モテないオレが人生の中で唯一楽しませてもらった女関係の話。






オレには2つ年上の兄がいて、別にべったりくっついてるわけでもなければ、嫌い合ってるわけでもない。



まあ、どこにでもいる普通の兄弟だ。



オツムの中身もさすがに兄弟で、兄がやっと滑り込んだ2流大学に2年後のオレもなんとか引っ掛かった。



2人して同じ大学に入ったのを機に、両親は祖父母の世話と、前から口にしてた憧れの田舎暮らしのために四国の実家に帰っちまった。






けど、男2人を悠々の一人暮らしをさせるほど裕福でもなかったので、兄弟でひとつの部屋を借りての下宿暮らしになった。



少し古いハイツみたいなところで、玄関から入って左手に簡易キッチン、右手にユニットバスがあって、奥にリビング(オレの部屋)、襖一つ隔ててリビングと同じくらいの和室(兄の部屋)があるという造りだった。



隣り合って暮らせば嫌でも毎日顔を合わすが、まあプライベートな部分はお互い極力触れないよう暗黙の了解は出来ていた。






オレと兄はオツムの中身は同レベルだったが、兄弟で似ているのはそこまでだった。



兄は小顔で河相我聞を少し切れ目にして口を小さくした感じ。



中高と体操をやっていたので体も引き締まっており、よくモテるタイプだった。






オレはというと顔は大きく馬面で、背こそ兄より高かったけど痩せており、おまけに父親譲りのギャランドゥが濃く、みんなでプールや海に行くのも恥ずかしかった。



同じ兄弟でこの差はなんだ?



もし★んで神様とやらがいたら小一時間問い詰めてみようと今でも思ってる。



まあ、それでも兄が憎いわけじゃないよ。






容姿が違うと性格も違ってくるのか、女関係にあまり積極的になれないオレと違って兄はそっち方面もお盛んだった。



サークルやゼミ、バイト関係などちょくちょく女の子を連れてくる。



時には男も含めた複数で、時には単体で。



オレは、(ああ、これはやるな)という雰囲気を察した時は用もないのにお出掛けして(チクショー、いいなぁ)って思いながら友達と遊んだり、パチンコで時間潰したりしてた。



と言っても取っ替え引っ替え彼女を変えるというわけではなく、本命の彼女というのがちゃんといた。



オレが大学入りたての頃は伊藤美咲みたいな美人の彼女がいた。



美人が苦手なオレはあまり話とかしなかったが。






この伊藤美咲とは夏頃に別れたようで、秋頃から付き合い始めたのがNちゃんだった。






彼女を見たとき、オレは思いっきり兄に嫉妬したよ。



だってもろオレの好み。



直球ストライクど真ん中。



顔は磯山さやかをもっと幼くした感じで、背は小さくて150cmちょっとくらいかな。



小さい割にはスタイルも良さそう。



髪の毛は肩より少し長いくらいを後でまとめてた。



オレと同い年の短大生らしい。



スク水着させたら、北半球の素人部門で5指に入るんじゃなかろうかという容姿だった。



前の彼女が美人系だったくせに、Nちゃんはもろロリ系。



(いつ趣旨変えしたんだ?)と思ってたら彼女の方から告白してきたらしい・・・ハァ。






それまで極力兄とはプライベートな時間は接してこなかったのに、Nちゃんが遊びに来るようになってからは、まるで昔からの大親友のような態度で兄たちの会話に入っていくようになった。



