次のステップは、ずいぶん日が経ったバレンタインの日だった。



その日は私立高校の入試の前日だったので、3年は2時間目くらいで帰った。



昼休みにMから呼び出されたが、俺は予想していたので驚かなかった。



しんとした3階の奥にある音楽準備室でMは待っていた。






「これ、もろてくれる?」






「おう、サンキュー」






「何個もろうたん?」






「何個て、これだけやけど・・・」






「ほんまかぁ~?」






「まぁ下駄箱に100個くらい入ってると思うけど」






「アホ」






俺はあの日以来、掃除箱の中の話題に触れたことがなかったが、聞きたいことがあったのであえて聞いてみた。






「この前、なんで先に入れられてたん?」






「なんでて、知らへんわ」






「嘘つけ」






「嘘ちゃうて」






「ほんならその前、なんでキスしてきてん」






「なに言うてん、あんたからやろ」






「なんで俺からすんねん、お前、目ぇ瞑とったやないか」






「そんなこと言うたかて、キスする時は目ぇ瞑るんちゃうん」






俺たちはそこまで言い合って急に黙り込んでしまった。



ということは、最初のキスは本当に偶然の事故だったようだ。



それをお互いが相手の意思だと勘違いしていたということだ。






「ほんなら、プールのときはお前からしよう言うてきたやんか?」






「せやかて、キスしたかったんやからええやんか。あんたかて触ってきたやろ」






「嫌やったんか?」






「しょうもないこと聞きなて・・・」






また会話が途切れた。



俺はMに近づいて首に手を回し、グイと引き寄せようとしたが、Mが身体に力を入れたので上手くいかなかった。






「何するん!」






「デカすぎなんじゃお前、キス出来へんやろ」






「アホか、あんたがチビなんやろが」






そう言いつつもMは覆い被さるようにキスをしてきた。



情けないことに俺は後ろに2、3歩よろめいてしまった。



俺は気を取り直して反撃するように踏ん張ってMを押し戻した。



しかし身長差はいかんともし難かったので、俺はMの腰に手を回して力を込め、サバ折りにするような感じで鉄琴のケースの上にMを押し倒した。






「痛いやんか」






Mがそう言うのを無視して、制服の下にいっぱい着込んでいるのを乱暴にスカートから引っ張り出して、下から手を突っ込んでオッパイを生で揉んだ。



前より明らかにボリュームが増したようだが、相変わらずむにゅむにゅして気持ちいい。



Mは抵抗する様子もなく、力を抜いてだらんとしていたが、「キツいことせんといてや」と一言だけ言った。



俺はめいっぱい服をたくし上げてMのオッパイを確認しようとした。



ジャージが邪魔してやっと下乳から乳首までが見えたが、雑誌のグラビアなんかで見るのとは違い、生っ白くて、ブラジャーの跡が妙にいやらしく思えた。



乳首も乳輪も申し訳程度で、色もピンク色が少しくすんだような感じだった。



俺はMに断らずに口に含んだ。






「ひゃは!」






Mは悲鳴とも笑い声ともとれる声を出したが嫌がる様子はなかった。



俺は夢中でMのオッパイを舐めまくった。



唾液でベチャベチャになった。



Mは途中で一度だけ少し身を起こして、「ちょっと、きしょいって」と言ったが、後は目を閉じて微かに吐息を漏らすだけだった。






俺は次に行こうと思った。



スカートを捲ると、Mはブルマでなく練習用のロンパンを穿いていた。



上から触ってみると、その下にブルマも穿いていた。






「どんだけ穿いとんねん、お前」






「せやかて寒いやんか」






俺は下から攻めるのは諦め、スカートの臍の辺りからそのまま無理やりに手を突っ込んだ。



ロンパンとブルマのゴムがきつくてなかなか奥に進めなかったが、俺は目いっぱい力を込めて強引に進んでいった。






「痛った~、ちょー無茶しぃなって」






「わりぃ、もうちょっとやから・・・」






また、ジョリッの後にヌルッが来た。



Mは前回と違い、明らかにピクピクと身体が反応した。






「気持ちええんか?」






聞いたが、「はぁ・・・」と吐息が返ってきただけだった。






俺はその匂いを染み込まそうとするかのようにMのヌルヌルで手のひらまでベチャベチャにしながらMのワレメを弄くり回した。



Mはほっぺを真っ赤にしながら荒い息をしている。



そこで5限目のチャイムが鳴った。



すぐに音楽当番が準備に来るので俺たちは慌てて教室に走って行った。



どうもいつもタイミングが悪い。






俺とMは一応それがきっかけで正式に付き合いだしたわけだが、俺には同時に悩みが生まれた。



まあ中1になれば、エッチをどうするかくらいは知っていたが、Mとキスするまでは具体的な知識は全然なかった。



それがプールの件で一気に身近なことのように感じられ、俺はいつでもOKなように色んな本なんかで勉強(笑)するようになった。






