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有名人官能小説 川村ゆきえ









某ホテルの最上階で市街地の夜景を一望に見下ろしながら、3人の男たちが談笑している。

 某芸能プロダクションの社長とあまり良い噂を耳にしない政治家が2人。

「本日はお忙しいところわざわざお越しいただき、ありがとうございました。そればかりか、度々の我が事務所への格別のご配慮には感謝の言葉もありません。」

 ソファから立ち上がり深々と頭を下げる社長に、2人の男たちが大柄な身体を揺すって応える。

「ははは、いつもながらお前は話が上手いな。しかしまあ、国民の為に働くのが我々の仕事なのでな。気にせんでもよいわ。それより、これからもよろしく頼むぞ。」

「無論でございます。先生方のお力添えで、うちの人間も手広く仕事ができるのです。売り上げの中から充分なお礼はさせて頂きます。」

このプロダクションとはちょっとしたことから知り合い、今ではこういう仲である。ちょっと仕事をし易くしてやるだけで、礼として金が入るのだ。

「しかし、それだけではないのだろう?ん?」

 政治家の1人、田中が好色そうな笑みを浮かべる。

 金と権力にものをいわせて美女をモノにするのが何より楽しみなこの2人は、金の他にも目を付けているものがあった。

「これはこれは。お楽しみは後にと思っておりましたが、そろそろ先生方に披露することに致しましょう。今日のは充分ご満足頂けると思います。」

「おおぅ・・・」

 マネージャーに連れられ1人の女が姿を現すと、2人の客は一様に感嘆の声を洩らす。

 女は後ろ手に縛られ、身に着けているのは純白の下着という姿だった。

 光沢のある上品なデザインのブラジャーとパンティには可憐なレースがあしらわれ、女の美しさを際立たせている。

 魅力的な胸の膨らみ。

 無駄のない腰のくびれ。

 豊かな色気を醸し出している腰つき。

 しかし、それにも増して男たちの目が奪われたのは、その美しくも妖しい表情だった。

瞳はしっとりと潤みを帯び、瑞々しい唇からは熱い息が漏れている。

 胸の膨らみが大きく上下しているのがわかる。

 清楚な美人といった顔がただそれだけで、強烈に男をそそり誘ってやまない色香を振りまいている。

 女がソファに座る男たちの周囲を1周する間、男たちはその身体を存分に鑑賞する。

 うっすらとした香りまでが漂ってくるようである。

 連れて来られた美女・・・ゆきえは男たちに見られながら、全身を包む甘い痺れと、湧き起こる熱い疼きを必○に堪えていた。

政治家田沼が嘆息する。

「これは何と・・・」

「気に入って頂けましたかな?少し気が強い娘ですので、一服盛っていますが、先生方はこういうのもお好きでしたね?」

 政治家たちが金以外に目を付けているものとは、言うまでもなくこのプロダクションの若い女である。田中や田沼から声が掛かることもあるが、大抵はこの社長が選んで連れてくる。

