高校3年になってすぐ、1年下の明美に告白され、特に好きな人がいるわけでもなかったので付き合うことにした。






映画観たり、ご飯を食べたり、ゲーセンで遊んだりが僕らのデートだったが、二ヶ月も過ぎると僕は時々明美の家を訪れるようになっていた。



お母さんは娘に彼氏ができたと歓迎してくれたが、お父さんは明らかに不機嫌そうな顔をしていたので気が重かった。



明美も察してくれて、なるべくお父さんがいない時に誘ってくれて、そんな気遣いが僕には妙に嬉しかったりした。






僕たちはたいがいテーブルに並んで座り、ベッドを背もたれにしていた。



お母さんがお茶を出してくれた時に「まぁ、仲のいいこと」と笑い、「買い物に出かけるからよろしくね」と言い、外出した。



家には僕たちだけになった。






その日、初めて僕たちはキスをした。



明美の肩を抱き寄せ、唇を重ねただけの軽いキスだった。






その日以来、デート場所は明美の家になり、家族の目を気にしながら行為は段々とエスカレートしていった。



キスをしながら明美の胸に手を伸ばした。



制服の上からだと膨らみが感じる程度だった。






もっと感じたくて、知らないうちに力が入っていたようで「痛い」と叫んだ。






「ゴメン」と謝りながらボタンを外し始めた。








明美はじっと僕の手元を見つめていた。



上着、ベスト、ブラウスと脱がしていき、キャミソールをたくし上げてブラに到着した。



僕は再びブラの上から胸を揉んだ。



揉んでいるうちにブラがずれてきて、下の膨らみから段々と生のオッパイが現われてきた。



思い切って一気にブラを上にずらした。



ピチピチに張った胸が現われた。



真ん中より少し下に干し葡萄のような小さな乳首がツンとして付いていた。



明美は耳まで真っ赤にして俯いていた。






手を伸ばして指先が触れた途端に「ふぅっ」と鼻息を洩らして肩をびくつかせた。



明美の身体はすごく熱くなっていて、僕のペニスはズボンの中で痛い位に膨張していた。



なるべく優しく、ゆっくりと撫でるように、時々指の間に乳首を挟んだりもした。






明美は時々「ふんっ」とか「うっん」とか、鼻を鳴らしたが我慢してるのか声は出さなかった。






次にスカートの上から盛り上がり辺りに手をやった。



明美はハッとした様子で顔を上げたけど、嫌がるふうでもなく、僕の背中に手を回して抱きついてきた。



スカートの中に手を差し入れた。



パンツの生地が触れるが熱が籠もっているためか少し湿気を帯びてるようだった。



パンツの上から触るなんてもう考えていなかった。



僕は早く女性のアノ部分を触りたくて、いきなり手を入れた。






明美の体が強ばった。






まだ女性のアノ部分がどうなっているのか知らないまま手を滑り込ませてゆくと、ゴワッとしたヘアーが触れた。



更に進めると一瞬硬い所があり、そこを過ぎると急に柔らかいグニャッとしたものに包まれた。



指がめり込みヌルヌルしていた。



その時、明美はブルブルッと小さく身震いした。



どうしたら気持ちがいいのか分からなかったが、とにかく痛くないよう力を入れずに指を動かした。



明美は僕の背中に回していた手が段々腰まで下がり、アゴを胸につけて目を閉じていた。






「ふーん、うーん」と息は少し荒く、時々途切れていた。






しばらく指を動かし、ネチャネチャになった頃、それがある場所に触れた時だけ出る反応だと気付いた。



少し硬い部分、多分クリトリスだと思った。






「ここが気持ちいいの?」と聞いてみた。






明美は薄っすらと目を開けて、「わからない、でも全部気持ちいい」と言った。






僕は再び唇を重ねた。



少し舌の先が明美の歯に触ると口を開き、僕の舌が入ってゆくのを許してくれて、お互いの舌の感触を味わった。



指先は更にぐちょぐちょになってきた。



尚も動かしていると間もなくかすかに「あぁ~っ」と声を洩らしはじめた。



声の荒さが増し、気がつくといつの間にか明美の手がズボンの上から僕の股間に来ている。



自然と息の荒さに合わせるように指の動きが早くなった。



明美の息遣いが突然乱れ全身に力が入った。



と同時に明美の手がぎゅっと掴みパンツの中で爆発した。






その日から僕たちは明美の家でそんな行為を繰り返していた。



ただ、僕が一方的に明美を愛撫するだけで終わっていた。



もちろん先に進みたかったがまだその勇気がなかった。






ある時、明美が気持ち良くなった後「いつも私だけだね、ゴメンネ」と言ったことがあった。



二人とも何となしに進めないでいた。






そんな僕たちにもとうとう初体験の日がやって来た。






どうしても観たい映画があるというので出掛け、少し遅い昼食をとり、この後どうしようかと思っていると明美が言った。






「もう帰ろう」






「えっ、もう?怒ったの?」



「ううん、晩ご飯作ってあげる」






「晩ご飯?」



「うん、実はね、今日お父さんとお母さん出掛けて帰り遅いの」






