スポンサーリンク
スポンサーリンク

デジカメ盗難から家庭崩壊への長い修羅場








大学の先輩が新しいデジカメを買った。

最新モデルで、ケースも純正品で綺麗で上品な感じ。

奮発して買ったんだとすごく喜んでいた。



そしてそれから一週間くらいたった日の夜、突然その先輩からメール。

あわてて打ったのか、



「今○○にいる。大至急来て証言して」

 

 











というさっぱり要領を得ないもの。

(ちなみに○○というのは、近所にある24時間営業の大型スーパーのこと。)



そこへ向かいながら先輩に連絡。

泣いていて混乱しているようだったが、なんとか落ち着くように言って話を聞いた。





先輩の話によると、買い物を終え駐車場に止めてある車に買った品物を入れている最中に車体の上に置いたバッグを子連れのママ二人組(A・B)がすーっと音もなく近づいてきてAが持って行った。

あまりにも自然に持って行くので最初は何が起こったのか分からなかったそう。

でも、はっと我に返って、



「それ私のなんですけど」



と声をかけるが無視。



そのまま車に乗ろうとするので泥棒!!と、バッグを奪い返そうとした。

中身が散乱し、あわてて拾っているとカバンに入っていたデジカメをBが拾い上げ自分のカバンに。

またそのまま帰ろうとするのを引きとめ、大騒ぎ。



なんとAは騒ぎを聞きつけてやって来た警備員に、



「この女(先輩)にBさんがバッグをひったくられ、デジカメを強奪されそうになった。

 奪われまいともみ合っているうちに大騒ぎになってしまった。」



と嘘をついた。



もちろん先輩は否定したが、2対1では勝ち目がなく、Bは盛大にマヤっている。

さらに運の悪いことにメモリーカードは家のプリンターに刺さっているから証拠がなし。



しかし、とっさに自分がこのデジカメを私に見せたことを思い出し、例のメールを打った。



そのスーパーは私のアパートからすぐの場所だったので、ほどなく私到着。

現場に到着すると、



「この泥棒が!」



とファビョっているAと涙を浮かべながらもどこか勝ち誇ったような表情をしているB。

二台のベビーカーにすやすや眠る赤ちゃん。

(途中で起きて大泣きしたが)号泣している先輩。

うんざりな顔をしている警備員。



そして詳細を説明され、私は



「確かに先輩はこれと同じものを持っています。」



と証言。

Aは



「これと同じデジカメはいくらでもある!

