ふと見ると、隆と由貴ちゃんは対面座位のような格好のままキスをしていた。



舌を絡めてキスしているのがよく見えてドキドキした。



人がキスしているところを見るなんて初めてだった。



涼子も驚いた顔でそれを見ていたが、すぐ目を逸らして俺の方を見ると・・・。






「凄いね・・・」






そう言った。



するとすぐに2人はまた湯船の向かい側の端っこに入り、隆が後ろから抱えるような感じで由貴ちゃんが前に来ている。






「どうだった?スペシャルプレゼントは?」






由貴ちゃんがそう聞く。






「最高だったよ!まさか涼子ちゃんにタッチしてもらえるなんてね」






そう言ってニヤッとすると、涼子が真っ赤になって俯いた。






「お前、何言ってんだよ!由貴ちゃんもやり過ぎ!」






そう言って抗議した。





その後はそのままの体勢で、4人で今日のスキーことや明日の予定のことなどを楽しく話した。



話している最中に、また隆と由貴ちゃんがイチャイチャし始めて、隆が後ろから由貴ちゃんの胸を揉んだりし始めた。






「ちょっと・・・2人とも見てるし!」






そう言いながらも、嫌がっている感じではない由貴ちゃん。






「見られて興奮してるじゃん!こんなにカチカチにして」






そう言って乳首を摘んでいるようだ。






「隆、後で2人でやれよ!」






照れ臭くて思わずそう言った。






「なんでお前が照れてんだよ。本当は見たいくせに」






そして突然、由貴ちゃんの水着の上をずらした。



ボロンと音を立てるような感じで由貴ちゃんの真っ白なおっぱいが見えた。



その大きな乳房は、大きい割りには垂れもせずにツンと上を向いていて、少し大きめの乳首はピンク色でとても美しかった。






「こら!見られてもいいの?」






由貴ちゃんは慌てもせずに手で胸を隠しながら隆にそう言うと、隆は無言で由貴ちゃんにキスをしながら手をどかせて胸を丸見えにする。



その真っ白な胸で主張しているピンクの乳首を両方とも指で摘んで転がしながら、キスした舌を絡めている。






「ん・・・やん・・・ハァ・・・」






由貴ちゃんが吐息を漏らす。



そのあまりにエロい光景に言葉を失っていたが・・・。






「ちょっと由貴ちゃん・・・こっちが恥ずかしいよぉ!」






と、涼子が言った。



そこで由貴ちゃんが唇を離して、水着の上を元に戻しながら・・・。






「ゴメンね!ちょっと・・・隆がエロいもんだから・・・」






謝っている由貴ちゃんの後ろで隆が何かゴソゴソ動いていたと思ったら・・・。






「あぅん!ちょ・・・ダメだって・・・んんっ!はぁ・・・」






そう言って由貴ちゃんが眉間にしわを寄せた。






「何がダメなの?どうした?苦しそうな顔して?」






隆がとぼけたようにそう言った。






「ちょっとぉ・・・ん・・・ダメだってぇ・・・」






苦しげな声を出す由貴ちゃん。



どう見ても挿入されている感じだ。



涼子は耐えきれなくなったのか耳まで赤くしたままで風呂を出て・・・。






「先に上がるね!ごゆっくり!」






そう言って引き戸を開けて出ていった。



慌てて俺も追いかけて出ていき、タオルを体に巻いてボーッとしている涼子の横に立った。






「びっくりしたね・・・あれって、してたのかな?」






戸惑うように聞く涼子。



俺は、それに答えずに、抱き寄せてキスをした。



舌を絡めながら畳の上に押し倒すと、その小ぶりな胸を揉みながら・・・。






「隆の触っただろ?」






きつめの口調でそう聞いた。






「・・・ごめんなさい・・・思わず握っちゃったんだ・・・ゴメンね・・・」






「握った」と聞いて嫉妬が爆発した俺は・・・。






「何で?握ったとか・・・マジで!?」






そう言ってメチャメチャにキスをして舌を掻き回した。






「だって・・・驚いたから、つい・・・」






そう言って申し訳なさそうな顔をしている。



そのとき扉が開いて隆と由貴ちゃんが出てきた。






「おっと・・・そっちもか・・・悪い!」






そう言って慌てて扉を閉めて風呂に戻った2人。



その状況で続ける勇気もなく、扉を開けて「ゴメン、ゴメン!」と言うと、扉のすぐそばで2人とも聞き耳を立てていた・・・。



そんなやりとりの後、4人で食事の個室に行き、美味しい料理を食べて、美味しい日本酒を飲んでいい気分になった。






「さっき由貴ちゃん、してたでしょ?見られてるのにダメだよ!」






少し酔った涼子は、急にそう言った。






「へへへ・・・ゴメンね!こいつって変態だからさ・・・」