 この時、売れることを条件に女の方から歓んで付いて来る者もいれば、否やと拒む者もいるが、そういう者は、ゆきえの様に一服盛られて連れて来られるのである。

 ゆきえは縛った手首を引っ張られ、社長の膝の上に座らされた。

「いい加減あきらめるんだな、川村君。それに、君はお金に困っているんだろう?ここで気に入られれば、後々楽だよ?」

 社長はゆきえに耳打ちをすると、すぐにその柔らかな乳房を揉み始める。

「うっ・・・やめ・・・っ・・・んっ・・・」

 身体をくの字に曲げ、くねらせて乳房を揉む手から逃れようとするものの、後ろ手に縛られていては身動きもままならない。

 媚薬が回った身体には、ただそれだけの男の愛撫にも狂おしい欲求が込み上げてくる。

 ゆきえの身体は自分の意思とは関係なく、熱く火照り始めていた。

「はっ・・・はぁっ・・・んっ・・・はあっ・・・」

 次第に、熱い吐息に小さな喘ぎ声が混じり始め、男たちの聴覚を刺激する。

「ご覧ください。なかなかのものでございましょう?」

「なるほど、大したものだ。・・・しかし、まだよくわからんな。もう少し見せてもおうか?」

「これは失礼致しました。」

 社長は相手の意を察し、ゆきえの膝に手を当てグッと脚を割り開く。



「あっ!」

 ゆきえは突然のことに驚きの声を上げるが、社長はそれを無視し、両脚を割り開いた手をゆっくりとゆきえの股間へ伸ばしていく。

 ついに、その股間を社長の手が襲い始める。

 押し付けられた太い指がパンティに食い込み、その中心を縦に何度もなぞり、動く。

「んううぅぅっ!」

 今まで何とか堪えていた官能の火が一気に燃え上がり始める。

 白く、それでいてむっちりとした太腿をひきつらせて、ゆきえが喘ぐ。

「あぁっ、はあっ・・・」

 ブラジャーの上から乳首を摘み、開かせた股間を弄び、社長は楽しそうに男たちに話しかける。

「いかがですか?素晴らしいでしょう?奥に部屋もご用意させて頂いておりますが?ごゆっくりなされませんか?」

 もとよりそのつもりの男たちには是非もない。

「ほう・・・なるほど。確かに良いのう。どれ、たっぷりと可愛がってやろう。奥の部屋とやらへ案内してもらおうか?」

「ありがとうございます。それではどうぞこちらへ」

 プロダクション的には交渉成立。今後も安泰であろう。

 そして、ゆきえは男たちに連れられ、奥の部屋へと入っていった。

両手を束ねベッドの上方に手錠で固定された美女に、男たちがゆっくりと迫る。

 身動きできない女をベッドで嬲るという期待感が男たちの欲望に火をつける。

「ふふふっ。今からこの私が、直々に味見をしてやろう・・・」

 しなやかな美女の肢体に田中が舌なめずりをする。

 片手でネクタイを外し、服を脱いでゆきえに挑む。

 膝を上げ下着姿でベッドに横たわるゆきえはこの上ない美しさだ。

「いや・・・来ないで・・・」

 視線から身を隠す様にぴったりと太腿を閉じ、切なく男たちを見つめるゆきえに、田中が話しかける。

「哀願する美女を辱めるのも格別じゃないか・・・。ゆきえちゃんと言ったね?・・・ぞくぞくするほど可愛い姿だ・・・」

「ほぅ、お姉ちゃんがあの川村ゆきえちゃんか?確かに、この娘を辱めるのは、興奮しそうですなぁ」

 田沼が楽しそうに相槌を打つ。

「さぁ・・・今夜は2人で、ゆきえちゃんをたっぷりと可愛がってあげましょうか・・・」

 ゆきえに近付く男たちの顔がギラギラと一層好色さを帯びて見える。

 その股間は、天を衝く勢いで弓なりの男根が熱く脈打っている。

 ベッドの上にゆきえに覆い被さる様にして2人の男がにじり寄る。

「まずはゆっくりと、ゆきえちゃんのオッパイを触らせてもらおうか」

「や、やめてっ、触らないで!」

「くくくっ、手錠をつけられては抵抗もできまい。抵抗できない女がオッパイを揉まれるときの顔が、私は大変に好きでな・・・」

 男たちが左右からブラジャーに包まれた脚の膨らみに手を伸ばす。

「うっ・・・いや・・・」

 大きな手がブラジャーの上から胸に触れた瞬間、ゆきえは思わず顔を逸らす。

 柔らかく乳房を包み込んだ田沼がゆきえの表情を楽しみながらからかう。

「どうした?こんなもので嫌がってどうする?それに・・・別に処女というわけでもあるまい?」

 じわじわと時間をかけ、テクニックを駆使して女を嬲り、征服する。それが田沼の女の楽しみ方だった。

 ゆきえは何とか男たちのイヤらしい責めに抵抗しようとする。

「くっ・・・や、やめてください・・・!」

「ほう・・・その状態でどうするというのかね?」

「ゆきえちゃんも所詮は女。好きな様にされて、どこまで耐えられるか楽しみにしているぞ」

 田中の片手は鷲掴みにした胸を揉みしだく。田沼も包み込んだ乳房を柔らかく揉み始める。みるみるうちに顔を歪めるゆきえ。

 もはや逃れようのない快楽の責め苦が始まろうとしているのを、ゆきえは悟った

 首筋から腕、肩に舌を這わせ進める田中がゆきえの脇を丹念に舐めあげる。

 田沼はブラジャーの頂上にうっすら浮き上がった小さな突起を欲望を込めて見つめている。

 女を、それもこのような美女を無理矢理感じさせていくのは、堪えられない悦楽なのだ。

「ふふふ、何だかここが堅くなっているぞ。これは一体何だね?」

 その突起を指の腹でゆっくりと円を描く様になぞる。

 びくっと胸が震え、指から逃げようと動くが、田沼の指はどこまでも付いていき、執拗になぞり回る。

「うっ・・・んっ・・・」

「これこれ、これだよ。随分と堅くなって・・・この尖りは何だね?」

 田沼は顔を背けるゆきえの自分の顔をぐっと近づける。

 乳首を軽く摘む度に眉をくっとひそめるゆきえの表情は、田沼の欲情を更に誘う。

「こんなに堅く尖らせて、どれ、この中がどうなっているのか、見せてもらおうか」

 ブラジャーの片方のカップをグッとたくし上げる。

「あっ・・・」

 思わず声を上げたゆきえの片方の胸がぷるんっと揺れ、瑞々しい乳房から薄桃色の乳首までが男の目に晒される。

 無遠慮な男の掌が丸い乳房を撫で回し、指先で乳首を転がす。

「綺麗なオッパイが丸見えになってしまったな。白い胸に桃色の乳首。綺麗な色だ。ふふふ、しかし、彼氏でもない男に弄られて、ここをこんなに堅くしていいのかね?」

 ゆきえは答えない。

 横に顔を逸らし、乳首を摘み転がす男たちの蹂躙から耐えようと、目を瞑っている。

 ギュッと結んだ唇。

 快感に痺れるゆきえの精一杯の抵抗だった。

 田中が掌をカップの横から内側に潜り込ませて囁く。

「どれどれ、これか。本当に堅く尖っているな。これが感じるのか?どうだ?」

 カップの内側で指先がこりこりと乳首を摘み、転がし、淫らに蠢く。

「ん・・・っ・・・」

 ギュッと結んだ瑞々しい唇が微妙に震えてくる。唇が開いて、熱い吐息が今にも漏れそうだ。

 男たちはニヤニヤとゆきえの半裸な姿を見つめる。

「それにしても可愛い。どうだ?いっそのこと、私の愛人にならんかね?」

「それとも・・・あの社長に、毎晩こうやって可愛がられ方が好きなのかな?」

「ば、馬鹿なこと言わないでくださいっ。・・・私は、そんな女じゃありません!」

 あまりにも無礼な言葉に、ゆきえの目が鋭く閃き、怒りに満ちた声で否定する。

 しかし、それすらも男たちにとっては女の楽しみ方の一つだった。

「そう、その表情。いいぞ。さて、こっちのオッパイも見せてもらおうか」

 田中がもう片方のブラジャーをぐいっと横に開く。

 張りのある膨らみが露出し、ツンと尖った乳首が顔を覗かせる。

「くっ・・・」

 口惜しさと怒りが混じったゆきえの表情に、田中は堪えきれないものを感じ、剥き出しにしたその頂上に舌を這い回らせる。敏感な乳首に温かく柔らかい舌を絡み付かせ吸い立てる。薄桃色の乳首にヌラヌラと分厚い舌がまとわりつく。

