上のページにあった体験版がエロくてM男にはぴったりだったので、ここに丸ごとコピペします。
以下。
『実の姉と、後輩の女の子に優しくイジメられる生活』サンプルver.
小松 とんねる
とんとん。
「んー」
「入るよ」
「んー」
がちゃりとノブを回すと、ベッドに仰向けになって薄目を開けている弟がいた。傍らにはサリンジャーの小説が見開きの状態で伏せてあった。おそらく読んでいる途中で疲れて寝そうになっていたのだろう。
「駄目だよ。中学生がサリンジャーなんて読んでたら。頭おかしくなっちゃうよ」
「でも、現国の飯塚先生が今のうちに読んでおいたほうがいいって」
白と青を基調とした表紙の冊子を手にして、沙希は言った。
「先生なんかクソ喰らえ」
「それ、この本の主人公と同じこと言ってる」
姉さんも読んだことあるんだろ? との天平の言葉を無視した沙希は可愛い弟の横に、同じ体勢で寝そべった。
「なんだよ」
べっつにー、と実の弟に甘えた声を出してみる。彼はぷいと顔を反らせた。
「姉さん、この本読んだことあるんだろ?」
「そんな気難しい本ばかり読んでると、あたしみたいな変な人になっちゃうよ」
やっぱり読んだことあるんだ、と呟いた弟に我慢できず、ついに姉は手を伸ばした。
「あ」
天平は自分の背中に柔らかい何かがふたつほど、当たるのを感じた。
「さ、沙希姉ぇ」
「んー?」
「当たってるんだけど」
「なにが?」
眠気がゆっくりと、しかし確実に飛んでいくのを弟は自覚していた。山高帽子が夜の闇から浮かび上がってきた。股間に血液が熱く流れていく。
「ねぇ、ナニが当たってるって?」
「わかってるくせに」
「可愛い弟の口から聞きたいの。ナニが当たってるの?」
「うう」
ぐいぐいとますます身体を押し付けてくる姉の吐息が首筋にかかる。ああ、と思わずため息を漏らしてしまう。普段から寝巻用にハーフパンツを履いているために、股間に貼られたテントの存在は一見すればすぐにばれてしまうだろう。
ふにふに。
「ね、姉さんのおっぱいが当たってる」
「そうだね、おっぱいが当たってるだけなのにどうしてそんな息が荒くなってるの」
「だって当たり前だろ」
「当たり前? 何が当たり前なのかしら、お姉ちゃんわからないわ」
悔しいことに背中に全神経が集中してしまう自分を、天平は自覚していた。これじゃ元の木阿弥じゃないかとさらに背中に意識をやる。ふたつの硬くとがった何かが彼の背中をTシャツ越しにこすっている。すりすり、と実際に音が出ているわけではないが、言葉にはできないくらいのわずかな衣擦れが卑猥な響きとなって彼の耳をくすぐった。
すりすり。
ん、んん。
どちらのものともいえないため息が漏れる。二人ともしばらく無言になる。天平の意識は自分の背中に向かい、沙樹のそれは胸の頂に走った。深い意識の底で、二人は手をつないでいた。
はぁ、はぁ。
「当たり前なんていうのはね、鼻をかんだチリ紙よりも脆いものなの。そういうのはね、クソ喰らえっていうの」
はぁ、はぁ。
あん。
「やっぱりサリンジャー読んだこと、あるんじゃないか」
ん、はぁ。
あん。
「さぁね」
とぼけないでくれよ、と天平は後ろを振り返り、実の姉の顔色を伺おうと首を動かした。姉の唇が彼の鼻先に浮いていた。
ちゅ。
「うわ」
鼻の頭を彼女の舌が撫でた。
「何するんだよ」
「乾いてたから」
「犬じゃないってば」
相変わらずやわらかい二つの山が天平の背中に、いや先ほどまでは背中だったが今や彼も姉と向き合う体勢にいたために彼の胸に、それが当たっている。
ああ、とやるせない衝動が腰のあたりを重くしていた。何かが彼の自由を奪っているようにも感じられた。何か、が果たして何かは自覚している。
そして。
当たっているといえばもうひとつ。
「あん、てんぺーちゃんも大胆だね」
うう。
硬くいきり勃ったペニスが、姉のお腹のあたりに挿さっていた。
「だって」
「だってじゃない。やっぱりてんぺーちゃんはおっぱいが当たって興奮してたんだ」
「違うんだ」
「違くないよ」
いくつかのやり取りの後、耳元で姉がささやいた。