そしてバレンタインから、それがさらに加速した。



高校生の従兄からコンドームを貰ったのが原因だった。



いざという時のために付ける練習をしたのだが、どうもうまくいかない。



どうしてうまくいかないのかを考えてていると、大変なことに気がついた。



剥けてないのである。



チンポが硬くなった状態で、やっと先っぽが僅かに顔を出す程度だった。



手で剥けば露出はするのだが、すぐに元に戻ってしまう。



だからゴムを嵌めても捲れあがってうまくいかないのだ。



あとはサイズの問題。



他人と比べたことはなかったが、まだまだ子供サイズではないかと思えた。



自分の成長の遅さが今まで以上に恨めしく思えた。



それに引き替えMは発育十分。






俺のチンポをMの前に晒したら、もしかして笑われるのではないかという恐怖に悩まされるようになった。






こんなことなら、変な知識をつける前に、プールか音楽準備室でやっとけば良かった。



俺はコンプレックスに押しつぶされそうだった。



俺は冗談ではなく、毎日バカみたいに牛乳をがぶ飲みして、出汁用の煮干を貪り食った。



それで腹を壊したのも一度や二度ではない。






俺はいつ、Mの方から求められるかビクビクしだした。



時々はキスしたりオッパイを揉んだりしたが、それが呼び水になっては困るので、下の方にはめったに手を伸ばさなかった。



たとえそうなってもパンツに手を差し込むだけで、決して脱がしたりはしなかった。



いや、できなかった。



春休みに一度、Mの方から俺の股間に手を伸ばしてきたが、俺は思わず振り払ってしまった。



Mは怪訝そうな顔をしていた。






中2になってクラスが分かれ、自然に少し距離をおけるようになると俺は安心する始末だった。



そのとき俺の身長は140センチ台の後半、Mは168センチ。



5月の身体検査のとき、俺はやっと150センチの大台に乗って喜んだ。



俺はやっとその頃から、今までツルツルだった顎や鼻の下に濃い目のものが生えるようになった。



すね毛も生えてきた。



同時に背も伸び始めた。



夏休みが終わる頃にはチンポの周りにチョロチョロだった毛も臍の方に向かって面積が増えた。



余っていた皮も少なくなってきた。



俺は間もなくMにお披露目できるようになると思ってワクワクした。






2月、俺は162センチになった。



9ヶ月で12センチ伸びた計算だ。



まだMには届かないが、もうチンポも大人バージョンになっていたし、何より俺もMも待ちくたびれた状況だったので、いよいよ2月14日に決行することにした。



Mはムチムチした感じになっていた。






「土曜日に、うち来いな」






「わかった。ケーキとかいる?」






「どっちでもええ、それより誰もおらんからな」






「え・・・」






「わかったか」






「うん・・・」






俺の家は商売をしていて土日も店開けてたし、お袋も手伝っていたので普段7時頃まで誰もいない。



絶好の条件が揃っていた。






土曜日、俺は朝からそわそわしていた。



部屋はすでにピカピカだったが、物の置き場所を変えてみたり、ポスターの歪みを直したり、ゴムをどこに隠しておくか悩んだり、オシッコのたびにチンポを洗ったり・・・。






1時過ぎにMがやって来た。



ドアを開け、お互い顔を見合わせて言葉が出なかった。



Mは私服では珍しくスカートを穿いていた。






「おう」






「うん」






お互いに緊張してこんな感じ。



Mは手作りのチョコケーキを持って来てくれたので、俺は自分を落ち着かすためにも、一旦リビングに通してお茶を入れることにした。






「私、やろか?」






「ほんなら頼むわ」






Mはあちこち探しながら紅茶を淹れ、ケーキを切り分けた。






「お前が作ったん?」






「そうやで」






一口食ってみると意外に美味かった。






「ほんまか~?美味いやんけ」






「失礼やな、見直したとか言えんか?」






とか言いながら頭の中は、どうやってするかを必★で考えていた。



どうしても会話が途切れがちになる。



何度かの沈黙の後、俺は痺れを切らして言った。






「2階に上がろか?」






「・・・うん」






部屋に入ってからもCDを聴いたりしてなかなか先に進まない。



Mはさっきと逆にうるさいくらいに喋っている。



俺は色々と考えを巡らせていたが全然思いつかず完全に黙り込んでしまった。






「どうしたん?」






俺の顔を覗き込んでMが言った。






「お前、脱げや!」






俺はとっさに口走ってしまった。



Mは一瞬息を呑んで口を閉ざしたが、しばらくして意を決したように立ち上がり、セーターを脱ぎ始めた。



セーター、ブラウス、キャミソール、スカート、パンスト、ソックス・・・。



ブラとパンツになったところでぽかんと見ていた俺が声をかけた。






「ふ、風呂はいるか?」






