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好きな女の子がサークルの先輩達に喰われた話20完結









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【106話】



アナルセックスを終えた後、俺と佳代ちゃんは一緒にシャワーを浴びる事になった。しかも佳代ちゃんから誘われて。



「ナオ君、シャワー借りていい?」



「シャワー?うん、いいよ。」



「あ、でもナオ君も入りたいよね?一緒に入っちゃおうか。」



みたいな感じで。



2人きりで一緒にシャワーまで浴びるなんて、まるで恋人みたいだな、俺と佳代ちゃん。



ていうか本当に恋人みたい……だよな?



今までは乱交に参加してるだけだったから佳代ちゃんとセックスしたり皆でお風呂入ったりしてもそう感じた事はなかったけれど、今日は違う。



俺の部屋でセックスをして、裸のままベッドで会話して、一緒にシャワーまで浴びる、全部2人きりで。



そう、俺はこの状況の中で勘違いしそうになっていた。



笑顔で俺に「じゃあシャワー行こっ」と言って手を繋いできた佳代ちゃんに、ドキっとする。



これ、完全に好きな相手にしかやらないヤツだよな……。



いやいやいや、佳代ちゃんが俺の事をそんな風に思ってるわけがない。



佳代ちゃんが俺に好意を持っていたとしても、それは絶対友達として、だ。



でも……ああ……これは勘違いしちゃうよ俺。



だって俺、女の子と付き合ったことないんだぜ?



このまま勘違いしちゃってもいいのかな……。



佳代ちゃんと手を繋ぎながら、俺は葛藤していた。



佳代ちゃんと2人きりで沢山キスをして、沢山セックスをして、手を繋いで……正直俺はもう、今まで以上に佳代ちゃんの事が好きで好きで堪らなくなっていた。(過去最高を記録)



佳代ちゃんへの恋心が今にも爆発しそう。



俺が今ここで?好きです?と伝えたら、佳代ちゃんはどんな顔をするんだろう……。



そんな事を考えながら、俺は佳代ちゃんと2人で裸のまま浴室へ入った。



1人暮らし部屋の狭い浴室に2人きり。



シャワーを出して温度を確認する佳代ちゃん。



「ナオ君、このボディソープ使っていい?」



「……え?あ、うん、いいよ、好きなように使って。」

(ついつい佳代ちゃんに見惚れてボーっとしてしまう俺)



「じゃあ……洗いっこしようか?」(可愛い笑顔で言ってくる佳代ちゃん)



「……洗いっこ?」



「うん、嫌?」



「全然!嫌じゃないよ!」



「フフッ、じゃあ洗いっこしよ。」



もうダメだ、佳代ちゃん可愛すぎる。



佳代ちゃんのこういう可愛いのにエッチな事に積極的なところ、めっちゃ好き。



分かってる……分かってるさ……今日は俺の誕生日、だから佳代ちゃんはサービスしてくれてるんだ。それ以外の意味はないに決まってる。



でも冷静ではいられなかった。



たぶんアナルセックスをした辺りから、本当に俺の頭はおかしくなり始めていたんだと思う。



もう佳代ちゃんが愛おし過ぎて、俺のモノ(俺の彼女)にしたくて仕方なかった。



「はい、ナオ君も。」



そう言って俺の手にボディソープを出してくれる佳代ちゃん。



手で泡立てて、まずは佳代ちゃんの方から俺の身体に触ってきて、泡を広げるように優しく洗ってきてくれた。



そして俺も手でボディソープを泡立てて佳代ちゃんの身体に。



お互いの肩や腕、お腹や背中、胸やお尻まで手を滑らせていく。



スベスベで柔らかな佳代ちゃん肌は、ボディソープでヌルヌルさせながら触るとまた違った感触が伝わってきて興奮してしまう。



特にオッパイとお尻はやっぱり超柔らかいし、ヌルヌルさせると感触がヤバい。



そして同時に俺の身体を触ってくる佳代ちゃんの手にも感じしてしまう。



で、お互いに脇腹を触ってる時はくすぐったくて2人でクスクス笑ってた。



「ナオ君もここ弱いんだね?」



「佳代ちゃんはここ?」



「あははっ!ナオ君そこダメだよ?ホントにくすぐったいから!」



「あ、ごめん」



「いいよ?じゃあ私もナオ君の弱い所もっと見つけちゃうから。」



「え……あっ!佳代ちゃんダメだよそんなとこ!」



「フフ、ナオ君の弱い所見つけた?」



お互いのくすぐったいところ(性感帯)を探し合って笑い合う俺と佳代ちゃん。



楽しい、めちゃくちゃ楽しい。



もう楽し過ぎて、俺は調子に乗ってこんな事を言ってしまった。



「佳代ちゃん……キスしていい?」(何の脈絡もなく突然)



我慢できずに欲望のままに聞いてしまった俺。



でも佳代ちゃんはクスクス笑いながら「うん、いいよ」と言ってくれた。



俺の方を向いて目を閉じてくれた佳代ちゃんに、俺は迷いなくキスをした。



しかも最初から舌を絡めて濃厚なやつ。



佳代ちゃんは俺の大胆な行動に少し驚いていたみたいだけど、すぐにそれを受け入れて舌も積極的に絡めてきてくれた。



ン……ン……チュパ……ん……



狭い浴室で、ボディソープでヌルヌルになった身体で抱き合い、舌を絡め合ってキスをする俺と佳代ちゃん。



途中で佳代ちゃんに



「なんかナオ君、またキス上手になった?」



なんて笑顔で言われながら、たぶん5分以上ディープキスしていたと思う。



で、当然キスしている内に俺のペニスはギンギンに勃起……



佳代ちゃんもそれに気づいてクスクス笑いながら俺のペニスを握ってきた。



そして佳代ちゃんは軽くその手を上下に動かしながらこう聞いてきた。



「またエッチしたくなってきちゃった?」



俺が興奮した表情で頷くと、佳代ちゃんはまた照れた笑顔で



「私も……ナオ君のキスが上手だからエッチしたくなっちゃった」と。



佳代ちゃんのその言葉が、俺の胸にズキューン!と突き刺さる。



俺はもう佳代ちゃんの虜。(前からだけど)