――我慢しなくていいんだよ。
姉の右手が彼のペニスをハーフパンツ越しに握った。
2か月ぶりの懐かしい(なにしろずっと彼はその感触を思い浮かべながら自慰をしていたのだ)感触だ。タオルケットに顔をうずめると、柔軟剤の甘い匂いが鼻腔を優しくぬぐった。ここ最近は疲れですっかり洗濯を任せきりにしていたため、それらも姉のおかげであり、その恩人が今まさに天平の大事な部分を握りしめていてくれている。そういった事実はますます彼の血液の流れを下半身に促すのだった。
「うう」
「どうしたの」
「なんでもない」
あくまでも強がる弟の身体をもう一度ぎゅっと抱きしめてみる。
「ふああ」
変な声が出た。
「てんぺーちゃん、どうしたの」
「さ、沙樹姉ぇ」
「ん」
風もないのにカーテンが揺れた気がした。
ぷつん。
天平の中の何かが切れた。
「沙樹姉」
「やん」
身をひるがえしてがばりと姉の肢体に飛びつくと、胸のあたりにひたすら頬ずりを繰り返した。
「ああ、姉さんのおっぱい」
「ふふ。ずっと我慢してたんだもんね。いいんだよ、知ってるんだから。てんぺーちゃんはおっぱい大好きなヘンタイドスケベ君だってこと」
「うう」
否定する言葉が見つからず、姉の言葉にうなずく代わりに胸の柔肌に顔をすべらせた。ブラジャーの質感を頬に感じた。それと共にミルクのような、おそらくは愛用しているボディローションの匂いも混じった姉の肌。部屋着である薄いTシャツから覗く谷間。
「ああ、やわらかい」
「ふふ、ほら、すりすりしてあげる。甘えていいんだよ」
「んぷ。ね、姉さん」
すりすり。
ふにふに。
「あー」
天平は無意識のうちに、下腹部を姉のお腹に当てていた。すっかり硬くなったペニスを、正座の体勢で腰だけを突き出して、挿入するかのように腰を動かしていた。
「もう、いけない子なんだから」
姉は口調とは違い、決して怒っていなかった。むしろくすくすと楽しそうに微笑みながら、中座に座り直す。ほら、と天平をうながして、弟の脚を自分の胴回りに巻きつけるようにさせる。結果的に足を開いた状態で、天平は姉と向き合うことになった。
「恥ずかしい」
「でも興奮するでしょ」
こくん、とうなずくことしかできない。姉にいきり立ったペニスの様子、もちろんハーフパンツ越しではあるが、そのくっきりと浮き上がった一物を見られているのだ。それも吐息が当たりそうなくらい近い場所で。
「ごめん、姉さん」
「ん。どうして謝るの」
「姉弟でこんなことしちゃいけないってのはわかってるんだ。でも、我慢が」
「いいのよ」
あなたは頑張ってるんだし、いろいろ真面目すぎるところがあるの。これくらいどこの姉弟もやってるんだから。
姉はそういって、こつんと弟のおでこに自分のおでこを当てる。
「嘘だろ」
「うん」
「嘘つき」
「なーに。スケベでヘンタイなてんぺーちゃん」
「うう」
「ふふ、まあいいんじゃない? あたしは気持ち良さそうにしてるてんぺーちゃんのえっちな顔見るの、好きだから」
「姉さんだってへんたいじゃないか」
耳元に姉の唇が近づいてきた。
――そうだよ。
吐息と一緒に答えが当たった。
「さあてんぺーちゃん、そろそろお姉ちゃんに興奮したかわいいの、見せて」
「あ」
ハーフパンツとトランクスを一緒に脱がせようと姉の手が腰の横にかかる。
「ダメだって」
「今さら何言ってるの。ほら、てんぺーちゃんはおっぱい吸ってなさい」
「え」
ふわりと姉は水玉模様のブラをずらして、桃色の乳首を部屋の照明に当てた。ぷっくりと浮き上がった乳頭と、小さめの乳輪が天平の目の前にさらけ出された。「ほーら」という声にて姉の手が天平の後頭部を弱めに押して、しかしそれだけであっさりと彼は姉の胸の頂点に吸いついていた。
ちゅ、ちゅ。
「あん、ほんとに赤ちゃんみたい」
「ん、はぁ。おっぱい、おいしい」
「おいしい? よかった」
ちゅうちゅう。
「ん、やん。ちょっと、そんなに夢中になって。あん」
ときどき周りの薄い桃色を舐めまわしたり、さらには乳房全体に舌を這わせたりする弟の頭が小刻みに揺れた。沙樹は改めて弟の腰の横に手を伸ばした。