「う・・・くっ・・・」

 顔を歪めながらも凛とした雰囲気を漂わせているゆきえに、男たちの欲情は最高潮を迎えようとしていた。

 図に乗る男たちの思い通りにはなるまいと、ゆきえは再び唇をギュッと結ぶ。

 しかし、媚薬に痺れる身体は男たちの舌の愛撫に耐えきれるものではない。

 甘美な疼きが腰に伝わり、更なる欲求が狂おしく湧き起こる。

 熱を持った身体はじっとりと汗ばみ、込み上げてくる官能にシーツを握りしめる。

 田沼がゆきえの下半身に目を向ける。

 ぴったりと脚を閉じながらも、快感に悶えくねる太腿と腰。

 白く上品なパンティが田沼の目に魅惑的に映る。

「ほぅ・・・これはまた、美味そうな・・・くくくっ、どれ・・・」

「あっ・・・何をっ・・・」

 太腿にかけられた手に秘部への淫らな男の思惑を感じ取り、ゆきえが狼狽した声を上げる。

「なぁに、可愛いゆきえちゃんをもっと味わいたくてな。美女のオマ◯コを好き放題に舐め回すのが好きでな。さて、ゆきえちゃんのオマ◯コはどんな味がするのかなぁ」

 最後の方は独白の様に呟きつつ、ゆきえの両脚の間に身体を割り込ませる。

「あぁっ、そんなことっ!待って!いや、いやぁ!」

 悲鳴を上げ、暴れ、逃げようとする両脚を、田沼が押さえ込みにかかる。

 手を繋がれ、固定された身体ではどうしようもない。

「いいじゃないか。田沼さんのご希望だ。脚を広げるんだ。気持ち良くしてもらえるぞ」

 田中が唇に含んだ乳首を愛撫しつつ、ゆきえの片足に手を回して抱え上げる。

 ゆきえの太腿は持ち上げられ、足先は虚しく空を切るばかりだった。

 ゆきえの太腿を掴み上げて左右に押し開き、田沼はその中心に顔を近づける。

 広げられた股間は内側から溢れ出す蜜で、可憐な下着をぐっしょりと濡らしている。

「あぁ・・・いや・・・」

 羞恥心に頬を紅潮させるゆきえに、田沼は満足気に囁く。

「ふふふ、イヤらしい格好だな。ゆきえちゃん。恥ずかしいか?」

 田沼に相槌を打つ様に、田中もゆきえに囁く。

「美女の恥ずかしがる姿はいい。そそりますな。やはり、女性はそうでなくては」

「くくく、しかしゆきえちゃんは可愛い。恥ずかしがりながらも、もうこんなに濡らして。ぐしょぐしょじゃないか」

 パンティを横にずらすと、ゆきえの秘部が余すところなく剥き出しになる。

「ほぅ、これは・・・何と瑞々しい。ゆきえちゃんは本当に美味しそうだな。」

 田沼は溢れ光るゆきえの淫裂を見つめ、涎を垂らさんばかりの口を吸い付ける。

 その瞬間、ゆきえは強い電流を全身に感じ、背中を弓なりにして悲鳴を上げる。

 ゆきえの秘部にべったりと口を覆い被せた田沼は、ゆきえへの欲望を解放する勢いで花びら全体をぺろぺろと舐めあげ、溢れる蜜を啜る。

 パンティを剥かれ、その内側を男に舐め回されるなど、到底耐えられるものではない。

「こ、こんな、いやっ・・・あん、あぁん・・・」

 しかし、舌技を尽くす男の舌は巧みに動き、ゆきえの性感を次々と探り出していく。

 男の舌がその部分に触れるだけで背筋に電流が走り、ゆきえの身体はビクン、ビクンと跳ね上がる。

 例えようもないほどの強烈な羞恥と快感にゆきえは狂いそうになる。

「いやあぁーっ!あっ、あんっ、だめっ、だめえぇーーーっ!」

 手錠で繋がれた身体全体をよじり、その責めから逃れようとする。

 しかし、田沼はがっちりと太腿を抱え込み離さない。

 太腿を掴み、力強く押し開き、ますます強く口を押し付ける。

 分厚く温かい男の舌が密壷を抉り始める。

 熱く軟らかいモノが泉の中心に次第に沈み込んでくる。

「あぁぁぁーーーっ!」

 宙に浮いた長い脚が激しく嫌がる様に動き、ゆきえはついに絶頂を迎えた。

 田沼の舌責めは執拗だった。

「いや・・・もう・・・やめて・・・」

 息も荒く身体をくねらせ、腰を引き、逃れようとするゆきえを押さえつけて引き寄せ、更に奥まで舌を侵入させる。

「そう嫌がらなくてもよいではないか。ふふふ、泣くほど感じさせてやろうな。」

 グネグネと動く男の舌はどこまでもゆきえを探り出し、甘い蜜を舐め啜る。

「あっ、あっ!・・・あぁんっ!!」

 ゆきえは絶頂の余韻の収束する暇も与えられず、頭だけでなく上半身全体を左右に激しく振った。

 その上半身は田中の絶え間ない愛撫を受け続けている。乳首への刺激は淫らな信号となって秘部に伝わり、田沼から受ける舌責めの快楽を増幅させてしまう。

 2人の男のねっとりとした舌遣いに、身体が蕩けそうだった。

 どんなに暴れても逃れられず、舌の濃厚な愛撫を胸に、秘部に受け続け、ゆきえの脚が細かく震える。

「・・・だめ・・・だめ、もう・・・」

