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34歳の女性と当時18歳だった俺が寝た話









当時俺は高校生になると同時に親から塾に通わされた

その塾は個別指導だったおかげで、先生と話す機会がたくさんあった。

俺が習っていた教科は英語、担当の先生は身長の高い若い女性だった。



頻繁に塾に通ったためわりと仲良くなりプライベートのこともだんだん話すようになった。

勉強はもちろんのこと、勉強以外の相談もするような仲になった。

学校でも英語の成績はぴかいちだったため、俺は先生(以下お菊)のことをものすごく信頼していた。

それにこたえる位の成績を自分の中ではとれてるつもりではいた。



授業の休憩中などに、お菊に恋愛相談をすることが増えていった。

俺は人並みに恋をし人並みにお付き合いをし人並みの経験をしていたつもりだ。

他人の誇れるのは英語力のみで他は普通かそれ以下という感じだった。

時間がたつにつれお菊の恋愛話を聞くことも増えていった。



お菊「私の恋はいつもこうなの?、笑っちゃうよねー」

お菊「昔彼氏こういうことされたことあるけどひどいよねー?」

お菊「やっぱ男はこうじゃないと?」



色んな話をしてくれた。しかしある違和感を覚えた。

お菊の口からでてくる男の名前が全てカタカナなのである。

最初のころはあだ名か何かだと思っていたが、あるときついに疑問をなげかけてみた。



お菊「あだ名じゃないよ、全員本名!アメリカ人と付き合うことが多いんだー」



どうやらお菊は収入のほとんどを海外旅行に使っているらしい。

海外放浪癖は大学生あたりからついていたらしい。

詳しい理由は忘れたが高校時代にアメリカに魅力を感じお金をため、

大学時代にたまったお金で旅行をしはまったらしい。

勘違いしてほしくないが、このはまったというのはアメリカ人にはまったわけではなくアメリカの文化にはまったという意味だ。



お菊「私には夢があってそのために今働いているんだー」

俺「なんですか?その夢って。」

お菊「・・・うーん。秘密。」



お菊は教えてくれなかった。確かにお菊の恋愛話はおもしろかった。

そういう話をしてくれるということは俺に心を開いてくれているのだと思っていた。

しかし違ったらしい、俺に夢を教えてくれなかったからだ。

少し悲しんだが悲しみは一時のもので、もはやそんなことも忘れ塾に通っていた。

俺は高校3年生になった。



志望校をお菊と一緒に決め、お菊に勉強を教わり、常にお菊は俺を見守っていてくれた。

アドレスと番号を教えてもらい家でもわからないことを聞いた。

俺はお菊にとても感謝していた。



そんな中模試の結果で良い結果がでたので、喜んでもらえると思いお菊に見せにいった。



お菊「あれー?今日塾ないよー?」

俺「模試の結果が届きましたのでそれを見せに参りました。」

お菊「わざわざありがとー、おーずいぶんのびたねー」

俺はなぜか違和感を感じた。めでたい話なのにどことなく声のトーンが低く感じた。

俺「ありがとうございます、お菊先生のおかげです。・・・もしかして疲れてますか?」

お菊「あー、うん。ちょっとね、実は言ってなかったことがあるんだ」



お菊「受験直前で申し訳ないんだけど、塾やめるんだ」



深く聞くところによるとこの話は4月の時点で決まっていたらしい。

お菊は塾長にしかいっておらす、それ以外の人たちに言おう言おうと思っていたけど言えなかったらしい。

転職するのなんてお菊の自由だ、別になんも不思議なことではない。

しかしずいぶんと前からやめることを決めていてしかも区切りが悪い。

俺は察した、夢のためにやめなければいけないのだ、と。



お菊はついに夢について語ってくれた。

音楽関係の仕事に就きたいのだそうだ。

よく理解できなかったが、アメリカの音楽のリズム(?)だったかテンポ(?)だったかに魅了されたらしい。

音楽家として大成するためにこの時期にやめなければいけなかったのだ、と。



お菊「私はここで人に英語を教えていたけど、それは夢ではないんだ」

お菊「夢をかなえるための手段であって私が本当にやりたいことではない」

お菊「でももちろん楽しかったよ、色んな人と触れあえたし」