「ほら、脱いじゃおうね」
「うう」
今度は抵抗することなく身を任せる彼はあげくの果てに腰を自ら浮かせて、姉の作業を手伝った。もちろんその浮力は姉にも伝わっている。
「ふふ。やっぱりお姉ちゃんに勃起したちんちん、見られたいんだね」
「お、女の人がそんなこと言っちゃダメだって」
「あら、その女の人のおっぱいをさっきから好きな風にいじくりまわしているのは誰」
気がつけば天平は姉のGカップに吸いつきながら、その両手を使って思う存分揉みしだいていた。
「あ」
「えっちー」
ずるずる。
下半身が部屋の冷たい空気に触れた。臀部から股間まで生まれたての姿が、明るい照明の元、姉の視線にさらけ出された。
びよん。
「あん、出てきた」
ペニスは中学生の平均値よりも相変わらず小さい。そして完全に勃起しているにもかかわらず、余った皮が亀頭の周りに残っている。
「あー出ちゃったね」
「出したんだろ」
隠そうとする弟の手を制止する沙樹。結果的に二人は手をつないでいた。足を開いたままで、隠すことすらできずに天平は己の興奮にうずいた証を姉に見せつけていた。
「み、見ないで」
以前に見られたことはあるといえど、ほんの数回。しかも2か月ぶりである。やはりというべきか、とてつもない羞恥心が彼を襲った。
「すごい。びくんびくんって動いてるよ」
「ああ、はぁはぁ」
しかしその羞恥心が同時にペニスをますますいきり立たせていることを認めないわけにはいかなかった。「ね、姉ちゃん」と潤んだ瞳で姉を見上げた。
「てんぺー」
上も脱いじゃおうね、と姉がさらに上着に手をかけてきた。抵抗する気力などあるはずもなく(むしろ上だけ何か着ている状態というのは何だか間抜けすぎたので、逆にその行為は天平にとってありがたかった)、されるがままに着ているもの全てを脱ぎすてた。
姉はバストこそ、ふわりと出しているものの他は着ているのに自分は全裸である。ますます恥ずかしい。
びくん、びくん。
ペニスが頭をもたげている。
「ふふ、暴れん坊さんなおちんちん」
恥ずかしいセリフを言う姉の言葉に応えるかのように、小さな頭が弾んだ。
「ね、姉さん」
「ねぇてんぺー。ほら、頭の先っちょがこんなになってるよ」
ペニスの割れ目に姉の人差し指が当たる。ちょんちょんと指の腹を当てて離すと、糸状のものがつながって空中で煌めいた。
「ほらー」
「ああ、そんな」
「これ、何ていうんだっけ」
「言わなきゃだめ?」
だーめ、と再び耳元でささやく。
「言わないと気持ち良いことしてあげないよ。おっぱいももう終わり」
そう言って、わざと胸元を隠す仕草をする姉。
「ほら」
「が、我慢汁です」
「えっち」
言わせたくせに、という言葉を呑み込んで、天平は首をそむける。
「ほらほら」
さらに指をぐりぐりと押し当てる。とめどなく溢れる汁が亀頭をてかてかに濡らす。卑猥な光景が天平の目の前で展開している。
「ああ、姉ちゃん。気持ちいい」
「気持ちいい? てんぺーちゃんのここ、すっごく濡れてるよ」
くちゅ。
だんだんとそれらの液と姉の指が共鳴したのか、部屋に音が響くようになってきた。
しゅ、くちゅ。
「えっちな音だね」
「はぁ、ん、姉ちゃん」
足を姉の腰に巻きつけたまま、天平は身動きできずにペニスだけが彼女の問いかけに返事をしていた。
びくんびくん。
しゅ、しゅ。
姉が人差し指と親指にてつくった輪っかに、天平のペニスが包まれていた。上下に動かすと蕩けそうな快感が弟の腰に重力を与えた。
しゅ、しゅ。
「あ、ん。姉ちゃん」
「てんぺーちゃんのちんちん、すっごく硬い。それに」
熱い。
「ああ」
耳元でささやかれるのも、自分だけが全裸という事実も、姉の裸のバストも、すべてが直線的な快感となって天平に突き刺さった。
しゅ、しゅ。
「姉ちゃん」
「なに」
「おっぱい」
「おっぱいがどうしたの」
「吸っていい?」
ふふ、と姉が微笑んだ。
了承の合図と受け取った天平は無我夢中で再び、姉の乳首に吸いついた。
「んちゅ、ちゅう」
