当時、俺は20歳になったばかりで(見た目はごく普通)、仕事も実家から離れた福島で現場監督として働いていて、女っ気も何もない生活を過ごしてた。
社宅で毎日、主任と2人きりの自炊生活。
彼女とも就職する前に自然消滅し、就職してからは女の人と触れる機会は飲み屋ぐらいしかない。
そんなとある夏の蒸し暑い夜、友人T(男)から1本の電話が。
「おーい、たまにはこっちに来て飲まないかー?来るまで大変だろうけど(2時間半)、来たら奢るよ」
そんな誘いに、週末はパチンコぐらいしかやることのない私は二つ返事で向かうことに。
車で2時間半、友人のアパートに辿り着いた私は友人と合流して早速飲みに行くことにした。
居酒屋で軽く飲んで、Tが「よく行ってるんだ」というスナックへ連れて行かれた。
店の名前は失念したが、とりあえず明るい雰囲気のどこにでもよくある飲み屋で、客は奥のほうのボックスに何人かがいた。
最初は気にせずカウンターで飲んでいたが、その後ろのボックスの連中がやけにうるさい。
あんまり他人が騒いでるのは好きじゃないのでチラッと後ろを見る。
そしたら女が3人。
その人たちは随分早くから飲んでるらしく、ノリノリでカラオケは歌うわワイワイ騒ぐわでちょっとイラついていた。
が、チラッと見たとき、女の人がマイク越しに叫んだ。
「おい、そこの少年!キミたちも一緒に飲もうよ?」
マイクで喋る人はちょっとくたびれた感じの(失礼かな)30歳ぐらいの女の人。
残る2人もニコニコして冗談半分で手招きをしている。
俺達は「どうする?」と相談したが、まぁ野郎2人で飲んでるよりは面白いかと思い参加することに。
そこに彼女はいた。
3人の女の人を仮にA、B、Cとする。
Aはさっきマイクで叫んでいた人。
Bはもっと年上なんでアウトオブ眼中。
問題なのはC、美緒さんという人だった。
ちょうど美緒さんの隣に座り、話を聞くことに成功。
美緒さんは27歳。
見た目は髪はセミロングでおとなしめの服装。
ただし小さい。
本当に小さい人だった。
145センチあるかないかで、ちょっと見た感じは未成年のよう。
顔も童顔っぽくて、思わず「あのー、Bさんの娘さんかなんかですか?」と聞いたぐらいだ。
Bさんには怒られたがw
美緒さんは笑って、「そんなわけないじゃないですかー、もうおばさんですよ」と屈託なく笑う。
あまりジロジロ見ると変態扱いされかねないので、チラチラと容姿をチェックする俺。
セミロングの髪が揺れてなびく。
いい匂いだぁ。
それと、背が小さいのであまり気がつかなかったが、胸がデカい・・・。
こぢんまりとした体だから余計目立つのだろうか。
薄ベージュのぴっちりしたスーツからでもわかるほど大きな胸だ。
そしてミニとまではいかないがスカートの先からはムッチリとした太ももが。
こちらは賛否両論分かれるかもしれないがちょっと太い。
むっちり系だ。
はち切れそうな太ももと大きい胸、そして何より背が小さく童顔、これは俺にズドンだった。
しかも大人の女性特有のいい匂いがふわっと俺を包む。
もうドキドキしてこっちのほうが汗ばんできた。
俺は酔った勢いもあって色々聞き出した。
時々AやBがちょっかい出すがそんなの無視。
友人Tが可哀想にAに捕まっている。
ご愁傷様と心の中で謝りつつ、俺は美緒さんとの話を優先する。
聞けば美緒さんは別居したばかりで、この日は元気付けるために職場のおねーさん達2人が無理やり連れ出して飲み会に参加させたらしい。
旦那の浮気癖が直らず、かつ物凄い嫉妬の塊みたいな男で、出かけると30分おきに電話を入れねばならなくて、そういうのに疲れ果てて自分の方から離婚を切り出したとのこと。
あと、別居するまでの3年間は夫婦生活もなく、かといって欲求不満でもなく、彼氏がいるわけでもなく(ここは慎重に聞いた)、とにかく毎日頑張ろうと明るく振舞っていた。
美緒さんは、「大変だけど頑張らなくっちゃ!さ、飲みましょ!」とウイスキーをガンガン飲んでいた。
「そんなに飲んで大丈夫?」
「んー、ホントはあまり飲めないけど今日は特別!アナタみたいな若いコにも会えたし嬉しい」
若いというだけで褒めてくれるなんて。
俺も調子に乗って・・・。
「美緒さんみたいな可愛い人を捨てる主人なんて何てヤツだ、まったく、俺がもらっちゃおうかなー」
なんて酔っ払った勢いで言ったりした。
「だーーめ、当分誰とも付き合う気ないし、もう疲れちゃったし・・・」
小首をすくめてちょっと憂いたような表情をする。
悲しいような、なんとも言えない表情・・・。
「あ、ゴメンゴメン、楽しく飲もうよ!若いんだから飲んで飲んでー」
気丈に振舞う美緒さん。
可愛い、マジ可愛い!