 無理矢理に高みに押し上げられていくのがどうしようもなかった。

「んうぅぅー!」

 男たちの淫技に耐えられず、ゆきえは絶頂の快感に唇を噛みしめた。

「実に美味しかったぞ、ゆきえちゃん。しかし、ゆきえちゃんは一体何回イッてしまったのかな?よほどオマ◯コを舐められるのが好きとみえる。」

 ゆきえを見下ろして、田沼がイヤらしく笑う。

 ねちっこい愛撫で女を喘がせ、何度もイカせるなど造作もないことだった。

「くくくっ、では田中さんにバトンタッチといきましょうか。もしかしたら、私以上の熱烈な責め方で、たっぷりと満足させてくれるかもしれませんよ・・・」

「ふふふ、勿論です。イヤというほどイカせてやりますよ」

 田中が田沼に応えて言う。

 未だ絶頂の余韻に痺れるゆきえは、目の前の男が入れ替わるのを遠い世界のような面持ちで聞いていた。

 鎖に繋がれた両手首。

 白いシーツの上に横たえた頭から伸びる長い髪。

 ベッドに突っ伏し、はぁはぁと荒い息をつく美女。

 下着姿のまま、全裸に剥いてはいないものの、それだけに掻き立てられるものを田中は強く感じていた。腰から折れ曲がるほどの悩ましい曲線を描くヒップが目を奪う。

「ついにこの腕にきたか・・・」

 田中は満足の笑いを漏らし、うつ伏せになっているゆきえの腰を立たせ、腰を高く上げさせる。

 脚を軽く広げ、男の目の前へヒップを突き出した格好は実に挑発的だった。

 白いパンティに覆われたヒップラインがくっきりと田中の目の前に浮かび上がる。

 たくし上げられ、ほとんど脱げかけたブラジャーからは丸い乳房が顔を覗かせている。

 極上の眺めと言えた。

「あのゆきえちゃんの、こんな格好がみられるとはな・・・くくくっ。いい眺めじゃないか」

 美女の淫らなポーズに昂りが急激に膨らむ。

 パンティに手をかけ、太腿までぐっと引き下ろす。

「あっ・・・」

 形の良い丸いヒップが露になり、その奥に今まで秘められていた女の部分が完全に剥き出しになる。田中は熱い視線をその中心に注ぎ込んだ。

 堪らないほどの艶かしい眺めに満足しつつ、田中はゆきえの太腿を抱え込むと、左右に大きく開いた。ゆきえの中心は充分過ぎるほど濡れ光り、男の欲情を誘っていた。

「いや・・・こんなの・・・やめて・・・ください・・・」

 四つん這いで男に向かって脚を広げるなどという淫らなポーズをとらされ、羞恥心に目も眩む思いだった。

「恥ずかしいか?その恥ずかしいことをされれば、感じてしまうのが女・・・ふふふっ、こんな素晴らしい身体をしているんだ。男に捕まれば、当然こうなる」

 田中の低い声がおさまると同時に、堅く尖った舌先が花びらを掻き分けてヌルヌルと侵入してきた。

「くぅぅっ・・・」

 声にならない息を漏らし、ゆきえは首を振って身悶えた。

「あ・・・うっ・・・ん・・・っ・・・」

 尖らせた舌が密壷にヌルッと差し込まれ、甘い蜜を掻き出そうと動く。田中はゆきえの脚をますます大きく広げ、そのヒップに顔を埋め、むしゃぶりついた。

 この美しいゆきえを手にかけ、思うまま淫らに汚すことが、今の田中の願望だった。

 舌で奥深く掻き混ぜ、際限なく溢れる蜜を啜る。

 身体の敏感な部分を掻き回される感覚にゆきえは震えた。

「うぅっ!」

 不意にビリビリッとした電流が腰を包む。

「ほぅ、綺麗な顔をして、やはりゆきえちゃんもココが感じるか?堪らんだろう?では、ここを集中的に舐めてやろう。少し刺激が強過ぎるかもしれんがな・・・」

 田中の舌は最も敏感な芽を捉えていた。

 今まで抑えてきた邪悪な欲望はゆきえを狂わせることに解放されようとしていた。

「あっ、あっ、だめっ、そんなところっ・・・しないでっ!あっ!」

 ゆきえの抗う声にも構わず、その膨らみの周囲をグルグルとなぞり、突つく。

 舌の動きに合わせてひくひくとゆきえの腰が動く。

「い、いやっ・・・うくっ!・・・あぁっ!」

「感じるか?凄く感じるだろ?分かっているんだよ。女の身体のことはな・・・ほら」

 ゆきえの淫裂はもうすっかりグチャグチャだった。

 田中はぷっくりと膨らんでいる芽に舌を這わせ、強く押し付けて絡みつかせる。

 小さな芽は舌先に根元から押し上げられ、何度も上下左右に転がされる。

「はっ・・・あっ・・・」

 ゆきえの声が小さく、しかし鋭く、断続的に漏れる。

 四つん這いの手は息も絶え絶えにシーツを掴み、腰と太腿がビクンビクンと動く。

「ふふふっ、ココを舐められるのはイイだろ?では、強く吸われたらどうなるかな?」

 唇に包まれたかと思うと、強くその部分に吸い付かれるのをゆきえは感じた。

「くうぅぅっ!!」

