午後8時から11時までの3時間。



妻と柏木がホテルに入っていた時間です。



出張中ということになっていた私は、ホテルのそばの喫茶店でまんじりともせず妻達が出てくるのを待っていたのでした。



柏木に手を引かれて妻がホテルに入ったとき、あんな約束をするのではなかったと後悔しましたが、後の祭りでした。






3時間は気が遠くなるほど長い時間でした。



待っている間中、妻が蹂躙される姿が浮かんできて胸が苦しくなりました。



同時に興奮している自分がいました。



身長が190センチ近く、アメリカンフットボールをやっていた筋肉質の柏木の体に押しつぶされるように犯される華奢な妻。






「子持ちの人妻でないと入らない」






そう豪語していた巨大なペニスが妻の膣を貫き、えぐる。






「人の奥さんを貪り尽くすのがたまらん」






彼から何度も聞いた武勇伝と同じように今、私の妻が貪られているのか・・・。






「一度ホテルに連れ込んだら穴という穴を楽しむんだよ」



「人妻とのディープキス、唾液交換がたまらんよ。唾液を口に、精液を膣に送り込むと征服欲が満たされるんだよな」



「気持ちいいのはローションプレイ。夫とはほとんど経験ない人妻ばかりだしね。恥ずかしがりながらすごい興奮してるんだよね」





「中出ししたあとは必ず膝を抱えて鏡の前で開帳させるんだよ。我ながらものすごい量のザーメンが奥さんの膣から流れ出てくるのは興奮するぜ。奥さん達にも牝が牡にやられた痕跡をハッキリ見せて、『もうお前は俺のものだ』と分からせることができるしね」



「ホテルにあるゴムは俺のには入らんし、生が好きなんだよね。しかしそろそろ考えないと、孕ませちまったのもとうとう2桁になったよ。たいがい中絶だし、あまり気持ちいいもんではないよな」






日頃聞いていた柏木の言葉が頭をぐるぐると過ぎっていました。






「奥さんを食事に誘ってホテルについて来たら好きにしていいよな?」






「秋絵はそんな女じゃないよ。やれるもんならやってみな」






「よし、俺は本気だからな。知らないぞ、奥さんが俺の子を孕んでも。じゃあ今度の金曜日、お前は出張ということにしてもらおう。木曜日に奥さんに電話して、お前に渡したいものがあるからと言って会う約束を取るから、それは許可してやってくれ」






「ああ、いいよ。まあ食事くらいは付き合うかもしれんが、それから先はありえないから」






「成功したら中出しして、拭かせないまま家に帰すから」






「ははっ、何言ってんだ」






売り言葉に買い言葉であんなことを言ったために、妻が獣に犯されてしまった。



心配なのは、身も心も奪われてないかということだ・・・。



ビジネスホテルにいた私に柏木から連絡が入ったのは0時前でした。






「俺だけど。お前、予定通り、待ち合わせ場所から監視してたの?」






「・・・」






実際は一部始終を見届けていました。



しかし妻が柏木に陥落した事実はショックで悔しくて、でも悔しい思いを見透かされたくない気持ちもあり、柏木には正直に話ができませんでした。






「いや、結局、行かなかったんだよ」






「そうか。じゃあ俺も細かいことは話しないよ。奥さんとは会ったけど。まぁ一言だけ言えば、奥さんのおかげで最高の『ディナー』が楽しめたよ」






「・・・そうか。それだけで終わったのか?」






「ああ、その代わり、フルコースに3時間以上も付き合ってもらったよ。いやぁ、ほんとに美味かったよ。もう最高。奥さんもすごく喜んでいたしね。お前には申し訳ないと言っていたがね。でもまた食べたいなぁ。奥さんにもそう伝えておいてくれ」






柏木は本気で私が知らないと思ったのか、そんな言い方をした。



いや、もしかして私が監視していたのを知っていて、わざとそんな言い方をしたのか?



事実を知っている私には余計にこたえる柏木の言葉だった。






「奥さんも喜んでいた」だって?






「秋絵も喜んでいた、私に申し訳ない」だって?






私の脳裏には背徳行為に罪悪感を抱きながらも柏木に体を捧げ、蹂躙される妻の姿が浮かびました。



狂おしくなり、今すぐにも妻に確認したい衝動に駆られましたが、電話するには不自然な時間だったので断念しました。



明日の夜、帰宅したら今日のことを妻に聞いてみよう。



どんな答えが返ってくるだろうか?



そして秋絵にとって柏木はどういう存在になってしまったのか?






やりきれない思いと歪んだ興奮が収まりません。



カラカラになった喉を水で潤した後、とても眠れなかったので、気を紛らわそうとホテルのテレビを点けた。



するとアダルトチャンネルで、さわりの試聴だけ無料のチャンネルがついた。



よりによって人妻モノ、・・・しかも『旦那以外に中出しされて悶絶する人妻達』というフレーズに、思わずビデオカードを買って続きを観ました。



私は柏木に犯される妻の姿を重ねながら3時間ほど見入って3度も自分を慰めたのです。






朝方にようやく眠ったが眠りが浅く、夢にまで妻と柏木が出てきました。



浴室で恋人同士のようにいちゃいちゃしながら、女らしいくびれた体を柏木に手洗いされる妻。



乳首を立たせ、色白の体をピンクに紅潮させ、顔を上げて長身の柏木に口を吸われている妻。



柏木は妻にディープキスしながらヌルヌルと妻を撫でている。



片手は乳房を持ち上げるように、もう片手は妻の恥丘をいやらしく撫でている。



妻がすっかり柏木に心許している様子に、悔しい思いと敗北感がいっぱいになります。



そして妻は跪いて、愛おしそうに柏木の巨大なペニスを・・・。



小さな口を精一杯開けてペニスを咥える。



カリの部分は入らないのではないかと思うくらい太い、柏木のペニス。



それでもなんとか咥えて喉奥まで入れる。



その必★さは強い牡に奉仕する牝そのものでした。



いつまでも射精しない柏木に呆れるような目をした妻がペニスから口を離したシーンで、私は目が覚めました。






「夢か・・・」






はっきりしているのは、妻と柏木がホテルに入ったということ。



その中で何があったのか聞いたわけではない。



しかし何かあったのか分からないところが色んな妄想を掻き立てます。



10時にチェックアウト。



しかし出張から帰るのは夕方と言ってあったのでまだ時間がありました。






(今頃、妻はどうしているだろう?電話してみようか・・・?)