もう一度セックスをする事を決めた俺と佳代ちゃんは、1秒でも早く繋がりたくて急いでお互いの身体に付いたボディソープを洗い流した。



「あ、ナオ君まだ背中に泡が残ってるよ。」



クスクス笑いながら慌てる俺の背中にシャワーを掛けてくれる佳代ちゃん。



「もぉ、ナオ君慌てすぎだよ、ほらこっちにもまだ泡付いてる。」



「ご、ごめん。」



「フフッ、でも早くエッチしたいよね、私も我慢できないもん、早くベッド行こっ」



でももう俺はベッドまで我慢できなかった。



性欲だけじゃなくて、佳代ちゃんへの想いが溢れてきて我慢できなくなった。



シャワーの後、バスタオルで俺の身体を拭いてくれている佳代ちゃんを見ていたら、もう堪らなくなって、俺はその場で佳代ちゃんに抱き着いた。



「……佳代ちゃん!」



「キャ!……ナオ君?どうしたの?」



俺は佳代ちゃんの身体をギュッと抱きしめながら、?あなたの事が好きです、大好きです!?と叫びそうになった。



【107話】



「ナオ君?どうしたの?」



「佳代ちゃん、俺……俺……」



佳代ちゃんを抱きしめたまま、告白したくてもなかなか言い出せない俺。



佳代ちゃんはそんな俺が性欲が盛った猿のように見えたのか、クスクス笑っていた。



「もぉナオ君、そんなに焦らないで、エッチはベッドで、だよ?ほら、ここじゃ……ゴムもないし、ね?早くベッド行こうよ。」



いや、そういう事じゃなくて……もちろんセックスもしたいけど……俺は佳代ちゃんの事がす……



「……す……」(その先が出てこない)



「……?」



「……」(どうしても言えない俺)



「ねぇナオ君、私も早くナオ君とエッチしたいよっ♡」(エロ可愛い)



「……そ、そうだね、ごめん。」(告白諦めた)



やっぱ言えねぇ……。



高校時代から想いが4年も蓄積されてきた分、フラれるのが怖くてなかなか勇気が出ない。



俺は告白を諦めると、また手を繋いできた佳代ちゃんと一緒にベッドに戻った。



佳代ちゃんはベッドに戻るや否や、さっそくコンドームを取り出して俺のペニスに装着しようとしてきた。



「は・や・く♪エッチしよっ♪」



コンドーム着けながらノリノリな佳代ちゃん。



でも佳代ちゃんは自分でそんな事を言っているのが途中で恥ずかしくなったのか、顔を赤くして笑っていた。



「ごめん、私も焦ってるよね。」



佳代ちゃん曰く、アナルプレイをした後はいつもアソコがムラムラしてきて滅茶苦茶セックスしたくなっちゃうのだとか。



アナルセックスでお尻にペニスを挿入されると、結局オマンコの近くを刺激されるから、早くオマンコにも挿れて欲しい!ってなっちゃうらしい。



というような事を佳代ちゃんは赤裸々に話してくれた。



だから佳代ちゃんは今、ムラムラMAX状態。



ムラムラし過ぎて性欲抑えられなくなってる、そんな佳代ちゃんも可愛かった。



てな訳で、



「でももぉホントに我慢できないよぉ、ナオ君っ、早くエッチしよっ!」



完全に発情しちゃってる佳代ちゃんに俺はベッドに押し倒されるように仰向けになり、佳代ちゃんは俺の腰の上に跨ってきた。



そして佳代ちゃんは俺のペニスを手で支えて自分の割れ目に当てると、そのまますぐに腰を下ろした。



すでにグショ濡れただった佳代ちゃんのオマンコにニュルっと一気に根元まで入っていく俺のペニス。



「ん……ハァァ……♡」



佳代ちゃんは俺のチンコが入った瞬間にとても気持ち良さそうな声を出してた。



余程マンコの方でセックスするのが待ち遠しかったみたい。



で、もうそこからはお互いに貪るようなセックスしてた。



「んっんっあんっハァ……ァンッ……ハァ……んっ!」



佳代ちゃんは俺の上で腰を振りたくり、俺もそのリズムに合わせて腰を突き上げてた。



ベッドをギシギシと軋ませながら、きっと隣の部屋の住民には丸聞こえだったと思うけど、そんなの気にしないでセックスに没頭する俺と佳代ちゃん。



「ンッあっんっハァ……ああんもぉ……気持ちイイよぉ……あっんっ!」



淫乱丸出しの佳代ちゃんの喘ぎ声に反応して俺のペニスはどんどん固くなっていく。



そしてペニスとマンコで根元まで繋がったまま、対面座位でギュ?っと抱きしめ合いながらのディープキス。



これ以上密着できないってくらい密着してお互いの身体を全身で味わう。



「ハァ……ハァ……佳代ちゃん……ハァ……」



正直、さっき佳代ちゃんへの想いが溢れ出そうになって告白寸前までいった俺は、濃密なセックスをしながら泣きそうになっていた。



佳代ちゃんを感じれば感じるほど、なぜか辛くなって涙が出そうになる。



でも辛くなればなる程、もっと……もっと……と、さらに佳代ちゃんを求めてしまう。



「ン……ン……ハァ……ン……」



お互いに頬っぺたや耳や首筋に沢山キスをしながら腰を振り続ける俺と佳代ちゃん。



そしてまた唇を重ねて舌を絡めていると、佳代ちゃんは自分の唾液を俺の口の中に流し込んできた。



あまりに積極的でエロい佳代ちゃんの行為に少し驚き興奮しつつ、俺はそれを躊躇なくゴクリと飲んだ。



佳代ちゃんの唾液が美味しくて、俺はもっと欲しいと言わんばかりに佳代ちゃんの口の中に舌を入れてチュパチュパとディープキスを続けた。



すると佳代ちゃんそれに応えるようにまた口の中に唾液を溜めて、俺の方に流し込んできてくれた。



それを俺はまた、ゴクリと喉を鳴らして飲む。



佳代ちゃんは自分の唾液を飲む俺を見て、嬉しそうにしていた。



そして今度は少し顔を離して、髪を耳に掛けながら口に唾液を溜める佳代ちゃん。



俺はそれを察して下で口を大きく開けた。



佳代ちゃんは俺の口に向けて、上からダラ?っと唾液を垂らしてきた。



俺はその粘度のある佳代ちゃんの唾液を口で受け止め、それもまたゴクリと飲んだ。



すると佳代ちゃんはまた嬉しそうに



「ねぇナオ君、私もナオ君の飲みたいよっ」(言い方可愛いけど内容エロ過ぎ)