 ゆきえには強烈過ぎる快感だった。太腿がガクガクと震える。

「んうぅ!・・・っ・・・んっ・・・」

 全身を硬直させ、ゆきえは一気に昇り詰めた。

「はぁっ・・・はっ・・・」

 強烈過ぎる快感の波は容易には退かず、ゆきえの身体を駆け巡っている。

 ビクビクと小さく痙攣するゆきえを見下ろし、田中はナイフを取り出した。

「邪魔なものは取ってしまおうか・・・私のモノにしてやろう・・・」

 パンティの端、片方の腰の布に刃を当てると、スッと裂けた。

 あっという間にパンティは腰から抜け落ち、片方の太腿に丸く小さく絡まった。

「いよいよだな。ゆきえちゃん・・・犯してやろうな・・・」

 田中は自分の欲棒を握りしめた。

 これ以上ないほど膨張し、堅くそそり立つ肉棒を、ゆきえの淫裂へと狙いをつける。

「随分と苦しそうだな。早く欲しいんだろう?とどめを刺して楽にしてやろう・・・」

 田中はゆきえの腰を掴んだ。

 長時間嬲りものにされた女のそこは窮屈な部分にも関わらず、田中の男根をゆっくりと呑み込んでいく。

「・・・ん!!」

 突然ゆきえの全身に緊張が走り、身体が大きく前に跳ねる。

 開いた唇は酸欠にでもなったかのように、声にならない叫びのような息を吐く。

 バックで犯されながら逃げる様に腕を前に伸ばし、耐えきれずシーツを掻きむしる。

 田中の腰がゆきえの柔らかなヒップに密着する。

 その男根はゆきえをいっぱいに押し広げ、根元まで完全に侵入を果たしていた。

「おぉぅ・・・イイ気持ちだ・・・」

 想像以上の快感に田中は呻いた。

 奥まで埋め込んだ肉棒からゆきえの熱い体温とヌメリが心地よく伝わってくる。

 ゆっくりと腰を動かすと、ヌルヌルとした感触が肉棒を包み込む。

 蕩ける気持ち良さだった。

「これは・・・堪らんな・・・」

 肉棒を埋め込まれ、悶え喘ぐゆきえを見下ろし、田中は呟く。

「ゆきえちゃんは可愛いだけでなく、身体の味も素晴らしいのだな。最高に気に入ったぞ。後は存分に楽しませてもらおうか」

 細い腰を後ろから掴み、引き寄せ、田中は本格的な抽送をゆきえに送り込み始めた。

「んぅっっ!・・・つ・・・っ・・・んっ!・・・」

 ゆきえの絞り出すような高い声が部屋に響く。

 1回1回、力強く打ち込む田中の身体を受けとめる度に、ゆきえの身体は大きく前に倒れる。

 引き抜かれては何度も深々と貫いてくる男根の存在感は圧倒的だった。

 ゆきえは、自分の身体が男に支配され屈服させられようとしていることを、理屈ではなく、肌を通して直接的な実感として思い知らされていた。

 気持ちいいという表現では足りない。異常な感覚がゆきえを襲っていた。

 まさに気が狂いそうだった。

 歯を食いしばろうとしても身体の抑えは既に利かない。

「う、うっ!・・・うっ!いやぁっ!」

 自分の中に押し入ってくる肉棒の衝撃に声を洩らしながら、例えようもないほどの甘美感が込み上げてくるのをゆきえは感じた。

「なかなかの乱れようじゃないか。ゆきえちゃんの乱れる姿は想像以上の興奮ものだな」

 田中はゆきえの細くくびれた腰を掴み、魅惑的なヒップを引き寄せ、男の欲望の象徴を何度も突き込み続ける。

 正面の壁に張られた大きな鏡には、男の欲望の象徴を突き込まれる1回1回に、堪らない声を上げるゆきえの姿が美しく写し出されている。

 肘を突いた四つん這いの姿に、2つの乳房が揺れているのが淫らだった。

「前を見るといい。ゆきえちゃんの美しい姿がよく見えるぞ」

 田中の声にゆきえが上気した顔を上げた。ゾクッとするくらい色気のある顔だった。

「こ、こんな・・・」

 それは、ゆきえが今まで見たこともない淫らな自分の姿だった。

 突き上げたヒップを男が掴み、腰を密着させている。

 羞恥も露に身体をくねらせ、顔を背けようとしたゆきえに、田中が背中から覆い被さる。片腕で身体を支え、もう片方の手をゆきえの顎に回し強引に鏡を向かせる。

「自分がどんな姿で犯されているのか、よく見えるだろう?どうだ?うっとりするほど綺麗じゃないか」

 そう言う間も、田中の腰はゆきえに密着したままぐりぐりと蠢いている。

「あ、ああっ!い・・・いやっ!・・・」

「ほら、突かれるだけでなく、こういう動きもいいだろ?どうだ?私の目を見て答えるんだ」

 抗しきれず、鏡越しに睫毛の長い切れ長の目が田中を見上げる。

 何かを訴えるような濡れた瞳が色気を醸し出し、男の欲情を強くそそる。

「色っぽいぞ、この姿、最高じゃないか」

「あぅ・・・っ・・・」

 ゆきえの首筋に埋められた田中の顔が耳朶をくわえ、内側まで舐め回す。

 顎を離れた手が乳房を包む。

「はぁ・・・っ・・・」