だって、Nちゃんとできるだけ接触したかったんだもん。



兄も別に気にならないようだったし、なによりもNちゃん自身が案外にオレに懐いてくれて、3人で飯行ったり部屋でビデオ観たりするくらいはするようになった。






しかしNちゃんは、ある困った性格の持ち主だったんだ。



別に悪い性格ではないんだが、彼女はいわゆる八方美人なタイプだった。



それだけならいいんだけど、その言動が男をその気にさせるというか、男の虚栄心をくすぐるというか。



とにかく思わせぶり。



しかも半分以上はそれを自覚してやってたんだと思う。



兄に敬語口調で話すために、同い年のオレに対しても同じような口調で、語尾を伸ばして甘えるような話し方をする。






例えば・・・。



「えぇ、バイクに乗ってるんですかぁ。今度後に乗せてくださいよぅ」



「◯◯のケーキが美味しいらしいですよぅ。今度食べに行きましょうかぁ」



「この映画面白そうだけど、怖そうだから一人では観れませんよねぇ」



ってな感じで。






あの容姿でこんなこと言われたらどんな男だってその気になるって。



オレだって兄の彼女って知らなかったら絶対夢中になってる。



いや、知ってても結構夢中だったんだけど。






よくは知らないけど、多くの男どもが彼女の言動に振り回されたんじゃないかなぁって想像できる。



彼女はいわゆる小悪魔なのだ。



しかし兄は告白された側の余裕なのか、彼女がそういう態度で愛想を振り回すのをあんまり気にしてなかったみたい。



オレならもう気が気でないだろうけどなぁ。






そんなこんなでNちゃんとも仲良くなれたオレだが、結局は兄の彼女。



その年のクリスマスは一人身でバイトに勤しんだ。



バイトから帰ってくると携帯電話が鳴った。



Nちゃんからだ。






N「今、Sさん(兄)とお友達とでクリスマスパーティの飲み会やってたんだけどぉ、Sさん飲み潰れちゃって帰れないんですぅ。T君(オレ)ごめんだけど迎えに来てくれませんかぁ」






普段なら、「ふざけるな、消費者金融にでも行って金借りてでもタクシー乗れや」って言うところだが、他ならぬNちゃんのお願い。



しかも今まで仲の良い兄弟を演じてる、いや、演じてもらっている立場。



しょうがなくお迎えに行くことにした。






兄は珍しくグデングデンに酔っていて、蹴ろうが殴ろうが起きやしない。



しょうがなくNちゃんと二人で車に押し込んで、下宿に引きずって持って帰った。



兄の部屋まで運ぶのもしんどかったから、オレの部屋の布団に寝かしつけた。



何が悲しくて聖なる夜に、好きな女でなく酔っ払った兄を自分の布団に押し込むミッションをこなさないといけないのか。



しかし、ひと仕事終えればNちゃんと二人きりというボーナスが付いてた。



これはいいクリスマスプレゼントだ。






オレたちは寝静まった兄(いや、実際は酔っ払いらしくウンウン唸っていたが)を襖で遮断して、兄の部屋(和室)にあるコタツに入り込んだ。



向かい合うような形でなくて、隣り合う(90度って言ったらいいんかな)ような形で。






N「ごめんねぇ。大変だったでしょう」






俺「いいよ、別に。目が覚めたら迷惑料払ってもらうから」






他愛もない話を続けていると突然、「それにしても外寒かったねぇ。私の手、こんなに冷たいよぅ」ってコタツの中でオレの手を握ってきた。



彼女の顔は笑っている。



オレは焦った。



ドキドキなんてもんじゃない。



アメリカンコミックなら間違いなく口から心臓飛び出してたと思う。



それでも、(いや、これはいつものNちゃんの思わせぶりだ)と平常心を失わないように、「ホントだ。冷たいねー」って答えた。






N「T君は今日バイトだったの?」






俺「うん、一緒に過ごす彼女とかいないからね」






N「えー、勿体無いなぁ。私もSさんがあんなになるんだったらT君と過ごせばよかったぁ」






(ウハ????????????????!)






この言葉はオレのハートをがっちりキャッチ!



しかしそれでも、(思わせぶり、思わせぶり)とチキンなオレは平常心を装った。






俺「ハハ、じゃあ、来年はお願いしようかな」






するとNちゃんはちょっと拗ねたような顔で、「あー、はぐらかさないでくださいよぅ」と言うと、握っていた手を離し、今度はあぐらをかいていたオレの太ももにその手を置いた。



ここまで来るとさすがに平常心を装ってられない。



息子も敏感に反応を始める。






俺「あの、Nちゃん?もしかして酔っ払ってる?」






N「なんでですかぁ?もしかするとT君、私のこと嫌い?」






そう言いながらNちゃんは太ももに乗せた手をゆっくりと擦るように動かした。



すでに息子は押さえつけようとするジーパンを跳ね上げて立派なテントを設営している。



オレはこのまま身を委ねたいのが半分、これはやばいんじゃないかというチキン半分で体が固まってしまった。



コタツの上に置いてある雑誌に急にただならぬ興味を持ち出したかのように、その一点を見つめていた。






そして、Nちゃんがついにジーパンの上からオレの息子に手を触れ、「あー、もうこんなになっちゃってるぅ。えっちぃ」と誘うように笑いかけた。






俺「Nちゃん、やっぱり酔ってるでしょ?」






オレが自分を抑えるためにもう一度聞くと・・・。






N「酔ってないとこういうことしちゃダメですかぁ?」






(・・・!)






