俺には3歳下の裕子と言う妹が居る。



共働きの両親との4人家族だ。






物心付いた頃から母親も働きだした為、俺たち兄妹は互いに助け合いながら、仲良く暮らして来た。



それは今でも変わらない。



もっぱら食事の支度は妹の方が上手いので、俺は洗濯と掃除を代わりにやっている。






小さい頃から裕子は俺の事を「お兄ちゃん、お兄ちゃん」と、何時も後を付いて来て、好いてくれていたので、中学になるまで一緒に風呂も入り、たまに一緒の布団で寝たりもしていた。



そんな仲の良い関係であったが、妹が中学に進級した頃から、自然と風呂にも入らなくなり、一緒に寝る事も無くなっていった・・・。



俺から妹を避けていた。



だからと言って仲が悪くなったわけではなく、やはりたとえ妹とはいえ、年頃の女の子とはそれなりの距離をとったほうが良いとも思ったし、それぞれの生活時間が違い始めたのも正直あったためである。



そんな感じになっていた俺たちが一つに結ばれたのは今から6年前の夏の事だった。



あの日の事は昨日の様に今でも鮮明に覚えている。






当時、俺は20歳の大学生、裕子は17歳の高校2年生の夏休みの時。



行動派な俺達にしては珍しく二人とも何処へ行く事も無く、俺はAM10時頃にやっと起きた。



遅い朝食、兼、早い昼食を摂ると、もう正午近くになっていた。



段々気温が上がり、窓を全開にしていても風の通りが悪く、だからと言って何もしないで昼間から冷房ガンガンで過ごす程、老けてもいないので、だったら水遊び代わりに庭の芝生に水でも撒いて涼しくなろうかと、水を撒き始めた。






自慢じゃないが我が家の庭は結構な広さがある。



6畳ほどのウッドデッキを一段下がった向こう側に、20畳ほどの芝生が広がる庭がある。



そもそも、この家の建つ場所が小高い山の中腹辺りで、十数年前から開発が始まった新興住宅地で、この辺一帯の土地はほぼ同じ広さ、同じ条件の段々畑状態になっていて、当時では格安物件だったそうだ。



一区画の広さは約50坪。



段々畑状の土地は隣の二階部分が我が家の一階部分になる為、隣との仕切りの高さは2メートル程あり、簡単には覗けないようになっている。



そして幸運なのか、我が家が今のところ一番高い所の住宅になり、反対側・・・山側の土地には未だ家は建っていない。



だから隣から覗かれる心配も無い。



更に住宅の庭側の直ぐ向こうには、かなり幅広の川が流れていて、特に整備もされていないので、河川敷もとても人が入れる様な状態ではなく、裏側から住宅に近付こうとするのは容易ではない作りになっている。



また、向こう岸も似た様な状態なので、家を覗こうとするならば相当大変な思いをしなければならないだろう。



よって誰もそんな得にもならない事はしないので何処からも覗かれる心配の無い立地条件ではある。



更には、夏休み真っ只中、隣近所は数日間の旅行へ行っている為、話し声すら聞かれる事は無い。






ウッドデッキの端には洗濯物が干せる物干し竿があり、真ん中辺りにはテーブルとイスがパラソルの下に設置してある。



庭にも長椅子が一つと、庭の谷側に置かれた物置から山側へかけて、ちょっとしたテントが張られて日除けが出来るスペースがある。



その長椅子に座りノズルが付いたホースで水を撒きながら、これからの自分について何となく考えていた時だった。



家の中から「お兄ちゃん、ただいまぁ~♪」と、妹、裕子の声が聞こえて来た。






「おう、おかえり~何処か行ってたのか?」



「うん。ちょっと買い物に・・・。お兄ちゃんは今起きたの?」



「ん~、10時頃起きて、遅い朝飯食って、暑いからさっき水撒き始めたとこ・・・裕子は飯食ったのか?」



「うん。帰ってくる途中、モスで済ませた」



「そっか・・・」






ウッドデッキのイスに座りながら話し掛けてきた妹に顔を合わせるわけでもなく、淡々と話した。



暫く水を撒いている様子をボーっと眺めていた妹が、






「ねー!ねー!足に水かけてよ♪」






そう言って、裸足のまま庭に下りてきた。



妹は帰って来て着替えたのか、それとも、そのままの格好なのか、デニム生地のそれはそれは丈の短い、ちょっと屈めばパンツが見える程のミニスカートと、白地のとある有名なアーティストがデザインしたロゴが印刷されたTシャツを着ていた。



俺はホースのノズルをシャワーに切り替えてからスラット伸びた透き通る様な真っ白な妹の足の先を目掛けて水を撒いた。






「キャッ!冷たくて気持ちいい~♪」






キャッ、キャッ、はしゃぐ妹の笑顔は、兄が言うのも変だが、下手なグラビアアイドルなんかより全然、可愛く思えた。



暫く水をかけていると今度は手を伸ばして来て手を濡らし始めた。






「冷たくて気持ちイイ~♪」






俺はちょっと意地悪をして、わざとノズルを左右に動かして妹が水の後を追いかけるのを楽しんでいた。






「やーん、お兄ちゃん動かさないでよ~」






右に左に水の後を追う妹の動きが何とも可愛らしく楽しくなっていた。



その動きを段々早く、そして大きく左右に動かすと、妹も半ばムキになって必★に追いかけ始めた時だった、勢い余って足を滑らせた妹が濡れた芝生の上に尻餅をついてしまった。