自分がなくしたからって人のものを泥棒するなんて」



と否定。

私は、みんなが○気立っててカオスな状態だったから、不思議と逆に冷静で、



「そうですね。確かにそれと同じデジカメは世の中にたくさんあります。

 でも、私 の 指 紋 が つ い たデジカメは

この世にいくつあるでしょうかね??」



A・Bハッとした表情を一瞬みせ、苦々しい顔をした。



「警察に行って調べてもらいましょうよ」



と私が提案。



A「奪われかけたが返ってきたし警察に行くほどのことじゃない」



私「いやいやいやwwwwここまで大騒ぎしといて

警察に行くほどのことじゃないとかww呼びますね」



そして警察を呼ぼうとすると、Aは携帯をはたき落とし私につかみかかってきた。

Aは警備員に取り押さえられた。

通報すると、Aは、



「たかがデジカメくらいで!!きいいいいいいい!!!」



と壊れたように怒り狂い、Bの手を強引に引っ張って止める間もなく車に乗り込んだ。

ベビーカーふたつ置き去りだったよ・・・・orz



そして強引に急発進したけどライトつけてなかったから

近くの車止めに気づかずぶつかって停止。

唖然としていると、中からA・Bが出てきてダッシュで逃走。

あわてて捕獲。



ちょうど警察御到着。

みんなで仲良く警察へ。

結果私の指紋が決め手となり、A・B逮捕となりました。



警察でもこのコンビ(特にA)は凄まじく、



「私と先輩がグルになってBを泥棒にしようとした」

「だいたいあんな小娘にあんないいカメラが買えるはずがない」



とか喚いていましたが、



「じゃあなんで逃げたんですか?しかも赤ちゃん置き去りで。」



と、突っ込まれると顔を真っ赤にしてそれ以上は何も言いませんでした。

その日は遅いですし、赤ちゃんもいるということなので

A・Bの旦那さんに来てもらい、いったん引き取ってもらうことになりました。



A・B旦那から、あさって会社を休んで必ず時間を作るからあらためておわびをということだったので、事件の次の日、大学近くのカフェで先輩と待ち合わせました。

カフェには先輩のご両親もいました。



まず先輩のご両親に面倒なことに巻き込んでしまって申し訳ないという謝罪と証言してくれてありがとうという感謝のお言葉をいただきました。

先輩のお父様はひどくお怒りで、知り合いの弁護士さんに朝一で依頼したそうです。

遅れて弁護士さんがやってきて、その日は五人で対策を練りました。



相手はもう最初から平謝りでした。



「またお前は!!」



って叱られてました。

どうやらこのふたり、連携プレーの万引きで1度つかまったことがあるようです。

ただそのときは旦那必○で平謝り、赤ちゃん産んだばかりで精神的に不安定だったとか言って通報はされずに出入り禁止で済んだらしいです。



それでさらにその翌日に弁護士さんの事務所で話し合いがおこなわれました。



先輩側はご両親、先輩、私、先輩の彼氏(ボディーガードもかねて)

