これは俺が高校3年の時の話である。






<登場人物>



俺:ケイスケ。



友達:ケンジ。



友達の彼女:メグ。






卒業式だけを残し、学校も休みになった頃、俺は高校時代ずっと仲良かったケンジと毎日のように遊んでいた。



ケンジは同性から見てもカッコよく、スポーツ万能。



バンド活動もしており女に不自由はしてなく、バレンタインとかも結構な数のチョコを貰っていて、彼女が途切れたことはなかった。



ちなみに俺はケンジとはかなりタイプが違い、思いっきりインドア派だし、顔もカッコいいわけではなく、彼女なんていたことすらなかった。



こんな全く違うタイプの2人だったのだが仲良くなり、周りも結構驚いていた。






ある日、ケンジと遊んでいるとメグからケンジに電話があり、「私も暇だから一緒に遊んでよ」と連絡があったみたいだった。



ケンジは自分の彼女を友達に紹介はしたくないと前から言っており迷ったようだが、「ケイスケだから紹介してやるよ」と言われ、彼女のメグさんも合流したのである。



ケンジはすでに車の免許を持っており、ケンジの運転でまずはご飯を食べにファミレスに行くことになった。






<メグさんのプロフィール>



22歳の看護婦。



細身ですらっとしており顔も綺麗系で、高校生の俺から見るとまさに手の届かないといったお姉さまタイプだった。






ファミレスに着くとメグは、気を使って色々と俺に話し掛けてくれた。



「手相が見れる」と言って手を握られたときは、かなりドキッとしてしまった。



ケンジは少し不服そうだったが3人で楽しく食事をして店を出た。



その後、ボーリング、カラオケと3人で楽しく遊び、その日はそのまま解散した。






それから数日後、俺はケンジに誘われてカラオケに行くことになった。



2人でカラオケなんて珍しいなと思ったら、途中で車は止まり、後部座席に女の子たちが乗り込んできた。



メグではなくクラスの女の子たち、しかもカワイイ系の子達だった。






カラオケボックスに着いてすぐにケンジをトイレに連れて行き、「メグさんがいるんだし、まずくないか?」と聞いたが、「ばれなきゃいいし、それにただの友達なんだから別に遊ぶぐらい、いいだろ」と何も悪びれたところはない様子で部屋に戻った。



その後のカラオケでは特に何もなく、普通に楽しみ、解散しようとなった。



場所的に先に俺を降ろし、ケンジはそのまま女の子を乗せて帰って行った。






それから数日後、番号だけの通知で電話がかかってきたのである。



誰だろうと思ったら、泣きながら喋っているメグさんだった。






俺「どうしたんですか?で、なぜ俺の番号を?」






メグ「ケンジの携帯からメモってたの・・・」






俺「何かあったんですか?大丈夫ですか?」






メグ「ケンジは浮気ばっかりしてるみたいだし、私はどうしたらいいの?」






ややパニック気味で、自分もこんな状態は初めてで、どう答えるべきかと考えていると・・・。






メグ「きっと私のこと、本気で好きな人なんていないのよね。もうどうでもよくなっちゃったなあー。もうその辺の適当な男とでも遊んでやろうかな」






その時、このままにしてはいけないと思い、ファミレスで話してる時、見たい映画があるという話をしていたのを思い出して・・・。






俺「映画でも観に行きませんか?それで少しは気分を晴らしましょう」






メグ「ありがとう・・・、ケイ君に連絡して良かった」






ほぼ同世代の女性と2人っきりで会うなんて小学生以来ぐらいだったのでかなり緊張して待ち合わせ場所に行った。



着いて5分後、彼女がやって来た。



もう彼女の姿を見たとき、(俺なんかが一緒に歩いていいんですか?)というぐらい綺麗だった。



緊張しながらも、「じゃー行きますか」と言い、微妙な2人の距離がありながら歩き始めた。






自分はちょっと見栄を張り、「ここは自分が払いますよと」お金を出した。



少し笑いながらメグさんは、「ありがとう」と言った。



その笑顔だけで自分は満足した。






映画館に入ると時間も20時前だったので、人はまばらだった。



彼女が観たかったのはホラー映画だったから、ムードなんてもちろんなかったが、俺は彼女が喜んでくれさえすれば良かった。



映画も中盤になり、ボーっと見てるといきなり手を握られたのである。






俺「ケンジは俺の友達ですし、こういうのはまずいですよ」(←小声で)






