大学に入ったとき、クラスのコンパがあった。



一次会は教授も参加、二次会から本番、三次会も半分以上が残り、ここで解散。



終電で座っていると、三次会で斜め前にいた里美が乗ってきた。



それまで特に彼女を意識をしていなかったけど、盛り上がった後にひとりぼっちになり、少しばかり寂しい感じがしていたので、顔見知りを見つけて素直に嬉しかった。





里美に座席を譲り、適当に会話を交わした。



このとき下心はなかったが、かなり酔っているのはわかった。






里美の下車駅は、俺の降りる駅の三つ先だった。



下車駅に着いたので、じゃあと言って電車を降りると、後ろから里美が飛び出してきて、反対側の線路にゲロった。



おいおい危ないぞ、というわけで、はからずも里美の面倒を見ることになりました。



とりあえず障害者用トイレに連れていって背中を擦ったりしてあげたけど、終電が過ぎていたので、駅から出なければいけなかった。



もう里美の交通手段はタクシーしかない。



タクシー乗り場に並ばせたが、心配なのでしばらく一緒に行列に立った。






里美は気持ち悪そうだったが、しばらくすると、「トイレ!」と言い出した。



駅は閉まったし、公衆便所はちょっと遠い。






(仕方がないから交番にお願いするか)






少しばかり歩くと里美は、またまたゲーとやりだした。



そこまではいいけど、なんとスカートの間からタラタラと雫が垂れている。



相当酔っていたけど、何が起きたかは本人もわかったらしい。



俺も困った。



家は10分もかからないが、失禁までしている泥酔女を連れて帰ると、親がどう思うか。



そのとき、ホテルのネオンが目に入った。






「これじゃあタクシーに乗せてもらえないし、このままじゃ大変だから、あそこに入る?何もしないからさ」






里美は、「うん」と言った。



部屋に入れたら酔っ払い女とおさらばしようと思ったが、床に転がっている里美を見て、このままではいけないと思い、「お風呂に入る?汚れているし」と言ったら、「うん」と答えた。






「じゃあ、帰るから」と部屋から出ようとすると、「待ってて」と言ってきた。






ベッドの上で大の字になって目を瞑ったが、酒も入っていたので少し眠くなってきた。



10分ぐらい経って、ふと目が覚めた。






(おっ、家に戻らなければ)






