この前の土曜から日曜にかけての報告です。
フィクションですので登場人物等は実在しません。
ですから通報しないでください。
毎週土曜日は宇都宮の某バーで飲んでいます。
その日もいい具合に飲んでいました。
1時くらいに帰ろうと思い店を出て自分の車に向かいました。
車はいつも某アーケード街の近くに止めています。
(酒気帯び運転云々のご指摘は無しで・・)
いつものように駐車場までの途中で酔い覚ましのコーヒーでも買おうと自動販売機に近寄りました。
すると販売機の陰にOL風の綺麗系女性が寄りかかって眠っていたのです。
!!!
ふと頭をよぎったのはこのスレでした。
不細工だったら多分小便でも掛けて逃げていたでしょう。
(持ち帰っていいのか???でも連れがいるかもしれない・・・)
周りを見回しました。辺りには誰もいません。
彼女を良く見ると膝を怪我をしているらしくストッキングが破けて血を流していました。
(ヤバ!事故にでもあったのか??事件に巻き込まれたのか??係わらないほうがいいのか???)
よく見ると擦りむいているだけで血も乾いていて重傷ではない様子。
しかし放っては置けないので(持ち帰りたいので)体を揺すって声を掛けてみました。
「大丈夫ですか?風邪引きますよ。」
(なんて間抜けな質問だ。怪我をしてるのに大丈夫な訳ないだろ・・・)
「んんんん・・・大丈夫です・・・んんん・・・」
(酒臭せー。かなり飲んでるなー。)
「怪我してますよ?送っていきましょうか?」
「大丈夫です・・・」
「タクシー呼びましょうか?」
「・・・」返事無し。
(さてどうしたものだろう。放って置けないし、とりあえず車に乗せるか)
「送っていきますよ。」
「・・・」またも返事無し。
心臓がドキドキしています。
そしてパンストフェチの僕は不謹慎にも怪我をしているパンスト足が気になって気になって仕方がありません。
「車を取ってきますから待っててくださいね。」
急いで車を取りに行く僕。
(車を取りに行っている間に横取りされたらどうしよう・・・)
駐車場に到着しエンジンを掛け、出口に向かい清算機に券を入る。
(3400円か。4000円入れよう)
しかしおつりをとるには、ドアを開け外に出て清算機の下のほうから取らなくてはいけません。
(おつりはいらない!!)
お金を入れると同時にバーが開き急いで彼女の元へ。
(ほっ。よかったまだいた。とにかく彼女を車に乗せないと。)
彼女の元へ駆け寄りもう一度声を掛けました。
「大丈夫ですか?しっかりしてください。」
(俺は何を言ってるんだ??しっかりしちゃったらダメじゃないか・・・)
「・・・はい・・・」
とは言ったものの意識が朦朧としている様子。
とにかく彼女を抱き上げ車に乗せようとしましたが、意識のない冷え切った体は結構重くなかなか抱き上げられません。
そこで彼女の後ろに回りスカートを握って女の子にオシッコをさせる格好で持ち上げました。
「ブリッ!!」
(やば!!スカート破いちゃった!!)
慌ててそのまま車の助手席に乗せました。
助手席のシートを倒し、彼女のバッグを拾って自分も運転席に乗り、逃げるようにその場を離れました。
(とうとう拾っちゃったよぅ。これって誘拐じゃないよな。介抱したんだよな。)
(しかし何処へ連れて行けばいいんだ?とりあえず自分の部屋に連れて行こう。怪我もしてるし。)
「大丈夫ですか?家は何処ですか?」とりあえず聞いてみる。「・・・はい・・・」会話になりません。
改めてよく見ると美脚でプロミスの女の子系の美人です。
ドキドキしながらも自分の160ミリ機関砲は正直で自動照準を合わせたようにそそり立っていました。
そーっと手を伸ばし彼女の太ももを撫でてみました。
ストッキングの感触と生暖かい人肌に機関砲は痛いくらいにギンギンです。
股の方に手を伸ばしてみると足の付け根の部分が微妙に汗ばんでいました。
そーっとパンストの上からパンツを撫でてみましたが彼女は無反応です。
思い切って指に力を入れてグイっと食い込ませてみました。
「んんん!」
(ヤバイ!起きちゃう!)