この一言でオレも吹っ切れた。



コタツに入れていた手を伸ばし、彼女を引き寄せようとした。



マヌケにもコタツの足が二人の間にあることを忘れていたため、思いっきりわき腹をコタツの足にぶつけた。






「イテッ!」と叫ぶと彼女は、「フフフ」という感じで笑って、スルスルっとコタツの中に入っていって、「オジャマしまぁす」と言いながらオレの体の横から顔を覗かせた。



もう可愛くて可愛くてしょうがない。






さすがのオレもここにきて、『いいの?』などと引き返すような言葉は言わずに彼女の唇に貪りついた。



ホントはもっとスマートに行きたかったんだけど、その時は興奮しててそれどころじゃなかった。



軽いキスもほどほどに彼女の口に舌をねじ込むと、こういう荒々しいのを待ってたのとばかりに彼女も舌を絡ませてきた。






「ンッンッ」という彼女の吐息が漏れるのが聞こえる。






彼女の舌が暖かい。






左半身で体を支えながら右手で彼女の服の上から胸を揉む。



ごわごわとしたブラの感触だが、小振りながらに張りのある彼女のオッパイを感じとる。



我慢出来ずにキスを続けながら右手で彼女の半身を起こし、背中から服の中に手を差し込み、背中を擦りながら手をブラの方へと進めていく。



フォックに触ると同時に神業の正確さで外した。



再び彼女を寝かすと、今度は服の中でブラから開放された彼女の胸を弄った。



感激である。



まさに手のひらサイズ。



オレはゆっくりと乳房を揉みまくった。






彼女の吐息も、「ハァ、ハァ」と荒いものに変わっている。






彼女の興奮をもっと促すために、オレは自分のいきり立った息子をジーパン越しに彼女の太ももに擦りつけた。



そして唇を彼女の首筋に這わせながら右手で乳首を摘む。






「・・!」という反応とともに彼女が背中を伸ばして仰け反った。






N「手が冷たくて気持ちいい」






そう言いながら彼女は体を少しずつずらし、足だけを残す形でコタツから這い出た。



服を脱がしやすくするためだ。



オレもそれに合わせるようにコタツから出て、先に着ていたトレーナーとシャツを脱いだ。



胸毛を見られるのは恥ずかしかったが、彼女は何も言わなかった。



コタツから這い出ることで動きが自由になったオレは、今度は少しずつ彼女の着ているセーターを捲し上げた。



夢にまで見た彼女の胸が現れた。



乳首はきれいなピンク色で、真っ白なお椀型の乳房にはオレが揉みくだした指の跡が薄っすらと赤くなって残っていた。






「キレイだよ」と言いながらオレは乳房に舌を這わせる。






舌を下から上に、そして今度は乳首の周りを周回するようにぐるぐると舐め回す。



乳首には触れない。



ゆっくりゆっくり乳首の周りを舐めながら、近づいたかと思うと再び舌を乳房の外の方に這わすのを繰り返す。






N「いじわるぅ・・・」






彼女の懇願するような声を聞いて、初めて乳首に貪りついた。



舌を尖らせて先端でしっかり硬くなった乳首を転がすように舐め回す。






N「アァン、アァン・・・」






いつもの甘えるような声音でとろけるような喘ぎ声を出す彼女。



覆いかぶさるような姿勢になったオレは、右足を彼女の股の間に滑りこませ(書いてないけど彼女もオレと同じGパンな)、敏感な部分に太ももを押し付けた。






N「アー・・・」






Gパン越しとはいえ一番欲しかった刺激に彼女の声が高まる。






そこで一瞬我に返った。



考えてみれば隣に兄が寝てる。



彼女もその一瞬の躊躇に気づいたようだ。



が、少し笑いながら、「大丈夫だよ。それよりも脱がせて」とGパンのボタンを自ら外した。






オレも腹を括った。



バレたらバレた時。



それで別れるならオレが彼氏になってやる、って強気に思ったね。






Gパンを脱がすとそこには水色と白のボーダーの可愛いパンティが。



ロリな彼女には良く似合う。



再び彼女の上の覆いかぶさると、乳首を重点的に舐めながら、太ももの内側からヒザまでの間を指先でなぞるように手を動かした。



優しく優しく攻める。



