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【Hな体験】喫茶店の美人ママ[第4話(終)]














何かを期待するように嬉しそうに笑う智美さんとは逆に俺は困惑するばかりだった。






「じゃっ・・・じゃあ・・・。お・・・お姉ちゃん・・・」






「なに?」






「いや・・・何って・・・。あぁ~もう無理ですって!」










俺が耐え切れずにそう言うと智美さんは大笑いした。






「ごめんごめん!ふふっ・・・ほんと・・・優しいね」






智美さんは本当に嬉しそうに笑い、俺の肩に頭をポンと乗せた。



時折、智美さんの胸が触れたりして、俺の男としての本能の部分が何度も顔を出しかけたが、智美さんの屈託のない笑顔を見るたびに、それらは一瞬にして萎んでいった。



俺は日付が変わる頃まで智美さんの部屋で過ごし、何事もなく帰宅した。






次の日、俺はなんだか恥ずかしい気分で出勤した。



いつものように店の外から智美さんが開店の準備をしているのが見えた。






「おはようございます・・・」






俺は少し照れ臭い気持ちで挨拶をした。






「おはよう。昨日は遅くまでごめんなさいね。ほら、早く準備してテーブル拭いていって」






いつもの智美さんだった。



昨夜の甘えんぼうな智美さんはそこにはいなかった。



俺はしばらく呆気にとられたが、すぐに気を取り戻し、エプロンをして開店準備にかかった。






その日の朝から、またいつもの日常が始まった。



しかし二人きりになった時の智美さんは、やはり甘えんぼうだった。



ただ店を開けている時は、たとえ二人きりになっても絶対に馴れ馴れしい態度はとらなかった。



そういう智美さんのけじめの付け方が、俺は何気に好きだった。






でも・・・一つだけ、以前と変わったことがあった・・・。



東条さんが全く店に来てくれなくなったのだ。



以前は毎日のように店に来て、俺に色っぽい笑顔を見せてくれて冗談まじりに誘惑してくれていたのに・・・。



俺は智美さんと初めて抱き合ったあの日、窓から見えた東条さんの車が走り去る光景が頭から離れていなかった。



智美さんにも、あれから東条さんとは和解できたのか聞いていなかった。



何か腫れ物に触るような気がしたからだ・・・。






東条さんが姿を見せなくなって、すでに二週間近くが過ぎようとしていた。



店を閉めてからケータイを見ると、東条さんからの着信があった。



俺は智美さんに、「友達から急に連絡があったから今日は帰ります」と言って、急いで帰宅した。






家に着き、俺はすぐに東条さんに電話をかけた。



すぐに電話に出てくれた東条さんは、「お話がしたいから、近くまで車で行くわ」と言った。



俺は時間を見計らってから近くの公園まで歩いて行き、東条さんを待った。



数分して東条さんはやって来た。



俺は一礼して東条さんの車に乗り込んだ。






「ごめんね。急に呼び出したりして・・・」






「いえ、大丈夫です」






「・・・元気にしてた?」






俺はただ頷いた。






「・・・◯◯(宮岸さん)から智美のこと聞いたんだって?どう思った?」






「ただ・・・智美さんを・・・守りたいと思いました」






「そっか・・・。君らしい感想ね。で、その後、二人で抱き合ったわけね?」






俺はドキッとした。



やはりあの時、東条さんは見ていたのだ。






「智美と・・・したの?」






俺は首を横に振った。






「智美さんに言われたんです・・・。『本当の弟みたいに思ってる』って・・・。結局俺は智美さんにとって一人の男にはなれませんでした・・・」






やはり改めて考えてみれば辛いことだった・・・。



以前にも増して智美さんとは親密になった・・・しかし、それは俺が求める方向性ではない・・・。



