そして翌日の夜、待ち合わせ場所に現れた杏菜はやっぱりおしゃれで大人っぽくなってて可愛かったです。



白のタンクトップにぴっちりしたジーンズ。



ラフな感じだったけど綺麗。



今日はこの前と違って酒は飲んでない。



もう夏も間近なんで、まだ暗くなりかける頃。



酒の勢いは借りることが出来ないわけです。






俺「よ、よう。暑いな~」






緊張気味の俺。






杏「う、うん、じゃー・・・いこっか?」






やっぱり緊張気味の杏菜。



そんなこんなでホテルも入るまでが時間かかった。



なんとなく散歩してる感じで、(本当にいいんかな?)と自問。



基本的にやはりチキンです。



でも杏菜はもう結構腹据わってて・・・。






杏「え、と。孝、そこのホテルに入ろ?」








やっとホテルに入り、しばらくソファー座って会話してたんですけど・・・。






杏「孝、シャワー浴びる?」






俺「あー、そうだな。浴びるわー」






浴室に入って思いました。






(すげー、ホントにホテルに入っちゃったよ)って。






この前のキスからの流れがまだ続いていることに驚きを感じながら、これから始まるであろう友人とのセックスに思いを馳せてました。






続いて杏菜がシャワーを浴びてる間、俺と杏菜の高校の頃の思い出がなんとなく浮かび上がっては消えていきました。



別にこれで何かが変わるわけではないだろうに、なんか特別な感じがしちゃう自分が嫌でした。



3年間、全くそういう感情は抱いていなくて、もちろん今でも恋愛感情は抱いていない。



セックスして仮に杏菜に告られたとしても俺は間違いなく、「恋人としては考えられない」と言うだろうし。






が、しかし。



現に存在するこの状況には痛いほど興奮してました。



前回のキス事件から、そういう感情を抑えられないほどお互いに興奮してしまっていること。



あの真面目な杏菜がそんな自分を抑えられず、“あくまでも友達”の俺を求めてしまっていること。



俺が今まで性の対象にしたことのない杏菜と、これからやってしまうってこと。






杏菜が浴室から出てきて、電気を消して、ベッドに滑り込んできました。



女の子特有のいい匂いがしました。



(そうだよなぁ、こいつだって女だよなー)と妙に感心したのを覚えてます。



当たり前なんですけど、なんか妙に。






そのまま軽くキス。



何度か、フッて息が漏れる程度に。



で、1回見つめ合ったらそのままディープ。



一線は確実に越えました。



杏菜の舌が俺の口の中をかき混ぜてきます。



俺もたまらず杏菜の口の中を舐め回して。



クチュクチュ音がして。






杏「ん・・・ンッ。・・・フゥ・・・ん」






息を漏らすんです。



なんか可愛い感じがして、髪を撫でながら・・・。






俺「杏菜、またキスしちゃったなー」






杏「うん・・・。もう後はするしかないよー・・・」






って言って、またキスしてきます。



杏菜はだんだん目がトローンとしてきて・・・。






杏「脱がしちゃお」






そう言って、俺の服を脱がしてきます。



俺もたまらず脱がして。



高校の頃は、「ぜんっぜん胸ないなー」ってバカにしてたんですけど、少し成長してましたw



BからCカップくらいはあったと思います。



唇から首から色んなとこキスして、耳を舐めたらビクッてして・・・。






杏「孝ぃ・・・」






可愛く俺の名前を呼んできます。



耳が杏菜は弱いみたいで、舐めるたびにギュッとしてきます。






杏「あっ、あっ、んー、やだ、耳っいいよ。あっ、あ」






俺「もっとして欲しい?」






杏「うんんー。もっと・・・」






って言って喘いでる杏菜にむっちゃ興奮。



それから胸を今度は直に揉みまくって乳首にむしゃぶりついてました。



獣のようだったかもしれないです。



興奮しまくりでしたから。






杏「孝、孝ぃ、あっ、ああ、あん、あ、あっ胸、いいよ孝ぃ」






俺「好きなだけしてあげる」






杏「うんうん、うんあっ、あー、気持ち、ぃい」






杏「あ、あ、あ・・・いいよ孝」






乳首吸ったり優しく噛んだりしていると・・・。






杏「んっ、ダメだよ・・・あ、ああっ、あっんっ、きもちぃ・・・」






俺は胸を吸いながら手マン開始。



そしたら途端に今まで抑え気味だった声をあげて・・・。






杏「あぁぁっ!ダメェっ、やばいから、やばいから。やばいからっっ!!」






俺、もうホントに興奮して、夢中で手を動かしてました。



めっちゃ濡れてて、グチャグチャいってました。






俺「杏菜濡れてる」






杏「や、だ!やだーっ、あ、あ、あ、ん、んっ!んー。あん・・・あっ、ん、ん・・・あ!ああ!気持ちいいよ!孝、あっっあっあっ!!ダメだってそんなしたら、あぁっ、あ!あ、ん・・・あ!!あぁっ!」






