沈黙の二人。



ここでどうするか?






1.さ、飲み直そうか!



2.じゃ、さいなら~。



3.優しく介抱する。



4.やっぱりそうかな?



5.やはりそうだろう。






「大丈夫?水飲めるかな?」






気まずい私は部屋を出て、水を入れ、洗面所でタオルを絞った。



戻ると彼女は起きあがりベッドに腰掛けていた。






「起きて大丈夫?」






彼女は俯き加減にぽつりぽつり話しだした。






「ごめんなさい・・・恥ずかしいところ見せてしまいましたよね・・・?」



「誰にでもあることだから気にしなくていいよ」








(もっと恥ずかしいところ見たんだけど)






「送ってくれた・・・んですよね?」



「俺飲まないし、あまり賑やかなとこ好きじゃないんだ」






(ホントは大好き)






「ずっと・・・いたんですか?」



「苦しそうにしてたから心配で、悪いと思ったけどお邪魔させてもらったよ」






(股間も苦しかったよ)






「ありがとうございました・・・」






(いや、こちらこそ)






気づいていない事を確証した私は安心した。






「大丈夫?飲める?」






水を飲ませ、濡れタオルで口元を拭いてあげた。






「◯◯さん・・・優しいんですね・・・」






伏せていた目を上げて見つめてきた。



少し垂れ気味の潤んだ大きな瞳。



胸がドキドキした。






「だ、だいぶ落ち着いたかな?」






彼女は何かに気づいたようにハッとし・・・。






「あっ、もう大丈夫です。今日はありがとうございました」






彼女はもちろん私に家庭があることを知っている。



気を遣ってそう言ったのだろう。



無理して微笑む姿がいじらしかった。






「もう少しいてもいいかな?」






彼女の瞳を見つめ返した。






「もう少し一緒にいて下さい・・」






私は彼女の横に並んで座った。






「好きだから送ってきたし・・・」






つい「好き」だとか言ってしまった。






「そんな、無理しなくていいですよ・・」






しかし、さらっと流されてしまった。






「ホントだよ。Mちゃん(彼女の名前ね)のことはいつも可愛いと思っていたし、それに・・・」






「それに?」






「それに実は眠っているとき、ちょっとスカート覗いちゃったんだ」






勢いで自爆覚悟で告白した。






「えっ・・・スカートだけ?」



「ちょっと肌蹴ていたから、つい誘惑に負けてね・・・。それと運んでくるとき、ちょっと胸を触ってしまったかな?・・・ごめんね」






「◯◯さんでもそんなことすることあるんですね・・・」



「ごめんね・・・。ちょっと後悔してるけど・・・」






「じゃおあいこですよね」






彼女は微笑んでくれた。



これで吹っ切れた私は思わず後ろから彼女を抱き締めてしまった。






「◯◯さん・・・?」






少し彼女は驚いていた。






「ごめん、Mちゃん、もう少しこのままいさせて・・」






彼女は私の回した腕に手を重ねてきた。






「さっき、『好き』って言ってくれましたよね・・・。それって・・・ほんとですか?」






「ああ、本当だよ」






「じゃ・・・、あの・・・キスとかしてくれたりできますか・・・」






私は彼女を引き寄せ、唇を重ねた。



弾力のある柔らかい唇。



そのまま首筋に舌を這わせようとしたら・・・。






「◯◯さん。シャワー・・・あ・・・ん・・・」






そのまま首から耳を攻め続け、彼女の口を塞いだ。



キャミをとスカートを脱がせ、仰向きに寝かせた。



白い体に上下お揃いの下着。






「◯◯さん電気・・・」






「ごめん、俺暗いのダメなんだ」(←ウソ)






まだ少しエロい心が残っていたようだ。



というか元々薄っぺらな正義感だったのかもしれない。






「じゃ、スタンドだけにして・・・」






電気を消し、足下のスタンドを点けた。



ブラを外した。



透き通るように白いバストにピンクの乳首。



少し乳輪のぶつぶつが気になるが、ポチっとした感じではなく滑らかにツンとしている感じだ。



両手で揉むと指が埋まるほど柔らかいが、プルンと弾けるような弾力もある。



乳首を舌で転がすように舐めた。






「ああ・・・ん」






感じやすいが声はあまり大きくない。



可愛い声がさらに可愛くなった。



パンツを脱がせ、足を広げた。






「ダメ~・・・恥ずかしい・・・」






彼女は抵抗するように足を閉じようとしたが、ここまできたらお構いなしだ。



ヘアが薄いので恥骨からお尻の方まで割れ目がはっきりと見える。



ヘアは範囲は広いが少し薄めで、割れ目を両側から覆う様に生えている。



ピタリと一文字に閉じていて具はあまり見えない。



親指でぷくっと盛り上がる肉をゆっくりと押し広げてみる。



まず外の肉が開き、具が見え始める。



薄いピンクの花びらはぴたっと閉じていて、さらに親指と中指で開いていくと、引っ付いていた花びらが下から順にぴら~と開いていく。






ついにまんこは全開にになった。



興奮で私は先走り汁を垂れ流しでいた。



内部は乳首と同じで薄いピンクで少し赤みかかっている。



花びらも小さめで先端までプリンとしている。



半分隠れているクリを剥き出すように広げ、舌を這わせた。






「ああん・・・」






声を上げ、ビクビク反応する彼女。



指を入れると内部はすでにヌルヌルで、くちょくちょといやらしい音を立てた。






「あっ・・・」






ここで、あることに気づいた。






「ゴム、持ってないよ・・・どうしようかな?」






「外に出してくれたら大丈夫・・・」






彼女の口から出た言葉に興奮は絶頂に達した。



足を開き、いきり立った先走りでテカテカのモノを彼女の中に挿入した。



彼女の中は熱いくらいに温かく、きゅーっと包み込むようにソレを迎え入れた。






「あ、あん・・・ああ、ん・・・」






粘膜と粘膜の擦れる感じがとろけそうに気持ちいい。



私は体位を変えることも忘れ、一心不乱にぬちゃぬちゃと腰を突き続けた。






「ああん・・・◯◯さん・・・」






彼女が呼んだ。






「下の名前で呼んでもいいですか?」






「いいよ、M」






私も呼び捨てだ。



彼女は私の背中に手を回してきた。






「あ・・・S(私の名前ね)、もっと・・・」






純情そうな彼女からは想像できない言葉。



興奮しきった私はさらに突き続けた。






「ああ、ん、ああ・・・ん、あああ・・・」






背中の手の締め付けが強くなっていった。






「ああああ、S、もうダメ~・・・」






「俺も、もう出そうだよ、M」






彼女がビクビクっと弓なりになったあと、私もお腹の上に果ててしまった。



その後、抱き合ったまま、時間を忘れるほど長いディープキスをし、彼女の家を後にした。






その後、彼女とはまだ関係を持っていないが、毎日メールは来ている。



彼女はこの前の夜のことは一夜限りの事と割り切っているようで、その辺の内容には触れてこない。



彼女のことを思うと中途半端なセックスフレンドにはできないし。



どうしようかと思案の日々です。