俺は東条さんの静かな口調に心をえぐられ、目を伏せてしまった・・・。






「智美にそこまで言われて君はまだ想い通せるの?」






俺は答えに詰まり、無言になった。






「前にも言ったけど、私は智美とは違うわ。◯◯君のことが、ただ純粋に欲しいの。心が手に入らないなら身体だけでもいい・・・。私をはけ口にしてもいいのよ?」






東条さんはとんでもないことを口にした。






「やめてください!なんてこと言うんですか!東条さんをそんな風に扱うことなんて出来るわけないですよ!」






俺は東条さんのあまりの言葉に語気が荒くなってしまった。






「じゃあ・・・なんでそうやって・・・私を大事にしてくれるのよ・・・。なんで私の物にならないのに、嫌いにならせてくれないのよ・・・」






東条さんは堰が切れたように泣き始めた。



いつもどこか自信たっぷりで、高飛車な雰囲気で満ちている東条さんが、弱々しい声で泣いていた。



その時、俺の心の中で何かが弾け飛ぶ音がした・・・。



今まで必★で守ろうとしてきた、少し気を緩めれば壊れてしまう大事な何かが崩壊した音・・・。



もはやそれを止める力は俺には残されていなかった。



智美さんへの想いは叶わないと知った時から、もう俺の気持ちはズタボロだったのかもしれない・・・。






俺の手は自然と東条さんの手に重ねられた。



東条さんはハッとして俺の顔を見つめ、ニッコリ笑って俺に唇を重ねてきた。



すごい勢いで口の中に東条さんの舌がねじ込まれた。



俺も必★で応えようとして舌を絡めようとするが、全く歯が立たなかった。



いやらしい音が鳴るくらい舌を絡ませ合い、互いの唇を離した時、混ざり合った唾液が糸を引いた。



俺の目の前で嬉しそうに笑って舌舐めずりする東条さんの表情を見ただけで、俺の心臓は一際大きく高鳴った。






「途中でやめるのつらいけど・・・ここじゃ少し居心地が悪いわね・・・。君の部屋にお邪魔していいかしら・・・?」






「は・・・はい・・・。狭いとこですけど・・・」






東条さんはすぐに車を走らせ、俺の住むハイツへ向かった。



俺の部屋に着くなり、東条さんはもう歯止めが効かないといった感じで俺を床に押し倒すようにして再びキスをしてきた。



そして上着を脱ぎ捨て、俺の手首を掴み、自分の胸へと導いた。



俺は震える手で白いブラウスの上から東条さんの胸を触った。






「はぁ・・・ん・・・。やっと・・・触ってくれたわね・・・。気持ちいい・・・最高よ・・・」






そう言って東条さんは小さな喘ぎ声を出した。



高校生の頃に付き合っていた彼女としか経験がなかった俺は、東条さんの魅力的な身体に完全に溺れてしまう恐怖すら感じた。



大きめの胸はなんとも言えない張りがあり、ずっと触っていたいような衝動に駆られた。






「胸、好きなの?ずっと触って・・・もう・・・」






東条さんがさらに俺を挑発するように卑猥に笑った。






「そろそろ直に触って・・・」






東条さんがブラウスのボタンに指をかけ、スルリと脱いでしまった。



そしてブラにも手をかけて東条さんの胸が露わになった。



白い肌に少し赤みを帯びた乳首が俺の目の前で露わになった。



東条さんは俺を抱き起こし、俺の頭を抱くような恰好になった。






「口で吸って・・・」






東条さんに命じられるがまま、俺は乳首を口に含んだ。



一際大きな声が東条さんの口から漏れた。



口の中で東条さんの乳首がどんどん硬さを増していくのが分かった。



やがて東条さんは俺の股間に手を伸ばし、チャックを下ろし、俺のモノを取り出して優しく扱き始めた。



俺は不恰好に腰をガクガクさせてしまった。






「ふふっ・・・逃げたらダメよ・・・」






そう言って東条さんは俺の腰に手を回して扱き続けた。



やがて、あの麻痺したような気持ちいい感覚が襲ってきた。



俺のモノは自分のではないような錯覚を覚えるほど激しく勃起していた。



