僕は背も低く、男なのに女顔をしているので、昔からよくイジメのターゲットになっていた。



と言っても、殴られたりといった暴力的なヤツではなく、性的なイジメの対象になることが多かった。



中学時代は、ヤンキーみたいな奴らのボス的なヤツに、目を付けられるというか気に入られてしまって、無理やり口でさせられたり、逆に口でされたりした。



ホモじゃない僕は、ただただ気持ち悪くて吐きそうな日々だったけど、他の奴らからは一切イジメを受けなくなったので、だんだんとその環境に慣れてしまった。






それからは開き直って、早くイカせるためにテクニックを研究したり、視覚的に喜ばせて早くイカせようと女性の下着を身に着けてあげたりした。



男物の学生服が肌蹴てピンクのブラが見えたりするとたまらないようで、すぐにイッてくれて楽だった。



でも、そいつもやり方がわからないのか、お尻に入れようとはしてこなかった。



それだけは本当にありがたかった。






毎日のようにそいつとキスをしたり、口でしたりされたりしていたので、逆に女の子への憧れというか、彼女が欲しいという気持ちがすごく強くなった。



性のはけ口にされた3年間が終わり、高校に入ると念願の彼女が出来た。



可愛くもないしスタイルが良いわけでもないけど、嬉しくて仕方なかった。



3ヶ月くらいでキスをして、やっとセックスが体験できると思っていた矢先に、中学の時のアイツが現われた。






「コイツ、俺のチンポ咥えるの上手いんだぜw」






その一言で、やっと出来た彼女を失った。



違う高校なのに、そいつは毎日のように僕に会いにきて、図書館のトイレや、ショッピングモールのトイレ、色々なところでフェラをさせた。






そしてある日そいつの家に呼ばれて、後ろの初めてまで奪われてしまった。



色々とネットで研究していたみたいで、浣腸やシャワーを使ってお腹の中を綺麗にさせられて、女性モノの下着を身に着けさせられた。



ベッドの上に寝かされて、後ろを奪われる恐怖に怯えていると、優しくキスをされた。



舌が口の中を這い回り、嫌悪感が湧き上がるが、「のぞみ、好きだ、俺マジで好きだよ」と、そいつにキスされながら言われると、不覚にもドキンとしてしまった。



今までは、ただオナホ代わりにされている感覚が強かったのに、こんな風に言われると、正直嫌な感じはしなかった。



女の子みたいな格好でキスされながらそんな風に言われて、嫌悪感以外の感情が目覚めていきそうだった。






そいつは優しくキスをしながら僕の乳首をブラの上から触り始めた。



今までも、嫌悪感を感じながらも、乳首を触られると気持ち良いと思ってしまっていた。



それが今は、いつものトイレとかじゃなく、ベッドの上で恋人同士みたいなシチュエーションで触られたからか、いつもの比じゃないくらい気持ち良かった。






ついつい、吐息を漏らしてしまうと、「のぞみ、気持ち良いの!?嬉しいな・・・」と、そいつは嬉しそうに言った。






そしてそのまま、ショーツの上からペニスをなぶられた。



さっきからギンギンに勃起していたそれを握られて、また吐息が漏れてしまった。



僕のは体に見合って小さいので、勃起しても小さな女性モノのショーツからはみ出さない。



それをショーツの上からまさぐられると、布の絡みつく感触なんかもたまらなく気持ち良かった。






「可愛い声出てるぜw気持ち良いんだ?w」






興奮していた僕は、「う、うん、気持ち良い・・・」と答えてしまった。






その時の嬉しそうなそいつの顔。



一瞬、ドキッとしてしまった。






無理やり口でされてイカされたことも数え切れないくらいあるけど、射精しているのに大して気持ち良くなかった。



ただ嫌悪感と逃げたい気持ちでいっぱいだったからだと思う。



それなのに、今は凄く感じてしまっている・・・。






「可愛いぜ・・・好きだ・・・」






その言葉に、一瞬トキメキに似た感情を持ってしまった。



そいつは、ショーツごと僕のペニスを咥えて来た。



そして巧みに舐めて責めてくる。



いつもとは違う気持ちよさに、また声が出てしまった。



そしてショーツをズラして直接舐め始めるそいつ。






「う、あ、あっ」






ついに声が出てしまった。



僕のその声に、嬉しそうに責め続けるそいつ。



女の子の下着を身に着けて、こんな風に責められている僕・・・。



気持ちまで女の子になりそうな気がした。






僕の小さなペニスを口でしながら、そいつは乳首まで触ってきた。



自分でオナニーするときの、何倍も気持ち良いと思ってしまった。






「ダメ、ダメだよ、そんな、あぁ、出ちゃうっ!出るッ!雅治君!イッちゃうッ!」






僕はそいつの名前を叫びながら、女の子のような声をあげてイッてしまった・・・。



僕のモノをゴクンと飲みながら、「へへwいっぱい出たなwじゃあ、俺のも頼むわw」と、雅治君が口の端を手の甲で拭いながら言ってきた。



僕は言われるままに雅治君のズボンを脱がし、パンツも脱がせると、その大きくなったペニスを口に咥えた。



いつもみたいな嫌悪感もなく、自然に口に咥えていた僕・・・。



カチカチになったモノが口の中のあちこちに当たる感触と、雅治君の口から漏れる吐息に、変な気持ちになっていく・・・。






「もうダメだ、我慢できないって、入れるぞ!いいよな?」






雅治君が目を血走らせて言う。



僕はその勢いに、思わず首を縦に振ってしまった・・・。






ローションを手に取り、ベタベタに自分のペニスに塗りつけた雅治君。



そして覆いかぶさってきた。



身長が180cm近くある雅治君にそうされると、身長が163cmしかない僕は、本当に女の子になったような気持ちになってしまった。






(もう入れられてもいいかな・・・雅治君がそんなに僕を好きって言ってくれるなら、入れてもらっても良いかな?)