と、言ってきた。



俺はその言葉に興奮しながら、佳代ちゃんと上下を交代。



正常位で佳代ちゃんを抱きしめキスをしながら、唾液を佳代ちゃんの口の中に流し込んだ。



しかもディープキスしてると唾液が沢山でてきるから、結構な量。



それを佳代ちゃんも躊躇なくゴクリと飲んでくれた。



そして今度は佳代ちゃんはしてくれたのと同じように顔を少し離して、口の中に唾液を溜める。



それを見て、下で口を大きく開けてくれる佳代ちゃん。(口を開けてる佳代ちゃんの顔エロ過ぎ)



俺は興奮しながらそこへたっぷりの唾液をダラ?っと垂らし落とした。



少し泡立った俺の大量の唾液が、佳代ちゃんの口の中へダイレクトで入っていく。



「ん……」



佳代ちゃんはそれを口でキャッチすると、また嬉しそうに笑顔を見せてゴクリと飲んでくれた。



そして佳代ちゃんは笑顔で



「おいしっ♡」



と俺に言ってきた。



俺の唾液を美味しいと言って飲んでくれる佳代ちゃん。



俺はその時の佳代ちゃんの笑顔を見て、自分の中の針が振りきれたような気がした。



ずっと溢れ出しそうだった佳代ちゃんへの想いが、ついに決壊した瞬間だった。



「……佳代ちゃんっ!!」



俺は堪らなくなって再び佳代ちゃんを強く抱きしめ、唇を奪った。



そしてこれ以上ない程固く勃起したペニスで佳代ちゃんを突きまくった。



「ハァハァ……佳代ちゃん……佳代ちゃん……!」



何かに憑りつかれたように佳代ちゃんの名前を呼びながら腰をマシンガンのように振りまくる俺。



「あっ!んっああっ!ああっ!スゴイッ!激し…ナオ君ッ!ああんッ!気持ちイイよぉ!アアンッ!」



グッチョグチョに濡れた佳代ちゃんのマンコを、愛液が泡立つくらいに激しく責める。



「ハァハァ!!」



「アンッ!ホントにスゴい!ナオ君っ!ああんっ!」



俺とのセックスに感じてる佳代ちゃんが、俺の名前を呼んでくれている。



?ナオ君っ?



高校時代からの佳代ちゃんとの思い出が……バスケ部で一緒に頑張っていた頃の佳代ちゃんの眩しい笑顔が頭を過った。



そして俺は、あの言葉を自然と口から出していた。



「ハァハァ……佳代ちゃん……好きだ……佳代ちゃん、好きだ!」



【108話】



?佳代ちゃん、好きだ?



それは勇気を出してした告白ではなく、感情が溢れてどさくさ紛れにした告白だった。



セックス中に告白するなんて馬鹿っぽいけど、この時の俺は夢中だったんだ。



俺はその後も、?好き?という言葉を何度も口に出しながら、佳代ちゃんに想いをぶつけるように腰振り続け、何度もキスをした。



「ハァハァ……佳代ちゃん……好きだよ……佳代ちゃん……ハァ……」



「あっんっ……ナオ君っ……ハァ……ああんっ……ハァ……」



セックスしながらの告白だから、最中は佳代ちゃんに伝わっているのかどうか分からなかった。



でもセックス自体は過去最高と言ってもいい程盛り上がっていた。



俺は息を荒くしながら腰を振り、佳代ちゃんの喘ぎ声は徐々に大きくなっていった。



そして俺と佳代ちゃんは、一緒に快感の絶頂に近づいていった。



「ああん!ああっ!イキそう……ナオ君っ、私イっちゃう!あっんっ!」



「ハァ俺も……ハァ佳代ちゃん……俺もイキそう……ハァ……」



「ああんっ!あっイク……もうダメ!イっちゃう!いくぅ!」



「ハァハァ!佳代ちゃん!」



「ナオ君っ!……はああンっ!!」



ラストスパートで激しく腰を振り合った後、俺と佳代ちゃんは同時に絶頂&射精した。



「「ああっ……!」」(2人の声が重なる)



頭が真っ白になるような凄まじい快感だった。



絶頂した瞬間に佳代ちゃんは俺の身体をギュッと抱きしめてきて、俺も佳代ちゃんを強く抱きしめながらその快感が全身に広がるのを感じていた。



ドクン!ドクン!と股間が震え、射精が続く。



佳代ちゃんの腰もビクンビクンと痙攣していた。



「ハァ……ハァ……」



「ハァ……ん……ハァ……」



長い射精が終わり、果てた後は俺も佳代ちゃんも、まるで全力疾走した後のようにハァハァと胸を上下させながら呼吸していた。



そのまましばらく、俺と佳代ちゃんは黙って目を閉じたまま抱き合っていた。たぶん10分以上。



まるで快感で身体が溶けて、佳代ちゃんと一つになってしまったかのような感覚だった。



目を閉じて、その一体感を味わいながらお互いの息遣いだけをずっと聞いてた。



心から愛おしい佳代ちゃんを……このまま永遠に抱きしめていたいと思った。



「……ナオ君……大丈夫?」



そこから先に目を開けたのは佳代ちゃんの方だった。



俺はその佳代ちゃんの声でやっと夢のような世界から目を覚ました。



「……佳代ちゃん……」



佳代ちゃんは、そんな俺の顔を見て優しく微笑むと、俺の額の汗を手で触ってきた。



「ナオ君、すごい汗掻いてる。」



「……うん……」



「気持ち良かったね♡」



「……うん。」



しばらくしてセックスの余韻がようやく冷め始め、俺はゆっくりと佳代ちゃんの膣(なか)から射精を終えたペニスを引き抜いた。



でも佳代ちゃんから身体を離した途端に、俺は我に返った。



「……ご、ごめん……佳代ちゃん……」



よりにもよってセックス中に自分勝手なタイミングで突然告白するなんて。



我に返ってそれを思い出した途端に気まずくなって、俺は咄嗟に佳代ちゃん謝ってしまった。



「……?どうして謝るの?」



「……俺、さっき変な事言っちゃったし……」



すると佳代ちゃんは申し訳なさそうな顔をしている俺を見て、クスクス笑ってこう言った。



「うん、ちゃんと聞こえてたよ。」(いつもの可愛い笑顔で)