メグ「映画が怖くて誰かに手を握っていてもらいたいの。私じゃイヤ?」






覗き込むように顔を見ながら言われて、可愛くてそれ以上何も言えず、「今だけですからね」と言い、手を握り合ったまま映画を観終わったのである。






映画を出たあと、「お腹空いたね」という話になり、メグさんがお酒を飲みたいと言うので、チェーン店の居酒屋に入ることになった。



道を歩いてるときから思っていたが、明らかに自分とメグさんが2人でいる光景は不釣合いで、周囲からジロジロと好奇の目で見られていたような気がした。






店に入ると、メグさんはガンガン注文して明らかに酔っていった。



少し泣きながら・・・。






メグ「なんでケンジは浮気ばかりするのかな?この間だって電話繋がらなかった日があったのよ。ケイくん、何か知らない?知ってるんなら言いなさいよねー」






その日はまさに、クラスの女の子達とカラオケで遊んだ日だった。



色んなことが頭によぎったが、ここは誤魔化そうと思い・・・。






俺「あの日、俺の家で男たちだけで遊んでたんですよ。で、確かその時、『充電が切れてやばい』って言ってましたよ」






メグ「そうなんだ、ケイ君がそう言うなら私は信じるけど・・・。私の直感だと絶対に女だと思ったんだけど」






罪悪感がかなりあったが、結局0時過ぎまで居酒屋にいて店を出ることになった。



店を出て、店の前にあったプリクラで一緒に撮ろうということになった。



俺は女性と一緒に撮ったことなんてなかったし、もちろんケンジに後ろめたい気持ちもあったので断ったのだが、腕を組まれ、「一緒に撮らないと帰らないからね」と言われたので一緒に撮った。



