「なあ、スワッピングしてみないか?」






夫が妖しい雑誌をベッドの上に置きました。



私は髪にブラシを入れながらちらっと見ました。



『夫婦交換』という文字が目に入りました。






「何これ・・・夫婦交換って何?」






「何って、夫婦交換だよ」






私はブラシを置いて雑誌を開きました。






『東京都◯◯区の“????”です。セックスが大好きな仲良し夫婦です。誠実なご夫婦と素敵なひとときを過ごしたいと思います』






裸の女性がたくさん載っていました。






「なあ、してみないか?世の中にはこんな世界もあるんだ。きっと変わると思う」






夫婦交換とは、夫婦がお互いにパートナーを交換してセックスを楽しむプレイです。



夫婦が同時に同じ場所で他人とセックスするわけですから、夫婦公認の浮気ということになります。



パートナー以外の異性とのセックスで刺激され、また自分のパートナーの乱れた姿から刺激を受けて、夫婦の愛が一段と高まるみたいです。






私たちは結婚7年目の倦怠期。



夫婦の営みも1ヶ月に1回あるかないか。



それにセックスをしても昔ほどの刺激がなくなったのは事実です。



夫には言えませんが、昼間1人になると自慰したりしています。



35歳の女の身体を、ちょっと持て余し気味な私・・・。






「大丈夫なの?相手次第では危ないんじゃない」






「向こうも一般の夫婦だし、トラブルは起きないと思うよ」






私は恥ずかしさを押し★して、わざと素っ気なく雑誌を閉じました。






その後、雑誌の公募を通して、とあるご夫婦と巡り合いました。



私たちより年上の40代の素敵なカップルでした。



ご主人は銀行にお勤めのことです。



信頼できるご夫婦だと思いました。






夜、そのご夫婦のお宅に招かれ、食事をご馳走になりました。



程よくアルコールも回ったところでDVDの鑑賞会が始まりました。



洋モノのアダルト映像です。



私はすぐに顔が紅潮して、胸がドキドキしてきました。



夫のそばで借りてきた猫みたいに、じっとしていたのを覚えています。



女性の性器ばかりの映像なんて直視できなくて、壁に掛かっている風景画ばかり見ていました。






映像がさらに過激になると、夫が移動して奥さんを抱き寄せました。



見るとキスをしています。






「あなた・・・そんなこと」






思わず声が出ました。



すると私の後ろからご主人が手を回してきました。



顔を向けると唇が迫ってきました。



舌が中に入ってきて、身動きが取れなくなりました。



すぐに浴衣を脱がされ、乳を揉まれました。






「そんな・・・急に、いや」






「大丈夫ですよ。ご主人だって、ほら」






夫はすでに奥様の乳首を吸っています。



奥様も微かに女の声を出しています。






「ウッ・・・アアァ・・・ン」






胸をいじめられ、下半身を攻められました。



波のうねりのような強烈な快感が来ました。






「ああッ・・・ウウッ・・・」






つい声が出ちゃいました。






「奥さんは素敵だ。ご主人が羨ましい」






やがてご主人のそそり立ったモノがアソコに入ってきました。






「ああぁぁんッ!」






それは夫のとは違うモノでした。



形なのか硬さなのか長さなのか、その違いを上手く言えませんが、男の人によってアレの感触は全然違うんだなって思いました。






夫以外のペニスを知った私。



せっかくなので、もっと色んなペニスを体験してみたいと密かに思っています。