「……佳代ちゃん……」



俺の胸が、再びドキドキしてくる。



「ねぇナオ君、それっていつから?その……私の事、いつから好き……だったの?」



少し照れたような表情で聞いてくる佳代ちゃん。



「それは……えっと……高校の時から……ていうか……初めて会った時から……ずっと……」



俺は顔を真っ赤にしながら、改めてそう告白した。



すると、それを聞いた佳代ちゃんの顔も赤くなる。



「え?……そうだったんだ……」



「……うん……」



「初めて会った時って事は……1年生の頃からって事?」



「……うん。」



「ずっと?」



「うん。」



「わぁ……そうなんだ……」



2人で顔を赤くしながら、気恥ずかしくなってお互いに黙ってしまう。



「……」



「……」



そして少しの沈黙の後、また先に口を開いたのは佳代ちゃんだった。



「……でも私、本当は知ってたかも。」



「え?」



「ナオ君が私の事、そういう風に想ってくれてた事。」



「……そう……なの?」



「だってナオ君、授業中とか部活の時とか、私の方ずっと見てくるんだもん。」



佳代ちゃんに笑顔でそう言われ、俺は焦った。



もちろん図星だからなんだけど。



佳代ちゃんに気付かれないように、いつもさり気なく見ていたつもりなのに、やっぱり気付かれてたんだ……。



「ああいうのって分かるんだよ?なんか視線って背中でも感じるもん。」



「……ご、ごめん……」



恥ずかしいし、申し訳なくて、謝るしかない俺。



でも佳代ちゃんはそんな俺を見て、また優しく微笑んで



「でもなんかそういう所、可愛くてナオ君らしいよね」



と言ってくれた。



そして、佳代ちゃんは少し考えるような素振りを見せた後、優しい口調で俺にこう言ってきた。



「ナオ君……私、ナオ君が私の事そういう風に想ってくれるの……凄く嬉しいよ。」



「……佳代ちゃん……」



「好きって言ってくれて……凄く嬉しい……本当に……」



「……」



「……」



優しく微笑んだ佳代ちゃんの目には、薄っすらと涙が浮かんでいた。



その佳代ちゃんの表情を見て、なんとなく分かった。



だって俺は、ずっと佳代ちゃんを見てきたんだから。



佳代ちゃんは優しいんだ。



俺は全て察して、泣きそうになった。



すると佳代ちゃんは、そんな半泣きの俺に顔を近づけて、頬っぺたに優しくキスをしてくれた。



「……佳代ちゃん……」



そして佳代ちゃんは俺の目を見つめた後、黙って頭を下げ、俺の股間に手を伸ばし、ペニスに着いたままだったコンドームを丁寧に外し、陰茎に付着した精液をゆっくりと舐めとるようにフェラチオを始めた。



「か、佳代ちゃん……?」



「ン……ン……チュパ……」



ペニスを口に咥えて頭を前後させる佳代ちゃん。



気持ち良くてすぐに固くなっていく俺のペニス。



ペニスがしっかり勃起したところで佳代ちゃんは口を離すと、ベッドの端にあった置いてあった袋からコンドームを取り出し、丁寧にペニスに被せた。



そして俺は佳代ちゃんに再びギュッと抱きしめられ、2人で一緒にベッドに倒れていった。



正直、そこからはあまり覚えていない。



覚えているのはそこから2回か3回、お互いに殆ど言葉を交わさずに夢中でセックスをした事。



佳代ちゃんが沢山キスをしてくれて、俺の身体にキスマークを沢山付けてくれた事。



俺も佳代ちゃんの身体に沢山キスマークを付けた事。



そして最後は体力を使い切って、2人で布団の中で裸のまま抱き合って眠った。



たぶん、それが今までの俺の人生で一番幸せだった時間だと思う。



翌朝、目を覚めすと、佳代ちゃんはすでに居なくなっていて、テーブルの上に置手紙が残っていた。



?ナオ君おはよう!

それと、お誕生日、おめでとう。

昨日は突然だったのに泊まらせてくれてありがとね。

私、ちゃんと祝えたかな?笑



ナオ君、私ナオ君の気持ち、本当に嬉しかったよ。

ナオ君は大好きな友達だから。

ホントだよ?私、男の子の中で一番仲が良いのナオ君だもん。



だからこれからもずっと、友達でいてほしいな。



私、我がままかな? ごめんね。

こんな私でも好きって言ってくれて、ありがとう。



じゃあアルバイト行ってくるね!



佳代より?



【109話】



俺は佳代ちゃんの置手紙を読んだ後、膝から脱力するようにベッドに倒れ、しばらく部屋の天井を見つめていた。



悲しい……とても悲しくて寂しいけれど、どこかスッキリしたような気分だった。



4年間溜め込んでいた想いを、やっと吐き出せたからなのかもしれない。



フラれるのは分かっていた。もうずっと前から。



高校の時からずっと、俺を見る佳代ちゃんの目は、恋する相手に向ける視線とは違っていたから。



でもこれで良かったんだ。



大学に入って、思いもよらぬ事から佳代ちゃんと身体の関係まで持って、さらに佳代ちゃんの魅力に夢中になっていった。



俺の恋の病は、佳代ちゃんの身体を知ってから悪化する一方だった。



正直、毎日佳代ちゃんの事ばかり考えてしまって、大学の勉強も疎かにになってしまっていた。

(佳代ちゃんのせいじゃなくて100%俺の責任)



こんなんじゃダメだって、心のどこかでずっと思っていた。



だからこれで良かったんだ。うん。



フラれちゃって悲しいけれど、これを良い切っ掛けすべきだという事は頭では分かってる。



フラれても、前向きに考える方が絶対正解だって。



でも今日だけは……思いっきり泣きたい。



俺はその日、ベッドに残った昨日の佳代ちゃんの匂いを感じながら、一日中泣いていた。



恥ずかしいけど、ワーワー子供みたいに泣いたよ。



でもそれはその日だけで、完璧に立ち直った訳ではないけれど、俺は次の日から普通に大学にもバイトにも行けたし、自分でも少し驚くくらいに割と元気に過ごせていた。



俺って結構メンタル強い?