パッと手を離して様子を伺って見ましたが一向に起きる気配はありません。
(ホッ。危ない危ない。)
信号で止まった時、彼女の髪の香りを嗅いでみました。
シャンプーの香りと汗の香りが混ざってフェロモン臭がムンムンです。
(えーい。もうアパートに連れ込んじゃえ。)
一直線に自分のアパートに向かいました。
(駐車場に誰もいませんように。でも、どうやって部屋まで連れて行こう・・・
駐車場に付くやいなや、取り合えず2階の自分の部屋まで階段をダッシュしました。
部屋のドアを開けっ放しにして車に戻り、助手席のドアを開けましたが彼女は已然寝たままです。
とにかく彼女の向きを変えるために彼女の両足をドアの外に出し、彼女を前に屈ませました。
その前に背中を向けてしゃがみこみ彼女の手を肩にグイっと引っ張りおんぶして持ち上げることができました。
急いで部屋に戻ろうとしていますが、誰かに会ったときの言い訳を考えていました。
(彼女が酔っちゃって・・・が一番無難かな・・)
幸いにも隣近所とは面識が余りないのでこの言い訳が通用するでしょう。
しかし無事誰にも会わずに部屋に連れ込めました。
とりあえずコートを脱がせベッドの上に彼女を寝かせました。
この時点で2時ちょっと前です。
(ヤべー。本当に連れ込んじゃったよ・・・。)
(彼女の意識が回復したらなんて言えばいいんだ・・・)
(落ち着け。落ち着け。えーと、2chの人は何をしたんだっけ。)
(そうだ、まず彼女の身元を確かめよう。)
しばらく彼女は目を覚ます様子がないので、バッグを物色しました。
すると財布の中に免許証がありました。
(へー。奈津美ちゃんっていうんだね。)
(顔も名前もかわいいね。24歳。○○市に住んでるんだ。)
(おっと携帯もチェックしないと。)
携帯のメモリーを見ると女の子の個人情報がいっぱいです。
(これは後でPCにコピーしなきゃ。最近のメール読んじゃおうかな。)
メールを読んでいると女友達との会話に混じって彼氏らしき栄二という男との会話もありました。
メールを読む限り険悪なムードで栄二が浮気をして、いつ別れ話に発展してもおかしくないメールのやりとりです。
(おっと何をしてるんだ。急いでコピーしないと。)
PCに携帯を繋ぎダッシュで全部ダウンロード。
(2chの人は携帯の着信に戸惑っていたな。電源切っておこう。)
(えーと取り合えず何をするかな。)
(そうだビデオをセットして、デジカメで写真を撮っておこう。)
ビデオを5倍速10時間撮影でセットし、とりあえず寝ている彼女をデジカメでパシャ。
(さて次は・・・)
彼女のブーツをソーっと脱がすと白魚のような綺麗な彼女の足があらわになりました。
パンストフェチの僕としては、まずパンストの蒸れ蒸れ足の匂いを嗅ぎました。
(ヤベー。臭くていい匂い。気絶しそう。パンストフェチ万歳!!)
思い切って彼女の爪先を口に含みました。
(なんともいえないいい味!!最高!!)
ここでオナニーしたいのを我慢しつつ彼女を改めて観察すると膝の傷が痛々しい。
(そうだ。手当てをしてあげないと。)
(それにはパンストを脱がさないと・・)
そーっとスカートを捲り上げるとパンストで包まれた艶かしい太ももが露になり、
さらに捲くり上げるとパンストに包まれた黒のパンティーが目の中に飛び込んで来ました。
(ヤバイ。何にもしないでイキそう・・取り合えずデジカメ。)
写真を撮り、パンストを脱がす前に彼女の股間に顔をうずめました。
(スー、ハー、スー、ハー。ああ、もう○んでもいい。)
フェロモン臭に頭がガンガンなりそうです。と、そのとき!!
「んんんんん・・・・」
彼女に反応が!!
(やばい。起きちゃう。)
しかし彼女は唸り声をあげただけで熟睡しています。
(思い切って脱がせちゃえ。)
彼女の手当てするためにパンスト下げようとしますがスカートの腰の部分にパンストが挟まっています。
そこで腰の横の部分のスカートのフックをはずしました。
思い切ってグイっとスカートを下げると、
「ビリビリビリ!」
(あちゃー。スカートがもっと破れちゃった・・・)
スカートを脱がせると何ともいやらしい格好です。
(とりあえず、デジカメ。)
写真を撮り、パンストを脱がせに掛かりました。
パンストの腰の部分に手を掛けるとスカートを脱がせるより緊張しました。
ズッ、ズッとパンストを脱がせ下半身はパンティー一枚になりました。
緊張はしていますが、意外と冷静に行動していました。
もう一枚写真を撮ったあと、マキロン、傷薬、脱脂綿、包帯を用意しました。
マキロンを傷口に吹きかけると起きてしまう可能性があるので、
脱脂綿に含ませ傷口を軽く叩くように消毒しました。
傷薬を塗り、その上に脱脂綿を当て包帯で巻きました。
手当てをすると改めて彼女の寝顔が愛しく思えてきました。
(キスしちゃおう。)
彼女の上に体重を掛けないように覆いかぶさり、彼女の半開きの厚めの唇にそっと自分の唇をあてました。
初めてキスをしたときのような背中の痺れを感じました。
思い切って口の中に舌を入れてみました。
(酒臭せーなー)
そのときです。
彼女が僕に抱きついてきたのです。
(!!!!)
「んっ、んっ・・」
キスをしながら悩ましい息づかいの彼女。
無意識のうちに体が反応しているようだ。
(行けるか?)
