当時、私は中学二年生でした。



私立の学校で、毎日友達と地下鉄に乗って登校していたのですが、二学期になった時、ちょっとした係になってしまい、毎週水曜日だけ、いつもより早い電車で一人で登校することになりました。



そこで私は初めての痴漢に遭遇したのです。






最初は、(お尻に何か当たってる?カバンかな?)程度だったんですが、だんだん明らかにわざと当ててるような感じになってきました。



何か変だなと思ってちらっと後ろを見たら・・・、それは男の人の手だったんです。



ゾクッとしました。



痴漢がいるのは知っていたけど、まさか自分が触られるなんて思っていませんでした。



まだ中学生でしたから、自分を性の対象として見る人がいるという事に驚き、怖くなって、なぜか自分がすごく悪いことをしているような気になりました。






痴漢の手は感触を楽しむようにお尻を撫でています。



どうしようもなく恥ずかしくて、私は勇気を出して痴漢の手を払いました。



でも痴漢は気にした風もなく、また私のお尻を触ってきます。






地下鉄が次の駅に着くと、また大勢の人が乗り込んできて身体が押され、私は余計に痴漢に近づくことになってしまいました。



痴漢の手の動きはエスカレートしていきます。



最初はお尻の丸いところをスカートの上からさわさわと撫でるぐらいだったのが、次第にお尻を揉むようにしたり、直に太股を触ってくるようになりました。






いやらしいとしか言いようのない手の動きでした。



私はぎゅっと目を閉じて耐えました。



嫌悪感・・・だけではなかったかもしれません。





自分が感じているのだということは認めたくなかったのですが、ゾクゾクと背筋を上ってくるその感覚には、明らかに恐怖と嫌悪以外のものが混じっていました。






実はその頃、私はもうオナニーを経験していました。



兄の持っていたエッチな本をこっそり読んでしていたのですが、その中には女の子が痴漢をされる漫画がありました。



私はその主人公の女の子と自分を重ねてしまっていたのかもしれません。






(あの女の子は痴漢にいっぱい気持ちよくされてエッチまでしていたけど、私はいったいどうなってしまうのだろう?)






そんな、ほんの少しの期待があったのだと思います。






痴漢の大きな手が太股を弄ってきます。



くすぐったいような感じがして、私は声が出そうになるのを堪えました。



やめて欲しくて、手でなんとか痴漢の手を払おうとします。



すると痴漢が私の手をぎゅっと強く掴んできたのです。



怖くなって手を引っ込めようとしましたが、男の人の力に勝てるわけがありません。






痴漢は私の手を自分の股間に押しつけました。



私が初めて男の人のモノを触った瞬間でした。



それはすごく硬くて大きい感触で、怖いというよりは衝撃的でした。



痴漢は私の手をそれにグイッと擦り付けました。



すごく強い力で私の手を掴んで、グイグイとそれを刺激します。



私はどうすることもできず、痴漢のモノが私の手でさらに硬さを増す感触に耐えていました。






学校の最寄り駅に着くまでにはあと二駅ありました。



いつもはすぐに過ぎる時間が気が遠くなるような長い時間に感じました。






次の駅に着いた時、ふと痴漢が私の手を離しました。






(ひょっとしてもうやめて電車を降りてくれるのかな?)






