休みだったので俺は街へ繰り出し、適当にパチンコしたり、家電を見たりして時間を潰してた。



だが彼女の仕事が終わるまでまだ時間があるので、某ファーストフードに行くことにしたんだ。



ホットコーヒーおかわり無料も終わったし、カフェオレでも飲むかと思い、注文した。



この時、ポテトでも頼めば良かったんだけど、この後で飯行くしとカフェオレだけにした。






カフェオレはすぐに来た。



だけど店員はなぜかトレーに乗せず、容器と砂糖、そしてマドラーを直接渡してきた。



まぁいっかと思ってカフェオレを持って階段を上がり、空いてる席を探したがどこも空いていない。



フラフラと探してると、JC2人組の隣の席がひとつ空いたんだ。



できれば広い1人用のとこが良かったけど、もうそこでいいかと思い椅子に座ろうとしたら、JCのカバンが邪魔で椅子が引けない。






俺が「すみません」と言うと、JCも「あっ、すいませーん」みたいな感じでカバンをどかした。






俺はカフェオレをテーブルに置いて椅子に座ったんだけど、JC2人がすごい見てる。






『え?それだけ?』みたいな目で見てる。






『それだけでうちらのカバンどかしたの?』みたいなニュアンスの表情をしてる。






俺は商業高校を卒業してて、女子が馬鹿にしてくる感じはよく覚えてたので、その時の嫌な感じがサッと胸をよぎった。



俺は、(え?別に普通じゃないの?)と思ったんだけど、どうやらJC2人の中で、マクドにコーヒー1杯のみの注文でテーブル席に座るのはツボだったようだ。






JC1「ぶっww」






JC2「笑ったらあかんってww」






JC1「だってさー、お金無いって大変やと思ってさ?」






JC2「それ、さっきのホームレスやろwwホームレスの話やんなww」






JC1「ってゆうか、貧乏な人ってタバコ吸うイメージあるやん?」






JC2「あるある」






ここで、『なんで喫煙席が空いてるのに行かないの?』という目線を感じる。



俺はタバコが嫌いなんだ、禁煙のホールにしか行かないし・・・。






JC1「貧乏なくせにタバコは吸うんかい!みたいなww」






JC2「せやな?ww」






JC1「貧乏なくせにコーヒー飲むんかいww」






JC2「おいwwww」






JC1「はぁ?貧乏って可哀想・・・」






JC2「まぁまぁ頑張ってるしな」






JC1「さっきのホームレスもさ?」






JC2「なんであんなんなったんやろな?」






どうやらJC2人はマクドに来る前になかなか印象的なホームレスを見かけたらしい。



だがちょっと待ってくれ。



俺の服装は安いし全然オシャレではない。



だけど清潔な感じは出してるわけで、可もなく不可もなしといったところだ。






JC1「意外とお腹膨れた」






JC2「なぁ、ナゲットこんないらんかったな」






JC1「ホームレスにあげよか?」






JC2「wwww」






JC1「しかも食べさしwww」






JC2「いらんやろwww」






JC1「ホームレスなら喜ぶんちゃうんww」






JC2「さっきのホームレスの話やんなwww」






なんで?



なんで俺、こんなボロカスに言われるん?



俺、この2人になんかした?






マジで高校時代のあの嫌な感じを思い出して嫌な汗をかいてた。



確実にこいつらは悪意を持って、俺とさっき見たホームレスを重ねて馬鹿にして笑ってる。



まずホームレスに謝れ、と思った。



震えながらも平常心を装い、カフェオレを飲む。



味なんてしない。






ここでJC2人を観察した。



正直、2人共めっちゃ可愛い。



斜め前のほうは、色白&黒髪長めで目がデカい。



横のほうは、JCのくせになかなか乳がデカい。



でも見た目は良くても中身はかなりあれなようで、カバンの置き方も適当。



靴の踵は踏み潰してた。



ちょっとオシャレな汚れた運動靴と汚れた白いソックスを堂々と曝け出してる。



それを見た瞬間、勃起してる自分に気づいた。



そうだ、俺は匂いフェチなんだ。






(だめだ・・・匂いたい!)






JC1「あぁ、お金欲しい」






JC2「お金欲しい、欲しい」






(お金ならここにあるよ。ホラ、靴下脱いでごらん)






ダメだダメだ!



犯罪だ!



落ち着け!



ダメだ!






(そうだ、薬を飲まないと・・・)






この前、親知らずを抜いたとこだから、カバンから薬の入った小さいビニール袋を取り出す。






JC1「!?」






ようやく俺の話題から違う話題に行ったとこなのに、また注目させてしまったようだった。



ビニール袋から薬を取り出す。






JC1「ビニール袋から・・・謎の薬・・・www」






JC2「ちょっとツボりすぎやってwww」






JC1「可哀想www」






俺は薬を飲む、カフェオレで飲む。






JC1「水入れてきたりやwww」






JC2「嫌やわwww絶対www」






正直、この「絶対」にかなりやられた。






(あぁ、この人達は本当に僕のことを下等生物として見てるんだな)と思わされた。






JC1「ってゆうか、やばいんちゃうん?」






JC2「大丈夫やってww」






JC1「あんた、何かあったら人工呼吸」






JC2「いやいやいやwww」






でも息子のほうはどんどん元気になるんですよ。



距離で言えば本当にすぐ隣で、性格最悪の可愛いJC2人が、僕を見て笑ってるんですよ。



もうとにかく耐えた。



そしたら、もう飽きたのか、2人は彼氏の話とか学校の話をしだした。






時間あるけど、もう帰ろうかな・・・。



けど、ここで帰ったら、帰った後で100%、更なる暴言を吐かれるんだよな。






2人が先に帰っても結局一緒なんだけど、とにかく耐えた。



何もしないようにじっと、カフェオレをチビチビ飲んだ。



しかし俺は憎しみと共に、確実に性的興奮も増していた。



今後の人生で可愛いJCにこんな風に侮辱されることはあるだろうか?