そーっと彼女の股間に右手を持っていきパンティーの上から触ってみるとしっとりと湿っています。
行けると確信した僕はそっと彼女の腕をほどき、服を脱がせにかかりました。
ブラウスのボタンを外し彼女を横に転がし、片方ずつ腕を抜きました。
背中に手を回しブラのホックを外すと、綺麗なお椀型のおっぱいがあらわになりました。
舌を使い彼女の乳首を軽く愛撫すると、
「んふん・・・」
無意識に感じている様子。
さらに愛撫を続けると段々彼女の乳首が堅く立ってきました。
写真を撮りつつ彼女の体を思う存分なめ回し、最終目的地、パンティーの奥へはもう少しです。
そーっと彼女のセクシーなパンティーを下げ足から完全に抜きました。
彼女の足を開いて見ると完全に露出した豆の下は聖なる泉のようにエッチな液体があふれ出ていました。
そっと触ってみると指から糸を引き、さらに嫌らしさを強調していました。
舌で豆をそっと転がしてみました。
「あっん・・ん・・」
彼女の息づかいがさらに荒くなってきました。
彼女の嫌らしい液体を吸うように全体的に舌で強く愛撫すると彼女の腹部は波をうったように中央部分を盛り上げ、
完全に僕のあつい物を受け入れる体制になったようです。
僕もすでに準備万端なので服を脱いで臨戦態勢に入りました。
ギンギンにそそり立った機関砲を彼女の泉の中にそっと進入させました。
(あったかーい!)
彼女は荒い息遣いで、顔を歪め悩ましい唸り声をあげていました。
僕の方は二、三分動かしただけで、逝きそうです。
(もうだめだ。中でだしちゃおう)
それからものの数分で機関砲はあらん限りのエネルギーを放出しました。
(あーあ。とうとう中で出しちゃったよ。)
しばらく刺したままで彼女の熱い体を強く抱きしめると彼女の息はまだ荒いままです。
そっと抜くと白い液体と彼女の液体がいやらしく混ざり合い秘部からすーっと流れ出しました。
そのとき何故か(これで受胎したらいいのに・・・)と不思議な気持ちになりました。
彼女が急に愛情が芽生え、彼女の秘部を綺麗に拭いてあげ、裸のままで寝ている彼女に毛布をかけてあげました。
さてここからアリバイ工作です。
酔った彼女が同意の上でここに来た様に部屋の中をいじることにしました。
彼女のブーツを玄関にならべ、コートとスーツをハンガーにつるしました。
テーブルの上を片付けてグラスを並べビールを注ぎおつまみと皿と割り箸を並べました。
彼女の腕時計を外し、タバコとライター、携帯と並べて置きました。
缶ビールを10本くらい開けて流しに捨ててテーブルの上に並べました。
飲みすぎて記憶を無くしたと思うでしょう。
彼女のバッグから口紅を取り出し、グラスと割り箸に口紅の痕を付けました。
彼女のタバコを取り出し、口紅が付いた口で吸って彼女が吸った様な吸殻を3、4本作りました。
さらに自分の唇の周り、頬、胸元、機関砲にも口紅をちょこっと付けました。
さてここでひとつ問題があります。
中田氏したのを隠さなければいけません。
万が一彼女がコンドームをチェックしたときにその中に液体が入っていないと不自然です。
(そうだ、リンスを中に入れて口を縛っちゃえばわからないや。)
中身がいっぱいのとちょこっとだけの2種類を作りティッシュでくるみゴミ箱にいれました。
(そうだ、彼女の携帯をもう一度チェックしよう。)
携帯の電源を入れました。
彼氏からのメールが何通も来ていました。
見ると彼女が怒って電源を切っていると勘違いしているようです。
ひたすら謝っているメールでした。
話を総合してみるとあくまでも想像ですが彼氏の栄二と彼女が飲んでいるときに他の女からメールが来て大喧嘩になったようです。
馬鹿栄二は二股を掛けていたみたいで、本当は彼女が好きでもう一人の女とは飲み友達以上の関係ではなく隠すつもりはなかったようです。
しかしそのもう一人の女は彼女の友達で彼女が女に電話したところかなり前から付き合っていて、
彼女と栄二が付き合っていることを知らなかったらしいです。
でその後、彼女は彼氏を店に置いて一人で飛び出しどこかで一人で飲んでいたみたいです。
で、飲みすぎて道に倒れていたわけです。
そこで僕は彼女に代わり栄二にメールを送りました。
「さっき別れるって言ったのは本気だよ。もう栄二が信用できなくなったよ。」
「お店を出てからやさしい人と知り合って、今その人の家にいるんだ。」
「もう二度とメールしてこないで。その人と付き合うことになったから。」
送った後、すぐに栄二から電話がありました。
しめたと思いすぐに電話に出ました。
「もしもし」←僕
凄みを利かせてみました。
「・・・・」
栄二は黙ってます。
「おい!お前が栄二か?そういうわけだから二度と奈津美に電話したり会うんじゃねーぞ!」
さらに凄みを利かせて言いました。
「・・・分かりました。」
泣きそうな声で意外とあっさり答える栄二にちょっと悪い気がしましたが、電話を切りました。
そして栄二の登録を抹消しました。
その後、彼女と頻繁にメールしている女友達に栄二と別れたことをメールしました。
(あ、そうだ。彼女と俺の携帯番号とメールアドレスを交換しておかないと)
彼女の携帯に僕の電話番号とメールアドレスを登録し、僕の携帯に彼女の電話番号とアドレスを登録して、
あたかも交換したように携帯にメールしました。
この時点でもう4時近くになっていました。
まだ彼女は起きる気配がありませんでしたが、このままでは数時間で起きてしまいます。
ちょっと危険かと思いましたがお湯で少し薄めた焼酎を口に含み、口移しで彼女の口の中に少しずつ流し込みました。
喉を鳴らして無意識に飲み込み始めると早いもので10分くらいでコップ一杯を飲んでしまいました。
気休めかもしれませんがこれで少しは長く寝ているでしょう。
と安心したのもつかの間、下半身から水の流れるような音がし始めました。
不思議に思い、毛布をめくると、今まさに放尿している最中で布団が見る見る濡れていきます。
(あー!!なんだよ、最悪だなー!!)
