高一の夏、某ファーストフードでバイトをしていた。朝のオープンからバイトに入って午後の3時頃まで働いていた。当時24才のマネージャーの美子さんと一緒になることが多く、だいぶ慣れてきたこともあっていろいろと話をするようになった。学校の事とか他のバイトの子の事とかありきたりの話をしていた。話をしているときの美子さんはニヤニヤしながら、いつも僕をからかっているような口調だった。ある日、朝の女の子が寝坊で遅刻し、代わりにカウンターで接客をやらされる事になった。
「山崎(仮名)!ゴメン!カウンター入って!」
ひと通り教わっていたので問題はなかったがボタンの場所をつかむのにちょっととまどった。
なんとか要領を得てこなせるようになり、お客さんも一段落してほっとしていると背中に気配を感じた。
「・・・ん?」背中の左右にかすかな圧迫感がある。
「おわっ・・・!」慌てて振り返ると美子さんがニヤニヤして立っていた。
「山崎からかうとたーのしぃ!」
と言ってスタスタと行ってしまった。
(今ムネのさきっぽが当たってたよな~・・・ちっ・乳首か~?)
美子さんはスリムだか胸のふくらみは結構ある。
股間に血が集まっていくのがわかった。しばらくするとお客さんが来たので、そっちに集中して気をまぎらそうとしたのだが、オーダーが表示されてる液晶を覗きながらまた胸を押し付けてくる。
(やべーなー。今勃起したらバレバレだ。)
しばらく我慢していたのだか...。カウンターのちょうど腰の高さのあたりにマドラー・砂糖・ミルク・ストローなどが置いてある。僕がオーダーをとっている間、美子さんが液晶を覗いて砂糖やミルクなどを取ってくれた。その時に半勃ちの股間に手がぶつかったのだ。
故意かどうかはわからない。接客中だったので顔は見れなかったが、一瞬お互いの動きが止まった。
その後、僕は膨らんだ股間を見られないように注文されたポテトやドリンクを素早く運んだ。
「おはようごさいまーす。遅れてすいませーん。」遅刻してた女の子がやっと来た。
やっと後ろの厨房に戻れる事になった。うれしいような。悲しいような。ほっとしたような。
11時になり休憩の時間になった。階段を上がって上の事務所に行く途中、下から足音がした。
振り返ると美子さんだった。
「山崎!」
「なっ、なんですか?」
なぜか早足になって逃げるように階段をかけ上ってしまった。美子さんもニヤニヤしながら追いかけてくる。
「なんで逃げんだよー。」
「いやっ別に。」
と言ったところで事務所に入った。すぐに美子さんも入って来て後ろから抱きつかれた。そして
「さっき勃ってたでしょ~?」
と言いながらその状態で股間に手をのばしてきた。慌てたぼくは体をくの字にしながら逃れようとしたのだか、美子さんの体の感触が心地良くてまた半勃ちになってしまった。
そのまま壁際まで押し込まれると、腰をつかんで前を向かされた。力は間違いなく僕の方が強いので本気で抵抗すれば逃げることもできたのだが、そういう気持ちにはならなかった。
前を向くといきなりキスをされた。突然の出来事にびっくりしているとすぐに美子さんの舌が入ってきた。当時はもう童貞ではなかったので、僕の口の中でいやらしく動く美子さんの舌に応えた。
しばらくすると美子さんは唇を離し、またニヤニヤしてきた。さっきまでのニヤニヤとは違う、なんか艶があるというか色っぽく感じた。
「山崎キスうまいじゃ~ん。」
そういうと右手で股間をガシっと掴まれた。下向きではあるがもう十分に固くなっているそれを見つけると緩急をつけながら刺激を加えてきた。
「ち、ちょっと」
「ちょっと何?」
「まずいですよ」
「大丈夫だよ1時までだれもこないよ」
そういうと美子さんは僕の手をとり、マネージャー室のドアを開けた。
中に入るとズボンとパンツを一気に脱がされた。
「そこに座って!」
と机を指差した。おずおずと机の端に体重をかけた。
「あ~なんかもう出てる」
美子さんが中指の腹でさきっぽの部分を円を描くように撫でた。
余った左手は下から玉を優しく撫でている。
「あぁぁ・・・」
僕は力なく声を漏らし、されるがままだった。先っぽを刺激していた中指は潤いを帯びており、完全に勃起したペニスの裏側を上から下に撫でていき、また上に戻る。
「はあぁぁぁ・・・」
ペニスはビクンビクンと脈をうち先端からは透明な液体がだらだらと溢れていた。
「山崎~いやらしいのがたくさん出てるぞ~」
今思うと美子さんは完全なドSだと思う。左手は絶妙に玉を刺激しており、右手はぬるぬるの指先で鬼頭からペニスの裏側をなんども往復している。かなり気持ちがいい。
しばらくすると美子さんが顔を近づけてきた。
「気持ちいいの?」
上目づかいでニヤニヤして聞いてきた。
「あ…っ…すごく気持ちいいです」
「今日はこれぐらいにしとこうか?」
「え……?」
「午後の山崎の働きに影響しそうだし」
そういうと美子さんは手を離してしまった。
「ちょっ……あの……」
「お昼たべないと午後しんどいよ~」
僕としてはお昼なんかどうでもよかったんだが……。
「なんか食べに行こうよ」
「あっ…はい…」
ズボンとパンツを履こうとした。
「あっちょっと待って。ストッキングがでんせんしちゃったんだよね」
そういうと美子さんはロッカーから新品のストッキングを出して僕の向かいの机に腰掛けた。
そして履いていたパンプスを脱いで、次に片足をあげストッキングを脱ぎはじめた。
片足をあげたときに薄いピンクの下着がモロに見えた。ストッキングを脱いだ生足が色っぽくて生めかしかった。僕はかなりの興奮状態で顔が真っ赤になってたと思う。
「山崎~真っ赤になってるよ~・・・・・ちんちんが」
ふと股関をみるとギンギンに真っ赤になっていた。かなりカチカチのようである。
「すっすいません」
あいかわらず先っぽからはだらだらとおつゆが。
「山崎~悪いけどストッキング履かせてくれる?」
「えっ…はい」
ズボンをあげようとした。
「だめっ~。その格好のままで」
かなり恥ずかしいがこの際どうでもいい。美子さんからストッキングを受け取って履かせ易いようにまとめ、先ず左足の爪先を通し、膝下くらいまで上げた。次に右足を同じように膝下くらいまで上げた。ここで問題が。マネージャーのスカートは若干タイトなため、スカートを腰のあたりまで捲らないと履かす事はできない。
上目使いに美子さんを見ると妖しい笑顔を浮かべている。
「すいません。失礼します」
スカートを若干捲りながらストッキングを上げていく。指先に外側ではあるが若干太ももの感触が伝わってくる。以外とつるつるした肌が心地良い。そのままストッキングを腰まであげると美子さんの薄いピンクの下着が丸見えになっていた。すると美子さんはスカートを下げて元に戻し、また僕のモノをぎゅっと握ってきた。
「これで外を歩いたら変態だな」
そういうとニヤリと笑った…と思った瞬間、さっとかがんでパクリとくわえこんでしまった。
「あっ…っちょっ…」
びっくりしたのは一瞬でその後は快感で腰が砕けそうになった。口の中は別の生き物のように妖しく動き、すぐに前後に動き始めた。
「あっ…もうだめです…」
散々じらされていた僕はなすすべもなくあっけなく果ててしまった。果てた後も美子さんは口をすぼめてきれいに吸い取ってくれた。
「山崎~多いな~」
吐き出すと思ったが美子さんはきれいに飲み込んでしまった。
「これで外に出れるな。じゃあお昼食べに行くか」
僕はズボンを直して美子さんに手をひっぱられて外に出た。
2人で外に出て近所のバスタ屋に入った。
「山崎~口の中が気持ち悪いんだけど」
「あっ…すいません」
「結構出たね~しかも濃かったよ。ちゃんと出してるの?」
「いやあー…」
こういう時はどう答えればばいいのだろう。まさか美子さんをネタにしてたなんて言えやしない。
美子さんはスリムだが胸が結構あるので狭い店内ですれ違う時に胸があたることが結構あった。
決まって美子さんはそんなときはニヤニヤして僕の顔を見てるのだが…。
おかげで妄想の中で何回かお世話になった。
「山崎って童貞?」
美子さんが聞いてきた。
「一応ちがいます…」
「マジで~?はーっ…外れた」
美子さんは少しがっかりしているように見えた。
「なんか…まずかったですか?」
「実はね…京子とかけをしてたんだ。私は童貞にかけたんだけど。京子は違うって。まさか山崎!京子と?」
美子さんがいつもの笑顔で突っ込んできた。
「いやいやとんでもないですよ。中3の時に同級生と。それに京子さんとだなんて…」
京子さんは美子さんの一つ下の23歳のマネージャーで、色は白く若干顔はきつめではあるが一般的に見て美人だ。スタイルも良く、フェロモンが感じられるくらい魅力的だ。
なんでこんな所でバイトしているのか不思議に思っていた。美子さんは京子さんとは反対に色も浅黒く、明るく元気で親しみやすい。美子さんは僕を呼ぶときは「山崎~」だが、京子さんは「山崎くん」と呼んでくれる。京子さんに名前を呼ばれると少し嬉しかった。そんな事を考えていると顔が少し赤くなってしまった。
「あれ~山崎~なに赤くなってんの」
「いやっっ…別にっっ…」
「もしかして京子のこと好きなの?」
「そっ…そういうんじゃないです」
「じゃあ言っちゃおうかな~私のお口でイっちゃった~とかカウンターで勃起してました~とか。接客中に勃起はさすがにまずいだろ~」
「知ってたんですか…。かっ…勘弁してください」
そんな事を言ってる間に休憩時間は終わり、2人で店に戻った。
店に戻ると京子さんがいた。今日もきれいだった。お昼どきのため、お客さんも多く仕事はかなり忙しかった。たまに美子さんと目が合うと、ニヤニヤしてくる。意味深な感じで落ち着かなかった。
