今から十数年も前のことだが。



私は当時、浪人生で、予備校などには通わず自宅浪人をしていた。






二階の自分の部屋から隣の家の庭がよく見えた。



ある日、かわいらしい子供布団が干してある。



そして、その布団にはいわゆる『地図』が。



そう、オネショの痕跡が残っていた。



隣の家には小4と小2の姉妹が住んでいる。



私はその布団を見て、「妹のほうが失敗したなー・・・」と、微笑ましく眺めていた。






隣の家の姉妹とは、適度に交流があった。



とくに妹のほうは私によくなつき、たまに遊び相手などをしてあげていた。






それからしばらくして、私がぶらっと買い物に出かけようとしたところ、その妹のほうと出くわた。



そして、じゃれるように私にまとわりついてくる。



お菓子やジュースを買ってもらえるかもしれないからだ。






私は、「オネショする子には買いませーん」みたいな事を言った。



すると「オネショなんかしないもん!」と、チカラいっぱい否定する。






「うそ。この前、お布団干してあったじゃん」





「あれは、おねえちゃん!マミはしないもん!」



「おねえちゃん?ほんとに?」



「ほんとにほんと!」






彼女の話す様子を見ていると、どうやらオネショ癖が直っていないのは、本当に小4の姉の方らしい。






「おねえちゃんね、まだオネショするの。まだオシメしてねてる」



「ほんとに?」



「ほんとにほんと。この前はもうオネショしないからって、オシメせずにねたら、またオネショしたから、またオシメするようになった」






たどたどしい口調で、姉の秘密を私に包み隠さずしゃべってしまう。



そんな話を聞きながら、私はふざけて、「お兄ちゃんは、お姉ちゃんのオネショだって治せる」なんて、軽はずみに言ってしまった。






「ほんとに?」



「ほんとにほんと」






それから、たわいもないふざけた会話をしながら、私とチビの妹は近くのスーパーまでいっしょに買い物に行った。






その次の日、昨日の私がふざけて言った、「オネショも治せる」が、意外な事態に発展する。






次の日、私が部屋でとくに何もせずゴロゴロしていると、玄関のチャイムが鳴った。



扉をあけてみると、ランドセルを背負った、隣の家のお姉ちゃんの方が立っていた。



お姉ちゃんの方と私はあまり交流がない。






「あの・・・オネショ治せるってほんと?」






彼女は恥ずかしそうに私にたずねる。



どうやら妹は早速、私が冗談で言った話をお姉ちゃんにしたらしい。



藁をもすがる気持ちで、私を訪ねてきたのだろう。



私は一瞬どうしようかと戸惑った。



しかしそのとき、私の心に非常によくないイタズラ心が起こってしまったのだ・・・。






「うん。なおせるよ。いまから治療してあげよう」






ちょうど家にはだれもいなかった。



私はそう言って、お姉ちゃんを自分のへやにあげた。






「ちょっと恥ずかしいかもしれないけど、病院と思ってガマンしてね」






そう話すと、彼女は表情をこわばらせてうなずく。






「大事なことだから、正直に答えてね。オネショは毎日するの?」



「ううん」



「週に一回くらい?」



「うーん・・・」



「もうちょっと、しちゃう?」



「うん」






少女に信頼してもらうために、私は真剣なまじめな表情で『問診』をした。



そしていろいろ話すうちに、お姉ちゃんは来年の5年生になると、泊りがけの学校行事もあるし、真剣にオネショを治したいと私にいろいろ打ち明けはじめた。






「じゃあ、まず検尿しようか?」



「けんにょう?」



「ああ、検尿だ。やったことあるだろ?ちょっと待っててね」






私はそういって洗面器を持ってくる。



そして・・・。






「あのね、普通の検尿じゃだめなんだ。オシッコが出ているところをしっかり見なくちゃいけない。いま、オシッコでるかな?」






あくまで私は神妙な顔で、医者が言うようにまじめに言う。






「ここで、オシッコするの?」



「ああ、恥ずかしいかもしれないけど、ガマンして」



「ううう・・・でも、さっきしたばっかりだから、まだでない」






少女は戸惑いながらも、私の話を信じているらしい。






「じゃあ、検尿はあとでいい。先に診察をしよう。パンツを脱いでぼくにオシッコの穴を見せて」



「うん・・・」






私がさらっと言いのけると、少女はスカートの中からブルマと下着を脱ぎはじめる。






「ほんとは検尿が先のほうがいいんだけど・・・後回しでもみんなちゃんと治ってるし、だいじょうぶだろう。よし、パンツを脱いだら、そこに寝て」






