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恐るべし禿社長とその後








 俺が再就職した工務店の社長は、年齢の割りに押しが強くていかにも好色そうな禿男だ。

こういう男に妻がどうにかされてしまうことを想像して楽しんでいた。

いや、実際にどうにかされた妻を見てみたいとさえ思うようになった。



 社長はY談が大好きで、酒が入ると俄然エロ自慢をする。

愛人もいるらしいが、「人妻」が一番燃えるんだとか言っていた。

相当アコギなこともしてきたらしい。そんな社長におれは女房のことを吹聴した。

どんなことをしたら悦ぶとか、どんな声で喘ぐとか、たわいもない話だが、社長はすぐに食いついてきた。











 夏休みにとった水着の写真があるというと、見せろ見せろとしつこく要求する。

しまいには俺の胸ポケットに万札をねじ込んできやがった。

妻も30半ばでしっかり肉付きも良くなってはいるが、社長から見ればおいしい年代らしい。

食入るように写真を見ている社長に、俺は耳打ちをした。

「今度の日曜日、うちのやつに届け物をさせますから、、」

社長は、ウンウンと大きく頷いて、俺に握手してきた。分厚い大きな掌は心持ち脂ぎっていて気持ちが悪かった。







 社長へのお中元の届け先は、社長の自宅ではなくマンションの一室だった。

社長が愛人を囲っている部屋らしいが、そんな曰く付きの部屋だなんて一言も言わずに女房独りで届けに行かせた。

 妻が出かけた後、俺は社長の携帯に電話をした。間違いなく妻一人で行かせたことを伝えるため

だ。社長は「任せておけ」と意味深な言葉を残して電話を切った。それからの時間がやけに長く感

じた。免許更新のときの退屈な講習でさえ、あんなにも長くは感じないだろう。社長の禿頭が女房

に覆い被さる様子を想像するだけでゾクゾクする。でも一方では、女房があの禿頭を張り倒して帰

ってきてしまうのではないかという不安もあった。

 





 妻が帰宅したとき、俺は何故だか勢い込んで玄関に迎えに出た。いつもとは違う俺の出迎えにも

女房は反応しなかった。普通なら冗談でも言うか、しんどかったと文句の一つでも言いそうなもの

だが、何も言わずに奥へ行った。ここは変に勘ぐったりして、女房を刺激しない方が良さそうだと

思ったので、何事もなかったように接することにした。

 妻は遅くなった理由を、夕飯のオカズを買ってきたからだと言い分けしていた。妻が言い分けし

たことが逆に俺にとってはありがたかった。俺が知ってたなんて社長がバラしてたら大変だった。

 翌日、社長が昼飯をご馳走するからと俺を誘い出した。いつになく饒舌に(酒飲んでないのに)

社長は昨日の出来事をしゃべりはじめた。







 「昨日は久しぶりにハッスルさせてもらったよ」ハッスルなんて言葉がいまだに使われて

いることにツッコミたくなるが、俺もその先が聞きたくて仕方がない。女房がどんな反応を

したのか、それからどういうふうにこの禿社長にやられちゃったのかが重要なのだ。

 「女房は嫌がらなかったんですか?」ストレートに聞いてみる。(よく考えると失礼だな)

 「最初は肩揉んでもらったんだよ。さすがにちょっと警戒してたみたいだがな、わはは」

てことは、その先は俺にも想像がついた。いつも社長が飲み屋で言ってた、スキンシップか

らスキンレスという作戦パターンだ。案の定、社長はさんざん女房にマッサージさせたあと

得意の寝技、締め技で攻略したと言っていた。社長の言葉は下品そのものだったが、余計に

欲情してしまう。行間に含まれた意味が、俺の想像力をどんどん膨らませたのだ。

 「○○(俺の名)が言ってたろ、ほら左の乳首。本当だ、ありゃすげえな。嫁さん、弱点

を最初に見つけられて、戸惑ってた。あとは、ほれ、その、、なんだ、、いやぁ、まいった

な」何が参ったんだか、よくわかんないが俺まで参っちまいそうだった。





 時折ニヤニヤと思い出し笑いを浮かべながら、社長は訥々と話を続けた。

「…。だってよ、女のアソコは正直なもんだよな。ちゃんと、しっぽり濡れてたんだよ。

ヤダヤダってたって、嘘つけねえもんな。俺も年がいもなく、ヤンチャしちまった」

 社長のヤンチャぶりを見たいとは思わなかったが、正直言って女房のやられっぷりを

見てみたいとこの時強く思った。







「で、帰ってからどうだったんだよ。あの晩は奥さんと」よほど女房のことが良かった

みたいで、自信たっぷりに社長が尋ねる。

「どうって、最近ずっとないですからね。その時だけっていうのは不自然かなと思って」

 俺の答えにちょっと苛立った表情を浮かべて、「もったいねぇなぁ、、おまえ…」と

しばらくアドバイス宜しく、自慢げにウンチクを並べられた。

「いや、その、、女房のその時の姿を実際に見てみたいんですわ」俺の言葉に社長は目

を丸くしたが、女房とやっちゃった後ろめたさからか、腹を括ったように社長は言った。

「よし、わかった。こんど、俺の部屋に細工させてやるよ」

社長の手にかかれば、覗き部屋なんてイチコロサイサイなんだなぁと後日、俺は悟った。







 社長は囲ってた愛人をポイしてまで、俺の遊びにトコトン付き合うと言った。

遊びと言えば遊びだが、社長も乗り気だった。空いたクローゼットに小窓をつけて

枠を嵌め込み、マジックミラーをつけた。種を明かせば簡単。普通のガラス窓にホ

ームセンターで売ってる車のサンシェードのミラー仕様を貼りつけるだけなのだ。

(だてに工務店をやってるわけじゃないねとこの時だけは社長を尊敬した)

 めでたくノゾキ部屋は完成し、ここで長年の歪んだ願望を果たすことになる。

 数日後、約束通り俺は嘘の出張を命ぜられ、社長は女房に再度のアタックを敢行

した。





 社長の言う通りに俺はメーカーの見学会で出張したことになった。一泊分の荷物を持って

社長のマンションに直行。合鍵でドアを開ける。(社長の愛人になったような変な感じだ)

社長はどうやって女房をここに連れてくるつもりなのか、そう簡単に二度目の逢瀬が実現す

るとは思えなかった。そんなことばかりを考えながら、虚ろな時間が過ぎていった。

 予定の時間が過ぎ、やっぱり失敗したかと内心ほっとした。しょげた社長の顔を思い浮か

べていたら、俺の携帯が鳴った。

「すまん、すまん、待たせたな。今からスグ行くから。じゃあな」声を忍ばせて一方的に切

れた。あわてて電気を消してクローゼットに入る。自分の鼓動が早く強くなるのを感じなが

ら、二人の帰還を待った。





 「まぁ、まぁ上がって上がって」禿社長のダミ声が玄関で響いた。やり取りは聞き取れないが

社長の声はなんとか聞き取れる。

「いやぁ、まぁ、大人なんだから。お互いにサ」圧されるようにして、女房が部屋に入ってきた。

自分の嫁サンの姿を見て、付き合い始めたころの気持ちを思い出した。とにかくあの頃は俺もや

りたい盛りだったしなぁとか、懐かしささえ感じていた。一瞬、目の前のガラスが曇った。自分

の鼻息の所為だとわかって慌てて拭き取る。

社長は後ろからいきなり妻に抱きついた。たじろぐ妻に「な、悪い様にはしねえから、、な、頼

むよ」と哀願するように言った。「でも、私、そんなつもりじゃなくて、、」さらに拒絶の言葉

を口にする妻。涙目になりながら、妻が社長の腕を解こうとしたとき「俺に恥をかかせるんじゃ

ねぇ!」ドスの効いた声で社長が凄んでみせた。(恥って、そういや俺が覗いてることを社長だ

けは知ってたんだ。社長が俺の視線をかなり気にしているんだなと思った)







