婚約者の優子が俺と付き合う5ヶ月前の調教されている動画を見て、悪い夢の中にいるような気持ちでいた。
付き合い始める5ヶ月前の動画とは言え、その調教している男の指示で俺とデートをしたことがわかり、疑惑がどんどんわいてくる。
もしかして、俺と付き合い始めたのもその男の指示なのか、とか、今俺と付き合っているのもその男の指示で、まだ優子はその男と切れていないのではないか、など、答えが出ない中ずっと考えていた。
そして、調教されている動画も普通ではなく、恐ろしくハードな物だったので、仮に今は優子と男が切れていたとしても、これを知る前のように優子を愛せるのかも疑問だった。
男に中出しをねだって、出してもらいながらイって、あそこのビラビラにピアスを通されて、俺とのデートの時にはそのビラビラを南京錠でロックした状態で出向かせる・・・ これを喜んで受け入れている優子。
はっきり言って、嫌悪感すら覚える。 ただ、優子のことを愛しているという気持ちは揺るいでいないと思う。しかし、これ以上調教されている動画を見てしまったらダメなような気もしていた。
なんにしても、もう一本のUSBメモリの中を見ることが出来れば、すべてが解決するはずだと思っていた。
とは言っても、彼女の誕生日、電話番号、実家の電話番号、思いつく限りのパスワードは入れてみた。パスワード自体をクラックする方法を調べるしかないと思いながら、色々とネットで調べていた。
そんなことをしながら、動画も確認してみた。
衝撃的なピアス動画の一つ前の動画を開くと、大きなベッドの上で、全裸で大きく股を開きディルドをあそこに挿入して、自分でピストンさせている優子が映った。
あの清楚で奥手な優子がそんなことをしているだけでも衝撃だったのに、あそこのビラビラには銀色に輝くリング状のピアスが光っていて、なおかつ両乳首にも棒状のピアスが付いていて、そこから細い鎖で鈴がぶら下がっていた。
この前の動画は、ずっとバックで責められていて、胸が映っていなかった・・・
乳首にもビラビラにもピアスを開けられている・・・ こんな過去がある女を愛せるのか、急激に自信が失われていった。
ディルドを、長いストロークであそこに出し入れしている優子・・・ 快感に身がよじれるたびに、チリンチリンと鈴の音がする。
「あぁぁぁっ! ダメです! もうダメェ! イっていいですか? イかせて下さい! イかせてぇぇ!」そう絶叫している。
「だから、するのか?それならイっていいぞ」男が冷たい口調で言う。
「いやぁぁっ! それだけは嫌です! ごめんなさいぃ・・・ 許してぇ! あっつぁ・・」泣きそうな声で言う優子。男は、ディルドを手で押さえて出し入れできなくする。
「じゃあいいや・・・ もう止めて帰れ・・・」
「どうしてぇ!? いやだよぉ・・・ いやぁぁ・・・ イジワルしないでくださいぃ・・・ ご主人さまぁ・・・ 愛してます・・・」
「だから、俺は愛するおまえが汚されるのを見たいんだよ・・・ 優子、愛してるぞ」そう言ってキスをする。
「あぁぁ・・・ 愛してます・・・ 」さらに男はキスをする。
そしてディルドを抜くと、ディルドよりも大きなペニスを挿入して、ビラビラのピアスを左右に広げたりしている。
「あーあ・・・ こんなに伸びちゃって・・・ 可愛い顔してるのに、ここは商売女よりひどいなw」嘲笑するように言う。
「いやぁぁぁっ! 言わないでぇ! ご主人様に喜んでもらいたくてしたのに・・・ ひどいよぉ・・・」
今度は、乳首のピアスを指で弾いて、鈴をチリンチリン鳴らしながら
「こんなの人に見られたら、どうするの? 変態だな・・・」
そんな言葉に、ブルブル体を震わせて、感じてしまってるようだ。
「だめ・・・ イく・・・ イっちゃいます・・・」まだ、ろくにピストンも始まっていないのにイきそうになっている・・・
いきなり顔をビンタして
「だから、勝手にイくなよ・・・」冷酷な声だ。
「ひぃぃっ! いやぁ・・・ ダメ! アッッ!」
また、今度は反対の頬をビンタする。
「ひぎぃっ! くぅわぁぁっ! イく! うわあああぁ!」そう言うと、のけぞるように痙攣する優子。
正常位ではめられて、乳首とビラビラのピアスをもてあそばれて、ピストンすることもなくビンタを2回されてイってしまう優子・・・
俺はきっと優子をこんな風には出来ない・・・ 明確に、雄としては負けているのを思い知らされた。
すると、男は激しく腰を振る。ピアスを引っ張りながら、クリトリスを強くつまみながら、痛みと快感を織り交ぜて責めていく・・・
「がぁぁ・・ あがぁ・・ イきそう・・・ またぁああ!だめぇぇ! 壊れますぅ! 優子壊れちゃうよぉ! あぁぁっ! イぐぅぅっ!」のけぞりながら、潮か尿かわからないが、ビチャビチャにしながら壮絶にイった・・・
もう優子はぐったりしているが、男は優子をバックの姿勢にして、両手を後ろ手に皮のバンドで拘束する。
動画はここで終わった。この前の動画につながったところで終わったが、ショックで何も考えられなくなった。
もう、それ以上動画を確認する気も起きずに、その日は寝た。
次の日は会社終わりに優子と食事をした。元々の約束だったからだ。
嫌悪感を持ってしまったので、もう優子とはダメだと思いながら会ったが、優子はいつもと変わらずに、控えめだが真っ直ぐに俺への愛を語ってくれた。
両親に早く会って欲しい、早く俺の両親に会いたい、そんなことをストレートに言ってくる。
今までは、結婚の気配すらなかったが、先日のプロポーズで変わったようだ。
そして、来週彼女の実家に挨拶に行くことになった。
別れることまで考えていたが、彼女の真っ直ぐな気持ちに触れて、過去のことで彼女を嫌いになるなんて、男として小さすぎると思い直していた。
俺だって、昔はそれなりに遊んで、それなりにひどいこともしてきた。優子のことを責める資格なんてないと思った。
そして、動画のことも確認するのを止めて、将来だけを見て生きていこうと考えていた。そんな風に時間が過ぎて、いよいよ彼女の実家に挨拶に行く前日になった。
色々な考えが浮かぶ中、もう一度動画を見てみようと思い立った。そして、それを見ても気持ちが変わらないと自分自身確認したかった。
そして選んだのは、優子が17歳の時の誕生日の日付が付いた動画ファイルだった。
いきなりウエディングドレスを着た優子が映ったその動画は、彼女の初めてが収められていた・・・
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