午後1時を回ったあたりでお客さんも落ち着いて少し余裕がでてきた。すると美子さんが京子さんを呼んでなにやら耳打ちしている。気になってチラチラと見ていたら、京子さんがほんのり赤くなってぷっと吹き出してた。僕は何を話しているか非常に気になったが、あまりジロジロ見るわけにもいかないので仕事に集中する事にした。ゴミがたまっていたので袋の口を結んで捨てにいった。
裏口を開けてゴミ捨て場に行った。ゴミをぽーんと投げて振り返るとそこには京子さんがいた。
「えっ…」
京子さんと2人きりになるのは初めてだったので少しドキドキした。
「山崎くんってさぁ……早いんだって?」
「?????」
「美子に聞いたんだけど。そういえばわかるって」
京子さんの頬は少し赤くなっていた。その赤くなった頬があまりに魅力的で立ちくらみがしそうだった。
「ちょっ…ちょっと意味がわからないんですけど」
僕は照れ笑いを浮かべながら逃げるように店内へ入ろうとした。すると京子さんに手首を掴まれた。
「えっ……」
驚いて京子さんを見た。京子さんの顔はちょっと怒っているように見える。
「美子となにかした?」
「いやっ…別に」
「正直に言ってごらん」
言い方が少し厳しかった。やっばり怒ってる…。
頬が赤いのは怒りで紅潮してたのか?自分でも何が何だかわからなくなってた。憧れの京子さんがなぜか怒ってる。
「いいから言ってごらん」
かなり怖い。その場から逃げ出したかったが京子さんは掴んだ手に力を込めて来た。観念した僕はさっき休憩時間であった事を正直に話した。カウンターでの事も。
「山崎くんも男だからしょうがないよね」
京子さんは僕と目を合わせないようにしてつぶやいた。
「しかしマネージャールームでなんて随分大胆ね」
「いやぁ……」
「山崎くんは彼女はいるの?」
「いないです」
「そう……」
幾分京子さんの怒りがおさまったように感じた。
「そろそろ戻らないと…」
少し時間差をつけて店内へ戻った。
あっという間に時間は過ぎ、午後3時になってバイトを上がる時間になった。
帰ろうとすると京子さんがするするっと寄ってきて何か紙を握らされた。紙を開くと
(19時上がりだから店のそばで待ってて)
と書いてあった。今は15時だ。どうやって時間をつぶそうか…。
そう思いながらも憧れの京子さんからのお誘いである。ちょっとうれしかった。
でも怒ってたな…。
そう思いながら事務所へ戻った。
事務所のドアを開けると美子さんが立ってた。仁王立ちでニヤニヤしている。
絶対何か企んでいるような顔だった…。
「あっ…お疲れさまです」
「お疲れさま」
なんか雰囲気に圧倒されて目をそらしてしまった。京子さんと比べるわけではないが美子さんもなかなかの美人である。
肩の少し上できれいに切り揃えたまっすぐな黒髪。心の中まで見透かされそうな大きな目。健康的な浅黒い肌。スリムな体に不釣り合いな胸。
そしてなぜかいつも自信に満ち溢れている顔つき…。
ちょうど今も堂々とまっすぐに見つめられた。
「山崎、このあと暇?」
「あっ…はい」
「ちょっと付き合って欲しいとこあるんだよね」
「はい。わかりました」
更衣室に入って着替えた。美子さんはマネージャールームで着替えたようだ。
美子さんの私服はピンクのタンクトップに下は細身のぴったりとしたジーンズだった。
タンクトップの胸が強調されて眩しい。
「あ~その前にさ~ちょっと肩揉んでくれない?ちょっとこっちゃったんだよね。お昼おごったお礼にさ」
そういえばお昼はおごってもらった。ここは黙って従うことにした。椅子に座った美子さんの背後に立ち、タンクトップの肩の部分に手を添えて肩をマッサージをした。
「あ~…気持ちいい…」
美子さんの声が色っぽくてドキッとする。続けてるとマッサージしている指の動作にあわせてタンクトップの胸元がプカプカと浮いてきた。その隙間から胸の谷間とうすいピンクのブラが見え隠れしている。美子さんは相変わらず気持ちよさそうだ。
しかし胸元から覗く光景は僕にはかなり刺激的だった。
「どこ見てんの?」
「えっ…」
言うなり手が股間に飛んできた。
「元気だね~」
二度ほど半勃ちのそれをギュッギュッと握られた。
「ここもこってんだよね」
両手を掴まれ胸に押し付けられた。
「気持ち良くして」
美子さんが言った。
僕は両手の平で美子さんの胸を下から持ち上げるように揉んだ。たまに親指で乳首のあたりを擦るようにすると美子さんの体に力が入るのがわかる。しばらく揉んでから意を決してタンクトップの隙間から手を差し込んだ。さらにブラの上の隙間から手を入れ、生の胸に触れた…。美子さんは一瞬肩をすぼめたが、すぐに力を抜いた。
かなりの良い感触だ。手の中に納まりきらない膨らみは弾力に富んでいて、僕を興奮させるには簡単すぎた。手の中に固くなった突起が感じられる。
生の胸を揉んでいるとそれはますます固くなってきた。もうそれが何かわかってる僕はそれを軽く摘んでみることにした。
「きゃん…」
初めて美子さんが女性らしい声を上げた。しばらくすると息も乱れて来た。
構わずに親指と人差し指で挟んで軽く擦り合わせるように刺激を与えてみる。
「そんなに触っちゃ……あぁ…ぁ……」
美子さんが力ない手で僕の手首を掴んだ。いや添えたといった方がいいだろうか。
僕の股間もさっき1度果てたにもかかわらず存在を主張し始めた。
その時だった。誰かが階段を上ってくる音がする。
美子さんは慌てて僕の手を抜いてマネージャールームへ入った。僕はトイレに入って用を足してる振りをした。トイレに入って耳をすますと、ドアが開く音がして誰かが入ってきた様だ。話し声はしない。どうやら一人らしい。あまり長く入ってるのも不自然なので出ようと思ったが股間が大変だ…。
どうしよう…。両手を見る。さっきまで美子さんの胸を触っていたかと思うと興奮してきた。ちょっと臭いを嗅いでみると何ともいえないいいにおいがした。
これはまずい。ますます股間が大変になってきた。一発抜くのもありかと思ったがさすがに気が引ける…。そうだ…僕は一番嫌いな店長の顔を思い出してみよう。
……効果アリ。みるみる萎んでいった。なんかおかしくて笑ってしまった。
店長ありがとう。トイレから出ると美子さんの話し声が聞こえた。僕と同い年の香ちゃんがそこにはいた。
「お先に失礼しまーす」
なんか落ち着かなかったのでとりあえず店を出ることにした。
しばらく歩いていると美子さんが後ろから走ってきて軽く体当たりされた。
「やばかったね~」
「びびりましたよ」
「山崎がエロいからだよ」
「すいません」
「はははははは」
二人で笑った。
しばらく歩いて駅前のデパートに入った。エスカレーターをいくつか乗り換え女性物の売り場についた。
「来週友達が結婚するんだよねー。着る服がなくてさ。私こういう服苦手…」
そういって手にとったのは白を基調にしたパーティドレスのような服だった。
「やっぱおめかししないとね…。いい男くるかもしれないし。フフフ」
ちょっと複雑な気持ちだ…。
「あれっ…もしかして妬いての…フフフ」
またニヤニヤしている。
「でもマジで何着たらいいかわかんない」
「そうですねー」
「こちらなどいかがでしょうか」
店員さんが絶妙なダイミングでハンガーに掛かったドレスを持ってきた。
さすがである。それはエンジ色のくしゅくしゅした素材のワンピースだった。
「今日入って来たばかりなんですよー」
美子さんは少し気に入ったみたいで試着してみるようだ。
カーテンをしめて着替え始める。
「覗くなよ」
「大丈夫ですよー」
笑わせてくれる。
簡単な服なので大して時間も掛からずに着替え終えて美子さんがカーテンを空けた。
「おぉ…」
思わず声を上げてしまった。すごく似合ってる。素でそう思った。
僕の気持ちが顔に出ていたようで、美子さんもまんざらでもなさそうだった。
「良くお似合いですよー」
「まじで良いっすよ」
「本当?じゃぁこれにするか」
あっさりと決まってしまった。でもまじで良く似合っていた。女の人って着る服でこんなにも変わるのだと実感した。でもあまりに綺麗で美子さんが何か遠くに行ってしまったようにも感じた。
「きっとモテモテですよ」
「まじで~」
会計をしながら振り返って目が合ったときに、僕は少しショボンとしてた。
「元気ないな難しいお年頃だねっ」
「……さっき試着室で着替えた時、下着の中をみたら結構濡れてたよ……。だーれーのせいだ?」
「えっ…」
買い物が終わって2人でエレベーターに乗った。ガラス張りで外が見える。
4階だったが外の景色は良い。僕たちの他には誰もいなかった。乗り込むと美子さんはバックとさっき買った洋服の袋を持ってない、余った右手を僕の首に回してきた。
そして直ぐに唇を重ねてきた。
「…っん……っ…ん…」
美子さんの舌は僕の唇を開き、僕の舌を見つけると激しく絡みついてきた。僕の胸に美子さんの胸が押し付けられる。
さっき触った胸の感触が蘇ってきた…。
「チーン…」
あっという間にエレベーターは1階についてしまった。
「あの……荷物持ちます」
「サンキュー。気がきくじゃん」
「ちょっと歩きづらいんで……」
美子さんの視線を股間に感じた。
「まじで~。感じやすいんだね。なんか楽しくなっちゃうよ」
「あのー…美子さん。ちょっと聞きたいんですけど…どういうつもりなんでしょうか…」
「どういうつもりって?何か問題あった?」
「いや…そうじゃなくて。何がなんだかわからなくって…」
美子さんは歩きながら真っ直ぐ前を見ている。そしてゆっくり微笑んだ。
「山崎って結構人気あるんだよ」
「そういう所に気づいてないのも魅力のひとつかな」
「えっ…」
思い当たる節はない…。この間お昼のパートのおばちやんにお尻が引き締まっててたまらないって言われて、私のお尻触っていいからあなたのお尻触らせてって言われた時は丁重にお断りした。自分の母親くらいの年の人でちょっとビビった。
高校に入ってからは特にからっきしだった。しかもこんなに年上のきれいなお姉さんに迫られる理由がわからない…。そういえば今日カウンターで、からかうのが楽しいって言われた気がする。やっぱりからかわれているのか…?自問自答していたが
