小5のとき、学校でモアレ検査(脊柱検査)があった。



(※乳幼児や学校の健康診断において、脊柱の疾病および異常の有無を検診し、疾患の予防・早期発見に役立てるもの)






欠席者のために翌日も実施されたが、俺は両方とも忌引きで欠席だった。



で、別の日に、俺と女子のクラスメイトのKさんと二人だけで指定された小児科医院に行かされた。


 


今から考えれば校医の医院で、学校からすぐ近くとはいえ、「(医院に)伝えてあるから二人で行って来い」といのは小学生には乱暴な話だ。



しかしそういう時代だった。






モアレ検査は当時学校では別な名称だったと思うが覚えていない。



二人とも初めての経験なので不安だった。



歩きながら、「どんな検査なんだろう?」「痛いのかな?」などと話していた。






検査室の横にカーテンで仕切られたようなスペースがあった。



看護婦さんから、ここで着替えてパンツ一枚になって待つように言われた。






(え、二人で?)






今なら、聞いてないよー!だろう。



しかし小学生が看護婦さんの指示に逆らえるはずがない。



(子供の人権や配慮を無視した小児科医院の実態などを知ったのはずっと後のことだ)








ゆっくり脱いでいられる雰囲気でないことは子供心にもわかった。



二人とも急いで脱いで上半身裸になった。



俺はいつも身体検査でパンイチは慣れていたから平気だったけど、Kさんは恥ずかしそうだった。



彼女の胸は乳首と乳輪が一緒に隆起してツンと尖っているような感じだった。



(もちろん当時は乳輪なんて言葉は知らない)






検査の順はKさんが先で、俺は見学するように言われた。



俺からはKさんの後ろ姿しか見えない。



そのとき看護婦さんがKさんに、「もう少しパンツを下げてね」と言った。



Kさんは真面目な性格で、しかも極度に緊張していたのだろう。



パンツをズルッと膝の上あたりまで下げてしまった。



プルンとした可愛いお尻が見えた。



看護婦さんは少し驚いた様子だったが何も言わず、Kさんが台に上がって撮影が始まった。






「肩の力を抜いて楽にして」






そんなこと言われても無理なシチュエーションだ。



看護婦さんがKさんに、「パンツが(膝のあたりに)まとわりついて気になるでしょうから脱いで」と言った。



そして、「深呼吸して」など、体の緊張を和らげようとしていた。






これも後で知ったが、学校の集団検診のときは事前に検査方法や注意事項のプリントが配られていた。



パンツはいわゆる半ケツ状態でよいなど。



だから看護婦さんは、「パンツのお尻のところだけ少し下げて」と言うべきだった。



こういう微妙な意志疎通の違いは病院や検査ではありがちなことだ。






そんな話は今はどうでもいい。



Kさんが終わって手にパンツを持って戻ってきた。



終わったその場ですぐに穿くと思っていたので意外だった。



放心状態だったのかも知れない。



下を向いたまま俺とすれ違った。



スッと切れ込んだワレメが見えた。



ドキッとしたけれど、見てないフリしてしっかり見た。



俺は弟しかいないので、小さい頃の幼女の記憶しかなくて、そういうチャンスはほとんどなかった。



女子の、しかも同級生のアソコってこんなに長く割れているのかとびっくりした。






俺の番になった。



看護婦さんから「パンツを下げて」ではなく、「パンツを脱いで」と言われた。



Kさんが脱いでしまったので同じようにさせたのだろうか。






俺はパンツを脱いだ。



今度も看護婦さんが少し驚いた顔をした。



俺のチンコが完全に上を向いていたからだ。



皮をすっぽり被ってロケットみたいに立っていた。






撮影が終わって戻るとき、Kさんと目が合った。



てっきり着替えていると思っていたKさんが、なぜか全裸のまま立っていた。



そういう自分も笑ってしまうが、俺も穿かずにパンツを持ったままだった。



二人で向かい合って着替えを始めようとしたが、二人とも気が抜けたように全裸で立ち尽くしていた。






今でも、なぜKさんは全裸で待っていたのか、なぜ向かい合わせで着替えたのかわからない。



(先に着替えては悪いと思ったのかな?)



俺が立ったチンコを下に押さえつけて、バネのようにビョーンとさせたとき、Kさんがクスッと笑った。



それで緊張が解けて二人で着替えを始めた。






彼女の突き出ているオッパイが目の前にあった。



小さく動くだけで先端がぷるぷる揺れている。



けれど、向かい合った姿勢ではワレメはよく見えない。



俺は下を向いて、いわゆるガン見していた。



Kさんがパンツを両足に通したとき、腰を前に突き出すようにして指をワレメの下に浅く入れて上へ擦りあげるような仕草をした。



そしてパンツを穿いた。






そのとき、ざっくりとした亀裂の肉厚な内側が少しだけ見えた。



ワレメが始まる上の部分が小さく窪んでいるのもわかった。



それは俺に対するお礼の意味だったと勝手に思っている。






帰り道、今日のことは二人だけの秘密にしようと約束した。