私が17歳になるまで一度として男の人と付き合ったことがなかったのは、たぶんにお父さんがその方面に厳しかったから。



だけど、恋人が出来たら勉強もスポーツも身が入らなくなると私自身も信じて、男を遠ざけていたこともある。






でも高校に入ると、男性とのお付き合いを経験する女の子も増えてきた。



時々、誰それが彼とやっちゃったとか、耳にする機会も増えてきた。



そんな時はなんとなく気まずい思いをした。



自分が処女だということがなんとなく恥ずかしくて、知っているようなフリをしている時が多かった。



ただ恋人が欲しいと思う時も多かった。



それとも単なるセックスへの憧れかな。



気取った言い方をしなければヤリたかった。



私にだって性欲くらいあるから。






だからそれが抑えられなくなった時にはもっぱらオナニーで解消していた。



オナニーは中学の2年生くらいから始めていたから、結構年季は入っている。



勉強に集中出来ないときとか、しょっちゅうやった。



レディース・コミックとかを読みながらとか。



男性に自分が貫かれる時をイメージして、私は自分のアソコに手を這わせてクリちゃんとかを擦ったり。



そんな時は何も考えられないくらい夢中になってオナニーに没頭した。



もう夢中。



そうすると簡単に30分や1時間くらい過ぎてしまう。



アソコを手で擦るとすぐに腰が痺れたみたいな感じになって、アソコはオイルでも塗ったみたいに濡れてくる。



そうなると私の体は自然と熱くなって声が漏れてきた。






「ウウ・・・」とか、「あん」とか。






それで息も荒くなって、すぐ隣の部屋にいる弟の剛にまで聞こえそうになるくらい。



でも夢中になってやっているとそんなこと忘れてしまう。



壁1枚のすぐ向こうに思春期を迎えた男がいるのに、それを忘れてオナニーに夢中になるなんて、考えてみれば本当に危ない。



でも一度始めてしまうと、もうどうにもならない。






そんな時に必ず頭に浮かぶのが、私のアソコを男が貫いている様子。



私は夢中になって男のモノを貪っている。



あるいは無理やり男が私の体を貪るシーン。



そんな想像を毎日のように繰り返しているのだから・・・。






(いっぺんやってみたいな)






そんな気になっても不思議はない。



でも私には恋人もいないし、手近に恋人にしたいと思えるようなイイ男もいない。



男友達の誰かと付き合ってヤルことも出来るけど、その後のことを考えると、どうしても気後れする。



誰とやったにしても男は得意げになって言い触らすに決まっているだろうから。



私とセックスしたと友達中に言いふらして、それがみんなの噂になるなんてまっぴら。



その上、私の処女を奪ったとなると、男は自慢して回るだろう。



男というのはそういうものだと、私もなんとなくわかる。






そんな時に、弟の剛が私に興味を持ち出していることに気づいた。






剛もすでに16歳。



もう思春期だから発情しても無理はない。



私の胸元とかにチラチラと目をやっていることにも気がついている。



それなら恋人でも作ればいいものを、そんなことが出来る器量はない。



だからもっとも身近な異性である姉の私に向けたのだろう。



しょせん男なんて下半身の欲望の前では家族も姉もないもの。



弟もそんな男の1人かと思えば情けない限りだけど、それでいて面白かった。



だって、私に魅力を感じて、私を抱きたいと思っている男が、すぐそばにいるなんて、何か、いい気分がしない?



それって私も魅力的な一人前の女だって言われているようなものでしょう?






だから私は最近、弟の前ではことさらエッチな格好をしてやった。



胸が開いた服を着たりとか、剛の前でわざと下着が見えるように足を組み替えてやったりとか。



トドメに、お風呂あがりにバスタオルだけして剛の前に出てやった。



剛のやつ、「何て格好してんだよ」って強がってそっぽを向いたけど、私の方が気になって仕方がないのは見え見え。



ほんと可愛い。






ある日、なんとなく気になってこっそり剛の部屋を覗いてやると、オナニーをやってた。



下半身丸裸になって、ベッドの上でシコシコ、シコシコと。



その姿はなんとなく情けないものだけど、男のオナニーなんて初めて見たから、私も見入ってしまった。



そうして物音を立てないように気をつけながら剛の部屋に入った。



剛ったらびっくり。






「は、入ってくるなよ!」






慌てて出してるものを仕舞う。



でも、もう遅い。



私はみーんな見ちゃったから。






「そんなに慌てなくていいのに」






私は思わず笑ってしまった。






「うるさいな。出ていけよ」






剛は声を荒くした。






「はいはい」






そう言って、その日はそのまま引き下がってやったけど、後から剛のやつが思いがけないことを言い出した。



剛のオナニーを覗いてから2、3日ほど経った時だったかな。



剛が急に私の部屋に入ってきた。






「姉さん、どうしてくれるんだよ。姉さんにオナニーしてるとこを見られてから、ちっとも立たなくなったじゃないか」






剛のやつは本当に悔しそうに言った。






「え?本当に立たなくなったの?」






私もさすがに驚いてしまった。






「そうだよ。みんな姉さんのせいだよ」






剛は本気で私を恨んでいる様子。



男にとってアレが役に立たないというのは、よっぽど悔しいのだろう。



でも私は女だから気持ちがわからず、そのときは少し叱って追い出してやった。






でも・・・やっぱり気になった。






次の日の学校で、悪友の深雪にそのことを相談してみた。



もちろん弟のことだとまでは言わなかったけど。






「知り合いの男の子が、姉にオナニーしてるとこを見られてから立たないと悩んでる」って言った。






すると彼女はケタケタと笑った。






「男ってさ、いざってなると度胸がないでしょう。だからそんなことになるのよ」






深雪は私と違って非処女。



それこそ中学の時に捨ててから、もう何人もの男と付き合った経験がある子だから、男のそんなとこをよく知ってるみたい。






「そういう場合はどうすればいいの?」






私がそう問いかけると、彼女はおかしそうに言った。






「あんたもとうとう処女を捨てる気になった?」






「どうしてそういう話になるのよ」






私は思わぬ飛躍に声を大きくした。



だって本当に驚いたから。






「でもさ、そうとしか考えられないじゃない。男のアレが立つ立たないの話をするなんて」






言われてみればそうかな。



私の話に出てきた、姉にオナニーを見られて悩んでいる男の子は、私の弟とは思わず彼氏とでも思ったみたい。






(剛が私の彼って・・・)






考えると何か面白かった。






私は深雪から、男が喜んで、それでいて自信を取り戻す方法を教えてくれた。



それをやると大抵の男のペニスは立って、自信を取り戻すと。



その内容はフェラとか女のあそこを舐めさせるとか、かなり露骨な内容だったけど、思わず聞き入ってしまった。



私もエッチな女だと思う。



今まで処女だったのが不思議なくらい。






深雪と別れてからは学校が終わるのがもどかしかった。



だって、剛を使って早くやってみたかったから。



いやらしいことだと思うけど、深雪のやり方で本当に剛が喜ぶか試したかった。






<続く>