もうめっちゃタイプです。
その後は適当にカラオケ歌いまくったりお互いの話を沢山したりと盛り上がった。
店の閉店時間を過ぎても誰1人潰れることなく(俺も強いんです)、楽しく飲んだ。
で、午前2時頃にお開きとなり、それぞれタクシーを呼んで帰ろうとした。
そのとき美緒さんが、「ちょっとちょっと・・・」と袖を引っ張る。
ちょっと前屈みになってて胸の谷間がスーツから見えた。
すごいっすよ奥さん!
物凄い谷間じゃないですか!
色も白くて胸の肌がほんのり赤みを帯びて、暑かったのかちょっぴり汗をかいていた。
コレだけでご飯3杯はイケるほど大興奮の俺。
「今日は楽しかった!久しぶりに沢山男の人と喋ったなー」
美緒さんはフフッと笑い、「ハイ、これ」と1枚の名刺を差し出した。
名刺には勤めている会社の名前と美緒さんの名前が書いてある。
その裏に急いで書いたような文字でポケベルの番号。
当時は携帯などあるわけもなく、ポケベルすら持ってない人が多かった時代だ。
背中に羽が生えるってこのことか。
嬉しくて飛びそうだった。
「買ったばかりでほとんど誰にも教えてないけど、今日付き合ってくれた御礼!じゃね!」
慌ててタクシーに乗り込み手を振る美緒さん。
車が遠ざかっていくのをボーっと見ていた俺。
友人Tは潰れてしまい、抱え込むようにしてタクシーに野郎2人乗り帰る。
虚しい・・・。
でもまぁ社交辞令かなとも思って、その時はあまり気にせずにいた。
実際ポケットに無造作にしばらく入ってたし。
1週間ぐらいした後、夜中にふとポケットの名刺を思い出して取り出した。
少し滲んでいて最後の番号が8なのか6なのかよく分からなくなっていたが、美緒さんのことを思い出した。
あの少女みたいな身長と童顔の笑顔、明らかに不釣合いな胸・・・。
思い出しただけで股間がズキズキしていた。
そのままセンズリしようかと思ったが、この前の御礼も言ってなかたっと思い直し、ポケベルの番号を社宅からかけてみた。
最初は“6”でいこう。
これで間違ってればやめよう。
そしたら繋がった。
『メッセージをプッシュボタンでどうぞ』のガイダンスが入る。
ドキドキしながら今の社宅の番号を入れる。
今、主任は講習中で1週間留守だ。
(でもどうせ来るわけないな・・・)
そう思って、思い出しオナニーでもしようかとパンツを下げてスタンバイ。
これで来なかったら諦めようと思ったら5分後・・・社宅の電話が鳴った。
(美緒さんか!)と思って慌てて受話器を取る。
そのときパンツ半分ずり下げていたので、受話器を握ったまますっ転んでしまった。
受話器から女性の声がした。
「・・・も、もしもし?」
(美緒さんだ!やっぱ美緒さんだ!)
嬉しくて、痛みも忘れて受話器に返事をした。
俺「も、もしもし・・・」
美緒「あ、あのー、M君(俺)だよね?どうしたの?」
まさかここで「あなたのことを思い出してオナニーする寸前でした」とは言えない。
平然とした言葉でなんとか誤魔化す。
俺「あー、ちょっと今、片付け物してて。嬉しいです、ホント嬉しいです!電話してくれるなんて」
美緒「いえいえ、こっちこそポケベル入れてくれてありがとう。嬉しかったよ」
俺「この前はありがとうございました。男同士で飲んでるよりずっと楽しかったです」
美緒「そう?こちらこそ楽しかった。久々に笑ったって感じ」
美緒さんは特に迷惑そうな感じではなさそう。
(イケるか?)と思ってガンガン会話する。
仕事のことや住んでる場所、お互い生まれた場所など・・・。
ちょっとだけ探りを入れてみる。
嫌われるかなと思ったけど、そこは大人の女、笑って許してくれるだろうと勝手に解釈。
俺「美緒さん、この前なんかエッチな格好だったよね。すっごく興奮しちゃった」
美緒「えーーー!なんでぇ?普通のスーツだったでしょ。何でそう見るかなボクちゃんは」
「ふふふ・・・」と笑っている美緒さん。
よしっ、怒らない、大人だ!