もう、あの杏菜がビクビクしながら喘ぎ声をあげてるって、頭が炸裂しそうでした。



当たり前ですけど、高校1年からずっと仲良くしてきて、こんな杏菜は見たことも聞いたこともなかったですから。



俺に手マンされて喘ぎまくっている友達の杏菜。






(杏菜ってこんなふうに喘ぐんだー、結構声出すんだなぁ~)って思いました。






興奮しまくってました。






杏「あっ、あ・・・んー、ね。孝、ダメだよう・・・あっ!あっ!あぁっ。ね、ね、孝、あっ。私も、私もしてあげるから!んっ」






杏菜に任せました。



杏菜は俺を仰向けにさせると、俺のを触りながら、「お返し」って言って口に含みました。



下の方から舐め上げてきたり、唾をたくさんつけて音を立てながら吸い上げてきたり、今思っても結構テクニシャンだったんじゃないかなぁ。






俺「やばっ、気持ちよすぎだよ杏菜。上手すぎない?」






杏「ひほひいい??ふふっ」






上目遣いで咥えながら笑います。



ふと思ったんですけど、エロいんですよ、杏菜。



俺が思ってたよりも遥かに。



基本的に真面目な子ですから、やる前は(マグロな感じかなぁー)って思ってたんですけど、結構積極的なんです。



声もかなり出すし。



フェラもすげぇ気持ちいいし。



チュパチュパって音を立てながら強めに吸ったり弱く舐めたり。



俺が前に付き合ってた子の方が見た目はよっぽど遊んでる感じがしたのに、全然杏菜の方が上手い。



そのギャップにまた興奮しました。






杏「気持ちいい?孝」






しごきながら聞いてくる杏菜。






俺「やばいって。何でこんな上手いんだよ、お前」






杏「へへ、なんか嬉しいな。やっぱり気持ちよくしてもらうと嬉しいよね」






(お前、神だな・・・)






俺「なー、杏菜。入れたい、んだけど・・・」






杏「うん・・・いいよ。あたし、も」






杏菜がゴムを付けてくれました。



手馴れたもんでした。



前の男に結構教え込まれたんだな~と思いました。



女の子からゴムを付けられたのは、そのときが初めてだったんで。



いつも自分でしてたんで。






俺「いい?入れるよ?」






杏「いいよ・・・。していいよ」






もう俺はいつでも準備OK。



入り口んとこに何度も何度も擦りつけてたら、杏菜はだんだん息遣いが荒くなってきて、「ん・・・ん、孝。お願い」って言ってきます。






孝「何が?」






杏「ん~!やだぁ、お願いー!!」






それで我慢できずに挿入。



「入れて!」って言わせたかったんだけど、俺の理性がもたなかったです。



正常位で一気に。






杏「ん・・・ん、んー。あっ、あ、入っ・・・た」






俺「うん・・・入った」






ちょっと軽く前後に腰動かしただけで・・・。






杏「あ!あん。うん、んっ、ん、んっ、んっ。はー」






反応良し!






杏「孝、なんか、しちゃったねぇ・・・あっ!」






俺「うん。ね」






杏菜の中はちょっと狭いんだけど、むっちゃ気持ちよかった。



てか、何が気持ちいいとか考えてる余裕はなかったです。



俺自身とんでもない興奮の最中にいたわけで、とにかくチンコ擦り付けて腰振ってキスして胸揉んで、ってなんだか必★でした。



上手いセックスなんかではなかったと思います。



完全に自己満でした、己の欲望に任せて腰振ってる感じで。



杏菜もそうでした。



それまでした子は結構奥手な子が多かったので、杏菜が積極的に腰を振ってきたり喘いだりしてるのには興奮しました。






その後、「杏菜、上乗って」って、騎乗位させた時に・・・。






杏「恥ずかしいよ、やだ・・・あっ、やだよっ」






って言ったくせに・・・。






杏「やっ、や、あ!あ!ああっいい!気持ちいい!孝!孝!あぁっ!!ん、ん、ん、あっあああっあっ、んんっ!!気持ちいいよ!孝、や、ばいっ!あぁっ、っく!やだ、いっちゃうかも、あんっ、あっあ、あ、あ、んー!!!」