 かたぎとは思えないルックスを最大限に活かして、社長は短い言葉で女房の抵抗する

気力を見事に○ぎ落とした。最初からそうしてればいいんだよと言わんばかりに、社長

は女房の胸を荒々しく揉んだ。女房が身を硬くしながらも、呼吸が弾んでいくのがわか

る。社長は右手で服とブラに覆われた乳首を探し当てた。たぶん女房の乳首は固くしこ

り立っていて、すぐにでも居場所がわかるくらいだったんだろう。

 一番感じやすいところを指でこねられて、堪りかねたように女房は顎を上げた。だら

しなく開いた女房の唇に、すかさず社長が舌の先を滑り込ませる。女房の苦しげな喘ぎ

声がくぐもって聞こえる。扉越しに覗いている俺は、生唾ばかりを飲みこんで息を○す

のに精一杯だった。なんせ社長の醜悪さのせいか、女房が美しく艶っぽくみえてしかた

がない。すぐにでも飛び出したい気持ちとも格闘しつつ、、、。





 そんな俺の心中を察した様に、社長は一瞬こちらを振り向いた。マジックミラーになって

いることを忘れて、俺は窓から身を伏せた。我に返った俺が再び覗くと、妻は上着を脱がさ

れてブラジャー姿になっていた。普段見慣れたベージュのブラジャーだが、その普通っぽさ

が余計に人妻ライクなのだ。(禿オヤジ同様、俺も新鮮な感動すらおぼえてしまった)

 ブラのホックを外さずに、カップを上へとずり上げるオヤジ。こぼれ落ちた片方の乳房が

やけに白く、それとは対照的に乳りんから乳首に向かって次第に色濃くなっている。想像ど

おり、妻の乳首はほどよく刺激されて大きく固く勃っていた。社長はそんな妻の無垢な乳首

を弄びながら、下方へ腕を伸ばし始める。行儀良く閉じられていた妻の両腿は、もじもじと

緩やかに緊張を失っていった。女房の耳たぶは真っ赤に充血し、俺のムスコにも一気に血液

が集合してくるのがわかった。







 禿オヤジはAV男優気取りで、妻に言葉いじめをし始めた。文章にしてしまうとあまりに

陳腐で萎えてしまいそうな言葉ばかりだったが、その場の雰囲気から言うともう何でもあり

ですみたいにはまってしまった。(徹夜でマージャンしたとき、明け方何でもないことでも

ゲラゲラ笑えてしまうみたいな感覚だね)

 とにかく、人の女房を夫が見ている前で抱くのだから、社長もある意味弾けてたんだと思

う。女房への扱いが、より一層大胆になってくるし、女房もそんな扱いに刺激されて反応が

激しくなっていった。禿頭を女房の股間に埋めて、社長は下品な音をたててクンニしまくる

し、女房も微妙に鼻にかかり気味の甘い声がボルテージを増していった。そのとき、社長が

押えていた女房の片方の膝の先に、パンティが申し訳なさそうにクルクルと捲くり上がって

いた。取り残されてしまいそうな自分の姿がパンティにダブってみえる、、、。







表情を確認するまでもなく、女房の掴んだシーツの引き攣れが逃げ場のない快感を表わして

いた。社長はクンニしながら、ゴツゴツした指を挿し入れて「泉の広場」を叩き始める。社長

はGスポットのことを「泉の広場」と言い、そこを責めさせたら日本一だと豪語していた。

 呼び方なんてどうでも良いのだが、変なコダワリ方に安心感すら覚えてしまう。確かに社長

の言うとおり、女房はふわりと腰を浮かせたかと思うと「あ~、そこ、そこ、そこ、、」と口

走り、「い、い~~、、ダメ、ダメ、ダメ、、」と早口で言ったまま、ぐったりと静かになっ

た。「良い仕事するでしょう」とでも言いたげに、社長は右手を肩口まで上げて見せた。テラ

テラと濡れて光る右手の指の爪がきれいに切り揃えられている。エチケット守ってますよとで

も言いたかったのか。。







 固く目を閉じている女房の眉間にくっきりとふた筋の皺が刻まれていた。唇は半ば開いてい

て、荒い息を整えているようだ。そんな女房を横目で見ながら、社長はズボンとパンツを一気

にズリ下げた。下半身を剥き出しにしながら、社長は女房の口を吸いはじめた。今度はやたら

とゆったりとした愛撫を乳房に与えている。獲物をしとめた猛獣が、悠々と餌を食むように見

えた。女房もうっとりとした表情で、社長の禿頭を抱きかかえるように接吻を受け入れている。

正気とは思えないほど、いびつな風景だった。社長が密着するほどに、女房の体が妖しく蠢く。

いきり立った下半身が、もうそろそろどうですかとばかりに女房の白い腿に当たっている、、







 いよいよだなと俺は思った。女房もそう思ったに違いなく、ゆっくりと再び股を開いた。

社長は体を密着させたまま、妻の上に覆い被さる。左の肘で自分の体重を支えながら、右手

をティンポウに添えて黒々した茂みの中心に導く。「ふぅ~ん」と鼻にかかった甘えた声。

オヤジめ、少しばかりもったいつけてやがる。

 社長がゆっくりと腰を沈めていき、「ぬゎ~ぁあん」と侵入の仕方がわかるような恥かし

い声(と俺には聞こえたんだが)を上げる妻。膝を立てたような妻の間で、ぐいっと腰を突

き出す社長。大きなベッドのスプリングが軋むリズムが段々早くなる。餅つきの合いの手の

様に、女房の短い喘ぎ声が入る。老練な腰さばきとでも言うのか、時折、弧を描いてグルン

グルンと社長の尻が動いた。いつの間にか、ロデオの騎手のように妻が足をその尻の上で組

んでいる。その足にぐいーっと力が篭り、妻が2、3度気をやったのがわかった。

 見ている俺も、喉が渇いてきて焼きつきそうだった。







 禿社長も半分意地になっていたのだろう、最初の挿入から射精する事もなく女房の横で

ゴロリと仰向けになった。ハァハァと腹を波打たせて玉のような汗を拭っている。サウナ

に長時間入りすぎたオヤジみたいだった。こうなると、女ほど怖いものはない。

 さっきまで、ぐったりしていた女房がむっくりと上体を起こして社長にちょっかいを出

す。社長の胸をさすっていたかと思うと、乳首の先をチロチロと舐め始めた。相手がグロ

ッキーなのなどお構いなしだ。社長の愛想笑いも引きつってる。半立ちのティンポもしご

かれてようやく力を回復した。俺はそんな女房の変貌ぶりを息を飲んで観察した。付き合

い始めた頃、歯を立てられやしないかと不安になるほどぎこちないフェラだった。それが

こんなにも大胆に、あんなおっさんのものを咥え込んでしまうとは、、、。

 自分がされながら妻のフェラ顔を見ていたが、ほんとにこれは堪らない刺激だった。







 禿社長の気持ち良さそうな赤ら顔を見ていると、普通なら間違いなく胃液まで吐いてしまう

ところだろうが、そのときの俺は完全に社長と同化していた。たまらず、自分のムスコをしご

いていたのだ。バランスを崩して、クローゼットの中で物音を立てそうになる。こんなところ

で気付かれたらおしまいだ。やむを得ず、元あった状態に戻した。

 そうこうするうちに、社長は完全に元気を取り戻していた。

「奥さん、四つん這いになんなよ」社長に促されて、女房は白い尻を突き出した。女房はこと

のほか、バックスタイルが好きだ。上付きとか下付きとか、アソコの構造で、おんなは体位の

好みが別れるらしい。(結局、どっちなんだろう…)

 少しのインターバルで始まった後背位。突かれる度に、ヒーヒーと喘ぐ妻。小柄な妻のほど

良い大きさの乳房に手を伸ばす禿社長。完全に社長の竿が根元までねじり込まれた。

 あの時の音が今でも耳に残っている。ヌプヌプヌチャヌチャ、、、、







 あのとき妻は少なくとも3、4回はイッテしまったと思う。決して禿社長のピストン運動が

長時間だったわけではないのに、1回目よりは2回目、3回目と回を追うごとにその間隔が短

くなったのだ。前述のとおり、後背位によって一番イキやすい角度が得られるためだと思う。

(もちろん、社長の頑張りも功績大なわけだが…)