しかし仕事をしているはずの時間に電話するのもおかしいので、12時を過ぎてから電話をすることにしました・・・。



喫茶店で妻のことを考えながら待ち、ようやく12時になったので、妻に電話をしようとしたその時、逆に妻から電話がありました。






秋絵「秋絵です。今、電話大丈夫?」






私「ああ」






秋絵「今日は何時頃に帰ってくるの?夕食は用意していいんだよね?」






私「そうだね。7時頃になるかな」






秋絵「分かりました。じゃあ夕食を作って待ってるから」






私「うん。ところで・・・昨日は柏木と会えたって?」






秋絵「えっ、あっ、はい、予定通り・・・」






妻が動揺しているのが分かりました。






私「柏木から連絡があったよ。夕食に付き合ってもらったって。お前に付き合ってもらってすごく喜んでいたよ。お前も喜んでたと言ってたけど」






秋絵「えっ、そんなこと・・・でも夕食にお付き合いしました。ごめんね」






私「夕食だけだったらいいけど・・・。まさか口説かれたとか?」






秋絵「いえっ、そんなことは・・・」






私「何か動揺してるんじゃない?それに帰りが遅くなったんだって?」






秋絵「ごめんね。心配しちゃうよね。でも大丈夫だから。お食事しただけよ。変なこと言わないで。午後もお仕事でしょ?東京に着いたら電話してね」






私「分かった」






妻はそそくさと電話を切りました。



私も突っ込んで聞けませんでした。



帰宅して探るしかありません。



でも妻はきっと隠すでしょう。



ホテルで何があったのか知りたければ、やはり柏木に聞くしかない。



確信に触れるのが怖くて昨日は聞けませんでしたが、やはり聞いてみようと柏木に電話することにしました。






私「今、電話いい?」






柏木「いいよ」






私「昨日のこと、やっぱり気になってさ。夕方ちょっと会えないか?」






柏木「仕方ないな。じゃあ、お前のうちの最寄り駅でいいよ。6時でどうだ」






私「わかった」






柏木と約束したあと、私はビデオボックスに入り、また人妻モノを借りて自分を慰めてしまいました。



子持ちの美人妻がセックスレスからナンパ男に口説かれて最期は中出しされる、という内容に、またも妻を重ねて・・・。






確かに私も妻とはセックスレスでした。



家に子供がいて、そういう行為をしにくいというのもあるし、いつの間にか子供の母親としてしか見なくなっていたのかもしれません。



妻は30半ばですが、今でも綺麗にしていて、大学生くらいからナンパもされるくらい。



今思えば妻は、『まだ女を捨てたくない』というオーラを出していたと思います。



そこに柏木の魔の手が伸びたのです。






6時になり、柏木に会いました。



改札で待っていると、先に来ていたのか後ろから声をかけられました。






柏木「よう」






私「先に来てたのか?」






柏木「そうだね。実はさっきまでこの近くの人妻の自宅でねっとりとしたプレイを楽しんでたんだよ。5時間くらいね」






私「この駅にもお前の餌食になっている人妻がいるのか」






柏木「そういうことだな。どんなプレイか教えてやろうか?」






妻との昨日の話を聞きたかったが、興味もあって柏木の話を聞くことにしました。



内容は・・・さっき見たAVの比ではないディープな内容でした。



唾液フェチの柏木らしく、最初の1時間は人妻の体を触りながら、ひたすらディープキスと唾液交換。



ディープキスというのは人妻にとってかなり背徳感を伴うものらしく、夫や子供に後ろめたい思いを引きずりながら溶けていく人妻の姿がたまらないらしい。



夫はきっと淡白なセックスなのだろう。



それが、夫でもない男の唾液という体液を自分の体に受け入れて沁み込ませてゆく。



心まで犯されるという点で、夫にとって、こんな屈辱的なことはないだろう。



そして次の1時間はひたすら彼のペニスを舐めさせ、奉仕を求める。






柏木はそれを、「本当の主人は誰かを分からせる行為」だと言います。






夫とは比較にならない巨根を舐めさせることで、本物の牡はどんなものかを知らしめるのだと。



その後は人妻の穴という穴を蹂躙し、何度も人妻をイカせ、愛液と汗と涙でぐちゃぐちゃになった最後の仕上げに、安全日であろうがなかろうが、人妻の承諾を得た上で膣内射精をするそうです。



人の数倍の量と濃度だと豪語する濃い牡汁を、ペニスで子宮をこじ開けるようにして射出するのだと。



今日は特に元気だったとかで、さらにその後、浣腸できれいにした人妻のアナルで射精したと話してくれました。



子供の母親でもある人妻が失神し、無残にも膣とアナルからおびただしい量の夫以外の子種を太ももに垂らす姿が最高だったと自慢気に言う柏木。






(もし秋絵がそんな目に遭ったら・・・)






冗談じゃない!と思いながら、興奮を覚えている自分がいました。