5年生の時、担任だった美人教師に家まで連れていかれたことがある
というのも全く宿題をやらず、1学期の間ほとんど出さなかったので
夏休みの間に少しでも終わらせておくよう言われていたのだが
僕は1学期に溜めこんだ宿題はおろか、夏休みの宿題にさえ全く手を付けなかった
「今日から先生の家でやりましょう」
その年は始業式の翌日から連休があり
罰として勉強漬けにすると親にも連絡され、仕方なく宿題をするため先生の家へ
ただ泊まりがけというわけにはいかなかったようで
夜7時までという約束で勉強することになった
学校と違いエプロン姿の美人先生を見られるという特権はあったが
ひたすら宿題をさせられるというのは地獄だった
しかも1学期の宿題がまるまる残っているのだから簡単に終わるはずもない
僕が時計を気にしながら7時になるのを待っていると
先生が急に「6時半になったら、お尻をペンペンしますからね」と言いだした
学校で宿題忘れの罰として先生が尻をたたくことはよくあったが
いつもは教室にある大きな定規を使っていたので、ここでそんな罰を受けるとは思っていなかった
6時半まで真面目に宿題に取り掛かってみたが
急にとりつくろったところで許してはもらえず、パンツまで下ろした丸出しの尻を先生に向けるはめになった
あとから聞いたのだが、ここまで全部親に許可を取っていたらしい
「夏休みの宿題忘れたらこうするってちゃんと言ったもんね」
ぱん、ぱん、ぱん、ぱん・・・
そのあとの罰は淡々としたものだった
先生は無言で尻をたたき続け、途中疲れたのかひと呼吸おいたりはしていたが
それ以外はただ尻をたたくだけだった
正直あまり痛くなかったのだが
数分ほどたたかれると尻の表面がぴりぴりかゆくなってきて
気を抜くと怒られているのに笑ってしまいそうな
痛みとは違う部分で我慢を強いられることになった
いっそ思いきりたたいてくれた方が楽だったかもしれないが
笑っていたと親に連絡されても嫌なので痛いふりをしてひたすら耐えることにした
ぱん、ぱん、ぱん・・・
「もう、大人しくしてなさい」
ぱぁん!!
まだ解放してもらえないのかと首を曲げて後ろを見ようとすると強くたたいてもらえたので
コレを利用して何度かかゆみをまぎらわした
そうして7時までの30分間ひたすら尻をたたかれ
終わる頃には真っ赤に腫れていた
僕は反省したふりをして「明日からちゃんとやります」と謝ったのだが
先生の答えは「そうだね、明日も6時半からお尻ペンペンよ」だった
結局この罰は僕が夏休みの宿題を全て提出できるまで続くことになり
連休が終わると、放課後は毎日特別教室に連行され先生に尻をたたかれた
学校ではパンツを下ろさないかわりに
授業時間と同じ50分間罰を受けることになっていたので
尻のむずがゆさはもはや拷問だった
10月の運動会シーズンに入って解放されるまでほぼ毎日たたかれていたので
最後には慣れて恥ずかしくもなんともなくなっていた
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