身体中の血液が、そこに集中していくような感覚になった。






「気持ちいい?」






「はい・・・もう・・・すごいです・・・」






「じゃあ・・・もっとすごくなってもらおうかな・・・」






そう言って東条さんは俺の股間に顔を近づけ、俺のモノを口に含んだ。



今まで経験したことのない感覚に俺は全身をよじらせた。



そんな俺の過敏な反応を気にもせず、東条さんは舌を激しく動かしながら、俺のモノを口で刺激した。



やがて急に絶頂の波が襲っきて、俺は制御不能となって東条さんの口の中で果ててしまった。



俺はしばらく快感に全身を震わせたが、すぐに自分のした行為に気付き、身体を伸ばしてティッシュの箱を取った。



しかし東条さんは首を横に振り、口の中に溜まっていた俺の出したモノを飲み込んでしまった。






「ずっとこうしたかったの・・・」






そう言って幸せそうに笑う東条さん表情に、俺はもう意識を奪われそうになっていた。



東条さんは再び俺に抱きついてきた。



そしてさっきとは違う優しいキスをしてきた・・・。



今度は俺もキスに応え、何度も東条さんの唇に自分の唇を押し付けた。






「まだできる・・・?」






「はい・・・。でも・・・、少し休みたいです・・・」






「ダメ。私もう我慢できないの」






そう言って東条さんは唯一纏っていた衣服であったパンツを脱ぎ、俺に跨がった。






「ここでまた復活させてあげる・・・」






そう言って淫靡な顔をしたかと思うと、東条さんは一気に俺のモノを受け入れた。



イッたばかりで敏感になっている俺の神経を強烈に刺激した。



俺は腰に電流が当てられたかのように震わせ、情けない声を出してしまった。






「はい・・・もう私だけのものになったわよ・・・。絶対に離してあげないんだから」






東条さんは悶える俺になど全く構わず、リズミカルに腰を動かした。



俺は目の前がチカチカし、本当に星が散らつくような感覚を覚えた。



やがて馴染んできたのか再び気持ち良さを感じ始めた。



しかし・・・それと同時に俺の体力は排水溝に流れる水のようにどんどんと流れ落ちていった。



やがて二度目の絶頂を迎え、俺は喘ぎとも言える声を発して東条さんの中に全てを吐き出した。



初めて高校生の頃の彼女とした時とは、もはや同じ行為とは言い難かった。



あんなものは完全におままごとのようなものでしかなかった・・・そう実感した。



完全に果てた俺は、そのまま床の上でぐったりした。



やがて東条さんが俺の身体から離れ、俺を引き起こした。






「ほら・・・ベッドまで頑張って・・・。このまま一緒に寝ちゃいましょ」






俺は東条さんに引きずられるようにしてなんとか立ち上がり、ベッドになだれ込んだ。



そして東条さんも隣に寝転び、二人で下着一枚のまま布団に入った。



そして俺の意識は眠りの中に落ちていった・・・。






次の日の朝・・・。



目が覚めると東条さんの姿はなかった。



俺は部屋中を見回したが、やはりいない。



しかし、テーブルの上に書き置きの紙があるのが目に留まった。






『昨日の夜はありがとう。あんな満たされた気分になったのは生まれて初めてだったかもしれない。前以上に◯◯君のことが好きになったわ。でも私が一番望んでるのは君の幸せ。もしも今の一時の状況だけで私を選んだら、きっと君は後悔する。智美への想い、大事にしなさい』






俺はその書き置きを読みながら、胸の奥から得体の知れない熱いものが込み上げてきているのを感じた。






『私、この間旦那と別れたわ。だから昨日のことは、◯◯君にとって別に不倫でもなんでもないから安心しなさい。若い君に不倫なんて汚い物を押し付けるわけにはいかないものね。私はしばらく実家に帰ります。こっちに戻って来るかどうかはわからない。けど、昨夜のことは私、一生忘れない。ずっと◯◯君のことが好きよ。楽しい時間をありがとう。元気でね』






