嫁の加奈に、私が出張中にバイト先の男の子と浮気していたことを告白された。
ショックが大きかったのだが、それ以上に興奮する自分がいた。
加奈とのセックスは、以前は非常に淡泊で短時間なものだった。
しかし、加奈に浮気を告白された時に、どういうセックスをしたか話を聞いて、それによって異常に興奮して勃起しているのを加奈に見つけられて以来、二人のセックスは一変していた。
今日も、加奈の方から誘ってきた。
以前はそんな事は一度もなかった。
浮気を告白して以来、開き直ったかのように性に奔放になった加奈が、嬉しくもあった。
食事を終えて、二人でソファに座ってテレビを見ていると、加奈が車のスマートキーのようなものを渡してきた。
「何、これ?」
本当にわからなくて聞くと、「スイッチ入れてみて」と加奈がニヤニヤしながら言う。
黙ってスイッチを入れると・・・。
「あぁ・・・」
加奈が吐息を漏らして、眉間にしわを寄せた。
「どうしたの?」
驚いて聞くと、加奈が自分でスカートを持ち上げ始めた。
ゆっくりと持ち上がっていく裾・・・。
真っ白で綺麗な太ももな艶かしい・・・。
そして、裾がさらに上がっていき、アソコが見えるくらいになると、ショーツではないサポーターのようなものが見えた。
その部分からビィーンという機械音も聞こえてくる。
「そ、それって、リモコンのヤツ?」
「そうだよ。あ、ん、これ、フミ君にぃ、バイト中につけさせられてぇ、お客さんの前でイかされたんだよぉ、あ、くぅ」
「イッたの?お客さんの目の前で?」
あまりのことに、オウム返しになる。
「そう、だよぉ、頭が、真っ白になるくらい、気持ち良かった・・あぁっ!」
私の目を見つめたまま、勝手に高まっていく加奈。
「ねぇ・・強くしてぇ」
とろけた顔でおねだりをされた。
あの清純な加奈が、こんなにも淫乱な顔でおねだりをしてくるなんて、とても信じられない。
言われるままにスイッチをひねる。
すると、機械音が甲高くなる。
「ク、あぁっ!あ、ああぁ、浩輔さん・・・凄いぃ」
「加奈は、こんなのが好きなのか!?」
つい声が荒くなってしまう。
「ごめんなさいいぃ、好きです!加奈、こんなのでイっちゃいます!あ、あぁっ!ク、ふぅっ!」
私が与えられなかった快楽を、フミ君という男は色々と与え続けていたようだ。
そして、加奈はソファに座る私の目の前で、自分でスカートをまくり上げたままガクガクッと体を痙攣させて果てた。
加奈は私の横に座ると、ガチガチに勃起したペニスをズボンの上から握ってきた。
「浩輔さんの、大きくなってる。私がこんなおもちゃで、他の男に調教されてたの、イヤじゃないの?」
何とも言えない淫蕩な顔で、私のモノをしごきながら聞いてくる。
「加奈、おもちゃでイカされたあとは、どうしたんだ?何されたんだ?」
私の質問に、加奈は手でズボン越しにペニスを責めながら・・・。
「ふふ、聞きたいの?私がフミ君に何されたか、聞きたいの?」
小馬鹿にするような、呆れたような言い方で加奈が言う。
だが、その冷たい言い方にさえ、興奮を抑えきれない私がいる。
自分の中に寝取られ性癖があることなど、夢にも思っていなかった。
世に聞く浮気する妻なんて、最低だと思っていた。
私なら、ためらわずにすぐ離婚するなんて思っていた。
・・・現実は全く逆だった。
「あ、あぁ、聞きたい、何されたの?」
こんな情けない聞き方しか出来ない俺をあざ笑うように、加奈はニヤッとしながら・・・。
「聞きたいんだぁ、いいよ、教えてあげる」
そう言いながら、さらに私のペニスをズボンの上からこね回す加奈。
「裏の事務所で、服着たまましたんだよ。でも、フミ君すぐに入れてくれなくてぇ、加奈のアソコにおちんちん押し当てて、自分で入れろって言ったんだよ」
