去年の初夏のこと。



俺はまた性懲りもなく渋谷のクラブ『A』に来ていた。



目的はナオに会うためだ。






ナオと知り合ったのは、その1ヶ月前。



始発まで暇を潰すために、さして興味もない女の子と話していたところ、たまたまドリンクを持って現れたのが、その子の友人のナオだった。



ひと目惚れだった。






165cm以上はあるモデルっぽい長身、小麦色に日焼けした肌。



今どきのお姉ギャルスタイルに、男をバカにしたような挑発的な切れ長の瞳。



アルバの黒のタンクトップにジーンズの短パン。



そこから伸びた長くて触り心地のよさそうな脚を見ただけで、思わずよだれが出そうになった。






19歳のナオにとって、身長も低く、30過ぎのオヤジの俺は明らかに侮蔑の対象でしかないらしく、シカト同然であしらわれただけだった。



胃の腑が燃えるような屈辱感と、頭がおかしくなりそうなほどの劣情が電流のように体を突き抜けた。






あのピチピチの体を自分のものにしたい。



体中を舐め回し、オヤジのセックスの味を体に刻んでやりたい。



そのためなら何だってやってやる。



絶対にナオを俺の女にする!






汗を飛び散らせながら乱れるライトの光の中で体をくねらせ、ギャル男の声援を浴びながら踊り狂うナオを見ながら、俺はねっとりとナオの長い脚を視姦し続けた。



しかし結局、その夜もナオと話せたのは5分足らず。



すぐに取り巻きのギャル男たちの中へと消えて行った。






だけど俺は満足だった。



やっと携帯番号を教えてもらったからだ。



友人のコネでイグジビットのライブチケットがタダで手に入ると教えたからだ。






数日後、六本木のクラブへ初めて2人で行くことに成功。



その時はいつもよりさらに大胆なファッションで、ナオは俺の眼を楽しませた。



オレンジのビキニからこぼれそうな美乳に見惚れていると、「ってか何見てんの?金とるよマジで!」と憎まれ口を叩かれたが、ナオは上機嫌だった。



なるべく下心が見えないように注意してはいたが、あとで聞くと、俺のエロ視線には最初から気がついていて、からかって楽しんでいたらしい。






それから1ヶ月、ある蒸し暑い夜のこと。



部屋で寝ていると、突然ケータイが鳴った。



ナオからだ。



逸る気持ちを抑えて電話に出ると、六本木で飲んでるのだが、しつこいブラザーが離してくれないので迎えに来いと言う。



余程酔っているのか、電話の口調がいつにも増して甘えっぽく媚を含んでいるように聞こえる。






こんなチャンスは二度とないかもしれない。



俺はすぐさま車に乗った。



車の中でナオの肢体が目の前にチラつき事故りそうになるほどだった。



最近、ナオは俺に心を許し始めているフシがある。



彼氏とは上手くいってないらしいと、ナオの友人からも聞いていた。



一度話している途中、強い視線でナオを見つめたとき、ふと戸惑うようにナオが視線を逸らしたことがあり、(おや?)と思った。



初めてナオを本当に自分のものにできるかもしれないと思った。






六本木の『N』に辿り着くと、ナオはかなり泥酔状態だった。



抱きかかえると、大柄なナオの体からムンと甘酸っぱい汗の匂いがして頭がクラクラした。



酔っ払いどもをなんとか振り払って車のバックシートに乗せ、「寝てろ」と言い置いて、俺の部屋に車を走らせた。






「ああンッ、ううッ、はンッ!」






ベッドに組み敷き、しつこくディープキスを繰り返すと、ナオは次第に体を弛緩させていった。



もう何をされても逃がすつもりはない。



夢にまで見たナオの甘い息の匂いに頭がおかしくなりそうになりながらチュッチュッとバードキスを加えて耳元で囁き、またねちっこくディープキス。



朝までじっくりと味わうつもりだったので焦る必要はなかった。



わざとクーラーをタイマーにしておいたため、そろそろ部屋に暑さが戻り始めている。






「もう逃げないからシャワーを浴びさせて」






そう言うナオを許さず、耳たぶからうなじ、肩から二の腕に鼻先をうずめてナオの汗の匂いを楽しみながら、手のひらでお尻や太股を撫で回す。






「ああンッ、オヤジ超エロいよお・・・」






服を脱がさずに、ナオの両手首を押さえつけて裸の脇の下に吸いついていくと、ナオは泣くような嬌声をあげて体をくねらせた。






(これだよこれこれ、これを何度想像したか)






