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「…こんな事になってしまったけど、付き合ってほしい









携帯から昨日の修羅場を…

登場人物

私 彼 先輩 先輩カノ



半年ぐらい前に仲のいい同じ部署の先輩に告白されたのですが、そんな気になれなかったので丁重にお断り。

程なくして違う部署の先輩カノと付き合い始めたらしいと噂で知りましたが、私と先輩との雰囲気は告白前から変わらず仲良しな仕事仲間でした。

まぁお互い大人だし、仕事がやりにくくならなくてよかった。ぐらいに考えてました。

昨日は仕事が早く終わったから帰りにレンタルビデオ屋に寄りました。

昨日の夜に彼がうちに来る事になってたので、一緒に何か観ようかな?と。



すると店内遠くから大声がして、思わずそちらを見ると先輩と先輩カノが揉めているのでした。

なんかやばそうだったので気付かない事にして、自分はさっさと借りて店を出ようとレジに向かった時でした。

「逃げんな!」と先輩カノがダッシュで私のところまで来て強い力で手首を掴みました。

先輩カノは飲み会でも人気の無邪気なかわいさがある人なのに、般若のような形相に変わってました。

?!?!?!…と驚きとハテナが頭にいっぱいで私は何も言えずに先輩の方を見ました。



支援ありがとうございます。

先輩は暫く動かずに突っ立っていましたが、先輩カノの「○○(先輩の名前)!そんなに(私)さんがいいのっ?」という絶叫で我に返ったようにこちらに来て、掴んだままの手を離そうとしながら

「とにかく外出よう」と私達を連れていこうとしました。

私はさっきの台詞に驚きながらも一刻も早く店から出たくて歩き始めましたが、先輩カノは動きません。

「人が見てるとこで話せないなんてやっぱりおかしいじゃない!みんなの前で堂々と話してよ!うわぁぁん…」

とぐちゃぐちゃの泣き顔で喚き続けます。



先輩と私は「迷惑だろ?」「…でしょ?」と計らずも「迷惑」がかぶった同じような事を口にしました。

先輩カノはそれで更にヒートアップ。

「2人で同じ事言うなんて何の嫌がらせ?」「やっぱり付き合ってるんじゃん!」……

とりあえず勘違いしてるし私には関係ないと思ったので、どうにか手を離して一人で店の外に。

駅に向かって急いでいると先輩カノが追い掛けてきました。後ろから先輩も。

「そうやっていつもコソコソしてたのね。会社でばらしてやる!」

足が遅い私は捕まってしまい、仕方無しに覚悟を決めました。

「何をやねんっ」



普段は出さない地元の関西弁に先輩カノ、ビクッ(@_@。

「さっきからうるさいねん。私と先輩は何もないわっ。何を勝手に勘違いしてんねんっ」

しばしの間。

先輩カノ「じゃあなんで(私)さんのメールは受信ボックス別にしてて保護されてんの?

今日も映画見に行くはずなのになんで急にレンタルショップに寄るって言い出したの?

それより携帯の画像何?」私はまた…?!?!?!状態に。

「どういう事ですか?」と先輩に向き合うと目を反らして「あーうー…」と声にならない声を出します。

その頃、彼から「早く終わったし会社の近くまで迎えに来てるよ」とメール有



早く彼に会いたかったのでその場で電話。すぐに行くと言うような話をしてると、先輩カノが「あんたも二股?このヤリマンがっ」と怒鳴ったのが電話の向こうに聞こえてしまいました。

彼「(私)?どしたの?」

私「何もないよ。もう行くから電話切るね」

カノ「○○の横の道で話し合ってるからすぐ行けないでしょ。そちらの方もご一緒にどうぞ??」(大声)

彼「行くわ」プツッ…



久しぶりのデートだったのになんでこんな思いしてんだ…私以上に彼は関係ないじゃん…とへたれる間もなく彼登場。

それまで黙ってた先輩が「本当に彼氏いたんだ…」と泣き出し。



遅くなってすみません。



泣き出した男、取り乱した女、疲れた自分の彼女を見て彼も…?!?!?!状態に。

彼「(私)?説明してよ」

私「わかんない。巻き込んでごめんね」

カノ「今更ぶらないでよ!(私)さんは(先輩)とも付き合ってるんです」

彼「…マジ?」不安げな彼。

私「付き合ってないって。毎日のように(彼)と電話してんのにどう考えても無理やん」

カノ「じゃあさっきの携帯の話は?」

彼「携帯?」

私「先輩の携帯。私のメールがどーとか画像がどーとか…」

言い終わらないうちに彼は先輩に手を出して低い声で「出せ」と言いました。



彼が中身を確認しようとするのを隣から覗き込むと…。

確かに私の名前で受信ボックスがありました。

中は連絡が主な私からのメール。全部を保護していました。

画像も私が知らないうちに撮られてたようなのが何枚か…仕事中のものばかりでした。

思わず「気持ち悪い…」と呟いてしまいました。

彼は何も言わずにいましたが一通り見終わると、私に「携帯見せて」と手を出しました。

見られて困るものはないので渡すとすかさず先輩カノが奪い、彼より先に見始めました。



いくら見られて困る事がないとは言え、先輩カノに見られる筋合いはないので取り返そうとしていると

「…止めろ。(先輩カノ)、返せ!」と先輩が先輩カノを怒鳴りつけました。

先輩カノはビクッとして私に携帯を返し、私はそれを彼に渡しました。私も先輩が怒鳴ったところを初めて見ました。

「もういいよ…。俺が全部悪いんだし。(私)も彼氏もすみません…」

と先輩がここに至る経緯を話し始めました。



要約すると、振られたのが辛かった先輩は何となく先輩カノと付き合いだしたけど、やっぱり私に未練があってチャンスを伺ってた。

彼氏ができたらしい?という噂は耳に入ったが毎日遅くまで仕事してる姿や自分と仲良くしてるのを見て噂だけだろうと思ってた。

みたいな感じでした。

先輩カノは先輩の携帯をみて勝手に勘違いしてただけで先輩の本心は知らなかったらしく、今までと打って変わって静かに泣き出しました。

先輩「…こんな事になってしまったけど、(私)が好きなんだ。(先輩カノ)とは別れるから付き合ってほしい」

Σ(°Д°;)



彼の方を見ると私の携帯を見ながら話を聞いてた彼もΣ(°Д°;)とフリーズしてました。

気を取り直して、再度お断り。

「彼と仲良く付き合っていますので。すみませんが…」

彼が何も言わずに手を繋いでくれました。

その姿を見て先輩は再び泣き出し「そーだよな。俺なんかじゃな…」とぶつぶつ。

どうやって収束を計ろうかと彼と顔を見合わせて考えていると、泣き止んだ先輩カノが立ち上がり私と彼に「ごめんなさい」と頭を下げてから呆然としている先輩を抱き抱え駅へ歩き出しました。

私達はしばらくその後ろ姿を見送ってから家に帰りました。



彼も私も夢を見ているような気分で言葉少なに眠りにつきましたが、

今朝お風呂に入るとあちこちに青あざや小さな擦り傷が出来てて、昨日の事が現実だったんだとわかりました。

なんというか…疲れました。



聞いて下さってありがとうございました。









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