高校に入学して、初めて出来た友達に美沙って子がいます。



私達はすぐに親友になりました。



ある日、美沙と「今週末、どこかへ遊びに行かない?」って話になって、それでどこがいいか考えてると美沙が突然言ったのです。






「温泉に行かない?」






私はそれは悪くないと思いました。



私はそれまでに温泉なんて行ったことがなかったし、それに色々と美容にも効能がありそうだからです。



それで2人で行くことになりました。



当日になって、私たちは何本かの電車を乗り継いで温泉に向かいました。



親友と遠くまでお出かけするのも初めてに近いことだったので、すごく嬉しかったです。






その温泉は美沙の提案したところでした。



私はよくわからないので全て美沙にお任せです。



でも、着いてみるとそこは、寂れて何もなさそうな場所でした。



美沙にお任せだったので文句は言えないけど、さすがに不満でした。



態度には表さないように、「こんなとこで大丈夫なの?」と私が聞くと・・・。






「大丈夫、大丈夫。あ、そうだ。この温泉、実は混浴なんだよ」






ウシシといたずらっ子っぽく笑いながら美沙が言いました。





そんなこと全く聞いていません。



混浴って、男女が区別されずに入るお風呂です。



異性の前で裸を晒すなんて、そんな事とても出来ません。



そもそもお父さんとお風呂に入ったのだって幼稚園が最後です。



赤の他人の男性とお風呂だなんて絶対に考えられません。






「そんなの聞いてないよ。無理無理」






「大丈夫だって~。こんな寂れたとこに人なんて来ないし、いてもどうせシワシワのおじいちゃんばっかだから恥ずかしくないって。それに、こっちが見られるってことは、うちらもあっちの裸を見れるってことだから、おあいこだって」






「そういう話じゃ・・・」






「ここまで来て、今さら帰るなんて勿体ないよ。だから、ねっ」






どうやら美沙は混浴に入りたがっているようでした。



結局、私も渋々付き合うことになりました。



混浴は恥ずかしくて嫌だけど、こんな寂れた温泉なら誰も来ないだろうと自分に言い聞かせました。






受付を済ませて脱衣所に向かいました。



その間、誰にも会うことはなく、私はホッとしました。



美沙は脱衣所に入ると、すぐさまポンポンと服を脱いでいきました。



誰もいないとはいえ、その様子を見るとこっちまで恥ずかしくなってきました。



そして全裸になると厚手のバスタオルをガッチリと巻いていました。



それを見て私はホッとしました。



これなら万が一見られても安心です。



私もすぐに美沙に倣いました。






緊張しながらお風呂へ向かいました。



お風呂はすごく広くて感動したのですが、誰も人がいないためガランとしてて肌寒さを感じました。



しかし一方で安心感を覚えたのも事実です。



ところが、人がいたのです!



最初に発見したのは美沙でした。






「あー!誰かいる!」






突然、美沙が大声を上げました。



その声がちょっとはしたなく聞こえて恥ずかしかったです。



それにわざわざ大声で言わなかったら相手も気づかなかったかもしれないのに。






ともかく、そこに目をやると、私達よりちょっと年下に見える男の子が1人で湯船に浸かっていました。



そこは奥まった場所にあって私達の方からはあまりよく見えません。



よく見つけたなと感心しました。






「やだ、もしかして覗きじゃない、こいつ!」






美沙がまたしても大声をあげます。



その言葉に私ははっとしました。



彼のいる場所は私達からはよく見えませんが、彼のいる場所からは私達がよく見えたのです。



もし美沙が気付かなかったら、身体を洗っている所をしっかり見られたかもしれません。






「出なよ!この変態」






美沙がそう言って、湯船に浸かっている少年の腕を取り、無理やり引きずり出しました。






「やだぁー」



「やだぁー」






私達は2人して同じ声を上げました。



引き上げられた少年のおチンチンが大きくなっていたからです。






「やっぱこいつ覗きだよ!ほんっと最低。マジでキモい。ここで女の子が来るのを待って、覗きながらチンチンしごいてたんだよ。ほら、見てよ、こいつのチンチン、曲がってるでしょ。いつもここでめっちゃオナってたんだよ!最低!」