由貴ちゃんは、そう言って隆の頭を小突く。






「なーに言ってんの?お前が入れたんじゃん?」






軽口を叩く隆。






「バカ!そんなわけないじゃん!」






由貴ちゃんが顔を赤らめてそう言った。



酔いのせいかもしれないが、由貴ちゃんが顔を赤らめるなんて珍しいなぁと思いながら見ていた。



そんな話をしながら楽しい時間を過ごした後、部屋に戻ると布団がもう敷いてあり、スキーと移動の疲れから4人ともすぐに寝てしまった。






夜中にふと目が覚めると、さっき中途半端になってしまった入浴の続きをしようと思って、涼子を起こさないように気をつけながら内風呂に行った。



入ってすぐに由貴ちゃんが湯船に浸かっているのがわかった。






「うぁっ!ゴメン!」






そう小声で謝って出ていこうとすると・・・。






「なんで?一緒に入ればいいじゃん!」






そう言われた。



風呂に入りたい気持ちも強いし下心もあったので、そのまま風呂に入った。






「涼子ちゃんは?」






「寝てるから、起こさずに来た・・・隆は?」






「あいつ、酒弱いくせに飲み過ぎるんだよね・・・イビキがうるさくて起きちゃった」






そう言ってニコリと笑うが、お湯に透けてその大きな胸が見えていてドキドキした。






「とおる君と涼子ちゃんって、知り合ってもう17年くらい経ってるんでしょ?付き合い始めてからは何年くらいなの?」






「4年くらい」






「そうなんだ・・・浮気とかしたことあるの?」






まだ酔いが残っているのか、由貴ちゃんは結構突っ込んだことを聞いてくる。






「あるわけないじゃん!同棲してるんだし」






慌ててそう言うと・・・。






「興味はあるの?」






意味ありげな口調でそう聞いてくる。



喉がカラカラになってドキマギしてしまった。



照れ隠しをするように湯船から出て洗い場で体を洗い始めると、背中で湯船から出る音がした。



見ないようにドキドキして体を洗っていると、後ろに気配を感じた。



突然、柔らかい物が背中に当たった。






「とおる君にも特別サービス!洗ったげる」






そう言うと背中に当たっている柔らかい2つの物が左右上下に動き出す。



もう言葉も出せずに驚いて興奮していると・・・。






「今日はゴメンね・・・涼子ちゃんに・・・触らせちゃって・・・」






「あぁ・・・いや・・・」






ドギマギしていたが、由貴ちゃんがもう一度謝ってきたので、「じゃあ、俺のを触ればおあいこじゃん?」と言ってみた。



ノータイムで俺のチンポを柔らかい手のひらが包み込んだ。






「うぉっ!由貴ちゃん・・・」






驚きと興奮が襲ってきた。






「これでおあいこだね」






そう言って手を離すかと思ったら、グニグニと握ったりしてきた。






「わぁ・・・なんか・・・違うんだね・・・」






好奇心の塊みたいな声でそう言う由貴ちゃん。






「えっ!?何が?」






「これ・・・隆のと違うね・・・なんか、すっごいカチカチ」






「えっ!?硬い?」






「うん・・・こんな硬くなるんだね・・・」






「隆のしか触ったことないの?」






「・・・うん・・・凄いね・・・ホント硬い・・・」






そう言ってニギニギする由貴ちゃん。






「でも、隆のデカいじゃん?」






「あぁ・・・うん、大きさはそうだね・・・でも凄い・・・なんか・・・」






ニギニギして離そうとしない由貴ちゃん・・・。






「ありがとう、もう十分だよ。なんか逆にゴメン」






「ううん・・・あのさ・・・しない?」






照れるような口調でそう聞いてくる由貴ちゃん。






「えぇぇぇっ!それって・・・」






そう言いながら思い切り動揺して興奮してドキドキしたが、急に涼子の顔が浮かんだ。






「あの・・・ごめん・・・それは・・・だめだ・・・ごめん」






しどろもどろになりながらそう言った。






「ホントに涼子一筋なんだね・・・なんか涼子が羨ましいな・・・」






そんな感じでちょっとギクシャクした感じで別々に風呂を出た。






寝室に戻ると涼子の可愛らしい寝顔を見て、罪悪感とほっとした気持ちと両方持ったが、本当に由貴ちゃんとしなくて良かったと思った。






そのまま寝たが、ふと動く気配に目が覚めると、涼子が部屋を出ていくところだった。



音の感じからして風呂に入っていったことがわかった。



すると、また物音がして、内風呂に誰か入っていった。



また由貴ちゃんかなと思ってしばらく何もせずにいたが・・・。






(まさか隆?)