そう覚悟してしまった。






焦りながら雅治君がペニスを押し当ててきた。



雅治君も初めてみたいで、全然違う場所に押し当てたりする。



その慌てた感じが、可愛いと思ってしまった。






雅治君は、僕をイジメ続けてきた男だ。



嫌がる僕にフェラさせたり、僕を無理やりイカせたりしてきた男だ。



憎むべき相手なのに、可愛いと思っている僕がいる・・・。



僕は雅治君のペニスを手で掴むと、自分でアナルに導いた・・・。






「のぞみ、あぁ、好きだ、好きだ!」






僕のその行動に、雅治君は嬉しそうにそう言いながら、腰を押し込んできた。



ぐぐぐっ!っと、アナルに硬いモノが押し込まれようとする感覚。



座薬とかは入れた事があるけど、それとは太さが全然違う。



僕が怖くて力を入れてしまっているからか、まったく入る気配もない。






すると、いきなり雅治君がキスをしてきた。



荒々しく動く舌の感触に、ポーっとしてしまった。



するとペニスがアナルに入ってきた。



キスで力が抜けたのか、一気に入って来た。



初めての感触・・・その痛みと違和感に、「あぁっ!い、痛いっ!ゆっくり、ゆっくりしてぇっ!」と、叫んでいた。



自分の口から出たのが信じられないくらい、女の子みたいな口調だった。






でも興奮した雅治君は、そのまま一気に奥まで押し込んでしまった。



僕はあまりの痛さに涙が流れるのを感じていた。



雅治君は、僕の涙をそっと指で拭うと、優しくキスをしてくれた。



痛みと違和感が大きかったけど、そんな風にされて自分が完全に女になった気がした。






「のぞみ、動くぞ・・・」






僕の目を見つめながら、喘ぐように言う雅治君。



僕は雅治君のことが好きという気持ちになっていた。






「うん・・・優しくして下さい・・・」






意識もしていないのに女言葉になる僕。



雅治君がゆっくりと腰を動かし始めた。



不思議なもので痛みはほとんどなくなっていた。



アナルを押し広げて中に入った瞬間は、本当に痛くて叫びそうだったのに、一旦入ってしまうと違和感しか感じない。



雅治君のモノが出ていくときに、アレが漏れ出てしまいそうな排泄感で、ついついお尻を締めてしまう。



そして中に入ってくると、何とも言えない違和感でいっぱいになる。



それを繰り返されると、排泄感が気持ち良いと思うようになってきてしまった。






「あっ!あ、あっ!ン、あっ!」






雅治君のモノが動くと声がどうしても出てしまう。



そして、必★で雅治君にしがみついてしまっている。



すると、雅治君が動きを変えた。



突き上げるような感じの動きにされた途端、ペニスが僕のお腹の中の上側を擦り始めた。



そしてあるポイントに触れた途端、「あぁっ!!ひぃ、あっ!」と、声が思いきり漏れてしまった。



それくらい気持ち良いポイントがあって、後で知ったことだけど、そこは前立腺だった。






「そこ、気持ちいいのか!?もっと感じてくれ!」






雅治君がそこに重点的に当たるように腰を動かし始めた。



違和感がすごく、排泄感も強いけど、そこの気持ち良いところを重点的にペニスで擦り上げられると、快感もどんどん強くなってきてしまった。



もう声が全然我慢できずに、喘ぎっぱなしになる僕。






「んっ!んっ!んんあっ!だめ、だめっ!んっ!」






自分が女の子になった気持ちがどんどん強くなる。



雅治君は僕のリアクションを見てさらに腰を強く振り始めた。






