「ご指名はございますかー?」






「あ、特にないっす」






みたいな会話を交わす。






「コースはどちらにします?」






「ん?Cで」






「ただ今、こちらが待ち時間なしです」






3枚の写真を見せられた。


 


その中の1枚を見た時にふと(似てるな)と思い、「じゃあ、この『めぐみ』さんで」と、それを選んだ。



待合室で出されたウーロン茶をちびりちびりやりながら待つ。






「お待たせしました。こちらへどうぞ」






5分ほど待った後、カーテンの向こう側へ案内された。






「はじめましてー」






(初めてじゃないな)






似ていると思ったのは他人の空似ではなく、本人だったからだ。



髪型は変わっていたけど、間違いなかった。






俺は今、某ショッピングモール内の店でバイトしているんだが、うちの店の向い側に女性物の靴屋がある。



そこの店長をやっていた女性だ。



年齢は俺より4つ上。



いつも服装は雑誌から飛び出てきたようなファッションセンスで、顔が小さくてスタイルが良かったから何着ても似合うんだ。



華があったね。



目鼻立ちもくっきりしていて、これで背が高かったらモデルだなって感じ。






いつしか系列のよその店に異動したという事でいなくなってしまったが、それが何がどうなったのか、まさかこんなところで働いているとは。



実のところ、最初は俺もそんなに彼女に詳しいわけではなかった。



詳しくなってしまったのは、一緒に働いている友人から色々聞かされたからだ。



友人の田北はいつもその女店長、恵美さんのことを、「いい!」と言っていた。



本気で狙っていたようだ。



ちょこちょことちょっかいをかけていた。






店も真向かいだし、俺も話をする事もそれなりにあった。



お昼も何度か田北を含めた皆で一緒に食べに行ったっけ。



彼女は明るく気さくでサバサバしていた。



そして華やかでね、ちょっと俺とは世界が違う、当時の印象はそんな感じの人だったよ。



田北は自分の本能にただただ正直で、積極的だった。



ちょっと勘違いして脈ありと思っていたようだが、彼女は誰にでもあんな感じの人なんだよな。






田北は、「恵美さんさぁ、◯◯だってよ!」と仕入れた情報をいちいちデレデレと報告してくる。



そんな田北がいじらしかった。



彼女が異動でいなくなったと知った時、田北はショック受けていたっけ。



俺も少なからずショックだった。



靴屋から灯火が消えたようだった。






「あ、ども。よろしく」






再会、とは言っても彼女の方は俺には気付いていないみたい。



彼女の名前は『恵美』だったが、そこのヘルスでは『めぐみ』となっていた。






うわーまじかよー。



靴屋の恵美さんじゃん。



何で?



いいのかよ?