ふと目をやると、里美の脱ぎ散らかした衣類が散乱していた。



もちろんビチャビチャのスカートと下着も。



初めてこのとき萌てきた。






何度呼んでも応答がないので、浴室の扉を開けた。



里美はバスタブに、決してスレンダーとは言えない体を預けてへたり込んでいた。



女の裸を写真以外で見るのは初めてだったが、まだ理性が勝っていた。



なんだ、このマグロは。



せっかくの機会だから観察した。



白い肌、豊かな胸。



しかしムチムチの太ももにかかっているゲロを見ると、数日前に観た、バクシーシ山下監督のビデオを思い出した。



巨漢が「騒ぐと、コレだぞ」と言って嘔吐しながら女を犯すシーン。



急に美人でもない里美が愛おしくなってきた。






「里美、こんなところで眠ったらダメだよ!」






「あっ、◯◯クン、ありがとう。うう~ん」






「おい、体洗ってやろうか?」






里美は目を瞑りながら頷いた。



下着一枚になり、(この酔っ払いが・・・ブスが・・・)と思いつつ風呂場に入った。



ゲロを洗い流していても、目は当然股間に行く。



白い脚の間の黒い茂みに視点は映る。






「じゃあ、ボディーシャンプーしようか?」






「うん」






半分眠っている女を見下ろしつつ、手のひらにボディーシャンプーをたっぷり塗り、しゃがんで首の辺りから擦ってあげた。



そして背中。



完全には眠っていないので少し反応するが、嫌がる様子はない。



手は背中から胸に移った。



柔らかい膨らみに触れるのは初めてだった。



最初は恐る恐る、次第に力を込めだした。



乳首が立ってくるのがわかる。



俺の股間も怒張しだした。






「む」と不意に里美が声をあげた。






しかし、また目を閉じた。



起こすとまずいと思い、胸から手を離したその時、バスタブに寄りかかっていた里美は前のめりに床に崩れてしまった。



そして、お尻をこちらに向ける形で、また嘔吐した。






バックのポーズで、里美のおまんこが突き出された。



童貞の怒張は最大域に達した。



しかし、里美がこっちを振り返った。



どうやら目を覚ましたようだ。



まずい、悲鳴でもあげられたら・・・。






「ごめんね」






こう言ったのは里美の方だった。



意外だった。






「体洗わないとね。あとは自分でやる?」と聞いたけど、返事がない。






起きているのは確かだから、否定でも肯定でもない。



手のひらにボディーシャンプーをたっぷり注いだ。



おもむろに里美のお尻に手を当て、綺麗にしてあげた。



しかし最も気になる部分は、失禁の後だ。



一瞬躊躇したのち、里美の股間に手を入れた。






「やめて」






力ない声で里美は反応したが、肩を押さえながら手のひらを、次第に指を往復させた。






「いやだあ」






里美は少し力の入った声をあげた。



ここでやめるか?