「あー、まだお姉ちゃんはいいって言ってないのに」
「んん、ごめんなさい。でも」
理性なんてアフリカ大陸よりも遠い場所に吹き飛んでしまっているのだ。天平は自らも腰を動かしながら、姉の巨大なそれにむしゃぶりついていた。
「ああ姉ちゃん。見ないで、見ないで」
「ふふ、ぜんぶ見ちゃってるよー。てんぺーちゃんのちっちゃくて硬いちんちんも。赤ちゃんみたいに甘えておっぱい吸ってる横顔も、ぜんぶ見えてるよ」
「ああ、そんな」
「いいんだよ。お姉ちゃんは甘えてくれてうれしーよ」
「ああ、はぁはぁ。ん、ちゅ」
きゅ、きゅ。
ベッドが二人の振動できしむ。
「ああ、姉ちゃん。おっぱいおいしい」
「ふふ、よかったー」
ペニスをしごかれながらも、天平は乳首を吸い続ける。何もかも柔らかく甘く、そして温かい。腰が溶けてしまいそうなほどに気持ちいい。
「姉ちゃん。僕のちんちん見てる?」
「見てるよ。てんぺーちゃんの大事なところ、見えちゃってるよ」
「ああ」
腰の動きが激しくなる。
もはや我慢汁で姉の手はべとべとになっていた。それでも動きを止めずに姉も指を上下に動かす。
「姉ちゃんのえっちな言葉がききたい」
天平の理性の瓦解は止まらなかった。姉は「いーよ」とうなずいてくれた。
「えっちなこと、たくさん言ってあげるね。どんなこと言ってほしい? なんて言えばスケベでへんたいなてんぺーちゃんは興奮できる?」
「ご、ごめん」
「ほーら。言わないとわからないよ?」
今度は姉の瞳が天平のあえいでいる横顔を覗きこんだ。
目が合った。
「姉ちゃん」
恥ずかしい、でも気持ちいい。
くちゅくちゅ。
ペニス周りは淫らな液で泡立っていた。
「シコシコしてあげる、精子がどぴゅどぴゅでるとこ見せて。 って言ってほしい」
「あらー、もうほんとにへんたいな弟をもつと苦労するな」
「ごめん」
いーよ。
「言ってあげるね」
くちゅくちゅ。
しゅ、しゅ。
「ああ、おっぱいがおいしい」
ちゅう、ちゅう。
すりすり、ふにふに。
「てんぺーちゃんのちんちん、シコシコしてあげる。えっちで濃ゆい精子がびゅー、びゅーって出ちゃうとこ、お姉ちゃんに見せて」
「あああ」
「ふふ、ほら、びゅっびゅって飛ばして。まっ白な精子お姉ちゃんにかけたいでしょ」
「あああ、かけたい。かけたいよ、姉ちゃんのおっぱいにかけたい」
「スケベ。いいよ、ほら、お姉ちゃんのおっぱいにどぴゅどぴゅ出しちゃいなさい」
姉がかがんで、乳首の先とペニスが触れあった。
もう我慢の限界だった。
「うわああ」
「ほら、見せて」
どぷっ。
最初の一撃が力強過ぎたのか、当たった瞬間に沙樹は「あん」とあえいでペニスから乳首を離した。
びゅ、どぴゅ、びゅ、びゅ。
噴水みたいに二人の前に精子が飛び散った。
「あ、あ」
「やん、すごい」
びゅ、びゅ、びゅ。
溜まっていたのだろう、その射精は驚くほどに長く、彼女が今までに見た射精シーンのどれよりも量が多かった。
びゅ、びゅ。
「すごい、まだ出てるよ、てんぺーちゃん」
「うう、見ないで」
びゅ、びゅ、どぴゅ。
最後の一吹きがもう一度、姉のバストに当たってお腹あたりに散った。
タオルケットもシーツも白い痕が所々に浮かんでいた。
はぁ、はぁ、はぁ。
とろんとした目つきで動くことができずにいる弟を尻目に、姉はその場の空気を壊さない程度に素早く棚からティッシュを数枚取り出して、辺りをぬぐっていった。
「すごく飛んだね」
「はは」
息遣いも荒いまま、彼は姉にされるがままになっていた。
「姉さん」
「ん」
「ありがとう」
「どういたしまして」
目に付く箇所を拭きとり終わった姉は自身がまだ胸を出しっぱなしにしていることに気付いた。
「やだ」
「あ、ちょっと待って」
天平が姉の手を止めて、再びその胸に顔をうずめてきた。
「やん、もう馬鹿」
「姉さん、柔らかいよ」
少し素直になった弟が、そこにいた。
精液の甘ったるい臭いがした。
つづく
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