筆で軽く擦るような感じだ。






N「ハァ、ハァ」






彼女は今度は声を上げなかったが、息遣いがどんどん荒くなる。



一度唇に軽くキスをした後に舌をどんどん下半身に近づけていく。



おへそからわき腹、太ももへと。



そしてさっきまで指でなぞっていた部分に今度は舌を這わす。



何度か繰り返したあと、次は足の付け根をパンティのラインに合わせて舐めた。



ちょうど秘部の1~2センチほど横の部分だ。






N「ンッ!」






彼女が声にならない呻きを漏らす。



しかしオレはそこでもそれ以上舌を進めない。



丹念に足の根元を舐めてはまた太ももの内側からひざまでを繰り返す。



散々焦らされて我慢出来なくなった彼女は、太ももを少し閉じてオレの体を挟むようにして抗議した。



こういう反応を待っていたオレは、すかさず彼女の顔に近づいて耳元で囁く。






俺「どうして欲しいの?Nちゃん」






N「うー、いじわるぅ」






俺「言わないとやってあげなーい」






まるで恋人みたいなやりとりを続ける。



その間もオレはパンティのラインにそって指をかるーくなぞっていく。






N「Nのぉ、アソコ舐めてぇ」






俺「アソコってどこ?」






N「えー、恥ずかしいよぅ」






オレは耳のそばまで口を近づけ、そっと囁く。






俺「オレしか聞いてないよ。言ってごらん。ここのこと?」






誘導するようにクリと思われる場所をパンツの上から軽くつついた。



彼女は、「アッ!」とうめいて小さな声で答えた。






N「Nのぉ、・・んこ・・舐めてぇ」






てっきりクリトリスという答えが返って来ると思ってたオレは、それ以上卑猥な言葉が彼女の口から出たのにびっくりした。



興奮はすでに限界を突っ切ってる。






俺「聞こえなかった。もう一回オレにだけ聞こえるように言って」






N「Nのぉ、おまんこ舐めてぇ」






軽くキスをした後、コタツに潜り込むようにしてNの股間に顔を近づける。



そして大事なところを隠してる布を横にずらした。



彼女のおまんこが見えた。



オレの興奮はもうレッドゾーンを振り切ってる。



実際床に押し付けてるだけでチンポが爆発しそうだった。



ビラビラも小さくキレイなおまんこで、見るだけでたっぷり濡れているのがわかる。



舌で割れ目をなぞった後、クリをそっと舐める。






「アッ!」という呻きが聞こえる。






もう彼女は完全にコタツから出ている状態で、オレは彼女の足をM字開脚のように開かせて夢中でクリを攻めた。



今までのやさしい攻めとは一転、クリを舌先で突付き、舐め上げ、軽く吸う。






N「ンー!ンー!」






大声を出さないように我慢するためか、布を噛むようにして抑えた喘ぎ声をあげながら、両手を伸ばしオレの頭に手をのせ背中を仰け反らせた。



もう彼女のアソコは愛液とオレのよだれとでベトベトになっている。



しばらくクンニを続けた後、今度は中指を筋にそって上下させてゆっくりと中に挿し込んだ。






N「ンーーーーーー!」






クンニの時点でかなり出来上がっていた彼女は、指を入れて数回動かしただけでイッてしまったようだった。



強引にオレの頭を引っ張って自分の顔のところに持ってきながら、「ごめんなさぁい、もうダメェ。これ以上やったら大声出ちゃうぅ」と訴えてきた。






「イッたの?」と聞くと、こくりと頷いた。



オレとしてはもっと指でいじめたかったが、『ごめんなさい』とまで言われると我慢するしかない。






N「今度はぁ」






そう言いながら彼女がGパンの上からオレの息子を擦る。



オレは脱がしてもらうのもまどろっこしくて、自らズボンとパンツを脱いだ。






N「わぁ、大きくなってるぅ」






当たり前です。



大きいどころかもう爆発しそうです。



彼女の手がオレの息子に直に触れた。



冷たい手が気持ちよすぎる。






「フフ」と小さく笑って息子をオレのお腹になするようにして、手の平で息子の裏側を擦る。