書き置きはそこで終わっていた。



俺はその場に崩れ落ちた・・・。



声は出ないのに、涙だけが目から止め処なく流れた。



昨晩の俺は、別に気の迷いや、一時の感情で東条さんを抱いたわけではなかった。



東条さんが俺を想ってくれる気持ちに触れ、俺は東条さんこそ愛すべき人なのだと確信した。



だから東条さんと身体を重ねた・・・。



それなのに・・・東条さんはすでに覚悟をしていたのだ。



真に俺のことを想い、智美さんへの気持ちを貫かせるために自分は身を引いた・・・。






俺は・・・何も分かっていなかった。



本当に始めから・・・。



智美さんや東条さんのような綺麗な年上の女性と知り合い、そして可愛がられ、ただ有頂天になってた馬鹿な男・・・。



智美さんに想いが伝わらないからといって、自分一人で悲劇のヒーローを演じてた・・・。



自分がもし他人ならボコボコに殴りつけてやりたい・・・。






頭の中に、俺の大好きな人たちの顔が浮かんできた。



俺を小突きながらも、包み込むように優しく笑いかけてくれた宮岸さん・・・。



いつも俺を惑わすようなことばかり言いながら、俺を一途に想ってくれていた東条さん・・・。



そして・・・あの時、俺がツナサンドにがっつく姿を見てクスクス笑っていたことから全てが始まり、俺を弟とまで思ってくれて、どこまでも深い愛をくれた智美さん・・・。



三人とも、俺のことを本当に愛してくれていた。



だが、俺はそれをただ『気分がいい』という感情だけで受け取り、挙句には智美さん達の友情にまで亀裂を走らせた。






俺は一体・・・なんなんだ・・・?



これだけたくさんの想いを三人から与えられて、俺は何かお返しはできたのか・・・?



もう・・・何もかもが壊れていくような気がした。






起きたら東条さんがいなくなっていた。



その日、俺は初めて智美さんの店を休んだ。



体調不良と智美さんには連絡した。



もちろん嘘っぱちだ。



ただその日は、智美さんに平気な顔で会うことができなかったのだ。



電話口で智美さんはかなり心配していた。






「店を臨時休業にして看病しに行く」とまで言ってくれた。






しかし・・・俺はそんな智美さんの優しさが逆に痛かった。






「今日一日ゆっくり寝れば、良くなると思いますから・・・」






そう言って智美さんをなんとか安心させようとした。



釈然としないようではあったが智美さんは・・・。






「絶対に起きたらダメよ!なんかあったら電話しなさい。すぐにそっち行くから」






そう言って電話を切った。



俺は大きく溜息をつき、ベッドに倒れ込んだ・・・。



頭の中で色んなことが駆け巡った。



初めて智美さん達に出会った時のことや、あの楽しかった食事会の夜のドンチャン騒ぎ・・・。



たいして月日も経っていないが、とてつもなく遠い昔のように感じた。






(俺は結局・・・何がしたかったんだ・・・)