行けー、甘えろー!
俺「だってすっごい胸が大きく見えたし、胸元も見えちゃったし、太ももパンパンだし・・・」
美緒「エッチだねー、欲求不満なの少年?あはは・・・なーんてね」
俺「そうかもしれません・・・けど、俺にとってはすっごい魅力的です。この前のお礼を兼ねて1回ご飯を奢らせて下さい!」
美緒「それじゃ下心が見え見えだよー。でも言ったでしょ?私は誰とも当分付き合う気はないし、別居しててもまだ旦那の妻ですから」
俺「でも・・・じゃあなんでベルの番号教えたんです?酔ってたから?」
ちょっとムッとする俺。
それを察したのか美緒さんは答える。
美緒「ホント、ほとんど誰にも(番号は)教えてないよ。M君は話も面白いし楽しいかなと思って。でも付き合うとかそんな気持ちは今のところないよ・・・ちょっと今は男性不信だし。旦那のせいかな・・・ちょっと男の人が怖いってのがあるんだよね。今までも付き合った人は旦那以外に1人しかいないし・・・」
俺「え?美緒さんって旦那以外に1人だけ?うっそだーー!」
あんな巨乳で童顔で可愛くて太ももパンパンの美緒さんが、付き合ってた人が旦那含めて2人だけって・・・そんなアホな。
美緒さんはよほど男が嫌いなのか、それとも男が住んでないところにでもいたのか。
俺は立て続けに聞く。
俺「2人だけ?それはないでしょー」
美緒「ホントだよ!少なくてごめんね!どーせ経験少ないですよー!」
俺「ホント?」
美緒「・・・こんなのウソついたって仕方がないでしょ。いーの、別に」
俺「ゴメン・・・」
あちゃー、もうダメかなと思ったそのとき、美緒さんはここで話を変えた。
ここからが全ての始まりだった。
美緒「んー、でも電話してくれた勇気を称えて・・・ね、あのA子っていたでしょう?A子がね、温泉旅行のペアチケット券を2枚、社長から貰ったのよ。でね、私たち2人は確定してるけど他の人は誘ってもなかなか予定が合わなくて誰もいないの。もしよかったら一緒に行かない?でも部屋は別だからね。それでもOKならいいわよ。それとあなたは友人のT君も連れて来て。2対2ならちょうどいいでしょ。今週末が期限だけど、どう?」
俺「・・・え?」
(やったー!)
友人Tの都合を聞くまでもなく、「行きます行きます!絶対行きます!」と二つ返事。
美緒さんの、「美味しい食べ物が沢山出るみたいだから食べましょうね。あ、健全にね!ふふふっ」という声も、もう俺の耳には届いてなかった。
とりあえず待ち合わせ場所と日時を確認して早速友人Tに電話した。
「えーー、メンドいよ」という声を無視して強引に予約確保。
これでOK!
前日には着替えとゴムを1ダース確保しスタンバイOK!
健全?
んなの飲ませればどうにでもなるでしょ!
でも、酒強いしなぁ・・・。
そして週末。
待ち合わせをして美緒さんの車で1時間、とある温泉に着いた。
温泉と言いつつもしっかりホテル並みの建物で、すっげぇ高そうな感じがプンプンする温泉旅館。
そこの8階に隣あって2つの部屋にそれぞれが入る。
とりあえず風呂、ということで野郎同士で入って、ムードもへったくれもない状態で上がってきたとき、美緒さんとA子さんも風呂から上がってきた。
(ゆ、浴衣姿!)
A子さんはどうでもいいが、美緒さん、色っぺぇ・・・。
相変わらず小さい背がほんのり桜色に染まり、盛り上がった2つの胸、お尻も大きいけど、髪を上げたうなじがいい。
もう大興奮で横目に見る。
あまりマジマジと見るとね、真っ直ぐに立てなくなるから。
部屋に入っていってもしばらくボケーっとしてしまった自分がいた。
そして夕食。
部屋膳をA子さんの気配りで女性陣の部屋にしてくれた。
A子、グッジョブ!