最後に妻が「ダメ、ダメ、、いっちゃうぅ

~」と叫び声を上げたとき、「ああ、あああ、、」と社長まで切羽詰った変な声を出した。

後姿の禿頭がみるみる真っ赤に染まっていき、体中の血液が社長の頭に集中してくるのがわか

る。社長は「ううっ」と言って、突っ伏すように妻の背中にうな垂れかかった。

 そのまま二人は静かになり身動きひとつしない。え?まさか腹上○?俺はマジで心配になり

これが事件になったらとか、いろんなことを考えていた。

 そんな矢先「いっけねぇ、、」と呻くような声で、頭を掻きながら社長が立ち上がった。

枕もとのティッシュを引っ張り出し、うつむいて自分のを拭いている。『ナニが、いっけねぇ

だYO!しっかりイキやがったくせに!!』と上手い事ツッコむ余裕もなく、まだうつ伏せの

妻の股間に目をやる。随分深く挿入された挙句の放出と見えて、すぐには確認できない。女房

が態勢を変えて起き上がると、堰を切った様に流れ出た白い物が、、、。





---





 あの後、妻は禿社長に罵声を浴びせるでもなく、むせび泣く風でもなく淡々と自らを処置

していた。ただ一度、大きく深いため息をついたのが、余計に妻のやるせなさを表わしてい

た。さっきまでの勢いはどこへやら、禿社長は青菜に塩。背中を丸くして、申し訳なさそう

にしていた。妻は(社長を無視して)髪をアップに束ねると、浴室の方に向かった。

 シャワーの音を確認して、俺はそっと部屋を出て自宅へと帰った。女房より一足早く帰宅

して、この歪な興奮を鎮めなければならない。ところが、一足どころか翌朝になるまで妻は

帰って来なかった。計算外れで、興奮は鎮まるどころか噴火寸前だった。

「え?あなた?どぉしたのよ」出張だったはずの俺の帰宅に一瞬たじろいだが、戸惑いを見

透かされまいと、女房め「どぉしたのよ」とおいでなすった。そいつは俺の台詞だろう…。







 妻の朝帰りを問い詰めるなんて愚考を俺はしなかった。というより、もうHモードで脳内は

大入り満員状態だったのだ。逆に「疲れたよな」と優しい言葉をかけてベッドイン。

 女房の方も俺に対する負い目からか、素直に身を寄せてきた。さっきまで、あの禿頭が…と

いう生々しいシーンが甦ってくる。すっと、女房の核心の部分に指を伸ばした。すると、明か

に一晩かけて侵入された余韻が伝わってくる。「すごいな、もう洪水だよ」ちょいと意地悪を

言ってみる。女房は黙って身を起こし、俺のズボンからお預けをくらいっぱなしのジュニ坊を

引っ張り出した。上目づかいが妙にもの言いたげだ。完全に脱皮したな(って、おれのジュニ

坊のことぢゃないからね)という女房の妖艶ぶり。思考回路はお互いに麻痺してしまい、貪り

合う交合が続いた。





 禿社長と女房のことは俺にとって願ってもない回春作用があったわけだが、さすがに普通に

出勤して社長と顔を合わせるのは苦痛だった。(現実は釣バカ日誌みたいなわけにはいかない

ものなのだ…)なぜだか俺は社長を避けるようになり、社長も気まずそうな日が続いた。

 





ほとぼりも冷めぬうち、社長が俺の女房を事務員として雇いたいと言い出した。そんなに儲

かってもいないはずだが、そういえば社長は愛人をリストラ?して少しばかりの余裕ができた

のだと後で気付いた。俺は少しばかり躊躇したが、この話を女房はどう受けるか試しに聞いて

みた。「え?私を?」と驚いて見せたが、内心嬉しそうな様子。女心は計り知れない。決して

恋愛感情などないはずだが、一度肌を合わせた相手からの誘いだからなのか…。俺の後悔をよ

そに、話は着々と進んで、、悪夢と言うか何というか、、制服姿の女房と一緒に出勤するはめ

になった。社長好みのいかにも趣味の悪い制服を着て、慣れない事務をする妻。禿社長の視線

はやけに怪しい。。。









 俺の目に映る禿社長の姿はどう見ても怪しかった。俺はそれに気付かないふりをして、社長に

「営業に出てきます」と言って席を外す。「ああ。いってらっしゃい。頼むよ」と俺を送り出し

た社長。営業に出たことなんかないのに「いってらっしゃい」かよ、この会社もホントやばいよ

なぁ…。もちろん、俺の狙いはその後の二人のことだ。たぶんあの禿オヤジのことだ、わかりや

すい行動を起してくれるに違いない。俺のデスクの下に貼りつけたICレコーダーをONにして

パチンコ屋に直行した。時間を潰す間もなく、小遣いの半分をスッタ時点で終了。

 一応、電話を入れておくか、、「は、い 住まいの▲▽でっす」そんなに広くも無い事務所の

わりに出るまで、時間が掛かりすぎだ。しかも「慌てて取りましたって感じ」まる分りのカミカ

ミ応答。わが女房ながら「でっす」は変だゾって思わず、ツッコンだ。…間違いない…







 俺が事務所に戻ると、社長の姿はなかった。「あれ?社長は?」と聞くと、所用で出かけたと

言う。しかし、電話に出たときの妻の慌てようといい、社長の飲み残したコーヒーカップの様子

といい、明かに俺の電話のあとで出かけたに違いなかった。ICレコーダーへの期待が高まる。

 撮りっぱなしで、長時間の録音ができる優れものだ。おれはカバンを置きながら、机の下のレ

コーダーをポケットにしまった。心の中で小躍りしながら、俺はトイレでさっそく再生してみた。

 「きょーみちゃん(俺の嫁さんはキヨミというのだが、社長はこう呼ぶ)、コーヒー頼むよ」

まるでご主人様気取りか?ま、社長なんだから仕方ないけど。『ガタン』とすごいノイズが入る。

嫁が椅子を立っただけなのに、感度が良すぎるんだ。少し離れた位置でも社長の言葉は聞き取れ

た。不明瞭なのはレコーダーのせいではなく、社長のスキッ歯のせいだ。

 「きょーみちゃんも一緒に飲もう。うん、2つ入れて。こっちおいで」社長の誘い方も余裕が

ある。なんせ2回も食っちゃってるんだからな。それにしてもデリカシーのかけらもないオヤジ

だ。







「…いやいや、あっち行こ」(禿社長、ソファに移動しながら指示してる模様)

「どう?旦那とは仲良くやってんの…グワッハハハ」「ぃゃん、ちょとぉ…」

ばか笑いしたついでに、どこかペロンって触ったんだと思う。飲み屋のオネイチャンとほぼ

同じ扱いだ。昼間っから、仕事場で全く不埒な悪行三昧。桃太郎侍なら、一番最後に叩き斬

られるに違いない。嫁さんのリアクションもちょっと不自然ではあるが、この辺りが二人の

馴れ合い加減を微妙に露出している。

「いや、ほんとにやめてっ。そんなこと、いや、、もう」さかんに嫌がってるようにも聞こ

えるが、TPOをわきまえてよとたしなめている感が強い。他でならいいのか?大いに疑問

が残るが、そんな妻の言葉なんかまるっきり聞いてる風ではない。二人がもつれ合う音が、

時折、外の雑音に消されながらも聞こえる。俺はさらに神経を集中して聞き耳を立てた。







 余りに生々しい録音を聞きながら、女房の社長への態度が確実に軟化していっていることを

俺は直感していた。真昼間の事務所の中という状況で、相手が誰であれ『私、いけないことを

してるんだわ』みたいな気持ちが、妻をヒロイックな感情に浸らせているんだろう。

 一方の禿オヤジは、俺のいない間にHな関係を迫る事にまんまと成功しているわけで、端っ

からココでなんとかしてやろうという焦燥感は感じられない。マムシのような愛撫で妻は翻弄

されいくのがわかる。「ハァハァハァ」と少しかすれ気味の押し○したような妻の喘ぎ声が続

いた。

 突然舌で十分堪能してたはずの禿オヤジの声が聞こえる。「ほら、きょーみちゃん、こんな

に固くなってるよ。きょーみちゃんじゃないと、ダメなんだよ…」哀れみを含んだ、社長の嘘

八百だ。(滋養強壮にはやたらと金かけてるし、アソコだけは三十代前半だって自慢してる)

でも、そんな嘘でも女房は嬉しかったんだろうなぁ。「まぁ」ってまんざらでもない艶やかな

声で驚いてたし…。この先は、きっとフェラガモちゃ~ん(禿ギャグ語録)だろうな。





「なぁ、いいだろ。頼むよ」(フェラガモちゃ~ん、とは言わなかった)