手で出口を押さえますが止まるものではありません。
あっという間に全部出し切ったようです。
彼女をお嬢様抱っこして、床に寝かせ、布団をどかし、客用の布団をベッドにしいて、また彼女を寝かせました。
濡れた布団を隠さなければ、彼女が意識を無くしていたのがばれてしまいます。
とりあえず、外に持ち出して車のトランクの中に押し込みました。
部屋に戻りホッっと一息ついていると、また彼女を犯したくなってきました。
彼女の隣に横になり、乳首を舌で愛撫しながら右手で秘部を弄ると、
「あーん。だめー。」
(!!!)
彼女の反応らしい反応にビックリです。
が、彼女はまだ夢の中にいるみたいです。
しかし、秘部はすぐにグッショリと湿ってきました。
今回は指を使い彼女の反応を楽しむことにしました。
「あーん。あーん・・・」
相当に感じているらしく、悩ましげな声を上げ始めました。
(起きちゃってもいいや。)
さらに激しく指を出し入れすると彼女の体がビクビクと痙攣したように反応しはじめました。
彼女の下半身の方に回りこみ、彼女の足を広げ
右手の中指と薬指を秘部に入れ、左手の中指をアナルに入れ激しく動かしていると
さらに彼女の体は痙攣したようになり、
「はぁーん。いくぅー。」
と意識があるんじゃないか?と思うくらい大きな声で感じていました。
(もうがまんできない!!)
正常位で彼女に覆いかぶさると思い切って大きくなった機関砲を彼女の秘部に突き立てました。
(やばい。おれ、彼女を好きになってきちゃった・・・)
何度も何度もピストン運動をしているうちに彼女の体の反応が僕の動きに連動してきました。
「奈津美、好きだよ!」
思い切って僕は彼女に向かって言いました。
「私もぉーー・・・」
(!!!!!!!!)
(起きてるのか???)
彼女はまだ半覚醒の状態です。
「奈津美、気持ちいいか?」
「はぁん、はぁん・・・」
一体化とはまさにこの状態でしょう。
彼女は僕の動きに合わせ、僕は彼女の動きに合わせてまさに感情が液体のようにとろけそうな感じでした。
ただ、これは昏睡レイプなので合意の上でしたらもっと気持ちがよいのでしょう。
時間にして15分くらいたったでしょうか、彼女の体が大きくビクンと跳ね上がりました。
「いくぅー・・・もうだめ・・・」
「奈津美、俺もだよ・・・」
彼女の中にまた、放出してしまいました。
そのまま彼女の体を強く抱きしめ何度も何度も彼女の頬にキスをしました。
(あー、凄く幸せ。ずっとこのままでいたいな。)
しかしこんなことが長く続くわけがありません。
少なくとも今だけは満喫しようとおもいました。
彼女の秘部を綺麗に拭き、彼女に中田氏した形跡を出来るだけ消しました。
彼女は幸せそうに寝息を立てています。
僕は腕をそっと彼女の首の下に回し、彼女を引き寄せました。
裸のまま毛布の下で寝ている僕たちはまるで長年寄り添っている恋人同士のようです。
グッと抱きしめると彼女も抱き返してきます。
なんだか錯覚を起こしてしまいそうです。
そのまましばらくして僕は眠りに落ちてしまいました。
目覚めるともうお昼近くでした。
彼女はまだ眠っていました。
(彼女を起こす前に俺は身だしなみを整えておこう)
起きると体の疲れと汚れを落とすために熱いシャワーを浴びました。
シャワーを浴び終わり部屋に戻りビデオカメラを持って風呂場に隠しました。
部屋に戻ると彼女はまだ軽い寝息をたてていました。
服を着て彼女のそばに座り、軽くトントンと肩を叩きました。
「んんんん・・・・」
彼女は眠そうに目を開けたと思ったらパッと目を見開き、
僕の顔を見つめ、周りを見回し、
「あれ?ここどこですか?」
と、彼女は自分が裸で寝ているのに気づき、
「えっ!えっ!誰ですか?何があったんですか?」
とパニック状態になりました。
「落ち着いて、落ち着いて。もしかして何にも覚えてないの?」
と僕が聞くと小さい声で、
「え?覚えていないって・・・え?もしかして・・・」
と何も思い出せず混乱している様子(あたりまえです)
「怪我どうなったか見せてごらん」と言うと
「え?あっ。はい」と素直に返事をする彼女。
「あぁ、もう怪我は大丈夫だね。擦り傷だったみたい。とにかく、シャワーを浴びて服を着たら?」
というと
「・・・はい・・」と素直に服を持って風呂場に入っていった。
30分くらいして(多分状況判断に時間が掛かったのでしょう)部屋に彼女が戻ってきました。
スカートの破れた部分を手で隠しながら戻ってきた彼女はさっきより沈んだ表情をしていました。