そう思った次の瞬間、痴漢はいきなり私のお尻に硬いモノを押しつけてきました。



片手は私の体を抱き締めるようにして胸を触り、別の片手はスカートの中で私のアソコの辺りを彷徨っています。



思わず声をあげそうになって、辛うじて堪えました。






制服の生地はそんなに厚くなく、まだ私はパッドのないスポーツブラしかしていなかったので、痴漢は私の胸を触りながら乳首を指で軽く擦るようにしてきました。



ビクビクッと、今度はあからさまな快感が身体を襲いました。



そしてもう片方の手は下着の上から、アソコ全体を揉むようにしてきたのです。



私のクリトリスに痴漢の指が激しく当たっています。



お尻には相変わらず痴漢の硬いモノが擦り付けられています。



私は色んな感覚が一緒くたになって、頭がおかしくなってしまいそうでした。






私はもう、痴漢の手で気持ちよくなっていることを認めざるをえませんでした。



クリトリスを刺激されるたびに背中がビクッと弓なりに反ります。



漏れそうになる喘ぎ声をなんとか堪えても、痴漢の指が動けばまた激しい快感の波が襲ってきます。



お尻に擦りつけられているモノが脈打つのが分かり、痴漢が私に興奮しているという事実が、私の快感をさらに大きくしていました。



私は、アソコが濡れているのをはっきりと感じていました






痴漢の腰の動きが一際激しくなった時、やっと降りる駅に着きました。



私ははっと正気に戻り、渾身の力を込めて痴漢の手を振り払って、逃げるように電車を降りました。



降り際にちらりと痴漢の顔を見ると、まだ二十代ぐらいの男の人でした。



私は階段を駆け上がりながら痴漢の手の感触を振り払うように自分の腕で体をゴシゴシと擦りました。






その夜、私はまた兄のエッチな本を読んでオナニーに耽りました。



女の子の恥ずかしかったり怖かったりする感覚が、そして男の人に身体をいやらしく触られるという感覚がすごくリアルに感じられて、クリトリスを弄る私の指はいつもより激しく動いていました。






まるで自分の指があの痴漢の指になったようでした。



喘ぐ息を★しながら乳首を摘みます。



ゆっくり撫でるようにします。



クリトリスを弄る指を動かすたびに、くちゅくちゅ音がします。



かつてないような甘い痺れが腰をひとりでに動かしました。



そして私は、妄想の中で痴漢にたっぷりと犯されたのです。






気付いた時には、私は水曜日を楽しみにするようになっていました。



自分がいけないことをされて感じているという背徳感はもちろんありましたが、その背徳感が余計に痴漢に触られる快感を高めていました。



痴漢の方も私があまり嫌がらなくなっているのに気付いていたようで、他の乗客に気付かれないようにしながらも少しずつ大胆に触るようになっていました。






その日も痴漢は地下鉄に乗っていました。



私が電車に乗ると電車の揺れに乗じてうまく私の後ろに立ち、もう慣れた様子で私のお尻を触ってきました。



ちょっと触られただけで熱いモノが溢れてくるのが分かり、さっと顔が熱くなりました。



やがて痴漢はスカートの中に手を差し入れてきます。



太股をスルスルと撫でて、同時に胸の方も触ってきました。






痴漢に胸を触られるともう乳首が立っているのを感じました。



痴漢はたまに指を乳首に引っ掛けるようにしながら胸を触り、もう一方の手で太股やお尻を撫で回します。



私は息を押さえながら痴漢の緩やかな手の動きを味わっていましたが、じきに私の身体はもっと強い快感を求めてきました。






何もかもお見通しのように、痴漢は下着の上からそっとアソコを触ってきました。



たぶん下着が濡れているのにはすぐ気付いたでしょう。



痴漢は割れ目に沿うようにすーっと指を動かしてきます。



体が待ち望んでいた刺激が来たのが嬉しくて、私は思わず吐息を漏らしてしまいました。






しばらく指が割れ目の上を往復し、痴漢が下着の中に指を差し込んできました。



私はちょっとビクッとしました。



今までは下着の上からだけ触ってきていたので、直接触られるのは初めてだったのです。



ヘアを撫でられたりしている時はまだ少し怖かったのですが、でもそれは次に襲ってきた快感によってすぐにかき消されました。



痴漢はクリトリスを私の愛液で濡らした指で直に擦り上げてきました。



自分の手で触るのとは全然違う気持ちよさでした。



思わず声をあげそうになったのを下を向いて堪えました。






それは下着越しに触られていた時とは比べものにならない快感でした。



くちゅくちゅと敏感な部分を執拗に弄くられて、下半身が熱くジンジンとしてきます。



痴漢の指はある時はアソコ全体をこねまわすように、またある時は触れるか触れないかのようにごく軽くクリトリスを触ってきました。



私は息を止め、唇を噛んで思わず漏れてしまいそうになる喘ぎ声を堪えます。



なのに私は無意識のうちに、痴漢の指がスムーズに動けるように太股を緩めていました。



痴漢はクリトリスを弄る指とシンクロするような動きで乳首も優しく擦り立ててきます。



あとからあとから快感が腰の奥から湧き出るように襲ってきて、私はついに我慢できず声を漏らしてしまいました。






「ん・・・あぁん・・・っ!」






その声が自分でも驚くぐらいいやらしくて、私はすごく恥ずかしくなりました。



うるさいほど車内放送がかかっていたので、幸い他の乗客はあまり気にしていないような感じでした。






痴漢の指はその間も休むことなく刺激を与えてきます。



胸もアソコもすごく敏感になっていて、腰全体が甘く痺れるようになって、トイレをすごく我慢している時のような切ない感じもあって、そしてその感じはだんだん強くなってきました。