「キャッ!痛ぁ~い」






丁度、俺のほうを向いて大股開きになってパンツ丸見え状態で、痛がってるはいるれけど、顔は笑っていた。






「大丈夫かぁ?」



「もーう、お兄ちゃんが意地悪するからだよ~」



とは言うものの、その顔には憎しみや怒りは感じられない笑顔が向けられていた。






「ワリー♪ワリー♪」と、全然反省の色すら見せない謝り方をした。






「あーあ、背中までビショビショだよ~」






どうやら転んで尻餅をついただけではなく、背中まで倒れこんでしまったらしく、背中部分まで濡れてしまった事をその場に胡坐を掻いてパンツ丸見えのまま言った。






「どーせ濡れたなら、そのまま水かけてやるよ」






そう言って、俺は妹の上半身目掛けてシャワーを出した。






「キャッ!」






妹は予期せぬ出来事で、一瞬躊躇したが、直ぐにキャッキャッとはしゃぎ出し、背中を向けて俺の方へ向かって来た。



どうやら俺からシャワーノズルを奪い取ろうとしているらしい。



いやな予感がした俺は必★に水を掛けながら逃げ回ったが、とうとう妹の手がノズルを持つ俺の手を掴んだ。






「お兄ちゃんも水かけてあげるよっ!」



「俺はイイよっ!」






ノズルを握ったまま攻防が続き、まるでスプリンクラーで水を撒いているかのように、庭中水浸しになっていた。



そしてとうとう、ノズルの先端が俺の方を向き、全身びしょ濡れになってしまった。



諦めた俺はノズルを握る手の力を緩めると、その隙を狙って妹がノズルを手にした。



それからは妹のやりたい放題・・・なすがまま、されるがまま、俺は集中砲火・・・放水を浴びせられた。



真っ昼間の真夏の炎天下、正直気持ち良かった。






水を掛けられてる俺は涼しくて良いのだが、かけてる妹は段々暑くなってきたらしく、自ら足や上半身にシャワーをかけ始めた。



妹がそうしている間、俺は濡れたTシャツを脱ぎ、上半身裸になって、濡れたTシャツを絞って物干し竿に吊るした。






「こーゆー時、男の人ってイイよなぁ~。人目を気にしなくて裸になれるから」






足先に水をかけながら、全身びしょ濡れになってる妹が羨ましげに言ってきた。



その濡れた上半身は白地のTシャツがピッタリと身体に張り付き、形の良いバストがくっきりと浮かび上がり、更には布越しに先端の突起までもがクッキリと見て取れた。



妹ながらスタイルの良い身体に欲情し始めた俺は、直に見てみたいと言う欲望が湧き、冗談半分・・・いや四分の一位に「裕子も脱げばイイじゃん!ここなら誰に見られる訳じゃ無いし」と、言ってみた。



普通この場合の返答は「えー!やだぁー!お兄ちゃんがいるじゃん!」とか言われ、さっさと家の中に逃げ戻られると予想すると思うのだが、帰ってきた答えは意外なものだった。






「そうだね!ここなら誰にも見られないもんね♪」






そう言うと、何の迷いも躊躇も無く勢いよくTシャツを脱ぎ小さくまとめると両手でギュと搾り出した。






「ん~あまり絞れない~お兄ちゃんお願い~」と、すっと、唖然としている俺の前にTシャツを差し出してきた。






俺はハッ!となり、それを受け取ると、ギュっと更に絞ってみせた。



すると、「やっぱ男だよねぇ」と、そんなことに感心をしていた。



俺はそれどころじゃなかった。



目の前のプリンプリンのDカップ程の双丘が気になって仕方なかった。






そんな俺の気持ちを知ってか知らぬか、「う~ん」と両手を上に伸ばして形の良いDカップを更に強調するかのように背伸びをしながら、






「気持ちイイなぁ~♪ね?お兄ちゃん♪」



「ん、あ、ああ・・・」と、生返事を返すのがやっとだった。






ここで変にバストの事を気にし過ぎると妹も気にしてしまい恥ずかしがって気まずい雰囲気になってしまうかと思い、極力自然に振舞うことにした。






「気持ち良いけど、気持ちよくも無いんだよね・・・」



「は?」






突然意味不明な事を言い出すので、



「何が気持ち悪いんだ?」と尋ねると、



「上は脱いでサッパリしたけど、下がね・・・濡れたままのパンツが纏わり付いて気持ち悪いんだよねぇ」






・・・と、言ってきた。






「なんだ・・・それならパンツも脱げばイイじゃん」と、軽く返してやる。



「いいかな?」



「な~に遠慮してんだよっ!なんなら全部脱いでスッポンポンになっちゃえば♪」






極力自然な軽い口調で言ってみると






「えー!全裸!?いいかなぁ・・・?じゃあ、お兄ちゃんも脱ごうよッ♪そしたら私も脱ぐから♪」






これには流石に動揺してしまったが、裕子のトップレス姿を見て興奮した俺はこんなチャンスはまたと無いと思い、「よし!分かった!二人で素っ裸になるか♪」と、無邪気な子供の様に言ってみせた。






「うんっ♪」楽しげにそう言うと着ていた残りも迷い無く脱ぎにかかる。






・・・が、






「ねぇ・・・お兄ちゃん・・・ちょっと恥ずかしいから脱ぐ所は見ないでね・・・あっ、そうだ!お互い背中向けて、脱ぎ終わったら、『せーの』で向かい合おうよ♪」






やはり素っ裸になるのには少し抵抗があるのか、照れ隠しに何だか始めてHをするカップルの様な事を言ってきたが、俺は素直に賛成した。



日除けのシートの下に移動した俺達は背中合わせになり、俺は短パンとパンツを妹はミニスカートとパンツを脱いだ。



脱ぎ終わると、その場に脱いだ物を置き、






「お兄ちゃん、脱げた?」



「あ、ああ・・・」



「じゃあ、『せーの』で振り向くよ~」



「おう!」



「それじゃあ行くよー」



「せーのっ!」と、同時に俺は体の向きを変え妹と向き合った。






半立ちの息子をさらけ出し、妹に正面を向けると、妹はやはり恥ずかしいのか、大事な部分に手を宛がい隠している。






「あー!ナニッ隠してんだよー!」






そう言うと妹は、



「だってぇ~やっぱ・・・ちょっと恥ずかしいしぃ~」と、両手をアソコに宛がい腰を引いてモジモジと身体をくねらせる。






両腕の間からDカップバストが両側から押し出される形になり、より一層谷間が強調される姿で口先を尖らせながら言われると、それ以上は怒る事が出来ず・・・。






「そんなん俺だって・・・」






『恥ずかしいのに』と言い続けようと思ったが、それを言うのが恥ずかしくて、口ごもってしまった。






「えっ!?ナニナニ?お兄ちゃんも恥ずかしいの!?♪」と、さっきまでの駄々っ子顔が一変して興味津々な顔になり俺に詰め寄ってきた。






俺はちょっと照れ臭そうに






「そっ、そうだよ・・・いくら兄妹だからって、この歳になってお互いの裸を見せ合うのは、やっぱ恥ずかしいさ・・・」






妹と目を合わせて話せなくて横向きで話すと「そっかー!お兄ちゃんも恥ずかしいのか~♪」と、まるで俺は恥ずかしくない様な言い草だった。






「なんだよそれ!俺は恥ずかしくないとでも思ったのかよ!?」






そう言い返すと






「だってぇお兄ちゃん堂々としてるから・・・」






確かに、半立ちの息子をブラブラさせてる姿を見ればそう思われても仕方ないと思った。






「でも恥ずかしいんだね♪何か嬉しい♪」






そうニコニコとした笑顔で言うと突然、隠していた両手を広げ抱きついてきた。






「おっおい・・・」






俺は同様しまくりで、妹のたわわに実った胸が俺の胸に押し潰され、その感触が堪らなく、思わずギュッと抱きしめ返そうと思った時、妹はバッと身体を離してしまった。






「エヘヘェ~♪」






照れ笑いをして誤魔化そうとしたのか、俺はすぐさま妹の胸の事を言い出した。






「それにしても裕子の胸いつの間にこんなに大きくなってたんだぁ?」






そう言うと裕子は






「え~お兄ちゃん気付いてなかったのぉ?こんなに成長した妹の胸を?」






両手で胸を持ち上げる様に強調して問い詰めてきた。






「いや・・・普段からそんなにジロジロ見てる訳じゃないし、それに、そんなにジロジロ妹の身体を見てたら変態兄貴で気持ち悪いだろ?」



「そう?私は別に構わないけどなぁ」



「・・・。」






一瞬、言葉に詰まったが直ぐに、






「大体、服着てると分からないもんなんだよ・・・裕子は着痩せするタイプなのかもしれないし・・・」






そう言い訳をした。



確かに裕子が高校生になった頃から急に大人びた表情と身体つきになった事を、気にしなかった訳じゃないが、そこまで詳しく確認していた訳ではないので、正直、ついさっき気付いたと言っても過言ではなかった。