「どうしてスカート破れてるんですか?」
「え?知らないよ。会ったときから破れてたよ。とりあえずここに座りなよ」とテーブルの横に彼女を座らせました。
「全然覚えていないの?」と僕が聞くと、
「はい・・・一人で飲んでいて、お店を出た所までは覚えているんですが・・・何があったんですか?」
今にも泣きそうな声で彼女が僕に聞いてきました。
「そっか。全然覚えていないのか。昨日、俺が一人でオ○オン通りを歩いていたら膝から血を流して奈津美ちゃんがフラフラ歩ってたんだよ。」
「え?何で私の名前知ってるんですか?」
「自分で教えてくれたじゃない。それで俺が『大丈夫ですか?』って声を掛けたら、
奈津美ちゃんが『一緒に飲みませんか?』って言ってきたんだよ。覚えてない?」
「はい・・・全然覚えていません。」さらに泣きそうなっている彼女。
「誰か一緒にいるのかなと思って回りを見たら誰もいなくて、どうしようかと思ったんだよ。
でもずっと奈津美ちゃんが『飲みましょう』って言ってくるから仕方なく何処かに行こうかと思ったけど、
時間が時間だったから何処も開いていなくて、仕方なく『うちに来る?』って言ったら『はい!』って言って着いて来たんだよ。」
ここまで聞くと彼女は「はぁー・・・」と深いため息をついて「でどうなったんですか?」と聞いてきた。
「で、奈津美ちゃんの怪我の手当てをして、テーブルの上見ると分かると思うけど、二人で朝方まで飲んでいたんだよ。
あ、そうそう、『浮気をした栄二と別れるんだ』っていって彼氏に別れのメールを送ったのも、覚えてるわけないよね・・・」
「えぇぇぇー!うそぉぉー!」と言ってメールをチェックする彼女。凄く泣きそうな声で、
「本当だ・・・どうしよう・・・」
さらに追い討ちを掛ける僕、
「で、そのメールを送った後に彼氏から電話が掛かってきたんだけど、
俺に電話を渡して『俺が新しい彼氏だ』って彼氏に言ってって言ったんだよ。全然覚えていないの?」
「・・・はい・・・」
「その後、二人でイェーイって手を叩いたじゃない。
で、俺が冗談のつもりで俺と付き合うって聞いたら奈津美ちゃんが『うん○○さんの事、好き』って言って俺に抱きついてきたんだよ。」
彼女は段々落ち着いて来たらしく、
「・・・○○さんって言うんですね」
「あ、そうか覚えていないんだ。俺と携帯番号とアドレス交換したから登録されてるよ。」
携帯をチェックする彼女。
「あ、本当だ・・・私、全然覚えていないんです・・・」
「そうか・・・全然覚えていないんだね・・・俺、凄くさびしいよ。奈津美ちゃんのこと凄く好きになっちゃったよ。
だって昨日二人で・・・いや、なんでもない・・・」と悲しそうな演技をする僕。
「えっ!あっ!・・・・」
「うん。奈津美ちゃんから誘ってきたんだよ。本当に覚えていないんだね。」
「ごめんなさい・・・本当に何にも覚えていないんです・・・」と泣きそうな声であやまる彼女。
「あの最中に俺のこと好きって何度も言ったのも覚えていないんだね・・・・」
「ごめんなさい・・・」ひたすら謝る彼女。
「じゃあ、どうする?このままでもしょうがないよね。家に帰る?送って行くから。」
「はい・・・」
「じゃあ、行こうか。家は○○だよね。○○のどの辺り?」
「△△駅の近くです・・・本当にすみません・・・ところで・・・」聞きづらそうに
「中で出してないですよね。」と聞く彼女。
「あたりまえだよ。奈津美ちゃんのこと大切にしようと思ったんだもん。ほら。」と言ってゴミ箱からコンドームを摘んで見せる僕。
「よかったです。やさしいんですね。」
「じゃ、行こうか」明るい笑顔(の奥の悪魔の笑顔)でやさしく言う僕。
「はい」彼女は、もう開き直ってるみたいに見えました。
車に乗り込むと彼女は本当に申し訳なさそうに、
「本当にすみませんでした。」と心から申し訳なさそうに謝りました。
「もういいよ。気にしないでよ。」と悪魔の笑顔で答える僕。
しばらく無言の時間が過ぎ、僕は彼女に尋ねました。
「栄二君の事、どうするの?」
彼女はあきらめたように、
「もうしょうがないです。こんなことになったらもう付き合えないです。私も言い訳できないですし。」
「そうか。そうだよね。彼も奈津美ちゃんも取り返しのつかないことしちゃったね・・・」
と、他人事のように突き放す僕。
「よかったら俺と付き合おうか?」と冗談めいて言ってみました。
「・・・・」無言の彼女。
(失敗した・・・言わなければよかった・・)
しばらく無言のまま、△△駅の近くに着いた。