どうでもよくなってきた。こんな良い事は人生でそうはないだろう。
「ねぇっ…聞いてる?どうした、険しい顔して。生理でもはじまったか?」
「勘弁して下さいよ。そんな訳ないじゃないですか」
まぁ楽しければいいのか……。
「そういえばねー、香ちゃんも山崎の事結構いいっていってたよ」
「そ…そんな…」
「なーんちゃって」
美子さんはおどけて見せた。
「勘弁して下さいよ」
「でも本当かもよっ」
「もー……!」
歩き疲れたので喫茶点に入って少し休んだ。お店の話などで結構もりあがった。
「これからどうする?」
「どうしましょうか?」
あまり女の子とのデートになれてない僕は困ってしまった。まして年上の人なんて…。
困っていると美子さんが提案してきた。
「駅の反対側に新しくできたカラオケボックス行ってみない?」
「あっ…いいですね」
とりあえずカラオケに行くことにした。駅の通路を抜けて少し歩き、目当てのカラオケボックスに入った。部屋に入りあたりを見回した。2人で使うには広い。たぶん8人用くらいの部屋だろう。
「ドリンク注文しましょうか?」
「気がきいてるじゃん。あたしカシスソーダ」
「えっお酒飲むんですか?」
「山崎も飲め!」
「すでに酔っ払いみたいなんですけど」
「ははは。山崎おもしろーい。それにそんなに離れて座るなよ。ちこーよれ。くるしゅーない」
「すいませーん。カシスソーダ1つとアイスティー1つお願いします」
美子さんのペースに巻き込まれそうになったので慌てて注文した。すぐにドアがノックされ飲み物が届いた。
「かんぱーい」
2人でグラスを合わせた。こういう事は初めてだったのでドキドキした。
悪くないな…っと思ったりもした。
美子さんは二口くらい飲むとグラスをおいて僕の首に手を回してきた。
すると一気に抱きついてきてまた唇を重ねてきた。美子さんは唇を重ねながら僕の後頭部のあたりを両手でくしゃくしゃにしてきた。そのまま片足を僕の足に絡めて半分乗っかるようにしてくる。
さっきまでよりさらに濃厚な、なんか脳が溶けてしまいそうなキスだった。
お互いの唾液をなんども交換し、始めに感じたアルコールの匂いもわからなくなっていた。
美子さんの息も荒くなって胸が苦しそうに上下している。しばらくすると美子さんは唇を離し、座ってる僕に対面で完全に跨ってきた。そして両手でキツく抱きしめてくる。
「あーもー山崎かわいいー…食べちゃいたい!」
美子さんの胸が僕の胸に当たって潰れている。ゼリーのようなマシュマロのようななんとも言えない良い感触だ。当然股間が反応し、自己主張をしてくる。
美子さんもそれに気付いたようだ。
「何か当たる」
ニヤニヤしながら美子さんは腰を前後に揺すってきた。ジーンズを履いているとはいえ、その行為自体にかなり興奮した。
自分の固くなった股間の膨らみが、美子さんの股間で擦られている…。
そう考えるだけで股間はますます硬度増していくのがわかった。
しばらくその快感に酔いしれていると、沈黙を破るように美子さんの携帯電話の着信音が鳴った…。
バックから携帯電話をだすと美子さんは出た。
「はい…もしもし?」
「うん…うん。あ…そうだっけ?忘れてたよ。ごめーん。大丈夫。間に合うよ」
手持ち無沙汰な僕は両手で美子さんの胸を揉み始めた。
正面から揉むというのはなんとも照れくさい。電話しながら美子さんは僕を軽く睨んできた。
そして固くなった僕の股間に手を添え指先で刺激を加えてきた。気持ちがいい。
美子さんは部屋を見回した。カメラかがないか確認している様だ。無いのを確認すると僕のズボンのチャックを下げ、トランクスの間からぺニスを取り出した。
まだ電話をしながらだ。ペニスを取り出すと美子さんは嬉しそうに微笑みながら、すでに潤っている先っぽを指でさすりだした。同時に快感が僕の脳天に響いた。
「う…っ」
思わず声がでる。すると美子さんはその潤いを指先に塗りたくり、そそりたった茎の方にしなやかに指を移動してきた。
「んっ……ぉ…」
すごく気持ちが良い。たまに裏側を親指でぐりぐり押してくる。そうかとおもったら雁首のあたりをそーっと撫でてくる。僕は涎が出そうなほど感じていた。
「じゃーねー」
電話が終わったようだ。
「おーい山崎ー!どうしたー目がイってるぞ」
そんな事をいいながらも手は止めない。すると僕のシャツを捲ってきた。
そしてそのまま乳首に下を這わせてくる。
「おぉぅ…」
えもいわれぬ快感が腰のあたりを突き抜けた。両方の乳首を丁寧に舐められたあと、シャツを戻された。
「山崎ごめんなー。今日飲み会あるの忘れてたよ。もう行かなきゃ。よかったら一緒に来るか?」
「えっ…いいです。僕お酒飲めませんので」
誘ってくれたのもおそらく本気ではないだろう。
よく考えたらこのあと京子さんに呼ばれてる。何の用だろうか。むき出しの下半身をなんとかズボンに押し込んだ。ちょっとヌルヌルしていたが我慢した。
「ごめんな。中途半端で。ムラムラきて電車で痴漢とかするなよ」
「大丈夫ですよ~美子さんこそ明日遅刻しないで下さいよ。また6時からですから」
「おう!じゃあまた明日なー」
手を振って美子さんは行ってしまった。
京子さんが仕事を上がるまであと30分くらいある。どうしようか。
ちょっと時間をつぶすために本屋さんに入った。しばらく立ち読みしていると、あっというまに時間が経ってしまった。本屋の外に出て店の方に歩いていくと、ちょうど京子さんが出て来た。仕事中はアップにしている髪を下ろしている。ノースリーブの水色のワンピースを着ていた。あまりに綺麗だったので僕を見つけて微笑んで歩いてくるのが信じられなかった。
「ごめんねー。急に」
「いえいえ大丈夫ですよ。どうせ暇ですし」
昼間の怖い京子さんが浮かんできた。ちがう意味で緊張してきた。
ひょっとしてクビとか…。
「お腹空いちゃった。なんか食べに行こう」
京子さんは自然に腕を組んできた。京子さんは身長も僕とあまり変わらないので、二の腕あたりにふくよかな温もりを感じた。夏といってもあまり暑苦しさは感じなかった。
ただ頭の中と下半身の一部は熱くなってきていたが…。
そんな僕の変化にも気付くこともなく、あるお店の前で止まった。
「ここでいいかしら」
「はい…」
良かった。これ以上歩いてたら変な歩き方になるところだった。そこはイタリア料理の店だった。そういえばお昼はパスタだったな。お店に入ると京子さんメニューを見ながらテキパキと注文してくれた。お店の人も多分僕の事を弟とでも思っているのだろう。
しばらくするとワインが運ばれて来た。
「ここのハウスワイン美味しいんだよー」
「えっ…まだ16歳なんですけど…」
「大丈夫よ。体だって大きいし」
少しだけ飲んでみた。確かにうまい。調子に乗ってたくさん飲んでしまった…。
心地良い揺れを感じた。ふと目を覚ました。どうやら眠ってしまったようだ。
そして誰かの肩にもたれ掛かってる。
「んっ……」
「やっぱり高校生にワインはちょっと早かったかしら。ごめんなさいね」
「あっ…すいません」
慌てて体を離した。どうやらここはタクシーの中のようだ。そして隣には京子さんが…。
「別にいいのよ。気にしなくて」
今日は怒られるかと思っていたが妙な展開になってるようだ…。
僕の右手は京子さんの両手の中に包まれており、京子さんの太ももの上に置かれている。
生地が薄いようで柔らかな感触が伝わってくる。
京子さんの顔を見るとすぐに目があった。いつもより穏やかで優しい顔をしている。
それより体の位置が近いせいかとても良いにおいがする。ドキドキしていると京子さんが信じられないことに握っていた僕の手を太ももの間に挟んできた。
そしてその手をさらに股の付け根の方に誘導してくる。手が付け根に到着した。
そこはかなり熱くなっており、普通の状態では無いことがわかった。
「京子さ…」
話しかけようとしたら京子さんは人差し指を縦にして僕の口をふさぐ。
そしてスカートを捲り僕の手をその中に導いた。すべすべした太ももを通り抜け、レースがついた生地に到達した。そこはわずかに湿気を帯びているのがわかる。
京子さんはそこに僕の手を押し付ける。ちらっと運転手を見るとこちらの様子には気付いていないようだった。レースに触れた指先を少しずつ動かしてみた。
京子さんの体がビクッと動き、触りやすいように心持ち股が少し開いたような気がした。
顔を見ると首を下に少し前に倒しており、髪の毛が邪魔して表情をつかみ取ることは難しかった。そのまま指先をこねるように動かすとお尻を小刻みに動かしながら僕にもたれ掛かってくる。しばらくすると下着もかなり湿ってきてその下の柔らかい感触に堪らなくなってきた。明らかに京子さんは感じており、そしてかなり濡れている……。
手を下着の横から滑り込まして、じかに性器に触れた。
指先はヌルッと滑り更なる深みへて導かれた。そこはかなり熱くなっており、京子さんがかなり興奮しているのがうかがえた。触れば触るほど潤いは増し、狭い空間ではあるが指の活動を容易にさせて、さらなる動きへの後押しとなった。
僕は指の第一関節を曲げ、その深みへ指を挿入した。すると京子さんの体がまたビクンと反応した。その状態で指先をさらに曲げ、上壁を擦る。なんともいえない柔肉の感触に僕の心臓は張り裂けそうなくらいの鼓動を覚えた。緩急をつけるように指先に力を加え刺激を与える。するとたまらず京子さんは僕の腕にしがみついて来た。
豊満な胸が押し付けたられる。僕のほうもかなり興奮してきた。今度は挿入した中指を軽く出し入れしてみる。擬似的なセックスのような感覚にますます興奮してきた。
京子さんもしがみついた手に力が入る。
指をさらに奥へ滑り込ませる。第二関節のあたりまで挿入させた。
そこでまた指を出し入れしてみる。音が聞こえるのではないかと思うくらいじゅぼじゅぼと水分を巻き上げている。たまに指を左右に動かし側壁にも刺激を与える。京子さんはお尻をもじもじさせて快感に耐えているようだった。