「あーそれ、友達にも良く言われるなぁ・・・」



「ところでサイズいくつあるんだ?」






何気に気になっていた事を軽い調子で聞いてみた。






「サイズ?トップ?・・・トップはね88位でね、私アンダーが無いからカップが大きいんだよね・・・カップはDカップあるよ♪」






そう言って更に両手で胸の大きさを強調してくる。






「やっぱり・・・」






ぼそっと独り言のつもりで言ったのが裕子に聞こえてしまったらしく、






「えっ!?やっぱりって、お兄ちゃん見ただけでサイズ分かるの!?」






何か奇妙な物でも見るような表情で驚いている妹に俺は、「いや、なんとなくだよ・・・なんとなく・・・」と、適当に誤魔化した。



普段エロ雑誌でバストサイズを見抜く眼力とでも言うか、そんな役に立たない能力は知らずに身に付いていた様だ。



実際、そう言う訳だけでもないのだが・・・。






「へぇ~」






なんとなく関心している裕子の顔を見つつ、ふと下半身へ目が行くと、そこには、もうこの歳ならあって可笑しくない物がそこには無かった。






「おっ!裕子、剃ってるのか?」






そう聞かれて一瞬何の事を聞かれたのか分からないと言う表情をしたが、直ぐに「ああ!」と、分かったと言う表情で股を少し広げ、両手で摩る様にして覗き込み「剃ってないよ~最初っからだよ~」と言ってきた。






俺は驚き



「えっ!マジ!?パイパンなの!?ちょっと良く見せてくれよ!」






そう言ってしゃがみ込み妹の股間に顔を近づけ、よーく観察しようとした。






「えっ!?えっ!?ちょ・・・ちょっと!なっ、ナニッ!?は、恥ずかしいよ・・・お兄ちゃん・・・」






流石に間直に見られるのは恥ずかしいのか、必★に両手で隠そうとする。



その手を強引に退かして、ふと見上げると頬を赤らめ照れている裕子の顔があった。






「んっ?ひょっとして裕子、毛が無い事が恥ずかしくて、さっきも隠してたのか?」



「・・・。うん・・・だって・・・子供っぽいから・・・なんか見られると笑われるかと思ったから・・・」






一瞬答えるのを躊躇したが、悪戯がばれて叱られている子供の様な消え入るくらいな声で答えてくれた。



そこには、中学に上がるまで一緒に入浴していた頃の、幼さがまだ残る身体だった頃のあの時のままの恥丘が綺麗なまま存在していた。






「ばっかだなぁ~そんな訳ないだろ~パイパンは男にとっては最高なんだよ♪」



「・・・?」






俺の言っている事が理解できない様な表情をしていた。






「パイパン彼女をもつのは男の夢なんだよ!少なくとも俺はな・・・」






他の男はどうだか知らないが、自分は好きだと言っておいた。






「やっぱりそうなの?」






笑われるどころか逆に感動され喜んでいる俺を見て少し気楽になったのか、逆に俺が「?」になる質問をされた。






「やっぱりって、どう言う事だ?」






?マークを顔に浮かべて妹に聞き返すと、






「うん。あのね、この前まで付き合ってた彼もね、私のココみて喜んでたから・・・」






この答えにはちょっと驚いた。



付き合っていた彼氏がいた事もそうだけど、『私のココを見て』の言葉にかなり動揺してしまった。



だけど冷静に考えてみれば年頃の・・・兄が言うのも変だが、顔も可愛くスタイルが良い娘が今時、処女なわけがないと・・・。






「そ、そっか・・・だろ?なっ!?男はパイパンに喜ぶんだ!しかも天然だぜ!」






少し・・・いや、かなり動揺しながら余り説得力の無い言い訳をしていた。






「へぇ~そーゆーものなんだぁ・・・」






さっきまでの恥ずかしがってた表情から段々いつもの明るい笑顔の表情に変わってきた妹が感心した顔で言ってきた。






「そうさー!剃って作った紛い物のパイパンとは違う、天然物のパイパンは、そうそうお目に掛かれる物じゃないんだぜ~」






変に力説する俺がそこにいた。






「それがこんな身近な所に居たなんて、正に灯台下暗しってヤツだな♪」






段々言っている事が兄妹の会話とは思えない内容になっているのに、ふと気が付いたが、ここまできてもう後戻り出来ないと思った俺は、息子がギンギンにそそり立っている事に気が付いた。






「ヤベッ!天然パイパン見たらムラムラしてきちまった・・・」






臨戦態勢に入った息子を妹に隠すどころか逆に良く見える様に股間を強調した。



すると「わっ!凄いっ!こんな物見たこと無い」といった表情で俺の息子をじっと見つめてきた。






「いつ彼氏と別れたんだ?」






唐突な質問に凝視していた目線にハッとなりつつも、すぐさまその問いに答えてきた。






「んっと・・・二ヶ月くらい前かな・・・」



「何で別れたんだ?」






本当は聞かれたくない質問なんだろうけど、あえて聞くことにより、その傷ついた心を少しでも癒してやれたらと思う兄の優しさに気が付いてくれた裕子は少し躊躇しながらも答えてくれた。






「彼ね、中学の時通ってた塾で知り合った一つ年上なんだけどね、受ける学校はそれぞれ違ってたけど、お互い好きになったから、学校違っても付き合おうって言ってくれて、それから付き合い始めて、何時も優しくしてくれて、去年の夏に始めてHしてね、それが凄く彼上手くて、それから私いつも気持ちよくてイッちゃってた・・・やだ!こんな話、なにお兄ちゃんに真顔で話してんだろ恥ずかしい・・・」






・・・と、頬を赤くして恥ずかしがりながらも、決して嫌がって無理に話している訳ではなく、顔からは笑みがこぼれていた。






「だったら尚更なんで別れたんだ?」






微笑みが消え、悲しい顔になった妹は続けて






「彼、二又かけてたの・・・同じ学校の娘とね・・・家も近所みたいで良く会ってたらしいの・・・」






どうも、彼氏の誕生日にサプライズで驚かそうとプレゼントを持って自宅まで連絡無しで行った時、偶然その二又の彼女と会っていた所を見てしまい、問い詰めたところ白状して、その場で妹は別れてきたと言う訳だ。



