小学生の頃、3歳年上の従姉が住んでる伯父の家が近所にあった。



我が家にも伯父の家にも風呂はあったが、50年ほど前は貰い湯が普通のことで、従姉と一緒に入浴することにも何の違和感もなかった。






小3のある日、いつものように彼女と一緒に入浴して、いつものように彼女は背中を洗ってくれた。



でも、その日に限ってスポンジではなく素手で・・・。



子供ながらに、スポンジの無機質な感触とは違う素肌の感触を感じながら・・・。






「どうしたの?・・・どうして今日は手なの?」






「手の方が気持ちいいでしょ?・・・イヤ?」






「うん!手の方が気持ちいいよ!」






いつもなら背中だけなのに、その日に限って背中から首筋、わき腹と洗われ続けた。



少しだけくすぐったかったけれど。



そのうち背中から回された彼女の手は私の胸からお腹へ・・・。



その頃には小6なりに成長した彼女のオッパイが私の背中に当たっている。






「私さぁ、寝てる時に解ったんだ。手で胸や腋の下を優しく触ると気持ちいいって・・・Rちゃんも気持ちいいでしょ?」






その頃には、小3の私のオチンチンは痛いほどに勃起していた。



本人がその現象の意味も理解していないのに・・・。



先端を少し覗かせただけで皮を被ったままのオチンチンが、小さいくせに一人前に反り返っている。






「Rちゃん・・・勃ったね。男の子はエッチな写真見たりすると勃つんだって。この前プールに行った時、中学生の人が言ってた。その人、私に『オチンチン擦ってくれ』って言って・・・。私、嫌だったけど我慢してやってあげたの・・・。『気持ちいい』って言って、トロンとしてた。その時からRちゃんにやってみたくて・・・、ずっと考えてたんだ・・・、今度お風呂に入った時にやってあげようって」






彼女は背中から抱き締めるようにして私に身体を擦りつけている。



知識も、もちろん経験も無いのに、(彼女の手でオチンチンを擦られたら気持ちいいだろうな)ということは容易に想像できた。



その結果がどうなるかは知らなかったけれど。






彼女に背中を向けたまま小さく頷くと、彼女の手がお腹から少しずつ下りてきた。



ほんの少し触れると大きく息を吐いて手を引っ込める・・・、そんなことを5~6度も繰り返しただろうか。



私は、どうせ触ってもらうなら、彼女の割れ目を見せてもらいながら触られたいと考えた。






「ねぇNちゃん、後ろからじゃなくて向かい合って触って」






「え?・・・だって・・・恥ずかしいヨ」






「Nちゃんだけ僕のを触ってるってずるいよ!Nちゃんのも見せてよ!」






彼女は、風呂用の椅子に腰掛けていた私の前に回り込んで、スノコの上に体育座りでしゃがんだ。






「・・・見える?」






「うん」






割れ目の頂点に少しだけ柔らかそうな・・・、今にして思えば、まだ陰毛とも呼べないようなものがあり、風呂場の薄暗い光なりにその奥が見える。



今度は戸惑うことなくオチンチンに手を伸ばす彼女・・・。



軽くキュッと握られただけで私の腰が引ける。



ニヤリと笑った彼女が優しく扱く。



気持ちがいいという感覚を通り過ごし、なんとかして欲しいという切迫感!



ゆっくり・・・ほんの数度扱いただけで、一瞬前の切迫感がものすごい充足感に変わる。



不随意の律動。



私は思わず目の前の彼女の肩に手をついた。



彼女は少し驚いたみたいだった。






「すっごく気持ちよかったでしょ?」






深い息をしながら頷くのが精一杯の私。






「中学生の子は白いのがピュッと出たけど、Rちゃんは何も出ないいんだね。きっともう少し大きくなれば出るようになるんだよ」






私が口もきけずにいると、彼女が言った。






「今度は私を・・・気持ちよくして・・・、私のを触って・・・」






私は静かに右手を伸ばした。



彼女の割れ目はヌルヌルしてた・・・。



おしっこかと思ったけど、自分も気持ちよくしてもらったんだからと考え、続ける。



彼女は肩を上げ下げして、トロンとした目で私を見る。



でも、向かい合わせの体勢なので思うように手が動かせない。






彼女ももどかしく思ったか、「Rちゃんの足を貸して」と言って、椅子に腰掛けた私の右太股に跨がる。






私の肩に両手を置いて、身体を前後にスライド・・・、ボート競技の動きのように。



私は彼女の背中に両手を回し支える。



太股の感覚や彼女の表情を見てオチンチンがまた勃つ。



ついさっき達したばかりなのに・・・。



彼女はそれを軽く握りながらボート漕ぎ。



小刻みに震えながら・・・、ほんの数分だったと思う。



上半身をピンと反らせる彼女。



私も当然再び到達。



長い間、静まり返った風呂場で抱き合った。






それから20年後・・・。



妻と付き合い始めた頃に、「あなたの初めてのエッチってどんな感じだったの?」と寝物語に問われてこの話をした。



その頃でも・・・、いや今でも・・・、その出来事は私を興奮させる。



話しているうちにすっかり勃起するペニス。






「今でも興奮するのね?」






そう言って私に跨がった妻の股間も、準備OKの状態だった。



いつも以上に早く達した妻に、「お前も感じてたんじゃない?」と笑って手を繋いだ。