肘にあたるゼリーのような感触も気になった。あまった手を自分の脇の下を通し、膨らみに触れた。豊満な乳房は重みがあり、弾力に富んでいた。全体を包む様に軽く愛撫を始めたが、片手では全体を包むことは不可能だった。感触は下着のせいかもしれないが、柔らかすぎず固すぎず最高の感触だった。たまらないのか京子さんはついに僕の下半身に手を伸ばしてきた。ズボンの上から股間をさすり、固まりを見つけるとしっかりと何度も、まるで形を確認するかのように触ってきた。
不意を突かれ、声がでそうになったが何とか我慢した。
意識を挿入している指に集中し、そのまま腕の角度を変えてさらに奥へ…。
中指は完全に京子さんの中に吸い込まれるように納まった。
これだけ濡れているのに中は狭く、きつく感じた。
指の動きを妨げるような締め付けがあり、肉壁の圧迫感は相当なものだった。奥に行けば行くほどきつくなるように感じた。
京子さんの指はズボンの上からではあるが完全に勃起したペニスの裏側をさすってくる。挿入してる指の感覚とあいまって、気が遠くなりそうだった。しかし、腕の角度に無理があったため腕が痛くなってきた。夢中になっていると気にならないものだが…。
「この辺でしょうか」
タクシーの運転手が沈黙を破る。びくっとした。
「あっ…はい。次の信号の先で」
京子さんが答える。僕は慌てて指を抜いた。
タクシーが止まり、京子さんが支払いを済ませている間に外へ出る。
立っていると少しボーッとする。まだ少しアルコールが残っているようだ。
初めての酔っぱらい状態に当惑していた。
(ここは何処だろう……少し頭が痛い…)
目の前にきれいなマンションがある。落ち着かずにキョロキョロしていると京子さんも車を降りてきた。そしてハンカチを出して恥ずかしそうに僕の手を取り、指先を拭いて腕を掴むと前に歩き始めた。
「酔いは醒めた?」
「あ…はい…なんとか…」
「家に来たいって言ったの覚えてる」
「え…?」
「すいません。全然覚えてないです」
「じゃあ私の事を好きって言ったのは?」
「え…?」
暗闇ではあるが街頭の明かりで京子さんもほんのり赤くなっているのが分かる。
もともと色白なので赤くなると少し色っぽく感じる。
赤くなった理由がお酒のせいなのか僕がそんな事を口走ったからなのかは分からなかった…。
それにしても全く覚えがない。ワインを少し飲んだとこまでは覚えているのだが…。
そのまま目の前のマンションに手を引っ張られついていった。
京子さんがバックが何かをだしてロビーのインターホンに照らすとピピピっと音がしてロビーの自動ドアが開いた。
「すげー…」
「女の一人暮らしは物騒だからね。でもこんなの今は普通よ。あそこにカメラもあるし」
そういってロビーの隅を指さす。悪いことをしている訳ではないが後ろめたい気分になった。
女性の部屋に入るドキドキ感はたまらなく気持ちが良いものだ。
股間はタクシーの中からすでにビンビンである。あんな事があった後なので僕も隠すことなく、堂々と膨らみを気にせずに歩いた。
「ちょっとすごいね。」
京子さんが股間の膨らみを指で指しながら、軽く微笑んでささやいた。
「いやぁ…まぁ…」
やはり直接的に言われると照れる。
「部屋に入るなり襲わないでね…」
いたずらっぽく笑って甘えるように視線を送ってきた。かわいい…。
「あ……はい。」
いつもの京子さんとは違う言葉や仕草にとまどいながらも、なんともいえない幸福感を感じていた。
(夢じゃないよな………)
鍵を開け、部屋に入るとなんとも良いにおいがした。
部屋はきれいに片づいており、一人暮らしにしては広い空間だった。
部屋も幾つかありそうで、大きなソファーがあるリビングは少なくとも自分の家のリビングよりは広い。
「ひ…広いですね…」
「そんなことないわよ。それに自分で買ったわけじゃないし」
「大学に行く時に親が準備してくれたの」
「そうなんですかー…」
「シャワー浴びる?今日、暑かったでしょ。それとも何かお酒飲む?」
「お酒はちょっと…」
二人で笑ってしまった。京子さんも家に帰ってきてリラックスしている様だった。
僕は全く落ち着かずにそわそわしていたが。
「じゃぁシャワー浴びちゃいなさい。そこの廊下の左側の2番目の扉のところ。手前はトイレ。自由に使っていいわよ」
「じゃぁ使わせて頂きます」
何とか股間もおさまってきたので、先にトイレで用を足してから浴室に向かった。
服を全部脱いで浴室のドアを開ける。照明のスイッチをオンにして中に入った。
シャワーを軽く浴びて体を洗おうとした。ボディーソープを探したが似たような入れ物がたくさんあってちょっと困った。
「う~ん。どれを使えばいいんだ…?」
すると浴室のドアに人影を感じた。
「私も一緒に入ってもいいかしら…?」
「え…ま、まずくないですか」
「嫌だったら待ってるけど…」
「嫌だなんてととんでもない」
「じゃぁちょっと待っててね」
(なんかすごい展開になってきたな…まじで…)
「ちょっと恥ずかしいから暗くしていいかしら…?」
そういいながら照明のスイッチを調整したようで段々と暗くなり、かすかに明るさが感じられる必要最小限の明るさになった。
「おじゃましまーす」
京子さんが手で軽く前を隠して入ってきた。とは言っても丸見えである。
真っ暗ではないので体の線や、胸の膨らみ、足の付け根の影も見て取れた。
「もう洗っちゃった…?」
「い…いえ、まだですが…」
「ちょっと待っててね」
そういうと京子さんはオレンジ色のボトルに入ったボディーソープを手に取り、指先で泡立てた。そして僕の両肩を掴んで正面を向かせた。
「あらっ……」
僕の下半身の変化を見てわずかに微笑んだようだった。
そのまま両手を僕の耳の後ろへ回し、丁寧に洗い始める。耳の後ろから首、肩から腕を回って指先一本一本まで丁寧に洗ってくれた。あまりの心地よさに心から癒される感じがした。両手を洗って次に胸に手が伸びる。
ボディーソープを追加して泡を増やし、円を描くように胸を洗ってくれた。
乳首に指がきたときに思わず声が出てしまったが、上目使いでチラッとこちらを見るだけで指先の動きは止まらなかった。胸から下腹部に手が伸びる。
「はい、後ろ向いて」
ドキドキしていたら背中を向くよう促された。
背中もゆっくりと丁寧に洗ってくれた。
「結構広い背中なのね。年下なのに甘えたくなっちゃうわ」
そういうと京子さんは後ろから抱きついてきた。背中に胸の感触が伝わってくる。
かなりの弾力と先端の突起まで感じ取れる。背中から手を回して乳首のあたりを両手でゆっくりとゆっくりと刺激してくる。
「あ……」
直接的な快感と背中の感触にめまいがしそうだった。しばらくその体制で快感を味わってると不意に京子さんの右手が僕のペニスに降りてきた。
「うぉっ…」
するりと亀頭を手のひらで包むように撫でられた。
たまらず少し腰を引いたが後ろから密着されているのでそれもままならない。
「気持ち…いいの…?」
亀頭を包んでいる指先はときおり竿を上下し、さらなる刺激を与える。
「はいっ…かなり…んんっ…」
「うれしい。やる気がでちゃうわね」
そういうと僕の乳首を触っていた京子さんの左手はすーっとおりてきて僕のお尻を撫でた。
「このお尻が良いのよね。引き締まってて素敵。けっこう固いのね」
お尻への刺激はくすぐったいようなゾクゾクするような感じだった。
お尻を撫でながら小指がたまに後ろの門を通る。強烈な刺激に、その都度体がビクンっと反応する。
「へーっ。ここ弱いんだ…。きれいにしとかないとね…」
そういうと中指を滑り込ませ、何度も往復した。
「うぉっ…」
快感が突き抜ける。自分でいうのも何だが弱い場所のようだ。
耐えきれずに浴室の壁に手をついた。逆にお尻を突き出すような格好になり触りやすくさせてしまったようだ。京子さんの左手はさらに奧へ進み後ろから玉袋に触れた。泡のついた手で柔らかく揉みしだく。右手はまだベニスを扱き続けてる。
前からと後ろからの愛撫に膝に力が入らず、息も荒くなってきた。16歳の自分には刺激が強すぎる。何より京子かんがこんなに積極的だとは思わなかった。
「どう…?気持ちいい…?」
「ぁ………ぃ」
返事をするのも辛い。
「さっきの仕返しだよ。声を我慢するの大変だったんだから…フフフ」
ぺニスを刺激していた手が親指と人差し指で輪っかを作り、ぺニスをしごきたててきた。
「京子さん…もぅ…やばいです…」
高ぶりが頂点に届きそうだった。体が熱くなりいよいよというところで京子さんの動きがスローダウンした。
「フフフ…。まだいかないでね…」
「足を洗ってなかったわね」
そういうと京子さんは両手で足を一本ずつしゃがんで洗ってくれた。大きく
そそり立ったモノが顔のそばにくる。
「すごいね。ピクピクしてる」
いく寸前だったのでちょっとでも触られるとやばそうだ。あまりに顔が近いので上から見たアングルだけでも興奮度が高まる。
洗い終わると京子さんがペニスに顔を近づけてきた…。
(もっもしかして…)
期待とは裏腹におもむろににふーっふーっと息を吹きかけてきた。わずかに残っていた泡が吹き飛ぶ。予想していた動きとは違うが、これも微妙に気持ち良かった。
「座ってごらん」
浴室にある椅子に座るよう促された。すると頭からシャワーをかけられた。
「頭も洗ってあげるわね」
シャンプーをかけて頭をごしごしと洗われた。なんとも癒される、心地よさがあった。
すすいだあと軽くリンスをしてくれた。
「ありがとうございます。上から下まですっきりです。こんな事してもらったの初めてです」
「よろこんでもらえたかしら」
「もちろんですよ」
「私もこんな事したの初めて。なんか不思議としてあげたくなっちゃうのよね」
「あ、ありがとうございます」
「初めてついでに私の体も洗ってくれる?」
そういうと京子さんはボディーソープを2、3度手に取って僕の手を握り泡立てた。