泥側は、A、B、A旦那、B旦那、A両親、B両親、A旦那両親、B旦那両親弁護士さんも入れて総勢18人ww

人数だけでカオスな状態に。



事務所に入りきらないので、とりあえずA両親、B両親、A旦那両親、B旦那両親にはお帰りいただくことに。

その際、A旦那両親、B旦那両親土下座。



A両親、B両親、A、Bはその様子を見てもブスっとふてくされた様子でした。

その様子にA旦那B旦那が怒り、A、Bを殴りさらにカオス。

なんとか旦那達を落ち着かせて、ご両親方にはお帰りいただきました。



で、結局泥側は当事者とその旦那のみになりました。



まず、旦那達が



「本当にこのたびは申し訳ありませんでした」



と土下座。

当事者たちはふてくされて足組んでそっぽむいてソファーに座っていましたが、

旦那に〆られしぶしぶ土下座。



しかし、すぐに



「もういいでしょ。床で土下座なんて汚い」



とまたソファーに。

その様子にお父様が完全にブチキレ。



「人のものを盗んだ上にさらに人に濡れ衣を着せ、

 今度は謝りたくないなんて、どんな神経してるんだ!!!」



と大激怒。

弁護士さんと助手さんと先輩の彼氏さんで取り押さえ、お母様は目まいを起こされ、

私と先輩でお母様を介抱と再びカオス。



お父様はデジカメ、ケースの代金、

私の携帯の機種変更にかかる代金、

慰謝料を要求。

旦那達は



「もちろんです。折半して払います」



と快諾。



が、



「えー?なんで壊れてないのにデジカメの代金要求されるの?たかりですか?」



とBが誤爆。



まとまりそうだった話が崩れた。



ABの態度は腹立たしいけど両旦那の誠意ある対応を受けてかろうじて怒りを抑えていたお父様がついに再び激怒。



「○○さん(弁護士)、警察を呼んでください。示談は白紙です。」



青ざめる両旦那。



「なによ!!こっちは車の修理代自腹にしてやってんのよ!!」



「そうよ、それに二人とも赤ちゃんがいるのにその母親にろうやに行けっていうの?!人でなし!」



と、ABがすさまじくファビョった。



先輩のお母様はこの場の雰囲気に耐えられそうにないので先輩が付き添い一旦外へ。

付き添う先輩に、



「あんたのせいでこうなってるのに、当事者のあんたが逃げるの??この卑怯者」



とAが追い討ち。

これに先輩号泣。

お父様、彼氏さん大激怒。



「逃げるだと!!赤ん坊を置いて逃げるような女が言えることか!!」



と、二人でAにつかみかかろうとするのを旦那達と弁護士さんが止める。



私とお母様が先輩をなだめるとまたまた修羅場。



結果、部屋から先輩とお母様が出て行き、お父様と彼氏さん、私が残った。



ふたりとも確か32ぐらいと聞きました。

Aは北斗晶みたいな感じの人です。骨太で、バサバサとしたボサボサの長い茶髪です。

Bは光浦靖子に似た、ガリガリで神経質、陰気な感じのする人です。



この中で冷静なのは、弁護士さんと私くらいでした。

私も正直パニック状態だったんですが、まわりがあまりにもすごいので逆に冷静でした。



お父様は、ひどくお怒りで、



「さっき言った弁償、慰謝料はもちろん、AとBには刑務所に言ってもらう。」



と宣言。

旦那達は、



「お怒りはごもっともです。そちら様の要求は全てお受けいたします。

 ですが、それだけは・・・・。これでも母親なんです。お願いします。」



しかし、お父様は即却下。



「あなた方がお子さんのためを思う気持ちはよく分かる。

 しかし、娘や私さんの話では、あなたがたの奥さんは、

 お子さんを置いて逃げようとしたそうじゃないか。

 しかも、あやうくひきかけそうになったので

 あわてて娘達がベビーカーを手元に引き寄せたとか。

 子どもの目の前で盗みをはたらき、人に濡れ衣を着せるだけでも母親失格なのに、

 子どもを置いて逃げるなんて・・・・。

 そんな母親がいたらかえってお子さんが不幸になる。

 お子さんの幸せのためにも、奥さん達とは離れて暮らしたほうがいい。」



のような感じのことを言った。



その直後部屋の外のほうでなにやら大きな物音や、言い争う声が。



なんだろうと思い、ドアに注目していると勢いよくドアが開き、AB両親と、おろおろとする事務所の方、真っ青なAB旦那両親、そしてびしょ濡れで髪型が崩れて鼻血を出し口も切れている先輩と号泣する先輩のお母様。



ABの父親は片手にビール。

顔も真っ赤で明らかに酔っていた。

事務所の方は



「現在ご相談の最中ですのでご遠慮ください」



と言っても、A父が



「うるせー!!」



とまったく話にならない。



先輩の様子にお父様も彼氏さんも真っ青。

先輩は放心状態でお母様は号泣して話にならない。



すると旦那両親達が



「申し訳ない!!」



と泣きながら謝ってきた。



旦那両親の話を聞くと、事務所を出た後近くのファミレスで

話が終わるのを皆で待つことに。

その中でも、AB両親の愚痴は止まらず。

しまいにはアルコールを注文する始末。

旦那両親が止めるのをきかず、アルコールが入ったので気が大きくなったAB両親。

大声出し始めたので、引きずるようにしてファミレスを出た。



そこにちょうど先輩とお母様が事務所から出てくるのを発見。

アルコールで気が大きくなっていたAB父。

先輩達に絡み始める。



お母様、この時点でまた目まいを起こされたようで倒れこむ。

お母様を介抱しようとした先輩にA父胸倉をつかみ二、三発張り手。



そしてB父、あろうことかビールをおもいっきり口に含み、先輩の顔に噴き出した・・・・

頭叩いたり、ほっぺたつねったり。

必○に止める旦那両親。

号泣するお母様。

高らかに笑うAB母。



「お嬢さんを守って差し上げられなくて、本当に申し訳ない。

 自分達が止めるべきところを本当に申し訳ない・・・」



と、旦那両親土下座で大号泣。



キレたお父様と彼氏さんがAB父と取っ組みあいになり、

本日何度目ですかの修羅場に再び突入。



しかし、お母様が目まい通り越して今度は意識をなくしてしまわれたので

あわてて救急車呼ぶことになり、一応修羅場一旦終了。

弁護士さんの指示で彼氏さんも救急車に乗り込むことに。(もちろん先輩も)