まぁよくあるパターンとは言え、実際実の妹がそんな悲しい目にあったのかと思うと、その野郎に一発蹴りでも入れてやりたいと正直思った。



しゃがんでいた俺はスッと立ち上がり、優しく妹の身体を抱きしめて、頭を撫でながら、






「そーか、そーか、可愛そうに・・・お兄ちゃんが心の傷を癒してやるからな」と冗談は無しに言った。






すると






「ありがとう、お兄ちゃん・・・でも、この格好で言われても余り説得力無いんだけど・・・」






確かに、素っ裸で息子ギンギンにしている兄貴が失恋した妹を抱きしめて慰めても効果は無いのかもしれない・・・。



だが、妹は






「あのね、精神的なものは全然って言うと嘘だけど、それ程でもないんだ・・・」



「ん?」と怪訝な顔をした俺をチラッと見て直ぐに俯きながら



「実はね・・・その・・・彼ってHが凄く上手でね・・・別れた後も正直、身体だけの関係も良いかなって思って、彼に言おうと思ったんだけど、それを振った私から言い出したら何か負けだなって思ったら悔しくて言わなかったの・・・」






そんなにテクニックのある野郎だったとは!と、一瞬ムカついたが、話を続ける妹に意識を戻すと






「それでね・・・別れた後どうしても忘れられなくて、ほぼ毎日って言うほど一人で・・・その・・・でも、全然満たされなくて・・・」






妹の言いたい事は良く分かった。



つまり元彼とのセックスが忘れられなくて、オナニーで満たそうとしたけど無理だったと言う訳だ。






「それでさぁ・・・その・・・折角ここにこんな立派なのがあるから、良かったらお兄ちゃん、してくれない?」






そっと俺の息子に手を伸ばし包み込む様に上下に摩りながら上目遣いでねだってきた。






「え!?マジかよっ!?おまえ、ひょっとして、こうなる事を予測してたんじゃないのか?」と言う質問に妹はブンブンと首を左右に振り



「違うよっ!そんなつもりは全然なかったよ!途中までは・・・」と、最後は小さなかすれた声で言った。



「途中まではって何処からその気になったんだ?」



「えっ?・・・、お兄ちゃんのチンチンが大きくなったところからかな・・・」






目線をそらして少し言い難そうに、だけど決して嘘を言っている訳じゃなさそうだが、目を合わせてまでは恥ずかしくて言えなかった様だった。






「えっ!?じゃあナニ、濡れた服を脱ぐのには全然抵抗無かったの?」



「全然って訳じゃ無いけど、少なくともスッポンポンになって、アソコを見られるまでは平気だったよ」と、ちょっと照れた表情でニヤニヤと答えた。



「マジでっ!?」



「うん。だって、お兄ちゃんになら別に裸みられても平気だし、それに中学になるまでは一緒にお風呂入ってたじゃん!」






確かにそうだが、あの頃とは身体事情が違うから普通は嫌がって当然なのだが、






「どうして急に一緒に入ってくれなくなったの?私が何かいけない事したの?私の事が嫌いになったの?って色々考えちゃって寂しかったんだよ・・・」






悲しい目をして突然当時の事で寂しかったと言われ、また動揺してしまった。






「私お兄ちゃん好きだから、何時までも一緒にお風呂入ったり、同じ布団で寝たいって思ってたのにさ・・・」






少し不貞腐れた表情で突然告白された俺は






「あ、いや・・・嫌いになんかなるわけないじゃん!一緒に入らなくなったのは・・・やっぱり・・・その、いくら妹だからって年頃の女の子と何時までも一緒に風呂はどうなのかなと思ってさ・・・むしろ逆に裕子の方が嫌がらないか不安になったんだよ・・・」



「えっ?じゃあナニお互いで謙遜しあってただけなの?」と裕子は呆れ顔で言ってきた。



「まぁ、そう言う事になるかな・・・実はそれだけでも無いんだ・・・今だから言うけど、お兄ちゃんも裕子の事好きだから、もしあのまま一緒に過ごしてたら、きっと俺我慢できなくて裕子の事無理やり犯してかもしれない・・・だから、あえて一緒の時間を少なくして理性を保とうとしていたんだ・・・」



「・・・。そっか・・・」






妹は何だか申し訳ない事を言ってしまったと言う様な表情で呟いた。






「だけど、その理性も今日の裕子の身体を見たら、もう吹っ切れたよ!俺もう我慢出来ない!裕子が欲しい!」






がばっと、再び妹の身体を抱きしめたが今度はさっきの様な優しくではなく力強く抱きしめた。



すると妹も抱き返してきて「うんっ!私もお兄ちゃんと一つになりたい!」と言ってきた。



そっと離れると唇を重ね合わせ舌を絡ませた。



傍にあるベンチにお互い正面を向いて跨る様に座ると再びキスをした。



そのまま妹の身体を倒し仰向けに寝かせると、たわわに実った二つの果実にそっと両手の掌をのせ、包み込む様に丸く円を描く様な動きでゆっくりと揉み始めた。






「あっん♪」






まだ一人の男性としか経験の無い割には感じ方が相当なもので、恐らく、悔しいかな俺の知らない所で、ほぼ毎日の様にセックスをしていたに違いなかった。



悔しく思った俺は、そんな二又野朗なんかに負けねえとばかりに、妹を喜ばせた。



自慢じゃないが、俺もかなりのテクニシャンだと自画自賛している。



俺には特定の彼女は居ない。



その代わりセフレは何人かいて、常に誰かとほぼ毎日セックスをしていた。



実はその日の夜も誰かと連絡を取って一戦・・・どころか時間が許すまで、やるつもりでいた。



そのお陰か、かなりのテクニックを身につけてはいると思っている。



それとバストサイズの見分け術?も・・・ゆっくりと、ゆっくりと、乳房を揉み解す様な動きを続け、決して乳首には触れる事はせず、今度は舌を使い乳房の外周から徐々に中心に向かって舐め回し、そしてやはり乳首には触れず焦らすだけ焦らしてやる。