「いやよ。誰かが入ってきたら…。主人だって…」

 哀願する禿社長、まるでダダッ子だな。それにしても女房が俺のことを口にしたときはゾクっと

した。二、三回リピートして聞いたくらいだ。

「ほら、きょーみちゃんだって、こんなに…」「いや、、やめてよ、、」

 そんな問答が続いている間に、電話のコール(俺だ!)、6回、7回、…。

 ガシャンと何かにぶつかりながら、女房がようやく受話器を上げる。

「は、い。住まいの▲▽でっす。ああ、あなた…」あの時のやり取りが再現され、女房が受話器を

置くと社長はすかさず俺からだということを確かめた。

「そんじゃ、一足先に帰ってっからサ。あの書類できたら、あんた届けてくれよ」そう言い残して

社長は逃げるように出ていった。

 ふ~ん、なるほど。それで今、女房のやつパソコンに向かってるのか。だけど、社長の思う様に

されるのは本意じゃない。(あくまで俺の趣味なんだから)ちょっと懲らしめてやろう…。





「どう仕事慣れた?」仕事に慣れる暇も無く、禿社長にセクハラされてるのだから世話無い

わけなんだけど、一応探りを入れてみる。

「ううん、パソコンで打直すだけだと思ってたけど、難しいわ。全然、はかどらない……、

ねぇねぇ、たとえばこの字なんて読むの?」見ると、あのオッサンのいい加減な字が踊って

いた。ただでさえ汚い字なのに間違ってるし、やれやれだ。

「これね、『意匠』(いしょう)の『匠』(しょう)だよ。近いっていう字書いてるけどね」

「あっ、ほんとだ。変換できた。でも『近』でもないような。変なのぉ」

こんな会話をしているうちに、なんとなく気分が落ち着いた。

「ねぇ、もう少しかかりそうだから、先にどこかで食べて帰ってもいいよ。これ今日届けな

きゃいけないし…」(そんなことしたら、お前が食われちゃうんだってと思いつつ)

「わかった。じゃ、何か買ってくるよ。一緒に食おう」俺は外に出たついでに、ICレコー

ダーにメッセージを付け加えた。これを女房と一緒に届ける算段だ。











 コンビニで買った肉まんとピザまんを二人で食べながら、(社長もさぞかし首を長くして、書

類を持ってくる妻を待ってることだろう…)と思った。妻に社長の所在を確認させ、社長には内

緒で俺も同行した。「俺、代わりに届けるから、ココでまっててくれ」と妻に言うと、俺は社長

の部屋に向かった。インターホン越しに「書類を届けに…」というと、少し落胆した声が応えて

ドアが開いた。

 「きょ、、奥さんは?」(きょーみちゃんって言おうとした禿)

<バシッ>俺は平手で禿頭を叩いて、今日の不始末を責めた。「奥さんが、そう言ったのか?!」

と社長はそればかりを気にしていた。そういえば、妻は何も俺には言わなかったわけだが…。

 お仕置きするつもりが痛いとこ突かれたなと正直思った。…が、しかし、かえってそれが俺に

とっては好都合だった。俺はついに妻をも交えたお仕置きに踏み切った。







 俺は携帯で階下の妻を呼び出した。書類の不備でも指摘されるのかと、妻は社長の顔を伺う

ような恰好で部屋に入ってきた。俺と社長は奥のベッドルームでソファに掛けたまま、妻が中

に入ってくるのを待った。「失礼しまぁす」(ここが寝室であることは女房もわかっているの

で、さすがに躊躇していた)と言って、ドアが開いた。

 社長は引き攣った笑顔で「やぁ、ま、掛けてよ」と言った。この部屋は女房が禿社長にやら

れちゃったところだ。ただ、俺が同席しているという決定的な違いがある。社長の表情から何

かを察したのか、妻は顔をこわばらせた。

 俺は二人に昼間の録音を聞かせてやった。「え、うそ、、」と妻は言葉を詰らせ、耳を塞い

で下を向いた。社長が「もうええやろ、わかった。悪かった」と頭を下げた。女房にしてみれ

ば俺がどこまで知っているのか分らないわけで、被害者で通そうと思えばそうできたはずだ。

「あなた、ごめんなさい。私、、」泣いていた妻がついに重い口を開いた。







 予想外にも妻は社長とのことを懺悔しはじめた。俺は怒り狂った夫を演じ、社長に掴みかかろう

とする。それを女房が泣きながら止めた。

「わかった。何でもお前の言う事を聞くから、た、助けてくれ」社長が泣きを入れた。すかさず俺

は「俺の目の前で、あんたがやりたいと思ってたことができるんか」と言った。

 当然、それだけはイヤだと言ったのは女房の方だった。しかし、完全に倒錯した状況の中では、

常識は全く通用しない。

 結局、女房は社長に促されてベッドの上に座り、着ていた上着を脱がされた。白いブラを覆い隠

すように妻は細い腕を組んでいる。社長は後ろからその腕を撫でて、スカートのホックに手をかけ

た。女房がそれを拒もうとして腕を下げた瞬間、ブラの肩紐がハラリと外れ乳房が半分こぼれかけ

る。既にブラのホックは外されていたのか。異様な状況の中で、妻の生温かい吐息が時折、声とな

り…。俺はゆっくり妻の足元に近づいた。





 俺は社長が外したスカートのホックの下のファスナーを一気に下げた。女房も観念したのか

心持ち腰を浮かせる。社長に上体を預けるような態勢になった妻。俺はわざと荒々しく両脚を

左右に押し広げた。白いソックスを履いたままの生脚が妙に新鮮な感じだ。

 膝を立てさせてM字に開脚させたのは、もちろん女房のアソコの反応を確かめるためで、そ

れを知ってか知らずか、「いゃはぁ~~ん」と初めて声に表情を出した。さすがに俺の目の前

では声を押し○していた妻だったが、俺が参戦したことでタガが外れてしまったのか。

 湿っぽいショーツの中心を中指で線を引く様になぞると、溢れ出てきたモノがしっかりと染

み込み、線状の沁みが出来た。気のせいか、妻のクリトリスが以前よりも立派になっているよ

うだ。その下のヴァギナがヒクヒクと蠢くと…。





 沁みの出来たショーツの奥がヒクヒクと蠢くので、視線を上げると社長の手がしっかり女房の

胸に伸びていた。外れそうなブラの上から親指と人差し指でこねる様に刺激している。そのリズ

ムに合わせるようにヒクヒクが起きていた。目をぎゅっと閉じて、苦しそうに口をあけている妻

の顔がさらなる刺激を期待しているようだ。俺はショーツをぐいっと引っ張り、ちょうどアソコ

に布を食い込ませた。その脇から白濁した液がにじみ出ている。

「すんごい、いい、気持ち良いよ~」我を忘れてダイレクトに快感を口にする妻。それを聞いて

社長はブラをサラリと外してしまった。上向き加減の乳首が完全にエレクトしている。社長はそ

れを思いきりねじりながら引っ張った。

「ああああああ!!」女房は乱暴にされることをむしろ喜んでいるような声を上げた。

 俺がたまらず女房のショーツを脱がすと「なぁ」と社長が媚びるような声で話しかけた。





 「奥さんを縛ってみたいんだよ」ハァハァと荒い息を吐きながら、社長は言った。

たしかに妻にはMの素質?はあるかもしれないなと正直感じていた。でも妻はどうな

んだろう…と悩む間もなく社長は妻にダイレクトに問い掛けた。

 「いいよね」しわがれた低音の声は静かだが迫力に満ちていた。首筋から肩口に唇

を這わされ、ひしゃげてしまうほど乳首をこねられた妻は「オゥオゥ…」と言葉にな

らない声を絞り出しながら、2、3度首を縦に振った。

 社長は妻を俺に預けるようにして立ち上がり、すでに何度も使ったであろう道具を

ベッドの下から取り出した。社長は手にした麻縄を手際良く女房の体に巻きつけて行

く。あっと言う間に妻は体の自由を奪われ、同時に呼吸を乱しながら頬をどんどん紅

潮させていく。未体験のプレイによって女房と俺の欲望がどんどん膨張していくよう

だ。恐るべし禿社長…。





 後手に縛られた妻をベッドの上で正座させた社長。たぶん前の愛人とは散々SMごっこしてたん

だろうなと思わせるほど、いろんな道具を持っていた。竹細工の洗濯バサミ。子供の頃、うちにあ

ったような気がするが、あんなの久しぶりに見た。

「奥さん、一番敏感な乳首を挟んでやるからな」社長は上気した顔で、妻を見下ろしながらそう言

うと、縄と縄の間の乳房を掴んで、洗濯バサミをつけた。

「いやぁ、、ああ、だめだめ、、」社長が洗濯バサミを弾くと堪らず女房が声を上げる。どうみて

も痛そうなのだが、社長が『気持ち良いんだろ』と言うと『うん、うん、気持ち良いぃ』ってオウ

ム返しのように答えた。これって、言わされてるわけじゃないのか?と思った程だ。

 俺はそのとき、社長にもしっかりお仕置きしなきゃいけないと思った。何故って、あんまり楽し

そうだったからだ。俺にも縛り方を教えろと社長に迫り、しぶしぶレクチャーしながら社長はきっ

ちり縛られた。縄の賽の目から社長の余った肉が小山を無数に作っている。かなりキモイ。。





 社長を縛り上げて転がしておき、妻の方をいたぶる事にしよう。俺は妻をベッドから下ろし、

ソファに座らせた。強制鑑賞プレイでギンギンに元気になった分身を後手に縛られた女房にしゃ

ぶらせる。女房の顔が前後して、ジュブルジュブルと唾液とカウパー液の混合する音がする。

 社長は真っ赤な顔をして羨ましそうに横たわっていた。社長のガマン汁も相当の量で、テント

の頂きには雨漏りのような沁みができている。べしょべしょになった女房の口の周りが、生々し

い。(まるでアソコもこんなになってるのよと言わんばかりに)

