった水着に対して、俺は胸元が開いたモノを選んだ。

調べてみると、ワイヤーの付きのブラだと寄せて上げやすいから、間違えなく谷間ができる。

でも、後ろがホックのモノがほとんど。

紐で結んで欲しいが、三角ビキニタイプだと胸の形次第では潰すような感じになってあまり大きく見えないこともあるようだ。

両立するものもなく、時間もなかったので、すぐに決めた。

安いのもあったけど、変なものだと嫌なので高いモノにした。



悩んだけど、紐のタイプ。

うす明るい駐車場の隅に車を停めて、俺は外に出て見張るということで渋々着替えてもらった。

着替えるのが嫌だというより、海に行く下準備をしてなかったことが嫌だったようだ。

水着は、谷間もできて納得できた。

下も脚が長く見えるデザインということで、麻耶には似合っていた。

麻耶としては、乳首だけ隠せるようなエロい水着でなかっただけで安心したらしい。



「そういうのだったら着る?」



「断ります」



でも、お願いしたら着てくれそうだった。



「それより、サイズを知っていることの方が怖いです」



前回の、水着のサイズをみただけなんだけどね。

残暑の厳しい暑い夜で、寒くはなかった。

海の中もぬるい感じ。

髪を濡らしたくないようで、全部上に縛っている姿もよかった。

夜中に泳いで溺れても嫌なので、遠浅の海岸を選んだ。

浅瀬が続くので、膝くらいまで浸かった

しばらく泳いで、イチャイチャして擬似セックスしているうちに、本番挿入。

浮力を借りて駅弁できたことが楽しかった。

それほど気持ちよくなかったけど、麻耶も面白がってくれた。

170cmあると細くても、俺には絶対に持てない。



ドライブの最初の頃は「月がキレい」とか言っていたのに、

天気が悪くなってきて、途中から雨になった。



もともと誰もいなかったと思うが、雨も降ってきて絶対に誰もいないと思えた。

麻耶を全部脱がせて二人で全裸で海に入った。

そのまま雨の中、浜辺でセックス。

波の音ってすごく大きい。

響かないし麻耶は声を我慢することなく、全開だった。

強くなってきた水着を着て車まで戻ったところでお互い力尽きた。

簡単に体を拭いて近くのホテルに入る予定だったけど、雨に流されたのか海水は気にならなかった。

簡単にタオルで拭いてすっきりした。



当時、30万くらいで買ったエグザンティアに乗っていた。

形はセダンだが(実際は違うけど)、後席を畳むと広い。

麻耶はC3かDS3くらいだと思ってくれ。



麻耶は砂で汚れることを、気にしていたけど、たくさん用意したタオルを敷いてトランク側に脚を突っ込むようにして寝た。

これだとうまく腰の方が隠れて、見られている気がしない。

一瞬合体したり、下半身はフリーにしておいた。



少し明るくなって来たとき、寝ている俺に麻耶はキスしてくれて手は俺のモノをさすっていた。

俺が起きると、もう一回海に入りたいといって車から出た。

中途半端になったけど、二人で朝日がでる中で海に入った。

雨はやんで、風は冷たくて、海も冷たかった。



「冷たい!!」



麻耶が抱きしめてきてくれたり、塩味のキスしてくれたり、目がすごく楽しそうだった。

早朝で散歩などしている人もいたけど、麻耶は気にしなかった。

15分も入れなかったと思う。

完全に恋人気分で今度こそ、ホテルに向かった。

ここでも、風呂入って一回セックスしただけで、次に起きたら昼過ぎだった。



この無計画で奔放なドライブが、相当楽しかったようだ。

セックスは中途半端だったけど、俺と一緒になろうと決めたとか。



恋人気分だと言っても、現実には麻耶は彼氏とドロドロした別れがある。

彼氏がストーカーになりそうになったり、手切れ金をよこせといったりして揉めた。

就職が決まらない中の不安と、卒業も近づいてきて、何もかもが終わってゆく不安のようなモノが混ざったのかもしれない。

俺も会って話すことで、そう感じた。

最後には、すっきり終わった。

ついでに冬の前に麻耶は引っ越して、俺が入り浸るようになった。

麻耶の声が大きいので、壁の厚い部屋にした。



麻耶の会社は夏の終わりには起動に乗って、冬には普通にボーナス出していた。

実際、付き合っているのと変わらなかったが、金銭の貸し借りがある状態で付き合うのは後ろめたいという麻耶。

セックスは利子というか配当ということにして、AVの風俗モノを見せたりして奉仕プレイさせると、

少しだけ嫌がりつつも、きちんとしてくれる。

でも、そういうのがお金を返してる気になるようだ。

「私の身体、使ってください」とかね。

麻耶から温泉に誘われて(経費ではない)行った時は、恋人気分でずっと普通のセックスしていたこともある。

麻耶にとって俺はイキにくいようで、自分でイカせるとすごくよろこぶ。

騎乗位でそろそろイキそうになった時に、腰振っている麻耶に「おめでとうイクよ」っていったら、

キョトンとした後に、俺の棒がビクビクして気付いて、ニヤ?っと笑ってくれた。



寒くなる頃、30回以上しているので、中出し高級ソープ一回10万相当だから、もう返済分はないよ、と言ったくらいから、

敬語も減ってきて普通に付き合ってくれるようになってきた。



貸した分は麻耶の会社の帳簿に記載されている。

そのうち返してくれるだろう。







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