そう心の中で呟いてばかりいた。



やがて意識が遠退いていき、俺は再び眠りに落ちてしまった・・・。






どれ程眠っていただろうか。



気がつくと、外はもう薄暗くなっていた。



ふと時計に目をやると、夕方の四時半すぎだった。



俺は重い身体を必★で起こし、ケータイを手に取った。



着信が十数件入っていた。



全て智美さんの店からだった。



俺はすぐに電話をかけ直した。



俺だとわかった智美さんは安心したのか明るい声だった。






「身体はどうなの?店閉めた後、そっちにお邪魔してもいい?」






正直・・・その時の俺は誰とも会いたくなかった・・・智美さんでさえも・・・。






「大丈夫ですよ。今日一日寝たら、だいぶ楽になりました。明日からまたちゃんと働きますんで」






「そう・・・?ならよかったわ・・・。じゃあ・・・また明日の朝にね。まだ本調子じゃなかったら、遠慮なく連絡してくれていいから」






そんなやり取りの後、電話を切った。



本当は一日寝て過ごしたくらいじゃ気持ちは収まっていない・・・。



しかし、このままの状況を続けるわけにもいかない・・・。






次の日の朝、俺は店に向かった。






「おはようございます」






全神経を集中させ、俺は平静を装った。






「あら!よかった、今日は来てくれたのね!もう平気?」






智美さんは本当に嬉しそうに言った。






東条さんが俺に別れを告げてから、もう三ヶ月が経とうとしていた。



実は東条さんと智美さん、宮岸さんの三人は、あれからもう一度ちゃんとした形で会い、和解したのだそうだ。



俺は東条さんのことがずっと気にはなっていたが、三人が和解したということで少しだけ安心していた。



そして皮肉にも・・・東条さんがいなくなったことで、俺と智美さんの距離は少しずつ縮まり始めていた。



店が休みの日は必ず二人で過ごすようになり、日によっては智美さんの家に泊まることもあった。



そして・・・ある日の夜、店を閉めて二人でゆったりとコーヒーを飲んでいると、いきなり智美さんが俺の手をスッと握った・・・。






「◯◯君・・・。私のこと・・・どう思ってるのかな・・・?」






俺は何も答えられなくなり、下を向いて黙り込んでしまった。






「前はね・・・ほんとに弟みたいって思ってたのよ・・・。でも・・・最近・・・そんな感じじゃない気がしてきて・・・」






正直、俺は気付きかけていた。



以前より、智美さんが俺の前で女らしく振る舞ったり・・・少し甘えるような態度をとったり・・・。



とにかく俺を意識してくれているのがわかっていた。



俺はふと智美さんの顔を見た。



初めて会った頃とまったく変わらない優しくて穏やかな瞳、整った顔立ち、触るのを躊躇してしまうほど綺麗な長い髪・・・。



俺の気持ちはすでに固まっていた。






「智美さん・・・。今になってこんなこと言っても意味ないと思いますけど・・・言います。俺、智美さんに初めて出会った時から、ずっと好きでした。それと・・・尊敬もしてます。今の俺があるのは智美さんのおかげです。あのまま一人でこっちで暮らしてたら、俺どうなってたか・・・」






