今までは考えたくもない嫌な記憶として頭の中で封印してたけど
最近色々あって良い思い出、とまではいかないけど、やっと向き合えるようになったのでかきます
とりあえず当時のスペック
私 当時高2 普通の高校生
好きな人 長いから適当に山田にしよう イケメン バスケ部
二人ともクラスの仲良しグループの一員、的な感じ
この話は高2の時だけど、3年間同じクラス替えがなかったので山田とは3年間ずっと同じクラス
クラスにはいくつかの仲良しグループがあって、私と山田がいたのは男4、女3のグループだった
山田を好きになったのは高1の夏
そのころにはもうグループが形成されてて、放課後誰かの家で遊んだりお泊りしたり休日遊んだりしてた
仲良くなる前は、山田目つき悪かったし、ちょっと怖いなーって思ってた
けど仲良くなったら、普通に明るかったし、イケメンだったし、良い人だなーって感じ
好きになるきっかけだったのは夏休みに学校であった参加自由のキャンプ?みたいなのだった
キャンプっつーか、夏休み中の部活休止期間の学校で、昼は視聴覚室で映画見たり鬼ごっことかして遊んで、
夕ご飯は運動場でカレー作って食べて、夜は体育館で雑魚寝っていう、ただの大お泊り会って感じだった
何か実行委員が勝手に開催しただけで先生たちもそんな関わってなかった
私たちのグループは皆で参加した
先生たち何も言ってこないし、結構自由で楽しかった
んで、夜
体育館は、部活の時とかに半分に分けられるようにカーテン式のネットが真ん中にあって、それで2つに敷きってステージ側は女子、逆に男子が寝た
先生たちがそこらへんはちゃんとするように、っつってたらしいあんま意味ないと思うけど
12時くらいになってじゃあ皆寝よ―かってなって、消灯体育館中真っ暗になって、皆きゃー!とか言う
しばらくは喋ってたんだけど、2時くらいになると静かになったけど私はその時生理中で、もしこれで朝漏れてたりしたらどうしようって思ってなかなか寝付けなかった
多分ずっと寝れなくて携帯いじってて3時くらいになった時、メールが来た
山田から「今起きてるの1?」と
一人で起きてると思って不安だった私は「うん!山田も!?」と即効で返信
そしたら携帯の電気つけて腕上にあげて降って、という内容のメールが来たので従った
そしたら男子側から携帯の明かりを頼りに山田がきた
山田は枕がなくて首が痛くなってなかなか寝付けなかったらしい
少し女子側のところで話してたら、山田がここ居づらい、って言うから男子側と女子側の真ん中に移動して話した
それだけの事なんだけど、好きになった
多分、普段いることができない夜の学校で、皆寝てる中暗い中で二人っきりで話す、っていうシチュエーションのせいだと思う
あとトイレついてきてもらったのもでかかった
結局その日は二人で徹夜して色んな人にからかわれて中々恥ずかしかった
その日から放課後遊んだりするのが幸せでたまんなかった
山田とかどうでもいい、っていうかただの友達の関係だったのに、
今まで来たメールとか見返したり、皆で撮った写真の山田見てにやにやしたり、そういうのも楽しかった
ある日、皆で話してるときに今までの恋愛の話になった
女子はまあ知ってたんだけど、私が彼氏今までにできたことないっていったら男子は驚いてた
誰かが「山田は?」って聞いたら、「俺はまあ普通かなーw」とか曖昧に言うからちょっとイライラしただけどイケメンだしもてるから彼女はたくさんできたことあったと思う
誰にも山田のこと好きってこと言ってなかったけど多分ばれてたんじゃないかと思う
高2の春頃、皆で花火をしようかって話しになった
じゃんけんで負けた二人が花火を買いにいこうってなったんだけど、山田と私が負けた
今でも他の皆がどうにかして2人を負かしてくれたんじゃないかと思ってる
近所のでっかいスーパー行く途中に、今しかないと思って、
「うち、山田のこと好きなんだけど・・・」と言った
緊張しすぎてお腹が痛かった
山田はちょっと黙って、「まじで?」と言ったあと、
「返事はちょっと考えさせてほしい、とりあえず花火楽しもうぜ」
的なことを言ってきた
振られたな、って思った
こんな風に皆で花火をやるっていう時に、告白してきまずい雰囲気にして悪かったな、と思って、頑張って元気に「そうだね!」って言って普通にふるまった
山田も普通に楽しんでたと思う
だけど花火し終わって家帰って一人で泣いた
恋愛めんどくさっ、ってすっごい思った
山田はグループの男子一人(そいつのことはSって呼ぶ)に相談したらしくて、
Sから「頑張ったじゃん!」ってメールがきた
嬉しかった
告白して1週間くらいかな、経ったときに、学校終わって家でだらだらしてるときに山田からメールがきた
学校の近くに公園があったんだけど、今そこに来れる?
