それからの日々は、Kさんが渡す愛する妻とのセックス記録を見ては、夜な夜なオナニーに耽るのが私の日課になりました。私はそれを見て、夜更けに狂おしいほどに興奮していました。Kさんがもしもまめに妻との交わりをビデオに記録して、私に渡してくれなかったら、嫉妬で妻を許せなくなっていたかもしれません。Kさんが武勇伝のひとつに加えるだけの相手として、美幸とデートをしていること、そして美幸自身も私との生活を壊すつもりはないと信じることができたからこそ、二人の関係を黙認できたのです。美幸は燃え盛る性的衝動を癒すために私の許可した相手と、最初以外は秘密にではありましたが、逢瀬をしているのだと受け止めていました。
一度、私が求めて美幸に挑みました。美幸は拒みませんでしたが、美幸の反応がビデオで見せたKさんとの時より少ない感じでした。私がKさんと妻の映像を見過ぎていたせいもあるかもしれないと思い、あまり前戯もしていないうちに正常位で挿入しました。妻のあそこはやはり、はっきり分かるほどに緩くなっていました。しかし十分に内部は潤っているようでしたので、気持ちよくなりピストン運動を繰り返しました。その時、あることに気が付いてしまいました。それは、美幸の女性自身の内部から、私のものではないオスの匂い、紛れもないKさんの精液の匂いがしてきたのです。愛液による潤いだと勘違いしたものは、Kさんが昼間の逢瀬の際に妻の胎内に残した名残のせいでした。Kさんの激しい妻への腰の動きが脳裏をかすめたとたん、あえなくいってしまいました。美幸はもちろんいってないと思います。しかし、妻が私を最後まで拒まなかったのはせめてもの私への救いでした。
次にKさんに会った時、美幸の陰部の状態が分かるようなアップの映像がほしいと御願いしました。 最初に貰った映像と比較してみたくなったのでした。具体的なことはKさんにまかせたのですが、次に渡された映像は想定を遥かに超えるものでした。
画面にはKさんの他にパンツ姿の二人の男性が映っています。一人は美幸と同じくらいの若さ、もう一人はKさんくらいの三十代後半の男です。美幸は紫のレースのパンティを身に着けただけの半裸の状態でベッドの上で手足を広げ、目を閉じて、眠ったように動きません。どうやら眠らされて意識が無いようでした。
Kさんが二人の男に説明しています。
「この方のご主人の要望で、今日はお前さんらにこの奥さんを撮影してもらおう。ご主人いいですよね。」
カメラを向いて私に呼びかけているのです。
「社長、この奥さん、社長の愛人ですよね。ご主人公認とは羨ましいな。それに、スタイル良いですね。ほんとに羨ましい。」
二十代の若い方、仮にAさんと呼びますが、しきりに羨ましがります。
Kさん
「ああ、今日はお前さんらが好きにして良いが、ビデオに撮影して、後でこのひとのご主人に渡す約束だから、しっかり興奮させる映像を撮ってほしい」
三十代の男性(仮にBさん)は
「ほんとうに大丈夫ですよね、あとでごたごたは困りますよ」
と年の功で、やや心配ぎみ。
Kさん
「もう何回も撮影して、ご主人さんに渡しているから大丈夫だよ。それに今回は奥さんのオマンコをアップで撮影してほしいのだそうだ。」
「じゃ、道具持ってきたんで、始めますね。」
早速始めたい様子のAさんが、手提げバックの中から取り出したのはペリカンの嘴の形をした例の器具、クスコと呼ばれている金属性の器具でした。
KさんがAさんに言います。
「ケガだけはさせんといてね。」
「おれ童貞なんですよ。嬉しいですよ、社長。」
「お前、歳いくつだっけ」
「二十二です」
「奥さん確か二十四だから、二つ年上だな」
撮影は手持ちカメラで、最初はBさんがしているようでした。
後で聞いたKさんの説明では、ビールに睡眠薬を混ぜて眠らせて撮影したとのことでした。(私はそんなことを許可したつもりはなかったのですが。)
「この奥さん完全に寝ていますよね?」
「好きに、遊んで、中だしもOKだから」
「社長本当に良いんですか」
