ユキが高田と別れたばかりの頃。



高田とは別の友達とゲーセンでフラフラしていると、高校生の集団から離れて遊んでいる制服姿の女の子がいた。



それがアリスとエリナ。



第一印象は、(友達といるのに随分退屈そうにしてるな)だったが、後から聞いたところ、合コンの数合わせで呼ばれていて、帰る隙を窺っていたらしい。



俺たちはそんな2人に声をかけると、ゲーセンからそっと連れ出してドライブに誘った。






2人は高校生1年生。



アリスは黒髪を肩まで伸ばした清楚風。



遊び慣れてるように見られたがっていたが、まだまだ遊び方はぎこちなかった。



エリナは、少しだけ髪を茶色に染めていたが、アリス以上にウブで、車の中でも俺たちを本当に信用していいのか分からず、ガチガチに固まっていた。



もちろんその日は変なことはせず、適当に夜景スポットを経由してから夕食を奢って終了。



9時過ぎには家の前で下ろしたと思う。



メアドだけは交換していたので、ここから2人との付き合いが始まった。






2~3日後。



早速アリスからメールがきて、そこには・・・。






『雪が酷いから学校まで迎えに来て』






とあった。



2人が本当に雪が酷いから来て欲しいわけではないのは分かっていた。





学校まで迎えに来てくれる大学生の男の存在を、クラスメイトに見せたいだけなのだ。



ここで恩を売っておけば後々いい事が待ってるので大人しく迎えに行ってやることに。






学校の玄関前に車を横付けすると、アリスとエリナが飛び出してきて後部座席に滑り込んだ。



そしてその日は天気も悪くやることが無かったので、悪友・高田の家に。



俺たちを快く迎えてくれた倫理観ゼロの高田は、「寒かっただろ」とか言いながら女子高生に熱燗を出す。



背伸びしたいアリスは喜んでグイグイ飲み、やや真面目なエリナはちょびちょび口をつける。



しばらく4人で喋っていると、目の前にいるアリスからメールが来た。






『高田くんってカッコイイ!紹介して!!』






なーんとなくそんな予感はしていたが、紹介して高田が断るわけはないし、紹介しなくても高田が自分から行くに決まってるので、恩を売るためにアリスを高田に紹介してやった。



で、めでたく付き合うことに。



置いて行かれた格好になったエリナは最後まで戸惑ったままだった。






その翌月。



高田の誕生日が来た。



俺はゼミ仲間のヒロシと一緒に誕生日プレゼントの一升瓶を片手に高田の家へサプライズ訪問。



この日も高田は俺たちの訪問を喜んでくれて、「パーティは華やかにしなきゃね」と言ってどこかにメールし始めた。






それから1時間。



下らない話をしながら一升瓶を飲み散らかしていると、真っ先にヒロシがダウン。



俺はなんだか嫌な予感がしたので、酒にはほとんど手をつけずに様子を窺っていると、ピンポーンとインターホンが鳴ってアリスとエリナ、さらに見知らぬ女の子2人、合計4人の女子高生が入ってきた。



高田は「遅かったねぇ」なんて言いながら女の子の座る場所を確保する。






やっぱりなぁ、来ると思ったよ。



で、こういう時は大抵俺が後始末係になるんだよ。






ヒロシは潰れて既に寝てしまっているので、部屋の隅に転がす。



高田は早速アリスといちゃつき始めたので、俺がエリナと初対面の2人の接待をすることに。



初対面1人目がリサ。



アリスと同い年だが、よっぽど遊び慣れていて、俺が咥えてるタバコを取って一口吸ったりするような子。



もう1人がミカ。



こちらはボブカットの細身で、可愛らしいが頭は弱そうな子。






しばらくは当たり障りのない話をしていたが、高田とアリスが「酔っちゃった」と言って2人でロフトに上がっていった。



何をするかは何となく想像ついていたけど、アリスからは、『少し大きめに音楽かけて』とメールが来た。






(下に俺たちがいるのにエッチすんなよ)