私は弁護士さんの指示で事務所に残った。



弁護士さん「では、警察を呼びますか。」



お父様「そうですね。呼んでください。」



その言葉にA、B、AB両親もう何度目ですかの大火病。



「なんで」

「あの女が悪い」

「自業自得」

「つーか車の修理代返せ」etc



誰が言ってるか分からないくらいのカオスな大合唱。



しかし、弁護士さんはまったく聞こえないかのようにスルー。

通報。

(その間はAB父は暴れ、置いてあった花瓶を破壊したりしてたorz)



そして警察到着。

AB父連れて行かれました。



事務所の外は、救急車が来たと思ったら今度はパトカーでいったい何があったのかと

興味津々な野次馬で人だかりができていました。



弁護士さんは、



「まあこういうことなので今日はこれで終わりです。これから警察に向かいますので。」



と、解散宣言。



旦那両親と旦那達はもう土下座しっぱなし。

ABとA母、B母はこの期に及んでも反省の色なし。

A母にいたってはタバコ吸い始める始末。



「あ、ちょーだい☆」



と、Aは嬉々としてタバコをもらおうとするが弁護士さんにひったくられて、



「ここは禁煙です。それにこんな時になんですか。もっと状況を考えてください。」



と一喝。

このときばかりはさすがに私もAたちにつかみかかりそうになる衝動が抑えられないかもしれないと感じました。



お父様が



「あなた方からいくら土下座をされても、

 肝心かなめのご本人方があのような様子ではまったく意味がありません。

 本当は、誠意ある対応をご本人方が見せてくださったら、

 こちらとしても必要最小限の代金だけいただく所存でした。

 が、娘に怪我を。妻まで倒れてしまった・・・・

 お前達はいったいどこまで腐っているんだああああああ!!!!!」



と、号泣&激怒。

このときがああ、今までで一番お父様お怒りだなと感じ、

同時にすごく悲しんでいるなということも感じ、切なくなりました。



お父様は一呼吸おいて、



「私は決めました。

 ○人未遂と名誉毀損でAB父を、強盗と名誉毀損でABを、名

 誉毀損でAB母を訴えます。

 もう決めました。あなた方の家庭がどうなろうがもう知りません。

 もちろん慰謝料もいただきます。

 提示予定だった額よりも遥かに多く請求させてもらいます。

 ○○先生(弁護士さん)、よろしくお願いします。

 それでは私これから病院に行って来ます。

 後のお話は○○先生にお任せしますので、

 今後私どもとの接触は必ず○○先生を通じてお願いします。」



と、有無を言わさずきっぱりと言い放った。



「どうか、孫のためにも・・・・」

「ご無理は承知ですがなんとか・・・・」



とすがる旦那と旦那両親を振り払い、



「あなた方のお気持ちは十分すぎるくらい伝わってきますが、

 残念なことに肝心のご本人があれでは仕方ありません。

 もうここは離婚されては・・・??奥様のみならずお舅さんまで塀の中では、

 お子様のみならず、あなた方にも悪影響が。

 離婚のことも○○先生にご相談されては。」



と、離婚のススメ。

それにまたAB、母親達が噛み付いた。



「濡れ衣着せた上に家庭崩壊させる気か」

「慰謝料ふんだくるとはふじこふじこ」

「お父さんは悪くない。悪いのはあの女」

「赤ん坊から母親を奪うのか。この人でなし。」



もう怒りを通り越して呆れ、スルーして帰り支度。

とうとうAとB、AB母は旦那、旦那両親から、きっちり〆られる羽目に。



旦那はABを、両親は母親達を本当にフルボッコしました。



う っ か り私達止めるのが遅くなってしまいましたが、一応止めました。



弁護士さんが、