嬉しそうにそう言いながらAさんは
「おれ、クスコ突っ込んで子宮口撮影したいです」
そう言いながら、美幸の女体に触り始めました。美幸の脚から触っています。
「うわ~肌も綺麗し、たまらんなー」
美幸は、若くてもともときれいな素肌ですが、最近はKさんの放つ強いフェロモンのせいか潤いが良くて、しっとりと手に張り付くようになっていました。
Aさんは脚から股に、股から乳房に、順に全身を触っていきました。
Kさんが順番が逆やな、と笑っています。
やがて美幸の唇を吸い、両方の乳首をかわるがわる音をたてて吸い、乳房を揉み揉みしました。美幸は完全に眠らせられていて、反応しませんでした。Aさんはパンティを脱がせると、美幸の脚を左右に拡げました。AさんやBさんは美幸の女性器を自分の携帯やスマホで写真に撮っていましたが、K社長から個人情報と顔は絶対にどこにも流出させないように注意を受けていました。取引先の大事な友人の奥さんだから、と言っていました。Aさんは美幸の股間に頭を突っ込んで、小陰唇を念入りに舐めたり、膣に二本の指を入れてかき回したりしました。
「二本じゃ余裕ですね。三本はどうかな、あ、それも楽勝、じゃ四本は・・」
そこでKさんがやめとけと言いました。Aさんが二本指で膣の内部をゆっくり掻き回して、指を抜くと、粘り気のある透明な淫汁がたっぷりと指についていました。あれは眠っていても刺激で分泌されるもののようでした。次に左右の人差し指を使って、膣口を拡げて見せています。「スゲー」とAさん。しかしこれでは内部はAさんにしか良く見えません。Kさんがクスコを使うように言いました。「社長はよくクスコ使っているんですか」とAさん。「勿論無いよ」とKさん。ゆっくりと美幸の女性自身にクスコを挿入し、器具をネジで広げてゆきます。Bさんの持つカメラが慌てたように、クスコの入り口に近づきました。暗くて入り口あたりしか見えません。「ライト、ライト」とBさん。Kさんが大きな防災ライトを持ってきて内部を照らします。私も初めて見る美幸の秘密の洞窟でした。きれいなピンク色の襞肉が幾重にも取り囲み、粘液で潤された空洞の奥には、亀頭を思わせる子宮頚部と、中央には子宮口がやや上向きにツンとした表情で、小さな口を見せていました。ここを通って子宮の内部に入った精液の中のただ一つ精子だけが、卵管膨大部で美幸の卵子と出会い、受精を許されるのでした。あたりには、いくらか淫らにも見える乳白色の分泌液が見えます。
「社長、おれ、もうがまんできません」
Aさんはそう言うと、クスコの口を素早く閉じます。Aさんがパンツを脱ぐと、Aさんのペニスが映りました。それは、Kさんと比較するのがかわいそうなほどのサイズでしたが、若さゆえの元気さで真上を向き、Bさんの正確なクローズアップ操作で、先走り汁を亀頭先端に露呈させていました。挿入してほんの数回で、「あ、あっ」と声を出して、Aさんは美幸の中でいってしまいました。Aさんの童貞喪失の瞬間でした。精液は直後には膣口からは出てきませんでした。次にBさんが覆い被さりました。キスしたり乳首を舐めたりしながら、しばらく美幸の股間で腰を振っていましたが、Aさんのスペルマが潤滑液になったのか、意外と早くいってしまいます。私はKさんの激しくて逞しい迫力のある雄性を見慣れていましたので、つまらなく感じてしまいました。ペニスを抜くとスーと白い精液が、膣口からシーツに向けて流れ落ちて行きました。Kさんと比べると薄くて、量も少なめでした。そのあと、再度クスコで美幸の膣を広げました。すると白濁液で子宮頚部はすっかり見えなくなっていました。
映像を見終わった後、睡眠薬で眠らせることはいくらなんでも美幸に悪いと思いました。まあ、火遊びを承知でしているのは美幸でしたが。
後日、KさんからKさんも含めた三人の健康診断書を渡されました。いずれも性病などのうつる病気はないというものでした。
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