 喘ぐゆきえのヒップの上を密着した男の腰がぐりぐりと動き、その奥で逞しい男根がゆきえの熱く溶けた身体を掻き回している。

 田中の責めに敏感に反応し乱れるゆきえの姿は、脇で見ていた田沼をも駆り立てた。

「ちょっと、我慢できませんな。これは。私も少しだけ参加させてもらいますよ」

 田沼の手が四つん這いのゆきえの乳首を摘む。脇を舐め、太腿の内側を手が這う。

「あ、あ・・・だめ・・・だめ・・・」

 感じ過ぎて抵抗することもできず、ただうわ言の様に繰り返すゆきえの身体を、2人の男たちの舌と手が這い回る。太腿を手が這い上がっていく。

「だ、だめぇ・・・んっ・・・やめてぇ・・・」

「何がだめなのかな?もしかして、ここかな?いや、やはりここかな?」

 嘲笑うかのように動き回る指は、ゆきえをいっぱいに広げて深々と肉棒が刺さっている淫裂の周囲を這い回り、ついに小さな肉芽を摘み出した。

「あ、あっ!ああっ!・・・」

 悲鳴を上げ、最も敏感なところを探られる刺激にビクンビクンと反応するゆきえの身体を押さえつけ、なおも男たちの愛撫は続く。

 ゆきえの意識は極限に達しようとしていた。

 田中はゆきえの背中に舌を這わせながら、鏡に写る彼女の姿を見つめていた。

 両手を拘束された美しい女が2人の男の濃厚な愛撫を受けて身を震わせていている。

 陥落寸前だった。

「どうだ、感じ過ぎて反抗もできないだろう?では、そろそろ、この私を満足させてもらおうか」

 ガチガチの肉棒を先端まで引き抜き、次いで力強くゆきえの身体を貫く。

 続けざまに大きな動きでゆきえを犯す。

「あああっ!いやっ!・・・あん・・・いやああっ!」

 ゆきえの内部で暴れている男の熱い塊。とても耐えることなどできなかった。

 ゆきえは身体を激しく跳ねさせながら、肉棒の責めから何とか逃れようとする。

 田中はそんなゆきえの腰を引き寄せ、その女膣を深々と何度も抉る。

「ほら、ほら・・・どうだ。感じるだろ?たっぷり味わえよ」

 激しく絶え間なく続く淫らな肉棒の責めを受け、ゆきえの精神は限界に達した。

「いやああぁぁーーっ!」

 快感が極限に達したゆきえの頬をツーッと涙が伝う。

 髪を振り乱し、泣き声を上げて悶える。

「泣くほどイイのか?まだまだ激しくなるぞ。ほら、凄いだろ?」

 肘を突きヒップを高く突き出した甘美な身体を、田中はなおも責め立てた。

 色っぽく泣き続けるゆきえを田中は夢中になって貪り、犯し続ける。

「ああぁぁぁーーーっ!」

 ついに、ゆきえは腰をガクガクと揺らして絶頂に達した。

 その瞬間、ゆきえの女膣がギュッと田中の肉棒を締め付けた。

「うぅっ・・・」

 田中も快感の頂点だった。

「いくぞ。中に出してやるぞ。・・・そら!」

 最後に突き込んだその奥深くの子宮口で、田中は肉棒をドクドクと激しく脈打たせながら欲望のほとばしりを放った。

 強烈な絶頂だった。

「は・・・あ・・・んっ・・・」

 ビクビクと全身を痙攣させ、快楽の余韻に浸っているゆきえに、田中は満足の声を洩らした。

「良かったぞ、ゆきえちゃん。また後で可愛がってやろうな。さて、お待たせしましたな。田沼さん。最初を譲ってくださり、ありがとうございました」

「なぁに、おそらく私の方がしつこくて長いですからな。構いませんよ」

 田沼がニヤリと笑った。

 ガチガチに強張った肉棒を見せつけ、田沼がゆきえに迫る。

「どれ、今度は私も味見をさせてもらいましょうか。ゆきえちゃん」

「い、いや・・・。来ないで・・・」

 手錠をガチャガチャ鳴らし逃げようとするゆきえの細い足首を掴み引き寄せる。

「さて、ゆきえちゃん。たっぷりと愛し合いましょうか・・・」

 綺麗な脚を肩にかけ、ゆきえの身体にのしかかっていきながら、ゆっくりといきり立つ肉棒を突き立てる。

「ああっ!・・・く、くくぅっ・・・」

 細い身体は、白い顎と背中を同時に仰け反らせ、田沼を受け入れさせられていく。

 熱が醒めぬ女の身体は犯される歓びに再び燃え上がり始めようとしていた。

「あっ・・・はっ・・・んんぅっっ!」

 数えきれないほどイカされ全身が感じる様になっているゆきえは、肉棒の先端の侵入にビクンと腰を動かし、埋め込まれていきながら細かく身体を痙攣させる。

 田沼の強引な侵入に、伏せていた長い睫毛がふるふると震える。

 田沼はそんなゆきえの顔を見つめながらニヤニヤと笑った。

「そんなに感じるか?そんなことで私のセックスに耐えられるかな?」

「・・・んんっ・・・くっ・・・!」

 田沼はゆきえの腰を固定し、肉棒をずぶずぶと奥深く埋め込んでいく。

「ほら、完全に根元まで入れるぞ」

「あ!・・・くくっ・・・はあっ!・・・」

