「ずいぶん楽しそうじゃねーか。何か面白いことでもあるのか?」
相変わらず勘だけは鋭いダンナだ。
「春だからね。普通にしてたって気分も良くなるでしょ」
「ふーん・・・怪しいな。また男遊びか?いい加減に卒業しろよ。いつまでも相手にされるわけねーだろ」
「自分はどうなのよ。由香里とは相変わらずのくせに・・・」
「だって、あっちが『お願いします』っていうから相手してやってんだぜ」
あの日以来、由香里を脅迫するようにして関係を強要していることぐらい私が知らないわけがない。
由香里から『本当はこんなこと続けるのに疲れてる・・・どうにかして』とよくメールが来るのだ・・・。
私の知ったことではない・・・。
それなりに二人で楽しんでるくせに。
「めずらしく妬いてんのか?そんなことより、明日はゴルフだからよろしくな」
『ゴルフ』のあとは・・・いつも朝帰り・・・。
相手は由香里かどうかなんて興味はない。
行動を詮索されずに自由になれるチャンスなのだから・・・。
「真紀ちゃん、明日の朝、そっちに行くからね。ちゃんと用意して待ってなさい」
「用意ってどういうことですか・・・」
「愛し合う用意に決まってるでしょ・・・こんどはゆっくりと可愛がってあげるね」
「・・・・」
電話の向こう側で沈黙が続き、泣いているような声が聞こえる・・・。
「ねえ?ちゃんと聞いてるの?この前の約束はきちんと守れるわよね」
「・・・ユキさんは悪魔よ・・・こんな仕打ちをするなんて・・・」
「悪魔だなんて古くさい言い方ね。それが考えた結論かしら・・・お利口さんね。ちゃんと子どもちゃんを預けておくのよ」
真紀の夫は毎日帰りが遅くその日のうちには帰ってこないので、子どもさえいなければ朝からずっと一緒にいられる。
「・・・」
再び沈黙が続く・・・。
都合が悪くなればこうだ・・・。
「・・・これっきりにしてください・・・」
電話の向こうからかろうじて聞き取れるような声がする。
「どういうことかしら?」
「これっきりって約束してくれるなら・・・それでユキさんが許してくれるなら・・・」
やった・・・真紀を追い詰めてついに私の手中に収めたのだ。
「嬉しいわ・・・嫌がる真紀ちゃんと会ってもちっとも楽しくないから」
「ちゃんと約束してください・・・」
「もちろんだわ。これ以上悲しませたくないわ・・・私にだって優しさはあるわよ。これでいいかしら」
辱めを受け、身動きの取れなくなっている真紀に会うことに意味がある。
会ってしまえばそんな『約束』などどうにでもできる・・・。
真紀を完全に服従させるために一気に突き進むこともできるが、じわりじわり責めるのが私のやり方・・・。
「どうしたの?返事をして。明日は二人の再会のお祝いだからおしゃれをしてくるわ・・・あなたも普段着なんかじゃだめだからね。真紀ちゃんこそ、自分で決めたことだから約束は守るのよ」
『これっきり』
そんな言葉で自分に起こっている出来事が過ぎ去るとでも思っているのだろうか。
その答えは明日になればわかるはずだ・・・。
どうあがいても私から逃げられないことを思い知り、自分の甘さを嘆くだろう。
約束の時間にドアを開けて中に入ると、胸元に白い花の刺繍が入った黒いセーターと楕円形の白い水玉がきれいなフレアースカートを着た真紀が立っていた。
とっても大人っぽくて落ち着いた雰囲気にびっくりしてしまう・・・。
私の知らない真紀がここにいる。
「・・・こ、これでいいですか・・・」
「すごい・・・こんな真紀ちゃん初めて見たわ。きれい・・・」
髪は後ろで結んで軽くアップ気味にし、産毛に包まれたうなじをあらわにしている・・・。
彼女なりの覚悟の表現の仕方だろう。
「とってもいい子だわ・・・こんなに可愛らしいあなたを困らせたりしないから安心してね」