的な内容だった
ドキドキしながら行った
公園には携帯を弄ってる山田がいた
声をかけたら、「ああ、おう」って言って笑顔になった
返事くれるんだろうな、ってドキドキしてると、山田が話しだした
「好きって言ってくれてありがとう。1週間ぐらい考えてみたけど、俺も君のことは好きなんだけど、そういう好きじゃなくて、友達としてしかみれない、ほんとうごめん」
っていうことを言われた
覚悟してたからか、「そうだよなー」って思うだけでそんなに悲しくなかったあとで泣いたけど
その後普通にバイバイして家帰った
で、このせいできまずくなるのは嫌だなと思って、
「お互い告白のことは忘れて、今まで通り仲良くしたいです」
的なことメールしたら、
「俺も今そうメールしようと思ってた!」
ってきた
まあいいか、って思えた
そのメールの通り、告白する前みたいに普通に仲良くできた
だけど、やっぱり山田のことが好きなままだった
ふられてからちょっとたって、帰る時にSと一緒になった
話しながら帰ってると、流れで山田の話しになった
何かSが告白のことに触れないようにしようとしてる気づかいが伝わってきて、
「そういや結局ふられたんだよねーw」
とぽろっと言ってしまった
Sはそれを知ってたらしくて、「ああ、まあ、・・・残念だったな」って言ってきた
その言い方がなんというか優しくて、っていうかSはすごい良い奴でなんでも話せる人だった、ってのもあるんだけど、
「まあまだ好きなんだけどねー」と言った
Sは「まあしょうがないよな、突然嫌いになれるわけないし。また他の奴ゆっくり探してけばいいじゃん」
って言ってくれて泣きそうになった
で、ある学校休みの日、山田から「ちょっと俺んち来れる?」とメールがきた
それ以外の要件は何も書いてなかった
普通は警戒すると思うけど、山田のことがまだ好きだった私は来れる、と返信して山田の家に向かった
皆で行くことはあったけど、一人で行くのは初めてだった
山田の家について中に入れてもらうと、親も兄弟も出かけたらしく山田一人だった
いつも通りの山田と話しながら、部屋に入れてもらった
山田がベッドに寄り掛かって座った
私は何だか落ち着かなくて立ったまま、
「今日何で呼んだの?w」と聞いた
そしたら山田は私の両腕を掴んで、隣に座らせた
なにがなんやら分かんないで黙ってたら、「俺のことまだ好きって聞いた」って言ってきた
ああSが言ったんだな、って思った
あとでその事聞いたら「口が滑って言ってしまったほんとごめんまじごめん!」
ってめっちゃ必○に謝ってきたから許した
とりあえず「うん」って言って傾いた
そしたら「ほんとなの?」って聞いてきたからまた傾いた
そしたら、「嬉しいありがとう」って言われた
当時の私はこれを聞いて、もしかして両想いになったのか、と思ってしまったわけですよ
山田は一瞬キスしてきた
驚きすぎてリアクション取れなかったら、「え、キス慣れてんの?」って言われて必○に否定した
そしたらまたキスしてきて、服に手を入れてきた
こんなことならもっと下着ちゃんと選んでくりゃよかったとか思ってた
ブラのホック外されて、胸触ってきた
「初めて?」って聞かれてうなずいた
「ベッド上がって」って言われて従ったすっごい緊張した
緊張しながら、上の服を脱ぐ山田を見ながら「イケメンだなー」って思った
山田は首筋舐めたり、胸舐めたりしてきて、変な感じになった
下に手入れてきたときに「あ、濡れてる」って言われて恥ずかしくなった
胸触られたりしてるときにあまりあんあん言わなかったから意外だったんだと思う
一人でしたことはなかったから、下を弄られるのは初めてだったけど気持ち良かった
けどくちゅくちゅ音が鳴るのが恥ずかしかった
山田はしばらく私の体をいじって、「あーもう無理」的なことを言って、ズボンを脱いだ初めて男の人のを見てびっくりした
山田はゴムつけて、ま○こにあてがってきた
私は黙ってたけど、心の中では
「むりむりむり入るわけない入るわけない」
ってずーっと思ってた
途中まで入ったとき、私が涙目になってたのに山田が気付いて、
「痛いよな、ごめん」って言って頭なでられてまあいいやって思った
最後まで入ったは入ったけど、これ動かされたらまじで避けるんじゃないか、ってくらいきつかった
山田はゆっくり動かしてた
山田が動いてるとき、気持ちよさより痛さの方が大きかったけど、
山田の感じてる顔とか、時々出す声が聞けて嬉しかった
ゆっくり動かしてくれてたんだけど、
いきそうになったのか、苦しそうな声で
「ごめん、ちょっともう無理」って言って早く動かし始めた
痛いっつーの
いく瞬間の山田の顔は本当にかわいかった
とりあえず初セクロスの感想は、すっごい痛かったけど、
山田の感じてる顔見れて嬉しかった、って感じ
やりおわって後処理とかしたあと、
私はベッドに服乱れたまま寝っ転がって、
今のセクロスがどういう意味なのか考えてた
告白はされてないけど、嫌いじゃない人とはこんなことしないよな?って
そしたら、山田もベッドに寝っ転がって、私を抱きしめてきた
ここで、あ、両想いなのかな?って思った
私の中で、ハグっていうのは本当に好きな人としかやらないっていうイメージだったから
っていうかそういうもんだよね?