ドキドキした。



かなり興奮したよ。



顔見知りだし、俺も田北の影響を多少は受けていて、彼女については色々知っていたし、ちょっといいなと思い始めた頃もあった。



華やかだった彼女を思い出し、テンパった。



だけど態度には出さなかった。



普通の初めての客っぽく装った。






個室に入り、ベッドに腰掛け、二、三、世間話をした。



向こうは俺のことをあまり気にしていないようだった。



そりゃそうだ。



顔をまじまじと見合うわけでもなし。



彼女が靴屋からいなくなって半年以上経っていた。



すれ違った程度の浅さではないが、別に深い仲だったわけでもない。



俺はあえて知らない人のように振舞った。






「じゃあ、シャワー浴びよっか?」






めぐみさんは俺の上着を脱がし、丁寧に畳んで籠の中に入れる。



続いて跪いて靴下、ズボンと脱がしてくれた。



そして次はためらう事なくパンツに手をかけ、脱がしてくれた。



仕事だもんね。



でもね、俺は恥ずかしながらすでに完全勃起していた。



パンツが引っかかって脱がしづらかったろう。



跪く彼女の眼の前にビンっと俺の勃起したちんちんが飛び出たとき、「あ、もう大きくなってる」と、彼女はちょっといやらしい感じでボソッと呟いただけ。






そして彼女は立ち上がり、俺に背を向けて自分も服を脱ぎ始めた。



まあ慣れているのね、脱ぎっぷりが良かった。



さすが風俗嬢、照れもなくサクサクとブラを外し、ショーツを下ろした。



突き出したお尻が適度に大きく色気がある。






俺は凝視していたよ。



向かいの靴屋の女店長が、今は俺の眼の前でこんなこと、当時では想像もつかないことだった。



彼女がしゃがんで仕事をしていたとき、ローライズのジーンズから半ケツが見えて、「おおっ!」となったことがあったが、今はそれどころではない。



全ケツどころか全裸である。



とことん凝視した。






ちなみにうちからバイト先まで一時間半くらいかかる。



ここのヘルスはうちからは近い。



彼女の家はどこか分からないけど、まあ遠いところを選んだんだろう。



知り合いに会わないように。



それが裏目に出たわけだ。



俺もなんというか風俗好きだし、近所だし、ついお金が入る度に行ってしまう。



今回のことは本当に幸運だった。






シャワーを浴びながら話す。



まあ礼儀なのか、彼女は目を合わせずに答える。



おかげで俺とはバレることはない。



俺は彼女のあちこちに目をやる。



マン毛は縦に一本だな、とか、乳首は色が薄いな、とか、どんな些細なことでも感動的だ。






「ここ、よく来るの?」



「ん、まあ、たまに。めぐみさんは最近入ったの?」






「うん。まだ1ヶ月も経ってないよー。色々教えてね」



「へえ、新人さんだ。前は何していたの?」






こういうことはサラッと聞くとサラッと答えてくれるもんで、「靴屋で働いていたんだー。一応店長だったんだよー」と彼女はあっさりと答えた。



完全にビンゴだな、と。






「ああいう仕事は給料意外に安いんだよね。責任者の手当ても少ないしね」






俺は当時、彼女から聞いたことをそのまま言った。



すると、「そーそー。そーなのよー!」と反応が良かった。






「接客は好きなんだけど、店長だとそれだけじゃないしねー」






と、彼女はちょっとちょっと愚痴っぽくなったが、今の自分の仕事に気付いたのか・・・。






「あ、ローションは大丈夫ですかー?」






いやあ、もう何でもやっちゃって下さいですよ。



ベッドのところに戻る。






「じゃ、横になって」






俺はベッドに仰向けになった。



めぐみさんは俺に跨がってきて、俺を見下ろしながら軽くキスをしてきた。



何度も何度もちゅっちゅっしてきた。



まさかあの恵美さんとこういうことが出来るなんて。



というか、あの恵美さんがこういうことするなんて、か。






キスされただけで、もう俺はゾクゾクきてしまっていた。



彼女の唇が徐々に下におりてくる。



乳首を舐められたときはちょっとくすぐったかったが、気持ち良かったなあ。






「接客は好き」と彼女は言っていたっけ。






靴屋のときの接客は女性相手のみだったけど、今度の接客は男性相手のみ、それも全裸のサービス。



どんな気持ちなんだろうなあと漠然と考えた。






その間も彼女は俺の全身に舌を這わせながら、手で軽く俺のチンチンを擦ったり、金玉を弄ったりしている。



俺は恥ずかしながら、すでに先っちょから汁が出ていました。



そしてついに彼女の口が俺のチンチンを咥える。



その瞬間、「はぅっ!」と、つい情けない声をあげてしまう俺。



彼女はちらっと俺の方を見て目で笑った。



俺の股間に顔を埋め、一生懸命、顔を上下させる『めぐみ』こと『恵美』さん。



俺はうずくまる全裸の彼女をガン見していた。



小ぶりだけどキレイなおっぱい。



つるつるしている背中、女っぽい体のライン。






彼女は片手で俺のアソコを握り、もう片手で俺の手を握っていた。



何かそれが温かくて良かった。



何だろうな、この感覚。



俺とは違う華やかな世界の彼女が、今、俺の股間を丹念にご奉仕している。



当時の彼女を思い出し、信じられない気持ちで、心の中で『恵美さん、恵美さん』と彼女の名前を呼んだ。



ときに優しく、ときに激しく、緩急をつけたフェラは、まだこの仕事を始めて1ヶ月とか言っていたけど、ぎこちなさがなく、スムーズだった。



というかエロすぎだった。






そして絶頂も近くなってきたとき、突然、彼女は俺のチンチンを咥えながら器用に下半身を俺の顔の方にもってきた。






(こ、これは!シックスナイン!)






部屋はちょっと暗かったが、恵美さんのおまんこがはっきりと目の前に!



あの恵美さんのケツの穴がすぐそこに!



うわーうわー!



俺はかなり衝撃を受けた。



目が眩んだよ。






俺は膣を舐める、というより、その割れ目に顔を埋めるような感じで彼女を実感しつつ、フェラを堪能した。



もうね、恍惚ってのはこういうんだろうなー。



彼女のおまんこどアップを見た瞬間から、正直もうノックアウト寸前。



彼女もそれを感じてか、顔の上下運動が速くする。



俺も息遣いが荒くなってくるのが自分で分かった。






「もうダメ・・・イキそう・・・あぁ・・・」






情けない声を出した後、「恵美さんっ!」とつい彼女の本名を言ってしまった。



そして同時に彼女の口の中に果てた。



ドクドクと全身から力が抜けていった。



彼女は俺の精子を吸い取りながら、明らかに動揺しているようだった。



すぐにティッシュで口の中のを出すと・・・。






「ちょ・・・え?今、なんて?え?!」






俺は射精後で何か妙な罪悪感みたいなのが出てきてしまって、「いや、あはは、△□店の、覚えてないかな?」と、自分の正体を告白した。



まあ正体は最初から見せているわけで、気づかなかったのは彼女の方だけなんだけど。






「△□店、知ってる、えっ、あそこの?・・・あーーーーー!思い出した!え、私のこと、気づいてたの?ええーーーー!」






こんなことって本当にあるんだな。