後で思ったが明美はこの機会にと考えていたのだろう。



明美の家に着いたのは3時位だった。



居間のソファーで待っていたが明美は奥で何やらしていて、しばらくしてからコーヒーを運んで来た。



コーヒーを飲みながら話をしていたが、少しの沈黙をきっかけに明美を引き寄せキスをした。



その後いつものように胸に手を伸ばそうとしたら押し返されてしまった。






初めて拒否されたことに落ち込む僕に「二階に上がっててくれる?すぐ行くから」と明美が言った。






でも、すぐと言いながら明美はなかなか来なかった。



焦れながら待っていたが、それをいい事に興味もあってタンスを開けてみた。



可愛らしいパンツとブラが沢山しまってある。



その中の一つに手を伸ばそうとした時、足音がしたので慌てて座り直した。



明美はスカートのままだったが上着はトレーナーに着替えていた。



いつも通りに横に座った時、いい匂いがした。



目を合わせるとニッコリ微笑んだ。



自然にお互いの顔が近づいて唇が重なり、そのまま明美はゆっくりと後ろに倒れていく。



トレーナーをたくし上げるとピンク色のレースのブラが見え、いつもより大人っぽい下着を見て興奮した。



気を沈めるようにゆっくりブラを外した。



そして、手で触らずにいきなり乳首を口に含んでみた。



明美は少し身を捩った。



腕を背中にして抱き抱えるよう胸を反らせながら、僕は夢中で堪能した。



唇と舌で感じる胸の柔らかさと乳首のコリコリ感を。



明美は口を結んで横を向き声が出るのを必★で我慢してるようだ。



明美の胸は僕の唾液でベチョベチョになりてらてら光っていた。






「気持ちよくない?」と聞いてみたら、



「ううん、そんなことないけど。ちょっとくすぐったいような・・・」と答えた。






今度はスカートをたくし上げた。



ブラとお揃いのピンクのパンツが現れる。



その上からしばらく触ってるとシミが浮き出てきて段々大きくなってきた。



目を閉じている明美に「ベッドにあがる?」と聞くと、コクリと頷いて立ち上がり、自分でトレーナーとスカートとブラを脱ぎパンツだけの姿になってベッドに横たわった。



僕もトランクス一枚になりベッドに上がると、ついに明美のパンツを下ろし始めた。



大きな腰の真ん中にヘアの帯が股に向かって伸びていた。



その先にはヒダが少し見えて体液で光っていた。



クリはヘアに隠れてよく確認できない。






「触ってもいい?」






すると明美は腕を目に持っていって顔を隠し「いいよ」と小さく呟いた。



手と顔を近付けると石けんの匂いが鼻をくすぐった。






「お風呂入ったの?」






明美は黙って頷いた。






「だから時間かかってたんだ。でもどうして?」






つまらない質問だった。






「だってぇ・・・」






明美の気遣いが愛しく思った。






ヘアを掻き上げ、ヒダの上部にあるはずのクリを探したら、皺の奥に見え隠れする位ではっきり顔を出していなかった。



両手の親指でクリが隠れているプクッとしたところを押さえて両側に開くようにした。



明美は股を大きく開き、そこは分泌液で濡らしている。



僕はしばらくその艶めかしい場面を眺めていた。



そのあられもない姿に何とも言えない、押さえられない気持ちが込み上げて来て、口をつけてその液体をすくい上げるように下から上へと舐め上げた。



AVを見てそのような事をする知識はあった。






「ヒュッ!」






明美の息を呑む声がし、体を起こし僕が何をしているか確認すると「イヤ~ン」と言って両手で顔を覆うとまた後ろに倒れこんだ。






テクニックもなにも無かったが、貪るように何度も舌を上下に動かした。



明美はクリに舌が触れる度にピクンと体を反応させた。



唾液と体液で口元がべちゃべちゃだったが、尚もその部分を舐め時にはクリを吸ったりもした。






控えめでも「あん、あん」と明美は声をあげ、僕は口を使いながらトランクスを脱ぎ捨てた。






そして明美の手をとり僕のモノへと導いた。



細っそりした手が恐る恐る握る。






「どう?」と感想を聞いてみた。






「大きくて・・・固い・・・。熱くてドクドクしてる・・・」






消え入りそうな小さな声で恥ずかしそうに言った。






「見てもいい?」と言ってきたので「うん」と了解した。






明美は一旦手を離して体を起こし、僕のいきり立ったモノを見て「イヤッ」と小さく叫んで視線を逸らした。



よく考えたら僕のモノを見るのも触るのも今日が初めてだったことに気付いた。



明美は再度僕のモノを見ると、手を伸ばし、袋ごと包むように持ち上げてみてから、ピンと張った竿を握った。



ピクンとして腰を引いたが、明美はぎこちなく手を前後に動かし始めた。






「こうするんでしょ?」






僕の表情を伺うようにして言った。






僕は気持ち良くて黙ったままでいると明美は体勢を立て直しさっきより強めにシゴキ始めた。






(気持ちいい)