 案の定、下の毛が濡れそぼっていて、まるで風呂上がりのようだ。俺も社長のマネをして女房

の乳房や乳首につけた洗濯バサミを指で弾いてみた。悲しげな甘ったるい声を出していた妻が、

たまらず「ほしい、ねぇ、、して、、」と哀願してきた。

「社長の目の前で犯して欲しいンだな!」口を突いて出た乱暴な言葉に我ながらびっくりすると

同時に、何か良い気分だった。「『禿社長の前で犯して』って言ってみろ!」勢いで言わせてし

まった。(ハゲは余計だったな…)





 本来俺と女房は合法的な交わりをしているにすぎず、むしろ禿社長にそれをタダで

見せてやってるわけだが、3人とも混乱してたんだと思う。縛られた社長がベッドの

上で「むぅん、むぅん」と体を揺すって抗議した。(別に猿轡とかしてたわけでもな

いんだけど、言葉にならなかったのかな)

 そんな禿社長を尻目に俺は女房の尻に覆いかぶさるようにドッキングした。縄がと

ても便利だとそのときわかった。後ろ手に縛った余りの縄を生かしてさらに激しく突

くことができる。体力的にもバランス的にも楽な姿勢をとれるので、下から突き上げ

るようにガンガン責めた。女房はうわ言のように「見られてるぅ、見られてるぅ」と

口走った。羞恥心が感度を確実に上げている。社長の方も顔を真っ赤にして、握り拳

を作って、究極のオアズケに耐えている。テントの先のよだれのシミが哀れなほど大

きく拡大していた…。







 あの日以来、俺達の関係はかなり複雑になるはずだった。ところが不思議なことにそれぞれ

に吹っ切れて、すっきりした関係になった。女房は自信に満ちて、どんどんきれいになった。

(社長の懐からかなり援助してもらってたこともあるんだけど…)

 いろんなものの境界線がどんどん崩れていき、いつのまにかあのマンションは俺達夫婦の住

居となり、社長の方が遠慮しながら遊びに来くるようになった。いつも、アダルトグッズのお

土産付きで…。スケベェだけどなぜか憎めないオッサンだったなぁ。

 社長がホントに昇天して1年。俺は思いつくまま、恥かしい想い出を綴らせてもらった。

女房も時々社長とのことを思い出しては、自分を慰めている。(弱点の左の乳首を…ね)

 長いこと、へたくそな文章に付き合ってくれてどうもありがとうございました。



---



 禿社長がいなくなってから大変なこともあったけど、落ちついてみるとなんだかつまんない

というか刺激が欲しくなった。それは女房も同じだったみたいで、口には出さないけどなんと

なく虚ろな表情をするときがあった。社長にしこまれたM気質が原因かもしれない。そう思っ

てネットでそういう類の募集をしてみたり、応募してみたりもした。でも空振りばかり。





 縛り方もろくに知らない似非縄師やただヤリタイだけのキモヲタくんみたいのが多い。そん

な中で意外な所に、天才的な男がいた。俺のいきつけの散髪屋の主人だ。この男、最初に俺が

散髪にいったとき、俺を893と勘違いしてヤバイ系の話ばかりふってきた。そのころプーさ

んだったから、平日の空いてる時間に行ったからなのか、外見がそう見えたのか定かではない

けど、面白そうだから適当に話を合わせてたら、意気投合しちまったのだ。





 その散髪屋、(夫婦で自営なんで横にそいつの嫁サンもいるわけだが)モロにHな話を

仕掛けてくる。鏡越しに散髪屋の奥さんをチラ見したら目が合って、恥かしそうに微笑ん

でた。長身の散髪屋とは不釣合いなほど小柄な嫁サン。ああいうのをトランジスタグラマ

ーってんだろうなぁ。なんてことを思いつつ、洗髪と髭剃りをしてもらう。あの嫁サン目

当てに来てる客も多いことだろう。

 話はそれたが、その散髪屋のエロ話のお返しに禿社長の話をしてやった。そしたら、散

髪屋は鼻息フンフンさせながら、さかんに「いいですねぇ、そういうの」と相槌を打ちま

くりだ。話に花が咲いたついでに「ところで、ここにウチの連れてきたら顔剃りとかして

くれるの?」と聞いてみた。そしたら「全然OKですよ。っていうか、是非お連れになっ

てください。半額にします」だって。奥さんがちょっと不愉快そうな顔をしたのが気にな

りつつ、本当に連れて行く事にした。(床屋とはよく言ったもんだと関心しつつ…)





 顔剃りをすると、化粧の乗りがすごくいいらしい。女房に散髪屋の話をすると何の疑いもなく

行ってみようかなということになった。翌日、朝一の開店と同時に二人で散髪屋に入った。

 女房が椅子に座ると、後ろに背もたれが倒される。散髪屋が手入れの行き届いた一枚刃の剃刀

と石鹸の入った容器を持って近づいた。エロいオーラを完全に消して営業スマイルで接客する男

のプロ根性に脱帽。俺はというとコーヒーを持ってきてくれた床屋の奥さんのこぼれおちそうな

胸に目を奪われてしまった。

 そうこうするうちに床屋は、手際よく泡立てた石鹸を女房の額に丁寧に塗っている。あの刷毛

の感覚が絶妙に気持ちいいはずだ。床屋は淡々と作業を進めていき、あっと言う間に顔を剃り終

えてしまった。なんだか期待外れだなぁと正直思ってたら、キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!

という場面に出くわす事になった。襟足に剃刀があたって、ショリショリと床屋が剃りはじめた

とき、気持ち良さそうに目を閉じていた女房が眉を寄せて微妙に唇が動いた。感じて声がでそう

になってる!間違いない!!





 ほんの一瞬だったが、女房のゾクゾクする表情を拝ませてもらった。剃刀の刃を当てられている

緊迫感が俺にまでビンビン伝わってくる。俺がドキドキしていると、床屋の奥さんが俺にトリート

メントを勧めてきた。手持ち無沙汰なので、勧められるまま俺もしてもらうことにした。

 さりげなく触れる床屋の奥さんの感触が柔らかくてキモツイイ。ここの床屋はシャンプーのとき

椅子を回転させて仰向けになる方式だから、奥さんのポワンとしたおっぱい感触が俺の肩とかに…。

今、思い出しただけでもアソコに力が漲ってくる。さっきまで自分の女房の表情にドキドキしてい

たのが嘘のように、俺の頭の中にはこの奥さんのことが充満していた。なんとかならんものかなぁ

と無い知恵を絞るが、まるで考えがまとまらない。こういうのって、結局ダイレクトに申し込むし

かない。ダメ元で言ってみるしかないのか?