すると智美さんは俺にそっと身体を預けた。



初めて智美さんの身体の感触を感じた瞬間だった・・・。






「それだけ聞ければ十分よ・・・もう何も言わなくていいよ・・・。私も・・・好き・・・」






智美さんは少し背伸びをして俺の頭に手を伸ばし、慈しむようにキスをしてくれた。



まるで羽根が触れるような優しく軽いキスだった。



やがてお互いの背中に手を回し、強く抱き合った。



どれくらいそうしていただろうか・・・智美さんはふと身体を離した。






「ね・・・ウチにおいで。私、キスだけで満足できるほど子供じゃないよ」






そう言って智美さんは今まで見たこともないような色っぽい笑顔を浮かべた。



俺は智美さんに魔法をかけられたようにぼぉっとしながら帰る支度をし、智美さんの車に乗り込み、部屋に向かった。






部屋に着くなり智美さんは我慢の糸が切れたように俺に抱きついてきた。



そして俺が経験したこともないキスをしてきた。



まるで俺が犯されてるように感じた・・・。



年上ながらどこか可愛らしさのある智美さんだったが、その時ばかりは、まざまざと大人の女性としての魅力を見せ付けられた気がした。






絡み合うようなキスをした後、智美さんはベッドに座り、服を脱ぎ始めた。



やがて上はブラだけで下はスカートのままというなんとも言えない姿になった。



俺もすぐに我を取り戻し、ズボンとシャツを脱ぎ、Tシャツとトランクス姿になった。



すると智美さんは今度は逆に俺をベッドに座らせた。



そして座る俺の前に跪いた。



そして手を伸ばし、俺のモノを薄いトランクスの上から擦り始めた。



しかし、さほど馴れた手つきではなかった・・・。



その時になってやっと俺は気付いた。



智美さんは俺をリードしないといけないという気持ちでいっぱいなんだ、と・・・。






智美さんは俺の股間を優しく擦り、そしてキスをしてくれた。



俺も精一杯の愛を込めて、そのキスに応えた。



やがて俺は智美さんをベッドに寝かせ、その上に四つん這いになった。



智美さんは真っ直ぐに俺を見ていた。



そしてなぜかクスッとはにかむように笑った。






「なんか・・・弟とするみたいで・・・禁断の関係みたい感じね・・・」






俺は思わず吹き出してしまった。






「智美さん、こんな雰囲気なのに冗談言うのやめてくださいよ」






俺は笑いながら言った。



すると智美さんは、ごめんごめんと言って俺の頭を撫でた。



やがて俺は意を決して、智美さんのブラに手をかけた。



雪のように白い智美さんのぷっくりした胸が露わになった。



その膨らみの頂には、まるで絵に描かれたような綺麗なピンク色の突起があった。



そしてゆっくり・・・それを口に含んだ。



軽く吸い、舌で転がすと、両足をモジモジさせ、吐息混じりの小さな声を出し、乳首がみるみるうちに口の中で膨らみ、硬さを増すのがわかった。






「もう・・・ここはいいから・・・。して・・・?」






やがて智美さんは焦れたように言った。



そして自らでスカートと下着を脱ぎ、俺の身体を抱き寄せた。






「智美さん・・・その、俺・・・持ってないんです・・・。なんていうか・・・予測してなかったから・・・」






「ないって・・・コンドーム?」






俺は黙って頷いた。






「いいよ・・・。私、大丈夫な日だし・・・このままで・・・ね?」






俺は、智美さんと初めてするにも関わらず、生でする結果になってしまった。



そして・・・智美さんと一つになった。



女性経験があまり豊富でない俺にとって、智美さんとのセックスは言葉にならないほどの良さだった。



中で強く握られるように締め付けられる一方、熱い愛液が滴るように俺のモノを包み込み、腰が砕けそうになる錯覚を覚えた。



初めて付き合った彼女とはお互いに初めてだったが、それと同等の初々しい感触だった・・・。






やがて俺も限界が来てしまった。



俺は腰を引いて、すぐに抜こうとした。



が、あろうことか智美さんは俺の身体を力いっぱい引き寄せ、離そうとしない・・・。



そして・・・俺は智美さんの中に、全てを吐き出してしまった・・・。



失神しそうな快感の後、とんでもない自責の念が俺を襲った。






「すみません・・・俺・・・」






俺は智美さんに謝った。






「どうして?気付かなかった?私が離したくなかったの。だからいいのよ・・・」






一抹の不安を抱きつつも俺は少し安心し、智美さんと長い長いキスをした・・・。



しばらくして二人とも下着とTシャツだけの姿に着替え、一緒の布団に入って眠りに就くことにした。



俺はとてもじゃないが眠れなかった・・・。



今まで恋い焦がれ続けていた智美さんを抱いてしまったのだ・・・。



そして今、自分の身体にぴったりとくっついて隣で寝息を立てている・・・。



まるで夢のようだった・・・。



なんとも幸せで、気持ちのいい夢・・・。



このまま眠って、起きたら夢だった・・・なんてことだったらどうしよう・・・。



そんな不安さえ生まれた。



しかし、俺は確かに智美さんと晴れて恋人同士になった。



自分がこの世で一番幸せな人間だという気持ちにさえなった。



俺は真っ暗な天井を見つめ、智美さんの寝息の音をBGMに、今までの出来事を思い出していた。






全ての始まりは俺の気まぐれだった・・・。



ある日、柄にもなくアパートの近くを散歩していて、偶然見つけた喫茶店。



その店はまるで女神様のような人、智美さんが一人で切り盛りしていて、俺に一生忘れられない味のコーヒーとツナサンドを出してくれた・・・。



やがて成り行きで俺が店を手伝うようになった。



そして東条さん達と出会い、俺に優しくて綺麗なお姉ちゃんが三人もできた。



やがて俺は智美さんに恋をし、東条さんは俺を必要としてくれた。



人を愛すること、愛されることの喜び、そして辛さを知った・・・。



本当に・・・色んなことがあった。



たくさん笑った、泣いた、照れた・・・。



それらは全て、今この時に繋がっていたのだと確信できた。






「そんな顔してると、隙を見てキスしちゃうわよ?」






俺の心の中に浮かんだ東条さんが、変わらぬ色っぽい笑顔でお馴染みの口癖を言った。






「大丈夫。私に任せときなさいよ!なるようになるって!」






宮岸さんはいつもこう言って、東条さんと智美さんを温かく見守っていた。



そして俺のことも・・・。



俺は智美さんの方を見た。



目を閉じて静かに眠っていた・・・。



俺は・・・そっと智美さんの手を握った。



すると妙な興奮は瞬く間に収まり、俺も静かに眠りに落ちた・・・。






あの後、かなり色々あったけど、俺は智美さんと結婚して、今は可愛い娘もできた。



東条さんとも再会して、今はかなりいい友人って感じになった。



東条さんの実家が営んでる温泉旅館に毎年遊びに行くのが我が家の楽しみだ。






























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