向かい合ってみると京子さんの体はすごかった。胸は片手では余りある程大きく、外人モデルのような「ごちそう」という言葉があてはまりそうな体だった。
どきどきしながら京子さんがやってくれたように耳の後ろから丁寧に洗った。
「何かあたるんですけど…」
頭を洗っている間に射精感は遠のいたとはいえ、ペニスはまだ上を向いたままである。
京子さんの下腹部に先っぽがあたる…。角度を変えれば股間に滑り込むことも出来そうだった。
しかし我慢してそのまま体を洗い続けた。首筋から腕におりて、指を一本ずつ丁寧に洗った。
京子さんはうっとりとして気持ち良さそうである。次に胸へ…。胸に手が伸びるとちらっと
上目遣いの京子さんと目が合った。まず大きな胸を下から持ち上げるように洗った。
弾力と重量感がすごい。円を描くように外側から内側へと優しく洗った。そして先端の突起の部分を手のひらで包んだ…。そのまま円を描くように擦りあげる。
「ぃやぁ…ん」
ちょっと腰を引いて京子さんが色っぽい声を出した。
かまわずに動かし続けた。親指で中へ押し込んでみたり、指の間に挟んでみたりした。
「ちょっ……と。そんなに…さわっちゃ……あぁ……」
京子さんは気持ち良さそうに体をくねくねしている。妙に色っぽかった
「あぁぁぁ……あぁぁん」
「おぉっ…ぅ」
2人共に快感が込み上げる。快感に溺れながら、さらに僕はペニスをヒップの下の部分に差し込んだ。挿入には至ってないものの、太ももとヒップに囲まれた狭い空間に挟まれ、えもいわれぬ快感に包まれた。ボディーソープの泡が潤滑性を高め、さらにその奥にシャワーで火照った体の熱さより明らかに熱い場所を感じられた。あまりの抱き心地の良さとボディーソープのヌルヌルとした淫靡さに興奮してしまい、夢中で腰を振った。
ヒップの弾力が快感を倍増させる。跳ね返りが心地よい。
そして後ろから手を伸ばし、京子さんの下腹部を撫でさらに手を下へ…。
陰毛は薄く、狭い面積に申し訳程度に生えてるだけだった。その為たいした抵抗感もなく、指はするりと陰部に触れた。そこはやはり高い熱を帯びており、京子さんもかなりの興奮状態であることがうかがえた。そのまま先ずは全体を手のひらで包み、何度か往復させた。
明らかにボディーソープとは違う粘性の違う液体の存在がそこにはあった。大陰唇の部分には全く陰毛の感触はなく潤滑度は高かった。次に指を滑らせ核に触れた。
「はぁ…っ…そこは…あぁぁぁ……」
明らかに京子さんの反応が変わる。新たな快感が走っているのだろう。左手を後ろに伸ばし、僕の左手を強く握ってきた。
思い出したように2、3度腰を振った。
「ふぁぁぁ…」
京子さんは言葉にならない声を上げている。そのままクリトリスを指で弄んだ。
その部分は米粒大の程良い大きさだったが、明らかに充血して固くなっていた。
僕も快感が高まってきたがこのまま果ててしまうのはもったいないような気がした。
股に挟まれたペニスを抜き、手に再度ボディーソープを付ける。京子さんは肩で息をしており、立っているのがつらそうだ。足元に座り、足を両手でで丁寧に一本ずつ洗う。
座ると京子さんの股間が目の前に来た。陰毛が薄いせいか割れ目はおろか、はみ出したビラビラが少し見える。なんともいやらしい眺めだった。目が眩みそうだ…。
「あんまり見ないで…はずかしい…」
「すごいきれいですよ…」
両手の平で太ももやふくらはぎを包み、ゆっくりと上下させる。あしの付け根の部分は柔らかく、ソフトに、そして軽く陰部にも触れた。そして足を取り、指を一本ずつ丁寧に洗う。
「あぁぁぁ…」
京子さんの顔を見上げるとうっとりとしている。丁寧に丁寧に奉仕するように指の間も洗った。それが終わると僕はシャワーを手に取り、京子さんの体に優しくかけた。
自分の体にもシャワーをかけ、お互いの泡を洗い流した。京子さんを見ると何かボーっとしている。それを見た僕は京子さんをきつく抱きしめた。
「はぁぁぁ……ん」
京子さんは溜め息を漏らし、手を背中に回してきた。少し手を緩めると、どちらからともなく唇を重ねた。すぐに唇を開いて京子さんの舌が入ってきた。僕の舌を見つけると激しく絡み付いてきて、さらに歯茎や歯の裏まで縦横無尽に動いた。しばらくして京子さんの舌の動きが弱まったすきに僕の舌を挿入した。同じ様に舌を絡ませ、さらに歯茎や歯の裏を舌で愛撫した。お互の息が荒くなり、息苦しくなってきた。僕は唇を離すと唇と舌を首から鎖骨、胸から臍へゆっくりと這わし浴室の椅子に座った。そして腰に手を当てて、ゆっくりと股間に顔を埋めた。
「ちょっと…山崎くん…山崎くんってば………あぁん……あぁぁぁ…」
舌を精一杯伸ばし、奥から手前へとゆっくりと舐める。何度も舐める。何度も舐める。そして舌の角度を変え、クリトリスを舌先でゆっくりと舐める。京子さんの両手が僕の頭に置かれ、髪を掻きむしった。
「ぁぁあぁぁ……ぃやぁ……ああ…すごい…気持ち……ぃい……」
左右に動こうとする腰をしっかりと両手で押さえ、舐め続けた。時には強く、時には弱く、緩急をつけて舐めると頭に置かれている手に力がこもった。小刻みに舌先を動かし、さらに刺激を与えた。
「はぁ…ぁぁぁぁん…はぁぁ…私……もうだめ」
京子さんは浴室の壁にお尻をつけ、立っているのが辛そうだった。
「ねぇ………あなたのが……欲しい…早く………ちょうだい……」
我慢できなくなったのか京子さんがつぶやいた。舐めるのをやめずに上目使いに顔を見上げると、泣きそうな顔でこちらを見ている。何より憧れの京子さんの口からそんな言葉が聞けた事が何よりも嬉しく、また激しく興奮した。
京子さんの中から出てくる液体と粘膜の味はとても刺激的な味でとても愛おしく感じた。
もう少し舐めていたい気もするが、早く一つになりたいという気もする。
それでもまだクリストリスをしつこく舐め続けた。
「いじわる…しないでぇ……早く……あなたの…………ちょうだい…」
僕も興奮がかなり高まり、股間の充血はすごくなってた。
立ち上がると少しふらっとした。頭が少しボーっとする。熱気にやられてしまったのか。
しかしそんなことにお構いなく、京子さんは浴室の壁に手を付き魅惑的な双丘をこちらに向けて突き出した。
「はやくぅ……」
こちらを振り返って艶のある目線を送ってくる。たまらずペニスをそこに滑り込ませるとかなり熱く感じられ、また興奮の証であるヌルヌルした液体が溢れていた。そして少し窪んでいるところを見つけると、一気に突き刺した。
「あああぁぁぁぁぁ………………………」
「おおぉ…」
京子さんの首が仰け反る。挿入による快感が突き抜けたようだ。
僕の方もペニスにまとわり付く快感にあやうく射精しそうになった。さっきタクシーで指を入れた時と同じ感覚で奥に締め付けを感じる。腰に手を置いて前後に出し入れを始める。抜くときの絡みつきがすごい。まるで抜くのを妨げるように絡み付いて締め付けてくる…。何より憧れの京子さんと一つになれたのが嬉しかった。
「はぁ……あぁぁ………」
京子さんは僕の手を取り、自分の胸に導いた。そして激しく動かす。
夢中で胸を揉みながら腰を打ちつけた。
「ぁぁぁぁ……ああああああん……すご……い……」
夢中で腰を振る。胸を激しく揉みながら…。
「おおお……ぉ…ぅ…」
「ぁん…ぁん…あん…」
2人の嗚咽ともいえる声が浴室に響いた。
しばらく2人は何もかも忘れ激しく性器をぶつけ合った。
そしてあまりの快感に頭が痺れ、頂点が近づいてきたことがわかった。
「はぁ……あん……はぁぁぁぁ……ん……はぁ……はぁ……」
「すごく……ぃぃわ……すごく………ぃい……」
京子さんの喘ぐ声が快感を倍増させる。
「僕…そろそろ………」
「私も……ぃい……中に……ちょう…だい……中に……たくさん…」
「京子…さん…ああぁぁ」
興奮の高まりが脳天を付きぬけ、快感のしぶきが何度も何度も膣内に注がれた。
今までののどんな射精よりも気持ちよかった。ペニスの痙攣はなかなかおさまらず、痙攣のたびに膣壁の圧力が高まる。まるで痙攣の終わりを許さないように…。
その間、京子さんは僕の左手をしっかりと握ってくれていた。
何よりそれが幸福だった。痙攣がおさまると2人とも浴室の床に崩れるように倒れた。
しばらくそのままの体制でまどろみの時を過ごした。ペニスはまだ固さを
保ったまま京子さんの中にいた。
「すごく気持ちよかった……ありがとう…」
「京子さんも最高でした…」
「こんなにいいなんて…こんなに可愛い年下の坊やなのにね…」
「一応男ですので…」
そういうとまだ中にいるペニスをピクッと動かした。
「ぃやぁぁ…ん。いじわる…。まだ固いのね…すごい…さっき程じゃないけど…さっきはすごく固くて……やだ私…何を言ってるのかしら…でもとても素敵よ」
「ありがとうございます」
そしていたずらっぽくまたピクッと動かした。
「あぁ…っ。もー…仕返しよ」
そう言うと京子さんは膣内の圧力を高め締め付けてきた。
「うぉぉ…ぅ」
放出を済ませたばかりだというのにもう快感が押し寄せてきた。
「もう出ましょう。カゼひくわよ」
ペニスをゆっくりと抜いた。
「ぁん…」
抜いたところをまじまじ見ていると白いドロドロした物が京子さんの太ももを流れた。なんとも卑猥な光景だ。
「あの……中に出しちゃって大丈夫ですか…?」
「今日は大丈夫な日なの。安心して」
立ち上がると京子さんがシャワーで体を流してくれた。
「先に上がってて。バスタオルは出してあるから」
「はい。ありがとうございます」
浴室の外に出るとひんやりした。クーラーが効いているようだ。
「はぁ……」
何か生き返ったような気がした。ちょっとのぼせたかもしれない。
頭をゴシゴシこすり体を拭いた。浴室からは京子さんが体を洗う音が聞こえる。
服を着ようと思い、辺りを探してみた。
(一度脱いだ服を着るのはちょっとイヤだな…)
そう思ってキョロキョロしてみたがどこにも無い。
(ん…?)