 ゆきえの身体がのたうち跳ねる。

 しかし、その下半身には田沼の男根が深々と突き刺さっていた。

「あっ・・・くっ、かはっ・・・」

 田沼は腰を動かしていない。しかし、太い杭を体内に打ち込まれたゆきえには、そのことがかえって苦しみとなっていた。

「ふふふっ。何だか辛そうだが、どうかしたかね?」

 田沼の楽しそうな声がゆきえに恨めしく響く。

 いっそのこと、激しく犯される方がよかった。

 このように、女の官能を引きずり出され生○しにされている状態は、ゆきえにとって最悪だった。思わず快感を求めて腰がくねりそうだった。

 脂汗がしっとりと滲んでくる。首を左右に振って、狂おしい欲求に耐えようとする。

 求めるものが与えられず、ゆきえの全身の性感は高められるだけ高まっていく。

 ほんの些細な刺激にさえ反応してしまいそうなほど、肌がびりびりしてくる。

 そのとき、不意に田沼が胸に吸い付いてきた。

「ううぅっ!!」

 ビクンと大きく身体が跳ね上がる。

 乳首を転がすねっとりとした舌が腰にまで響くびりびりとした快感を呼び起こす。

 しかし、それだけではない。その弾みでゆきえの肉襞は田沼の太い肉棒を擦りあげてしまっていた。

「ああああっ!!」

 ゆきえは悲鳴を上げ、軽い絶頂に達した。

「こうやって乳首を舐められると、またたまらなくなってくるのではないか?」

 田沼がゆきえの乳房にしゃぶり付きながら尋ねる。

「自分から腰を動かしてもいいのだぞ?」

「そ、そんな・・・イヤらしいこと、しません・・・」

「ほう、ではさっきから私のチ◯ポをキュッキュッと締め付けているのは何故かな?本当はイヤらしい事を望んでいる証拠ではないのか?」

 田沼はゆきえを追い込むべく、一度肉棒を半分ほど引き抜き、そこでわざとらしく聞く。

「私のチ◯ポが中に入っているのがわかるかな?ゆきえちゃんのオマ◯コを擦りたくウズウズしている、このチ◯ポだぞ?」

 そして、またゆっくりと、ずぶずぶと根元まで埋め込んでいく。

「ご希望とあらば、コイツでゆきえちゃんを狂わせてやるぞ」

「く・・・くくっ・・・!」

 背中を弓なりに反らせながら、ゆきえは何とか声を飲み込む。

 精一杯の抵抗だった。

 そんなゆきえに、田沼はリズムよく軽い律動を送り込み始める。

「手錠に繋がれていてはどうしようもあるまい。無駄な抵抗はやめて、一緒に楽しもうじゃないか。こんなにイイ身体をしているんだから・・・」

「くくっ・・・うっ・・・馬鹿な、ことをっ・・・あっ・・・」

 しかし、瞳は潤み、頬を赤く火照らせた表情は、どれだけ感じているのかを示しているようなものだった。

 その身体は肉棒から送られてくる律動にビクビクと反応している。

「その強がりが無駄だというのだよ。ほら、身体はこんなに歓んでいるぞ」

 首筋に舌を這わせながら腰を再び突き上げる。

「ああっ!」

 ゆきえが白い喉を仰け反らせる。

 そのとき、ゆきえの腰が肉棒を求めて悩ましく前後にくねったのを、田沼は見逃さなかった。

「ほぅ、ついに自分から腰を振ったな?ふふふ、いい娘だ。いいだろう、後は私が動いてやろう」

「ち、違います。い、今のは・・・あぁ・・・!」

 田沼はゆきえの弁明を無視し、彼女の脚を大きく広げ、その膝を左右についた両腕に引っ掛ける。

 大きく広げたM字を描くような形にする。

 脚を大きく広げ、秘部まで曝している格好に耐えられず、ゆきえは顔を逸らす。

 田沼はそんなゆきえを楽しみながら肉棒を動かし始めた。

「い、いやっ!・・・・・・あ、あん、あぁん・・・」

 拒絶の言葉を吐きながらも、突き上げられる度に甘い声を上げる。

 媚薬で身体中が敏感になった肉体で、田沼の責めに対抗できるわけもなかった。

 ゆきえは男に汚される恥辱に身体を震わせながらも、その快感に耐えきれない。

「んっ・・・くぅ・・・あっ・・・」

 田沼がゆっくりと腰を動かすのに合わせて切ない声が漏れてくる。

 ゆきえが悶えるのを楽しみつつ、田沼はずっぷりと埋めた肉棒を往復させる。

「ふふふ。思った通りだったな。イヤだなんて言いながら、本当は早くチ◯ポを入れて欲しかったのだろう?その証拠に、ほら・・・聞こえるか?こんなに身体は歓んでいるぞ」

 田沼の肉棒がゆきえの中から引き出され再び奥まで突き入れる度に、ヌチャヌチャという、肉と肉とが擦り合わさる卑猥な音が部屋に響く。

「芸能界にいたのでは欲求不満も溜まるばかりで、解消することもできんだろう?私の愛人になれば、毎日こうして抱いてやるぞ」

 延々と続く田沼の言葉責め。ゆきえは官能の淵に追いつめられていた。