「約束してくれましたよね・・・それと・・・夫には絶対に・・・絶対に・・・」
「あら・・・そんなに恐い顔してにらまないでよ。せっかくのお祝いが台無しになっちゃうじゃない。この前の時のことだって約束は守ってたでしょ」
彼女の旦那様にバラしたって私には何にも利益がない・・・。
黙っていることがお互いのためになる。
「高いワインをたくさん買ってきたの・・・飲みましょうよ。もちろん寝室でね」
明るい寝室にある二人がけのソファーに並んで座り、悲しみと苦しみに支配されている真紀を解きほぐそうと手を握りながらワイングラスを傾ける。
「本当に素敵・・・私のために・・・嬉しいわ。二人の再会に乾杯しましょ」
しかし、真紀はちっともこちらへなびこうとはせずに焦点の定まらない目で私を見つめている。
「飲めません・・・ユキさん・・・」
「いつまでもくよくよしてないで、つらいことなんか忘れて心の底から感じて楽しまなきゃ・・・旦那様のためにもね」
真紀がピクリと反応して、グラスに口をつけると、ほのかに甘く口当たりのよいワインが徐々に彼女の身体の中に流れ始める。
「たくさん飲んでね・・・」
「ユキさん・・・あれからずっと悩んでました。そしたら・・・すごく恥ずかしかったことをたくさん思い出してしまって・・・」
「もっと苦しみなさい・・・苦しんで全部を諦めるのよ・・・今だけね」
『今だけ』を強調することで真紀を諦めの世界へ誘う・・・。
「・・・ユキさん・・・いくらお願いしてもだめなんですね・・・」
真紀の表情は固いまま変わらず、うつむいて動こうとしない。
「『これっきり』なんでしょ・・・だから今日は私のもの・・・真紀ちゃんが好きよ」
「・・・私だけ・・・なんでこんなことに・・・酷すぎる・・・」
「それ以上言わないで・・・せっかく美味しいワイン買ってきたのよ・・・飲ませてあげる・・・」
口唇を重ね、口移しでワインを真紀の喉へとゆっくりと注ぎ込むと、上手にゴックンと飲み干していく・・・。
「そうよ・・・美味しいでしょ・・・」
「あっぁぁ・・・あふぅぅ・・・」
「さあ飲んで・・・こぼしちゃだめよ・・・」
黒いセーターの柔らかな膨らみを優しく愛撫し、何度も口づけを交わしてワインを注ぎ込む。
「ちゃんと約束は守ってるでしょ・・・だからこれからもいい子でいなさい」
「・・・私がどんな思いでいるかなんかユキさんにはわかりっこない・・・そっとおいて欲しい・・・」
少し酔いが回ってきたのか自分でグラスを手に取るようになってきた。
「だめよ・・・やっと見つけたあなたを手放す気なんかないし、それに私から逃れられないわよ」
ほのかに赤く染まる顔や首筋をそっと撫でてワインを何度も注ぎ足し、飲むように促すと目をつぶりグラスを幾度も空にする。
「わたし・・・最低の女です・・・何度も夫を裏切って・・・あんなに恥ずかしいことされて・・・」
アルコール感情の高ぶりを押さえられなくなってきている・・・。
「・・・それなのにユキさんはまだ私を辱めるつもりなの・・・もう十分でしょ・・・」
そう・・・もうあなたは普通の奥さまじゃない・・・いくら嘆いても悲しんでもあなたの運命は決まっているのだ。
「辱めるなんて・・・セックスなんて楽しめばいいのに。すべてはこうなる運命だったの。出会いや別れ、そしてこの再会もよ」
真紀が本当に耐え切れないのなら、すべてを捨てて逃げることがきたはずだ・・・考える時間もたっぷりあった。
それなのに私との約束を守り、脱がされるとわかっているのに着飾っている・・・。
あの快楽の日々が真紀の中でしっかりと蘇っているはずだ。
「・・・私どうしたらいいかわからない・・・」