洗濯機が回っている。
(え……まじ…?まじ?まいったな…)
しょうがないのでバスタオルを肩にかけてしばらく待つことにした。しかし今日はどうしてこんな事になってしまったんだろうか。昼間は活発的で色黒の美子さんとあんな事になり、夜は夜で色白で理知的な京子さんとこんな事になってしまった。
2人は対照的ではあるがどちらも魅力的だ。今まで年上の女性に言い寄られた事など無かったので戸惑うばかりだ。でも以前からの憧れと、セックスをしてしまった事で気持ちは京子さんに傾いている。
そんな事を考えていると京子さんが浴室から出てきた。
「あ…ごめんね…勝手に服洗っちゃって…朝までには乾くと思うわ」
「え…朝ですか…」
少し戸惑った。
「だってもう11時よ」
途中眠ってしまったのでうっかりしていたが、結構な時間だ。
「もう寝ましょ。フフ」
頭を乾かしてベッドに入る。
「あした6時からなんですが…」
「あら大変。目覚ましをセットするわね」
すっびんの京子さんはほんの少し若く見えた。肌は透き通るように白く、十分に綺麗だった。乾きたての髪もさらさらで色っぽい。
「あのー…僕が裸なのはわかるんですが、京子さんはなんで裸なんですか?」
「いけなかったかしら?」
上目使いで見つめられる。
「なんか落ち着かないんで…」
「そ…う…?山崎くんエッチね」
「エッチっていうか…ぼ、僕がですか?」
いたずらっぽい笑みを浮かべている。
「あれ…もしかして…」
そういうと京子さんは薄手の夏用の毛布の中に手を入れ、僕の股間に手を伸ばした。
「あら…フフ…」
2人で裸でベッドにいるというシチュエーションだけでかなり興奮してしまった。京子さんはうれしそうに僕のペニスを弄んだ。
「こんなに反応してくれると女として嬉しいわね」
そう言うと京子さんは優しく微笑んで毛布に頭から潜っていった。あっという間にペニスは温もりに包まれた。硬度を増し、ペニスに力がみなぎってくるのがわかる。
サラサラの髪の毛がももに当たり心地良い。毛布を剥ぎ取って京子さんの様子を見た。
京子さんはゆっくりと亀頭を口の中に出し入れしていた。時折、裏の部分を舌先でチロチロとあくまでソフトに舐めてくれた。そして横笛を吹くように竿を横にくわえ、舌を動かしながら上下に動いてくれる。舐めにくいのか体を下に移動し、僕の股の間に座るような体制をとった。舌がダイレクトに裏すじを刺激する。
あまりの心地よさに声がでそうになる。僕の反応を上目使いで確認した京子さんは一気に奥までくわえこんだ。頬を凹まして吸引力を上げている。チュパチュパといやらしい音が部屋に響く。さらに頭をグラインドさせて雁首を刺激する。
「うぉ……京子さん、気持ち良いです…」
思わず声が出る。吸い込みながら頭を上下に動かし始めた。
深い。一気に深くくわえ込む…。
大きいスライドで動くたびに快感が増幅されていく。このままではやばい…。
するとそれが伝わったかのように京子さんの唇がスルスルと竿の下に滑り落ちていった。
そして玉の部分を軽く舐めた後、一つずつ口に含む。穏やかな快感に包まれて体の力が抜けていく…。気持ちいい…。さらにべろべろと舐めた上げたあと、玉を持ち上げられその下を舐め始めた。玉の下の少し固くなっているところをしつこく舐めてくる。くすぐったいような感覚もあるが、かなり気持ちがいい。亀頭の先の鈴口の部分から液体が垂れてくるのがわかった。京子さんはそれにも気付かずに舌と唇を使って舐め続ける。手は優しくペニスと玉を押さえたまま。そして舌先がさらに下がっていく。
手が足に添えられ、さらに押し込まれる。
ちょうどオムツを替えるようなかなり恥ずかしい体制だ。
(もしかして…)
予想通り京子さんの舌先が肛門におりてきた。
「おわぁ…っ」
体の中を電気が通り抜けたような感覚が脳天を突き抜けた。さらにそのままシワの一本一本を伸ばすように丁寧に、時に力強い舌先での愛撫が続く。
「はぁはぁっ…」
自分でも弱いところなのだと実感することができた。
「やっぱり予想通りね。感じるんでしょ。ここ」
指の腹で優しく撫でながら妖しく微笑む。返事をするのもままならない状態だった。
「あらこっちも大変ね」
固さは若干落ちているが鈴口よりだらだらと液体が溢れ出していた。京子さんはそれを舌で拭き取り、また大きく頬張りゆっくりと上下動を始めた。
「京子さん…僕も舐めたいです…」
上目使いで目があうといったん口を離し、
「だめよ……明日早いんでしょ…」
言葉とは反対に体制を変え、僕の顔を跨いできた。
(おーすげー…おいしそう…)
さっきの浴室は薄暗かったためよく見えなかったが、今は違う。
目の前に京子さんのアソコが…。思った通り陰毛は上の方に少し生えてるだけで、今目の前に見える部位には生えてない。なんとも卑猥な陰部が丸見えになっている。
ふくよかな大陰唇には色素の沈着が無く、他の肌同様に白い。その内側に薄いピンクの小陰唇が少し顔を出している。膣口の辺りだろうか、キラリと光る部分があった。
(もしかして濡れてるのかな…?)
自分のペニスを舐めながら濡れている…。そう思うと興奮してきた。
「ん……なんかまた固くなってきたよ。興奮しちゃったかな…あんまり見ないでね…恥ずかしいから……」
京子さんが口を離して話し掛けてきた。
(あんまりみないでって、丸見えだよ…)
キラキラ光っている部分に指を当ててみる。
「うぅ……ん」
指にヌルヌルしたものがまとわりついた。指を離すとつーっと糸を引く。そっと指を舐めてみると無味無臭だ。しかしなんともいえない舌触りは残った。目の前の淫靡な光景に高ぶりながらも、むしゃぶりつきたい衝動に襲われる。顔を近づけ左右の大陰唇を舐める。
「ひやぁぁぁ……ん」
京子さんが腰を引く。両手でヒップをがっしりと押さえ動きを制限した。何度もべろべろと舐めた後、小陰唇に移った。唇で軽く噛むように挟み、さらに舌先を動かして刺激を与える。
ヌルヌルした液体が舌と唇に絡みつく。さっきよりさらに濡れている…。
「んぅん…ん」
ペニスを口に頬張ったまま喘ぐと振動がペニスに伝わる…。
そして鼻を抜ける声と息がさらなる興奮を促す。
しばらく小陰唇の感触を味わった後…さらに敏感な所へ進む…。
クリトリスは半分くらい包皮に包まれていた。まずは包皮の上から舌先でコリコリと転がしてみる。
「あぁぁぁん」
京子さんの腰が跳ねる。気を紛らわすように激しくペニスへのストロークを繰り返す。
油断すると快感に飲み込まれそうだ。構わず腰を押さえ包皮ごと唇で包んだ。
そして包皮を舌先で捲り、一気に舌全体を使って愛撫した。
「ぅぅう……ぁぁあん」
たまらず京子さんの口からペニスがこぼれ落ちた。ここぞとばかりに一気に責め立てる。
容赦なく舌先を小刻みに動かして刺激を与え続ける。
「あぁっ…あぁっ…」
ペニスに顔を埋め激しく喘ぐ。押し寄せる快感に打ち負かされたようだ。
しばらく責め続けると腰が跳ね上がってきた。
「あぁぁん……だめよ…だめぇ……」
腰を押さえながら舐めるのもしんどくなってきた。
「いやぁ…そこは…」
やはりクリトリスは敏感なようだ。ふと小陰唇に目をやると膣口のあたりがヌラヌラと光っている。
唇を当て、一気にすすった。
「あーっ…」
別の快感に驚いてしまったようだ。そのまま膣口の液体をを舌先を駆使してすすりとった。
そして舌先を膣の中へねじ込む…。
「あぁぁぁあ……そんな……」
膣壁の感触を味わったあと、舌を固く尖らせピストン運動を始めた。溢れ出る蜜をすすうように舌先で膣内をえぐる。
「んはぁ……いぃ……すごく…いぃ……もう…だめ……よ…」
京子さんは足を浮かせ体制を変える。そして僕に覆い被さってきた。乳首に下を這わせてくる。
なんとも気持ちいい。そのまま上にあがり唇を重ねてきた。
両手で僕の顔を押さえ貪るように激しく何度も…。京子さんの舌と一緒に唾液が送り込まれ、それを飲み干す。
京子さんの下腹部にあたっていたペニスがヌルヌルとした粘膜を捉えた。するて京子さんは腰を前後に振り始めた。
「はぁっ…はぁっ…はぁっ…」
クリトリスを亀頭に擦りつけてるようだ。僕はといえば亀頭もさることながら粘液にまみれた小陰唇に擦られる竿の裏側の快感も強く感じられた。
「おぉぉ…」
思わず声が出てしまう。ペニスが一瞬、膣口のあたりをこすった。京子さんと目があう。
顔はほんのり上気していたが、しっかり見つめてきた。次の瞬間ズブっとペニスが京子さんの熱い膣壁に包まれた。
「あぁぁぁ……ん」
京子さんが仰け反る。浴室のときより密着度が高い。僕の腹に手を置き、波打つように腰が動いた。髪を振り乱して乱れる様は素晴らしく綺麗で、神々しくもあった。