「そ、それから?」
「へへ、我慢できなかったから、加奈が腰を押しつけて、自分でフミ君のおちんちん入れたんだよ」
「・・・ゴムは?」
答えは分かりきっているのに、聞いてしまう私。
「ごめんなさい、そのまま入れちゃいました」
さすがに謝る加奈。
「出来たらどうするつもりだったんだ?」
狼狽しながら私が聞く。
加奈は、私のペニスをズボンの上から揉んでいたのだが、ファスナーを降ろして、むき出しにすると直接触り始めた。
「どうしてこうなってるのかな?私がフミ君とゴムなしでセックスした話を聞いて、興奮してるの?」
そう言いながら、私のむき出しの亀頭を柔らかい指で責め立てる。
「加奈、中に、出されたのか?」
「内緒だよ。浩輔さんは、加奈が中出しされてた方がいいんでしょ?」
小悪魔そのものの顔で加奈が言う。
「そんなわけないだろ」
きっぱりと強い口調で言えない私がいる。
「ねぇ、浩輔さん、もう我慢できないよぉ。入れて、下さい」
さっきまでの言葉責めの時と違って、恥ずかしそうにおねだりをする加奈。
恥ずかしがり屋の加奈と、痴女のような加奈がクルクルと入れ替わる。
どちらが本当の加奈なのか、わからなくなってくる。
私は下だけ脱ぐと、加奈をソファに押し倒して正常位で挿入した。
着衣のままのセックスなど、以前は考えられなっ方のだが、最近はこのパターンが多い。
そして、子作りをすると決めたこともあって、常に生挿入で中出しをしている。
生挿入はフミ君にもされてしまったのだが、中出しだけは夫である私だけの特権だと信じている。
一気に挿入すると、複雑にうねる暖かい肉の壁に包まれた。
とても不思議なのだが、加奈の中は変わった。
以前の加奈の膣中は、もっと緩くて、複雑にうねるような感じもなかった気がする。
フミ君は、話を聞く分には、私よりもペニスが大きいらしい。
大きいペニスでやられてしまって、普通は緩くなると思うのだが、実際には逆で、キツくうねるようになった。
名器になったような感じだ。
他人とのセックスで、私とのセックスでは鍛えられなかった筋肉が発達したとか、そんなことなのだろうか?
「うぅ、浩輔さん、凄いね、カチカチだよ。こんなに興奮して・・・もっと私とフミ君のセックス、聞きたいの?」
魔力すら感じるくらいの妖しい目つきでそう言われた。
この妖艶な痴女のような女が、私の加奈なんだろうか?
淫魔に体を乗っ取られて、中身は別の人格になってしまったのか?
幼稚な恐怖感が湧く。
「そ、それは」
うねり締め付けてくる加奈の膣、その気持ちよさと、加奈の言葉に興奮する私。
「聞きたいの?聞きたくないの?」
冷たく突き放すように加奈が言う。
「き、聞きたい、です」
屈辱感を感じながら、そう言った。
「聞きたいんだぁ、へ・ん・た・い」
加奈は笑いながら、私と体勢を入れ替えてくる。
ソファの上で、座った私の上に跨って、騎乗位になる加奈。
腰を微妙に前後に動かしながら・・・。
「フミ君のおちんちん、この体勢で入れると、加奈の子宮にゴンゴン当たるんだよぉ、頭が真っ白になるくらい、気持ちよかったよ、あぅっ!く、うぁ」
加奈は、私を挑発するために言った言葉で、自分自身も高まっているようだ。
膣の締め付けが、痛いくらいになる。
「私のよりも、気持ちよかったのか?」
自分でも、悲しいぐらいに小声になってしまう。
「だってぇ、浩輔さんのじゃぁ、子宮に届かないから・・・ごめんなさい」
ゴンと殴られたような衝撃を受けた。
だが、その衝撃が丸ごと快感に変換されるのを、悲しい気持ちで自覚した。
「あれぇ?浩輔さんの、また大っきくなった。フミ君のおちんちんの方が気持ち良いって聞かされて、どうしてもっと大きくなったのかなぁ?」