「ここで揉めても仕方がない。警察に行きましょう。」



と言ってひとまずお開きになりました。



その後、私とお父様以外の人は全員警察へ。

お父様は病院へ行くことに。

私は病院→警察へと行くつもりでしたが、お父様に



「こんな席に同席させてしまって申し訳ない。

 あなたが冷静だったおかげで

 私も何度も怒りかけてもその度に冷静さをすぐに取り戻すことができた。

 もう十分すぎるくらいだからお帰りなさい」



と言われ、少しお見舞いさせてもらってその足で帰宅することになりました。



とりあえず話し合いの日はこんな感じで終了しました。



そしてしばらくしてから退院されたお母様のお見舞いに伺いました。

あいにくお父様は外出されていましたが、おうちにはお母様と先輩、

そして普段はご実家から離れて暮らしている先輩のお兄様が迎えてくださいました。

(お兄様とは初対面でした。)お兄様は私にお礼と謝罪をしてくださいました。

それから紅茶やお手製のケーキをいただきながらおしゃべり。

お母様も先輩もあれから心労でずいぶんやつれてしまっていましたが、

今日はよく笑っていてすごく楽しそうでした。



今日はあくまでもお見舞いだと思っていたので泥話は極力避ける方向でしたが、



「そういえばね・・・Aさん達のことなんだけど」



とお母様のほうからAやBの話を振ってこられました。

お母様のお話によると、B家離婚確定でA家もB家の影響を受けてか、

離婚に向けて歩み始めたそうです。



B家の離婚確定に至ったのは、B弟夫婦の存在でした。

B弟夫婦は若くして結婚して子沢山。対するBは30過ぎてから結婚、

しかも夫婦共に子供ができにくい体質。

不妊に悩みBメンヘラ化。



そんな中B弟夫婦にまたもや赤ちゃんが。

弟夫婦ばかりに赤ちゃんできてずるい→ひとりぐらいならもらっちゃえばいいよね☆

といったところでしょうか・・・・。

当然B弟夫婦拒否したそうですがあのB両親が



「姉が不憫だとは思わないのか」

「お前のところはたくさんいるから一人くらいいいだろう」



などと横から口を挟み、B自身も赤ちゃんクレクレ私かわいそう攻撃を繰り返し、

結局弟夫婦は折れて、赤ちゃんは生まれてすぐにB夫婦が引き取っていったそうです。



ゴネまくって手に入れてあの扱いかよ・・・・と、

ベビーカーごと置き去りにして逃げようとしたときのことを思い出し、

ため息が出ました。



そして一回目のあの話し合いのとき、

実はAの子供、Bの子供を預かっていたのはB弟夫婦だったそうです。

Aの子供はA家にきちんと返しましたが、



「子宝に恵まれず、姉が不憫だと思って身を引き裂かれるような思いで子供を渡しが、

 まさかそんなこと(泥事件)に子供が巻き込まれているとは思わなかった。

 大切に扱われているものとばかり思っていたが、泥棒の言い訳に使ったり、

 置き去りにして逃げようとする人間の手元にはとてもじゃないけど置いてはおけい。

 返してもらう。」



と自分の子供をBに返すのは断固拒否。

B旦那、旦那両親は了承。



しかしBとB母は



「誘拐だ!!返せ泥棒!!」

「弟のくせに生意気」

「姉が不憫だとは思わないのか」



と弟夫婦に抗議。



話を聞きつけ遠方から飛んできたB弟嫁両親、元々この養子縁組の話に反対だったそうで大激怒。

赤ちゃん返せ返さない、渡せ渡さないでB家も大修羅場だったそうです。

もう話聞いているだけでもお腹いっぱいでした。



一回目の話し合い終了後のそれぞれの状況ですが、



A父・B父→塀の中。

A・B→塀の中

A子・B子→母親から隔離。

先輩のお母様→元々体が弱く、今回のことで心労がたたって

体調を崩されしばらく入院。(現在は退院されてます)



