混浴温泉での出来事。



高校の時から付き合っていた彼に誘われて、よく混浴温泉に行った。



初めての頃は彼以外の男性と入浴するのが恥ずかしかった。






初めての混浴は、今でもよく覚えている。



高校卒業直後で、バスタオルを蓑虫のように巻いて浴室に入った。



そこには男性が3人いた。



お湯の中にバスタオルを入れることはできない。



不覚にも普通のタオルは脱衣室の籠に置いてきてしまった。



ええいままよと思い、バスタオルをとり、前を手で隠そうとした。



しかし、バスタオルを湯船の岩に置くのにもたもたしてしまい、胸もヘアもすっかり見られてしまった。



私は片腕で胸を、もう片手で前を隠す、いわゆるビーナススタイルで湯舟に入った。



出る時も同じようにビーナススタイルで立ち上がってバスタオルを取ったが、やはりもたもたして、またもや胸とヘアを見られてしまった。






でも、何度も混浴温泉に行くとだんだん慣れてきて、見られることはそれほど恥ずかしくなくなってきた。



むしろ女性が浴室に入ってきた時の男性の反応に興味が出てきた。



こうなると、見せることが楽しくもなってきた。



男性は女性が来ると、“見たい”心理が強いようだ。



特にヘアを見たがる傾向がある。






ある山の中の河原の野湯に行ったときのこと。





ハイキングや山歩きの道からは直接は見えないが、川沿いの細い道を通りカーブした先に温泉が湧いている。



そこには実に粗末な脱衣室があり、一応は男性と女性に分かれているが、顔と足、脛から下は外からよく見える。






湯に入っていたのは小さな男の子連れのお父さん、そして学生風の2人の男性。



子供のお母さんらしき人は湯に入らずに着衣でいた。



私と彼がそこに加わる。



彼はタオルで前を隠しながら湯に入る。



私が脱衣室に入った時から男性たちに緊張と期待が集まったのがよく分かった。



そこで私はタオルもバスタオルも籠に置いたまま、素っ裸で何も隠さず、全裸オープンで脱衣室から出て湯船に入った。






「おおー」という、歓声だか呻き声がした。






しばらくすると着衣のお母さんがお父さんに、「私も入る」と言って脱衣室へ。



男性達の期待が高まったのを感じた。



そのお母さん、タオルを前に垂らして、胸とお腹の辺りを押さえて出てきた。



そして湯船のそばにあった湯桶にタオルを入れると、胸は隠さず、片手で前をちょっと隠しながら湯に入った。



学生風の男性2人はもう長いこと湯に入っているようだが、なかなか出ない。



きっと女性2人の裸が見られて興奮しているな。



そして女性2人が湯から上がるのを見ようとしている。



それならせっかくだから見せてやろうと思い、彼と一緒に立ち上がり、岩にもたれかかりながら川を眺めた。



彼はタオルで前を隠してはいるが、私はタオルもないので全裸。



お母さんがいるにも関わらず、子供のお父さんは私のヘアヌードに目が釘付けのようだ。



お母さんらしき人はちょっと戸惑ったようだが、えい!とばかりに立ちあがって、ヘアヌードをオープンした。






お風呂は裸になって当たり前の場所。



そこで男性にヌードを見られることに、ちょっと楽しさを感じる。






後で彼が、「あの女の人のヘアヌードが見られて良かった」と大喜びしていた。



「あの学生たちも、2人のヘアヌードが見れて大儲けだったな」とも言っていた。






男性は、彼女のヌードを自分以外の男に見られても、別の女性のヌードを見たいようだ。