4人で楽しく食べながら、かつ飲む。
というか飲ませる。
もう俺には美緒さんしか見えない。
真向かいに美緒さんが女の子座りで座っている。
膝から上が微妙に見えそうで見えない。
飼い★しだ!
酔っているのか、だいぶほんのり赤らんでいる。
美緒さんは真っ赤になるタイプだ。
ここで友人Tと練った作戦を決行する。
目的は、とにかくA子を潰すこと。
おだてあげて盛り上げて日本酒ガンガン飲ませる。
情報では日本酒は得意ではないらしいが、「温泉に来たんなら日本酒でしょ!」とこっちは飲まずに飲ませる。
ひたすら飲ませる。
案の定潰れる・・・かと思ったら敵も手ごわい。
今度は友人Tに返杯の嵐だ。
チーン・・・南無。
結局2人が潰れた。
残ったのは俺と美緒さん。
ここであまりに露骨に迫ると拒否されそうなので、そこそこ飲みながら色々話をする。
この時点でお銚子は20本w
美緒「うーん・・・ちょっと酔ったかな・・・」
ちょっとふらふらしている美緒さん。
その度に浴衣の胸元がちらちら見える。
あのスナックで見たときのようにほんのり桜色になってて、柔らかそうな谷間に小さな汗がパーッと散らばっている。
(あ、あれ?ブラしてないんすか、奥さん?)
俺「あれー、ブラしてないんすかー、えへへー」
酔ってる俺。
美緒「んー、せっかくの浴衣だし、ってどこ見てんの、エッチ!」
俺「おっきーですねー。何カップっすか?」
かなり酔ってる俺。
美緒「教えなーい」
小さく笑うたび、その大きな胸が小刻みに揺れる。
足元も緩くなってきて、ちょっとずつ腿が露わになる。
それを見ているだけでもう俺の息子ははち切れんばかりにギンギン。
痛いほど突き上がっている。
襲いたくもなったが、ここで襲っても2人の邪魔がいる。
ここは飲ませて倒してしまえと、飲ませる。
俺も飲む・・・あれ?目が回る・・・バタン、グーグー・・・。
先に倒れたのは俺だった。
そして夜中。
喉が渇いて起きる俺。
布団はいつの間にか4組敷かれ、窓側から俺、美緒さん、友人T、A子さんと並んで寝ている。
隣の部屋はどうなってんだ?と思ったが、そんなこと考える余裕すらなく頭が激しく痛むし、喉がカラカラだ。
水を飲もうとして起き上がる。
友人TとA子さんは小さないびきをかいて熟睡している、よし!
ふと見ると隣には美緒さんがすやすや眠っている。
(寝顔もいいなぁ・・・)
なんて思って足元を見ると、布団が捲れあがっている。
ありゃと思って布団をかけようとすると、綺麗な脚が俺の視界に入った。
捲れた先は足首から太ももの途中まで丸見えだ。
ここで俺の中にあった何かが弾けた。
まずは布団を左手に持って、右手をそーーーっとくるぶし辺りから触ってみる。
布団を左手にというのは、もし起きて何か言われたときに、「布団を直してあげようとして・・・」という言い訳が成り立つと考えたからだ。
今までこんなことは一度もしたことなかった俺だが、美緒さんの姿と酒の勢いで俺の理性など吹っ飛んでいた。
27歳とは思えないほど肌がすべすべだ。
しっとり吸い付く肌に思わず生唾を飲み込む俺。
つつーーっと指先を滑らせてみる。
反応はないので指先を太ももの方に這わせる。
ピクッと反応し、「ん、んーーっ・・・」と小さく喘いで寝返りを打つ美緒さん。
もう心臓は破裂しそうなほどドキドキしている。
指は汗ばみ、頬を汗が伝う。
しかしこの機会を逃せば一生チャンスはないと勝手に納得させる自分。
太ももを触りつつ布団をゆっくり捲り上げる。
パンと張った艶かしい太ももが露わになる。
布団を持っていた左手を離し、足首からゆっくり両手を触れる。
吸い付くような肌と、ちょっぴり汗ばんでる肌。
その両手を滑らすようにしてゆっくり上がっていく。
膝ら今度は太ももだ。
太ももは浴衣に隠れてはいたが、寝ている間に随分帯が緩くなったようで、簡単に捲ることが出来た。
両手の人差し指と中指を太ももにツーっとゆっくり、ゆっくり走らせる。
時折ピクッ、ピクッと震えるがまだ起きない美緒さん。
そしてだんだん大胆になり、今度は太ももを両手で撫で回す。
「・・・ん・・・ん・・・っ」