二回目の話し合いは一回目から少し時間が経ってから行われることになりました。

お母様が一時予断を許さない状態に陥り、付き添いをご家族が交代で行い、さらにA・BとA父・B父の逮捕で事情聴取にも応じなければならず、

とても話し合いをしている場合ではありませんでした。

その間私もお母様の付き添いをしたり、

先輩の家の家事などをお手伝いさせてもらいました。

付き添いをしている間、A旦那B旦那、旦那両親がお見舞いに来ましたがあいにく

お母様がお休みだったので、お父様にご相談してお断りしました。



そしてお母様の容態も持ち直したところで二回目の話し合いがおこなわれました。

出席者は泥側→A旦那、B旦那、A母、B母、A旦那両親、B旦那両親先輩側→先輩、お父様、彼氏さん、私以上の人間で弁護士事務所にて行なわれる予定でしたが、

 当日になってA母B母揃って体調不良で欠席。

母親代理にA母姉、B母妹(以下A伯母、B叔母)がやってきました。

AB父の前例もありますし、

どうやらAB旦那や旦那両親はA伯母B叔母の参加に

あまり賛成しているわけではない様子。

AB母が揃って体調不良というのもなんだか怪しいような気がしましたが、



先輩側は弁護士さんとの相談の上



「暴力行為その他話し合いの妨害を決して行わないなら」



という条件付きで話し合いの参加を許可しました。



先輩側の要求は、デジカメ代金+携帯代金+慰謝料+お母様の入院費+先輩の治療費+弁護士費用など諸経費の支払い。

AB、A父B父に対する処遇に関しては、これからの態度次第で決めることに。

前の話し合いでは徹底的に戦うスタンスでしたが、あれから少し日にちも経ちましたし、やはり赤ちゃんの存在が徹底的な制裁に二の足を踏んでいる様子でした。



旦那や旦那両親は、譲歩案を出されてとても喜んでいました。

そして支払いを快諾。

前金としていくらか包んできていました。



しかし、一括でという先輩側の意見でその前金はお断りしていました。

なんとか、話がまとまりそうな雰囲気でした。

以前の修羅場のような張り詰めた雰囲気はなかったです。



ただ、A伯母、B叔母が少し気になりました。

話し合いに関しては一切口を出さないのですが、時々ふたりでコソコソとなにやら話している様子や、B叔母が度々話し合いの最中に電話が鳴ったり、かけたりして席を外すことが多くて落ち着きがなく、不快感や違和感を覚えました。



そして次回の予定を決め、何事もなく終わりました。

事務所を後にしてその足で病院へお母様に報告に行くことになりました。



が、事務所から出て間もなくお父様の携帯にお母様の付き添いの親戚の方から連絡が。

お母様の病室に中年の女2人と水商売風と中年の男の4人が凸してきたそうです。



幸いお母様はたまたま付き添いの親戚の方と病院の庭に散歩に出かけていて部屋にいなかったらしく無事でした。

相部屋の方の話によると、いきなり現れ



「○○(お母様)のベッドはどこ??」



と尋ねてきたので教えると、いきなりカーテンを勢いよく引き、ベッドにはいないので



「○○は?!」



とイライラしながら中年女がわめいたそうです。



不審に思った相部屋の方が、



「あなたたちは??」



と尋ねると舌打ちしてそのまま部屋から出て行ったそうです。

被害は、ベッドの周りを仕切るカーテンが一部外れてしまった程度でした。



病院でお母様のご無事な様子を見たお父様は涙を流して喜んでいました。

そしてしばらくして弁護士さんと一緒にAB旦那がやってきました。



そして病室の入り口まで来ると即土下座。

しかし場所が場所なので病院の外に移動。



旦那たちの話によると、その病室凸の四人組はA母、B母、A母の「友達」のホスト、B母弟(以下B叔父)だそうで、弁護士さんから電話で凸の話を聞いてまさかと思い、旦那たち母に連絡。