まぁ本当はそうじゃなくて、俺がフラれたショックをあまり引きずらずに早く立ち直れたのは、たぶん童貞を捨てていたからだと思う。



おかしな事を言っているように聞こえるかもしれないけど、童貞のまま佳代ちゃんにフラれていたら、きっと俺はズルズルといつまでもショックを引きずっていたと思う。



セックスを知る前の男と、知っている男では大きな違いがあるんだってその時に気付いた。



そういう意味では、佳代ちゃんとセックスするように背中を押してくれた先輩達には感謝しないといけないのかもしれない。



?童貞は早く捨てちまった方がいいぞ?という吉岡先輩の言葉の意味が、その時やっと分かった気がした。



そして後日、サークルの練習で佳代ちゃんと会った時、佳代ちゃんはいつも通りに俺に声を掛けてくれた。



俺は佳代ちゃんの顔を見た時、一瞬泣きそうになったけど、すぐに笑顔を作って元気に振る舞った。



やっぱり佳代ちゃんの笑顔は可愛くて素敵で、フラれちゃったけど、佳代ちゃんを好きな気持ちはこれからも変わらないだろうなぁと思った。



俺はこれでいいのかもしれない、佳代ちゃんとはずっと友達で……



恋人にはなれなくても、俺はこうやって佳代ちゃんの笑顔を見ているだけで、これだけ幸せな気分になれるのだから。



そして俺にもいつか……他の素敵な出会いがやってくるかもしれない……と。



佳代ちゃんの笑顔を見ていたら、不思議とそんな風に前向きに考えられるようになっていた。



「おいナオヒロ!どうだったよ?佳代ちゃんからの誕生日プレゼントは。」



俺が佳代ちゃんにフラれた事など知りもしない先輩達は、サークルの練習が終わるといつものテンションでそう声を掛けてきた。



「え?……プレゼントですか……」



「佳代ちゃんのフルコース、良かっただろぉ?全身舐めてくれただろ?」



「はぁまぁ……凄かったです……」



「で、ナオヒロあっちは使ったのか?佳代ちゃんの後ろの穴の方は。」



佳代ちゃんとのアナルセックス……今思い出しただけでも興奮してくる。



「それは……」



「したのか?」



「……はい。」



「おおー!ナオヒロやるじゃねぇか!まさかナオヒロが本当に佳代ちゃんのアナルに突っ込んじまうとは思わなかったわ!」



「ちょ、声デカいですって!」



「ハハッ、で、どうだった?佳代ちゃんのアナル。」



「それは……めっちゃ良かったですけど……」



「だろ?佳代ちゃんのアナルめっちゃ良いよな!」(変態A先輩に共感される)



「ナオヒロ、お前も男になったなぁ。」(しみじみ)



先輩達は俺がまさか本当に佳代ちゃんとアナルセックスまでしてしまうなんて思っていなかったようで、ゲラゲラ笑って盛り上がっていた。



「よ?し!じゃあ今週末佳代ちゃん呼んで皆でヤルぞ!」



「やるかぁ!二つ穴同時攻め!」



「手と口も使えば同時に5本いけるぞ、佳代ちゃんなら。」



「あ?も?佳代ちゃんは皆でザーメン漬けにするしかねぇなぁ、もうそこまで来ちゃったわ、あの子。」



そういえば今週また?例の飲み会?するって事になってたっけ……忘れてたわ。



それにしても?二つ穴同時??ザーメン漬け?って……ヤバいな。



佳代ちゃん、今回も来るって事になってたんだよな……俺がメールで誘ってOKもらっちゃったし。



で、先輩達がそんな会話をしていると、丁度佳代ちゃんもその場にやってきた。



「お疲れ様で?す。」



「お、佳代ちゃん!ちょっとこっち来てよ!」



「なんですか??」



先輩達のえげつない会話の内容を知りもしないで呑気な返事をする佳代ちゃん。



「佳代ちゃん、今週末OKなんだよね?また太田の部屋でいつものメンバーで。」



「ぇ……あ?……」



太田先輩の部屋いつものメンバー=乱交と、佳代ちゃんも理解しているから、佳代ちゃんはそれを聞いてすぐに恥ずかしそうに顔を赤くしていた。



「OKだよな?この前約束したし、ていうかバイトも休みとるって言ってたよな?ちゃんと取った?」



そう聞かれて恥ずかしそうに頷く佳代ちゃん。



やっぱ行くんだね……エッチな佳代ちゃん。



「よ?し、じゃあ決定だな!」



「ナオヒロも来るよな!?」



え、俺も……?