終電は全部出ていた。



メグさんがタクシーに乗るところを見届けて俺もタクシーで帰ろうと思っていた。






メグ「ケイ君、私って魅力ないかな?どう?」






顔を覗き込まれながら言われた。






俺「そんなことないですよ、とっても綺麗ですよ。今日だってみんなジロジロ見てましたよ。明らかに不釣合いの2人が歩いてましたから」






メグ「嬉しいな。けど、そうなの?全然気づかなかった」






タクシー乗り場の近くまで行くと・・・。






メグ「もう少し話したいな、いい?」






俺「付き合いますよ」






近くの公園で色々話してると・・・。






メグ「ケイ君が彼氏だったら良いのにな」






俺「そんな。ケンジは良い所がいっぱいありますし。もう遅いですから帰りましょう」






心が動き出しそうになっていたのは分かっていたが、ケンジを裏切れないと思い、話を切り上げて歩き始めた。






メグ「ケイ君はどうやって帰るの?」






俺「メグさんがタクシーに乗るのを見たら、自分もタクシーで帰りますよ」






メグさんは急に立ち止まり・・・。






メグ「私、帰りたくない。今日は一緒にいて。ホテルに行こ・・・」






俺「それは出来ないですよ。ケンジを裏切れないから」






メグ「そっか・・・、じゃーもうここでいいよ、適当な男を誘って一緒に過ごすから」






俺「何言ってるんですか!そんなこと言われたら放っておけるわけないじゃないですか」






少し話したが、「一緒に誰かといたいだけなの」の一点張り。



まだ3月初旬ぐらいだったので夜は寒く・・・。



複雑な気持ちのままラブホに一緒に入った。



もちろんそのときは童貞で、ファーストキスすらまだだった。



そんな俺の前には、ケンジの彼女だが、年上の看護婦で綺麗なメグさんがいる。



正直、心の中で悪魔と天使が戦っていた。






で、部屋に入ってすぐにメグさんはいきなりソファーに俺を押し倒してキスをしてきた。



これがファーストキスだった。



焦った俺は、メグさんを突き飛ばしてしまった。






メグ「初めてかもしれないけど、私じゃイヤ?」






俺「イヤとかいいとかの問題じゃなくて、俺はケンジの友達で、あなたはケンジの彼女なんですよ。こんなのダメですよ。俺は裏切れません。ソファーで寝ますから」






メグ「そっか。けど、ソファーじゃ風邪を引いちゃうからベッドで寝よう。何もしないから」






その後、俺は1人で風呂に入った。






俺「メグさんどうぞ。先に俺、寝てますから」






メグ「わかった」






俺はもちろん眠れるわけもなく、こんなことしてるだけで裏切ってるよなと考えていた。






数十分後、メグさんが上がってきた。



チラッと見ると、バスタオル1枚だった・・・。



かなりドキドキしていたし、もっと見たいと思ったが、自分に言い聞かせて目を逸らした。






メグ「ケイ君まだ起きてる?」






声を掛けられたが、見てしまうと自分を抑えれないと思い、寝たふりを続けた。






メグ「寝たふりしてるでしょ?」






いきなりキスをされた。






「何するんですか?」






そう言って目を開けると、バスタオルを取り、メグさんは裸になった。






メグ「どう?女性として魅力ない?」






そんなことは全くなかった。



もちろん童貞の俺のあそこはもうかなりやばかったし、メグさんに惹かれている俺は間違いなくいた。



俺は動揺しながら・・・。






俺「綺麗です。とても魅力的です」






メグ「じゃあ私を抱いて」






裸で抱きつかれた。



覚悟を決めたつもりだったが、ケンジのことがやはり頭によぎった。






俺「ごめん、無理だわ」






メグさんを引き離して俺はベッドの端に寄った。



メグさんは、しきりに俺に謝っていた。



色んな気持ちがぐるぐる回った。






俺「これぐらいしか出来ないけど、手を繋いで寝ましょうか?」






メグ「うん」






手を繋いだまま話をして、朝になり、俺はメグさんと別れた。






それから数日、メグさんからは連絡はなかった。



ケンジから連絡があったものの、合わせる顔がないなと思い、遊びの誘いも適当に断っていた。






約10日後、メグさんから電話があった。



メグさんはすでに号泣していた・・・。






メグ「ケイ君、嘘ついたでしょ?」






すぐにカラオケのことだと思ったが・・・、「何のこと?」と言った。






メグ「この前話した電話が繋がらなかった日のことよ。あの日、ケンジ、女とエッチしてたのよ」






俺「そんなはずないよ。俺も一緒にカラオケに行ったんだよ、普通に歌って別れただけ・・・」






そう言ってすぐ、(あの後、お持ち帰りしたのか・・・)と思った。






メグ「ケンジの携帯に◯◯って女からメールが入ってて、『またお泊りしようね』って」






まさにビンゴ。



前からケンジが、「あの子、いいよなー」って言ってたクラスの女だった。






メグ「ケイ君の嘘つき。私が魅力的とかって言ったのも全部ウソなんでしょ。結局、男なんて嘘つきばかりなのよ!」






俺「そんなことないって、本当に魅力的だって思ったんだ」






メグ「わかった。じゃあ今から私とデートして。イヤとは言わせないから」






