中学2年のスキー合宿で新潟県の妙高高原に行ったときの話です。






2泊3日の旅行で、俺は初日にハッスルしすぎて2日目は風邪引いてダウン。



朝から部屋に留まりTVとか観てたわけよ。






で、正午過ぎたくらいに、同じクラス恭子(結構可愛い)が引率の先生に連れられて旅館に戻ってきたの。



恭子も具合が悪くなったらしくて、部屋で寝てろとか言われてた。



彼女は時々見せる色っぽい仕草で俺の煩悩の肥やしになっていた人だった。






2時くらいになって、体調もだいぶ回復したし結構寝汗もかいたので、風呂に入ろうと浴場に向かった。



フロントの人に、「お風呂は入れますか?」と聞いたら、2つある浴場のうち片方は清掃中だからもう片方に入ってもいいと言われ、早速向かった。



(※浴場は男湯と女湯が時間割でローテーションするタイプ。ちなみに、浴場どうしは結構離れている)






脱衣場で浴場に誰かいるのに気づいたけど、まさかそこに恭子がいるとは思ってもいなかった。



浴場に入って最初に目に飛び込んできたのは、湯船の手前で倒れて気を失っている恭子の白くて細い裸体だった。



不意を突かれて凄く驚いたけど、この状況で人を呼ぶわけにもいかず、とりあえず俺は恭子にバスタオルを掛けてやって肩を揺さぶって起こしてみた。






恭子は自分の体を見られたことにも気が回らないくらいに気分が悪いらしく、「きもちわるーい」とか呟いてむくりと起きあがり、浴場のタイルの上でしなを作るように座り、肩で息をしながら俯き加減でゲホゲホやってる。



掛けてやったタオルもはらりと床に落ち、俺は彼女の背中から腰に描けての瓢箪のような美しいカーブや、タイルの床に直に座って潰れてる尻肉に見惚れていた。






やがて俺はばつが悪くなって、「人を呼んでくる」と背中を向けたら、恭子が「待って・・・」と背中越しにそれを止める。








えっ?と思いながらも彼女の方を振り向くと、昼飯を吐き出していた。



(たぶん恭子は吐しゃ物を人に見られたくなかったんだろう)






俺はとりあえず、彼女の裸体をチラチラと気にしつつ、桶で吐しゃ物を洗い流す。



でもニオイは完全にはとれなかった。






そしてまだ気怠そうに気持ち悪がってる恭子をお姫様だっこして脱衣場に戻った。



もう、この時点では隠さなきゃいけないモノとか気にならないくらいにお互いに見えまくっていた。



恭子は陰毛がほとんど無くて縦スジもハッキリと見れたし、俺もギンギンにエレクトしてたらしい。






俺は彼女の服を籠から出して、「着れるか?」と訊いたら、恭子は「まだ着たくない、気持ち悪い」と言った。






「大丈夫?」と訊いたら恭子は、「エッチしたい・・・」と言った・・・。






もちろんびっくりしたよ。






「だって具合悪いんだろう?」とか、とりあえずちっぽけな優しさなんかも見せたが、俺の内心はもうマグマがぐるぐる回流するかの如く熱いモノが込み上げていた。






恭子が気持ち悪そうに、でも甘えの混じった声で、「エッチしてー」とねだってくるので、そのすがる腕をそのまま受け入れる。



そして、脱衣場のよしずの引かれた床の上で、俺たちは裸のまま絡み合った。



最初は俺のモノを触るのにおっかなびっくりだった恭子も次第に馴れたのか、俺のモノを手コキしながら身体ごと覆い被さってくる。






俺も風邪引いて鼻が詰まってるんだけど、それでもお構いなしで恭子がキスを求めてきた。



呼吸が苦しいから断続的に唇を引き離し深呼吸するも、その度に恭子の唇が誘導ミサイルのように俺の唇にぶつかってくる。



ゲロの味のするすっぱい舌に前歯や舌の根のあたりを弄られるたびに、キュウンと胸が切なくなり、俺の胸を圧迫する恭子の胸の質量感や先端の堅い突起が刺激的で、あっという間に俺は彼女の右手の中で達してしまった。



彼女は精液をまじまじと見ながら、そのニオイで二度目のゲロを吐いた。






そして俺たちは再び浴場に戻り、激しく求め合った。



幸い俺たち以外の客はいない。



客は全員学校の生徒で、今頃はスキー場ではしゃいでいる頃だろう。



最初は69でお互いの性器を舐めた。



俺の下半身に胃液を吐きながらも彼女は熱心に俺のをしゃぶり、俺も彼女の股間に舌を差し入れた。






二度目の射精の後は、浴槽に浸かって後ろから彼女を抱き締めていた。



胸を弄っているうちに回復しだし、恭子の滑らかな背中に愚息を擦りつけると彼女から腰を浮かせてきて、そのまま湯の中で挿入された。






「処女じゃないんだ?」と訊いたら、お姉ちゃんのバイブで膜は失っていたとのこと。






ザバザバと波音を立てながら、俺たちは湯船の中で向かい合ってセックスした。



あまりにも気持ちよくてすぐに達したけど、彼女が動くのをやめないのでそのまま抜かずに彼女の上下運動に身を委ねる。



もう吐く物もないのに彼女はゲロゲロと胃を引き攣らせる。



その度に俺はその唇を塞いでやり、互いの唾液やら彼女の胃液やらを口内に交換する。






やがて彼女が達したのかアゴを大きく後ろに反らすと、だいぶ膣圧がキツくなったので、そのまま動くと痛く感じるようになった。



なので、それからしばらく挿入したまま動かずに二人で抱き合い無言で湯船に浸かっていた。






十分くらいして彼女が、「ありがとう」と言ってまた上下に動き出し、最後に二人一緒に達した。






そして恭子の方から身体を離して立ち上がる。



身体を伝う湯と一緒に秘所から流れる白濁液がぽちゃぽちゃと湯船に落ちるのが妙に生々しくて、(俺たち、やっちゃたんだなぁ・・・)と凄く恥ずかしくなった。



恭子が脱衣所までふらつく足で出て行くのを、俺はのぼせまくって思考が停止したまま見送った。






その後、俺たちは身体を重ねることはなく卒業した。



去年、成人式の打ち上げの時、酔っぱらった恭子に、「なぜあの時、俺とエッチしたんだ?」って訊いた。






「あんたの事はもともと気になってた。エッチする前にも、自分のことを好きになってくれるように色仕掛けみたいな事はやってたんだよっ。それにお風呂場でお姫様だっこされて感極まったんじゃないかな?」






言われてみれば確かに、彼女はたびたび俺を誘惑するようなことをやってたな・・・、と思い出した。



放課後のざわついた教室の中で、俺の視線に入るようにストッキングを穿いてチラッと脚やパンツを見せたり、教室の掃除の時に机を後ろに下げてできる狭い通路で、俺とすれ違いざまにわざと自分のお尻を俺の手の甲に擦り付けたりしてたらしい。



当時の俺は、それは偶然の出来事で、単純にラッキーと思っていたんだけど、彼女のしたたかな計略だったようだ。






彼女との逢瀬は今はもう無いが、彼女との思い出以上の激しい性交は未だに為し得られずにいる。