「もっと感じてくれよ!あぁ、のぞみ、可愛いよ・・・好きだ!」






雅治君がそう言いながら僕にキスをしてきた。



そしてキスをしたまま、でたらめに腰を振る雅治君。



キスされたまま腰を打ちつけられると、頭の中で何かがスパークするのを感じた。



もう気持ち良すぎて怖くなり、必★で雅治君にしがみつくだけだった。



女の子とキスしたのは、この前振られた彼女と二度だけ。



それと比べて、今されているキスは、頭が痺れそうな程気持ち良い・・・。






「のぞみ、ここ凄いぜw感じてるんだ?」






雅治君に言われて下半身を見ると、僕の小さなペニスからダラダラと透明の液が流れ出ていた。



そしてギュッと雅治君にペニスを握られると、僕はあっけなくイッてしまった・・・。



オナニーで出る精液の3倍くらいの量がとめどなく出続け、快感も3倍はありそうだった。



自分では記憶がないが、射精しながら女の子みたいに叫んでいたそうだ・・・。






「あぁ、イクっ!のぞみ、イクっ!」






雅治君が苦しげに言う。






「イ、イッてっ!雅治君イッてっ!あぁっ!好きっ!好きっ!!」






僕は、思いきりそう叫んでいた。






こんな風に、高校3年間も雅治君のオナペットになることが確定した。



でも今回は中学の時と違い、自分の意思でそうなった。



そして自分からも積極的に雅治君に抱いてもらう日々だった。



一度知ってしまったアナルの快感と、女の子として扱われる喜びに、狂った日々を過ごすことになった。






だが進路を決める時期になると、このままではいけないと急に思い立った。



雅治君のことはすでに愛しているというレベルまで好きになっていたが、僕はそれを投げ打ち、極秘で受験した看護学部にも合格し、逃げるように上京した。



雅治君は実家にも訪ねてきたりして僕の消息を探ったみたいだけど、両親にはよく言い含めていたので、うまくあしらってくれたそうだ。






そして2年経ち、さとみさんに出会った。



医学部4年生のさとみさんは、170cmと大柄で、少し腫れぼったい一重まぶたの垢抜けない女性だった。



野暮ったい眼鏡をかけていて、服装も垢抜けない感じだった。






さとみさんは、学食でいきなり声を掛けてきた。



キョドりながら、凄く緊張した感じで、「よ、横座ってもいいですか?」と言ってきた。



こんなに空いてるのになぜ?と思いながらも、どうぞと答えて隣り合って座った。



異様なほど緊張しながら、色々と話し掛けて来るさとみさん。



2歳年上の彼女と、この日からよく一緒にランチをするようになった。



そして、2ヶ月ほどで付き合うようになり、さとみさんが僕に一目惚れしてくれていたことがわかった。



彼女にしてみれば、僕に声をかけたのは一世一代の大勝負だったらしいが、そのおかげで念願の彼女が出来た。






それからは、ゆっくりと交際を進めていき、3ヶ月も経ってから初キスをした。



緊張してガチガチになった彼女に顔を近づけると、目を閉じてキスを待つ顔になった。



そしてキスをすると、ガシッとしがみついてきた。






「のぞみくん、好きです・・・」






さとみさんは嬉しそうだった。



一緒にデートしていても、背の低い僕と背の高い彼女だと、ちょっとちぐはぐな感じもするけど、それも徐々に気にならなくなってきた。



今時の大学生らしくなく、真っ黒な髪の毛に、酒もタバコも当然のようにやらない二人。