「そう言いながらもあなたはここにいるでしょ。答えは探さなくてもベッドの中にあるから・・・もうおしゃべりはやめましょ」
抱え込むようにして口唇を重ねスカートの中に手を滑り込ませると、その奥へと私の手を誘い込むようにきつく閉じていた足が開く・・・。
泣き止まない真紀をベッドへと導くと、うなだれたまま抵抗もせずに横たわる。
「・・・私は夫を何度も裏切ってる最低の女です・・・それなのにまたこうして・・・」
「そんなことないわ・・・あなたは素敵な奥さまよ。何にも心配しなくていい、そのままでいいのよ・・・今日もいっぱい感じさせてあげる」
黒いニットのセーターをめくり、濃いピンクをした真新しいレースのランジェリーの上から愛らしい乳房にそっとキスをすると真紀の口からかすかに喘ぎ声が漏れる・・・。
「素敵なランジェリーね・・・旦那様に買ってもらったのかしら」
いつもの香りを楽しみながらレースの肩ひもをずらして、固く上向きになった乳首を口に含む・・・。
「あっ・・・ち、違います・・・あっあっ・・・ユキさん・・・いや・・・あんあん・・・」
「自分で選んだのね・・・私のために着てくれたなんて・・・嬉しいわ・・・」
再会の日、私の指と舌、そしてピンクの強烈な玩具で何度も何度も絶頂に達し崩れ落ちた真紀はもう抵抗もせず、新しい下着を身につけその身体を私にまた提供しようとしている・・・。
これも彼女なりの覚悟の表現方法なのかもしれない。
「いい子だわ・・・真紀ちゃん。今日もたっぷりと可愛がってあげる・・・たくさんお鳴きなさい・・・」
「恥ずかしいことしないで・・・お願い・・・」
「そうね・・・そうしてあげる・・・」
自分がどうされるかわかっているのにこんなこという真紀には本当に笑ってしまう・・・。
ベッドの上に広がるフレアーのスカートをたくしあげ、ピンクのレースの花が咲き誇る小さなショーツを指でなぞる。
「おやまあ・・・ここが湿ってるわよ・・・期待してたみたいね・・・」
「いや・・・そんなことない・・・あん・・・」
「そうかしら・・・確かめてみましょ・・・」
私にすべてを任せることを再び決意した真紀の美しいショーツに手をかけ徐々に下ろしていくと、真紀がつぶった目をさらに固く閉じる。
「ユキさん・・・だめ・・・だめです・・・あぁぁ・・・」
丸まったショーツが細い足を滑り落ちていくのに合わせるように真紀の切ない泣き声が細く消えていく・・・。
「あっあっ・・・うわぁ・・・ひいぃ・・・」
「美味しいわ・・・真紀ちゃんのジュースがどんどん出てきてる・・・あぁぁ・・・」
ぴちょぴちょ・・・じゅるじゅる・・・チュッチュッ・・・
めくりあげたスカートの奥にある熱い源泉を口に含み力強く吸ったり舌でこするように優しく舐める・・・。
真紀の悲しみと強情がすべて溶け出してくるかのように、とめどもなく粘っこい愛液が私の舌によって口の中に運び込まれてくる・・・。
「さっきまで嫌がってたのにびしょびしょに濡らしちゃっていやらしい奥さまね・・・」
「あっ・・・んぐぁぁ・・・ユキさん・・・音立てないで・・・」
スカートの中の真紀の股間に顔を潜り込ませたまま、たくし上げたセーターからこぼれ出ている白い乳房を手のひらに収める。
「おっぱいも固くて熱くなってる・・・」
小柄な真紀の乳房は私と比べてとても小さく、乳首がツンと上を向いている・・・。
揉めば揉むほど固さから柔らかさへとその感触を変え、しっとりと汗をかき私の手に潤いを与える。
乳房を揉みしだく手の動きに合わせてアソコを激しく吸うと、服を着たまま私の愛撫を受け入れている真紀の身体がベッドの上で激しくくねる。
「あっあっ・・・うわぁ・・・あ・・・ひぁ・・・ああっ」
「もっとお鳴きなさい・・・もっとよ・・・」