「あ~ん♪オッパイ気持ちイイ~♪」






再び掌で包み込み揉み始めると今度は舌で上半身を舐め回す。



キスをして、耳を舐め、首筋から鎖骨、脇の下、胸の谷間、ヘソの周りと、とにかく一番敏感な乳首以外を徹底的に舐め回すことにより、乳首に意識が集中してくる。



早く触って欲しい、舐めて欲しい、と言う欲求を極限まで高めてやり、そして乳房の下側から舐め上げる様に舌を這わせ、乳首を弾く様に舌を動かす。



すると「きゃっ!わぁ~ん♪」と身体をビクッと震わせて最高に感じてしまう。



それからは乳首を集中的に舐めまわす。



時には吸ったり、歯で甘噛みしたり、とにかく乳首がコリコリになるまで刺激し続ける。



そうすると「あ~ん♪あっ!あっ!ダメ!イッちゃう!気持ちイイ~♪」この繰り返しだ。



次第にハア、ハアと息が上がり始めグッタリしてきたら、一旦刺激を加えるのを止める。






「ハァ、ハァ・・・凄いよ、お兄ちゃん・・・まだオッパイしか触られてないのに、こんなに気持ちイイなんてハァ、ハァ・・・なんで?ハァ、ハァ・・・」



「どうだ?凄いだろう?まだまだ、これからだぜ!」



「マジでぇ~♪凄ーい!ハァ、ハァ♪」



・・・と、このまま愛撫を続けると直ぐに終ってしまうので、今度は妹に俺を気持ち良くしてもらう様にした。






「と、その前に、今度は裕子が、お兄ちゃんを気持ち良くしてくれよ」






そう言われベンチでグッタリ仰向けになっていた妹が、むっくりと起き上がり「うん♪」と満面な笑みをして答えた。






「どうすれば良いか分かるよな?」



「うん。わかるよ♪」






そう言うと右手で息子を握りシコシコとゆっくりと擦り始めた。






「お兄ちゃんの大っきい~♪」



「そうか?」






俺自身、人と比べたことが無いので実際大きいのか分からないが、セフレ達も同様に大きいと目の色を変えていた。






「こんなに大きいの入るかなぁ・・・」



「怖いか?」






少し不安げな表情になった妹に尋ねた。






「ううん。怖くは無いよ・・・ただ、ここまで来て、いざ入れようとしたら痛くて入らなかったなんて事になったら、お兄ちゃんに申し訳ないかなぁって・・・」



「なーに、大丈夫さっ!このぐらいの太さ軽く入るよ♪」



「え~なにその言い方~?まるで私が遊びまくったヤリマンみたいじゃん!」






ちょっと不貞腐れた顔でブーたれるところも可愛く思えてきた。






「そんな意味じゃないよ!遊びまくったなんて、まるで数え切れないほどの男とやりまくったみたいな言い方して」



「だ・か・ら、してないって!」



「わかってるよ♪別れた二又野朗だけだろ?」



「うん・・・」



「けど回数は数え切れない程なんだろ?♪」



「うっ、うん・・・」






カーッと顔を真っ赤に染めて照れ臭そうにでもちゃんと答えてくれるところが、妹じゃなかったら絶対彼女にしていだろうなと、今更後悔していた。



そんな会話をしている最中も妹の手は規則正しく上下に動かしている。






「あ゛ーーー!もう!恥ずかしいなぁ!はいっ!この話はお終いっ!パクッ!」






照れ臭いのを誤魔化す様に俺の物を咥え込んだ。



裕子の口の中でゆっくりと舌が亀頭を舐め回し、それと同時に右手も上下に動かし、ググッと喉奥にまで咥え込んだかと思うと、今度は裏筋に舌先を当てて、ゆっくりと上下に動かしたり、舌先で鈴口と裏筋の境目の一番敏感な所をチロチロと刺激したりと、かなりおしゃぶりも教え込まれた様に思えた。



思わず「うっ!」と、射精感が込み上げては消え、込み上げては消えと、俺の方も余裕が無くなって来ていた。






「随分とフェラも教え込まれた様だな?」






そう聞くと「んーん・・・」咥えたまま首を左右に振り答えた。



すると一旦口から出すと






「大して教えてもらってないよ・・・やり方だけ簡単に教えられて、後は自分が一番気持ち良くなる場所を集中的に舐めてって言われて、ココの部分を良く舐めさせられたよ」と、鈴口と裏筋の境目の敏感な部分を指先でちょんと突付きながら答えた。



「そこを攻めると直ぐに出しちゃうから、出されて嫌なわけじゃないけど、何だか優越感が足りないんだよね・・・私の口で彼が気持ち良くなって射精したっ!みたいな・・・」



「彼にしてみれば、最初に口で出しておけば、本番では長続きするし、直ぐに出せば本番も早く出来るからって魂胆だったみたいだけど・・・だから私自分で色々な雑誌とかみて自分なりに研究してみたの」






そう説明している間も一時も休まず手は動いて俺に刺激を与えている。



なるほどな、と俺は思った。






今度は袋を舐め始め口に含むと玉を舌の上でコロコロと転がす様に動かし始めた。



何人も居るセフレも、ここまでしてくれるセフレはそんなには居ない。



だから久し振りの感触に更に射精感が増してきた。



そろそろやばくなった俺は妹に「今度は俺の番」と言って、再びベンチの上に仰向けに寝かせると、今度は足を持ち上げてM字開脚にすると、無毛な透き通る様な綺麗なアワビへ顔を近づけて行った。



そして、ここも胸同様、一番刺激が強い所は避けて、周りから舐め始めた。



プックリと膨らんだ丘の両側から攻めていくと、「キャッ♪キャッ♪」と、くすぐったがっている。



今度はさっきと逆に敏感な所から遠ざかる様に、太腿の方へ舌を這わせて、舌へ下がりアナル周辺へ刺激を与える。



すると






「あんっ♪そこは汚いよ~お兄ちゃん」






そんな柔らかい口調で絶対そこはダメって訳ではなさそうで、だけどアナルは元彼には開発されていない様で、これは新たな快楽を教える絶好のチャンスだと思えた俺は、早速実行に移った。



アナル周辺を満遍なく舐め回すと、いよいよ菊門へ突入!






「あっ!あ~ん♪」






一瞬アナルを舐められた事に驚いた声を上げたが、直ぐに快感の波が押し寄せてくると、我慢しきれず喘ぎ声を出してしまった。






「あん♪ダメだよ・・・汚いよ・・・あんっ♪」






本心はそんな恥ずかしい所を見られるだけでも嫌なのに、舐められるなんて行為をされ、どうしたら良いか分からなくなった妹は、止めて欲しい、けど止めないで欲しい、と言う葛藤をしていたのだろう。