 ところが、、、である。女房の顔剃りをしていた床屋が仕上げのマッサージを始めると、女房が

気持ちいい、効く効くを連発した。肩こり症の妻はよっぽど気に入ったのだろう。まさに渡りに船

だ。今がチャンスとばかりに俺は「本格的に揉み解してもらえば?」なんて冗談めかして言ってみ

た。運良く床屋も俺の出したパスを見事に繋いで、ゴールまっしぐらだ。禿社長とのめくるめく3

P体験(想い出はいつも美しすぎるものだ…)を思い出したかどうかは定かではないが、ついに女

房も乗り気になった。冗談みたいに後日ホテルでマッサージの実演講習が実施されることになり、

軽い乗りで床屋の奥さんにも参加してもらうことになった。このとき既に、俺の下心は女房に見事

に看破されていたわけで…。何もかも承知の上で、女房は床屋の奥さんを誘った。考え様によって

は空恐ろしいことではある。







 ホテルでのマッサージ講習会などという名目は、端っからどうでも良い事になった。というのも

床屋の亭主が奥さんに話しちまったからで、めんどくさい設定は抜きでいきましょうと言ってきた

のだ。(てことは、あの純朴そうな奥さんも相当のツワモノなのか 期待は膨らむばかりだ)俺は

さっそく女房にそのことを伝えた。そしたら「最初っから、そのつもりだったんでしょ」だと…。

物分りが良いと喜んでばかりもいられないが、その辺のワリキリができるオンナになったと確信し

た。能書きばかり多くなって申し訳ない。このへんで俺達にとって忘れられない床屋夫婦とのこと

を、頭の中を整理しながら報告することにしよう。







約束の時間に床屋夫婦が現れ、ラウンジで軽く一杯やりながらチェックインまでの時間を潰す。

失礼ながら…と、床屋夫婦にこういう経験があるのかを聞いてみた。実は二度目なのだという。う

ちとは違ってあまり上手くいったとは言えないらしい。この亭主、自分のSぶりを今度こそ、発揮

したいなんて言い出した。俺はそれまでに何度かこういう手合いにイタイ目にあってるので、不安

もよぎるが床屋の奥さんの魅力がそんな不安を吹き飛ばした。いよいよ部屋に入り、シャワータイ

ム。お互いに夫婦で入浴を済ませ、化粧を整えた妻と床屋夫婦の部屋へ行く。SWならここで別室

交換というところだが、Wが逆立ちするんで同室でということに。お手並み拝見というところで、

女房がブラウスを脱ごうとすると「チャクイではじめましょう」と床屋は言った。俺と床屋の奥さ

んが見守る中、女房は服を着たままで縛られていった。シュルル、、キリリ、縄と衣服の奏でる効

果音が耳に心地良い。女房の額はうっすらと汗ばみ、徐々に呼吸が乱れ始めた。それにしても、さ

すがに器用な男だ。縄目がきっちりと揃って、まるで芸術作品のようだった。







「奥さんきれいですよね」床屋の奥さんが俺の耳元で囁いた。俺の嫉妬心を煽るつもりかと思った

が、そうではなく床屋の奥さんも実は俺以上に嫉妬の炎を燃やしていたのだ。床屋の亭主も、俺達

の視線を意識しながら楽しむように女房をいたぶる。縄の下の衣服を剥いていきながら、乳房をひ

ねり出した。息苦しそうな乳房を指でなぞる様に撫で上げる。少し大きな乳首を男の指が捕らえた。

容赦無く指の腹で押しつぶされながら、ねじる、引っ張る。繰り返し乳首をいたぶられながら、声

を上げ始めた妻。頬は見事なまでに紅潮し、乳首への刺激が脳天を突き抜けているように見えた。

完全にコリコリになった乳首を指で払う様に弄ばれる。なぎ倒されてもすぐに元通りに屹立する乳

首を俺は食入るように見ていた。退廃的な衣服の乱れと対照的に縄はきれいに女房の体を拘束して

いる。なんとも言えない感覚が甦り、俺は興奮のあまり身震いした。そんな俺の手を床屋の奥さん

の柔らかい手が包み込むように握った。もう、止まらない、、。









 反射的に俺が床屋の奥さんの手を握り返すとお互いの手がやけに汗ばんでいた。眼前で床屋の亭

主が女房の胸に顔を埋める。「あーっ」たまらず女房があられもない声を上げた。さしずめ固くし

こった乳首を吸われたのだろう。そのまま床屋が静かにベッドの上に仰向けに寝かせた。床屋が縛

られた女房にむしゃぶりつく。俺も床屋の奥さんもジリジリと火をつけられた欲望が爆発した。





俺が床屋の奥さんの肩に腕を回すと、むこうの方からしなだれかかった。奥さんの火照った熱い

頬に手をかけ、艶やかな唇に唇を重ね合わせる。わずかに唇が開き、舌を滑り込ませるとしっかり

自ら舌を絡めてきた。むさぼるように口を吸い合いながら、あの柔らかな胸を揉みしだく。ボリュ

ームがあるわりにふわっと柔らかい胸だった。手に余る乳房をやわやわと揉むと、奥さんの小鼻が

ひくひくと動き熱い息が洩れる。栗色の柔らかな髪をかきあげると、真っ赤になった可愛らしい耳

が見えた。その耳の淵を辿るように舌を這わせる。「んぅ、うう」と肩をすぼめる仕草がたまらな

く可愛らしかった。





床屋の亭主も負けじと女房の股間を舐り回している。聞きなれた喘ぎ声と奥さんの喘ぎ声が交差

した。お互いにパートナーの喘ぎ声を聞きながら、背中を押されるように大胆に責めていく。奥さ

んの上気した肌の臭いを嗅ぎながら、俺は奥さんの上半身を剥き身にした。溢れんばかりの乳房を

覆っていた大きなカップのブラを外す。真っ白な乳房に色の薄い乳輪が広がり、小さな乳首が突起

していた。豊かな胸を揉みながら、徐々に中心へと指を持っていく。小さく突起した乳首をこねた

とたん、「ひぃっ!」と短い声を上げた。開発途上のゆえか、感度が良過ぎる。俺は奥さんの乳首

を口で含み、クンニの要領で軽く歯ではさんで舌先で刺激した。ざらついた舌が乳首を往復する度

に奥さんの声が高くなっていく。執拗な乳首へのアタックが効を奏し、奥さんは白い喉を見せて気

をやってしまった。奥さんは瞳を潤ませて「あなたのが欲しい」と訴える。今にも暴発してしまい

そうなティンティンにゴム装着。なんと奥さん、俺がかぶせようとしたオカモトくんを器用に口で

履かせてしまった。







 純朴な床屋の奥さんの意外な高等技術に感動すら覚えた。かなり仕込まれているに違いないなど

と考えながら、ふとアチラの方に目をやる。一心不乱にクンニを続けていた床屋が顔を上げてコチ

ラを見ていた。複雑な心境だ…。床屋は何を思ったか、仰向けの女房を再び仰臥させてコチラの様

子を見せる。女房がトロンとした目をむけた。俺は奥さんの強烈なフェラにいよいよ情けない顔を

晒していた。床屋は女房の後ろからカチカチになった乳首を指でこねながら、わざと女房の嫉妬心

を煽るような台詞を吐く。俺はまるで魔術にでもかけられたように、身動きひとつできなかった。

「あなたぁ、、ぁぁ、、」俺を呼びながら、フンフンと鼻を鳴らす女房。心理的にも責めながら、

床屋の術中に女房が嵌められていくのがわかる。(俺もかもしれないけど…)

 俺のジュニ棒は反りかえってマキシマム状態になった。奥さんがそれでもフェラを続ける気配な

ので、俺は態勢を変えて69に移行した。これで気になるアチラの様子も窺える。







 女房の表情に一種あきらめの色が浮かんだように見えた(あくまで俺の主観だけど)。床屋が女

房の眼前に仁王立ちになる。さらに床屋は長身の体をかがめるようにして、縛られた女房を引き寄

せた。ジュブルジュブル…ジュブジュブ、ゆっくりと女房が床屋に奉仕しはじめた。男の脚の狭間

からユッサユサと揺れる乳房を眺めながら、俺は奥さんのショーツをズリ下げる。

「!!…」なんと、奥さんのアソコはツルツルになっていて、まるで少女のようだったのだっ!!