このとき、今こそ童貞を捨てると決心を固めて俺も下着を取った。



指先に代えて怒張した先端を宛てがうと、里美はまた「いやだあ」と言ったが、抵抗は声だけだったので、おもむろに突入した。



最初のうちは「いや!」「どうして?」とか言っていたが、だんだん「ああ」と声のトーンが変わってきた。



一方的だった運動は、次第に協調的になってきた。






「俺、初めてなんだよ」



「ほんと?でも、どうしてこうなっちゃったのよ。アアー、アー」






「ん、俺、イキそうだ」



「えっ、どうしよう。中はだめだよ」






次の瞬間、里美のふくよかな臀部に白いモノを思いっきり注いだ。






「もう◯◯最低!寝るからね。帰って!」






里美はこう言うと、自分でもう一度体を洗ってベッドに潜り込んだ。



家はここから10分だが、今帰るのはアホだ。



攻撃を続行する。



次はベッドでもう1回戦、正面から攻撃に及んだ。



最後は、ゲロ臭い里美の口に深いキスをした。






翌朝、起きてみると里美は爆睡中だった。



汚れた下着を洗濯してあげて浴室に干すと、早々に退散してしまった。



女と初めて交わった快感と、勢いとはいえ美形でも恋人でもない女を抱いた複雑な心境が交錯した。



放っておくのも気の毒だけど、里美とホテルから出てくるところを近所の人に見られる方が恐かった。






その後は教室で顔を合わせても、なんとなく気まずい雰囲気だった。



視線も互いに避けた。



ただ、あの夜の出来事は忘れがたい思い出だった。






3年生になり、ゼミの登録が行われた。



里美も同じゼミに入ってきた。



指導教授は豪放な人で、コンパを毎月開いた。



里美は意図的に俺の近くを避けていた。



しかし、何度目かのコンパの時、遅刻した里美の座る席は俺の隣しかなかった。






「久しぶりだね」






「うん」






しばらく沈黙が続いたが、周りの連中の話題に乗りながら時々言葉を交わした。



落ち着かないので酒のピッチが上がった。



グラスが空くと里美が無言で注いでくれた。






この時は前期の打ち上げだったので、二次会はカラオケということになった。



4年の先輩の音頭とりで、3年はデュエットを強制された。



4年女子の美形と組めるよう願ったが、当たったのが里美だった。



曲は何だったか忘れたが、「いいぞお」と先輩が冷やかす。



歌い終わったあと、里美は真っ赤な顔をして席に戻った。



決して美しくない顔に女を感じた。



過去の熱い記憶が蘇った。






三次会が終わると、やっぱり終電だった。



同じ方角の先輩や同級生とワイワイ固まって乗ったが、俺の下車駅の4つ手前からは、里美と2人きりになった。



無言のまま並んで吊り革に掴まった。



かなり酔いが回っていたので、マナーを無視して空いた座席に遠慮なく座った。



前に立っていた里美のTシャツの胸の辺りに視点が動く。



頭の奥深くで、豊満な乳房の感触が蘇った。






下車駅の2つ前の駅で隣が空くと、里美は横に座ってきた。



ようやく下車駅に着いた。



気まずい雰囲気から解放される。






「じゃあ」と言って立とうしたが、そのとき里美が手を掴んだ。






「待って」






ドアは閉じられ、家路は遠ざかった。






「おい!」と声を上げたが、手は握られたままだった。






里美の下車駅に着いた。






「どうするんだよ!」






「来て」






里美の強い声に泥酔した俺の脳は素直に反応し、いつしかアパートの扉の前に導かれていた。






「入って」






里美も、以前のように泥酔していないとはいえ、酒が入っていたので横柄な態度だった。



少し腹が立ったが、部屋に入った。



女子学生の部屋らしく、こぢんまりして散らかっていなかった。






「なんでここまで来ちゃったのかなあ。すぐ帰るよ」






「ごめんね。なんか飲む?」






「ああ、酔ったから、冷たいものがいいな」






コップに冷えた水が注がれた。



美味い。



一気に飲み干す。



部屋の中を見渡す。



書棚、テレビ、机、ベッド。



かなり飲んでいたので、尿意を催した。






「すまん。トイレ借りられるかな」






「あっ、待って」






里美は慌ててユニットバスに駆け込むと、干していた洗濯物を抱えて押入れに仕舞った。



下着の束が目に入ったが、見なかったことにしてトイレに入った。



一人暮らしの女性の部屋に入るのは初めてだった。



狭い空間の中で、(俺は何をしているんだ?)と考えた。



酔った脳は、(まっ、いいではないか)と答えた。



トイレから出ると、里美はスイカを用意してくれていた。






「ああ、ありがとう」



「ねえ、◯◯クン」






「ん?」



「あたし、嫌い?」






「好きだよ」






自分の返事に自分が一番驚いたが、遅かった。



酔った脳は彼女の誘いの言葉に愚直に反応していた。



いきなり里美が抱きついてきた。



そしてブチューとキスをしてきた。






「おい!」






里美を突き放した。



悲しげな顔をした。






「いや。ごめん。いきなりだったので驚いた」



「ごめんね」






「酔ってるし」



「うん、ゆっくりね」






2人の目線はベッドの方に動いた。






「いいのか?」






「うん」






しかし、この日はかなり酒が入っていたので睡魔が襲ってきた。






「俺、眠いよ」






「うん、横になってて。シャワーしてくるから」






そのままちょっと眠っていると気配を感じた。



下着姿の里美が俺のジッパーを下ろしていた。






「起きた?」






「ああ」






こっちから攻めるのはおっくうなので、里美のペースに任せた。



熱い吐息に続き、柔らかい湿った感触が続いた。






「気持ちいい?」






いたずらっぽい表情ではにかむ里美が可愛く思えた。



しかし泥酔のせいか、肝心のモノが一向に怒張しなかった。






「どうしたの?下手なのかなあ」






そんなことはなかった。



そこそこ上手だった。






「ごめんな。酔ってるし、見ないとなあ」






「あっ、そうか」






里美は素早く下着を取ると、股間を顔の前に据えた。



黒々とした毛は、割れ目の周囲には及んでいなかった。



厚みも程よい幅だった。



舌を差し出すと、「ヒッ」と反応した。



匂いは、顔に似合わず柑橘系に近かった。



ヒダに沿って舌を這わせ、粒のような突起に攻撃を集中する。



だんだん粘っこくなり、匂いも濃くなってきた。






「アァ~、ンー」






堪えている低い声が聞こえる。



男の方も怒張する。



攻撃の勢いを双方が強める。



里美も時折、「アアッ」と高い声をあげる。



勢いよく放出して果てた。



里美はすべて飲み込んでくれた。



泥酔していた俺は、里美の白い豊かな肌に密着しながら熟睡した。






翌朝、気がつくと、やはり里美のベッドにいた。



だらしない姿の自分が惨めだった。



すでに起きていた里美は、「あ、起きた?」と声を掛けてきた。






「そうか、里美の所に泊まったんだな」






「何も覚えてないなんて言わせないよ。何か食べる?」






二日酔いが激しかったが、里美の作ってくれた味噌汁は美味しかった。



駅までの道順がわからないので、里美は駅まで送ってくれた。



ずっと手を握ってくれた。



そして夏休みに里美が実家に帰省する前の晩、今度は初めてシラフで一夜を過ごした。