いたずらっ子の顔で言う加奈。
「そんな事は無い!」
必★で取り繕うが、自分でもガチガチになっているのがわかる。
すると、騎乗位で腰を振る加奈がキスをしてきた。
舌を絡めて、積極的に、情熱的にキスをしてくる。
こんなキスは、出張前はしなかった。
私の口の中を、加奈の舌が暴れ回る。
歯ぐきや、上顎のところや全てを舌で舐め尽くすようなキスだ。
「浩輔さん、気持ちいよぉ、あぁ・・愛してます」
この言葉に、心底ホッとする私がいる。
結局、浮気の告白をされたあとも、加奈はバイトを続けていて、フミ君と今まで通り会っている。
1度一線を越えた男女が、また一線を越えるのは、とても良くある話だと思う。
加奈を信じているが、普通で考えたら、また過ちを犯すのは目に見えているはずだ。
それ以前に、間男と嫁を放置している私は、異常と言えるかもしれない。
フミ君という男に、制裁を加えるのが、常識的な夫の行動だと思う。
だが、私は寝取られ性癖を優先させている・・・。
全て失う可能性も高いのに、止めることが出来ないでいる・・・。
「加奈、愛してる。もう、フミ君のことは、愛してないの?」
葛藤しながらも、結局聞いてしまう。
「え?わかんないよ。考えないようにしてるから・・・浩輔さんのことだけ、愛してるよ、でも、でもね、もう一度フミ君に抱かれたいって思うことは、あるよ」
自分で言いながら、興奮が増したのか、加奈の腰の動きが速くなる。
「あぁ、加奈、ダメ、イッちゃうよ」
情けない声が出る。
「どうしたの?興奮しちゃった?私がフミ君とセックスしたいって言ったのが、そんなによかったの?あぁ、くぅ、んっ!」
加奈ももうイキそうな感じになっている。
「本当に、抱かれたいのか?フミ君に、また抱かれたいのか?」
泣きそうな声で聞く私。
「うぁあぁ、う、抱かれたい、く、ひぃ、ん、フミ君に、抱かれたい!もう一度、あの大きなおちんちんで、加奈の子宮ノックして欲しいよぉっ!ア、あっ!イク、イクっ!だ、めぇ、フミ君のこと思いながらイクっ!イクぅっっ!!フミ君っ!!!」
フミ君の名前を呼びながら、私の上で果てる加奈。
私も限界だった。
「イクっ!加奈ッ!」
短くうめいて、加奈の中にたっぷりと射精した。
あまりの気持ちよさに、放心状態になる。
加奈も同じようで、私の上でグッタリとしている。
「浩輔さん、気持ち良かったです。ごめんなさい、変な事言って、全部ウソですから、愛してます」
加奈が、憑き物が落ちたように淫蕩な顔が消えて、清純な顔で言う。
「あ、ありがとう。愛してるよ」
そう答えて抱き合った。
しばらくしてから・・・。
「なぁ、本当に、フミ君のことは、もういいの?」
「え?どういう意味ですか?」
怪訝な顔で加奈が答える。
「その、また抱かれたいって・・・思ってないの?」
「ふふ、ないですよ。浩輔さんが、興奮するから言ってるだけ。それとも、そうなって欲しいんですか?」
意地悪を言うような感じで言う加奈。
「・・・そうなって欲しいって言ったら?」
私は、こらえきれずに本音を言った。
「えっ!?本気・・・なの?」
さすがに面食らった顔で加奈が聞き返す。
「私の前で・・・フミ君に抱かれて欲しい」
迷いながらも、きっぱりと言った。
「・・・・あなたが、望むなら」
加奈は、決心したような感じで答えた。
「本当に?」
「はい、でも、私のこと、嫌いにならないですか?」
「あぁ、約束する」
「よかったぁ」
安心したように加奈が言う。
私に対する愛情は、揺るぎないものと思えた。
だが、この先も・・・フミ君とまたセックスをした後も、それが変わらないと言い切れるのだろうか?