顔を真っ赤にして腰を振ってるんです。



ベッド思いっきりギシギシ言わせて。



あのまっすぐな杏菜がこんな堕落したような感じ方するなんて、俺ももう限界でした。






俺「杏菜っ!気持ちいいよ!」






杏「あ、あ、あ、あっうん、孝ぃ気持ちいいよ?あっあっ!やっ、あ、あん、んっ!!」






腰の上では杏菜が激しく弾んでます。






俺「やべ、イキそう!」






杏「最後は顔・・・あっ、見ながらが、んっいい!」






そのまま正常位。



1回抜いた時の杏菜の、「んあっ」って声が妙にエロかった。



そして改めて挿入。



杏菜はもうドロドロかってくらい濡れてて、すんなりと入っていきます。






杏「ん・・・んっ、あ、はーーっ・・・んっ!いいよ?いいよっ!あっ、あ!あっ、ああっ!あ、あ、あ、あっ、あ!んっ、あ、んっんー!」






俺「いい?」






杏「うん、うん、孝、いいよっ、やばいっ!」






もう限界です。



ラストスパートで猛烈に腰を叩きつけてました。






俺「やばい、杏菜!もうイク、かもしれない!気持ちよすぎ!」






杏「んっんっん!あぁっ!あっ!うん、ああっ!!あ!あっ」






俺「イクよ?杏菜!」






杏「ああっ、うんっ!ん!!んっ!うん、孝、いいよっ!うん、あ、ん!んーっ、ん!あっ、イク、い、イク!あっ、やばい!!気持ちいい!孝、ぃくーあっっあっ!あ、あ、あ、ん、ん、あ、ん、あぁっ!やだっ!ぃくっ!イクー!!ヤダぁぁ!!!」






俺「イクよ!!」






ゴムに出すの嫌だったんで、急いでゴム取り去って、胸らへんにぶちまけました。



精子がかかるたびに、「あ、あっ」て杏菜はビクビクッてしてました。



とんでもない量で、勢いも半端じゃなかったです。



枕元の方とか、顎のとこにまで勢いよく飛んで。



もう2人とも全身でハァハァ息してました。



体にかかった精子を拭き取るとか、そんなのどうでも良くて、ただ体を横たえてて。



最後の杏菜の、「ヤダぁぁ!」が凄く興奮したなって、ぼんやり考えて。






その後、時間がまだ残ってたんで、そのまま世間話とか普通にしてました。



やっぱり「付き合おう」とか、そういった類の話は全く出ず、これで今後も関係が壊れないといいなぁーって思ってました。



腕に杏菜の頭を乗せて、天上の安っぽいプラネタリウムをイメージした蛍光塗料を見ながら、(あぁ、しちゃったんだなー、良かったのかなー?)って考えてました。



そんな俺を見透かしたのか・・・。






杏「孝、気持ちよかった??して良かった?」






杏菜が聞いてきました。



単純に興奮して最高に気持ちよかった俺は・・・。






俺「そりゃもう」






それを伝えて、また杏菜とキスをしました。



それでもやっぱり俺たちは友達です。






後日談ですが、それからも杏菜と俺は普通に友達の関係を続けてます。



無論、今も。



普通に電話したり、飯を食い行ったりすることもあります。



杏菜は相変わらず真面目で一本気な子で、恋愛にサークルに勉強に頑張っています。



時には泣いてくる杏菜を慰めたり、俺も仕事や恋愛でへこんだら杏菜に連絡とって話を聞いてもらったりもします。



ただ、あれからエッチは一度もしてません。



たまにそんな話になっても、「あれは孝、1回っきりだよ~」って笑いながら言ってます。



とんでもない興奮を得ることはできるかもしれないけど、俺もそれでいいと思います。



友達なんですもん。



そうそうやりまくってたら、この関係も揺らいじゃうかもしれませんし。






お互いに恋人がいなくてとか、酒の勢いもあってとか、なんか色んなタイミングが重なってあのセックスを生んだんだと思います。



間違った行動だとは思ってません。



俺も色んな子とエッチしたし、彼女も何回かできたけど、いまだに一番興奮したエッチは杏菜とのエッチなんですよね。






以上です。



長々と有難う御座いました!