「わかるかな?コイツの良さが。女の身体がコイツの味を覚えたら病みつきだぞ。ほら、ほら・・・感じると言ってみろ」

「そ、そんな・・・こと・・・あっ、んうぅっ!・・・あぁん」

「ほれほれ・・・どうだ?いいだろう?」

 田沼の激しい突き込みに、ゆきえの身体は激しくくねり悶える。

 その肉襞は押し入ってくる肉棒を少しでも奥へ奥へとくわえ込もうとする。

「んっ!・・・くうっ!・・・んんっ!・・・」

「これはまさに、極上の女だな。素晴らしい身体ではないか」

 興奮に駆られ、田沼はなおも激しく腰を打ち込む。

 ゆきえは次々と襲い来る快感の波に翻弄されるばかりで、何も考える事ができなくなっていた。

 熱い欲望の塊を何度も深々と突き入れられて、眉根に皺を寄せて悶え喘いでいる。

 透明感のある澄み通った綺麗な声が田沼の興奮をさらに昂らせていく。

 この上ないほど淫らで、またこの上ないほど美しい姿だった。

 ゆきえの姿に田沼は急激に快感が高まっていくのを感じた。

「そろそろ、私もイキそうだ」

 田沼は熱い高ぶりを出し尽くす最後の最後までゆきえの身体を味わおうと、奥まで届けとばかりに体重をかけて強く突き続ける。

「いや、いやっ・・・また・・・ああぁぁーーーっ!」

 再び身体を汚される予感も束の間、身体の奥で男の欲望の象徴がこれまでになく大きく膨張するのを感じた。

 瞬間、ビクッビクッと痙攣する様に動く肉棒に、ゆきえも昇りつめる。

「・・・あぁ・・・また、中に・・・」

 熱い高まりを膣奥に吐き出された事を感じ、ゆきえの身体がビクビクッと痙攣する。

「んうぅぅっ!! あああぁぁぁぁーーー!!」

 汗にまみれ、美しく光らせた裸身を反らせ、ゆきえは絶頂に達した。

 数時間後。

 ゆきえはバスルームにいた。

 バスルームとはいえ、豪華ホテルの大浴場といっても過言ではない湯煙の中、ゆきえの喘ぎ声がこだまする。

「今度はそこに手をついて、尻をこっちに向けるんだ。」

 男の命令に、湯の中のゆきえは大人しく風呂場の縁に手をつき、尻を突き出す。

 すかさず男がそのヒップを撫で回し、顔を埋める。

 前からも、また別の男が開かれた股間に指を這わせてくる。

 男たちとは言うまでもなくあの政治家田中・田沼の2人である。

「くくくっ。いいケツじゃないか。じっとしてろよ」

「うっ・・・あ、あ・・・駄目です・・・」

 股間のそこら中を這い回る舌の動きに、ゆきえの背中が伸び、いやいやをするように上体が揺れる。

「悩ましい声を出す様になったものだな。次回もまたゆきえちゃんを指名して、たっぷりと相手をしてもらおうかな?それまでに、我々好みの身体になってもらうからな」

 後ろから密壷に潜り込んでくる尖った舌に、ゆきえは喘いだ。

 次いで、田沼のいきり立った怒張が沈み込んでくる。

「うぅっ・・・あぁん・・・っ・・・」

 魅力的なヒップを掴み激しく前後に揺する田沼に、ゆきえは艶っぽい女の声を上げて応える。

 その瞳は焦点が定まらず、恍惚とした色を浮かべている。

「さっきは正常位だったが、バックから突くのも、また気持ちがいいな。どうだ?オマ◯コの違う部分が擦られて、気持ちいいだろう?」

 田沼が相変わらず卑猥な言葉を投げかけながらゆきえを責め立てる。

「あっ、あっ・・・ああぁぁんっ・・・」

 田沼が腰を動かし始めると、ゆきえは息も絶え絶えに、その裸身をくねらせ始める。

 この上ないほど淫らで、またこの上ないほど美しい姿に、男たちの興奮は際限なく高まっていく。

 再び四つん這いで肉棒を突き込まれるゆきえ。

 田沼には後ろから肉棒で女膣を抉られ、田中には脇から乳首を摘まれ、舐め転がされていた。

 ゆきえは失神寸前に追い込まれていた。

 田中がゆきえの正面に近付き、股間の高ぶりを眼前に見せつける。

「コイツをくわえるんだ・・・」

 上気して潤んだ目で田中を見つめたゆきえは、瞳を閉じると、ビクビクと脈打ち堅く反り返った男根にピンクの舌を這わせる。

「そうだ・・・上手だぞ。前後の穴にコイツをくわえ込んだ気分はどうだ?」

「ン・・・ン・・・ンム・・・アム・・・ン」

 ゆきえが口に田中の肉棒を含んだまま喘いだ。

 田中はゆきえの顔を掴むと、腰を前後に動かし始めた。

 それを見た田沼も、ゆきえの腰を掴むと、激しい抽送を開始した。

「ング!アムゥゥゥ・・・ン!」

 間もなく、男たちは快感の高まりとともに、その欲望の飛沫を存分に放った。

 ゆきえもまた、その飛沫に汚されながら激しく昇り詰め、男の身体に崩れ落ちたのだった。









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