そう思いつつも、喘ぎ声を聞かされてもたまらないので、コンポを起動させて音楽を流す。



その間にもエリナ、リサ、ミカはどんどんお酒を飲んでしまい、いつの間にかほとんどシラフなのは俺だけになっていた。






リサ「じゃぁそろそろ王様ゲームしようか」






ミカ「いーねー♪」






リサの提案に、ミカもすぐに乗ってくる。



エリナもみんながそう言うならと反対はしなかったので、女子高生3人と王様ゲームという社会人だったら確実に何万か払わなきゃならないイベントがスタートした。






1回目の王様はリサ。






リサ「じゃあ2番と3番がチューね」






残念ながら俺は外れてしまったが、ミカとエリナが目の前でキスをし始める。



簡単な命令はすっ飛ばして初回からアクセル全開の命令。



期待しつつも2回目。



王様はエリナで、命令はもちろんキス。



今度は俺とリサが当たり、キスをすることに。



俺は軽いキスのつもりだったが、リサは躊躇うことなく舌を入れてくる。



リサの柔らかい唇をたっぷり堪能して終了。






ここからは男女関係なくどんどん命令がハードになっていった。



俺が味わったものは、覚えている限りで・・・。



・リサ→ディープキス、スカートを捲る。



・ミカ→ディープキス、乳首を直接触る。



・エリナ→ディープキス、乳首を直接触る、お尻を触る。



反対にエリナは周りのハードな命令に押されて、俺の内ももにキスをさせられたり、ペニスをズボンの上から揉まされたりしていた。






ゲーム中盤。



リサの命令でエリナがノーパンになることに。



そして脱がせるのは俺になった。



ただし「見るのはダメ」とのことで、俺はタオルで目隠しされてからエリナの制服のスカートに手を入れた。



わざと分からないフリをしてエリナの太ももに手を這わせ、下着に手をかける。



リサとミカが横でキャーキャー言っていて、エリナは無言で身体を硬くしている。



俺は一気にパンツを引き下げるとエリナが黙って片足ずつ足を抜いた。



目隠しされたままクロッチの内側を触ると、下着にはヌルッとした粘液が染み込んでいて、エリナが王様ゲームで感じてしまい、濡れているのが分かった。






リサ「じゃあエリナのパンツは没収~♪」






リサがエリナの下着を制服のポケットに仕舞い込むと、エリナは「やだぁ」とか言いながらも楽しそうではあった。



ミカはその間に俺の目隠しを取るついでに俺の耳元で、「次はあたしの番号をこっそり教えるから、ハードなのも大丈夫ですよ」と耳打ちしてきた。



王様ゲームが再開。



運良くすぐに俺が王様になり、「えーと」って迷ってるフリをしているとミカの右手の親指と小指が畳まれていた。



つまりミカの番号は3番ということだ。






俺「じゃあ3番が王様にトイレでエッチなことをされる」






予想通り、ミカが3番。



俺たちはリサとエリナに見送られてトイレへ。






ミカ「えー、あたし何されちゃうのかなぁ・・・?」






俺はミカの下着をスカートから引き抜くと、後ろから素股の形でペニスを差し込んだ。



ヌルヌルになったミカの股の間を前後させると、ペニスに陰毛の感覚が伝わる。






ミカ「あはははっ、クリに擦れてなんかエッチ(笑)」






ミカも腰をくねらせながら喜んでいた。



流石に本番はまずいと思い、ミカに下着を返して終了。



トイレから戻るとエリナとリサが「何してたの~?」とからかってきたが、俺たちは「秘密」とだけ返した。






まだまだ夜は長いと思ってたが、1回戦を終えた高田とアリスが帰ってきて楽しい王様ゲームは終了。



みんなでお喋りをしていると、アルコールの力も加わって暴露話の流れに。



その中で、ミカは自分が先週、同級生に強引にエッチされてしまったことを話し始めた。






ミカ「友達だと思ってたんだけどさ、家に遊びに行ったら急にキスされて。すぐ逃げたんだけど、階段で追いつかれちゃって、まだ濡れてなかったのにそのままヤラれちゃいました(笑)。あたし処女だったのに、そんな初体験ってなくない!?」






リサとエリナなんかは、ミカの告白を聞いて泣いてたのに、ミカ自身は初体験を強引に奪われたにも関わらず、あっけらかんと笑っていた。



こないだまで処女だった子に、ノリとはいえ素股をしてしまったなんて・・・。






ミカ「初めてで痛くて泣いてんのに相手はガンガン入れてくるし、もー最悪でさぁ」






この日はミカの告白を聞いてお終い。



女子高生を泊まらせるわけにもいかないので、みんなを家に送って終了。



ここからミカとの付き合いが加わることになった。






<続く>