「お、俺もですか……」



「当たり前だろ、いつものメンバーっつってんだろ?もしかしてバイトとか入ってるのか?」



「バイトは……ないですけど……」



でも俺は……



チラっと佳代ちゃんの方を見る俺。



佳代ちゃんと目が合う。



「だったら来いよぉ、佳代ちゃんもナオヒロ来た方がいいだろ?」



「ぇ、私?……私は……」



また俺の顔を見る佳代ちゃん。



そして佳代ちゃんは少し考えた後、笑顔で俺にこう言ってきた。



「私も……ナオ君に来て欲しいなっ♡」



佳代ちゃん……



やっぱりエロ可愛い佳代ちゃんには勝てないと思った。(勝負じゃないけど)



「だってよ!ナオヒロ、来るよな?」



「……はい。」



【110話】



佳代ちゃんに告白してフラれてたばかりにもかかわらず、結局俺は?例の飲み会?にまた参加する事になった。



いつものように太田先輩のアパートに集合して、最初は皆で楽しく酒を飲む。



佳代ちゃんは相変わらず清楚な服装でやってきて、先輩達の話によく笑い、料理も作ってくれて、可愛さ抜群だった。



正直俺は太田先輩のアパートに行くまで色々な葛藤があったけれど、飲み会が始まったらやっぱり楽しくて、酒を飲みながら佳代ちゃんも俺に沢山話しかけれてくれて嬉しかった。



佳代ちゃんは何かある度に「ナオ君ナオ君」と呼んできて、座る場所も常に俺の隣。



先輩達に「お前ら付き合ってるだろ!」と言われてしまうくらい。



告白を断っておいてなんだそれ?って思う人がいるかもしれないけど、それでも俺は嬉しかった。



どんだけ佳代ちゃんの事好きなんだよって、自分でも呆れちゃうけど、こればっかりは仕方ない。



で、その後はもちろん、皆でセックスした。



いつも通り、最初は飲みながら先輩達が佳代ちゃんのオッパイ触ったりして、悪戯っぽいのから始まり徐々にエスカレートしていくパターン。



佳代ちゃんもいつものように「ダメですよぉ」とか「恥ずかしぃ」とか言ってたけど、エッチな事を期待している本心は丸見えで、セックスが始まったら気持ち良さそうにしていた。



先輩達のチンコを休みなく次々と挿入され、佳代ちゃんはイキまくっていた。



「あっあっああんっ!もうダメッ!ああンッ!」



「佳代ちゃんここか?もっと激しく突いてほしいんだろ?」



「ああんっ!そこダメッ!ああッ!イイッ!」



「ハハッ、良いのかダメなのかどっちだよ!突いてほしいのか?」



「ハァンッ……突いて……欲しいです……ああッ!!」



アパート中に響く、佳代ちゃんの喘ぎ声。



「アアッ!スゴイッ!ああっ!イクッ……!あっあっああんっ!!いくぅぅぅ!!!!」



ヤリ部屋の中で酒を飲みながら、好きな時に好きなだけ皆で佳代ちゃんを抱く。



で、フラれた後だけど、俺も普通に佳代ちゃんとセックスしちゃった。



俺と佳代ちゃんがセックスする時だけはどうしても恋人のようなゆっくりしたセックスになってしまうんだけど、

俺とそんなセックスをした後に野獣のような先輩達に激しくイかされまくってる佳代ちゃんの姿を見るのも、ギャップがあってやっぱりエロかった。



で、皆が1回ずつヤッた後、A先輩が佳代ちゃんのアナルを指でグリグリしながら



「じゃあ佳代ちゃん、そろそろこっちの穴も皆に使ってもらうか?」



「え?……」



「あれ?嫌なの?Aとナオヒロには許したのに俺達はダメなの?」



「そ、それは……」



「そんな事ないよな佳代ちゃん、昨日メールで明日は吉岡と太田とBにもアナル使ってもらおうなって言ったら喜んでたじゃん。」



「A先輩!」



実はアナルセックスを楽しみにしていた事をA先輩に暴露されて顔真っ赤な佳代ちゃん。



「浣腸も皆に見てもらいたいって言ってたし。」



「そんな事言ってないです!」



「でも昨日からちゃんとトイレ我慢してきてくれてるんだろ?今日のために。」



「……」(さらに顔真っ赤になる佳代ちゃん)



「え!?佳代ちゃんマジで!?」



「って事はアレがすげぇ溜まってるって事?」



「あ?じゃあもう佳代ちゃんがせっかく溜め込んできてくれたんだから、その作品を見させてもらうしかねぇなぁ。」



そう冗談っぽく言いながらゲラゲラ笑う先輩達。



で、結局佳代ちゃんはその後浣腸されて、ドアを開けたままのトイレで皆に見られながら顔真っ赤にしながらめっちゃ恥ずかしそうに出していた。



正直、その時が今までで一番盛り上がってたかも。



佳代ちゃんもなんだかんだで皆に見てもらう事に興奮しちゃったらしく、マンコの方もめっちゃ濡らしてた。



佳代ちゃん曰く、?A先輩に調教されたせいでトイレに行くたびに興奮するようになっちゃった?らしい。



いつも出しているところを誰かに見られる想像をしちゃうんだとか。



で、結局佳代ちゃんは二つ穴同時責めにも興味があったらしく……



「どうする佳代ちゃん、吉岡と太田に巨根2本同時に挿れてもらう?」



「……なんか…スゴそうですね……」(明らかにワクワクしてる佳代ちゃん)



「ハハッ、佳代ちゃん興味津々じゃん!」



佳代ちゃんは恥ずかしそうにしながらも興味あるって事を否定してなかった。



で、実際にやったんだけど、色白な佳代ちゃんが筋肉質で高身長の吉岡先輩と太田先輩にサンドイッチされるように挟まれて、マンコとアナルに同時に挿入されている光景は、めちゃくちゃエロかった。



巨根2本にマンコとアナルを目一杯広げられて……入っちゃう事にも驚いたけど。



もっと驚いたのは、佳代ちゃんがそれで感じまくってた事。



「はああああっ!あああんっ!!スゴイよぉ!!!ああああんっ!!イクッ!!いぐぅぅ!!いっくぅぅぅ!!!」



って絶叫しながら潮も吹きまくってマジで両方でイキまくってた。



で、終わった後、グッタリしていた佳代ちゃんの感想は



「腰がおかしくなりそうなくらい気持ち良かったです」(ハァハァ呼吸しながら)



「最高だった?」



「……うん……」(照れた可愛い笑顔で)



と、満足そうだった。



後で改めて先輩達に聞かれたときも、

?本当にオマンコとお尻が溶けそうなくらい熱くなって信じられない程気持ち良かった?