俺「わかった、どこに行けばいい?」






メグ「◯◯で待ち合わせ」






俺はすぐに待ち合わせ場所に向かった。



彼女に誘われて行ったのはインターネットカフェだった。



1人で来ることはあっても2人で来ることなんてなかった。



ツイン席かなと思ったら、カップルシートに2人で座ることになった。



カップルシートなので距離が近い。



変な緊張感を誤魔化すために、適当に本を読んでいた。



時々会話をしながら、あっという間に時間が経ち、店を出ることになった。






とりあえず適当な店に入って食事をした。



彼女は少しお酒を飲みつつも、以前よりは落ち着いてたと思う。



ケンジへの不満は語っていたけど。



店を出て、時間も結構遅かったので帰ろうという話になり、タクシー乗り場へ向かっていると・・・。






メグ「ケイ君さ、私のこと、どう思ってる?やっぱり面倒くさい女だと思ってるでしょ?」






俺「そんなことないですよ。会った時から綺麗で魅力的な人だなって思ったし、話しててとっても楽しいし、今日も楽しかったですよ」






メグ「私、ケンジと別れる。で、ケイ君さえ良ければ私と付き合って」






もうこの時点で俺の気持ちはメグさんに移っていた。






俺「気持ちは嬉しいけど、そういうのはケンジとちゃんと別れてからしたほうがいいと思う」






メグ「またそうやって避ける。・・・やっぱり私のこと嫌いなんだ」






俺「そんなことないですって。ケンジには悪いけど、俺好きです、メグさんのこと」






メグ「ありがとう、私もケイ君のこと好きだよ。ホテル、行こっか・・・?」






もうその言葉を聞いて、俺はケンジのことはどうでも良くなった。






(あいつだってメグさんを裏切って他の女と関係を持ってるんだ、もう迷うのはやめよう)






タクシーに乗り込み、ラブホテルに行くことになった。






メグさんに、「お風呂に入れば?」と言われ、緊張しながら入っていた。



すると風呂の扉が開く音がした。






メグ「来ちゃった」






バスタオルを巻いたメグさんが入ってきた。



もう俺のあそこはやばかった・・・。






メグ「ジロジロ見ないでよ、恥ずかしいな」






メグさんは少し笑いながら浴槽の前でバスタオルを取って中に入った。



浴槽には俺の後ろ側に入り、俺の背中に胸が当たるように密着してきた。



そして俺の耳音で囁くように・・・。






メグ「もうこんなに大きくしてるんだから」






そう言うと、擦るように触ってきた。



正直、動くに動けないし、メグさんの胸が当たってる背中の感触がたまらなかった。



風呂から上がり、軽くキスをされ、唇が離れると・・・。






メグ「舌を入れるけど驚かないでね」






初めてのディープキス。



そのままベッドに倒れこみ、キスをしながら俺はメグさんのバスローブを脱がしていった。



胸フェチの俺にとってメグさんの胸はたまらなかった。



首筋を舐め、そのまま胸に辿り着き、乳首を舐めながら胸を力強く揉んだ。






メグ「ここが女の大事な所。指を出し入れしてみて・・・」






甘い声で囁かれ、俺は夢中でメグさんのあそこと胸を責めまくった。






メグ「そろそろ入れてみたい?入れてもいいよ・・・」






俺が戸惑ってると・・・。






メグ「ここに入れて・・・、今日は大丈夫だから生でいいよ」






俺「さすがにそれは・・・」






そう言った瞬間、俺のあそこを持って誘導してくれて、挿入してしまった。



もう言葉には出来ないような感覚で、気持ちよくて俺は夢中で腰を振った。






メグ「ケイ君、ホントに初めてなの?上手だし、イッちゃいそう・・・」






俺「そろそろイッちゃいます・・・、ホントに中でいいんですか?」






メグ「うん、いいよ。大丈夫だから中で、あっあっあっあっ・・・」






メグさんの声も言葉にならなくなってきて、俺はメグさんの中に大量に出した。






メグ「いーっぱい出ちゃったね。もうこれで普通の関係ではないよね。それより初めての相手が私で良かったの?」






俺「俺、メグさんのこと好きですから、初めてがメグさんで良かったです」






メグ「じゃあ今度は看護婦の制服を着てあげようか?ああいうの好きでしょ?それとも女子高生とかの制服がいい?」






想像してしまって、心の中で嬉しがってると・・・。






メグ「今、絶対想像したでしょ?もう可愛いんだから。これからもいっぱい愛し合おうね」






翌朝、目を覚ますと・・・。






メグ「フェラしてあげよっか?」






俺「して欲しいです」






フェラ初体験。



これまたとても気持ち良くて、すぐにイキそうになった。






メグ「ダーメ、私も気持ちよくして・・・」






そう言われて2回戦目へ。



昨日の経験もあり、ぎこちないながらもメグさんを責め、いざ挿入となったとき・・・。






メグ「待って、私が乗ってあげる」






これまた初めての騎乗位スタイル。



また正常位と違う感覚で、かなり気持ち良かった。



メグさんも声にならなくなってきて・・・。






メグ「気持ちいい・・・、あっあっあっあっ・・・」






俺「イキそうです」






メグ「うん、私の中でイッて・・・」






俺は言われるがまま彼女の中に出した。



もうケンジのことなんて忘れていた。