ある意味お似合いなのかも知れない。



図書館に行ったり、公園でさとみさんの作ったお弁当を食べたり、映画を見たり、派手ではないけど楽しい時間だった。






「のぞみくん、ずっと好きでいてね・・・」






ことあるごとにそう言ってくるさとみさんは、本当に可愛いと思う。



僕など、顔こそ整っていて女顔だけど、男としては致命的なほど背が低いので、モテたことなどない。



心配性だなぁと思いながらも、そんな心配をしてくれるさとみさんが好きだ。






そして、1年ほど経ってやっと結ばれた。



わかっていたけど、さとみさんは処女だった。



僕も童貞だったけど、雅治君と女の子側での経験がたくさんあったので、スムーズだった。



さとみさんの中に挿入すると、「ウゥッ!のぞみくん!ゆ、ゆっくり、お願い・・・」と、痛そうな顔で言った。






この時、雅治君との初体験を思い出してしまった。



痛みから、ゆっくり動いてと哀願する感覚。



体験している僕にはよくわかった。



そして、僕は夢中で腰を振った。



キスをしながら腰を動かすと、さとみさんがしがみついてきた。






「さとみさん、好きだっ!好きだっ!」






僕は、雅治君に言われて嬉しかったことを、そっくりとさとみさんに言ってみた。






「のぞみくん!好きっ!好きっ!」






野暮ったい眼鏡の奥に、涙を浮かべた瞳が見える。



幸せだった。



やっとまともになれた・・・やっと男に戻れた・・・そんな気持ちだった。






幸せな日々を過ごしていたが、僕もさとみさんも進路を考える時期になった。



僕は就職先を、さとみさんは臨床研修先を探していたが、さとみさんはある日嬉しそうに、研修先が決まった報告をしてきた。



この時期で決まるなんてどういうことなのかと思ったら、説明会で偶然にあの美容整形で有名な中◯クリニックを中核とする、巨大病院グループの御曹司と知り合ったそうだ。



中◯さんはテレビとかでも見かけることがある有名人で、父親とは違い、美容整形の方ではなく総合病院の方の院長をしている。



その人と、さとみさんは知り合いになったそうだ。



本当に偶然から知り合ったそうだけど、なぜか気にかけてくれて、うちにおいでと言ってくれたそうだ。



それだけじゃなく、僕の話も聞いて、僕も面倒を見てくれるという話になったそうだ。



あまりに良い話で、騙されているのでは?と不安に思ったが、実際にさとみさんに連れられて引き合わせてもらったら、本当に良い人だった。






中◯さんは、180cm以上はありそうなガッシリした爽やかなイケメンで、凄くフレンドリーだった。






「初めまして!本当に、整った顔してるんだね!このレベルは、オヤジの患者さんでもなかなかいないなぁ?」






「さとみちゃんも、可愛いし、お似合いのカップルだねぇ」とも言ってきた。






さとみさんは、顔を真っ赤にして照れながら否定していて、凄く可愛らしかった。



確かに、さとみさんは可愛いなんて言われたことはないみたいだし、僕も顔が可愛いとは思ったことはなかった。






「いや、そんな事ないよ。ちょっとしたメイクと、服とか・・・あとはコンタクトにしたらいいと思うよ」なんてアドバイスまでくれた。






なぜか本当に中◯さんは僕らをとても気に入ってくれたみたいで、食事なんかもご馳走になったりするようになった。



そして卒業して、本当に中◯さんの病院に就職した。



さとみさんも研修が始まり、同期が羨むくらいの順調な滑り出しだった。






<続く>