そして、その日はあっさりと来た。
日曜日、朝から加奈は落ち着かない感じだった。
昨日の夜も、ソワソワする加奈を見て、嫉妬がメラメラと燃え上がるのを自覚した。
フミ君とのセックスを見たいと告白したあの夜から、加奈とはセックスをしていない。
キスすらしていない。
5日間、そんな状態が続いていた。
嫉妬に狂って、加奈を抱こうとするたび、キスをしようとするたびに、加奈が、「だぁめっ!フミ君に抱かれるまでは、清い体でいさせてね」と言って、うまくかわし続けた。
この加奈の行動が、私の性癖を理解して、私を喜ばすためのものなのか、本気でフミ君のために清い体でいたい為なのかわからない。
だが、結果的に、私の嫉妬とモヤモヤは頂点に達していた。
そんな中で、今日を迎えてしまった。
色々な下着を着ては、「浩輔さん、どうかな?可愛い?」などと見せてくる。
おあずけで、溜まっている私にとっては、下着姿の加奈は目の毒以外の何物でもなく、押し倒したくなる。
「やっぱり、フミ君に買ってもらったコレにする!」
そう言って、布がとても小さい上下のそろいのランジェリーを身につけた。
アンダーヘアがギリギリ隠れるくらいの面積のショーツ、後ろはTバックだ。
そして、ブラは下乳も上乳も豪快にはみ出した、極小ブラだ。
売春婦のような格好の加奈。
清楚で、性には奥手の加奈だったのだが、変えられてしまっている・・・。
そして、メイクをしてお気に入りのキャミソールにミニスカートという格好になると、女子大生のように若々しくて可愛らしかった。
「どうかな?変じゃない?」
加奈が、少し頬を赤くして聞いてくる。
「可愛いよ。加奈・・・待ちきれないの?」
ウキウキしている加奈に、つい聞いてしまった。
「わかる?楽しみで仕方ないよ」
他の男に抱かれるのを、こんなにも楽しみにしている加奈。
しかも、それを私に隠そうともしない・・・。
「もう少しで時間だね」
なんと言っていいかわからず、そんなことを言う私。
「そうだね。でも、本当に、見るの?見たいの?」
加奈が、少しだけ不安げな顔で聞いてきた。
「・・・うん・・・見たい」
そう答えた瞬間に、インターフォンが鳴った。
「あっ!来たみたい!」
パッと顔が明るくなる加奈。
そして、加奈と一緒に緊張しながら玄関に向かった。
玄関を開けると、すらっとしたイケメンが、ガチガチに緊張した表情で入ってきた。
スーツにネクタイで、正装をした彼は、土間に土下座した。
「本当に、加奈さんのことはすみませんでした!全部、私が悪いです!私が、嫌がる加奈さんを無理矢理誘いました!どんな償いもするつもりです!本当に、すみませんでした!」
土間に額を擦りつけそうな勢いで、一気に言い切った。
私は、おろおろしながら、彼を抱え起こした。
「いやいや、なにも怒ってないですから。スーツ汚れちゃうし、立って下さい」
自分でも情けないぐらい気弱な言い方だったと思う。
「本当に、すみません」
私に立たせられながら、まだ謝り続けるフミ君。
見た目がイケメンなので、チャラチャラした男に見えるのだが、根は真面目なのかもしれない。
そして食卓に移動して、テーブルを挟んで向かい合って座った。
加奈がコーヒーを入れて持ってくる。
その間、私とフミ君は何も言えずに、何となく顔も見ることも出来ずに、変な時間が過ぎていた。
「なに緊張してるの。ほら、コーヒーでも飲んで!」
加奈だけが楽しそうにしている。
「あ、いただきます」
フミ君がかしこまって言う。
フミ君は、175cmの私と同じか少し低いくらいの背丈で、細い感じだ。
もしかしたら、加奈より体重が軽いかもしれないと思った。
そして、顔はどこから見てもイケメンだ。
少し長めの髪がいい感じにウェーブしている。
仮面ライダー電王の佐藤健に似ている感じがする。
加奈が好きになるのも無理がないと思った。
逆に、よく加奈は私の元にとどまってくれたモノだと思った。
私が捨てられて、加奈がフミ君の元に走っても、何らおかしくないと思う。
そして、このイケメンが、私が教えられなかった快楽を、加奈に教え込んでしまったのかと思うと、嫉妬で息が苦しくなるが、興奮が止まらない。
足を組んで、勃起しているのを気取られないように注意した。
「フミ君、だったよね?今日は、わざわざ時間作ってくれて、ありがとう」
余裕があるふりをする私。
我ながら小さな男だと思う。
「あ、いえ・・そんな」
そう言って、俯いて黙ってしまうフミ君。
「じゃあ、そろそろ」
私が、加奈に促す。
「はぁーーい。じゃあ、フミ君、シャワー浴びよっか?」
そう言って、加奈がフミ君の腕に腕を回して、強引に連れて行こうとする。
「ホントなの?本気で、するの?」
加奈に対して、フミ君が戸惑いながら聞く。
「もちろん!それが、フミ君を許す条件だって。見せないと、慰謝料請求するって」
加奈は、楽しそうに言う。
話を少し盛っている。