俺は構うことなくアナルを舐め続けた。



時には舌先を押し込むように突きつけたり、皺の一本一本を舐める様に、ゆっくりと、ゆっくりと時間を掛け舐めていった。



するとやがて、割れ目からツツーと一筋の透明な雫が流れ落ちてきた。



アナル攻めに感じたのか、愛液が溢れてきたのである。



それを俺は舌先ですくい取る様にアナルから上へ舌先を移動していった。



そして、湧き出ている箇所に到達し更に上へ舌先を滑らせると、そこはもっとも敏感なクリトリスがムックリ皮から飛び出し顔を出していた。



そこへ舌先を優しく触るか触らないか位の微妙な力加減でなぞった。






「ヒャッ!あんっ♪」






今まで以上に身体をビクつかせ声を上げた。



もう一度、同じ要領でクリトリスを攻め始めた。



徐々に力を加え刺激を強くしていくと






「あんっ!あんっ!あーん!だめ!だめ!イッちゃう!イッちゃう!あ~ん♪お兄ちゃ~ん♪」






そう喘ぐと次から次へと愛液が溢れ出しアナルまで流れていくのを舌先ですくい、ジュルジュルと音を立てて飲み干した。



湧き水の水源を口で覆うようにして、舌先を膣口へ差し込むと妹はハァハァと息を荒げ始めた。



溢れる液を吸い出し喉を潤す様に飲みまくった。



段々と妹の様子が変わり始め、「お兄ちゃ~ん、お兄ちゃ~ん・・・欲しい・・・」と、とうとう我慢し切れなくなって来たようだった。



俺は口を離し、両手で妹の太腿を広げていたのを今度は妹自身に持たせて、M字開脚を続けさせ、右手の掌を上にして、中指だけをそっと膣口から挿入していった。






「あ~ん♪」






根元まで入ると今度は指を曲げて、いわゆるGスポットを集中的に攻めるべく、前後にゆっくり動かし始めた。



すると「あっ!あんっ!あ~ん♪」と近所も気にせず遠慮無いきもちよさそうな喘ぎ声をだした。



その手の動きを段々と早目て行くと、喘ぎ声も一層大きく激しくなる。






「あっ!あっ!ダメっ!ダメっ!あんっ!あんっ!あっ!あっ!イクっ!イクっ!イッちゃう!あー!あー!」






もうこれ以上、早く動かせないぞというほどの動きをすると、膣内から愛液がまるでオシッコの様にピチャピチャと飛沫をあげ俺の腕を濡らし始めた。



いわゆる潮吹きってヤツだ。






「ダメーっ!イクーっ!」と、太腿をガッチリ掴み背中を丸め上半身へくっつけるように力んで叫んだ時だった、俺は腕の動きをピタっと止めて、妹がイク寸前で刺激を与えるのを止めてしまった。






すると妹は「ハァー、ハァー、もう・・・少し・・・で・・・ハァ、い・・・行けた・・・のに・・・ハァ、ハァ」と、不満を言って来た。



俺はそれが目的だった。



指マンで行かせては本番での快感が半減してしまうからだ。



十二分に興奮させておいて、本番に入ると大抵の女は直ぐにイってしまい、だけど何度も何度も行き続ける。



その間俺は大して腰を震う事無く長い時間、挿入し続けられるのだ。






不満いっぱいの妹に



「よーし、もっと、もっと気持ち良くしてやるからなぁ♪」



そう言って息子を膣口に宛がおうとした時、ゴムの準備が無い事にハッとなった。






「あっ!ゴムが無い・・・」






そうつぶやくと妹は「今日は大丈夫だよ♪」と、その言葉に俺は万が一って事もあるしなぁと一抹の不安があったけど、ここで一旦ゴムを取りに部屋に戻ったら、もう妹の興奮も冷めて白けてしまうと思ったので、生で挿入することにした。



息子を膣口にあてがい上下に動かし亀頭に愛液を十分塗すと、いよいよ狙いを定めて挿入に入った。



ゆっくりと腰を押し出し、膣口を押し広げるとメリメリ音が聞こえそうな感じがした。






「くっ!う~ん・・・あっ!あ~ん♪」






ゆっくりと根元まで挿入すると一旦動きを止めた。






「うおー!この締め付け具合!最高!きつくも無く緩くも無い、さらに生って所がたまらない!」



「あ~ん♪気持ちイイ~♪あんなに大きいからきつくて痛いかと思ったけど、全然何でもな~い♪って言うか最高♪あ~ん♪アイツよりも気持ちイイかも~♪やっぱ兄妹だから相性が良いのかなぁ?」