「スカート破れたままじゃ恥ずかしいでしょ、家の前まで送るよ。」
と僕が言うと、
「・・・そこを曲がってください・・・」と彼女は家の方に案内を始めた。
家のちょっと手前で車を止めると、
「本当に済みませんでした」と言うと急いで家の中に入っていきました。
なんだかあっさり終わっちゃったなーと思い家に帰ってきて遅いお昼を食べ、
ベッドで横になっていると疲れが出たのかすぐに寝てしまいました。
起きるともう夜の8時を過ぎていました。携帯をチェックすると彼女からのメールが来ていました。
『電話してもいいですか?』
慌てて彼女に返事を書きました。
『うん。大丈夫だよ。』
メールを送ると、多分メールを待っていたのでしょう、彼女からすぐに電話が掛かってきました。
「もしもし?」電話に出る僕。
「・・・・あのー・・・今日はどうも済みませんでした。覚えていないとはいえ、本当にごめんなさい。」
「いや、いいんだよ。それよりどう?大丈夫?落ち着いた?」優しそうに聞く僕。
「はい。何とか・・・。あのー今から会えますか?」と彼女。
心の中でガッツポーズをして答える僕。
「今から?今からはちょっと無理かな・・・どうしたの?」とぼける僕。
「もう一度会って話がしたいんです。」と彼女。
「そうか。そのほうがいいかもしれないね。でも今日は無理なんだ。今度の金曜日じゃだめかな。」
「金曜日ですか?大丈夫です。」
「じゃあ、仕事が終わったら△△駅まで迎えに行くよ。仕事が終わったらメールするね。」あっさりと言う僕。
「はい。わかりました。」
「じゃ、そういうわけでいいかな。」突き放すと付いてくるの法則であっさり電話を終わらせようとする僕。
「ちょっと待ってください。○○さん、彼女いないですよね。」大きいガッツポーズ!!
「うん。いないよ。どうして。」
「なんでもないです。じゃ、金曜日にお願いします。」
「うん。」
そう言って電話を切りました。
以上がフィクションですが昨日あったことです。
さて、今度の金曜日彼女に会って、これから彼女とどうすればいいでしょうか?
皆さんの意見を聞かせてください。
>>945
それは考えてます。出来たとしても、俺の子じゃないよといいながら、中絶費用を払ってあげるつもりです。生みたいって言ったら二度と会いません。
あ、あくまでもフィクションですからね。
お待たせしました。
昨日の報告をします。
何のことか分からない人は[えっちねた]泥酔女を持ち帰り 三日目の873から941を参照してください。
これはフィクションであり、登場人物等は実在しません。
昨日、仕事が終わったのが6時ちょっとすぎでした。
一度家に帰り、シャワーを浴び、彼女に電話をしました。
「今帰って来たんだけど、迎えに何時に迎えに行けばいい?」
「7時半に来れますか?」意外に彼女の声が明るい。
「じゃ、▲▲駅に7時半に行くよ。飯でも食べながら話そうか。」
「わかりました。駅で待ってます。」
時間まで少しあったので前回撮った画像データ動画データの中から同意の元、
行為に及んでいるように見えるものだけを出力し、万が一の保険として持っていくことにしました。
時間より10分くらい送れて▲▲駅に到着しました。
彼女は寒空の中、寒風にさらされながら彼女が待っていました。
その前に車を横付けすると彼女は寒さから逃げるように車の中に急いで乗り込んできました。
「遅れちゃってごめん。寒かったでしょ。はい、暖かいコーヒー。」
満面の(悪魔の)笑顔でコーヒーを渡す僕。
「ありがとうございます。あったかーい。やさしいんですね。」
(やさしかったらわざと遅れないで時間通りに迎えに来るよ)
「ところで怪我は大丈夫?」
「はい。もう大丈夫です。」
「そっか。たいしたことなくてよかった。じゃ、何か食べに行こうか。嫌いなものはある?」
「お刺身意外なら何でも大丈夫です。あ、私がお誘いしたのでお勘定は私に出させてください。」
「そういうわけにいかないよ。じゃ、割り勘にしようよ。」
「本当にいいんです。私が払います。」
「そう?じゃ、お言葉に甘えて。」
(なんだかハメられてるのか?注意しないと・・・)
なんだかんだ話しながら、駅東の某イタリアンレストランに到着しました。
ここはテーブルが仕切りで囲まれているので内緒話をするにはうってつけです。
なるべく奥の席がいいですと店員に言い、席に着きました。
「ワインか何か飲む?」
「少しだけ」と彼女。笑顔がとても可愛い。
(奢ってもらうのに俺がリードしていいのか?)