Mは首を振り、「今日は朝からクラブやったから、シャワー入ってきた」と言った。






Mは一旦そこで手を止めて俺の方を見たので、俺は慌てて自分も脱ぎだした。



すぐにトランクスだけになると再びMを見つめた。



しばらく2人とも突っ立ったままだった。






「どないすんのん?」






「・・・う、後ろ向け」






Mが背中を向ける。



俺はブラのホックに手をかけ、不器用になんとか外し、肩紐を下ろすとMの二の腕を掴んでこちらを向かせた。



すでに何度も見慣れているはずのオッパイだったが、そのときは全然違うもののように思えた。



反射的に右手がMの左胸に伸びた。



それは最初に掃除箱で頬に感じたものとはすでに別物だった。



手のひらを目一杯開いても足りないくらいの大きさと、形のいいむにゅむにゅした感触。



俺は心臓のドキドキを悟られないように必★で平静を装った。



Mは薄目を開けて自分の胸が弄ばれる様子を見ていた。



そして俺のトランクスの前は見事に突き出していた。



Mが不意に手を伸ばして、その部分に触った。






「何すんねん」






「え?」






Mは急に吹き出した。



まぁ言われてみれば間抜けな言葉だ。



しかし俺は笑われたことに腹を立て、攻撃的になってしまった。



Mを突き飛ばすようにベッドに押し倒すと覆いかぶさるようにして、「笑うな!」と言ってキスをした。



夢中で舌を絡めたらMも応じてきた。



乱暴に胸を揉みしだき、勢いよく乳首を吸った。






「い~った!ちょう待って。痛い痛い!」






俺はそれを無視して今度はパンツの上から弄るようにMの股間に手を押し付けた。



Mが黙ったのでなおも触っていると、しばらくして指先に蒸しタオルのような感覚が伝わってきた。






「濡れとるやんけ」






「アホ!」






Mは両手を顔に当てて真っ赤になった。



俺は勝ち誇ったように「うるさいわ」と言うと、パンツに手をかけて一気にずらした。



初めて見るMのアソコは思いのほか固そうな毛が逆三角形に生え揃っていた。



ムチムチの太ももを閉じているので割れ目が見えなかったから俺は両手で太ももを開こうとした。



しかしMは力を入れて抵抗した。






「何しとんねん?」






「せやかて、恥ずかしいやん」






「でけへんやろが!脚開けや!」






「・・・」






Mは観念したのか潔く脚を広げた。



逆三角形の頂点あたりから下へ向かってワレメが伸びている。



以前一度だけ見た裏本とは違って、ワレメの内側から厚めのヒダが耳たぶのように少しだけはみ出していた。



そして一番外側だけが荒れた唇のようにシワシワで少し茶色っぽかった。



正直な印象は(アンマリキレイクナイ)だったが、ものすごく卑猥なものに見えた。



俺は2、3回、指先でチョンチョンと触れてみた。



Mは微妙に腰をくねらせるようにして反応した。



俺はたまらず、「舐めてええか?」と聞いた。






「・・・」






Mが黙っているのですぐに口をつけた。



にゅるっという感触とともに僅かにしょっぱい味がした。



しかし舌を動かしているうちにすぐに味がしなくなって、同時に口元がグチャグチャになるくらいにMの体液が溢れ出してきた。






「はぁぁぁぁぁぁ・・・」






Mは吐息ともよがり声ともつかない声を洩らした。






「気持ちええんか?どや?」






Mは小さく頷いた。



チンポが破裂するくらい膨張していたのでもう待てなかった。



トランクスを脱ぎ捨てると、枕元に隠していたゴムを取り出して嵌めようとした。



それを見ていたMが手を伸ばしていきなり掴んだ。



俺はびっくりしたが、ちょっと期待したので手を払いのけなかった。






「なんや?」






Mはしばらく俺のを握り締めていたが、ボソッと言った。






「無理やわ」






「何が?」






「痛いんやろ?絶対無理」






「ボケ!」






俺は今さら何を言い出すのかと怒ってしまって、Mの手を引き離してゴムを嵌めると、Mの太ももを抱えるようにした。






「ちょっと我慢しとけ」






そう言って俺は腰を突き出した。






「いっ!ちゃうちゃう」






1回目は的が外れて失敗した。



俺は焦ってさらに突いた。






「う。ふん!!・・・」






なんとも言えない、温かくてぐんにゃりした感触がチンポに伝わった。



成功だ!






「痛いんか?」






「思ってたより大丈夫や」






俺はその言葉に勇気を得て夢中でピストンした。



どれくらいか、自分では長く感じたが、たぶんものの1~2分で限界が来た。






「ふんぐ」






俺は息を詰めると、今までに経験したことのないふわふわした感触の壁に向かって思いっきり射精した。



そしてMに倒れ込んだ。






後日談。



その後、俺たちは高1まで付き合って一旦別れたが、大学に入ってから復活して現在も継続中。



ちょっとだけ遠距離だけどね。