とうとう二又野郎は「アイツ」に成り下がってしまった。



確かに兄妹だからなのだろうか、今まで経験してきた、どの女よりも自然に素直に気持ちがイイと思った。



セフレ達も確かに気持ち良いが、何かしら癖がある。



上手く言えないが最初から最後まで素直に気持ち良かったと言えた女は正直居なかった。






「そうだな、兄妹だから相性ピッタリなんだな!」






ゆっくりと腰を引いて抜ける寸前まで引きカリ部分が膣口に引っ掛かると、再び挿入を開始、膣奥まで腰を押し出す。






「あ~ん♪気持ちイイ~♪もっとぉ~♪」






段々とピストンを早めていく。






「あんっ♪あんっ♪あんっ♪」






奥深く突き刺さる様な動きに合わせて喘ぎ声が上がる。



少しでも気を抜くと直ぐに発射してしまいそうなくらい気持ちが良かった。



それをなんとか堪えて、裕子を存分に楽しませ、また楽しませて貰った。



一旦動きを止めると繋がったままベンチの上で裕子の身体を横向きにさせ、更にピストンを始めた。






「あんっ!凄い!気持ちイイ・・・あんっ♪当たってる所が何時もと違くて気持ちイイ♪」






どうやら二又野朗は余り変わった体勢ではやっていなかった様で、このスタイルは裕子自身も新鮮で気持ちよがった。



俺は腰を回転させる様な動きでピストンを続けた。






「あ~ん♪あ~ん♪」






もう近所なんか気にする余裕なんか無かった。



俺自身もかなり興奮していた。



段々射精感が強くなっていた。



今度は横向きから地面に四つん這いになる様に、ベンチから器用に繋がったまま降りると、バックの体勢で裕子の腰を掴み、ピストンを開始した。



どの女もそうだけど、バックはやはり気持ちが良い。



息子の一番気持ちが良い部分が擦れて直ぐにでも果ててしまいそうになる。



なので、まずはゆっくり動き出す。



すると裕子も今まで以上に気持ちよがる。






「あ~ん♪バック最高~♪」






ゆっくりだが、わざと奥深くに当たる様に最後は力を込めて腰を打ち付けると、「あっ!ダメっ!くっ・・・う~ん♪」と、今にもイッてしまいそうな喘ぎ声を上げる。



何度かその動きを続けると、本当にイッてしまった。






「あーー!ダメ~イッく~♪」






身体を仰け反らせビクッビクッと震わせたかと思ったら、ガクッと頭を垂れハァハァと荒い息をしだした。






「なんだ裕子イッちゃったのか?」



「うん・・・ハァハァ・・・」力無い声で答えた。



「まだまだイカせてやるぜ!」



「えっ!?」






裕子の声も聞かぬうちに俺はピストンを早めて動きを始めた。



パンッパンッと音が聞こえる程、強く、激しく、腰を打ち付けると裕子も声にならない声で絶叫に近い喘ぎ声を上げた。






「あ゛ーーー!ダメェーーーー!イッくーーーー!」






何度もビクビクと身体を震わせイってしまった。



そろそろ俺自身も限界に近づいていた。



裕子の腰をしっかり掴み高速で腰を動かし始め、






「裕子!俺もそろそろイクぞっ!」



「あんっ!あんっ!いいよっ!イって!お兄ちゃんもイっていいよっ!あんっ♪」



「イクぞっ!イクぞっ!」






俺はイク寸前で裕子から抜き背中に射精するつもりでいた。



だが、予期せぬ動きを裕子にされてしまい、予定通りには行かなかった。



突然、裕子の上半身が宙に浮くと、仰け反りそのまま俺にもたれ掛かって来た。



それを俺は必★に支えることしか出来ず、そのまま後ろへ裕子を抱きかかえる格好で倒れこんでしまった。



当然繋がったままである。



限界を超え射精感を抑える事が出来ない俺はそのまま中に発射してしまった。



ドクドクと裕子の膣内に多量の精液が流れ込む。



流し込んでいる感が良く分かった・・・仰向けに裕子を抱きかかえたまま中出ししていた。



射精が終ると俺は繋がったまま体を起こしハァハァと息を荒くしている裕子の顔を覗き込み声を掛けた。






「大丈夫か?」



「うん・・・ハァハァ・・・サイコー♪エヘへ♪」






目は閉じたままだったが、口元は確かに笑っていた。






「お兄ちゃんも気持ち良かった?」



「ああ。気持ち良くない訳が無い・・・なんたって生挿入で中出しだもんな・・・」






正直俺は心配だったが、生で挿入した時点で妊娠の危険性は大いにあるのだが、安全日だと言う事で余り心配はしなかったが、流石に中出しはまずいだろうと思った。






「あはは・・・ホントだぁ中出ししちゃったね♪出された瞬間分かったよ♪お腹の中がパァーって温かくなるんだもん♪何か不思議な感じがしたよ♪あ~ん♪癖になりそ~う♪」



「しちゃったねって・・・アイツにも中出しさせたのか?」






俺は率直に聞いてしまった。






「ううん、させてないよ!生では何度かしたけど、中には一度も出させてないよ!」






はっきりと主張してきたので、俺の疑問は益々強くなった。






「じゃあ、何で俺には中出しさせたんだ?」



「させた訳じゃないよ・・・たまたま?って言うか、偶然?事故?ん~お兄ちゃんだから良かったのかな~エヘ♪」






益々訳が分からなくなった。






「なんだよそれ?それじゃ何か、もし妊娠しても良いって言うのか?俺との子供なら?」



「ん~そうかな・・・うふっ♪」






何かはっきりしない答えだったが、裕子の気持ちが少し嬉しかった。



けどやはり・・・。






「そっか・・・」






俺はまだ繋がったまま裕子をそっと抱きしめた。



しばらくそうしていると不意に裕子が、「ねぇ、お兄ちゃん、まだ大きいままだよね?」と尋ねてきた。



そこで俺は初めて気が付いた。



そう言えば繋がったまま息子はまだビンビンにそそり立ったままだった。



大概通常は一発抜くと暫くは通常サイズに戻るのだが、この日はなぜか戻る事無く、臨戦態勢のままだった。






「お兄ちゃん、何時もこんななの?」



「まさか!今日は特別だよ。ナゼだか興奮しっぱなしなんだよ・・・相手が裕子だからかな♪」



「ホント!?」



「ああ」



「えへへ~♪何か嬉しいなぁ♪」






俺は正直な気持ちを伝えた。






「なぁ、このまま続けていいか?」






俺はこの興奮は暫く収まらないと思ったから、そのまま続けたいと裕子に申し出た。






「うんっ♪」






裕子は快く引き受けた。



俺は仰向けに寝ると、裕子にそのまま背面騎上位で腰を動かせた。






「あんっ♪気持ちイイ♪」






潤滑剤が増え更に滑らかな動きになった俺達の性器は一つに繋がったままお互いの肉を擦り合わせた。



裕子の腰の動きに合わせて俺も腰を浮かせた。



裕子が腰を落とすのに合わせ俺は腰を浮かせ膣奥深くに亀頭を打ちつけた。






「あんっ♪」






今度は裕子に身体を回転させて対面騎上位になった。



俺は手を伸ばし上下に揺れるDカップバストを鷲掴みグニャグニャと揉み潰した。






「あ~ん♪オッパイも気持ちイイ~♪乳首!乳首摘んでぇ~♪」






そう言う裕子のリクエストに答えて、乳首を摘んだ。






「あっ!あ~ん♪」






一瞬ビクッと震えると、その気持ちよさを全身で表現するかのように更に上下運動が激しくなった。



裕子の身体を倒させキスをしながら腰を動かし続けた。



舌と舌を絡ませ、口の回りが唾液でベチョベチョになるのも構う事無く舐め回した。



そのまま舐め回しながら今度は俺が上半身を起こし、対面座位の格好でオッパイと乳首を刺激しながら、なおかつ腰も動かせつつキスをしまくった。



そして、裕子を寝かせて正常位で更に続けた。



どの位の時間が経ったのか分からなかったが、やがて繋がった部分は愛液と精液でベチョベチョに泡立って来ていたが、そんな事お構い無しに快楽を求め続けた。



その間に裕子は数え切れないほどイッてしまっていた。



そろそろ俺も2回目の射精感が襲ってきた。



今度はもう遠慮無しに中出しさせて貰うつもりだったから、とにかく射精に向けて腰を振り続けた。






