大学の夏休みで、友達と一緒にプールに遊びに行ったときのこと。



前の週から一緒に水着を選びに行ったり、もうみんなワクワクしていて、当日もプールまでのバスの中ですでに大盛り上がりだった私たち。



私と怜子と有紀の3人だったんだけど、水着はみんなビキニにした。






私はまぁ、特にいいところもなければ悪いところもないっていう平凡な体型。



胸だって日本人の平均的なCカップだし。



ウェストは普通にくびれてはいるけれど、脚はそんなに長くはない。






怜子は背が高くって、洋服を着るとスラッとして格好良く見える。



でも、お兄さんの影響でジムに通って筋トレするのが趣味になっているせいか、胸がおっぱいっていうよりも胸筋って感じ。



本人曰くBカップ。






有紀は私たち3人の中で一番スタイルがいいと思う。



太くもないし、身長はそんなに高くないけど、本人はそんなに大きくないって言うんだけど・・・どう見てもEカップはあると思う。



更衣室で着替えていて、私は水着を着る前にヌーブラで谷間を作ったんだけど・・・怜子はすでに諦めてるっぽいし、有紀に至っては何もしなくっても谷間がくっきり。






いざプールに出てみると、室内とはいえ、少し日差しが気になる。



みんな朝食も食べずに来たからお腹がペコペコで、売店でチュロスを1本ずつ買って食べた。



有紀はお肉が食べたいって言って、ポークフランクをもぐもぐしてた。



そのとき、なんかチャラい男子3人組がやってきて・・・。






「なになに、女子だけでそんな長いものばっかり食べちゃって~。やらしいな~」って、ニヤニヤしながら言ってきた。






(なに想像してるんだろう、キモいなぁ~)






って無視してたんだけど、肩に手置いたり、やけに馴れ馴れしい。



怜子が苛立ちを露わにして睨みつけたら、「うわ、怖ぇ~」とか言いながら逃げていった。






軽く腹ごしらえも済ませてプールに入ったんだけど、流れるプールが最高に楽しい。



でも浮き輪のレンタルって可愛いやつがないし、地味に高いし。



浮き輪がなくてもいいか~って、水の中でぴょんぴょん飛び跳ねるようにして水に流されていたら、有紀の様子がちょっとおかしいの。



よく見てみたら、さっきのチャラ男が有紀を囲んでて、水の中でお尻とかを触ってるみたいだった。



有紀はどっちかというと引っ込み思案なところがあって、はっきりと「いや」とか言えないタイプ。



怜子は本気で流れるプールの波に逆らいながら泳いで行ってしまったから、私が助けるしかない。



怖かったけど有紀のところに行って、「ちょっと、何してるんですか。有紀、嫌がってるでしょ」って言ったんだ。






そしたらチャラ男は・・・。






「え~?俺らなんもしてないし?この子、有紀ちゃんって言うの?俺ら何もしてないよね?ね?」






「い、いやっ・・・」






有紀はぎゅって目を瞑って首を振るだけ。



水の中だから軽かったんだと思うんだけど、両側の2人が有紀の両足を抱え上げて、前から有紀にぴったりくっついたチャラ男が腰をぐいぐい押しつけている。






「いい加減にしなさいよ!」






腹が立って男の腕を掴んだら、「あ?なんだ、自分も構って欲しいのかな~?」って、有紀を抱え上げてた男が2人こっちに来て、私の腕を片方ずつ掴んで、あそこをビキニのショーツ越しに指で擦ってきた。



ぞわぞわして鳥肌が立っちゃってるのを見て、「なに、鳥肌立っちゃうくらいドキドキしちゃった?えっろいな~」って、笑われた。



周りの人たちは家族連れとかカップルが多かったから、我関せずって感じで見て見ぬふり。



悔しくて涙が出そうだったけど、泣かないように耐えた。



そのまま下半身を弄られながら、胸まで揉まれて・・・有紀はとうとうショーツの中に指を入れられてしまって・・・。






(このままじゃやばい!)って思ったときに、「うわああ!!」って男の悲鳴がした。






見てみたら、有紀の前に立ちふさがるようにして悪戯してたやつが、すごい慌てふためいてる。



何があったのか理解できないでいるうちに、私の両腕を掴んでいた手も緩んで、男たちが、「やべえ!どこ行った?!」って慌て始めた。



ぽかーんってしてたら、近くを浮き輪に乗って流れてきた小学生くらいの男の子が・・・。






「あのおっさんたちダッセー。お尻が丸見えなんですけど!」って爆笑してた。






見てみたら、確かに3人ともお尻丸出しでプールサイドを走って逃げてった・・・。






(水着はどうなったんだろ?)






そう思っていたら、いつの間にか怜子がいたから、「もう、怜子!大変だったんだよ」って言ったの。



そしたら怜子、ニヤニヤして・・・。






「知ってる。泳いで戻って来たらあんたたちが悪戯されてるの分かったから、パンツ破って奪い取ってやった」






怜子の手には3人分の水着があった。



さすが普段鍛えてるだけのことはある。



めっちゃ格好良くって、もう怜子が白馬の王子様みたいに見えたよ。






「どこかでおいしいものでも食べて帰ろうか~」ってことになって、着替えを済ませて更衣室を出たら、受付のところで、さっきのチャラ男たち3人が怖そうな男の人に注意されてるっぽかった。






ざまあみろ!



でも逆恨みされたら怖いから、3人で割り勘することにしてタクシーを拾ってさっさと帰った。






流れるプールって、どさくさに紛れてセクハラしやすいのかもしれないけど、男子のみなさんは、絶対にそんな卑怯な真似はしないようにしてくださいね!