痴漢の指はクリトリスをグイグイと押しあげるような激しい動きになっていました。



刺激されるたびに背中が反ってまた声が出そうになって、私は完全に快感の波に溺れていました。






が、気持ちよさが高まると同時に、おしっこを我慢しているような変な感じも急激に高まってきました。



私がそんな状態になっているのを知ってか知らずか、痴漢は容赦なく刺激を与えてきます。



もしこの満員電車の中でお漏らしなんかしてしまったら大変なことになってしまいます。



快感は昇り詰めるように強くなり、おしっこを漏らしてしまいそうな感じもさらに強くなっていきます。






(だめ、だめ、これ以上触られたら漏れちゃう、やめて・・・)






私は祈るように思います。



でも痴漢はもちろんやめてはくれません。



それどこか指の動きはますます激しくなる一方です。






(お願い、だめ、本当にだめ、ああ、もう、漏れちゃうっ)






太股にぎゅうっと力を入れた時、体中を一気に強烈な快楽の電流が駆け巡りました。



一瞬頭の中が真っ白になりました。






「ぅ・・・ん・・・ッ!!」と声が出てしまい、腰がビクッビクッと大きく動きます。






自分の体に何が起こっているのか分かりませんでした。



私はここが電車の中だということも忘れ、身体を走り抜けるとんでもない快感にただただ翻弄されていました。



体が強く硬直し、そして私は息を大きく吐いて、身体からすうっと力が抜けました。






(私は痴漢にイカされてしまったんだ・・・)と自覚したのはしばらく経ってからでした。






放心状態になっている私の背中を、痴漢はいたわるように撫でてきました。



電車はいつの間にか駅に着いていました。



うながすように痴漢にとんと背を押されて電車を降り、私はふわふわと宙を歩くような足取りで階段を上りました。






学校に着いた途端、私はトイレに入りました。



おしっこがしたいような感じはイッた瞬間にすっかり消えていて、ただ濡れた下着をどうにかしたかったのです。



母が買ってくれた淡いピンクの下着は私の愛液でビショビショになっていました。






アソコを拭こうとするとティッシュがクリトリスに擦れて、それだけで私は息を詰めてピクッとしました。



私はそこを恐る恐る指で触りました。



なんだかいつもより突起が大きくなっているような気がします。



そしてそこはいつもよりずっとずっと敏感でした。



指が自然に動き出します。






(学校のトイレでオナニーなんて・・・)






理性ではそう思うのですが、指の動きは止まりません。



私は激しく身体を震わせて、初めて自分の指でイッてしまいました。






その日は当番の仕事も授業も全く手につきませんでした。



授業中に朝の出来事を思い出しては濡れてしまいましたし、我慢できなくなって制服の上からそっと乳首を触ったり、たまらなくなってもじもじと太股を擦り合わせてしまうこともありました。



私は濡れた下着を不快に思いながらも、次の水曜日をひたすら待ち遠しく思っていました。






痴漢に遭うようになってから、私がオナニーをする回数は明らかに増えていました。



夜になると、布団の中に潜っては兄の例のエッチな漫画を読みながら指を使いました。



痴漢の手の動きを思い出しながら、胸やアソコを思う存分触ります。



くちゅくちゅと濡れたアソコを弄っているとだんだん体が高まってくるのが分かります。



漫画の中に、主人公の女の子が電車の中で大人のおもちゃを使われてみんなの前でイッてしまうシーンがあったのですが、その絵は特に刺激的で、ページに軽く折り癖がついて焦ったこともあるぐらいよく見ていました。