そう思うと急に不安になり、内風呂の前に行き、扉に耳を近づけた。






「今日のお礼だよ。ほら?俺って育ちがいいから、『誰かにしてもらったことは、ちゃんとお返ししなさい』って育ったからさ」






「もう!またそんなこと言って、恥ずかしいからあっち行ってよぉ」






戸惑うような涼子の声。






「まあまあ」






「あっ!こらっ!由貴ちゃん呼ぶよ!」






「でも、硬いよ」






「いやっ!ダメだってぇ・・・ホントに怒るよ!ん・・・」






「ほらほら、ここはもっと洗って欲しいってさ・・・」






「ちょっ!だめぇ・・・んっ・・・ダメでしょあっ」






「ホント、洗うだけだから・・・」






「でもぉ・・・」






涼子はちょっと天然だし、気がいいので押しに弱いところがある・・・。



慌てて扉を開けて止めようと思ったら、後ろから抱きかかえられた。






「なぁに?涼子ちゃんがいたずらされてるの聞いて、こんなにしちゃってるのぉ?」






由貴ちゃんが耳元で囁きながら俺のチンポを握ってくる。






「うほぅ・・・えっ?由貴ちゃん・・・」






驚きもあって変な声が出た。



そのまま手を動かしながら、俺の乳首まで触って責めてくる由貴ちゃん。



完全に風呂に飛び込んで隆を止めるタイミングを逸した・・・。



すると由貴ちゃんは俺のチンポを口に含むと・・・。






「あぁぁ・・・やっぱり硬い・・・凄いね・・・」






そう言いながら、舐め回したり、吸ったりしている。



生まれて初めてのフェラチオの感触に腰が抜けそうになりながら、涼子に物凄く罪悪感を持った。



涼子とはセックスは毎日のようにしているが、フェラチオをしてもらったこともなければ、クンニをさせてもらったこともない。



恥ずかしがり屋な涼子が凄く嫌がるので、オーラルセックスは未達成のままだった。



由貴ちゃんにフェラチオをされながら乳首まで手で刺激されて我を忘れていたが、ふっと我に返り扉に耳を近づけて風呂の中の声に耳を澄ませた。






「んんっ!だめぇぇ・・・ハァ!ハァ!ダメだよぉ・・・そんなとこ触っちゃダメェ!あぁぁっ!」






明らかに感じている涼子の声がした。






(涼子が俺以外の男にあそこを触られながら喘いでいて、俺は由貴ちゃんにフェラをされている・・・)






もう興奮でおかしくなりそうだった。






「だめぇぇ!なんか来ちゃうよぉ・・・はぁっ!あぁっ!嫌だ!イやぁぁ!来ちゃう!あぁぁぁっ!」






「いいよ!イッちゃいな!」






隆の声に合わせて・・・。






「あぁぁっ!イクぅ!」






その涼子の声に俺も限界が来て、由貴ちゃんの口の中に大量に射精してしまった。



涼子は俺とのセックスで「イク」と言ったことは一度もなかった。



その痺れるような射精が終わり、少しボーッとしていたが、はっと気が付き・・・。






「ゴメン!由貴ちゃん・・・ティッシュ・・・」






そう小声で謝りながらティッシュを持ってこようとすると、俺の腕を持って止めて・・・。






「いいよ・・・もう飲んだから・・・」






そう言ってニコリと笑った。






「えっ!ゴメン!まずかったでしょ?」






「うーーーん・・・ちょっとしょっぱいかな?初めて飲んじゃった・・・」






その言葉に一瞬声が詰まった。






「初めて」・・・俺も初めてフェラされて、由貴ちゃんも初めて飲精をした・・・。



なんか、とんでもない裏切りをした気持ちになった・・・。






すると涼子たちが風呂から出るような気配がしたので、慌てて俺と由貴ちゃんは寝室にそれぞれ戻っていった。



寝たふりをしていると涼子が俺の布団に潜り込んできて、背中から俺を抱き締めながら声を★して泣いてた・・・。






「ゴメンね・・・とおるちゃん・・・」






その言葉が痛かった・・・。






次の朝、4人とも心の中には色々とあるのだろうが、何もなかったように楽しくいつも通りの感じで朝食を食べてスキー場に向かった。



昨日同様に楽しく滑っていたが、スキーをしている時は昨日と違って、由貴ちゃんと一緒にリストに乗る機会が多かった・・・。



なんとなく意図を感じて複雑に思っていると、いきなりウェア越しに俺のチンポを触ってきた。



すぐに反応して硬くなった。






「やっぱりカチカチだね」






そう笑顔で言うと、由貴ちゃんは唇にチュッと短くキスをしてきた。



もう罪悪感と興奮とスリルで、大声を上げてリフトから飛び降りたい気持ちになった。