と、佳代ちゃん的にかなり良かったみたい。



二つ穴同時は痛がっちゃう女の子が殆どだけど、それでも気持ち良くなっちゃう佳代ちゃんはやっぱりマンコもアナルもかなり優秀だなって先輩達は感心してた。



「佳代ちゃんマジでエロくなっちゃたなぁ、アナル大好きだしザーメン大好きだし、どうするよ?AV女優でもこんなエロい子なかなかいないよ?」



先輩達にそう言われた佳代ちゃんは、自分がエロいという事は否定せずに「もぉ?こんなになっちゃたのは先輩達のせいですっ!」と頬っぺた膨らませてた。



で、その後もA先輩とB先輩で二つ穴同時ヤッたり、マンコ・アナル・両手で手コキ・フェラで同時に5人全員のチンコを佳代ちゃんに使わせたり、



そんな事を皆で夜が明けるまで続けていた。



俺は4発出したところで止めたけど、佳代ちゃんは体力が尽きるまで先輩達とヤリまくっていた。



「ハァどうしよう、ホントに気持ちイイよぉ、もうずっとエッチしてたいよぉ!ああまたイキそう……ああイクッ……イクッ!」



佳代ちゃんは顔と身体を精液でベタベタにしながら欲望のままに腰を振りたくっていて、そんな佳代ちゃんを俺は部屋の隅に座って酒を飲みながらずっと眺めていた。



【最終話】



大学生活の4年間、結局俺はずっと佳代ちゃんとセックスフレンドのような関係を続けていた。



佳代ちゃんには「ナオ君とのエッチが一番安心する」とかよく言われて、俺はそれが嬉しくて、ずっとセフレのままズルズルと4年間過ごした。



例の飲み会のような乱交だけじゃなくて、俺の部屋で佳代ちゃんと2人きりでセックスする事も多かった。



お陰で4年間彼女はできなかったけど……



で、佳代ちゃんはもちろん先輩達とも関係を続けていて、かなりの回数セックスしていた訳だけど、それよりももっと大変だったのはサークルに後輩達が入ってきた後だった。



俺達の後にバスケサークルに入ってきた後輩達の中にはやたらと高身長イケメンが多くて、その中の何人かは吉岡先輩や太田先輩に勝るとも劣らないヤリチンが多数いた。



で、そのヤリチン後輩の中でやたらと佳代ちゃんの評判が良かったんだよね。



「佳代先輩ってマジで可愛いくないッスか?。」



「そうそう、あの笑顔可愛過ぎでしょ、てか俺本気で惚れそうなんですけど。めっちゃ優しくて良い人だし。」



「しかも結構良い身体してますよね?何気に胸ありそうだし。」



みたいな感じで、早々から佳代ちゃんはヤリチン後輩達に狙われていた。



で、ヤリチン同士は気が合うみたいで、そのヤリチン後輩達と仲良くなった吉岡先輩や太田先輩が佳代ちゃんの本性を暴露。



?佳代先輩マジで可愛い?みたいな話題で後輩達が盛り上がってる時に吉岡先輩がポロリと



「まぁ佳代ちゃんは可愛いけどヤリマンだけどな」と。



もちろん後輩達はそれを聞いて驚いてた。



「えっ!?マジっすか!?佳代先輩ヤリマンなんすか!?」



「ヤリマンヤリマン、超ビッチだから、男のチンコ大好きだから佳代ちゃんは。」



「佳代ちゃんはエロいぞぉ、ベッドの上と普段とのギャップが半端じゃないから。」



「えーマジかぁ、イメージ崩れますね……もしかして先輩達、佳代先輩とヤリまくってるんですか?」



「ヤッてるつうか佳代ちゃんが1年の頃から皆で輪し(まわし)まくってるよ。」



「うわぁ……でもあの佳代先輩のエロいところとか想像するとヤバいっすね。」



「お前らの想像以上だと思うぞ、俺達が調教しまくってるから。あ、そうだ、今度お前らも来るか?」



って感じの流れで、それからヤリチン後輩達も?例の飲み会?に参加するようになった。



単純に人数が倍増しただけでも大変なんだけど、ヤリチン後輩達はセックスにも慣れてる&体育会系で精力も半端ないから凄かった。(しかも皆巨根だった)



佳代ちゃんは高校時代からそうなんだけど、後輩の面倒見も良くて慕われるタイプなんだよね。



サークルでも後輩には男女共に慕われていたし、ヤリチン後輩達にも普段は?佳代先輩?って呼ばれて敬語使われていたんだけど、セックスの時だけは違って



「おい佳代!まだ勝手にイクなよ、俺達が許可するまで我慢しろ!」



って後輩達は佳代ちゃんを呼び捨てで、しかも後輩達皆Sっ気あって佳代ちゃんに対して命令口調だった。



で、佳代ちゃんは



「ああんっ!はぁん!もうダメ!我慢できないです!あっあっイっちゃいます!イクッ!」



って、普段サークルでは頼りになる先輩マネージャーであるはずの佳代ちゃんが、セックス中は逆にヤリチン後輩達に敬語使ってた。



それが妙にエロくて……正直俺も、後輩達にイかされまくってる佳代ちゃんの姿を見て興奮していた。



でもヤリチン後輩達は、先輩達と違って、本当に佳代ちゃんに対して手加減がなくて、



これは俺は直接見てはいないんだけど、後輩達から聞いた話だと、夏休みに他大学の男友達も含めて20人くらい集めて行った旅行に、女の子1人だけ佳代ちゃんを呼んで皆で肉便器にしていたらしい。



後日俺が会った時、佳代ちゃんは元気だったけど、ちょっと声がガラガラになってた。たぶん喘ぎ声出し過ぎたり、フェラ&ゴックンし過ぎたんだと思う。



でも「旅行楽しかった?」って聞いたら



「楽しかったけどぉ……ちょっと疲れちゃったかな」って言ってる程度だった。



この頃には佳代ちゃんのマゾっぷりもかなりエスカレートしていて、先輩達には?1週間に1回くらいは意識が飛ぶくらいイキまくらないと満足できなくなってきた?とか漏らしていたらしい。