手を伸ばし、両乳房に触れる。
「あぁぁん…あん…」
僕の手の上に京子さんの手が添えられる。
「すごく……かたい…。奧に……すごく…あたる………。いぃ……あぁっ…」
腰の動きが激しくなる。根元まで包まれたペニスは強烈な摩擦と締め付けにあい膨張を続ける。
さっき一度放出したからか、快感を味わう余裕があった。腰のグラインドがゆっくりになり、油断していたら次は上下に打ちつけだした。根元に当たる弾力がいい。
「あ………ん…これも……いい……」
反り返ったペニスの亀頭が膣壁を刺激しているようだ。もちろんこちらもかなり気持ちいい。
京子さんが覆い被さってまた唇を求めててきた。
しばらく口づけを堪能したあと京子さんの腰を掴み、こんどは自分の腰を浮かせて一心不乱に打ちつけた。
「んんー…っ」
自分の舌を京子さんの口に深く挿入しながら下半身も激しく出し入れする。
「んぁっ…んぁっ…んぁっ…」
京子さんは不意を突かれて苦しそうに喘いでいる。上半身を完全に預けてきている。
下半身の出し入れを一度止め、体を入れ替え僕が上になった。足を掴み再度挿入しようと京子さんの陰部を見る。小陰唇や膣口が充血して赤くなっている。これが自分のせいだと思うと嬉しくなる。ゆっくりと挿入する。これだけ濡れているのにまだ膣壁に抵抗感が感じられる。
力を入れてそのまま奧まで挿入する。
「ふぁぁぁ……ん」
京子さんが溜め息とも悲鳴ともつかない声をあげながら、首に手を回してしがみついてきた。
ゆっくりと腰を動かし、ペニスを出し入れした。
「すごく素敵よ……。山崎くん……」
潤んだ目で京子さんが訴える。その仕草に一気に快感がこみ上げた。
首を曲げて乳房を掴み、乳首を口に含んだ。そして口のなかで舌先を使いなんども転がした。
「んぁっ…んぁっ…んんん……」
快感の高まりが激しくなる。腰を激しく動かし、ペニスを子宮に届けとばかりに深く深く突いた。
絶頂が近づいてきた。腰を激しく打ちつける。
「そんなにされたら……私……あぁぁ…」
腹の底からマグマが吹き出すような射精感がこみ上げてくる。
「きっ…京子さん…」
「うぁぁぁ……っ。やまざ……」
2人はきつく抱きしめあった。ペニスの痙攣がおこり、膣もそれに答えるように律動を始める…。
絞りとられるような錯覚を覚えながら、その白いマグマを深く注ぎ込む…。
力尽きた2人は重なり合ったまましばらく動かなかった。
ふと目が覚めた。いまいち状況が掴めない。となりで眠る京子さんを見つけてすべてを理解した。そういえば昨日は…。あのまま寝てしまったのか……。
昨日の記憶と今の状況を考えるだけで幸せな気持ちになった。時計を見ると朝の5時だ。目覚まし時計がセットされている。おそらく京子さんがセットしてくれたのだろう。それを解除し、ゆっくりと起き上がった。ちょっと体がだるく感じた。
服を探しにいくと洗濯機の中に入っていた。乾燥機も兼ねているようで、くしゃくしゃではあるが着れる状態ではある。浴室に入って軽くシャワーを浴びた。浴室を出て体を拭き、服に袖を通してリビングに戻った。
「おはようー」
「あっ…おはようございます。すいません、おこしちゃいました?」
京子さんはバスローブのようなものを羽織っている。まだ眠いのか少しぼーっとしている。そのせいかなんとも色っぽく、女性らしかった。
「私もシャワー浴びていいかしら」
「はい、でも僕はそろそろいかないと…」
「大丈夫。駅まで車で送ってあげるから。10分もあれば着くわ」
そういうと京子さんは浴室に入っていった。駅からバイト先までは歩いて3分くらいだ。
時間に余裕はありそうだ。京子さんがシャワーを浴びている間、リビングのソファーに座って待つことにした。辺りを何となく見回していると、テレビの横にフォトスタンドを見つけた。
その中には幸せそうな2人の笑顔の真が納まっていた。ひとりは京子さんだ。もうひとりは……僕はこの人を知っている…。
バイトの先輩の川崎さんだった。確か大学の4年で、僕がバイトに入ったばかりで不安な時も、親切丁寧に仕事を教えてくれた本当に良い先輩だった。
(どういうことだ…そういう事なんだろう。おそらく…)
自問自答しているうちに気が動転してきた。顔が青ざめてくるのがわかる。
すると京子さんが浴室からTシャツに短パンの簡単な格好で出てきた。写真を見て固まっている僕に気付いたのだろう。
「ごめんね。実はそういう事なんだ…昨日、山崎くんに好きって言われて嬉しかったのは本当よ」
「川崎さんには……」
「言える訳ないわよね」
「昨日の事は2人だけの秘密よ」
「は…い」
なんかすごく辛く、悲しくなってきた。。
「いま支度するから待っててね」
「あっ…大丈夫です。やっぱり歩いて行きます」
「……なんか気悪くさせちゃったかしら」
「いえいえ…とんでもないです」
手を横に振りながら、努めて明るく笑った。涙が出そうだった。
「じゃあ行ってきます」
「本当に大丈夫?」
「はい。大丈夫です。まだ早いですから京子さんはまた寝たほうが良いですよ」
「うん」
京子さんは少し不安な顔をしていたが、僕は作り笑いを浮かべながらドアを閉めた。
直感的にここにはもうこないだろうと思った。来てはいけないとも思った。
外に出るともう明るかった。夏の朝は早い。少し歩くとバス停があった。
時間を見ると始発までだいぶ時間があるのがわかった。住所を見るとおおよその到着時間がわかる。なんとか間に合いそうだった。とぼとぼと歩きながら、いろいろと考えた。昨日の事、川崎さんの事、京子さんの事。昨日一日で京子さんのことがとても好きになっていたのに気付いた。そしてその思いは粉々に砕け散った。
しかも川崎にまで迷惑をかけてしまった。自分がすごく悪い人間に思えてきた。
(全部僕か悪いんだ…僕がいなければ…僕は何をやってるんだ…)
そう思うと涙がどんどん溢れてきた。物事をネガティブに考えてしまう所が僕にはある。
声を上げて泣いた。悔しいのか悲しいのか、なんだかよくわからなかった。
しばらく泣いて涙は止まったが、意識は朦朧としていた。自分が今どこを歩いているのかわからない。わかろうともしなかった。女の人の事がわからなくなってた。
いやむしろ知らなかっただけなのか…。なんか人が信じられなくなっていた。
頭がおかしくなりそうだ……。あーーーーーー。
そうこうしているうちに駅が近づいてきた。正直誰にも会いたくなかった。
お店にはわりと早く着いた。階段を上がってドアを開け、事務所に入った。
「おはようございます…」
呟きながら歩くと美子さんが椅子に座っていた。
「おはよー。早いな。んっ?山崎~昨日と服が同じだなぁー。さては痴漢して捕まって留置場から出勤ですかー?このー」
「いいえ、違います」
「え…?」
いつもと違うリアクションに美子さんは少しびっくりしたようだった。
泣きはらして腫れぼったい顔も見られたと思う。正直僕も精神的に余裕が無く、相手をするのが辛かった。うっとうしいとさえ思った。さっさと着替えて店に入った。
開店のための作業を黙々とこなし、開店にそなえる。正直帰りたかったが最小限の理性がそれを思い留まらせた。もしかしたら美子さんがいるからなのかとも思った。
しばらくしてゴミを捨てるためにゴミ袋を持って裏口を出た。
(昨日は振り返ると京子さんが立っていたんだよな…もうどうでもいいや…)
ドアがバタンととしまる音がした。振り返ると美子さんが立っている。
「なんかあったの?」
「いえ、別に」
直視できない。
「私で何か力になれる事があったら…」
あまり優しい言葉を掛けられると泣きそうになってくる。
ちょっと顔を上げて美子さんの顔を見ると心配そうな顔をしている。
「今日も休憩一緒だから…」
そう言うと美子さんは店に戻っていった。休憩時間になり、美子さんと近くの喫茶店に行った。
「実は昨日、京子と山崎が一緒に居たところを見ちゃったんだけど…同じ店に居たの気付かなかった?」
「え……」
「なんか盛り上がってて楽しそうだったから声は掛けなかったんだけど…その事は関係あるの?言いたくなかったらいいけど、全部言ったらすっきりするかもよ」
ちょっと躊躇したが全てを美子さんに話した。
「それは辛いな…川崎ね……しかし…あいつ…」
美子さんは少し怒っていた。言われた通り、全てを話したら少し楽になった。
美子さんの言葉や態度が少し嬉しかった。なんかこの人は味方のような気がすると思った。
事務所に戻ると京子さんがいた。これから仕事のようで着替えたばかりのようだ。
「バシンッ……」
いきなり美子さんが京子さんの頬をひっばたいた。ふいを突かれて京子さんは吹っ飛ぶ。
(え…………?)