乳房を揉んでいた手を真紀の体内に潜り込ませ、尖った敏感な突起を舐めながらぐちゅぐちゅと掻き回す。
「んっ・・・あっ・・・もうだめぇ・・だめぇぇ・・・」
「きれいなお洋服、このままだと汚しちゃうわ・・・せっかくお洒落してくれたのにごめんね。脱がせてもいいかしら」
さまようような視線を部屋の天井へ向けている真紀のしぐさが軽く頷くように見える・・・。
黒でコーディネートされた洋服を丁寧に脱がし、汗でしっとりと湿り火照った裸体に私の身体を重ねる。
「真紀ちゃん・・・この柔らかいあなたをやっと取り戻した・・・本当に大好きよ・・・」
「あっあっ・・・ああぁぁん・・・わたし・・・こんなこと・・・ぐぐふぅぅぅ・・・」
ドロドロにとろけたアソコは二本も三本も私の指を咥え込んで締めつけてくる・・・。
そんな身体のくせに心は夫への罪の気持ちで苦しんでいる真紀が手にとるようにわかるし、それをもっと利用して追い詰めたくなる。
真紀の乳房に私の大きな乳房を擦りつけるようにして身体を揺すると乳首と乳首が触れ合う・・・。
真紀の乳房は押しつぶされ擦られて尖った乳首だけがしっかりと上を向いている。
「うわぁぁ・・・あん・・・ユキさん・・・あん・・・」
「こんな姿を旦那様に見せてあげたいわ・・・いやらしい真紀ちゃんを・・・」
「言わないで・・・うわっうわっ・・・指が・・・」
「アソコをびしょびしょに濡らしてる本当の真紀ちゃんを知っているのは私だけよ・・・だからね・・・この前の玩具・・・入れてあげる・・・」
「だめ・・・だめよ・・・あっあっ・・・またそんなもの・・・そんなのうわぁぁぁ・・・」
再会した日に真紀の体内で暴れまわったピンク色のバイブの先端を真紀のアソコにぐっとあてがうと腰を浮かすようにして膨らんでいる亀頭部分を迎え入れていく。
「真紀ちゃんのオマンコが太いおもちゃを飲み込んでいくわよ・・・すごいわ・・・」
「ひぃぃ・・・あうぅぅ・・・入っちゃだめ・・・だめよ・・・壊れちゃう・・・」
「だめって言いながらこんなに腰振っちゃって・・・手伝ってあげるわ・・・」
真紀のアソコは押し込まれてくる矛先を包み込み、熱く香る潤滑油をこれでもかと浴びせかけて収縮を繰り返しながら奥へと迎え入れ、泣きながら無理矢理挿入させられたこの前の時よりもスムーズに、そして熱く激しく体内の玩具をどんどん飲み込んでいく。
「本当に上手だし・・・とっても奥が深いわ・・・旦那様のもこうやって咥え込んでるのかしら」
「あうぅぅ・・・あん・・・きつい・・・きついの・・・苦しいの・・・」
真紀は夫にどう抱かれているのだろうか。
甘い声を出してしがみついてその男根をしっかりと体内に挿入しているのかと思うと、よりサディスティックな気持ちになってバイブを持つ手に力をこめて掻き回す・・・。
「あんな男に抱かれちゃいや・・・真紀は私のもの・・・汚さないで・・・」
「ユ、ユキさん・・・あん・・・あん・・・ひぃぃ・・・」
後から抱え込むようにして手のひらでつぶすように乳房を揉みしだきながらバイブのスイッチを入れると、股間に埋め込まれた先端部分がモーター音とともに回転を始める・・・。
「ちいちゃくて可愛いオッパイね・・・あれからも旦那様にもみもみされたんでしょ。どっちがよかったの?真紀・・・真紀・・・めちゃめちゃにしてあげる・・・ほら・・・」
「あんあん・・・中で動いてる・・・変よ変なの・・・ひぃぃ・・・取って・・・あっあっ・・・」
「しっかり飲み込んで腰振っちゃって・・・この味が忘れられなかったのよね・・・知ってるのよ・・・」
純真で夫を愛することしか知らなかった真紀をこんな蟻地獄に突き落としたのはバイブである・・・。