私は彼のおチンチンを見ました。



まだ小さなおチンチンで、金玉はキュッと引き締まっていました。



もっとグロかと思っていたけど、案外可愛い感じでした。



そして美沙の言う通り、少年のおチンチンはイビツに曲がっていました。



そして勃起したおチンチンを見ていると、なぜかだんだん私も腹が立ってきました。



私の裸を見て勃起させていると思うと本当に気持ち悪いです。






「そうだ。こうしてやる!」






美沙がそう言って脱衣所までトタトタと駆けていき、戻ってくるとその手には携帯が握られていました。



それで少年の股間をパシャパシャと撮影し始めたのです。



さすがにこれには呆然としていた少年も「やめて・・・」と力なく抵抗しましたが、美沙は構わず隠そうとする少年の手を引き剥がして、おチンチンの撮影を続けました。






「あんた、この辺の学校の子?この写真、ばら撒いてやるから。覗きをした変態の写真だって!恥ずかしいよね?こんなに曲がった包茎ちんちんを皆に見られちゃうんだよ。でも仕方ないよね。覗きなんてした罰なんだから」






美沙が畳み掛けるように言うと・・・。






「許してください・・・」






少年は涙を浮かべながら言いました。



さすがにやり過ぎじゃないかと思ったけど、私は黙っていることにしました。






「絶対に許さない!でも、どうしても許して欲しければ・・・そうね。あんたがここでいつもやってたようにチンチンをシコりなさいよ。覗かれた女の子は恥ずかしい思いをしたんだから、あんたも恥ずかしい思いをすれば許してあげる」






美沙の刺々しい言葉を聞いて、少年は私にすがるような視線を寄こしました。



しかし私は何もすることが出来ません。



その視線を無視しました。



しばらくして少年は諦めたのか、自分のおチンチンを弄り始めました。






「うわっ・・・マジでオナりだしたよ、こいつ。ほんっとキモい、最低!」






と言いつつ、美沙はじっくりと少年の自慰の様子を見つめていました。



それは私も同じです。



男の子が溜まった精子を出すためにオナニーをするということは知識としてありましたが、その様子を生で見るのはもちろん初めてです。



男の子のオナニー姿はどこか滑稽で情けなく、そして笑えました。



一生懸命に手を高速で振っています。






「あっ、あの・・・もう出ます」






男の子が言いました。



ずいぶんと早く感じました。



もう少し見ていたいと思ったのも事実です。



とは言え、射精する瞬間にも興味があったので、悪いと思いながらも私はじっと性器を見つめてしまいました。






「もうイクの?なんか早くね?短小包茎で、チンチン曲がってて早漏とか最悪じゃん」






美沙が軽蔑するように言うと男の子の手がより一層激しく動き、「うっ・・・」と聞こえないくらいの声を出しました。



(エッ!)と思った次の瞬間、おチンチンの先っぽから、ドピュプドピュプと白い粘液が飛びました。



なんとも言えない独特の香りが広がりました。






「本当に出しやがった。マジで・・・くっさ・・・きも・・・」






「ごめんなさい・・・うっ・・・うっ・・・」






男の子は射精するとついに泣き始めてしまいました。



さすがに私たちも、これには気まずくなりました。






「もういいよ。行こう。今日のことは内緒にしといてやるから」






そう美沙が言って、逃げるように風呂を後にしました。



私は急に罪悪感を覚えました。



そもそも冷静に考えてみると、私達はがっちりバスタオルでガードしていたので裸を見られてはいませんし、そもそも彼が覗きをしていた証拠は何もないんです。



冤罪のような気がして、可哀想なことをしたと思いました。



私は贖罪のつもりで、去り際に彼に背を向けた時、バスタオルをちょっとだけ捲ってお尻を見せてあげました。



ちょっと恥ずかしかったけど、ちょっと気持ちよかったです。






それから数日が経って、美沙からメールが送られてきました。



何だろと思って見てみると、画像が添付されていました。



それは、あの男の子の可愛い曲がったおチンチンでした。



美沙は何も反省してなさそうです。



私はというと、その写真をいまだに大切に保存してあります(笑)