俺は笑い出したくなるのを抑えながらナオの横から最高の太股に吸いつき、指をまるでクモのように這わせながら脚全体を味わっていった。






「あッ、あッ、ああ嫌ッ・・・!」






ナオの口から声が止まらなくなっていくのを横目で見ながら、俺はジーンズの短パンの上から、太股をくすぐり、膝の裏からふくらはぎ、そして汗でムレムレになった足へとネトネトと舐め回していく。






「ああッ、そこは駄目エッ!」






足の裏に鼻をうずめて匂いを嗅ぎ、ペロペロと舐め回すと、ナオは腰を跳ねあげて逃げようとする。



汗と埃で蒸れたあの足の匂い。



思い出しただけで勃起してくる。



両足の指を1本ずつ口に含み、味わい、短パンの向こうにあるナオの蜜の味を想像した。



痺れきった頭でナオの脚にすがりつき、ゆっくりと指を舌を使ってねっちりと舐めあげていくと・・・。






「ああンッ、ああンッ!」






今までの生意気な姿からは考えられないような可愛らしい喘ぎ声をあげながら、ナオは両脚を擦りあわせる。



短パンのボタンを外すと、焦れるように自分から腰を浮かせるのを見て俺は内心ほくそ笑んだ。



黒のTバックから濃厚な匂いがユラユラと鼻先をくすぐり、それを伝えるとナオはイヤイヤをするように首を振った。



そこからまたたっぷりと時間をかけて周りから舐め回し、指でお尻を内股をソフトに撫で回していくと、ナオはたまらなそうにビクッビクッと反応し、舌がパンティの上から軽く当たっただけで泣くような声をあげながら体をくねらせた。



ゆっくりとパンティを剥ぎ取り、まだ周りからペロンペロンと味わうだけで、あそこには辿りつかないのがわかると、「ねえ、ねえ、もうッ・・・!」と甘えっぽく訴えてくる。






「何や?やめて欲しいんか、うん?」






わざとらしく詰問すると、「ああンッ、違うよぉ、いじわるぅ・・・」と若鮎のような体をくねらせて悶える。



ゆっくりと太股の間に顔を寄せていき、両手で腰を逃げられないように掴みながらナオの蜜の匂いを吸い込む。






「ああンッ、嫌ッ、嫌ッ・・・!」






これから与えられる電流のような性感を想像して、怖くなったのかナオの声が上擦っていくのがわかる。






「あああッ、嫌ああンッ!!」






忌まわしい爬虫類のような男の舌で濡れきったあそこをゾロッと舐めあげられると、ナオは腰を引いて逃げようとした。



すかさず両手首を掴み、吸い付いていくとナオは泣くような声をあげて自分から腰を振り立てた。



ペロペロペロペロ、クチュクチュ、ペロンッという音が部屋に響く。






「ああッ、ああヤバい、ねえ、もうイキそう、イクイクうッ!!」






ナオはビクビクッと勢いよく腰を跳ね上げさせながら最初の絶頂を迎えたようだった。



俺はそれでもナオに吸いついたまま離れない。



ビクッ、ビクッとまだ痙攣しているナオの体を感じながら、しばらくするとまた内股から舌を這いまわらせていく。



舌、鼻先を使って舐め、ねぶり、くすぐり、甘く噛む。






「はあンッ、ああンッ、また、またイキそう、イク・・・イッちゃうう!!」






結局、舌で4回可愛がると、ナオは小刻みに体を痙攣させながら、「もういや、もういや・・・」を繰り返した。






バイアグラを飲んでおいたおかげで、俺のは獣のように猛り狂っており、ぐったりとしているナオに握らせると、「すごい、ビンビンになってるう・・・」と汗で濡れた髪を振り乱して自分から口に含んだ。






「ああンッ、ねえ、もういいでしょ、たまんないのお・・・」






甘えっぽくキスを求めながら体をくねらせ、クチュクチュと自分の粘膜と擦りあわせてくるナオ。



俺は下腹部に集まっていく燃えるような血潮を感じながらナオの尻を掴み、ゆっくりと味わうように犯していった。






「あああンッ、気持ちいいよお!!」






夢中でナオの体を抱き締め、汗ばんだ肩に歯を立てながら腰を突き上げる。



脳髄がとろけるほどの強烈な快感。



最初の一発は3分ともたなかった。



それからバイアグラの力を借りて朝まで何度も交わり、後ろから責めたてながら、「今日からあなたの女になります」と何度も言わせた。






ナオは今までAVのような当たり前のセックスしか経験したことがなく、付き合ったのも年下ばかりだったらしい。



一度俺みたいなオヤジのねちっこい責めを味わってしまうと、ひとたまりもなかった。



交わっている途中でナオの携帯がしつこく鳴っていたが、恐らく彼氏からだったと思う。






「彼氏がいいか?俺と別れるか?」






そう聞くと、ナオは泣くような声をあげて首を振り、何度も腰を振り立てた。