俺は某メーカーに勤めている。



そこで出会った女が、まじでエロかった。



高田さおり(仮名)の話。






そいつは同期で、地味だけど性格も良くて、みんなに一目置かれてた。



特別美人じゃないけど、170cm近いモデルみたいな身長で、胸は小さいけどスタイル抜群で、同期の飲み会とかはちゃんと顔出すんだけど、二次会とかは上手くかわしてくヤツで、そんなところもミステリアスだから、男どもは夢中だった。



女同士でも男に媚びないし、適当に付き合いがいいから評判は悪くなかったみたい。






でも、そいつは、ほんと淫乱女だった。






俺は、部の飲み会の後たまたま二人になって、いつにもなくさおりがフラフラしてるから、「おい、もう一軒行こうぜ」って、行きつけのバーでソフトドリンクをたくさん飲ませた。



放っといたら、こんな性格いいヤツが酔った勢いで持ち帰られたりしたら可哀想だと思ったんだよ。



そしたら、ソフトドリンクなのに、もっと酔ったふりしやがって、「家まで送れ」って言ってきた。



まあ悪い気もしないし、「めんどくせーな、お前」とか言って、俺はさおりの家まで送ることにした。



電車はまだあったけど、会社のやつに見られたらめんどいのと、細いとはいえ、背が高いさおりはなかなか重くて、タクシーに乗った。






そしたら、そこからだよ。



ずーーーーーっと、俺のペニスを撫でてくる。



運転手に聞こえない小さい声で、耳元で喘ぎながら。



で、家が近づいてきたら、さおりが言ってきた。








「ねえ、今日、突きまくって」






(は?こいつ酔ってねーよな。おい、どーした?)






と思いながら、なんだか俺は空気に飲まれちゃって、気付いたらさおりを家まで運んでベッドに下ろしてた。






「お前、飲みすぎだよ。お前、可愛いんだしモテるんだから、こんな思わせぶりなことして、俺じゃなかったら絶対やられてんぞ。気を付けろよ」






俺はなんとか格好つけて家を出ようとしたんだ。



そしたら、帰る俺の背中に、すごく切ない、悲しい声でさおりが言った。






「酔ってないよ。帰らないで、お願い」






振り向いたらベッドに座ったさおりが半泣きでこっち見てた。



そのとき俺はノックアウト寸前だったけど、まだ終電まで時間があるの確認して・・・。






「なんだよ。悩みあるなら聞くよ。同期だし」






「ありがとう。こっち来て」






「どうした(笑)そんなエロい雰囲気作るなよ。俺だって男なんだから・・・」






話してる途中に泣きながら抱きついてきた。






「お、おい、さおり!高田・・・やめろよ」






胸にすがるみたいに抱きついて来たさおりは、そのままずるずる下にさがっていって、テンパる俺を無視して、スーツのベルトに手をかけた。






「ば、バカ!やめろって。俺たちは同期なんだか・・・」






「静かにして!」






さおりの冷たい声に俺は動けなくなった。






「もう体裁はいいの。うんざり。私は今日ヤりたいの。たくさん。そこのベッドに座って」






最後の言葉だけ異常に優しくて、俺はなんだかよくわからないまま、言われるままにベッドに座った。



俺のスーツのズボンも下着もどんどん下ろされて、勃起したペニスがあっという間にむき出しになった。



さおりは「はぁ・・・」と一言溜息をつくと、静かに舐め始めた。



ゆっくりゆっくり舐めて、たまに咥えると、こっちが心配になるくらい奥まで飲み込んで、俺を見た。






(もう、どうでもいいや)






そう思った俺は、気付いたらさおりの頭を思いきり掴んでた。






(奥に奥に、お前の一番奥に出してやるよ)






そういう意味のわからないドSな気持ちが湧いてきて、強く、さおりの頭を俺のペニスに押さえつけた。



さおりは最初こそ「うぅ」って唸ったけど、その後は、自分で手を後ろに組んで、まるで膣に挿入されてる時みたいに、くぐもった声で喘ぎ始めた。






数分で絶頂に達しそうになった。



反射的に俺が口からペニスを抜くと、同時に射精して、意図せずさおりの顔に精子をぶちまけた。



俺もさおりも息が切れて動けなかった。



少なくとも、俺はそう思ってた。






そしたら「あ、あぁ・・・」って聞こえて、さおりを見たら顔に俺の精子をベッタリつけながら右手で自分のクリトリスを弄り始めてた。






「さ、さおり?」






その瞬間、左手で俺のペニスをしごき始めて、イッたばかりの俺は痛くて、「や、やめろ」と突き飛ばしてしまった。



ふっ飛んださおりは悲しい目でこっちを睨んで、小さい声で言った。






「ごめんね。私のこと、壊して。さっきのフェラ気持ち良かった?あれ、一晩しよう?」






俺はなんだか怖くなった。



それは、今まで尊敬すらしてた同期のさおりが、本物のビッチだという事実に怖くなったのか、この女を★ぬほど犯せると思ったら最高だ、という自分でも知らなかった性癖に目覚めたのが怖かったのか、その時は判らなかったからだ。