「ここはコースで頼んだほうが安くていいんだよ。」
「はい。じゃ、おまかせします。」
料理をオーダーし、タバコに火を点けて一息ついていると順次料理が運ばれて来ました。
はじめのころは他愛も無い話をしていましたが、食事も中盤になったころ、彼女が言いづらい様に話を切り出しました。
「実はお話っていうのは、これからのことなんですけど・・・」
「これからのことって?」
「私、どうすればいいでしょうか?」
「どうすればいいって俺に聞かれても。彼氏とはどうなったの?」
「あれから連絡してないんです。仲のいい友達に聞いたら、開き直ってるみたいです。ていうか私と別れてホッしているようだったって言ってます。」
「そうなんだ。奈津美ちゃんは彼氏のことどう思ってるの?」
「彼氏のこと好きですけど定職についていないので不安だったんです。金銭的にも不安定で私がいないとダメな人なんだなーって思ってました。」
「うん、それで?」
「今回、彼氏に他に彼女がいたことが分かって、それも私の友達だってことが分かって、もうどうでもよくなっちゃったんです。多分。」
「なるほど。」
「それで私、酔って綾小路さん(仮名、僕のこと)にご迷惑を掛けちゃったんだと思います。」
「そっか。大変だったんだね。」
「酔っていて何も覚えていないんですが、私から綾小路さん(仮名)に好きって言ったり、私から迫ったりしたのは綾小路さん(仮名)がいい人だったからだと思うんです。」
(あのー・・・全部、僕の作り話なんですが・・・)
「なるほど、でも覚えていないんでしょ?」
「はい。でも私、いくら酔ったからって根拠もなくそういうことする人間じゃないですから。お部屋を見た感じでもしっかりした感じがしましたし。」
「そうなんだ・・・(心の中でガッツポーズ)」
「綾小路さん(仮名)は彼女いないって言ってましたね。」
「うん、いないよ。」
「お願いがあるんですけど・・・」
「うん。なに?」
「私とちょくちょく会ってもらえませんか?もっと綾小路さん(仮名)がどんな人か知りたいんです。(心の中で万歳三唱!)」
「・・・・それって付き合うってこと?」
「まだ決めかねているんですが、私のことももっと知ってもらいたいです。」
「そっか。もし会っているうちにお互い好きになったら付き合うってこと?」
「はい。迷惑ですか?」
「迷惑じゃないよ。今すぐに付き合ってもいいくらいだよ。でも、奈津美ちゃんの言う方法がいいかもしれないね。」
「わがまま言ってすみません。」
「でも条件があるんだけど、いいかな。」
「なんでしょうか?」
「俺、束縛されるのがイヤなんだ。誰でもそうだと思うけど。それと俺の前で過去の男の話は絶対にしないで欲しいんだ。俺もそうするから。」
「分かりました。気をつけるようにします。」
「さて、今日はこれからどうしようか?何か用事あるの?」
「いえ。何も無いです。」
「飲みに行く?」
「はい。」赤ら顔で返事する彼女。
彼女がお勘定をして店を出ると、車をオ◎オン通りの裏に停め、いきつけのバーじゃないバーに向かいました。
「寒いね。ちょっと歩くけど大丈夫?」
「はい。大丈夫です。」
心もち、彼女が僕に寄り添ってきている感じでした。
「名前、なんて呼べばいい?奈津美ちゃんでいい?」
「どんな呼び方でもいいですよ。でも奈津美って言われるのが好きです。綾小路さん(仮名)のことはなんて呼べばいいですか?」
「そうだなー。俺、きみ麻呂(仮名)だから麻呂(仮名)って呼んで。」
「はい。わかりました。」
「あ、それと、丁寧語、やめようよ。今から切り替えられる?せっかく仲良くなったんだからさ。」
ちょっと考えながら黙った彼女。
「うん。だいじょうぶ。」
「寒いだろ?手出してごらん。」
彼女の右手を取り、自分のコートのポケットに僕の手と一緒にいれました。
「あったかーい。」
(あー。幸せ。やっと俺にも春が来たかな。こんな美人と一緒にいるなんて。)
(なんかいい子みたいだし、子供が出来てたら結婚しちゃおうかな。)
「もうすぐ着くよ。そういえば奈津美ってお酒強いの?弱いの?」
「んー、弱いです、あっ、弱いよ。」
「そうなんだ。この前、あんなに飲んでいたから強いのかと思った。あ、そうか、弱いから記憶をなくしたんだ。(笑)」
「笑わないでよ。もう、自己嫌悪なんだから。」
「ここだよ」
バーのドアを開けると薄暗い室内にボヤーとろうそくの火が漂い、小さいカウンターテーブルを照らし出した。
「いらっしゃいませ。奥へどうぞ。」
カウンターの端の方に座りました。
「さっきは奈津美に払って払ってもらったから、ここは俺が払うよ。何でも好きなものを頼みな。」
「うん。じゃ、私、カクテルにする。甘くて弱いものがいいな。」
「俺はマンハッタンにするよ。」
それぞれ注文をしてお酒が出てきました。
「それじゃ、もう一回、乾杯!」
「乾杯!」
お酒を飲みながら色々他愛の無い話をしました。
何杯か飲んだとき、ふいに右手で彼女の左手をカウンターの下で握りました。
彼女はハッと僕の顔を驚いたように見ました。でも握った手はそのままです。
「奈津美はいい子だね。さっき付き合うかどうか決めかねてるって言ってたよね。今はどう思ってる?」