お菊「はい、あなたにお手紙があるの」

お菊「何かわからないこととか悩み事とか、なんでもいいから連絡頂戴ね」



お菊はアメリカにいった。俺は悲しかった。

お菊に対して抱いていた感情は尊敬や憧れ、感謝などではなく好意だったことに気が付いた。



俺は考えた、連絡してもいいものなのか、と。

普通に考えて連絡してもらったほうがあっちも喜ぶと思ったのだが、このときの俺はそうしなかった。

受験に受かったらこの手紙を開封し連絡をしよう、そう思った。

俺は、受験に合格し手紙を開封した。



手紙の内容の殆どは俺に対する励ましの言葉だった。

とてもうれしかったが、その手紙の最後に書かれたps、付け足しを読んで目がとまった。



p.s.

あなたの英語力には目を見張るものがありました。

大学生になったら、いえ大学卒業したあとでもいいです。

アメリカに留学しにきませんか?宿などは心配しなくてもいいです



大学生1年生の夏休み、語学留学という形でアメリカに向かった。

お金がなかったため、お菊の家に居候させてもらった。



お菊「まさか本当に来てくれるとは思わなかったよ、凄くうれしい、ありがとう・・・」



話は飛ぶがベッドの上での話になる。



(未成年の飲酒などについては多めに見てほしい。)

その日は二人でお酒を飲んだ、お菊も俺もほろ酔い程度だった。

アルコールの力かわからないがお菊がとてつもなく美しく感じる。

なおかつ、渡米してきてからずっとお菊と一緒だったこともありとてもたまっていた。

お菊が無防備にソファに横になっている。

お菊からチラリとみえる下着やブラが俺を興奮させる。

お菊の寝息までもがかわいらしい。

化粧をとったスッピンのお菊、30過ぎというのがびっくりするくらい綺麗な肌。

無駄な脂肪もほとんどなく、出るところは出ている理想的な体。

お菊の全てがかわいい、お菊の全てが美しい、俺の頭はお菊でいっぱいになった。

あぁ、お菊とキスがしたい。



お菊の唇は柔らかかった。堅い唇などないとは思うがそれでもとても柔らかい。

むさぼるようにお菊にキスをする、何度も何度もキスをする。

お菊の口全体をなめまわすようにキスをする。

寝ているのか起きているのかわからなかった。

ばれてもいい、怒られてもいい、追い出されてもいい、俺は何度もキスをした。

鼻息が恥ずかしかったため呼吸を我慢していたが限界に達した。

俺が息継ぎを始めた瞬間、お菊が起き上がる。



お菊「続きは向こうでしよー・・・?」



俺たちはベッドに向かった。

お菊のTシャツをはぐ、お菊のブラジャーをはぐ。

大きく膨らんだ胸を、もんだ。

お菊の口から洩れるあえぎ声。

もう我慢できそうになかった。



お菊「濡れてるから、もういいよー」



俺は挿入した。



ほんでピストンしてたらだんだん萎えてきて中折れした

そっからきおくがない

この日以降だんだん仲が悪くなってきて留学終了までなんも進展なかった

日本にもどってからは音信不通

以上みてくれた人ありがとう



あれから月日が1年くらい経っただろうか

巷でスマホというのが流行りだし俺も流行りに乗っかり入手した

ラインというものが便利だということを聞いていたので、はじめてみることにした

一応ラインについて説明するが、アドレスを知っている友達同士または専用のIDを教えあった者同士で、

メールより円滑なやり取りをしたり高音質(以前は糞)な通話が無料でできるアプリだ。

アドレス帳とラインを統合、という項目があったため俺はそのボタンを押した。

懐かしい友人が友達として登録されていく、旧友の写メができて懐かしくなる。

俺はその中にお菊の名前があることに気がついた。



俺は意を決してお菊にラインを送ってみた。

ものの数秒で既読がつく、お菊から返信がすぐに届いた。



お菊「お久しぶり!まさか話しかけてくれると思わなかった!うれしい!」

俺「お久しぶりです、アメリカでの生活にはそろそろなれましたか?」

お菊「あー、今アメリカじゃなくてブラジルにいるんだよね」



俺は怖くなって返信するのをやめそっとブロックした、終わり







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