僕のモノを見つめながら懸命に手を動かしている。



と、突然電気が走ったように感触がきてそのままイッてしまったのだ。



明美はびっくりしていたが、手が汚れて嫌がる様子もなく、ティッシュで自分の手とシーツにこぼれた精液を拭いてから僕の先っぽを拭いてくれた。






そして「まだ固いの?」と聞いた。






モノは相変わらずそのままの状態だった。



血管が脈打ちピクンピクンと動く。



明美は興味深そうに無言で見つめていた。



僕を見上げたので両肩を掴んで優しくベッドに横たえた。



明美は胸を手で覆い、目を閉じた。






いよいよだ。






明美の足を開かせ、その間に腰を入れた。



でも体に力が入っていて僕の腰はなかなか奥へ進めなかった。



とにかく突けば入ると思っていたので少し焦った。



先は確かにヒダに包まれているがそこで止まったままだ。



もう一度そこを覗くと、入り口が閉じていて乾いてるように思えた。



再び顔を近付けてくっついている扉を手で押し開いた。



しかし中はヌルヌルのままだった。






僕は少しだけ舐めて外側を湿らせると挿入の体勢に戻し言った。






「ごめん、足もう少し開いてくれるかな?」






明美は無言で応じてくれた。






先端を入り口の辺りに押しつけるとさっきまでのような抵抗感も無く、亀頭部分が飲み込まれた。



そろそろと腰を進めると明美が「ウ~」と唸るような声を出し眉をしかめた。



少し抵抗が増したが、何とか奥まで到達したようで、根元まで納まった。



明美は鼻の穴を広げ、口をへの字にし、眉間に皺を寄せていたので二人の甘い時間とは程遠い感じだった。






しばらくは動かないでいた。



苦しげな明美の表情を見て動けなかったのが本当だった。



そのうち体の力が抜けていった。



中はきつかった。



自分でキツク握ってるかのようだった。



まだ少し苦痛が残る表情で目を開け「好きよ」と言い、また閉じた。






3~4回腰を動かしてから「痛い?」と聞いてみた。






「なんか、痺れてるみたい」と答えた。






痛いとは言わなかったので少し安心して、今度は継続して腰をゆっくり動かし続けた。



一定の速さで時々キスをしながらピストンしていると、ぴちゃぴちゃと音がしてきた。



明美は相変わらず眉をひそめていたけど、僅かに開いた口からは微かに「アッ、あっ」と声が漏れ始めていた。






さっきから結構長い時間腰を動かしていたのにイク気配が無かった。



少し疲れてきたので明美に覆いかぶさるように抱きついた格好で腰を動かすと、何故だか裏スジから急に気持ち良くなり、今まで以上に腰を振った。



今度はすぐにイキそうだった。



最後に大きく深く突くと全身に電気が走り、明美の中に出した。






明美は「ふ~ううん!」とため息のような声を出した。






お互いしばらく放心したように抱き合っていたが、さすがに今度は僕のモノが少し縮んできて明美の中からスルリと抜けたので、ティッシュで拭くと赤色になったので驚いた。



処女の証だったが、正直少し引いてしまった。



自分のが済むと明美も拭いてあげたが、アソコから赤が混じった精液が流れ出していて少しグロテスクに感じた。






明美も我に返ったのか、上半身を起こし「足の付け根が動かない」と言うので、太股をマッサージしながら足を伸ばしていった。






「ありがとう、こんなになるとは思わなかった」と少し笑った。






迷ったが「気持ちよかったのかなあ?」と聞くと、照れながら「うーん、触られてるのとは全然違ったけど、気持ちいいよりジンジンする方が強いかな」と答えた。






「痛かった?」



「少しね」






そして少し間を置き「嬉しかった!」と言う明美を強く抱き締めた。






「一緒にお風呂に入ろうよ」






明美は立ち上がったので後に続いた。



家の人が居ないのをいいことに僕たちは大胆にも裸のまま浴室に向かった。



その頃には二人とも恥ずかしさは薄れていたので、お互いの裸を隠したりしなかった。






向かい合ってお湯に浸かりながら「大丈夫かなあ」と中出しした不安を口にした。






「え?あぁ。もうすぐだし大丈夫だと思うよ」






明美はそれ程気にしてない口調だった。






そして「今度からはちゃんとすればいいよね」と続けた。






その言葉通りに僕たちは次からはきちんと避妊してセックスをした。



小遣いの半分は避妊具代に消える程セックスした。






卒業してしばらくして自然と別れてしまった形になってしまったが、今でもいい思い出として残っている。