キスに弱い私は、グイッと肩を抱き寄せられてキスをされると肩がキュンと窄まり、膝がガクガクと震えてしまい、自然に「ン、ン・・・クゥン!」と子犬みたいな啼き声を洩らしてしまいます。






「先生、Mだろ!」






クスッと微笑む相手は、家庭教師をしている生徒で・・・まだ14歳。



今年の3月下旬から週に2日、試験前になると日数を多くしたり、一回の時間も長くなる事もあります。






・・・そしてそれは、身体を接する時間も長く・・・濃くなる事を意味しています。






中学2年生と言っても身長は175cmで、私はもちろんのこと、私の恋人(大学のOBで、今は社会人・26歳)よりも背は大きく、部活もしているので力も強く、物凄い体力で、若いので当然、スタミナ・回復力も・・・という以前に果てるという事それ自体を知らないのです!



何より、この強引な関係を持たされてしまった時、既に彼は経験済みであり、逆に私の方が年上なのに年下の彼に弄ばれる形で、恋人との間では体験していない(知らなかった・・・!)様な行為まで教え込まれた感じです。






一度イカされてしまうと・・・。



ぃぃぇ、正確には焦らされる快感に負けて“おねだり”をしてしまった瞬間からは、彼に対しては敬語を使用しています。



(親御さんの面前では普通に喋っています)






家庭教師を受けた頃には、体こそ大きいけれど、まだ思春期入り口に差掛ったばかりの子供なのよね・・・と優しいお姉さん的な目線で接していました。



また、彼の同級生の女の子達には無い魅力で“年上の大学生のちょっとキレイなお姉様”として、彼が私を意識して照れている場面なんかを少し想像したりもしていました。






今は・・・。








エロ本やAVから学んだのでしょうか?



イヤラシイ言葉と技で肉体の限界に追い込まれて、恥じらい照れているのは私の方だけです。






両親共働きの彼の家では、二人きりで教える(教えて頂く)機会が殆どなのですが、こんな恥ずかしい私ですが、昔から外見的には“大人しくて、しっかりしたタイプ”に見られる方で、事実“それ”以外の事は責任を持って教えています。



彼の飲み込み(理解力)の良さにも助けられ、元々悪くもなかった成績のアップに伴い、御両親からの信頼度も増しています。






実際には、元々(この先も)油断しないでコツコツと勉強さえしていれば家庭教師など要らないタイプの彼ですが、最早そうなると困るのは・・・私自身です。