水曜日になると、私はエッチな期待に胸を膨らませながら地下鉄に乗りました。



痴漢に触られるまでもなく濡れていたこともあったと思います。



期待通り、その日も痴漢は私の近くに立ちました。



もう痴漢の手の動きに躊躇はありませんでした。



当然のように私の胸を揉みながら、お尻の谷間に半分硬くなったモノを宛てがうようにしてきます。



電車が揺れるたびに、痴漢は私のお尻にモノをぐいっと押しつけてきます。



それが硬くなっていく感触をお尻の柔らかいところで感じて、私はまた興奮してしまいます。






痴漢は片手をスカートの中に忍ばせてきました。



すでに濡れているそこを下着越しにしばらく手で揉むようにしてから、下着の中に指を入れます。



その刺激に、私の腰がビクッと動きました。



まるで自分からお尻を痴漢のモノに押しつけているような感じになって、私はかあっと赤くなりました。






痴漢は私の期待通りに、濡れたそこを指でたっぷりと愛撫してくれます。



漏れそうになる声を押し★すのは大変でしたが、その快感はやっぱり自分で触る時の比ではありません。



クリトリスを優しく撫でられながら耳に息を吹きかけられたりすると、私の体はあられもなく震えます。



自分の体が前より感じやすくなっているのを自覚しました。



ちょっとした刺激にも敏感に反応してしまうのです。



私がそうして反応を見せるたびに、お尻の間にある痴漢のモノが大きくなっているような気がしました。






その時、痴漢の指が今までと違った動きを見せました。



クリトリスを弄っていた指がヒダをかき分けるようにして、アソコの入り口の方へ行くのです。



入り口のところを撫でられることはあったのですが、それとはちょっと違う感じです。



指を挿れようとしているのだと分かると、私の体は期待と不安でまた大きく震えました。






痴漢の指がぬるりと私の体内に入ってきました。






「ぅ・・・んん・・・ッ」と、小さな声が出てしまいます。






私は初めての感触に腰が砕けそうになっていました。



それはそれほど痛くはなかったのですが、すごく変な感じでした。



自分の内蔵を弄られているような違和感があって、それが嫌できゅっと力を入れると余計に『入っている』感じが強くなって、そしてクリトリスのようにはっきりした快感ではなくて、じわっと滲み出るような気持ちよさがありました。






痴漢は中に入れた指をゆっくり動かしてきました。



中の壁を探るように弄られると私の膝が震えました。



私は立っているのに必★でした。



痴漢はしばらく中を弄ってから、壁の内側の方にぐう・・・っと力を加えてきました。



ビクンッ!と、これまでなかったような強い快感が走りました。



あのおしっこを我慢している時のような感じが一気に体を襲ってきました。



痴漢は内側の気持ちいいところを押すと同時にクリトリスも手で刺激を加えてきました。






「ぁ・・・ぁ・・・あ・・・っ!」






押されるたびに小さな声が漏れてしまいます。



腰が揺れます。



私はもうあのおしっこが漏れそうな感じがイク時の前兆なのだと知っていました。



私は立っているのがやっとの状態で、快感に耐えながらやがて訪れるであろう絶頂をぎゅっと目を閉じて待っていました。






痴漢は激しくアソコを刺激してきます。



くちゅくちゅいう音が周りに聞こえてしまわないか心配でした。



うねるような快感が体中を支配していました。



腰が熱くてとろけてしまいそうです。






(ああ、ああ、すごい、もうだめ、イッちゃう・・・っ・・・)






その瞬間、痴漢はぴたりと指を止めました。






(え・・・っ?)と思っていると、痴漢はするりと手を下着から抜きました。






胸を揉んでいた手もさっと引いていきます。






(もしかして誰かに見つかりそうになったのかな?)






そう思って辺りを見ても、こちらを気にしている人はいません。



訳が判りませんでした。



お尻に押し当てられている痴漢のモノはちゃんと硬く勃起していましたから、行為に飽きたわけでもなさそうです。






イク寸前で見放された私の体は熱く火照って、早くイカせてとねだっています。



私は恐る恐る、ねだるようにお尻を痴漢のモノにぐいっと押しつけました。



反応はありません。



私の体は切羽詰まっていました。






その時初めて、私は痴漢の意図に気付きました。



たぶん痴漢は、私におねだりをさせたかったのでしょう。



私は恥ずかしさに★んでしまいそうになりながら、それを実行に移しました。



お尻をもじもじと動かしたり、きゅっと力を入れたり緩めたりして、痴漢のモノを刺激します。



痴漢の指がツンツンと私のお尻を突付きました。



私はそれだけの刺激でビクッとしてしまいます。






その指は『それでいいんだよ』と言うようでもあり、『それだけじゃだめだよ』と言うようでもありました。






私は理性をかなぐり捨てて、手を伸ばして痴漢のモノを手の甲で触りました。



痴漢の手が私の手を掴み、『そうじゃない』とでも言うようにズボン越しに私の手にそれを握らせました。



私はそれを上下に擦ります。



手の中で硬いモノが脈打つのが恥ずかしくて恥ずかしくて、気が変になりそうでした。



痴漢の手が私の下着の中に入ってきました。



そしてさっきのようにぬるっと指を入れ、さっきのように刺激してくれます。



たくさん焦らされていたせいか、さっきよりも強烈な快感が私の背筋を駆け上がりました。






痴漢の指が私の中で動きます。



クリトリスを強く擦ってきます。



私はやっと与えられたご褒美に泣きそうになりながら、ひたすら痴漢のモノをしごきました。



私が強く痴漢のモノを擦れば、痴漢の指の動きも激しくなります。



私は思いきり痴漢のモノを擦りあげながら、今まで感じたことのないような凄まじい高みに昇り詰めていきました。






「ん・・・ん・・・うん・・・ッ!!」






私は腰をビクビクと痙攣させながら、恍惚となってイッてしまったのです。