山田が、「何かさっきは突然ごめん。疲れてるだろうし、今日は帰りな」的なことを言ってきたので、その日は帰った
家帰ってからは、嬉しいのと複雑なのでもやもやしてた
次の日学校に行くと、山田は普通に接してきた
なかったことにされてる感はあったけど、逆にありがたかった
この時には、あのセクロスはただの遊びだったのかな、って思い始めてた
だけど頭弱いと思うけど、私は山田が本当に好きだったから、
遊びだったとしても初めてが山田ってことが嬉しかった
普通だったら最低なやつだって思うけど、
あの時の自分には山田のことが好きっていう気持ちに勝てるものはなかった
この時点で、山田がただのうんこ野郎って気づけば良かったんだけどねー
学校終わって帰ってきたら、山田からメールがきた
ちなみに私は帰宅部だったからこの時は山田はまだ部活中
部活が◯時ごろ終わるから、そのあと俺んちこれる?
話しあるんだけどって内容だった
なんとなく、いい内容じゃないんだろうなあ、とは思った
だけど私はそれに従って、時間になるのをドキドキしながら待った
で、時間になった
家に行ってみたら山田のお母さんがいて、
あら今日は私ちゃんだけなんだ、って言われた
そして前日と同じように部屋に通された
山田は、「改めて、昨日はごめん」って謝ってきた
私はとりあえず、いいよってだけ言った
山田はそのまま、
「俺考えてみたんだけど、友達としか見れないって言ったけど、君のことは女1と女2とは何か違う意味で好きみたいなんだわ」
って続けた
女1と2は同じグループの女子ね
まあそれ聞いて素直に嬉しいと思った
にやけてたのかなんなのか、「嬉しい?w」って聞かれてうなずいた
そしたら「けどやっぱり恋愛的なそれじゃないんだ。あのさ、昨日みたいな、そういう仲にはなれない?」
って、ずいぶんさらりと言ってきた
あまりに普通に言うから、一瞬理解できなかった
頭で整理してから、ああセフレね、と納得した
少しの間で、色々考えた
セフレとか頼むって事はもうろくな人じゃないってことは分かったから、これを断ったら明日から絶対前みたいに優しくしてくれないだろうな、って思った
こういうことがあっても今までの優しかった山田の印象の方が強くて、まだ普通に好きだった
それに、セフレになってほしいって言われてもあまり嫌じゃなかった
好きな人とセクロス出来るとかいいじゃん、とか、
これから二人っきりで何回も会えるじゃん、とか
友達以上の特別な関係になれるじゃん、とか
今考えたら友達以下だけどね、普通に私は、「うんいいよ」ってだけ言った
山田はあんま驚いた様子もなくありがとう、とか言ってた気がする
私は当時、推しに弱い、っていうか断れない性格だったからだと思う
その後山田は静かに
「絶対他の奴に内緒ね。学校でも普通にしよう。
会いたいときはメールする」
って言った
この会いたいときには?、は心底嬉しかった
付き合ってるみたい!って興奮したけど、今考えるとむなしいw
その日は何もせず帰宅
家に着いた時は正直言って嬉しさの方が大きかった
ちょっとだけSに感謝した
その日から、私と山田のセフレ関係がスタート
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