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俺の体験した唯一の修羅場









まだ若干二十歳、そんな俺の体験した唯一の修羅場。

まぁ大した話じゃありません。

ありがちな話なのですが許してくださいな。



数年前の夏休みのこと。

俺んちからかなり遠く離れた所にある友達の家から帰るとき

偶然その場を通りかかった別の友人たちの車に出会った。

「(゚д゚)ウマー!電車代浮いた!」

んで乗せてもらった。

車には4?5人乗っていた。

何処行く予定なのかと尋ねると友人は駅にナンパしに行くとの事。

俺は引っ込み思案な性格なのでナンパなんてしたこともないんだけど

まぁついて行くだけならいいやと思ってついてった。

んで駅に着くとさっそく友人たちは二人組みの

女子高生らしき女達に声をかけた。

どうやら友人の中の一人とその女達が多少面識があるみたいで

話は順調に進んでさっそくその日に飲み会の約束をとる事が出来た。

んでそのあと俺は家まで送ってもらって

眠かったので夕方くらいまで寝る事にした。



携帯が鳴った。

時計を見た。

夜になってた。



あー寝すぎたなぁーと思いながら電話に出ると、

友人A「金無いからお前んちで飲み会開きたいんだけど(・∀・)イイ?」

俺「え?飲み会って今日だったの・・・。まぁ・・・いいよ。」

(俺は参加する気は全然なかったし、

後片付けが面倒だからいやなんだけどしょうがなくOKした)

友人A「じゃあ5人くらいで行くからよろしく?。」



 ※ちなみに俺んちは田舎の一戸建てで、俺の部屋は二階で一階には両親が寝てる。

  それと、『母屋』とは別に爺ちゃん婆ちゃんのすんでる『離れ』もある。

  田舎だから敷地が広いのよ。

  隣の家とは100メートルくらい離れてる超弩級の田舎っぷり(w



んで一時間ほどして例の女二人と友人たちがやってきた。

どうやら友人たちは俺んちでセクースするつもりらしい事が判明して

童貞の俺には(;´д`)ハァハァな気分と同時に、

友人たちがセクースしてる時に喘ぎ声が両親に聞こえてしまったら

どうしようという切実な不安とが交錯していた。



皆がほろ酔い気味になってきたくらいのときだった、



友人B「ねぇねぇ、彩ちゃん(※仮名:例の女子高生の名前)この中で付き合うとしたら誰がいい?」

彩「えー急に言われても・・・。」

友人B「強いていうなら誰よ?教えてよ。」

彩「うーんとね・・・。この人かな。(俺のほうを指差しながら)」

友人達「おおっ!!ヒロシ(俺の名前、当然仮名)もてるなー!羨ましい。」



このとき俺は告白されたのが生まれて初めての体験で舞い上がりそうになった。

もしや今夜・・・セクースできるカモ!(;´д`)ハァハァ

なーんて考えてた。

でも怖かったんだ。包茎を女に馬鹿にされそうでさ。

だから俺はセクースしたい欲求を振り払うために

飲み会から逃げ出す事に決めた。

そして爺さんたちが眠ってる『離れ』に行ってテレビを見ることにした。

その部屋の窓からは母屋の玄関が見えるようになっている。

時計を見た。

深夜1時。

飲み会スタートから2時間くらい経過していた。

とりあえずテレビを見始めた。



それから20分くらい経った頃だった。

ふと物音に気付き母屋の玄関に目をやった。

ドタバタと友人たちが靴もはかずに外へ飛び出してくる。

何事かと思って後を追いかけようとしたが友人たちの慌てふためいたあの様子からして

ただ事ではなさそうだったのでひとまず様子を見ようと考えた。

皆は、俺のいる部屋の窓からは見えないところに停めてある車に向かっているようだった。

ふと疑問がわきあがった。

・・・女達は?



俺は友人たちが開けっ放しにした玄関から中に入ってみる事にした。

女になにがあったのかを確かめずに入られなかった。

部屋に入るとベッドに女がうつ伏せになっていた。

まさか○んだのかと思って耳を近づけると息をしているのがわかって安心した。

じゃあ一体何故友人たちはあんなに慌てていたのだろうと不思議に思ったが

とりあえずはこの女をどうするべきか考えようと思った。

ひょっとしてこれは童貞喪失できるチャンスじゃないかと思うとドキドキしてきたが

初体験がこんな成り行きとはいかがなものかと自問自答していた。

あれこれ悩んだが結局胸を揉んだりマンコの匂い嗅ぐくらいで止めておいた。

んで、最悪でも明日になりゃ友達がこの女を迎えに来るだろうと考え

酒臭い部屋から離れたくて母屋を出て元居た部屋に戻った。



それから数分後、ウチの犬が吠え始めたので気になって外を窺った俺は目を疑った。

そこには木刀やら日本刀やらをかかえたいかにも893な方々のお姿が・・・

おいおい、こりゃーどうなってんだと、

もうわけがわからなかった。

とりあえずひとつだけわかったのは身を隠してないとやばいということだけ。

幸い、893さん達はこちらに来る気配はなかった。

が、ためらうことなく彼らはさっきまで飲み会が行われていた部屋へと・・・

そして数分後、さっきベッドで酔いつぶれて寝ていた女とともに893さんたちは外に出てきた。

随分親しげに話していた。

ますますわけがわからなかった。

怖くて怖くて外から見られないように身を伏せて寝る事にした。

たとえ何か家にある物を盗まれてもしかたないと諦めた。

ヤラレルよりはマシだと。

そしてそのまま眠ってしまった。

不思議と眠れた。



朝になった。

何よりもまず昨日の夜の事を確かめるために友人に電話をした。

だけど何も話そうとしないんだわこれが。

で、しばらく粘って交渉したら電話じゃアレだから今から来いということだったので

すぐに行った。

そしたらその友達の部屋に昨日の夜逃走したメンツが揃ってた。

全員酷い怪我だった。



一部始終を聞きだしたところどうやら美人局だったようだ。

俺が飲み会から居なくなった後で友人Cの携帯にCの昔の知り合いの元珍走の奴から電話があって

その友人の話で美人局だということを知り、

今893がそこに向かってるようだからすぐに女達を撒いて逃げたほうがいいと言われ

慌てて逃走を図ったらしい。

しかし、俺の家に来た893は、俺が眠りに落ちた後で友人たちを見つけてボコったらしい。

ああ、セクースしなくてヨカター

童貞マンセーヽ(´ー`)ノ



※つまらん&長文スマソ









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