そしてオレの乳首をチロチロと舐めたながら手を玉の方に持っていった。



ビクンと反応したオレを見て、「気持ちいいですかぁ」と楽しそうに聞いてくる彼女。






俺「うん」






素直に答えると、すーっと下半身の方に潜り込んだ。



息子に生暖かい感触が走る。



首を持ち上げ見てみると、懸命に舌を伸ばした彼女がソフトクリームを舐めるような要領で、オレの息子の裏側を付け根から先端まで舐め上げてる。



その姿を見ると視覚だけでイッてしまいそうだ。



続いて今度は先端を包み込むような感触が。



しかし彼女の口が小さすぎるのか、あまり深くまでは入らない様子。



先端を一生懸命咥えてた。



オレのは普通サイズだと思うんだが。






しばらく彼女のフェラを堪能したあと、彼女を自分のところまで引き上げ、「挿れたい。けどゴムないや」と言った。



ホントは兄の隠してるのがあるのを知ってたけど、やっぱそれを使う気にはなれなかった。



彼女も同じだったと思う。






N「いいですよ。最後は外に出してくれたら」






再び彼女に覆いかぶさるような姿勢になり、チンコの先で彼女のクリトリスを刺激した。






N「アン、アン・・・」






彼女が小声で鳴く。






俺「挿れて欲しい?」






N「うん」






俺「何を?」






N「うー、またいじわるぅ」






俺「だってNちゃん可愛いんだもん。言って」






N「うー・・・」






俺「ほら」






そう言いながらチンコをクリにどんどん擦りつける。






N「T君のぉ、おちんちんを・・・Nのおまんこに入れて・・・くださぃ・・・」






この言葉を聞いたと同時にオレの頭の中でファンファーレが鳴り響き、腰を前に突き出すようにしてチンコを彼女の中に挿し込んだ。






N「ンーーーー!アーーーーー!」






抑えてた彼女の喘ぎ声も抑えられなくなっていた。



恥ずかしい話だがオレはすでに限界が近かったんだ。



だって好きな女の子にフェラしてもらったうえに生挿入だぜ。



挿れるまでにイッてたっておかしくない状況だったんだ。



もうね、ゆっくりとしか腰が動かせなかった。



素直にそのことも伝えた。






俺「ごめん、気持ちよすぎてすぐイッちゃいそう。ゆっくりでいい?」






彼女は「うん」と頷いて、オレを引き寄せねっとりとしたキスをしてくれた。



ものの5分も待たずにオレは限界に達し、彼女のお腹に白いものをぶちまけた。



それでも耐えに耐えた結果だったんですごい量が出た。



彼女もびっくりして、二人して思わず笑ってしまった。






ことが終わった後もまるで恋人のように二人でコタツの中で裸で抱き合ってた。



なんでこんなことしたのかを聞くのが怖かった。



「同情」とか「酔った勢い」とか言われそうだと思ったから。






「兄と別れてオレと付き合ってくれ」って思い切って告白してみた。






しかし答えはNOだった。






N「T君のことは好きなんだけどぉ、やっぱり今は無理です。ごめんなさい」






「じゃぁ、なんで?」と聞こうとしたけどやめておいた。






「好き」って言ってくれたんだから、チャンスはあると思ったんだな。



そのかわり彼女をぎゅっと抱き締めてながーいキスをした。






結局、兄とNちゃんは半年ほどで別れた。



原因は兄の浮気らしい。



告白されたから付き合っただけで、兄はそれほどNちゃんを好きじゃなかったのかもしれない。



オレはそれを知ってNちゃんに猛アタックをした。






「兄に会うのがいやなら違う部屋に移る」とも言った。






かなりいい雰囲気まで持ち込んだんだが、結局はオレも振られた。






結局、彼女がどういうつもりでオレとセックスしたのかは分からず終いだ。



オレに気があったのかもしれないし、酔っ払った勢いだったのかもしれない。



単なる性欲処理だったのかもしれないな。



今はあまり深く考えないようにしてる。



いいクリスマスプレゼントを貰ったってことで自分で納得してる。






モテないオレがちょっといい思いした話でした。