「あんっ♪あんっ♪あんっ♪イク~♪イク~♪イッちゃう~♪」



「うっ!くっ!俺もそろそろイクぞっ!ふんっ!」






腰の動きを最高に早くして裕子に訴えかけた。






「あっ!あっ!あっ!イクっ!あたしもイクっ!イッちゃう!あーーーーー!イッて!お兄ちゃんもイッて!」



「イクぞ!中でイクぞ!?出すぞ!?中に!」



「うんっ!うんっ!いいよっ!いいよっ!出して!出して!イッパイ出して!お兄ちゃんの精子イッパイ中に出してっ!あーーーー!イックーーーー!」



「くっ!」






次の瞬間、俺は裕子の膣奥深くに亀頭を押し付けるとピタっと動きを止め、ドクドクっと2回目の射精量とは思えない程の精液を膣奥の壁に叩きつけた。



出し切ると俺は裕子にそっとキスをした。



そして、ゆっくり息子を抜いて裕子の隣に同じ様に仰向けに寝転んだ。



ハァハァと荒い息を吐きながら、俺は裕子に尋ねた。






「裕子ハァ・・・気持ち良かったか?ハァ・・・」



「ハァ、ハァ・・・うん・・・ハァ、サイコー♪中出しがこんなに気持ち良いなんて・・・ハァ、マジ、ヤバイよ!ハァ♪」






夏の暑さを凌ぐ為に水遊びをして全身びしょ濡れになっていた身体が、いつの間にか汗でずぶ濡れになっていた。



俺はスッと起き上がると、ホースノズルを持ってきて、シャワーで自分のアソコを簡単に洗い流した。



同様に裕子のアソコも精液と愛液でグチョグチョになっているのを簡単に洗い流した。






「キャッ!冷た~い♪」






膣内に中指を入れてかき出す様にすると、「あ~ん♪また感じちゃう~♪」なんて言ってくる。



共働きの両親は、帰りが遅くなることはあっても、夕方18時以前には絶対帰ってこなかった。



何時も必ず母親のが先に帰宅してくる。



だけど、何時までもいちゃついてはいられなかった。



母親が帰って来てしまう前に何時もの兄妹として振舞って怪しまれない様にしなければならなかった。



リビングの時計を見に行くと、16時を回ろうとしていた。



夏の日差しは傾くのが遅いから、ついつい時間を忘れてしまう。



そろそろ何時もの様にしなければと、裕子に話す。



裕子も承知して、「とり合えず、シャワーだけでも浴びたいよね」と言うので、脱ぎ散らかした服を持って浴室へ向かった。



裸のまま服を持って家の中に入り、洗面所兼脱衣所に置いてある洗濯機の中へ服を放り投げる。



二人で浴室に入ると、「お兄ちゃんとお風呂入るの久し振りだね♪」と言ってきた。






「そうだな・・・4年振りくらいか?」



「そうだね」






セックスまでした兄妹が今更一緒に風呂に入ったところで何がどうなる訳ではないが、何か懐かしいものを感じた時だった。



シャワーノズルから、今度はお湯が出てくる。



最初は裕子が俺の身体を洗ってくれると言うので、洗ってもらった。



スポンジにボディーソープをタップリ付け泡立てると全身隈なく洗ってくれた。



最後は掌で息子を愛しむ様に丁寧に洗ってくれた。



当然、ビンビンにそそり立ってしまった。



それを見た裕子が「わっ!凄い♪本当にこんなに大きいのが入ったんだよね~」と、今更ながらに感心していた。






一旦シャワーで泡を流すと、肉棒はそのままにして、今度は俺が裕子の身体を洗ってやった。



スポンジにボディーソープを付け、二三度揉んで泡立てると、裕子の全身を隈なく洗った。



特に大事な所は丁寧に指も使って洗った。



全身の泡を流すのと同時に膣内に残っている精液も残らぬ様に、再びシャワーを膣内に向けて指を併用して洗い出した。



お互いの汗を洗い流し終わると、突然裕子が「お兄ちゃ~ん、オシッコ~」と、股間に手を宛がい子供の様な言い方をしてきた。



そこで俺は、「じゃあ、浴槽の縁に乗っかってしてみ」と、注文をつけると裕子は「こう?」と俺の言う通りの格好になった。



すると、ツルツルのアソコはパックリ二つに割れハッキリと各部が見て取れた。






「あ~ん、なんか恥ずかしい~」






そうは言うけど止めようとはしない。



そして俺は少し意地悪をした。



尿道口を指先で塞いでやったのだ。



すると、出したくても出せない状態になる。






「やー!お兄ちゃんオシッコ出ないよ~」



「あはは♪やっぱ出ないか♪」






そう言って指をパッと退けると、シャー!と勢い良く噴射してきた。



その裕子の小便を俺は身体にもろに掛かってしまった。






「うおっ!暖っけ♪」






更に俺は顔を近づけ、顔に浴びると今度は口を開けて裕子の小便を口に含んだ。






「やだー!お兄ちゃん汚いよー!」






入りきらない小便は口から溢れ出し身体を伝って流れ浴室の床へと滴り落ちていった。



浴室は裕子の小便のアンモニア臭で充満した。



俺は全然嫌な匂いに感じなかった。



やがて放尿が終わり、口の中の小便をゴックンと喉を鳴らして飲み干した。






「エーッ!お兄ちゃん飲んじゃったの!?」






驚く妹の顔を楽しげに見た後は、尿道口をぺロッと舐めて綺麗にしてやった。



その瞬間、裕子は「キャン♪」と可愛い声を出した。



裕子の小便の味は正直しょっぱいだけだった。



けど、嫌なしょっぱさじゃなかったのは、その時既に俺は妹の虜になってしまっていた証拠なのだろう。






余りにも美味しそうに飲み干したものだから裕子が逆に興味を示して、「私のオシッコ美味しい?お兄ちゃんのも美味しいのかな?」なんて聞いてくるから、「飲んでみるか?」と言ってやった。



すると「えっ?出るの?」と驚いた顔をしたので、「ああ、俺もちょうどしたいところだったんだよ」と言うと、「そ、そう・・・ん~じゃあ、ちょっとだけ、飲んでみようかな・・・」と、少し引きつった笑顔で言ってきた。



無理してるなと思ったけど、俺はかまう事なく小便をした。



裕子を床に座らせ、おしゃぶりをさせる様な体勢で息子を軽く咥えさせると、その咥内目掛けて小便をした。



シャーと音を立てて口の中いっぱいに小便が満たされると、入りきらない分が溢れて零れた。



裕子の身体前面に俺の小便が伝って流れ落ちていく様は何とも言えない興奮があった。



溢れ出し始めたら、どうしたのか裕子はゴクゴクと喉を鳴らしてドンドン飲み干していった。



最終的には殆どを飲んでしまったみたいだった。






「プハー♪御馳走様~♪」



「なんだよ~ちょっとだけなんて言っといて、ゴクゴク飲んでんじゃん!」



「へへー♪何かねー途中から美味しく感じちゃって全部飲んじゃった♪」






そう言うと俺が最後裕子にしてやった様に、息子の先っぽをぺロッと舐めて綺麗にしてくれた。



そのままフェラチオが始まった。



ペロペロ、チャプチャフ゜と音を立てて、さも美味しそうに肉棒をしゃぶる。



しゃぶりながら裕子は片手を自分の股間へやりオナニーを始めた。



代わる代わる手を入れ替えて俺を気持ち良くするのと同時に自分も気持ち良くして興奮を高めていた。



俺はそのまま咥内射精して精飲させようかと思ったが、今さっき小便を飲んだ・・・と言うより半分強引に飲ませた感があったので、やはりここも下の口の中に出させて貰う事にした。






恐らく裕子の膣内は十二分に濡れているだろうと思ったので、「裕子、立って少し前屈みになって壁に手を付けてごらん」そう言うと素直に従って、俺に言われる前に自らお尻を突き出す格好をしてきた。



俺はその熟れ始めた白桃を両手で挟み、いきり立った肉棒を滑った膣口へ宛がうと、腰を前に押し出してやった。



すると裕子自身からまるで飲み込む様にスルっと入っていってしまった。



こんなにも相性ピッタリな性器が存在しただなんて、夢にも思わなかった一瞬だった。



根元までズッポリ咥え込んだ肉棒を今度はゆっくりとした動きで抜ける寸前まで引き抜き、再び膣奥まで押し込んだ。



段々速度を増し、パンッパンッと激しく音を立ててその後、再び全身を洗って何事も無かった様な、何時もと変わらない態度で両親の前では過ごした。






実の兄妹で初めて性交しただけでも凄い事なのに、更にはお互いの小便を飲尿するなんて、俺たちは変態兄妹だったと今更ながら思った。