私は口から出まかせをいい、少女に寝転がるように促した。



少女は信じられないくらいに従順だった。



ブルマとパンツを太腿にずり下げると、ころりと私のベッドの上に仰向けに寝転がった。






「よし、チカラをぬいて、楽にしていなさい」






私は内心の興奮と胸の高なりを必★で押さえつけながら、少女のスカートをたくし上げた。






私にとって肉親以外の、初めて間近に見る女子の性器だった。



まだ小4である。



すべすべした白いやわらかい皮膚に、シンプルな飾り気のないスリット。






「うーん、もうちょっと奥まで見ないと。パンツを全部脱ごう」






私は努めて冷静に少女のブルマとパンツを両足から抜き取る。



パンツも飾り気のない白い物だった。



しかし真っ白なはずなのにクロッチの部分はひどく黄色く汚れている。



少女のオシッコのシミだ。



もう乾いて黄色く染まっているだけの部分もあれば、まだ濡れている部分もある。






「今日は何回くらいオシッコした?」



「えと・・・」






少女は指折り数え始める。






「4回」



「そうか、オシッコよくいくんだねえ」



「うーん」






そんな話をしながら私はその少女のパンツを、少女の目の前で鼻に押し当てる。



汗と尿が入り混じった刺激臭だった。



少女はそんな私を見て体をこわばらせた。






「うん、このニオイならたぶんあれだ」



「あれ?」



「そう、悪いオネショのバイキンがオシッコの出るところにいるんだ」



「バイキン?」



「そう。それを今から吸い出そう」






私のデタラメな診察は続く。






「ほんとは吸い出す機械があるんだけど、うちにはないから、ぼくが口で吸い出してあげよう」






私はそう言って、少女の股座に顔を突っ込んだ。



少女は恐ろしいまでに従順で抵抗は一切しない。



少女の秘割れに鼻を押し付け、唇もあてて吸いだすようなそぶりをしてみる。



割れ目の中で体温と汗で熟成したようなオシッコ臭がした。



そして私は少女のまだ小さな割れ目の中に隠れ潜んでいる蕾も刺激する。






「こそばい!」



「ガマンして」






そう言って何度も舐めくりまわしてしまう。






「よし、これでバイキンはだいぶんいなくなった」



「ほんとに?」



「ああ、もうだいじょうぶだ」



「なんだか・・・オシッコでそうになったよ?」



「よし検尿、いいかな?」



「え、でも、まだでないかなあ・・・」



「じゃあ、とりあえずオシッコしたくなったら、また来て」






そう言って、いったん私は少女を家に帰す。






「それから、このオネショの治療は誰にもいっちゃだめだ。もちろん、お母さんや妹にも。これは秘密の治療だ。もし話すとお兄さんは警察に捕まるし、オネショもなおらない」






帰り際にそう付け加えておくことも忘れずに。






「うん」






少女はうなずいて帰っていった。



それから半時間ほどして少女はまたやってきた。






「けんにょう・・・」



「よし。もうバイキンはいないから、しなくてもいいかもしれないが、一応しよう。念のためだ」






私が洗面器を差し出すと、少女はおずおずとそれにまたがるようにしゃがみこんだ。






ちぃ~・・・。






という微かな共鳴音を発しながら、貝のようにぴったりと合わさった秘割れから少女の尿が迸った。






「オシッコでたよ。これでいい」



「うん。調べておこう」






そう言うと少女は尿のシズクをまたの間にたくさん残したままパンツを上げる。



クロッチについていた幾重ものシミは少女が拭き取りをしないでそのままパンツをはくためにできたものだったのだろう。



私は少女の目の前で洗面器に指を浸し、そしてそれを口に含んだ。



少女は驚いた表情をしていたが・・・。






「もうすぐ、オネショはなおる。でも、まだ完璧じゃない。またしちゃったら、来てね」






私がそう言うと顔を真っ赤にして、「ありがとー」と、いって洗面器に溜まったオシッコを残して足早に部屋を出て行った。



お姉ちゃんのオネショが治ったと、妹から聞かされたのはそれから一、二ヶ月ほど経ってからだった。






「すごいねー!」






私もウソだろうと思った。



しかし、ある程度大きくなった子供のオネショの原因なんて所詮、精神的な部分が多いのだろう。






「ねえー、こんど、キョウちゃんもなおしてよ」






妹の方はさらにこういう。






「キョウちゃん?」



「あたしのともだちー。キョウちゃん、きのうオネショしたんだって!」



「よしよし。連れておいで・・・」






私はニンマリと笑いながら、妹にそう言ったのだった。