床屋の趣味がかいま見えた瞬間だった。きれいに剃られた美しい丘に舌を挿し入れると、奥さんは

くぐもった声を洩らした。舌に纏わりつく、白濁した粘液を俺は音を立てて吸った。泉のように湧

き出るラブジュースを指につけて、ぷっくりと膨れた秘豆の包皮を剥く。淡いピンク色をした小さ

な新芽のようなそれを俺は丁寧に舐めてやった。人差し指と中指を抜き差ししながら、クリを甘噛

みする。奥深く指を挿れ、丸い子宮の内壁に触れたとたん、奥さんの下腹はビクビクと痙攣した。

指を曲げて中から愛液を掻き出すようにする。初めて、俺はオンナが潮を吹くのを体験した。





 床屋の奥さんは白い腹を波打たせて、快感が体をめぐるのを味わっているようだった。ぐったり

としながらも、あの柔らかい手で俺のジュニ棒を掴んで愛でるように撫でている。チャプと言う音

が聞こえ、奥さんの暖かい口の中の温度が伝わってきた。奥さんの舌が器用に俺の幹を這い回る。

 床屋のを咥えていた女房は犬のように這わされていた。縄目が女房の肌に食い込み、いかにも苦

しそうな表情に見える。お互い妻を他人に弄ばれている(しかも目の前で)ことが、異常な性欲と

なっているのだろう。床屋は構わず背後から、挿入を開始した。眉を寄せて男の侵入を察知したこ

とを女房は告げた。「あふぅん」と鼻にかかった声を上げる。一瞬、床屋の奥さんがその声に反応

した。俺を仰向けに寝かせて上から奥さんが跨る。俺の下腹部に白い手をついて、おそるおそる腰

を沈めていく奥さん。挿入が深くなるにしたがって奥さんの襞がめくり上がっていった。幾重にも

折り重なった襞が総出で俺のジュニ棒を歓迎しているようだ。奥さんは亭主が俺の女房を後ろから

犯す姿を見ながら、前後に腰を揺すった。







 「きもついい~、、あひっ、あひっ」奇妙な言葉を発しながら、奥さんは腰を回転させたりして

ツルツルの土手を擦りつけてくる。言葉が止んだとたん、奥さんは口をパクパクさせ顔を仰け反ら

せた。アソコからジュンと熱い愛液を溢れさせて、何度目かのアクメに達したようだ。繋がったま

ま、俺に抱きつく。奥さんの震える唇にキスすると、大きな息を吐いて俺の口を吸ってきた。この

時の奥さんのキスがたまらなく印象に残っている。俺の唇に伝わったあの柔らかな感触。

 余韻に浸っている暇も無く、床屋は女房の脚を左右に開いて中心を埋めていった。縛られて自由

の効かない女房が組み敷かれている姿は、言いようも無いくらいのご馳走となる。現実が新たな妄

想を産むのだ。無理矢理に他人が妻を陵辱しているようなゾクゾク感が、俺の生堅さのジュニ棒に

抽入される。口を半開きにして余韻に浸る奥さんの上になり、俺は柔らかい乳房を鷲づかみにし、

盛り上った乳房の先の淡い乳首に歯を立てた。ギリギリと歯軋りをするように顎を左右に動かすと

「あーっ、また、いっちゃうぅ」と言って、背中を反らした。







 奥さんの背中の下に腕を潜らせて腰をさらに浮かせると、ツルンとしたアソコがパックリと口を

開けた。ギンギンになったジュニ棒を割れ目に挿入。クリの頭を刺激するように入り口付近を行っ

たり来たりする。反りを利用して、クリの上から亀頭を滑らしてランディングした。小柄な奥さん

のアソコの襞を分け入ると、コツンと子袋らしきものに遭遇。浅く深く、基本に忠実に抜き差しを

行ううちに、奥さんのボルテージも最高潮に達した。

「もう、ダメダメぇ、いっちゃう、、ぁぁ、来て来て、、一緒にぃ、、」にわかに奥さんの内壁が

段階的にジュニ棒を締め付けてくる。きつい。奥さんは俺の背中に爪を立て、宙をさまよっていた

両脚が俺の腰をロックした。俺はついに放出の前兆をかんじ、最後の一突きを加える。

 奥さんの喘ぐ顔を見つめながら、俺は一気に放出した。抜き取ったジュニ棒にかぶせていたオカ

モトくんの先端には、たっぷりと精液が溜まっている。一方、床屋と女房も…





 床屋の後ろからのピストン運動が最後のスパートに入った。女房は目をぎゅっと閉じて、ガツン

ガツンという振動に自らも腰を振っている。「い~ぃ、い~ぃ、、あ、あぁ」うわ言のように発す

る言葉が、床屋の突きと合わさって時折しゃっくりのように聞こえた。「奥さん、いくよ、いくよ」

との床屋の呼掛けに応えながら「いぃぃくぅううう」と叫ぶ妻。もう遠慮もなにもなく、女房が力

尽きたようにベッドに伏せると、床屋が勢い良く女房の背中に射精した。よほど気持ち良かったの

だろう。床屋は女のように喘いでいった。俺はとりあえず女房の傍らに腰掛けて、表情を確かめて

みた。唇を震わせて、喉が妖しく蠢いている。喉の中の繊毛がうごめくのが手に取るようにわかっ

た。女房の額にキスをして、緊縛を解いてやる。縄の跡がくっきりと残っていた。その跡を擦って

やると、女房は満足げな笑みをたたえて抱きついてきた。









「よかった?」との問いかけに、「うん、でもして欲しい」とお代りを要求してきた。放出したば

かりの俺のジュニ棒(>萎えまつねw)をカッポリと咥えた。(今まで絶対にしないことをされて

益々、愛おしくなる)床屋夫婦の部屋を出て、部屋の中で女房ともう一戦交えたあと、女房がまた

とんでもないことを言い出した。「私もあの奥さんみたいにしてもらいたい」という。つまりアソ

コをツルツルに剃ってもらいたいというわけだ。(もちろん、あの床屋サンにしてもらいたいわけ

だが)アチラの迷惑も顧みず、真夜中に再びお邪魔することにした。

 床屋は喜んで女房のアソコの毛を剃ってくれた。「じゃ、いきますよ」女房の決心が傾かないう

ちに床屋は手早くシェービングフォームを塗った。ショリショリと綺麗に剃っていき、羽根を広げ

た蝶のように毛を残して「こんなのどうです?」と得意げに言った。「やぁだぁ」遊ばれているこ

とに拗ねてみせる妻。「すいません」一言謝って、床屋は残りを完全に剃りおえた。俺も気付かな

かった小さなホクロが現れた。





 今でもアソコの毛を定期的に剃ってもらっている。もちろんプレイ付きだ。女房を貸し出してい

る間、床屋の奥さんが代りに俺の相手をしてくれる。困った事に、それを楽しみに本当の夫婦の交

流をセーブしちまってる。本末転倒だけど、刺激を追求していくと果てしなくアブノーマルな方向

へと流れていくものだ。しかし、世の中には同じ趣向の人間ってのが結構いるわけで…。昔、流行

った「友達の友達はまた友達だ。世界に広げよう友達のワッ」というフレーズのように、あの床屋

の友達(常連客)とも交流を持つようになった。すでにこの世界ではベテラン?の域に達した女房

を餌に、ごくフツーの家庭の奥さんを頂いちゃったりしている。



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俺は東北の片田舎に転勤を命じられ、嫁と6歳の娘を連れて引越しを

した。このご時勢だから転勤に文句を言うやつはいない。というか、

嫌なら辞めれば…なのだから、仕方がない。







あの禿社長が生きていた頃はよかった。人情味があったからね。

嫁も40歳だから、年齢的にはいわゆる脂が乗り切ってしまったとも

いえるが、こっちに来てみると洗練された美人に見えてしまうから不

思議なもんだ。なれない土地で、知り合いがいないのを良いことに、

俺は「旅の恥は書き捨て…寝とられ計画」を立てた。

仕事はさっぱりだが、性欲は未だに盛んなのだ。





それはさておき。。



 田舎での楽しみと言えば、温泉しかない。温泉と言えば、やはり

混浴だろう。子供の保育園が決まるまでは、俺も仕事の引継ぎやら

なんやで大変だったし、嫁も一日中、家の後片付けやら雑多な手続

きやらで、かなり滅入っていた。

 でもなぜかお互い、確実に健康になっていた。田舎の空気、水の

新鮮さのなせる業なのか。どうでも良いことだが、毎晩のように盛

っていた。まるで、お猿さるさんだ。

 