A母が電話に出たがどうやら酔っている様子。



そして伯母達を問い詰めると、A母達が病院に行くことを知っていた。

話し合いに皆行くならお母様のまわりは手薄になる。

そこを狙って凸するから、話し合いに参加して、状況を時折報告するように頼まれたそう。



A家に行くと、そこには散らかった部屋で大盛り上がりのAB母、謎の男、B叔父。

ベロベロに酔っていて要領を得ないが、



「あの女のところに行ってきたー!!」

「今頃怖がっているころだろうな」

「今度はいる時に行こう」



などと病院凸を自慢気に話す。



一同愕然。

酒盛り中止。

不満たらたらのA母、B母、B叔父、A伯母、B叔母、謎の男に一同説教。

旦那両親たちは監視&説教ということでA家に残り、

旦那達は弁護士さんと合流して病院に。



旦那達の話を聞いて、もう一同唖然でした。



旦那達に



「事情を伺いたいので今すぐA母達を連れてきてもらえますか」



とお父様。



さらに旦那達が旦那両親に連れてくるように連絡したのを見届けた後、弁護士さんに



「警察を呼んでください」



とお願いしていました。

旦那達の顔色が一気に青くなり、



「どうかこれ以上はお許しください」



と必○ですがりつくように頼んでいましたが、



「残念です。せっかく話がまとまっていたのに」



と、旦那達に目もくれずに一言。



しばらくして旦那両親に連れられ、酔っ払って不満げなA母、B母、B叔父とビクビクそわそわとして落ち着かないA伯母B叔母が到着。

私たちを見ると、態度豹変。



「運がよかったな」



などと悪態をつく始末。



酒に酔っていたので、前よりもよりいっそうひどいものでした。



「まあ土下座して、慰謝料の要求を撤回すれば許してやる」



と、B叔父が意味不明な発言をした直後に到着した警察に一同お持ち帰りしていただきました。



パトカーが来て、一同一気に酔いが醒めていく様子が滑稽でした。

連れて行かれる時にも、盛大に暴れ狂い、



「何にもしてないのに濡れ衣だー!!」とか、

「おぼえとけよ!!お前ら全員ぶっ○す!!」とか、

「家族の幸せを壊す悪魔!!」



ホストにいたっては、



「俺は関係ない!!」



などなどめちゃくちゃ叫んでいました。



お父様は前の話し合いなら怒鳴るような元気もあったようですが、

もう怒る気力さえないようでただげっそりとしていたのがとても悲しかったです。



B家に関しては養子ということがネックになっているのかと。

A旦那に関しては、Aは言うまでもなく鬼嫁で、

A父母にもずいぶん尻にしかれていたらしく

A家が怖いのではと思います。



後日、携帯の機種変更にかかった代金などを頂いてきました。

どうやらA家、B家は病院凸事件を重く見て、

遠くに引っ越してもらうことになったそうです。



先輩に聞いた話ですが、AB父とABはおつとめ確定だそうなんですが、

AB母やA母友人の男、B叔父、A伯母、

B叔母に関しては未遂ということもあるのか、

どうやら示談になるとのことです。



A母たちのことを示談にする条件として、

A家B家今回の事件に関わった人間すべて引越ししてもらうことになりました。

(旦那、旦那両親込み)

幸いそれぞれの親戚が遠方に住んでいるらしいので

そこに身を寄せることになりそうです。

おそらく今年中には引越ししてもらえることになりそうとのことでした。



どうやら弁護士さんたちの話によると、警察でも態度が悪く、言い訳ばかり

そのうち家を突き止めて何かやらかそうとしてたらしく、



「このままだとおつとめ確定だね」



って感じだそうです。








コメント

タイトルとURLをコピーしました