「理由はわかるよな。帰れ!」
マジでひびった。怒った美子さんは本当に怖かった。
京子さんは何もいわず、着替えた格好のままで荷物を持って事務所を出て行った。
「美子さん…。僕は別に…」
「おまえが許せても、私は許さない。絶対に許さない」
美子さんが何故こんなにも怒っているのかが僕にはわからなかった。
仕事が終わって、美子さんと駅の反対側の喫茶店に行った。
「なんか…今日はすいませんでした」
「いいんだよ。あーいう世間しらずはあれくらいでちょうどいいんだよ。
もしかしたらそっち系に目覚めちゃったりして。ははははは」
僕はすこし反省していた。傷ついたとはいえ少しの時間は良い思いをしたのは確かだし、何より表向きではないが店の雰囲気を悪くしてしまった。美子さんが努めて明るく振る舞ってくれてるのが本当にに嬉しい。
「あの…ありがとうっていうか…すいませんでした」
「全部過ぎた事だ。忘れちゃいな」
「あっ…はい」
「それにあいつ、やり返してこなかったところをみるとマゾだな。ありゃ」
「そっ…そうですかね」
少し吹き出してしまった。
「おっ…やっと笑ったな。よし、少し付き合いなさい」
美子さんの車の助手席に乗って国道を少し走った。運転を始めると美子さんの口数が減った。運転が苦手なのかと思ったが、逆だった。結構なスピードでガンガン行く。
国道をそれで峠のような所に入った。スピードが落ちない。カープにも結構なスピードで入っていく。少し怖いような気もしたが妙な安心感があった。
きっとかなり運転は上手いのだろう。
「怖くないのか?」
「はい。なんか大丈夫のような気がして」
美子さんね横顔が笑顔になった。
「着いたぞ」
そこは山の中の駐車場だった。広い敷地なのに車は数台しか止まってない。
車を降りて少し歩いた。林のような所を通る。人が結構通るのだろう、地面が少し固まって人が歩くのに不自由がないようになってた。しかし暗い。
街灯がないので自然と手を繋いで歩いた。美子さんの手は意外に華奢に感じた。
さっばりした性格と言葉遣いで男っぽいイメージがあるが、指の一本一本は細くしっとりとしていて、女性を感じられた。
林を抜けると堤防のような所があり、両側が湖の様な人工貯水池になっていた。
堤防はかなり高い所にあり、真下の湖面は見えない。
片側の遠くには街の灯りがちらちらと見える。
「結構涼しいな」
美子さんが口をひらいた。高台を風が抜けて少しヒンヤリとする。手は繋いだままだった。
「綺麗ですね…」
「何だよ。急に」
「ほらあそこら辺、ちかちかとして」
町の灯りの方を指差した。
「山崎~!」
はっとした。意識して言ったのではないのだが…。
「美子さんは綺麗ですよ。前からわかってる事です」
「え…」
薄暗くてわかりにくいが少し同様したように感じた。すると、いきなり手を引っ張られ唇を重ねられた。優しい感触が終わったあと問い掛けてみた。
「美子さんはなぜ僕に…」
「山崎はホントに鈍感だな」
「夏休みに入ってからずーっと、バイトに入る時間も休憩の時間も上がる時間も全部、誰かと一緒だとは思わない?」
「あっ…」
「ちなみに今バイトのスケジュール組んでるの私なんだけど」
「私もこんな16の小僧に入れ込むのもどうかと思うがな…」
「しょうがないよな。好きになっちゃったものは」
「え…いつもからかって遊んでるんじゃ…」
「はじめはそうだったんだけどな」
「……」
正直気持ちの整理がつかなかった。昨日からいろんな事がありすぎた。でも何か嬉しい気分だった。
「京子の事だって…余計に腹が立った。でも、不謹慎で申し訳ないが正直な気ちとして、うまく行かなくてちょっと嬉しかった」
「山崎…私じゃだめか?」
ちょっとびっくりした。美子さんがめずらしく自信の無い顔をしている。
「とんでもない。美子さんこそ僕なんかでいいんですか?」
もう一度キスをした。さっきより長い甘いキスを。
お互いの舌が行き交い、刺激しあう…。キスが終わると抱き締めあった。お互い強く。
「ん…?」
純粋に心で求め合って抱き合ったのだが、体は正直だ。
「あらら。元気ね」
美子さんがもう大きくなったそれを撫でる。そのままチャックを下げられ、外に出される。吹き抜ける風が少しひんやりとする。
そのまま冊に寄りかかり、美子さんに身を任せた。手でしばらく上下動を繰り返したあと、美子さんはおもむろにしゃがんだ。
「もうおつゆが出てるな。しかも凄く堅い…」
そう言うと舌を裏筋に這わせてきた。
「う…っ」
この感触は何度味わっても気持ちいい。そしてチロチロと鈴口をなぞり、先走り液をすすり取った。次に唇が亀頭を包み、一気に奥深くくわえこんだ。
「おぅ…っ」
思わず声が出るたびに美子さんは上目遣いで僕の顔を見上げ、反応を楽しんでいるようだった。
そのままピストン運動を繰り返す。ひんやりとした風と股間の温もりが対照的で快感を倍増させる。そしてこの景色。はるか遠くの街の灯りと満点の星空。
なんか馬鹿みたいだか全てを手に入れたような気分になった。美子さんの手が伸び、ズボンのボタンが外された。するするとパンツも膝まで下げられ丸出しになってしまった。
お尻を風がすり抜ける。美子さんは玉袋を持ち上げその下に舌を這わしている。その間も手でペニスをしごいている。
「うぅ……」
はやくも絶頂が近づいてきた。亀頭が膨張する。それを悟ったかのように美子さんは亀頭を唇で包み、頭を激しく前後に動かした。
「んっっっ………!」
耐えきれずにドクドクと美子さんの口内に絶頂の証を注ぎ込んだ。
搾り取るように吸い取られ、口がペニスから離れた。そしておもむろに立ち上がり、両手で僕の顔を押さえて顔を寄せてくる。
「んー…んー…」
強引にキスをしようと迫ってきた。口の中には放出したばかりの僕の精液が…。勝手ではあるがなんとも気持ち悪い。
「んー…んー…」
すごい力で顔を押さえつけてくる。
「勘弁してください…」
なんとか逃げようとする。しかし顔が迫ってきた…。唇と唇が数センチに迫ってくる。
もうだめだ…。
「コクン…」
美子さんが喉を鳴らして飲み込んだ。
「冗談だよ…フフ」
「はははっ。次はマジで口に返してあげようか?」
「勘弁してくださいよ~」
「はははは」
2人で笑った。
「ていうか山崎丸出し…」
ズボンとパンツは膝まで下がったままだった。
「おわっ」
慌ててズボンとパンツを上げた。
「これからどうする?山崎は昨日も家帰ってないよな」
「えっ…いきなり泊まりですか」
「そういう訳じゃないけど…」
「うちは放任だから全然問題ないですよ」
「美子さんは…?」
「私は1人暮らしだから問題ないよ」
「あっそうなんですか~…美子さんの部屋に行きたいです!」
「ずいぶんとまぁ…毎日違う女の部屋に寝泊まりか?大した高校生だな」
「いやっ…それは勘弁して下さいよ」
「はっはっはっ…悪い悪い」
その日は美子さんの部屋に泊まり、一緒に寝た。貪るように求め合い、そして果てた。
次の日は2人とも休みだったが、哀しいかな早起きの習慣から目が覚めてしまった。
美子さんが朝立ちのペニスを頬張っている。
「昨日2回も出したのにもうカチカチだな」
上目遣いでいやらしく見つめる。
「いやいや…その刺激が…ぅっ」
しばらく口で弄んだあと、ゆっくりと跨ってきた。
「ん……はぁ…」
一気に奥まで挿入された。入り口の締め付けがきつい。そして美子さんは僕の胸に手をつき、ゆっくりと腰をグラインドさせた。膣壁にペニスがこすれる感じが敏感に伝わってくる。
美子さんが唇を求めてきた。唇を重ねたまま美子さんの首に手を回した。
「んんっーー……」
そして急に下から腰を何度も突き上げた。美子さんの顔が快感に歪む。
あまり調子に乗って突きまくっていると、こちらの快感曲線も急上昇していった。
なにしろ膣が狭いのである。動きを止めるとゆっくりと吸い付いてくるような感覚さえある。
「ちょっと…気持ちいいじゃないの…」
そう言いながら今度は腰を前後に動かし始めた。
「ん…ぁ…ん…ぁ…」
結合部からはヌチャッヌチャッと淫靡な音が聞こえる。
「あー…もう駄目です…」
限界が近付いてきた。
「私も………気持ち…いい」
腰がさらに激しく動いた。
「うぅぅ…」
発射寸前、美子さんはさっと腰を浮かせてペニスを抜き、すぐに口に含んだ。
そして一気に手でしごいた。
「んんっ……」
ドクドクと放出が始まった。我ながらよくこんなに出るものだと思う。寝てる間にまた製造が進んだようだ。思春期の製造能力はたいしたものだ。
放出が終わり、口に含んだまま顔を近付けてきた。また…である。
「おわっ…」
慌てて逃げようとしたが、
「コクン」
また飲んでしまったようだ。
「フフフ…また来ると思った?」
「まじでびびりました」
「冗談よ。シャワー浴びましょ」
そういうと行ってしまった。2人でシャワーを浴びて体を拭き、ぼーっとしていた。
「朝ご飯作るわね」
「ありがとうございます」
なんかこういうのいいなっと思った。そこでふと気付いた。
(着る服がない…)
昨日の服は脱ぎっぱなしでくしゃくしゃだ。
(このまま裸で朝ご飯?)
そんなこんなで夏休みの間はほとんど家に帰らずに美子さんの家で寝泊まりしていた。
夏休みが終わり、学校が始まるとクラスの女の子たちがやたらと幼く感じた。
しばらくは家から通っていたが、美子さんの家のほうが学校に近いこともあってほとんど家から通うことはなくなった。親も相変わらずで
「誰かいい人でもできたの~?」
といった感じで適当だ。学校の友達にも話すタイミングがなく、話すことはなかった。
その後、僕は大学受験を迎え幸いにも割と近い大学に合格した。
大学4年のときに彼女が妊娠、それを機に退職・結婚の運びとなった。
今は仲良く3人家族で暮らしています。どういう訳か京子さんとは今では仲が良く、たまに家に遊びに来て子育て談義に花を咲かせています。
僕はといえば当然のように尻にしかれて幸せに暮らしています。
-おわり-
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