休むことなく正確な回転とスイングを繰り返して強情な真紀を体内からトロけさせ、何度も何度もイカせるものなだ・・・。
バイブのフリッパーを敏感な突起をなぞるように刺激を与えると、真紀の悲鳴が最高潮に達する・・・。
「ひぃぃ・・・そ、そこ・・・あんあん・・・ひぃぃ・・・」
「もっと奥まで入れましょうね・・・ほら・・・上手にできるじゃない・・・」
「変よ・・・うわぁぁ・・・だめだめ・・・」
私に抱えられたまま小さな身体をガクガク震わせ、声にならない声を出そうと喘いでいる。
バイブは回転しながらさらに奥へと真紀の体内を突き進み、うねりながらその先端で内壁を押し開く・・・。
「そのままイキなさい・・・自分を解放するのよ・・・」
ガクガクと震えて崩れ落ちそうな真紀を支えて玩具と指そして舌で、細くて小さな身体をゆっくりと愛撫すると辛うじて残っていた真紀の理性が快感の波に押し流され、甘い喘ぎ声を上げて私にすべてをゆだねる。
「ユキさん・・・真紀は・・・もう・・・だめです・・・ひぃぃ・・・」
「真紀・・・何回イッてもいいのよ・・・これが好きなんでしょ・・・」
「もうやめて・・・うわぁぁ・・・おかしくなっちゃう・・・」
一度くらい達したからといって終わりにするほど甘くはない・・・。
二度と離れられないように真紀の身体にしっかりと覚えこませるのだ。
バイブが規則的な運動で真紀の中を休みなく掻き回し、私が押し込んだり擦りつけることによってその動きに変化をつける・・・。
「あっあっ・・・ひぃぃ・・・だめだめ・・・お腹の中が・・・うわぁぁ・・・」
「真紀ちゃん・・・真紀ちゃん・・・もっと飲み込んで・・・もっともっと・・・」
汗と涙、そして自らの愛液でびっしょりとなり、ぐったりとなった真紀の身体が絶叫とともに私の腕の中で何回も跳ねた・・・。
明るい日差しを浴びながら、崩れ落ちた真紀を抱きしめて軽い睡眠に陥る。
真紀も徹底的に私に愛されて鳴かされたのでもうされるがまま・・・。
目が覚めて乳房やあそこをまさぐっても、ぼんやりして軽い喘ぎ声を漏らすだけでうつむいたままこちらを見ようとはしない。
それならばそれでいい・・・。
真紀は真紀らしく気丈な奥さまでいてもらわなければ。
「真紀ちゃん・・・お風呂に入りましょ・・・いいでしょ」
いかにも真紀の趣味らしいピンクを基調とした明るいバスルーム・・・。
曇りガラスの向こうは外の世界・・・真紀の家は狭いながらも本当に明るい。
「先に入ってて・・・すぐに行くから」
「えっ・・・は、はい・・・」
裸の真紀を浴室へ押し込み、最後の仕上げの道具・・・。
真紀が生まれ変わるために必要なものをバッグから取り出し、浴室の扉のすぐ外側に置いておく。
そ知らぬ顔をして、扉に背を向けるようにして身体を洗っていた真紀を抱き寄せて泡に隠れた乳房を優しく握りしめる・・・。
「真紀ちゃん、全部素敵・・・あなたに会えて本当に良かった・・・」
「だめ・・・ユキさん・・・恥ずかしい・・・あぁぁ・・・」
真紀が悲しめば悲しむほど、苦しめば苦しむほど私の思う通りになっていく。
「あまり深く考えちゃだめよ・・・いつもの真紀ちゃんでいればいいんだから。これからもあなたが知らないいろんなこといっぱい教えてあげる・・・」
「えっ?どういうことなの?」
「それはね・・・」
扉を開けて、袋に入った道具一式を持ち込み、まずは赤い紐を手に取る。
「きゃあ・・・ユキさん・・・またそんなものを・・・やめて・・・やめてよ・・・」
「待たせてごめんね。いいから手を出しなさい。早くして」
真紀の右手を掴んで左手と一緒に束ねるようにきつく縛って水栓に括りつけ、頭からシャワーを浴びせる。
「乱暴はやめて・・・きゃあ・・・」
紐の結び目が水を含み、固く重くなって真紀の手をますます締めつける。