「え?わからない・・・」
「俺は奈津美と付き合いたいな。奈津美が嫌じゃなければだけど。」
(俺、あせりすぎかな・・・。ここまで来たら強気で行こう)
「私は・・・嫌じゃないよ。でも・・・まだ麻呂(仮名)のことよく知らないし・・・」
「すぐに分かるよ。例えば、初めて会ってから今まで一緒にいる時間で嫌なことってあった?」
「ううん。すごくやさしくていい人だよ。」
「これからもそうなんじゃないかなって思わない?」
「思うよ。でも・・・」
「でも、なに?」
「・・・・・」
「・・・・・」
しばらく沈黙が続きました。
口火を切ったのは彼女でした。
「約束できる?」
「何を?」
「絶対に浮気しないって。」
「するわけないじゃないか。奈津美みたいないい子がいるのに。」
(こんな美女と付き合って浮気できる奴(栄二)は馬鹿野郎だな。)
「本当に?絶対だよ?」
「うん。絶対に(多分)しないよ。」
「うん。」笑顔で納得する彼女。
「・・・・」
「・・・・」
また沈黙。
「あのさ。」
「なーに?」
「いや何でもない・・・」
(あー。目を見て好きだよって言いたい・・・)
「なーに?」
「なんでもないよ。」
(一回やっちゃってるのに何で緊張してるんだ俺は・・)
「なーに、気になる。」
「いや、酔っ払っちゃったなーって。」
「私も酔っちゃった。運転大丈夫?」
(大丈夫だけどダメ。)
「どうだろう。奈津美は今日は帰らないとまずい?」
「・・・・・・・・」
「・・・・・・・・」
少し沈黙の後、口を開く彼女。
「大丈夫だよ。」
「・・・・・・」僕が沈黙。
(さてどうしたもんだろう。うちがいいかホテルに行くか?鬼怒川の河川敷に行くか?よし、決定)
「他で飲みなおそうか?」
「うん。」
「ワシント◎ホテルにガスラ◎トっていうバーがあるんだけど行ってみる?」
「うん。」
店を出て歩いて5分くらいの距離にあるワシン◎ンホテルに向かいました。
「寒いね。もっとそばに寄りなよ。」
腰に手を回しグッと引き寄せました。
「うん。」彼女は酔っている様子。
(お酒、弱いんじゃない。ガ◎ライトに行っちゃえば何とかなるな。)
「大丈夫?ふらふらしてるよ。」
「麻呂(仮名)が一緒だから大丈夫だよ。」
「キスしていい?」
返事を聞く前に唇にキスをしました。
(俺も酔ってるのか?)
さすがに人通りがまばらとはいえ、公衆の面前でキスをしたせいか彼女はちょっとビックリした様子でしたが、まんざらでもないようです。
「もう、びっくりした。」
「ごめんごめん。あんまり奈津美が可愛かったから。つい。」
(つい。って・・・)
「もう・・・・。・・・・今のが二人の初めてのキスでいいかな・・・。」
(あ、そうか彼女は意識がなかったんだっけ。)
「うん。そうだね。そうしようか。これからのことが全部初めてのことっていうことにしよう。」
そんなことを話しているとワ◎ントンホテルに着きました。
バーに行くとお客さんはまばらで静かな雰囲気でした。
カウンターではなくテーブルに座りました。
必然的に向き合う形になりました。
改めて正面から彼女を見ると本当に綺麗な顔立ちです。
(あーあ。俺、こんな綺麗でいい子をだましてるんだなー。ちょっと罪悪感が出てきちゃった。)
(でも、ここまできたら隠し通すしかないな。)
お酒を注文し、一杯目を飲み終わるか終わらないか位で僕は彼女に言いました。
「あ、携帯さっきのバーに忘れて来ちゃった。取ってくるから待っててくれる?ごめんね。」
「うん。大丈夫だよ。」
僕はバーを出てフロントに行きました。
そこで部屋をひとつ取りロビーで一服して彼女の元へ戻りました。
「ただいま。待たせてごめんね。」
「あった?」
「うんあったよ。それからせっかくだからホテルを一部屋取ったからゆっくりして行こうよ。」
(何がせっかくなんだか。)
「え?・・・うん・・・」
(ガッツポーズ!)
「さて、お酒飲もうか。俺、おかわり。」
「じゃ、私も。」
それから閉店近くまで色んな話をしました。
「行こうか?」
「うん。」彼女は顔を赤らめ、目をトローンとさせていました。
エレベーターに乗り部屋に向かう途中じーっと彼女を見つめると彼女もじーっと見つめ返してきました。
そのまま部屋に入るや否や、激しいキスをしました。
「菜都美、好きだよ。」
彼女は黙ったままでしたが、彼女の思いは凄く良く伝わってきました。
あとは成り行きでベッドに入り二人で愛し合いました。
今までにないくらい(あの夜以上に)燃え上がりました。
今朝、僕が起きると彼女は既に起きていました。
「麻呂(仮名)、おはよ。」
カワイイ顔で彼女がいいました。
「おはよう。ぐっすり寝ちゃったよ。」
「もうチェックアウト時間だよ。」
「あ、本当だ。急がないと。」
僕は慌てて着替えて、帰る準備をしました。
部屋を出る前に彼女ともう一度あついキスをしました。
「これから、よろしくね。」
「うん。」
彼女ははにかみながら答えました。
その後彼女を自宅まで送って長い夜が終わりました。
終わり
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