 良い風に言えば、嫁はナチュラル・ハイになった。嫁は俺のアホ

に付き合っただけだというが、やけに感じやすい体になっていたの

だ。今まで絶対になかったことだけど、自分から脚を絡ませてきて

は、強請るようになった。間違いなく形勢は逆転し、セックスに関

しては、俺の言い成りのオンナになっていた。



 俺が混浴の温泉に行くぞ、と言うと「仕方なく」を装って、ちゃ

んと助手席に嫁は座って待っていた。



 ここからは、全くのノンフィクションなわけだが… 





 さてさて、俺はネットで検索して唯一ヒットした県内の秘湯・混浴風呂に足を

伸ばした。ひっそりとした温泉宿ながら、日帰り入浴OKである。

 入ると、有名芸能人のサイン色紙が所狭しと貼付してある。何度かテレビ取材

を受けたらしい。でも、さすがに平日の真昼間ゆえか、他の入浴客はほとんどい

なかった。

 俺はモジモジと恥らう嫁を連れて、露天の混浴風呂へと向かった。誰もいなけ

れば、まったりと入浴姦でもと目論んでいたのだ。

 階段を上り野外に出て、渡り廊下の先の脱衣場へとむかった。嫁が怖気づきは

しないかと、そればかりに気を使っていた。

 ようやくたどり着き、俺と嫁は別々の脱衣場へ入っていった。





 俺が荷物をかごにいれ、着替えようとすると廊下で嫁が俺を呼んだ。

「ぱぱぁ~」泣きそうな声だ。

 どうやら数人の男性客の姿が、女性の脱衣場からも見えたらしい。ここで強制

しては元も子もないので、俺は嫁に女性専用の露天風呂へ行くように言った。

 後で考えれば、これが良かった。俺は先客の爺さんたちが出て行くのを待ち、

ちょうど上にある女風呂に向かって叫んだ。

「ままぁ~、もう、誰もいないよぉ~~!!」

 しばらくするとガラリと、女の脱衣場のドアが開いた。俺はてっきり嫁だと思

った。「あっ!」俺は息を呑み、情けなく前を隠して座り込んだ。

 若い女性だった。お互い、目のやり場に困り、相手は一度脱衣場に戻ったのだ。

 俺は岩陰に隠れていた。一呼吸してから、若い男女が入ってきた。





当然(か、どうかはわからんけど)、若い男は堂々と女の方は少し警戒しながら

入ってきた。俺は何食わぬ顔で、岩陰からするすると二人の方に出て行った。

恥ずかしがるのはかえっておかしい。裸の付き合いをさせてもらおう。

どうでも良い会話なのだが、談笑できるくらいになった。打ち解けてきたころ、

嫁のことが気になりはじめた。

「これじゃ、不公平だもんね。うちの奥さんも呼ぶよ」ということで、再び大声

で嫁を呼んだ。

いい加減、のぼせそうな時、脱衣所から顔を覗かせて、恐る恐る嫁が入ってきた。

小さなバスタオルでようやく前を隠してはいるが、耳が真っ赤で頬も紅潮してい

る。若い男が湯船の中から、値踏みをするような厭らしい視線を投げかけていた。





「こっちに来て、一緒に入れよ」俺のテンションの高さにちょっぴり戸惑いなが

らも、嫁は一生懸命バスタオルを押さえながら湯船に入ろうとした。

 跨いだ瞬間、ちらりと白い太股とその奥の茂みが覗いた。若い男もそれを見逃

さなかった。(俺は若い女のその瞬間を見逃したことを今更ながら後悔している)

 男の視線が、初見の女(俺は見飽きているし、触りなれてもいるのだが…)の

胸に注ぎ込まれていた。無理も無い。嫁の豊満な胸は彼女のかわいらしい谷間を

はるかに凌駕していた。おまけに湯船の浮力で、さらにその存在感は増量してい

るのだ。

「寒かったの?」俺はわざと女房に意地悪な質問をした。寒さと、緊張感からか

嫁の乳首がピーンとしこり勃っているのを示唆したのだ。若い男の視線までもが

自分の乳首に晒されていることに気付いた嫁は「はっ」として胸を隠した。

 若い女は逆に俺の方によってきた。彼氏に押しおきをするつもりなのか。てっ

きり俺はそう思っていた。







 若い女が俺の方によってきたのは、俺の嫁の入りこむスペースを開けるためだっ

た。嫁は大きな乳房でたぷんたぷん湯船に波立たせながら、俺の横に座った。

 嫁が恥ずかしそうに胸を隠しているのを見て、若い男が「豊かな胸ですね」とい

った。「いえいえ、そんな…」顔を真っ赤にしてうつむく嫁。

 俺も相手のパートナーに対して「奥さんも若くて素晴らしいプロポーションじゃ

ないですか」とお返しをした。若い女は嬉しそうににっこり笑った。

 「でも、俺、奥さんみたいに大きなおっぱいで、あの、パイズリとかしてもらい

たいって、なぁ、言ってたよな」バカ正直な男の発言に、俺もドギモを抜かれた。

 若い女も悪びれず「そうそう、私のが小さい、小さいって、失礼でしょう」と、

俺と嫁に明るく言ってのけた。(彼女の明るさに救われた)

 牧歌的な雰囲気の中で話は、スムーズにながれた。いつしか、嫁と彼女のタオル

は湯殿の外の桶に入れらていた。もう、お互いが完全に裸の付き合いになっていた。





「お互いに流しあいってのはどうでしょう」俺がダメ元で提案をした。「だめよ。

そんなの」と俺をけん制したのは嫁だった。

「いいですよ。なぁ、別にいいよな」と若い男が割って入った。「うん。いいよ。

でも、奥さんが嫌なんじゃ仕方ないわよ」と女がフォローした。

この時点で意見は3対1。「お前、嫌なのか?」との俺の問いかけに、しぶしぶ

嫁が首を横に振った。

 俺たちは貧相な洗い場へ出て、パートナーチェンジの洗いっこをはじめた。

「けっこう、こういうことしてるの?」と俺は若い女に尋ねた。「成り行きしだ

いではね。ケンちゃん、微妙にオッパイ星人だから」と言って笑った。「ビミョ

ウニ」の使い方が新鮮だった。ふと、向こうに目をやると女房が少し背を反らし

ぎみにしながら、背中を洗ってもらっている。

 初対面の男に…。若い女とは対照的に、嫁は確実に緊張していた。





 温泉のお湯だとあまり石鹸が泡立たないので、洗いながら若い女の肌をしっか

りと眺めることができた。若いからといっても、決して綺麗な肌質とは言いがた

い。これは客観的に見て、嫁の肌の方がきめ細かくて美しいと思った。少しばか

り余計な肉がついてはいるけれど。

 いつまでも背中ばかり眺めているわけにもいかず「前、洗おうか?」と俺は尋

ねた。「うん。お願いします。優しくしてね」と女は言った。八重歯が可愛らし

く見えた。俺は彼女の小さな胸の膨らみと不相応な大きく、色濃い乳首に感動を

覚えた。彼氏のおっぱい星人ぶりがうかがえたからだ。

 





 お互いに向き合う形になったので、俺は小声で「感度よさそうな胸だね」と率

直に感想を言いながら、遠慮なくタオル越しに胸を刺激してやった。擦るように

タオルを滑らせていくと、みるみるうちに彼女の乳首が尖がってきた。俺はタオ

ルを置いて、指で弾いたり、摘んだりした。彼女はうっとりとした表情を浮かべ

て刺激を楽しんでいる。

「吸ってもいいよ」その言葉に耳を疑ったが、「ねぇ、お願い」とさらに催促さ

れた。俺は、彼女の小さな背中に隠れるようにして、口を近づけた。







 「はぅ、、んん」俺が口の中で固くなった乳首を転がすと、彼女はたまらず

俺の頭を抱きしめてきた。彼氏の執拗な愛撫で、性感がここに集中してるんだ

ろうなと、俺は思った。しかし、俺の神経はその若い乳首に集中できずにいた。

何よりも気になったのは、嫁さんがどういう状況になっているかだ。

 俺は女のもう一方の乳首を左手でひねり上げた。乳首は先端と根元にわかれ

てわずかなくびれができた。俺は、そのくびれを練りこむようにこね回した。

「ぁああ、ケンちゃん…ぅん」女は仰け反りながら、若い亭主の名を小さく叫

んでいた。

 俺が顔を上げると、そのケンちゃんと目が合った。俺が彼女にちょっかいを

出していることを確認して、ケンちゃんは俺に会釈をした。俺も「そちらもど

うぞ」と目配せで答えた。遠慮していた若者のタガが外れた。

 彼は甘えるように俺の嫁の背中に胸を押し当てながら、両手をたわわな乳房

に回していた。







 若い男に抱きすくめられるような格好になって、嫁は身動きがとれなくなって

いた。彼の腕の動きから、あのぷるんとした乳房を揉みしだかれていることが容

易に想像できる。ゆっくりと掬い上げるような動作がまるでスローモーションの

ように俺の脳に映った。

 俺は若い彼の嫁の乳首を弄びながら、嫉妬の炎をエネルギーに変えていく。俺

の愚息にみるみるうちに血液が集中していった。若嫁の蜜壷ももう十分過ぎるほ

ど、潤っている。指を滑らすとするりと入った。入り口の小さなクリトリスを指

の腹でこすってやると彼女はわなないてみせた。





もはや人妻の憂いなどかなぐり捨てた一匹の雌にしか見えなかった。

 若い男が視線を向けた時、彼の嫁は俺に口を吸われながら中年男の俺にしがみ

ついていた。彼のあの時の冷たい眼差しが忘れられない。彼は言いようも無い嫉

妬心を、目の前のおんな(つまり俺の嫁)にぶつけていく…。










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