「私を裏切ったら絶対に許さない・・・私のものだっていう証拠をあなたの身体に刻みつけてあげる・・・これからもずっと一緒だからね・・・」
「えっ?そ、そんな・・・約束が違います・・・あぁぁ・・・こんなこと・・・もういやよ・・・」
「あら、本気で信じてたの?そんな約束など守るはずがないことぐらい真紀ちゃんだって承知済みでしょ。それとも旦那さまに話すの?」
「酷い・・・酷い・・・全部嘘だなんて・・・信じてたのに」
真紀の世間知らずというかお人好しぶりには本当に笑ってしまう・・・。
だからこそ、この可愛い奥さまをこうして陥れることができのだが・・・。
「あらそれは残念だったわね・・・暴れると困っちゃうし、それに危ないからちょっと我慢しててね」
「危ないって?どういうこと?何するつもりなの?」
真紀が縛めを解こうと身体を懸命にゆする・・・。
「あのね・・・真紀ちゃんの『毛』を剃ってあげる・・・愛し合うのに邪魔でしょ・・・きれいにしてあげる」
「そ、剃るって?えっ?えっ?」
事態を飲み込めない真紀は動揺し、言葉に詰まる・・・。
「だから・・・これでオマンコの毛を剃っちゃって、ツルツルにしてあげる・・・」
紐と一緒に持ち込んだカミソリとシェービングクリームを真紀の足の間に置く。
「いやいや・・・いやぁぁ・・・いやよ・・・やめて・・・こんなことしないで・・・」
「おとなしくしないとご近所に聞こえちゃうわよ。それとも窓を開けてみんなに見てもらう?どうするのよ」
この言葉を言い放った途端、真紀がきつく目を閉じあの覚悟を決めた表情になる・・・。
この顔を見るのはこれで何度目だろうか。
「そうよ。諦めなさい・・・そして私のすべてを受け入れなさい・・・足を開くのよ」
「・・・ユキさん・・・あぁぁ・・・」
開いた足の隙間からシェービングクリームを塗った手を差し込み、薄い繁みに触れる・・・。
「ちょっとの辛抱だからいい子にしててよ・・・すぐにさっぱりきれいになって私だけの真紀ちゃんに生まれ変わるから」
白い泡が赤い紐で縛りつけられ真紀の股間の奥にある黒い繁みをあっという間に覆い隠し、儀式への準備をすませる。
「やめて・・・やめて・・・お願いだからぁぁ・・・」
「こうやって膝を立てて奥まで見えるようにしなさい」
震える膝頭をM字のように開かせ、声がか細くなり更なる絶望に耐えようと目を閉じている真紀の表情を楽しみながら、大切なアソコを傷つけないようにオレンジ色のカミソリをそっと陰部にあて、スーッと線を引くように剃る・・・。
「そうよ・・・じっとしててね・・・それでいいわ・・・」
ショリ・・・ショリ・・・
手ごたえを感じながらに繁みを少しずつそり落としていくと、白い泡の中に黒い糸が混じり始める。
「うわぁ・・・やめてぇぇ・・・やめて・・・」
「心配しなくても大丈夫・・・剃るのは慣れてるのよ」
実は・・・ずいぶん前にダンナに無理矢理剃られて、その後の手入れを強要されていた時期があったのだ・・・。
いつしかダンナは飽きてしまったが、その時のことはしっかりと覚えている。
「剃ってみねーか?いいだろ?剃らせろよ」
「いやよ。なんでそんなことしなきゃいけないのよ。冗談じゃないわ」
「いいじゃんか・・・頼むよ」
「いやなものはいやよ。いい加減にして」
「そこまで拒否るつもりなんだな・・・うぜー女だ」
だが、寝ている間に縛られてカミソリをチラつかせられたら抵抗などできない。
「おめーがうるせーからこうなるんだよ」
いくら丁寧に剃っているつもりでもやっぱり男のやり方・・・。
チクチクする痛みを我慢することしかできなかった。
「いい眺めだ・・・手入れは自分でするんだ。サボったらどうなるかわかってるな」