きっとないだろう。






可哀想な俺。



変態な俺。



可愛いJC。



可哀想で変態な俺と、可愛いJC。






ここで俺がチンチン出してぶっかけようなもんならば、俺はその気持ち良さで★んでいたと思う。



だが俺は、そんなことは絶対にしない。



息子と相談した。






お前は、ダメな子だ。



理性を持て!






俺は落ち着いた。



JC2人も、もはや俺のことなど忘れているようだ。



勃起も収まった。



そうだ、これがあるべき未来だったんだ。



あんな侮辱タイムなんてなかったんだ。



もう大丈夫だ、いつもの俺だ。






JC2人はなんだか盛り上がってる。



このタイミングでサッと帰ればオールOK。



時間までまだちょっと早いけど、カフェオレをサッと飲めばもう終わりだ。



さらばだ悪魔、鬼よ。



お前らも、いつかは母となり、子を産むんだろ。



けど悪魔の子は悪魔、鬼の子は鬼だ。



俺は地獄には落ちない。






俺はカフェオレを一気に飲んだ。



そして思いっきり噎せた。



俺は昔からよく噎せた。



男の家系がみんな喉の病気で★んでるのが関係してるかどうかは知らないけど。



飲み物でも食いもんでも、一気に行くと大概噎せる癖があった。






ゴハッ!!ゴハッ!!ゴハッ!!






JC「・・・!?」






JC「wwwwwwヤバイwww発作wwww」






JC「ヤバイwwww水www水wwww」






一応咳は最小限に抑えたつもりだけど、それでも十分噎せてた。



爆笑するJC。






俺は急にすごく泣きたくなった。



なんかすごく虚しく、悲しくなって、赤ちゃんみたいに泣いてやろうかと思った。



赤ちゃんみたいな思考になった。






(どうしようどうしようどうしよう・・・テーブルにもこぼれちゃった・・・)






すると急激に下腹部にキュンキュンする感覚が走った。






みんなは初めて射精したのって、いつか覚えてる?



俺は小1の時。



生まれて初めて学校に遅刻しそうになった通学路で、俺は射精感を体験した。



それからテストで全然わからなくてヤベーと思った瞬間とかにも味わってた。



中島らもの本に全く同じ体験が乗ってて、らもはそれを味わう為に毎回、テスト終了10分前まで何も書かなかったらしく、この人は本物だと思った。






俺はそのとき、いわゆる“焦りオナニー”の状態に一気に上がってしまい、もう止められなかった。






ドックンドックン・・・ビュルビュルビュル・・・。






どうしようもなかった。



正直、もうどうしようもないくらいに気持ち良かった。



だって全く予期してなかった状態から、いきなりドーパミンで満たされるんだぜ?



しかも可愛いJC2人に見られながら!



見られながら、ビュルビュル出るんだよ!






ビュルビュルドックンドックン・・・。






ようやく長い長い射精が終わった。



そしてその後は最高に最悪の気分だった。



JC以外にも怪訝な目で見られ、ジーパンまで濡れて(かなり)、カフェオレは口の周りやテーブルにもこぼれている。



賢者タイムなんて来ない。



運命をただただ呪う時間だ。



ただひたすら自己嫌悪。



俺は無言でテーブルを拭いて、席を立った。



JC2人はその様子も見てた。






一応、「(射精して)すみません」と謝った。






JCは、「・・・大丈夫ですかw」みたいなことを言ってた。






マクドのトイレに行き、ベッタベタのトランクスとジーパンをトイレットペーパーで拭いてたら急に辛くなり、本当に泣いた。






トイレットペーパーだから結構チンチンに紙が付着して、それを剥がしてたらそろそろいい時間になった。



マクドの奥にあるトイレを出て、JCの横を通った。



JCはもう全然違う話をしてた。



さっきまであんなに笑ってたのに、JCの中に俺はいないようだった。



そらそうだ、箸が転がるだけで笑う年代なんだ。






(あなた達は今日、1人の成人した男の人生に大きな大きな穴を開けたんだよ!)






そんなことを思いながら店を出た。



そのあとは普通に彼女に会った。



5年も付き合ってるだけあってか、すぐに「なんかあったん?」と聞いてきた。



説明のしようがないので、「ばーちゃんがちょっと調子悪いらしくて・・・」と誤魔化した。






俺は彼女を愛しているし、結婚も考えている。



だから浮気はもちろん、風俗とかキャバクラにも行ったことはない。



だけど俺はこの一件から、完全に変態に目覚めてしまったようだ。



普通のオナニーじゃあもう満足できなくなった。



あの時はあんなにも自己嫌悪に陥ったのに、今は心の中の自分が、(こっち側に来てもいいんやで)と囁いてくる。






犯罪はダメだ。



しかし、このままだと俺は過ちを犯してしまうかもしれない。



だから俺は、エッチなことが色々できるお店に行こうと思う。



今はただただ制服姿の女の子に白ソックスで踏まれたい。



そして罵倒されたいんだ・・・。