一晩で10人とか20人とした後はさすがに疲れて「もうしたくない」って思うけど、数日経つとまたムラムラしてきてそれくらいの刺激が欲しくなってくるって。



で、そんな状態だったから、1年の時みたい?例の飲み会?のメンバーだけで秘密にする事もできなくなり、

サークル内でも佳代ちゃんが?ヤリマン?だって噂は結構広まっちゃってた。



それでも佳代ちゃんはサークルに来てたけどね、でも同学年の他の女子マネージャーはそれが原因かは分からないけど来なくなった子も結構いた。



で、俺達が3年になる頃には、新入生で1人小柄で小動物系の可愛い女の子が入ってきて、その子が意外にもエロくて、5代目の肉便器にされてた。



背も胸も小さくて色白で可愛いんだけど、男もセックスも巨根チンコも大好きらしい。(俺は参加しなかった)



その子のお陰で佳代ちゃんの負担は減って、就職活動もしなくちゃいけなかったからタイミング的にも良かったみたい。



4年になって就職が決まってからは、俺も佳代ちゃんもあまりサークルには行かなくなって(もちろん先輩達はすでに卒業してる)、以前のような乱交はやらなくなった。俺と佳代ちゃんはたまにセックスしていたけどね。



でも大学卒業してからは全く、佳代ちゃんとは一度も身体の関係を持つことはなかった。



ただ社会人なりたての頃は月に一度くらい佳代ちゃんから連絡があって



『ストレスやばいよ?ナオ君飲み行こ!』と、



2人で飲みに行って仕事の愚痴言い合ってた。



で、その時に大学時代の話も少ししたりもした。



佳代ちゃんは酔っ払いながら「私ホントにエッチだったよねぇ」って苦笑してた。



その後「今もエッチだけどねっ♡」と笑顔で言われたときにはドキっとしたけど。



「大学の時は本当に性欲凄かったもん……今思い出すと自分でも信じられない」と。



「でもそんな私に告白してきたんだもんね?ナオ君も相当変わってるよねっ」と言われ、2人で笑ってた。



やがて俺は地方に転勤、佳代ちゃんとは会わなくなった。



正直それでもしばらくは佳代ちゃんの事を忘れられなかったりしたんだけど、今は仕事にも慣れて少し落ち着いて、最近知り合った女性と結構良い感じだったりする。



で、丁度大学卒業して4年後くらいかな、佳代ちゃんから手紙が届いた。



?私、結婚します!?



と。



結婚式の招待状と一緒に。



お相手は、高校時代から佳代ちゃんと付き合っていたバスケ部の先輩と。



そう……佳代ちゃんはあの沢村先輩と付き合い続けていたんだ。



厳密に言うと大学にいる頃に1年くらい別れてた期間があったんだとか(全然知らなかった)



で、よりを戻したり、また別れたりって何回か繰り返していたらしい。



そして最終的に彼の元に行く事になったと。



その手紙を読んだ時、正直かなりショックだったんだけど、俺は結婚式には行く事にした。



佳代ちゃんの結婚式には高校時代の友達(主にバスケ部とクラスメイトの女の子数人)が来ていて懐かしかった。



でも大学のサークルのメンバーで呼ばれていたのは俺1人だけ。



結婚式当日は晴天で、まるで天が佳代ちゃんの結婚を祝福しているかのようだった。



そしてウエディングドレスを身にまとった佳代ちゃんは、間違いなく世界で一番美しかった。



白いドレスを着た佳代ちゃんは、本当に天使か女神じゃないかってくらい綺麗で、俺は見た瞬間に泣きそうになった。



でも親族より先に泣く訳にもいかなかったから我慢したよ。



結婚式は、一言で言うなら最高だった。



新郎に大きなケーキを食べさせて笑う佳代ちゃん。



友人達の出し物を見て新郎と一緒に楽しそうに笑う佳代ちゃん。



両親への手紙を読みながら涙を見せる佳代ちゃん。



結婚式の中で色んな佳代ちゃんの表情を見ている内に、俺は自然と微笑ましい気持ちになっていた。



そしてその時、俺は心から思った。



?佳代ちゃん、おめでとう、幸せになってください?



と。



そう思えた瞬間、俺の一つの青春がやっと終わったような気がした。



新郎新婦との写真撮影の時間になり、多くの親戚や友人がドレス姿の佳代ちゃんや旦那さんと写真を撮り始めた。



人が多かったから俺は遠慮して少し離れた場所からその光景を眺めていた。



――佳代ちゃん……幸せそうだなぁ……良かった……本当に良かった……――



そして「写真撮影の時間は残り僅かです」と会場にアナウンスが。



すると、佳代ちゃんは少し焦ったような表情でキョロキョロしながら誰かを探し始めた。



ん?佳代ちゃんどうしたんだろ?



そして次の瞬間、遠く離れた席に座っていた俺と、佳代ちゃんの目が合った。



「あっ!ナオく?ん!こっち来て!写真撮ろう!」



佳代ちゃんの元気な声が会場に響いた。



「ナオ君早く?!こっちこっち!」



手招きされて、俺は「え?俺?」と言いながら慌てて席を立って佳代ちゃんの方へ向かった。



そしてドレス姿の佳代ちゃんは撮影場所に来た俺の腕をすぐに掴んできて



「ナオ君2人で撮ろう!お父さん!はいカメラ!ナオ君と撮りたいから!」



「おお、ナオヒロ君!ハハッ、分かった分かった、佳代は本当にナオヒロ君と仲が良いなぁ。」



「そうだよ?一番の友達だもん!ねっ♡」



「よ?し!じゃあ撮るぞ?!あれ?ナオヒロ君緊張してるのか?ちょっと表情が固いぞ?」



「ナオ君は写真撮る時はいつもそうだもんね?、高校の卒業式の時に撮った写真もそうだったし。」



そう言いながらクスクス笑う佳代ちゃん。



「じゃあ撮るぞ?!ナオヒロ君も笑って!」



「は、はい!」



佳代ちゃんのお父さんがカメラのボタンを押し、シャッター音が鳴った。



そしてそのデジカメで撮った写真を「お父さんちょっと見せて」とすぐに確認した佳代ちゃんは



「ナオ君やっぱり表情固いよ?」



と、笑っていた。



いつもの、俺が大好きな佳代ちゃんの笑顔だった。







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